JP2003106760A - 高断熱複合パネル及びそれを用いた構造体 - Google Patents

高断熱複合パネル及びそれを用いた構造体

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JP2003106760A
JP2003106760A JP2001295794A JP2001295794A JP2003106760A JP 2003106760 A JP2003106760 A JP 2003106760A JP 2001295794 A JP2001295794 A JP 2001295794A JP 2001295794 A JP2001295794 A JP 2001295794A JP 2003106760 A JP2003106760 A JP 2003106760A
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heat insulating
panel
composite panel
heat
plywood
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Hitoshi Nakazawa
仁 中澤
Reiji Naka
礼司 中
Masaru Kuroki
勝 黒木
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Mitsubishi Corp
Nisshinbo Holdings Inc
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SHOWA KAGAKU KOGEI KK
Mitsubishi Corp
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、断熱性能に優れた高断熱複合パネ
ルを提供することと、更にその高断熱複合パネルを用い
た組立式の構造体とすることで、製造、分解が容易で、
且つ断熱性能を向上して断熱パネルの厚みを薄くするこ
とが出来、構造体の内容積を大きくすることが出来る構
造体を提供することを可能にすることを目的としてい
る。 【解決手段】 外気側からセラミックス水性断熱層3、
合板2、真空断熱材パネル4の順で積層して一体化した
複合パネル5の両面にガラス繊維強化プラスチック6を
積層した高断熱複合パネル1を組立式の柱材7、梁材8
からなる構造躯体9に組み付け可能に構成したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物を保冷、保
温するための高断熱複合パネル及びそれを用いた構造体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫等の保冷庫は、金属、アル
ミ及びFRP(ガラス繊維強化プラスチック)等の面材
を外板に使用し、内箱側に外板と同様の材料若しくはA
BS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体)樹脂等の真空製品を内板に用いたキャビティの内部
に断熱材としてウレタンを注入して構成されるものが一
般である。また、最近では地球環境保全のために、その
ウレタン中に含まれる発泡材として脱フロンガス化を図
り、更に高断熱化することにより、オゾン層保護、地球
温暖化防止等を目的として多くの製造分野に脱フロンガ
ス、省エネルギー或いは産業廃棄物の削減等が検討され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例において、キャビティの内部にウレタンを注入し
て構成する場合には、製造が複雑で手間がかかる上、十
分な断熱性能を確保するためには断熱壁部分の厚みが大
きくなるため、内容積が制限される。また、遠隔地に搬
送する場合、大型本体の形態で搬送する必要があるため
輸送コストがかかる。更には廃棄する場合にも容易に分
解して分別出来ないためリサイクルに向かず廃棄コスト
がかかるという問題があった。
【0004】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、断熱性能に優れた高断熱複合
パネルを提供することと、更にその高断熱複合パネルを
用いた組立式の構造体とすることで、製造、分解が容易
で、且つ断熱性能を向上して断熱パネルの厚みを薄くす
ることが出来、構造体の内容積を大きくすることが出来
る構造体を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る高断熱複合パネルは、対象物を保冷、保
温するための高断熱複合パネルであって、その構成断熱
層としては、外気側からセラミック水性断熱層、構造部
材、真空断熱パネルの順で積層して一体化した複合パネ
ルであることを特徴とする。
【0006】特に、前記真空断熱パネルは繊維状若しく
は多孔質の物質をコア材としてガスバリアー性を有する
フィルムや容器に入れて内部を減圧してシールしたもの
を採用すれば好ましい。
【0007】本発明は、上述の如く構成したので、主に
高断熱複合パネルの剛性を担う構造部材を基材として高
断熱複合パネルの剛性を確保することが出来、特に構造
部材として合板を使用した場合、合板は安価で、且つリ
サイクルも出来、廃棄しても無公害である。
【0008】また、外気側に最も近くに配置されるセラ
ミックス水性断熱層は粒径約50μmのセラミックス製
中空バルーンをラテックス樹脂やアクリル樹脂等を主原
料とするバインダーに50%〜80%の含有割合で分散
させたものであり、500μm〜1000μmの薄膜で
非常に優れた断熱、遮熱効果を発揮するものである。
【0009】セラミックス水性断熱層は塗料として合板
等の構造部材の表面に均一に塗布して合板等の構造部材
の表面をコーティングし、そのコーティング塗膜内に均
一に配置されたセラミック製バルーンにより大部分の放
射電磁波(太陽光線等)は外気側(熱源側)に反射さ
れ、吸収した熱の殆んどもバルーンが熱伝導率の非常に
低い空気を内包しているため全表面から再放射される。
従って、最終的に素材に伝達される熱量は数%にしかな
らない。
【0010】また、セラミックス水性断熱塗料は水溶性
ではあるが乾燥後(常温で約2時間で乾燥)は、架橋構
造となり、水に溶け出すことはない。
【0011】更に中空バルーンを形成するセラミックス
自体は耐候性、耐食性に優れ、バインダーとして選定さ
れた樹脂にも耐候性、耐食性及び防水性等を持たせるこ
とにより防水性能、遮音性能、防錆性能、高弾性、耐火
性能、耐久性能、付着強度等の各種性能に優れた断熱材
として構成することが容易である。
【0012】また、セラミックス水性断熱層により合板
等の構造部材が直接外部環境と触れることを防止出来る
ので防食コーティング、防水コーティングの性能を併せ
持つことが出来る。また、セラミックス水性断熱層の耐
久性は10年以上を確保することが出来る。
【0013】また、セラミックス水性断熱層は全て生分
解性を有する物質から構成されており、廃棄する場合に
も土中のバクテリアにより容易に分解してしまい、産業
廃棄物として取り扱うことがないため廃棄しても無公害
である。
【0014】また、保冷、保温するための対象物側の最
も近くに配置される真空断熱パネルは、繊維状若しくは
多孔質の物質をコア材としてフィルムや容器に入れて内
部を減圧してシールしたものである。
【0015】コア材としては水発泡の連続気泡硬質ウレ
タンフォームや多孔質セラミックスを利用することが出
来る。水発泡の連続気泡硬質ウレタンフォームは表面層
から内部のコア層に亘って連続微細気泡を有する構造で
あり、内部を減圧する際の対策として遠赤外線照射等に
より特殊ベーキング処理を施し、同時にガス吸着剤であ
るゲッター剤を併用することも出来る。
【0016】フィルムや容器としては、ガスバリアー性
(非ガス透過性)の3層或いは4層の金属系ラミネート
フィルムを使用することが出来る。例えば、金属−プラ
スチックラミネートフィルムが適用出来、具体的には外
側からポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミ
箔、高密度ポリエチレンフィルムの順にラミネートされ
た3層構造のラミネートフィルムが適用可能である。
【0017】尚、アルミ箔の代わりにステンレス箔でも
良いし、ポリエチレンテレフタレートフィルムや高密度
ポリエチレンフィルムの代わりにアクリロニトリルフィ
ルムや酢酸ビニル共重合体フィルムを用いることも出来
る。アルミ箔やステンレス箔は熱伝導率が小さいのでヒ
ートブリッジを避けるために有効であり、軽量であるた
め好ましい。
【0018】そして、コア材をフィルムや容器で覆い、
減圧密封して真空断熱パネルを製造する。減圧後のフィ
ルムや容器の密封は該フィルムや容器をヒートシールす
ることで容易に密封出来る。密封がヒートシールで行な
われる場合にはヒートシール部分は高密度ポリエチレン
フィルムであれば好ましい。高密度ポリエチレンフィル
ムはアクリロニトリルフィルム等よりも熱融着性に優れ
ているので密封後のガスバリアーに対する信頼性が高
い。また、内部にガス吸着剤となるゲッター剤を入れて
も良い。
【0019】コア材として連続気泡硬質ポリウレタンフ
ォームを使用した場合には廃棄物の発生が無く地球環境
保全に有効である。また、発泡剤として水を用いれば脱
フロンガスを達成することが出来、オゾン層保護、地球
温暖化防止等に貢献出来る。
【0020】また、前記高断熱複合パネルは構造が簡単
で製造が容易であり、厚みが薄くても十分な断熱性能を
確保することが出来る。これにより、この高断熱複合パ
ネルを配置した構造体の内容積を大きくすることが出来
る。
【0021】また、前記コア部の両面に金属、非金属、
セラミックス、プラスチックス、紙材のうちの少なくと
も1つ、或いはそれ等の組合せからなる面材を積層した
場合には高断熱複合パネルの表面材として強度を確保す
ることが出来る。面材としてガラス繊維強化プラスチッ
クを積層した場合には高断熱複合パネルの表面材として
強度を確保することが出来る上に軽量化が図れ、更には
耐水性、耐酸性、耐熱性、耐候性に優れ、色彩やデザイ
ン等の意匠性にも優れ、寸法安定性に優れている。
【0022】ガラス繊維強化プラスチックは不飽和ポリ
エスエル樹脂に代表されるプラスチックをガラス繊維で
強化したもので、比重が軽く、ガラス繊維で補強してい
るため引張強度や曲げ強度に優れ、重量比で約3〜4割
のガラス繊維で3次元的に補強されているため熱による
伸び縮み(線膨張係数)が抑えられ、寸法安定性に優れ
ている。
【0023】また、金属のように錆びることが無く、吸
水率が略ゼロで耐水性が良好なため保冷庫等のように結
露が発生する場合にも適している。原料のポリエステル
樹脂は耐酸性を有しており、酸性雰囲気中でも使用可能
である。また、ポリエステル樹脂は熱硬化性樹脂である
ため熱変形が起きることが無く耐熱性に優れる。
【0024】尚、面材としては、ステンレスやアルミニ
ウム等の金属板やプラスチック板を採用することでも良
い。ガラス繊維強化プラスチックは熱伝導性において有
利であるがリサイクルが困難である。その点でステンレ
スやアルミニウム等の金属板やプラスチック板はリサイ
クル性において有利である。
【0025】また、本発明に係る構造体は、前記高断熱
複合パネルを組立式の柱材、梁材からなる構造躯体に組
み付け可能に構成したことを特徴とする。
【0026】上記構成によれば、柱材、梁材からなる構
造躯体及び高断熱複合パネルが組立式で構成されるため
構造体の製造、分解が容易で、遠隔地に搬送する場合は
分解した状態で搬送して現地で容易に組み付けることが
出来るため輸送コストを低減することが出来る。
【0027】また、前記高断熱複合パネルの面に沿って
全面若しくは一部に蓄冷剤を配置した場合には蓄冷剤表
面に結露した水滴が該高断熱複合パネルの表面を伝って
流れ落ち、床面に設けられたドレーン設備等により結露
した水滴を容易に排除することが出来、保冷する対象物
が結露による影響を受けることがない。
【0028】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る高断熱複合
パネル及びそれを用いた構造体の一例として保冷、保温
庫に適用した場合の一実施形態を具体的に説明する。図
1(a)は本発明に係る高断熱複合パネルの構成を示す
断面説明図、図1(b)は本発明に係る高断熱複合パネ
ルの積層構造を示す分解説明図、図2は本発明に係る高
断熱複合パネルを用いた組立式構造体の構成を示す正面
図、図3は組立式構造体に組み付けられた高断熱複合パ
ネルの面に沿って蓄冷剤を配置した様子を示す図、図4
は組立式の柱材、梁材からなる構造躯体の構成を示す分
解説明図、図5は組立式の柱材、梁材からなる構造躯体
の構成を示す組み立て図である。図6は柱材と床梁とを
連結する様子を示す斜視説明図、図7は柱材と天井梁と
をコーナ継手部材により連結する様子を示す斜視説明図
である。
【0029】また、図8は床面断熱パネルと側面断熱パ
ネルの組み付け構造を示す断面説明図、図9は床面断熱
パネルと前面扉断熱パネルの組み付け構造を示す断面説
明図、図10は側面断熱パネルと背面断熱パネルの組み付
け構造を示す断面説明図、図11は前面扉断熱パネルの構
成を示す断面説明図、図12は側面断熱パネルと前面扉断
熱パネルの組み付け構造を示す断面説明図、図13は側面
断熱パネルと天井面断熱パネルの組み付け構造を示す断
面説明図、図14は天井面断熱パネルと前面扉断熱パネル
の組み付け構造を示す断面説明図である。
【0030】図1において、1は対象物を保冷、保温す
るための高断熱複合パネルであり、2は主に該高断熱複
合パネル1の剛性を担う基材となる構造部材としての木
材合板である。合板2の外気側(図1の上側)には、セ
ラミックス水性断熱塗料を塗装して合板2の外気側表面
をコーティングしたセラミックス水性断熱層3が形成さ
れている。セラミックス水性断熱塗料の一例としては、
株式会社マルカン製のシスタコート(商品名)等が適用
可能である。
【0031】4は繊維状若しくは多孔質の物質をコア材
としてガスバリアー性フィルムよりなる袋に入れて内部
を減圧してシールした真空断熱パネルであり、例えば、
日清紡績株式会社製のN′VIP(N′Vacuum Insulat
ion Panel;商品名)等が適用可能である。
【0032】合板2と真空断熱材パネル4は2液硬化型
エポキシ系接着剤26により接着固定され、セラミックス
水性断熱層3、合板2及び真空断熱パネル4は外気側
(図1の上側)から順に積層して一体化した複合パネル
として構成される。
【0033】複合パネル5の外側両面には面材としてF
RP(ガラス繊維強化プラスチック)6が積層され、2
液硬化型エポキシ系接着剤26により接着固定されてい
る。FRP6の一例としては日清紡績株式会社製のグラ
スライト(商品名)やファイログラス(商品名)等が適用可
能である。
【0034】例えば、図1に示す高断熱複合パネル1で
は、外気側のFRP6の板厚が0.6mm、セラミックス
水性断熱層3と合板2とを合わせた厚さが5.5mm、真
空断熱パネル4の厚さが天井面断熱パネル用では35m
m、側面及び背面断熱パネル用では30mm、対象物側の
FRP6の板厚が1mmで構成した一例であり、天井面用
の高断熱複合パネル1の総厚さは43mm、側面及び背面
用の高断熱複合パネル1の総厚さは38mm程度で、保
冷、保温のための十分な断熱効果と構造的強度とを得る
ことが出来る。尚、本発明はこれ等の数値に限定される
ものではなく、用途に応じて適宜変更可能である。
【0035】図2は上記高断熱複合パネル1を図4及び
図5に示す組立式の柱材7、梁材8からなる構造躯体9
に組み付けた断熱構造体となる保冷庫Aの前面の構成を
示す。構造躯体9は図4〜図7に示して後述するよう
に、嵌合やボルト止め等によりアルミニウム製の柱材7
と梁材となる床梁8a、天井梁8bとが着脱可能に連結
されている。
【0036】図6に示すように、柱材7は断面D形状の
中空本体部7bと、該D形状の直線部に起立して2条ず
つ並設された取付片7aを有して構成されており、床梁
8aの端部に形成されたスリット8a1に取付片7aを挿
入し、図示しないボルト止めにより柱材7と床梁8aと
が着脱可能に固定される。
【0037】また、図7に示すように、天井梁8bは断
面D形状の中空本体部8b1と、該D形状の直線部に起立
して2条ずつ並設された取付片8b2を有して構成されて
おり、3方向に断面D形状の凸部37aを有するコーナ継
手部材37の各凸部37aに柱材7の中空本体部7b、天井
梁8bの中空本体部8b1を差し込み、図示しないボルト
止めにより柱材7と天井梁8bとが着脱可能に固定され
る。
【0038】また、図2及び図3に示すように、床梁8
aの下面にはキャスター10が取り付けられており、該キ
ャスター10を利用して保冷庫Aを容易に移動することが
出来るようになっている。キャスター10の周囲には鋼板
14が配置され、リフトの爪がキャスター10に干渉しない
ようになっている。また、床梁8aの側面には保冷庫A
の移動時等の衝突の衝撃を吸収する発泡体からなる緩衝
パッド29が設けられている。
【0039】図12に示すように、前面の柱材7にはドア
外枠断熱パネル27が着脱可能に取り付けられており、該
ドア外枠断熱パネル27に固定されたヒンジ部材11を介し
て高断熱複合パネル1により形成された前面扉断熱パネ
ル12が開閉可能に設けられている。前面扉断熱パネル12
を開放して保冷庫Aの内部に保冷する対象物を出し入れ
することが出来、対象物の保冷中は前面扉断熱パネル12
を閉鎖して図11に示すロックレバー13によりロックする
ことが出来る。
【0040】また、保冷庫Aの構造躯体9の側面、背
面、天井面にも図1に示した高断熱複合パネル1が着脱
可能に取り付けられる。
【0041】構造躯体9の角パイプで構成された床梁8
aに着脱可能に組み付けられる床面断熱パネル15は、図
8に示すように、前述した真空断熱パネル4の両面側に
木材合板2が2液硬化型エポキシ系接着剤26により接着
固定され、更に外側の合板2の表面側には鋼板14が2液
硬化型エポキシ系接着剤26により接着固定されている。
鋼板14は保冷庫Aを運搬する際に床面断熱パネル15の下
面にリフトの爪を受けるために配置したものである。
【0042】真空断熱パネル4の4辺の外周部で該真空
断熱パネル4の両面側に配置された合板2相互の間には
木質の集成材16が介在されて2液硬化型エポキシ系接着
剤26により接着固定されている。集成材16を介して連結
された2枚の合板2により床面断熱パネル15の強度が確
保されている。
【0043】真空断熱パネル4の上側の合板2の上面に
は更に別の木材合板17が積層されて2液硬化型エポキシ
系接着剤26により接着固定されており、更にその上面に
はFRP6が積層されて2液硬化型エポキシ系接着剤26
により接着固定されている。
【0044】合板17は床面断熱パネル15の4辺の部位で
結露等により発生したドレンを回収するための排水溝18
が形成されるように寸法設定がなされており、図3に示
す蓄冷剤24の結露等により発生したドレンは排水溝18に
回収された後、床面断熱パネル15を貫通して設けられた
排水管19に導かれて保冷庫A内から外部へと排出され
る。
【0045】床面断熱パネル15の上面側の合板2は集成
材16の表面よりも床梁8aの幅に対応する寸法だけ突出
するように構成されており、図8に示すように、4辺の
床梁8aの内部に床面断熱パネル15の鋼板14、下側の合
板2、集成材16を落とし込むと共に上側の合板2を床梁
8a上に載置することで床面断熱パネル15が床梁8aに
対して着脱可能に取り付けられる。また、排水管19もエ
ルボ19aのネジ部から取り付け、取り外しが容易に出来
るようになっている。
【0046】床梁8aに床面断熱パネル15が組み込まれ
た後、側面及び背面の壁面断熱パネル20が取り付けられ
る。壁面断熱パネル20は図1に示した高断熱複合パネル
1と同様の構造を有する。図8に示すように、壁面断熱
パネル20の真空断熱パネル4の4辺の外周部で、該真空
断熱パネル4の両面側に配置された合板2とFRP6と
の間には木質の集成材16が介在されて2液硬化型エポキ
シ系接着剤26により接着固定されている。集成材16を介
して連結された合板2とFRP6により壁面断熱パネル
20の強度が確保されている。
【0047】壁面断熱パネル20の合板2は床面断熱パネ
ル15に対応する部位で該床面断熱パネル15の内側に配置
される合板2の厚みに対応する寸法だけ集成材16表面よ
りも突出している。
【0048】また、床梁8aには柱材7が着脱可能に立
設されており、図10に示すように、壁面断熱パネル20の
合板2は柱材7の取付片7aの幅に対応する寸法だけ集
成材16表面よりも突出している。
【0049】また、柱材7には天井梁8bが着脱可能に
配設されており、図13に示すように、壁面断熱パネル20
の合板2は天井梁8bの取付片8b2の幅に対応する寸法
だけ集成材16表面よりも突出している。
【0050】そして、図8、図10及び図13に示すよう
に、側面、背面の4辺を構成する床梁8a、柱材7、天
井梁8bに壁面断熱パネル20のFRP6、真空断熱パネ
ル4及び集成材16の部位を嵌合させて柱材7の取付片7
a、天井梁8bの取付片8b2及び床面断熱パネル15の上
側の合板2に接着シールを兼ねるゴムパッキン22を介在
させて合板2を当接する。
【0051】そして、図8に示すように、ビス21を壁面
断熱パネル20のFRP6、セラミックス水性断熱層3、
合板2及びゴムパッキン22を貫通して床面断熱パネル15
の上側に配置された合板2に螺合締着することにより壁
面断熱パネル20の底辺を床面断熱パネル15に固定するこ
とが出来る。
【0052】また、図10に示すように、ビス21を壁面断
熱パネル20のFRP6、セラミックス水性断熱層3、合
板2及びゴムパッキン22を貫通して柱材7の取付片7a
に螺合締着することにより壁面断熱パネル20の側辺を柱
材7に固定することが出来る。
【0053】また、図13に示すように、ビス21をFRP
6、セラミックス水性断熱層3、合板2及びゴムパッキ
ン22を貫通して天井梁8bの取付片8b2に螺合締着する
ことにより壁面断熱パネル20の天辺を天井梁8bに固定
することが出来る。
【0054】また、ビス21を緩めて取り外せば壁面断熱
パネル20を床面断熱パネル15、柱材7及び天井梁8bか
ら取り外すことが出来るようになっている。
【0055】壁面断熱パネル20が組み込まれた後、天井
面の天井面断熱パネル25が取り付けられる。天井面断熱
パネル25は図1に示した高断熱複合パネル1と同様の構
造を有する。
【0056】天井面断熱パネル25の真空断熱パネル4の
4辺の外周部で、該真空断熱パネル4の両面側に配置さ
れた合板2とFRP6との間には木質の集成材16が介在
されて2液硬化型エポキシ系接着剤26により接着固定さ
れている。集成材16を介して連結された合板2とFRP
6により天井面断熱パネル25の強度が確保されている。
【0057】天井面断熱パネル25の合板2は天井梁8b
の取付片8b2の幅に対応する寸法だけ集成材16表面より
も突出しており、図13及び図14に示すように、4辺の天
井梁8bに天井面断熱パネル25のFRP6、真空断熱パ
ネル4及び集成材16の部位を嵌合させて天井梁8bの取
付片8b2上にゴムパッキン22を介在させて合板2を載置
し、ビス21をFRP6、セラミックス水性断熱層3、合
板2及びゴムパッキン22を貫通して取付片8b2に螺合締
着することにより天井面断熱パネル25を天井梁8bに固
定することが出来る。
【0058】また、ビス21を緩めて取り外せば天井面断
熱パネル25を天井梁8bから取り外すことが出来る。
【0059】また、柱材7の内側には、図3、図10及び
図12に示すように、発泡ABS(アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体)樹脂からなる断熱コーナ
ー材を兼ねると共に蓄冷剤24を保持する蓄冷剤ホルダ23
a,23bが取り付けられており、該蓄冷剤ホルダ23a,
23bにパネル状の蓄冷剤24を支持することで、壁面断熱
パネル20の面に沿って蓄冷剤24が配置出来るように構成
されている。
【0060】蓄冷剤24の下方には図8に示す床面断熱パ
ネル15の4辺に形成された排水溝18が配置され、蓄冷剤
24の冷却作用により保冷庫A内で結露した水滴が壁面断
熱パネル20或いは蓄冷剤24の表面に沿って流れ落ちて排
水溝18に回収され、排水管19により保冷庫Aの外部に排
水される。
【0061】尚、本実施形態では、図3に示すように、
パネル状の蓄冷剤24の側辺を柱材7に取り付けられた蓄
冷剤ホルダ23a,23bに嵌合させつつ落とし込んで高断
熱複合パネル1の面に沿って配列する構成としたが、高
断熱複合パネル1の内側に金属製或いは樹脂製等のラッ
クを用意して種々の形態の蓄冷剤を保持して壁面断熱パ
ネル20の面に沿って蓄冷剤を配置するように構成しても
良い。
【0062】前面扉断熱パネル12が取り付けられる側の
柱材7の取付片7a及び天井梁8bの取付片8b2には、
図12及び図14に示すように、真空断熱パネル4と集成材
16が2液硬化型エポキシ系接着剤26により接着固定さ
れ、それ等の両面側に合板2が2液硬化型エポキシ系接
着剤26により接着固定され、更に真空断熱材パネル4及
び外側の合板2の表面側にアルミニウム製のドア外枠30
aが2液硬化型エポキシ系接着剤26により接着固定され
たドア外枠断熱パネル27がビス21により着脱可能に取り
付けられている。
【0063】ドア外枠断熱パネル27はビス21をドア外枠
30a、合板2及びゴムパッキン22を貫通して柱材7及び
天井梁8bの取付片7a,8b2に螺合締着することによ
り柱材7に固定される。
【0064】また、前面扉断熱パネル12が取り付けられ
る側の床面断熱パネル15の合板2には図9に示すよう
に、アルミニウム製のドア外枠30bが2液硬化型エポキ
シ系接着剤26により接着固定されている。
【0065】図10に示すように、発泡ABS樹脂からな
る断熱コーナー材を兼ねる蓄冷剤ホルダ23aは、柱材7
及び壁面断熱パネル20の接続部に亘って内面に配置さ
れ、ビス21により柱材7の取付片7aに螺合締着されて
固定される。
【0066】また、図12に示すように、発泡ABS樹脂
からなる断熱コーナー材を兼ねる蓄冷剤ホルダ23bは、
柱材7、ドア外枠断熱パネル27及び壁面断熱パネル20の
接続部に亘って内面に配置され、ビス21により柱材7の
取付片7aに螺合締着されて固定される。
【0067】また、図13に示すように、発泡ABS樹脂
からなる断熱コーナー材32は、天井梁8b、壁面断熱パ
ネル20及び天井面断熱パネル25の接続部に亘って内面に
配置され、ビス21により天井梁8bの取付片8b2に螺合
締着されて固定される。
【0068】また、図14に示すように、発泡ABS樹脂
からなる断熱コーナー材32は、天井梁8b、天井面断熱
パネル25及びドア外枠断熱パネル27の接続部に亘って内
面に配置され、ビス21により柱材7の取付片7a及び天
井梁8bの取付片8b2に螺合締着されて固定される。
【0069】図11に示す前面扉断熱パネル12は図1に示
した高断熱複合パネル1と同様の構造を有する。前面扉
断熱パネル12は図11に示すように、真空断熱パネル4の
4辺の外周部で、該真空断熱パネル4の両面側に配置さ
れた合板2とFRP6との間に木質の集成材16が介在さ
れて2液硬化型エポキシ系接着剤26により接着固定され
ている。集成材16を介して連結された合板2とFRP6
により前面扉断熱パネル12の強度が確保されている。
【0070】前面扉断熱パネル12の表面側でドア外枠断
熱パネル27に対向する部位のFRP6の外側にはアルミ
ニウム製の補強板31が設けられており、柱材7に取り付
けられたドア外枠断熱パネル27のドア外枠30aと、これ
に対向する前面扉断熱パネル12の補強板31とにヒンジ部
材11が取り付けられており、該ヒンジ部材11を介して前
面扉断熱パネル12が開閉可能に構成される。
【0071】前面扉断熱パネル12の4辺の合板2は集成
材16よりも突出しており、その突出部の内面にNBR
(ニトリルブタジエンゴム)からなるシールパッキン33
が取り付けられている。
【0072】一方、図9、図12及び図14に示すように、
ドア外枠断熱パネル27のドア外枠30a及び床面断熱パネ
ル15に設けられたドア外枠30bにはNBR(ニトリルブ
タジエンゴム)からなる高気密性パッキン34が設けられ
ている。
【0073】また、前面扉断熱パネル12相互の合わせ部
において、一方の前面扉断熱パネル12の集成材16よりも
突出した合板2の内面に集成材28a,28bが接着等によ
り取り付けられており、合板2から集成材28a,28bに
亘って補強板31が接着等により取り付けられている。
【0074】補強板31の表面側にはロックレバー13に係
合する係合金具38がビス止めや接着等により取り付けら
れており、更に該補強板31のシールパッキン33に対向す
る位置には発泡ゴム36が設けられている。
【0075】そして、前面扉断熱パネル12を閉鎖した際
にシールパッキン33が高気密性パッキン34及び発泡ゴム
36に押圧されて気密性が保持される。
【0076】尚、前記実施形態では保冷庫Aとして構成
した一例について説明したが、蓄冷剤24を保温材に代え
て、保温庫として構成しても良い。また、蓄冷剤24や保
温材の代りにペルチェ効果等を利用した消費電力の小さ
い冷却装置や温熱装置を装備するように構成しても良
い。
【0077】また、高断熱複合パネル1を用いた構造体
としては保冷庫Aや保温庫の他に物流コンテナや物流車
両の一部として構成しても良いし、プレハブ住宅等に適
用することも出来る。
【0078】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、断熱性能に優れた高断熱複合パネルを提供す
ることが出来、更にその高断熱複合パネルを用いた組立
式の構造体とすることで、製造、分解が容易で、且つ断
熱性能を向上して断熱パネルの厚みを薄くすることが出
来、構造体の内容積を大きくすることが出来る構造体を
提供することが出来る。
【0079】また、合板等の構造部材を基材として高断
熱複合パネルの剛性を確保することが出来、合板は安価
で、且つリサイクルも出来、廃棄しても無公害である。
【0080】また、外気側に最も近くに配置されるセラ
ミックス水性断熱層により非常に優れた断熱、遮熱効果
を発揮することが出来、耐候性、耐食性に優れ、防水性
能、遮音性能、防錆性能、高弾性、耐火性能、耐久性
能、付着強度等の各種性能に優れた断熱材として構成す
ることが出来る。
【0081】また、セラミックス水性断熱層により合板
等の構造部材が直接外部環境と触れることを防止出来る
ので防食コーティング、防水コーティングの性能を併せ
持つことが出来る。
【0082】また、セラミックス水性断熱層は全て生分
解性を有する物質から構成されており、廃棄する場合に
も土中のバクテリアにより容易に分解してしまい、産業
廃棄物として取り扱うことがないため廃棄しても無公害
である。
【0083】また、保冷、保温するための対象物側の最
も近くに配置される真空断熱パネルは、繊維状若しくは
多孔質の物質をコア材としてガスバリアー性フィルムよ
りなる袋に入れて内部を減圧してシールしたものである
ため、厚みが薄くても極めて断熱性能に優れ、この高断
熱複合パネルを配置した構造体の内容積を大きくするこ
とが出来る。
【0084】また、廃棄物の発生が無く地球環境保全に
有効である。また、発泡剤として水を用いれば脱フロン
ガスを達成することが出来、オゾン層保護、地球温暖化
防止等に貢献出来る。
【0085】また、高断熱複合パネルのコア部の両面に
金属、非金属、セラミックス、プラスチックス、紙材の
うちの少なくとも1つ、或いはそれ等の組合せからなる
面材を積層すれば強度が確保出来て好ましく、特にガラ
ス繊維強化プラスチックを積層した場合には高断熱複合
パネルの表面材として強度を確保することが出来る上に
軽量化が図れ、更には耐水性、耐酸性、耐熱性、耐候性
に優れ、色彩やデザイン等の意匠性にも優れ、寸法安定
性に優れている。
【0086】また、本発明に係る構造体の構成によれ
ば、柱材、梁材からなる構造躯体及び高断熱複合パネル
が組立式で構成されるため構造体の製造、分解が容易
で、遠隔地に搬送する場合は分解した状態で搬送して現
地で容易に組み付けることが出来るため輸送コストを低
減することが出来る。
【0087】また、高断熱複合パネルの面に沿って全面
若しくは一部に蓄冷剤を配置した場合には蓄冷剤表面に
結露した水滴が該高断熱複合パネルの表面を伝って流れ
落ち、床面に設けられたドレーン設備等により結露した
水滴を容易に排除することが出来、保冷する対象物が結
露による影響を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る高断熱複合パネルの構成
を示す断面説明図、(b)は本発明に係る高断熱複合パ
ネルの積層構造を示す分解説明図である。
【図2】本発明に係る高断熱複合パネルを用いた組立式
構造体の構成を示す正面図である。
【図3】組立式構造体に組み付けられた高断熱複合パネ
ルの面に沿って蓄冷剤を配置した様子を示す図である。
【図4】組立式の柱材、梁材からなる構造躯体の構成を
示す分解説明図である。
【図5】組立式の柱材、梁材からなる構造躯体の構成を
示す組み立て図である。
【図6】柱材と床梁とを連結する様子を示す斜視説明図
である。
【図7】柱材と天井梁とをコーナ継手部材により連結す
る様子を示す斜視説明図である。
【図8】床面断熱パネルと側面断熱パネルの組み付け構
造を示す断面説明図である。
【図9】床面断熱パネルと前面扉断熱パネルの組み付け
構造を示す断面説明図である。
【図10】側面断熱パネルと背面断熱パネルの組み付け構
造を示す断面説明図である。
【図11】前面扉断熱パネルの構成を示す断面説明図であ
る。
【図12】側面断熱パネルと前面扉断熱パネルの組み付け
構造を示す断面説明図である。
【図13】側面断熱パネルと天井面断熱パネルの組み付け
構造を示す断面説明図である。
【図14】天井面断熱パネルと前面扉断熱パネルの組み付
け構造を示す断面説明図である。
【符号の説明】
A…保冷庫 1…高断熱複合パネル 2…合板 3…セラミックス水性断熱層 4…真空断熱パネル 5…複合パネル 6…FRP 7…柱材 7a…取付片 7b…中空本体部 8…梁材 8a…床梁 8a1…スリット 8b…天井梁 8b1…中空本体部 8b2…取付片 9…構造躯体 10…キャスター 11…ヒンジ部材 12…前面扉断熱パネル 13…ロックレバー 14…鋼板 15…床面断熱パネル 16…集成材 17…合板 18…排水溝 19…排水管 19a…エルボ 20…壁面断熱パネル 21…ビス 22…ゴムパッキン 23a,23b…蓄冷剤ホルダ 24…蓄冷剤 25…天井面断熱パネル 26…2液硬化型エポキシ系接着剤 27…ドア外枠断熱パネル 28a,28b…集成材 29…緩衝パッド 30a,30b…ドア外枠 31…補強板 32…断熱コーナー材 33…シールパッキン 34…高気密性パッキン 35…受け金具 36…発泡ゴム 37…コーナ継手部材 37a…凸部 38…係合金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 21/04 B32B 21/04 (72)発明者 中澤 仁 東京都千代田区丸の内二丁目6番3号 三 菱商事株式会社内 (72)発明者 中 礼司 東京都中央区日本橋人形町2丁目31番11号 日清紡績株式会社内 (72)発明者 黒木 勝 愛知県豊田市堤本町太郎治6番地 昭和化 学工芸株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 MA03 MB16 MB19 MB22 4F100 AD00A AK01 AK53 AP02 AR00A AR00C AS00B AS00D AS00E BA03 BA05 BA07 BA10A BA10D BA10E CC00 CC03 DD22C DG01 DH02 DJ00 GB48 JB05A JD02 JJ02 JJ02A JJ02C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を保冷、保温するための高断熱複
    合パネルであって、 その構成断熱層としては、外気側からセラミック水性断
    熱層、構造部材、真空断熱パネルの順で積層して一体化
    した複合パネルであることを特徴とする高断熱複合パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記複合パネルの両面に面材を積層した
    ことを特徴とする請求項1に記載の高断熱複合パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の高断熱
    複合パネルを、組立式の柱材、梁材からなる構造躯体に
    組み付け可能に構成したことを特徴とする構造体。
  4. 【請求項4】 前記高断熱複合パネルの面に沿って全面
    若しくは一部に蓄冷剤を配置したことを特徴とする請求
    項3に記載の構造体。
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