JP2003105635A - 難燃性ポリアミド複層フィラメント及びメッシュシート - Google Patents

難燃性ポリアミド複層フィラメント及びメッシュシート

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JP2003105635A
JP2003105635A JP2001297461A JP2001297461A JP2003105635A JP 2003105635 A JP2003105635 A JP 2003105635A JP 2001297461 A JP2001297461 A JP 2001297461A JP 2001297461 A JP2001297461 A JP 2001297461A JP 2003105635 A JP2003105635 A JP 2003105635A
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flame
layer
retardant
filament
polyamide resin
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JP2001297461A
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Michio Nakada
道生 中田
Seiji Morimoto
精次 森本
Morio Tsunoda
守男 角田
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Mitsubishi Engineering Plastics Corp
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Mitsubishi Engineering Plastics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイオキシン等の有害物質の発生
が少なく、環境に対して安全性の高い、難燃性に優れた
メッシュシートを提供する。このようなメッシュシート
は、メッシュ状の養生シートや工事用シート、更に安全
ネット、ロープ等、その他仮設用繊維資材や一般工業用
途において、市場より要求がある。 【解決手段】 ポリアミド樹脂98〜80重量
部,トリアジン系難燃剤2〜20重量部を配合した難燃
性ポリアミド樹脂組成物Aからなる内層、及び(a)該ポ
リアミド樹脂組成物A,(b)該ポリアミド樹脂組成物A
以外のポリアミド樹脂B,又は(c)ポリオレフィン樹脂
Cのいずれかからなる表層を有し、かつ該表層の内層に
対する重量比が1以上であることを特徴とする難燃性ポ
リアミド複層フィラメント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は難燃性に優れた特定
のポリアミド樹脂組成物を用いた難燃性ポリアミド複層
フィラメント及びそのフィラメントからなるメッシュシ
ートに関するものである。詳しくは、本発明の難燃性ポ
リアミド複層フィラメントを用いることでダイオキシン
等の有毒物質の発生が少なく環境に対して安全性の高い
難燃性に優れたメッシュシートを提供することを目的と
する。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋、ビルディング等の建築物や
橋梁等の建設養現場の外周に危険防止のために展張する
建設養生用メッシュシートには、これまで難燃性を付与
していないポリプロピレンやポリアミド樹脂からなるフ
ィラメントを用いていた。また難燃性が必要な場合は、
塩化ビニル樹脂やハロゲン系難燃剤配合したポリプロピ
レンやポリアミド樹脂を用いていた。近年、安全性の面
から、このような建設養生用メッシュシートにもなるべ
く難燃化すべきとの社会的要請が生じてきており、しか
も環境汚染や健康障害の恐れがあると言われている塩化
ビニル樹脂やハロゲン系難燃剤を用いずに難燃性に優れ
たメッシュシートが求められてきた。
【0003】ポリプロピレン樹脂を、ハロゲン系難燃剤
を用いずに難燃化する方法としては、水酸化マグネシウ
ムや尿素を配合することが提案されているが、その配合
量はポリプロピレン樹脂100重量部に対して25重量
部以上の配合が必要であり、その場合フィラメントの強
度は大幅に低下してしまうのでメッシュシートにした場
合に、実用に耐えるものではなかった。一方、ポリアミ
ド樹脂を、ハロゲン系難燃剤を用いずに難燃化する方法
は、特開昭51−54655号や特開平11−3355
52号にて提案されていたものの、難燃性複層フィラメ
ントやメッシュシートへの応用例は、現在まで無かっ
た。すなわち、ハロゲン系難燃剤を含まずに、高い難燃
性を持ったメッシュシートは、未だ得られていないのが
実状であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ハロ
ゲン系難燃剤を含まずに難燃性に優れるので、環境に対
して安全性が高い、複層構造のフィラメント、及びそれ
を用いたメッシュシートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、ポリ
アミド樹脂98〜80重量部,トリアジン系難燃剤2〜
20重量部を配合した難燃性ポリアミド樹脂組成物Aか
らなる内層、及び(a)該ポリアミド樹脂組成物A,(b)該
ポリアミド樹脂組成物A以外のポリアミド樹脂組成物
B,又は(c)ポリオレフィン樹脂Cのいずれかからなる
表層を有し、該表層の内層に対する重量比が1以上であ
ることを特徴とする難燃性ポリアミド複層フィラメント
に存し、及び該フィラメントにより形成されてなるメッ
シュシートに関するものである。また、該メッシュシー
トとしては、特に、該複層フィラメントの内層と表層の
それぞれの樹脂の融点差を内層>表層+5℃となるよう
にしたフィラメントを用い、該フィラメントを網目状に
交差させ、該経緯交差部を融着させてなる、目ずれを防
止したメッシュシートに関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。ポリアミド樹脂 本発明において、内層を形成し、及び表層にも使用され
ることのある難燃性ポリアミド樹脂組成物Aのポリアミ
ド樹脂、並びに表層に使用されることのある該難燃性ポ
リアミド樹脂組成物A以外のポリアミド樹脂組成物Bと
しては、3員環以上のラクタム、重合可能なωーアミノ
酸、または、二塩基酸とジアミンなどの重縮合によって
得られるポリアミドを用いることができる。具体的に
は、εーカプロラクタム、アミノカプロン酸、エナント
ラクタム、7ーアミノヘプタン酸、11ーアミノウンデ
カン酸、9ーアミノノナン酸、αーピロリドン、αーピ
ペリドンなどの重合体、ヘキサメチレンジアミン、ノナ
メチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミン、メタキシリレンジアミンなどのジア
ミンと、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、セ
バシン酸、ドデカン二塩基酸、グルタール酸などのジカ
ルボン酸と重縮合せしめて得られる重合体またはこれら
の共重合体、例えば、ナイロン4、6、7、8、11、
12、66、69、610、611、612等の脂肪族
ポリアミドの他、6T、MXD6などの芳香族ポリアミ
ド、更には6/66、6/12、6/6T、6T/6I
等の共重合体が挙げられ、またこれらの複数種のポリア
ミド樹脂を使用することもできる。
【0007】本発明におけるポリアミド樹脂の末端は、
カルボン酸またはアミンで封止されていてもよく、特に
炭素数6〜22のカルボン酸またはアミンで封止された
ポリアミド樹脂が望ましい。具体的に、封止に用いるカ
ルボン酸としては、カプロン酸、カプリル酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸などの脂肪族モノカルボン酸が挙げ
られる。また、アミンとしては、ヘキシルアミン、オク
チルアミン、デシルアミン、ラウリルアミン、ミリスチ
ルアミン、パルミチルアミン、ステアリルアミン、ベヘ
ニルアミンなどの脂肪族第一級アミンが挙げられる。封
止に使用するカルボン酸またはアミンの量は、30μe
q/g程度がよい。また、本発明に好適なポリアミド樹
脂は、相対粘度が、JIS K6810に従って98%
硫酸中濃度1%、温度25℃で測定した値で2.0から
5.5であり、より好ましくは2.0から4.5であ
る。相対粘度が2.0より低いと溶融粘度が低すぎて紡
糸が困難になるばかりでなく、機械的強度も低下し、メ
ッシュシート加工段階で破断してしまう恐れがあるので
好ましくない。また相対粘度が5.5より高いと溶融流
動性を損なう場合があるので好ましくない。
【0008】本発明において特に好ましいポリアミドと
しては、難燃性、機械的強度、成形性の点からナイロン
6、ナイロン66、共重合ナイロン6/66が挙げられ
る。またポリアミド樹脂に顔料、染料、充填剤、核剤、
離型剤、安定剤、帯電防止剤、その他の周知の添加剤を
配合し、混練することもできる。また、本発明において
は、難燃性ポリアミド樹脂組成物A及びポリアミド樹脂
組成物Bとしては、ポリアミド樹脂以外の熱可塑性樹脂
を、本発明の効果を損なわない範囲において配合するこ
とができる。なお、該難燃性ポリアミド樹脂組成物A以
外のポリアミド樹脂組成物Bとは、ポリアミド樹脂の種
類が、ポリアミド樹脂組成物Aとは異なる場合のほか、
同じ種類であっても、ポリアミド樹脂組成物Bにはトリ
アジン系難燃剤を使用しない場合には、ポリアミド樹脂
組成物Aと区別する。また、内層と表層の両方に、難燃
性ポリアミド樹脂組成物Aを使用する場合でも、内層を
形成する難燃性ポリアミド樹脂組成物A中の難燃剤の使
用量と、表層のそれとが異なる場合も含まれる。
【0009】ポリオレフィン樹脂 本発明においては、表層としてポリオレフィン樹脂Cを
使用する場合も含まれる。該ポリオレフィン樹脂として
は、エチレン、プロピレン等を主たる構成成分とするポ
リオレフィン樹脂を言う。具体的には、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−ブテン−1共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−エチル
アクリル酸共重合体等の未変性ポリオレフィン樹脂及
び、又はα、β−不飽和カルボン酸によって変性された
ポリオレフィン樹脂が挙げられる。ポリオレフィン樹脂
のMFRはJIS K7210(190℃、2.16k
g荷重)に準拠して測定した値で、0.05〜100g
/分のものが好ましい。MFRの値が上記範囲より大き
いとフィラメントの強度が低下する傾向にあり、一方小
さいと溶融流動性を損なう傾向があるので好ましくな
い。上記範囲でも好ましいMFRは0.1〜80g/
分、より好ましくは0.2〜70g/分である。これら
ポリオレフィン樹脂には、本発明の効果を損なわない範
囲で、ポリオレフィン樹脂以外の他の熱可塑性樹脂を混
合することも出来る。また、これらポリオレフィン樹脂
には顔料、染料、フィラー、熱安定剤、帯電防止剤等、
従来から使用されている各種樹脂添加剤を混合すること
ができる。
【0010】トリアジン系難燃剤 本発明におけるトリアジン系難燃剤としては、下記一般
式(1)または(2)で表される化合物、メラミン類お
よびシアヌル酸メラミン等が挙げられる。
【0011】
【化1】 (式中、R1〜R6は、それぞれ、水素原子またはアル
キル基を示す。)
【0012】前記一般式(1)で表される化合物の具体
例としては、シアヌル酸、トリメチルシアヌレート、ト
リエチルシアヌレート、トリ(nープロピル)シアヌレ
ート、メチルシアヌレート、ジエチルシアヌレート等が
挙げられる。前記一般式(2)で表される化合物の具体
例としては、イソシアヌル酸、トリメチルイソシアネー
ト、トリエチルイソシアネート、トリ(nープロピル)
イソシアヌレート、ジエチルイソシアヌレート、メチル
イソシアヌレート等が挙げられる。メラミン類として
は、メラミン、メラミン誘導体、メラミンと類似の構造
を有する化合物およびメラミンの縮合物等が挙げられ
る。メラミン類の具体例としては、例えば、メラミン、
アンメリド、アンメリン、ホルモグアナミン、グアニル
メラミン、シアノメラミン、アリールグアナミン、メラ
ム、メレム、メロン等が挙げられる。シアヌル酸メラミ
ンとしては、シアヌル酸とメラミンとの等モル反応物が
挙げられる。また、シアヌル酸メラミン中のアミノ基ま
たは水酸基のいくつかが、他の置換基で置換されていて
もよい。シアヌル酸メラミンは、例えば、シアヌル酸の
水溶液とメラミンの水溶液とを混合し、90〜100℃
で撹拌下反応させ、生成した沈殿を濾過することによっ
て得ることができ、白色の固体である。
【0013】本発明において使用されるトリアジン系難
燃剤としては、好ましくは1分子中にトリアジン環を2
つ以上有する化合物、具体的にはシアヌル酸メラミン、
メラム、メレム、メロン等が挙げられる。これらの化合
物は耐熱温度が高いので、成形温度において、分解ガス
が発生するなどして糸切れなどを起こすことが少なくな
るため好ましい。特に、分解物が成形物の表面に浮き出
してくるブルーミング等の不都合が起きないので、より
好ましくは、シアヌル酸メラミンが挙げられる。トリア
ジン系難燃剤は、通常、サブミクロンオーダーの微粉末
が凝集した状態である。従って、使用する難燃剤の種類
によって、またフィラメントの径や、内層部分の径によ
って、該フィラメント中に分散されるトリアジン系難燃
剤の凝集体の粒径を所望の性能が得られるように、適宜
選択する必要がある。すなわち、トリアジン系難燃剤が
凝集体でフィラメント中に分散される場合、その粒径が
内層の部分の径よりも小さいことが必要である。
【0014】特に、フィラメントの径が1mmを越える
ような、すなわち内層の部分の径が50μmを越えるよ
うな場合、フィラメント中に分散しているトリアジン系
難燃剤の該凝集体の平均粒径が25μm以下であること
が好ましく、より好ましくは、15μm以下、更に好ま
しくは10μm以下であり、最も好ましくは5μm未満
である。なお本発明において、「平均粒径」とは、「数
平均粒径」を表す。トリアジン系難燃剤は、ポリアミド
樹脂への配合工程や紡糸工程にて、その凝集体をある程
度崩すことができるので市販品をそのまま使用しても良
いが、そのままでは凝集体の粒径が大きすぎる場合もあ
り、さらに安定的にフィラメント成形、すなわちモノフ
ィラメントの紡糸・延伸工程を通糸するためには、予め
微粉末状に粉砕して使用することが好ましく、具体的に
は、ポリアミド樹脂への配合前に25μm以下にして使
用することが好ましく、より好ましくは、15μm以下
であり、更に好ましくは10μm以下であり、最も好ま
しくは5μm未満である。モノフィラメント中のトリア
ジン系難燃剤の平均粒径が25μmを越えると、フィラ
メント成形工程、すなわちモノフィラメント紡糸工程や
延伸工程で切断してしまうことがあるので好ましくな
い。
【0015】モノフィラメント中に分散したトリアジン
系難燃剤の平均粒径測定法は、例えば、該モノフィラメ
ントを切断し、その断面からトリアジン系難燃剤を取り
除き、SEM観察にてトリアジン系難燃剤の痕跡により
知ることができる。また、フィラメントに分散させる前
のトリアジン系難燃剤の平均粒径の測定は、既存の粉体
粒子径測定機、例えば沈降流度計、レーザー回折式粒度
計、通常の光学顕微鏡にて実施することができる。フィ
ラメント内層における難燃性ポリアミド樹脂組成物A中
のトリアジン系難燃剤の配合量は、ポリアミド樹脂98
〜80重量部に対し2〜20重量部である。トリアジン
系難燃剤の配合量が2重量部未満であると難燃性が不十
分であり、20重量部を越えるとフィラメント成形工程
すなわちモノフィラメント紡糸・延伸工程で切断しやす
い。トリアジン系難燃剤の配合量は、好ましくは3〜2
0重量部である。
【0016】ポリアミド樹脂にトリアジン系難燃剤を配
合する方法としては、フィラメント成形すなわちモノフ
ィラメントの紡糸工程直前までの任意の段階で周知の手
段によって行うことができる。最も簡便な方法として
は、ポリアミド樹脂とトリアジン系難燃剤を溶融混合押
出にてペレットにする。また、所定量より多いトリアジ
ン系難燃剤をポリアミド樹脂に予め練り込んだマスター
ペレットを作成し、これを希釈用ポリアミド樹脂とドラ
イブレンドすることによっても、所望の割合の樹脂組成
物を得ることができる。更に、ポリアミド樹脂とトリア
ジン系難燃剤をドライブレンド後、溶融混合押出にてペ
レットとし、その後熱安定剤をドライブレンドし所望の
樹脂組成物を得ることもできる。また本発明の樹脂組成
物に顔料、染料、充填剤、核剤、離型剤、安定剤、帯電
防止剤その他の周知の添加剤を配合し、混練することも
できる。
【0017】フィラメント 本発明においてフィラメントとは、少なくとも内層と表
層とを有する複層構造を有するものであり、該内層と表
層の間に接着層を有したり、内層の内部に芯層を有する
場合も含まれる。これらの内層と表層以外の層は、該内
層や表層を形成する部分よりも量的に少ないことが必要
であり、内層と表層の両方が難燃性ポリアミド樹脂組成
物Aである場合や、表層がポリアミド樹脂組成物Bであ
る場合には、実質的に内層と表層のみからなる場合が好
ましい。但し、特に表層にポリオレフィン樹脂Cを使用
する場合には、内層と表層との中間に接着層を有するこ
とが好ましい。該難燃性ポリアミド複層フィラメント
は、一本のフィラメント、すなわちモノフィラメントで
あっても良いし、複数のモノフィラメントを集束させた
り、撚り合わせた、いわゆるマルチフィラメントであっ
ても良い。
【0018】本発明の難燃性ポリアミド複層フィラメン
トにおける内層と表層の組み合わせとしては、難燃性ポ
リアミド樹脂組成物Aを少なくとも内層に用いることが
必要で、表層は難燃性ポリアミド樹脂組成物A、該難燃
性ポリアミド樹脂組成物A以外のポリアミド樹脂組成物
B、もしくはポリオレフィン樹脂Cのいずれかを用いて
難燃性ポリアミド複層フィラメントとすることができ
る。更に本発明は、複層フィラメントであるため、顔
料、染料、充填剤、核剤、離型剤、安定剤、帯電防止剤
等の機能性添加剤等は、表層に用いる樹脂組成物にだけ
配合することで、所望の性能を得られる場合が多く、そ
の場合単層フィラメントに較べて添加量を低く抑えられ
る等、経済的に有利である。
【0019】本発明の複層フィラメントは、通常複層モ
ノフィラメントとして成形される。その成形方法は、既
知の方法で製造できる。例えば、紡糸用多層押出機が使
用できる。すなわち、例えば、表層及び内層よりなる2
層フィラメントの場合、2本のシリンダーとスクリュー
を備え、先端に複層ダイを備えた押出機を用いて複層の
モノフィラメントを紡糸し、その後の工程は、所望によ
り通常の単層モノフィラメントと同様の延伸を行えばよ
い。延伸の倍率は、使用される用途等にもよるが、3.
5〜5.5の範囲が好ましく、より好ましくは4.0〜
5.0の範囲である。また、表層に低融点の樹脂組成物
を用いる場合は、予め単層モノフィラメントを製造後、
被覆用クロスヘッドダイを備えた押出機にて低融点樹脂
組成物を表層に被覆成形する方法も採用できる。本発明
の複層フィラメントにおいて、モノフィラメントの断面
形状は、円形以外にも種々の形状のものが使用できる。
例えば、内部に空隙を有する等、嵩高形状のものであっ
ても良いが、少なくとも内層と外層を有する複層構成で
あり、それ自体複雑であるので、通常の円形、楕円形等
が一般的である。
【0020】本発明は、上記難燃性ポリアミド複層モノ
フィラメント又は該モノフィラメントを複数集束及び/
又は撚り合わせる等して形成されたマルチフィラメント
として、これを網目状に交差させてシートを形成した、
いわゆるメッシュシートにも関する。本発明において、
該メッシュシートに用いられる場合のフィラメントの繊
度は、メッシュシートの用途にもよるが、特に土木・建
築用メッシュシートとして使用される場合には、360
〜15000dtexが好ましい。糸径としては、フィ
ラメントの断面形状にもよるが、円形と仮定すると0.
2〜1.3mmの範囲が挙げられる。本発明のメッシュ
シートは従来の織機、編機によって編網できる。メッシ
ュの目開きは通気性を有すれば特に限定されないが、例
えば、土木・建築用メッシュシートとして使用される場
合は、目開きを示す空隙率として20〜30%である。
また目付量は100〜600g/m2、好ましくは20
0〜400g/m2である。
【0021】本発明のフィラメントの引張強度は、メッ
シュシートでの実用上必要な強度から換算すれば、2.
5cN/dtex以上が好ましく、より好ましくは3.
0cN/dtex以上である。フィラメントの引張強度
が2.5cN/dtex未満の場合、メッシュシートと
しての実用上の強度が不足してしまい、好ましくない。
本発明のフィラメントの難燃性は、JIS K7201
に準拠した測定法による酸素指数として26以上の難燃
性を有することが好ましく、より好ましくは27以上の
範囲である。フィラメントの状態での酸素指数が27以
上有ればメッシュシートでの実用上の難燃性を有すると
言える。また、ポリアミド樹脂の酸素指数はその吸水率
によっても変化するので、フィラメントの状態調節を2
3℃、65%RHで24時間以上行ってからJIS K
7201に準拠して測定することができる。酸素指数と
は、サンプルが燃焼を継続するにあたって必要な酸素濃
度(容積%)であり、酸素指数が22以上で有れば、大
気中の酸素濃度では燃焼を継続することが不可能な自己
消火性材料であることを意味する。
【0022】更に、本発明はメッシュシートの目ずれ防
止のために、メッシュシートを構成する複層フィラメン
トの経緯交差部を融着させたメッシュシートも関する。
この場合、表層のみを融着するために、複層フィラメン
トの内層を形成する樹脂の融点が表層の樹脂の融点より
少なくとも5℃以上高いことが必要である。5℃未満で
あるとフィラメントを融着する際、表層だけでなく内層
のフィラメントまで溶けてしまい、メッシュシートの強
度低下や破れが発生してしまう。安定的な融着を行うた
めには、好ましくは10℃以上、より好ましくは20℃
以上である。該メッシュシートの経緯交差部の融着方法
は、例えば、熱板接触式、熱ロール式、赤外線照射式、
高周波ウエルダー式、熱風テンター式などの公知の方法
を採用できる。
【0023】
【実施例】以下本発明についての実施例について詳細に
説明するが、本発明はその主旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。 <共重合ポリアミド6/66樹脂の製造>アジピン酸と
ヘキサメチレンジアミンとの塩(以下AH塩と略記す
る。)の50%水溶液、およびε−カプロラクタム(以
下CLと略記する。)を各々100℃まで昇温したもの
を、AH塩を20重量部、CLを80重量部になるよう
に混合した後、200リットルのオートクレーブに仕込
み、内圧13kg/cm2(1275kPa)で270
℃まで昇温し、内温を245℃に保ち、撹拌しながら
0.5kg/cm2(49kPa)で徐々に減圧して、
撹拌動力が所定の値になったところで停止した。この
後、窒素を導入して復圧し、ストランドにして抜き出し
た後、ペレット化し、沸騰水を用いて未反応物を抽出除
去して乾燥した。このようにして得られた、共重合ポリ
アミド6/66樹脂の相対粘度は3.0、融点は、19
5℃であった。
【0024】<ポリアミド6樹脂>ポリアミド6樹脂
は、三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製、商品
名:ノバミッド(登録商標)1015J(相対粘度:
3.0、融点:224℃)を用いた。
【0025】<トリアジン系難燃剤> シアヌル酸メラミンA 三菱化学(株)製シアヌル酸メラミン(商品名:MCA
−C0)を、卓上ボールミルにて粉砕した。この粉砕品
は、(株)島津製作所製自動沈降粒度計を用いて平均粒
子径を測定したところ、2.5μmであった。 シアヌル酸メラミンB 三菱化学(株)製シアヌル酸メラミン(商品名:MCA
−C0)を、200メッシュの篩にて分級した。この分
級品は、(株)島津製作所製自動沈降粒度計を用いて平
均粒子径を測定したところ、80μmであった。
【0026】<ポリアミド樹脂組成物の製造>ポリアミ
ド樹脂としてポリアミド6樹脂および、または共重合ポ
リアミド6/66樹脂、トリアジン系難燃剤としてシア
ヌル酸メラミンを表1に示した割合で配合し、シリンダ
径30mmのベント付き2軸押出機(日本製鋼所社製、
商品名:TEX30)を用い、樹脂温度240〜260
℃にて溶融混練してポリアミド樹脂組成物ペレットを得
た。その後、得られたポリアミド樹脂組成物ペレットを
120℃、ゲージ圧で−101kPaの減圧乾燥を6時
間行ってから、サンプル成形に供した。
【0027】<ポリオレフィン樹脂>ポリオレフィン樹
脂は、日本ポリケム(株)製、線状低密度ポリエチレン
(LLDPE)、商品名:UF421(MFR=0.
9、DSCによる融点:124℃)を用いた。
【0028】また評価基準は以下の通りとした。 (1)相対粘度 JIS K6810に準拠して、25℃、98%硫酸
中、濃度1%で測定した。 (2)融点 本発明でいう融点とは、セイコー電子工業(株)製、D
SC20を用い試料10mgを10℃/分で昇温した時
のポリアミド融解ピーク温度をいう。 (3)モノフィラメント中に分散したトリアジン系難燃
剤の平均粒径 成形したモノフィラメントにカミソリにてノッチを入
れ、液体窒素下にて割った後、常温下、n−ヘキサン浴
中で超音波洗浄を30分行って、断面からトリアジン系
難燃剤を取り除いた。その後、該断面に白金蒸着を施
し、拡大倍率5000倍にてSEM観察を行い、トリア
ジン系難燃剤の除去跡の長径を測定し、その100点平
均を平均粒径とした。 (4)酸素指数 成形したモノフィラメントを用い、23℃65%RH室
内にて24時間以上放置した後、東洋精機社製、D型キ
ャンドルー燃焼試験機を使用し、JIS K7201に
準拠して酸素指数を測定した。 (5)引張強度 成形したモノフィラメントを用い、23℃65%RH室
内にて24時間以上放置した後、JIS L1013に
準拠して引張強度の測定を行った。尚、単位はSI単位
であるcN/dtexにて表記した。
【0029】実施例1、2、及び比較例1〜3 内層用押出機は先端にギヤポンプを装備したシリンダ径
30mm、L/D=27のフルフライトスクリューを持
った単軸押出機、表層用押出機は先端にギヤポンプを装
備したシリンダ径20mm、L/D=25の単軸押出機
で、各押出機の先端のギヤポンプから複層モノフィラメ
ント用ダイに繋ぎ込まれている複層モノフィラメント押
出機に、表1に示した通りに内層用のポリアミド樹脂組
成物、及び表層用のポリアミド樹脂又はポリアミド樹脂
組成物を各押出機に投入し、内層、表層ともに成形温度
250℃で複層モノフィラメントを溶融紡糸し、水温1
0℃の冷却水槽に通して冷却固化させた後、98℃、1
00%RH下で3.5倍に湿熱延伸を施し、次に175
℃の乾燥空気中にて1.43倍に乾熱延伸を施し、最後
に165℃下で弛緩率0.95倍で乾熱アニーリングを
施して、繊度2060dtex(直径約0.48mm)
のモノフィラメントを得た。得られたモノフィラメント
の断面をカミソリでスライスし、光学顕微鏡観察にて表
層厚みを測定し、更に、酸素指数、引張強度を測定し
た。また、得られたモノフィラメントを用いて、1m×
1m、目付量400g/m 2の平織りメッシュシートを
編網した。得られたメッシュシートを、熱風加熱装置に
て210℃に加熱し、経緯交差部を融着させた。なお、
このとき、比較例1においては、得られたモノフィラメ
ントを用いて、メッシュシートを編網しようとしたが、
編網時に破断してしまい、メッシュシートの完成品が得
られなかった。また、比較例2、3においては、複層モ
ノフィラメントの成形の際、延伸工程にて破断してしま
い、目的の繊維度のフィラメントが得られなかった。
【0030】実施例3、比較例4 表2に示した通りの組成のポリアミド樹脂組成物をシリ
ンダ径30mm、L/D=27のフルフライトスクリュ
ーを持った、単軸押出機の先端にギヤポンプを装着した
押出機にて樹脂温度250℃で溶融紡糸し、水温10℃
の冷却水槽に通して冷却固化させた後、98℃、100
%RH下で3.5倍に湿熱延伸を施し、次に175℃の
乾燥空気中にて1.43倍に乾熱延伸を施し、最後に1
65℃下で弛緩率0.95倍で乾熱アニーリングを施し
て、繊度1810dtex(直径約0.45mm)の単
層モノフィラメントを得た。得られた単層モノフィラメ
ントを、被覆用クロスヘッドダイを備えた単軸押出機に
てLLDPEを樹脂温度180℃で表層に被覆成形し、
複層モノフィラメントを得た。得られた複層モノフィラ
メントの断面をカミソリでスライスし、光学顕微鏡観察
にて表層厚みを測定し、更に酸素指数、引張強度を測定
した。また、得られたモノフィラメントを用いて、1m
×1m、目付量400g/m 2の平織りメッシュシート
を編網した。得られたメッシュシートを、熱風加熱装置
にて160℃に加熱し、経緯交差部を融着させた。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明の難燃性ポリアミド複層フィラメ
ントを使用すれば、ダイオキシン等の有害物質の発生が
少なく環境に対して安全性の高い、難燃性に優れたメッ
シュシートを提供することができる。特に本発明によれ
ば、目ずれの無いメッシュシートを得ることができる。
それ故メッシュ状の養生シートや工事用シートとして適
しており、更に安全ネット、ロープ等その他仮設用繊維
資材や一般工業用途としても有益である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D03D 15/12 D03D 15/12 Z // D01F 8/06 D01F 8/06 (72)発明者 森本 精次 神奈川県平塚市東八幡五丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内 (72)発明者 角田 守男 神奈川県平塚市東八幡五丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内 Fターム(参考) 4J002 CL001 CL011 CL031 CL061 EU186 EU196 FD136 4L041 AA07 AA20 AA25 BA02 BA05 BA21 BA23 BA46 BC11 BC20 BD02 BD03 BD14 CA21 CA29 CA36 CB16 CB28 DD01 DD05 DD21 DD22 4L048 AA15 AA24 AA28 AA48 AA53 AA56 AB10 AC14 AC18 BA01 BA02 BA06 CA01 CA06 DA31 EB05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂98〜80重量部,トリ
    アジン系難燃剤2〜20重量部を配合した難燃性ポリア
    ミド樹脂組成物Aからなる内層、及び(a)該ポリアミド
    樹脂組成物A,(b)該ポリアミド樹脂組成物A以外のポ
    リアミド樹脂組成物B,又は(c)ポリオレフィン樹脂C
    のいずれかからなる表層を有し、かつ該表層の内層に対
    する重量比が1以上であることを特徴とする難燃性ポリ
    アミド複層フィラメント。
  2. 【請求項2】 該フィラメント中に分散しているトリア
    ジン系難燃剤の平均粒径が5μm未満であることを特徴
    とする請求項1に記載の難燃性ポリアミド複層フィラメ
    ント。
  3. 【請求項3】 JIS L1013に準拠した測定法に
    よる引張強度が2.0cN/dtex以上であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の難燃性ポリアミド複
    層フィラメント。
  4. 【請求項4】 JIS K7201測定法による酸素指
    数が27以上であることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の難燃性ポリアミド複層フィラメン
    ト。
  5. 【請求項5】 トリアジン系難燃剤が、シアヌル酸とメ
    ラミン類の1:1モル反応物であることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載の難燃性ポリアミド複
    層フィラメント。
  6. 【請求項6】 難燃性ポリアミド複層フィラメントにお
    いて、内層の樹脂の融点>表層の樹脂の融点+5℃であ
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    の難燃性ポリアミド複層フィラメント。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の難
    燃性ポリアミド複層フィラメントから形成されてなるメ
    ッシュシート。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の難燃性ポリアミド複層
    フィラメントを網目状に交差させ、該経緯交差部表層を
    融着させてなるメッシュシート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273060A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Diatex Co Ltd 難燃シート
JP3197400U (ja) * 2015-02-23 2015-05-14 モリリン株式会社 養生シート
JP2017514034A (ja) * 2014-04-22 2017-06-01 メルメMermet 難燃糸の新規な製造方法

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