JP2003106509A - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JP2003106509A
JP2003106509A JP2001303704A JP2001303704A JP2003106509A JP 2003106509 A JP2003106509 A JP 2003106509A JP 2001303704 A JP2001303704 A JP 2001303704A JP 2001303704 A JP2001303704 A JP 2001303704A JP 2003106509 A JP2003106509 A JP 2003106509A
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combustion
temperature
flow rate
surface temperature
furnace
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JP2001303704A
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English (en)
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Yasuhiro Takatsudo
康弘 高津戸
Masataka Abe
正孝 安部
Ryuichi Horiie
隆一 堀家
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ごみ焼却炉における燃焼制御の信頼性を高
め、ダイオキシン類等の有害ガスを低減させること。 【解決手段】 ごみ焼却炉100における一次燃焼部1
11のごみ表面温度を赤外線を介して測定するごみ表面
温度測定器220と、炉内温度を測定する炉内温度セン
サ210と、ごみ表面温度および炉内温度に基づいて、
燃焼制御を行う制御装置300とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却炉におけ
る燃焼を制御する燃焼制御装置に関するものであり、特
に、一次燃焼部の代表温度であるごみ表面温度と二次燃
焼部の代表温度である炉内温度を精度良く計測して燃焼
制御を行うことで燃焼制御の信頼性を高め、ダイオキシ
ン類等の有害ガスを低減させることができる燃焼制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ごみ焼却炉は、日々の生
活から排出される様々な廃棄物を処理するという重要な
役割を担っている。このようなごみ焼却炉では、熱エネ
ルギーの効率向上や、大気に排出されるダイオキシン
類、NOx 等の有害排ガスの低減を目的として燃焼制御
装置による運転が行われている。
【0003】火格子式のごみ焼却炉では、火格子から送
り込まれる燃焼用の一次空気と、火格子上方に送り込ま
れる燃焼用の二次空気とによって、ごみの焼却が行われ
ている。
【0004】図6は、従来のごみ焼却炉30の構成を示
す図である。同図に示した焼却炉30は一次燃焼部31
と二次燃焼部32とから構成されている。燃焼用の一次
空気は送風ブロワ35を介して火格子36の下方から
と、一次燃焼部31内に直接供給される。
【0005】また、燃焼用の二次空気は送風ブロワ35
からノズル38を経て二次燃焼部32に供給される。煙
突34には、排ガスの酸素濃度を測定するための酸素濃
度センサ33が設けられている。この酸素濃度センサ3
3の測定結果は、酸素濃度信号として制御装置40に入
力される。
【0006】また、炉出口には、ダイオキシン類の前駆
体である、クロロベンゼン類、クロロフェノール類(以
下、ダイオキシン前駆体類と称する)を測定するための
ダイオキシン前駆体類濃度センサ41が設けられてい
る。このダイオキシン前駆体類濃度センサ41の測定結
果は、ダイオキシン前駆体類濃度信号として制御装置4
0に入力される。
【0007】また、二次燃焼部32には、炉内温度を測
定するための炉内温度センサ42が設けられている。こ
の炉内温度センサ42は、熱電対である。炉内温度セン
サの測定結果は、炉内温度信号として制御装置40に入
力される。
【0008】ここで、ごみ焼却炉におけるダイオキシン
類の発生原因としては、炉内温度低下や、燃焼ガスの滞
留時間不足、燃焼ガスの攪拌不足等が考えられる。特
に、温度低下の場合には、ダイオキシン類が発生しやす
い傾向にある。
【0009】制御装置40は、上述した酸素濃度、ダイ
オキシン前駆体類濃度および炉内温度に基づいて、空気
流量等の過不足を判断し、空気流量等が最適配分となる
ような燃焼制御を実行し、ダイオキシン類発生の低減を
図っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来では、ごみ表面温
度を測定する有効な手段がなかった。一次燃焼部31に
熱電対を設けることもできるが、腐食性ガスと高温の影
響により、ごみ表面温度センサ(熱電対)の寿命が極め
て短いため、センサ不良が多発することにより、測定精
度が低い。また、赤外線を用いた温度計で計ることもで
きるが、二次燃焼部での火炎の影響で精度の高いごみ表
面温度を計測することができなかった。
【0011】従って、従来では、測定精度が低いごみ表
面温度に基づいて燃焼制御を行わなければならたいた
め、ダイオキシン類の発生原因の推定精度が低く、燃焼
制御の信頼性が低いという問題があった。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
ごみ焼却炉における燃焼制御の信頼性を高め、ダイオキ
シン類等の有害ガスを低減させることができる燃焼制御
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、ごみ焼却炉におけるごみ
表面温度を赤外線を介して測定するごみ表面温度測定手
段と、炉内温度を測定する炉内温度測定手段と、前記ご
み表面温度および前記炉内温度に基づいて、燃焼制御を
行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、ごみ表面温度測定手段
により、ごみ焼却炉におけるごみ表面温度を赤外線を介
して測定し、一方、炉内温度測定手段により、炉内温度
を測定するようにしたので、腐食性ガスや高温の影響を
受けることなくごみ表面温度が精度高く測定されるた
め、ごみ表面温度および炉内温度に基づく燃焼制御の信
頼性を高めることができる。
【0015】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の燃焼制御装置において、前記ごみ表面温度測定
手段は、前記ごみ表面温度を計測するために燃焼ガスの
影響を受けない波長帯域の赤外線を通過させるバンドパ
スフィルタを備えたことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、ごみ表面温度を計測す
るために燃焼ガスの影響を受けない波長帯域の赤外線を
通過させるバンドパスフィルタを用いてごみ表面温度を
測定するようにしたので、ごみ表面温度を精度良く計測
することができる。
【0017】また、請求項3にかかる発明は、請求項2
に記載の燃焼制御装置において、前記バンドパスフィル
タの波長帯域は、3.5〜4.0μmであることを特徴
とする。
【0018】この発明によれば、バンドパスフィルタの
波長帯域を3.5〜4.0μmとしたので、ごみ表面温
度の測定結果が最適値となり、ごみ表面温度を精度良く
計測することができる。
【0019】また、請求項4にかかる発明は、ごみ焼却
炉におけるごみ表面温度および炉内温度を赤外線を介し
て測定する温度測定手段と、前記ごみ表面温度および前
記炉内温度に基づいて、燃焼制御を行う制御手段とを備
え、前記温度測定手段は、前記ごみ表面温度を計測する
ために燃焼ガスの影響を受けない波長帯域の赤外線を通
過させる第1のバンドパスフィルタと、前記炉内温度を
計測するために燃焼ガスの吸収波長帯域の赤外線を通過
させる第2のバンドパスフィルタと、前記第1のバンド
パスフィルタと前記第2のバンドパスフィルタとを切り
替える切替器とから構成されていることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、第1のバンドパスフィ
ルタと第2のバンドパスフィルタとを切り替えることに
より、ごみ表面温度および炉内温度の双方を赤外線を介
して測定するようにしたので、コストを低減させること
ができる。
【0021】また、請求項5にかかる発明は、請求項4
に記載の燃焼制御装置において、前記第1のバンドパス
フィルタの波長帯域は、3.5〜4.0μm、前記第2
のバンドパスフィルタの波長帯域は、4.2〜4.8μ
mであることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、第1のバンドパスフィ
ルタの波長帯域を3.5〜4.0μmとしたので、ごみ
表面温度の測定結果が最適値となり、ごみ表面温度を精
度良く計測することができる。
【0023】また、請求項6にかかる発明は、請求項1
〜5のいずれか一つに記載の燃焼制御装置において、炉
出口のダイオキシン前駆体類濃度を測定するダイオキシ
ン前駆体類濃度測定手段と、排ガスの酸素濃度を測定す
る酸素濃度測定手段とを備え、前記制御手段は、前記ご
み表面温度、前記炉内温度、前記ダイオキシン前駆体類
濃度および酸素濃度に基づいて、燃焼制御を行うことを
特徴とする。
【0024】この発明によれば、精度が高いごみ表面温
度、炉内温度、ダイオキシン前駆体類濃度および酸素濃
度に基づいて、燃焼制御を行うようにしたので、さらに
燃焼制御の信頼性を高め、ダイオキシン類等の有害ガス
を低減させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる燃焼制御装置の一実施の形態について詳細に説明す
る。
【0026】図1は、本発明にかかる一実施の形態の構
成を示す図である。この図において、ごみ焼却炉100
は、ごみを焼却するための火格子式の焼却炉であり、一
次燃焼部111および二次燃焼部112を備えている。
一次燃焼部111では、火格子115の下方から供給さ
れる燃焼用の一次空気によりごみが燃焼する。二次燃焼
部112では、炉壁側から供給される燃焼用の二次空気
により一次燃焼部111における未燃分が燃焼する。
【0027】ホッパ113には、ごみAが順次投入され
る。フィーダ114は、ホッパ113から投入されるご
みAを順次押し出し、一次燃焼部111へ投入する役目
を担っている。火格子115では、フィーダ114から
投入されたごみAが燃焼し、燃焼物Bとして同図右下方
向へ揺動される。灰排出口116は、燃焼火格子115
の端部の灰Cを灰搬送部117へ排出するための排出口
である。
【0028】ごみ焼却炉100の炉出口118は、集塵
装置、減温塔、バグフィルタ、排ガス処理設備等を経て
煙突120へと接続されている。この炉出口118の近
傍には、ボイラ119が設けられている。燃焼空気ファ
ン121は、管路140を介して導入した新鮮空気を燃
焼空気(一次空気および二次空気)として、一次燃焼部
111および二次燃焼部112へ送り込むためのファン
である。
【0029】燃焼空気流量調整器122は、燃焼空気フ
ァン121からの燃焼空気の流量を調節する。一次空気
管路123は、燃焼空気流量調整器122と一次燃焼部
111(火格子115)との間を接続する管路であり、
火格子115の近傍で5分岐されている。この一次空気
管路123は、燃焼空気流量調整器122を介して燃焼
空気ファン121から供給される一次空気を、燃焼火格
子115の下方から一次燃焼部111へ導く。
【0030】一次空気流量調整弁124〜128のそれ
ぞれは、一次空気管路123より5分岐された一次空気
管路に設けられており、制御装置300からの一次空気
流量調整信号S4に基づいて、一次燃焼部111へ供給
される一次空気の流量を調整する。
【0031】富化酸素供給装置129は、富化酸素管路
130〜132を介して、一次空気管路123より5分
岐された一次空気管路のうち3本の一次空気管路に接続
されており、一次空気の酸素濃度を調整するための富化
酸素を供給する。富化酸素流量調整弁133〜135
は、富化酸素管路130〜132に設けられており、制
御装置300からの富化酸素流量調整信号S5に基づい
て、富化酸素の流量を調整する。
【0032】二次空気管路136は、燃焼空気流量調整
器122と二次燃焼部112との間を接続する管路であ
り、燃焼空気流量調整器122を介して、燃焼空気ファ
ン121から供給される二次空気を二次燃焼部112へ
導く。二次空気流量調整弁137は、二次空気管路13
6に設けられており、制御装置300からの二次空気流
量調整信号S6に基づいて、二次燃焼部112へ供給さ
れる二次空気の流量を調整する。
【0033】排ガス再循環ガス管路138は、煙突12
0とごみ焼却炉100の炉内との間を接続する管路であ
り、煙突120からの排ガス再循環ガスを炉内へフィー
ドバックする。この排ガス再循環ガスは、二次燃焼部1
12における燃焼ガスの攪拌に寄与している。排ガス再
循環ガス流量調整弁139は、排ガス再循環ガス管路1
38に設けられており、制御装置300からの排ガス再
循環ガス流量調整信号S7に基づいて、炉内へフィード
バックされる排ガス再循環ガスの流量を調整する。
【0034】ダイオキシン前駆体類濃度センサ200
は、炉出口118の排ガスをサンプリングして、ダイオ
キシン類の前駆物質であるクロロベンゼン類(CB
類)、クロロフェノール類(CP類)等のダイオキシン
前駆体類の濃度を測定するためのセンサである。このダ
イオキシン前駆体類濃度センサ200は、測定結果をダ
イオキシン前駆体類濃度信号S0として、制御装置30
0へ出力する。
【0035】炉内温度センサ210は、二次燃焼部11
2に設けられており、炉内温度(二次燃焼部温度)を測
定するためのセンサであり、例えば、熱電対センサであ
る。この炉内温度センサ210は、測定結果を炉内温度
信号S1として制御装置300へ出力する。ごみ表面温
度測定器220は、二次燃焼部112の上方に設けられ
ており、ごみ(燃焼物B)の表面温度、すなわち一次燃
焼部111の温度を赤外線カメラを用いて測定する。
【0036】このごみ表面温度測定器220は、上方か
ら二次燃焼部112および一次燃焼部111における燃
焼物Bを撮影するための赤外線カメラ221と、赤外線
カメラ221からの画像に基づいてごみ表面温度(一次
燃焼部111の温度)を演算する温度演算器222とを
備えている。
【0037】ここで、ごみ表面温度測定器220は、ご
み表面温度(一次燃焼部111の温度)を測定すること
を目的としている。このことから、一実施の形態では、
ごみ表面温度の測定結果に燃焼ガス(炎F、二次燃焼部
112の温度)の影響を低減させ、測定精度を高めるた
めの工夫が赤外線カメラ221に施されている。
【0038】具体的には、赤外線カメラ221には、図
2に示した3.5μm〜4.0μmの波長帯域のみを通
過させるバンドパスフィルタが設けられている。同図に
おいて、3.5μm〜4.0μmの波長帯域は、炎F
(燃焼ガス)に多く含まれるH 2O、CO2 に対応する
赤外線の放射量が共に、他の波長帯域の放射量に比べて
低い。
【0039】3.5〜4.0μmの波長域では、特性線
L1からわかるようにCO2の放射量が0近傍となる。
同様にして、特性線L2からわかるように、H2Oの放
射量が0近傍となる。従って、3.5μm〜4.0μm
のバンドパスフィルタを用いた場合には、炎F(燃焼ガ
ス)の影響が受けにくくなるため、ごみ表面温度の測定
結果の精度が高まる。なお、一実施の形態において、バ
ンドパスフィルタの波長帯域は、3.5μm〜4.0μ
mが好ましい範囲であるが、この範囲に限定されること
はない。
【0040】図1に戻り、酸素濃度センサ230は、煙
突120に設けられており、排ガスの酸素濃度を測定す
るためのセンサである。この酸素濃度センサ230は、
測定結果を酸素濃度信号S3として制御装置300へ出
力する。
【0041】制御装置300は、ダイオキシン前駆体類
濃度信号S0〜酸素濃度信号S3に基づいてダイオキシ
ン類の発生原因を特定した後、一次空気流量調整信号S
4〜排ガス再循環ガス流量調整信号S7の組み合わせに
より、個々の発生原因に対応する燃焼制御を行い、ダイ
オキシン類の発生を低減させる装置である。
【0042】具体的には、制御装置300は、図3に示
した制御ロジック表310に基づいて燃焼制御を実行す
る。同図において、ダイオキシン前駆体類濃度は、ダイ
オキシン前駆体類濃度センサ200(図1参照)からの
ダイオキシン前駆体類濃度信号S0から得られる。炉内
温度は、炉内温度センサ210からの炉内温度信号S1
から得られる。ごみ表面温度は、ごみ表面温度測定器2
20からのごみ表面温度信号S2から得られる。酸素濃
度は、酸素濃度センサ230からの酸素濃度から得られ
る。
【0043】また、制御装置300は、上述したダイオ
キシン前駆体類濃度、ごみ表面温度、酸素濃度および酸
素濃度という4つのパラメータの状態(高、低)の組み
合わせにより都合8種類の制御を実行する。ここで、パ
ラメータの状態(高、低)は、しきい値との比較により
判定される。
【0044】具体的には、ダイオキシン前駆体類濃度が
「高」は、ダイオキシン前駆体類濃度が、しきい値(3
0μg/Nm3)の状態である。ごみ表面温度が「高」
は、ごみ表面温度が、しきい値(1200℃)以上の状
態である。一方、ごみ表面温度が「低」は、ごみ表面温
度が、しきい値(800℃)以下の状態である。
【0045】炉内温度が「高」は、炉内温度が、しきい
値(950℃)以上の状態である。一方、炉内温度が
「低」は、炉内温度が、しきい値(850℃)以下の状
態である。酸素濃度が「高」は、排ガスの酸素濃度が、
しきい値(10%)以上の状態である。酸素濃度が
「低」は、排ガスの酸素濃度が、しきい値(7%)以下
の状態である
【0046】ここで、4つのパラメータが、同図に示し
た「1」項の状態(「高」、「低」、「低」、「低」)
である場合、一次燃焼部111および二次燃焼部112
の空気不足が発生原因である。この場合、制御装置30
0は、一次燃焼部111および二次燃焼部112におけ
る一次および二次燃焼の活性化を目的として、富化酸素
流量および二次空気流量を共に増やすための制御を実行
する。
【0047】具体的には、制御装置300は、富化酸素
流量調整信号S5を富化酸素流量調整弁133〜135
へ出力するとともに、二次空気流量調整信号S6を二次
空気流量調整弁137へ出力する。これにより、富化酸
素流量調整弁133〜135の弁開度が大きくなり、富
化酸素供給装置129から一次空気管路123へ供給さ
れる富化酸素の流量が大きくなる。このことから、一次
燃焼部111へ供給される一次酸素濃度が高くなり、一
次燃焼部111における一次燃焼が活性化する。
【0048】一方、制御装置300からの二次空気流量
調整信号S6が二次空気流量調整弁137に入力される
と、二次空気流量調整弁137の弁開度が大きくなり、
二次燃焼部112へ供給される二次空気の流量が大きく
なる。これにより、二次燃焼部112における二次燃焼
が活性化する。
【0049】また、4つのパラメータが、同図に示した
「2」項の状態(「高」、「高」、「低」、「低」)で
ある場合、二次空気不足が発生原因である。この場合、
制御装置300は、二次燃焼部112における二次燃焼
の活性化を目的として、二次空気流量を共に増やすため
の制御を実行する。
【0050】具体的には、制御装置300は、二次空気
流量調整信号S6を二次空気流量調整弁137へ出力す
る。この二次空気流量調整信号S6が二次空気流量調整
弁137に入力されると、二次空気流量調整弁137の
弁開度が大きくなり、二次燃焼部112へ供給される二
次空気の流量が大きくなる。これにより、二次燃焼部1
12における二次燃焼が活性化する。
【0051】また、4つのパラメータが、同図に示した
「3」項の状態(「高」、「低」、「高」、「低」)で
ある場合、一次空気不足が発生原因である。この場合、
制御装置300は、一次燃焼部111における一次燃焼
の活性化を目的として、富化酸素流量を増やすための制
御を実行する。
【0052】具体的には、制御装置300は、富化酸素
流量調整信号S5を富化酸素流量調整弁133〜135
へ出力する。この富化酸素流量調整信号S5が富化酸素
流量調整弁133〜135に入力されると、富化酸素流
量調整弁133〜135の弁開度が大きくなり、富化酸
素供給装置129から一次空気管路123へ供給される
富化酸素の流量が大きくなる。このことから、一次燃焼
部111へ供給される一次酸素濃度が高くなり、一次燃
焼部111における一次燃焼が活性化する。
【0053】また、4つのパラメータが、同図に示した
「4」項の状態(「高」、「高」、「高」、「低」)で
ある場合、二次空気不足が発生原因である。この場合、
制御装置300は、二次燃焼域の酸素濃度増を目的とし
て、二次空気流量を増やすための制御を実行する。
【0054】具体的には、制御装置300は、二次空気
流量調整信号S6を二次空気流量調整弁137へ出力す
る。この二次空気流量調整信号S6が二次空気流量調整
弁137に入力されると、二次空気流量調整弁137の
弁開度が大きくなり、二次燃焼部112へ供給される二
次空気の流量が大きくなる。これにより、二次燃焼が活
発化する。
【0055】また、4つのパラメータが、同図に示した
「5」項の状態(「高」、「低」、「低」、「高」)で
ある場合、空気過剰が発生原因である。この場合、制御
装置300は、二次空気流量低減による炉内温度上昇お
よび一次燃焼部111における一次燃焼の活性化を目的
として、二次空気流量を減らすとともに、一次空気流量
を増やすための制御を実行する。
【0056】具体的には、制御装置300は、二次空気
流量調整信号S6を二次空気流量調整弁137へ出力す
るとともに、一次空気流量調整信号S4を一次空気流量
調整弁124〜128へ出力する。これにより、二次空
気流量調整弁137の弁開度が小さくなり、二次燃焼部
112へ供給される二次空気の流量が減る。このことか
ら、二次空気流量が低減し、炉内温度の上昇が図れる。
【0057】一方、制御装置300からの一次空気流量
調整信号S4が一次空気流量調整弁124〜128に入
力されると、一次空気流量調整弁124〜128の弁開
度が大きくなり、一次燃焼部111へ供給される一次空
気の流量が大きくなる。これにより、一次燃焼部111
における一次燃焼が活性化する。
【0058】また、4つのパラメータが、同図に示した
「6」項の状態(「高」、「高」、「低」、「高」)で
ある場合、二次空気過剰が発生原因である。この場合、
制御装置300は、二次空気流量低減による炉内温度上
昇および二次燃焼部112における二次燃焼の活性化を
目的として、二次空気流量を減らすための制御を実行す
る。
【0059】具体的には、制御装置300は、二次空気
流量調整信号S6を二次空気流量調整弁137へ出力す
る。これにより、二次空気流量調整弁137の弁開度が
小さくなり、二次燃焼部112へ供給される二次空気の
流量が減る。このことから、二次空気流量が低減し、炉
内温度の上昇が図れるとともに、二次燃焼部112にお
ける二次燃焼が活性化する。
【0060】また、4つのパラメータが、同図に示した
「7」項の状態(「高」、「低」、「高」、「高」)で
ある場合、ごみ質悪化が発生原因である。この場合、制
御装置300は、一次燃焼部111における一次燃焼の
活性化を目的として、一次空気流量を増やすための制御
を実行する。
【0061】具体的には、制御装置300は、一次空気
流量調整信号S4を一次空気流量調整弁124〜128
へ出力する。この一次空気流量調整信号S4が一次空気
流量調整弁124〜128に入力されると、一次空気流
量調整弁124〜128の弁開度が大きくなり、一次燃
焼部111へ供給される一次空気の流量が大きくなる。
これにより、ごみの乾燥が促進され、一次燃焼部111
における一次燃焼が活性化する。
【0062】また、4つのパラメータが、同図に示した
「8」項の状態(「高」、「高」、「高」、「高」)で
ある場合、一次燃焼部111におけるごみの攪拌不足が
発生原因である。この場合、制御装置300は、一次燃
焼部111におけるごみの攪拌力向上を目的として、排
ガス再循環ガス流量を増やすための制御を実行する。
【0063】具体的には、制御装置300は、排ガス再
循環ガス流量調整信号S7を排ガス再循環ガス流量調整
弁139へ出力する。この排ガス再循環ガス流量調整信
号S7が排ガス再循環ガス流量調整弁139に入力され
ると、排ガス再循環ガス流量調整弁139の弁開度が大
きくなり、二次燃焼部112へ供給される排ガス再循環
ガスの流量が大きくなる。これにより、二次燃焼部11
2におけるごみの攪拌力が向上する。
【0064】ここで、制御装置300は、図4に示した
制御ロジック回路により、上述した制御ロジックを実行
する。同図において、比較器321〜324のそれぞれ
は、入力値PVとしてのダイオキシン前駆体類濃度、ご
み表面温度、炉内温度および酸素濃度の値が入力され
る。比較器321〜324は、各入力値PVと設定値S
Vとの比較結果を出力する。
【0065】比較器321〜324からの各比較結果
は、リミッタ325〜328によりリミットされた後、
乗算器329〜322を経て、乗算器349に入力され
る。乗算器349の出力は、乗算器333、リミッタ3
37を経由して、加算器341に補正値として入力され
る。加算器341では、補正値と一次空気流量設定値と
が加算される。PID制御部345では、加算器341
からの設定値SVと入力値PVとしての一次空気流量に
基づいて、一次空気流量調整弁124〜128をPID
制御する。
【0066】また、乗算器349の出力は、乗算器33
4、リミッタ338を経由して、加算器342に補正値
として入力される。加算器342では、補正値と二次空
気流量設定値とが加算される。PID制御部346で
は、加算器342からの設定値SVと入力値PVとして
の二次空気流量に基づいて、二次空気流量調整弁137
をPID制御する。
【0067】また、乗算器349の出力は、乗算器33
5、リミッタ339を経由して、加算器343に補正値
として入力される。加算器343では、補正値と排ガス
再循環ガス流量設定値とが加算される。PID制御部3
47では、加算器343からの設定値SVと入力値PV
としての排ガス再循環ガス流量に基づいて、排ガス再循
環ガス流量調整弁139をPID制御する。
【0068】また、乗算器349の出力は、乗算器33
6、リミッタ340を経由して、加算器344に補正値
として入力される。加算器344では、補正値と富化酸
素流量設定値とが加算される。PID制御部348で
は、加算器344からの設定値SVと入力値PVとして
の富化酸素流量に基づいて、富化酸素流量調整弁133
〜135をPID制御する。
【0069】上記説明は、ダイオキシン前駆体類濃度
「高」、ごみ表面温度「低」、炉内温度「低」、酸素濃
度「低」の場合の制御ロジックであるが、他の場合も上
記4つのパラメータのしきい値及びリミッタの方向を変
更することで容易に実現できる。
【0070】以上説明したように、一実施の形態によれ
ば、図1に示したごみ表面温度測定器220により、ご
み焼却炉100におけるごみ表面温度を赤外線を介して
測定し、一方、炉内温度センサ210により、炉内温度
を測定するようにしたので、腐食性ガスや高温の影響を
受けることなくごみ表面温度が精度高く測定されるた
め、精度が高いごみ表面温度、炉内温度、ダイオキシン
前駆体類濃度、酸素濃度に基づく燃焼制御の信頼性を高
めることができる。
【0071】また、一実施の形態によれば、図2に示し
たように、ごみ表面温度を計測するために燃焼ガスの影
響を受けない波長帯域の赤外線を通過させるバンドパス
フィルタを用いてごみ表面温度を測定するようにしたの
で、燃焼制御の信頼性をより高めることができる。
【0072】また、一実施の形態によれば、図2に示し
たように、バンドパスフィルタの波長帯域を3.5〜
4.0μmとしたので、ごみ表面温度の測定結果が最適
値となり、燃焼制御の信頼性をさらに高めることができ
る。
【0073】以上本発明にかかる一実施の形態について
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの
一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれ
る。
【0074】例えば、前述した一実施の形態において
は、図1に示したごみ表面温度測定器220によりごみ
表面温度を、炉内温度センサ210により炉内温度をそ
れぞれ得る構成について説明したが、二種類のバンドパ
スフィルタを用いて、ごみ表面温度測定器220にごみ
表面温度および炉内温度の双方の測定機能を持たせよう
に構成してもよい。このように構成した場合には、一つ
の測定器で二つの測定結果が得られるためコストが低減
する。
【0075】この場合、ごみ表面温度測定器220は、
図5に示した構成となる。同図において、図1の各部に
対応する部分には同一の符号を付ける、バンドパスフィ
ルタ切替器223は、二種類のバンドパスフィルタを切
り替える。ここで、二種類のバンドパスフィルタにおい
て、一方の第1のバンドパスフィルタは、ごみ表面温度
測定用であり、例えば、図2に示した3.5μm〜4.
0μmのバンドパスフィルタである。この第1のバンド
パスフィルタが赤外線カメラ221に装着された場合、
温度演算器222からは、ごみ表面温度信号S2が制御
装置300へ出力される。
【0076】また、二種類のバンドパスフィルタにおい
て、他方の第2のバンドパスフィルタは、炉内温度測定
用であり、例えば、図2に示した4.2μm〜4.8μ
mの波長帯域であって、CO2、H2O等の燃焼ガス(炎
F)に対応する赤外線の放射量が大きい波長帯域(例え
ば、4.66μm)のバンドパスフィルタである。この
第2のバンドパスフィルタが赤外線カメラ221に装着
された場合、温度演算器222からは、炉内温度信号S
1が制御装置300へ出力される。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、ごみ表面温度測定手段により、ごみ焼却
炉におけるごみ表面温度を赤外線を介して測定し、一
方、炉内温度測定手段により、炉内温度を測定するよう
にしたので、腐食性ガスや高温の影響を受けることなく
ごみ表面温度が精度高く測定されるため、ごみ表面温度
および炉内温度に基づく燃焼制御の信頼性を高めること
ができるという効果を奏する。
【0078】また、請求項2にかかる発明によれば、ご
み表面温度を計測するために燃焼ガスの影響を受けない
波長帯域の赤外線を通過させるバンドパスフィルタを用
いてごみ表面温度を測定するようにしたので、ごみ表面
温度を精度良く計測することができるという効果を奏す
る。
【0079】また、請求項3にかかる発明によれば、バ
ンドパスフィルタの波長帯域を3.5〜4.0μmとし
たので、ごみ表面温度の測定結果が最適値となり、ごみ
表面温度を精度良く計測することができるという効果を
奏する。
【0080】また、請求項4にかかる発明によれば、第
1のバンドパスフィルタと第2のバンドパスフィルタと
を切り替えることにより、ごみ表面温度および炉内温度
の双方を赤外線を介して測定するようにしたので、コス
トを低減させることができるという効果を奏する。
【0081】また、請求項5にかかる発明によれば、第
1のバンドパスフィルタの波長帯域を3.5〜4.0μ
mとしたので、ごみ表面温度の測定結果が最適値とな
り、ごみ表面温度を精度良く計測することができるとい
う効果を奏する。
【0082】また、請求項6にかかる発明によれば、精
度が高いごみ表面温度、炉内温度、ダイオキシン前駆体
類濃度および酸素濃度に基づいて、燃焼制御を行うよう
にしたので、さらに燃焼制御の信頼性を高め、ダイオキ
シン類等の有害ガスを低減させることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図2】同一実施の形態におけるバンドパスフィルタの
波長帯域を説明するグラフである。
【図3】図1に示した制御装置300で用いられる制御
ロジック表310を示す図である。
【図4】図1に示した制御装置300における制御ロジ
ック回路を示す図である。
【図5】同一実施の形態の変形例におけるごみ表面温度
測定器220の構成を示す図である。
【図6】従来のごみ焼却炉30の構成を示す図である。
【符号の説明】
100 ごみ焼却炉 111 一次燃焼部 112 二次燃焼部 121 燃焼空気ファン 124〜128 一次空気流量調整弁 129 富化酸素供給装置 133〜135 富化酸素流量調整弁 137 二次空気流量調整弁 139 排ガス再循環ガス流量調整弁 200 ダイオキシン前駆体類濃度センサ 210 炉内温度センサ 220 ごみ表面温度測定器 221 赤外線カメラ 222 温度演算器 223 バンドパスフィルタ切替器 230 酸素濃度センサ 300 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 堀家 隆一 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式会 社横浜製作所内 Fターム(参考) 3K005 QA02 QC03 3K062 CA03 CB05 CB08 DA01 DA22 DB08 DB30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ焼却炉におけるごみ表面温度を赤外
    線を介して測定するごみ表面温度測定手段と、 炉内温度を測定する炉内温度測定手段と、 前記ごみ表面温度および前記炉内温度に基づいて、燃焼
    制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする燃焼制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ごみ表面温度測定手段は、前記ごみ
    表面温度を計測するために燃焼ガスの影響を受けない波
    長帯域の赤外線を通過させるバンドパスフィルタを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バンドパスフィルタの波長帯域は、
    3.5〜4.0μmであることを特徴とする請求項2に
    記載の燃焼制御装置。
  4. 【請求項4】 ごみ焼却炉におけるごみ表面温度および
    炉内温度を赤外線を介して測定する温度測定手段と、 前記ごみ表面温度および前記炉内温度に基づいて、燃焼
    制御を行う制御手段とを備え、 前記温度測定手段は、前記ごみ表面温度を計測するため
    に燃焼ガスの影響を受けない波長帯域の赤外線を通過さ
    せる第1のバンドパスフィルタと、前記炉内温度を計測
    するために燃焼ガスの吸収波長帯域の赤外線を通過させ
    る第2のバンドパスフィルタと、前記第1のバンドパス
    フィルタと前記第2のバンドパスフィルタとを切り替え
    る切替器とから構成されていることを特徴とする燃焼制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のバンドパスフィルタの波長帯
    域は、3.5〜4.0μm、前記第2のバンドパスフィ
    ルタの波長帯域は、4.2〜4.8μmであることを特
    徴とする請求項4に記載の燃焼制御装置。
  6. 【請求項6】 炉出口のダイオキシン前駆体類濃度を測
    定するダイオキシン前駆体類濃度測定手段と、 排ガスの酸素濃度を測定する酸素濃度測定手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記ごみ表面温度、前記炉内温度、前
    記ダイオキシン前駆体類濃度および酸素濃度に基づい
    て、燃焼制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか一つに記載の燃焼制御装置。
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