JP2003104949A - 尿素合成方法 - Google Patents
尿素合成方法Info
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Abstract
供する。 【解決手段】 尿素合成塔からの尿素合成液を尿素合成
圧とほぼ等しい圧力で原料二酸化炭素によるストリッピ
ングに付して未反応のアンモニアと二酸化炭素の大部分
を混合ガスとして分離し、この混合ガスを、好ましくは
尿素合成圧より低い圧力に減圧した、混合ガスを分離し
た尿素合成液と間接熱交換して凝縮させ、その際発生す
る凝縮熱によりこの尿素合成液を加熱することからなる
尿素合成方法。
Description
ける改良に関するものであり、更に詳しくは尿素合成工
程における熱回収方法に関するものである。
ては、例えば特公昭62−15070号公報、特開昭6
1−109760号公報あるいは特開平10−1825
87号公報等において既に本出願人が提案している。
いは特開昭61−109760号公報に開示された方法
は図3に示すとおりであり、ライン11、熱交換器(ア
ンモニア予熱器)7および12を経て尿素合成塔1に供
給された原料アンモニアはライン30から供給される後
述する凝縮液と尿素合成圧力および温度において反応せ
しめられる。得られた尿素、未反応アンモニアおよび二
酸化炭素ならびに水からなる尿素合成液はライン16を
経てストリッパー2に送られ、ここでライン14から供
給される原料二酸化炭素と接触せしめられて尿素合成液
から未反応のアンモニアと二酸化炭素とがアンモニア、
二酸化炭素および水の混合ガスとして分離される。この
混合ガスはライン18から抜き出され、ライン32およ
び33を経て並列に配置された2基の多管式縦型凝縮器
9aと9bのチューブ側に分配されて供給され、凝縮さ
れる。その際発生する凝縮熱は、縦型凝縮器9aでは、
そのシェル側にライン36から水を供給し、ライン37
から低圧蒸気を発生させることにより回収され、一方、
縦型凝縮器9bでは、そのシェル側にライン19を経て
供給される、ストリッパー2からライン17を経て抜き
出され、減圧弁8により減圧された未分離の未反応アン
モニアおよび未反応二酸化炭素を含有する尿素液を間接
熱交換により加熱することにより、尿素合成液中に残存
する未反応アンモニアおよび二酸化炭素の分解の加熱源
として利用される。縦型凝縮器9bにおいて加熱され、
ライン35を経て中圧分解塔6に送られた尿素合成液
は、ここでライン25から抜き出される未反応アンモニ
アおよび二酸化炭素をほとんど含まない尿素液と、ライ
ン26から抜き出されるアンモニア、二酸化炭素および
水からなる混合ガスとに分離される。なお、尿素合成塔
の頂部からライン29を経て排出されるアンモニア、二
酸化炭素および水からなる混合ガスは洗浄塔の充填部5
においてライン20から供給される吸収媒体によりアン
モニアおよび二酸化炭素が吸収され、得られた吸収液は
ライン31から縦型凝縮器9aに送られてライン32か
らの混合ガスを吸収する。未吸収のアンモニアおよび二
酸化炭素はライン24を経てライン26からの混合ガス
とともに回収工程(図示されない)に送られる。縦型凝
縮器9bからの凝縮液はライン22を経て、縦型凝縮器
9aからライン34を経て抜き出される凝縮液と一緒に
ライン30を経て尿素合成塔1に導入される。
アンモニア、二酸化炭素および水からなる混合ガスの凝
縮温度は170〜180℃であり、低圧蒸気の温度15
0〜155℃よりも温度レベルが高いので、受熱側の温
度をより高くでき,効率よく熱回収することができる。
また、縦型凝縮器9bの代わりに中圧分解塔、リボイラ
ーあるいはフォーリングフィルムヒーターを設置(図示
せず)して同様に熱回収することもできる。
製造装置の機器数が増加すること、混合ガスを2基の縦
型凝縮器に分配する必要があること等から尿素合成系が
複雑になる。また、混合ガスの凝縮は縦型凝縮器のチュ
ーブ側で行われるが、チューブ表面での薄膜凝縮のた
め、特開平10−182587号公報に記載された気泡
塔タイプの縦型凝縮反応器に比較し、伝熱性能が悪く伝
熱面積が大きくなる。そのために、縦型凝縮器は大型化
することになり、機器製作費が高くなり、ひいては建設
費が高価となる。更には、縦形凝縮器9aおよび9bの
チュ−ブ側に混合ガス、シェル側に冷却媒体を夫々供給
しているので、シェル側を仕切って複数の冷却媒体を供
給しそれぞれと熱交換しうるようにするには構造上適し
ていない。
収は、図4に示すとおり、ストリッパー2からライン1
8に抜き出された混合ガスが、内部に冷却管23を有す
る縦形凝縮反応器4に供給されて凝縮され、その際発生
した凝縮熱を冷却管23内で低圧蒸気を発生させて行う
ものであり、発生した低圧蒸気は尿素合成工程における
未反応アンモニアおよび二酸化炭素の中(低)圧分解離
工程(あるいは尿素水溶液の濃縮工程)に使用される。
図4の方法をさらに説明すると、原料アンモニアはライ
ン11、熱交換器(アンモニア予熱器)7およびライン
12を経てエジェクター10に供給され、ライン22か
らの凝縮液を吸引してライン13を経て尿素合成塔1に
導入される。ライン14からの原料二酸化炭素の一部は
ライン15を経て尿素合成塔1に供給され、残りはスト
リッパー2に供給され、尿素合成塔1からライン16を
経てストリッパー2に供給される尿素合成液と交流的に
接触して尿素合成液中の未反応アンモニアおよび二酸化
炭素をアンモニア、二酸化炭素および水の混合ガスとし
て分離する。混合ガスはライン18を経て縦型凝縮反応
器4に供給され、一方、未分離の未反応アンモニアおよ
び二酸化炭素を含有する尿素合成液17は、減圧弁8を
通って減圧されライン19を経て中圧分解塔6に供給さ
れる。この混合ガスは、ライン20から導入され、充填
部5を経て流下する吸収媒体と接触して凝縮される。こ
の際発生する凝縮熱は前記のようにスチーム発生により
除去される。縦型凝縮反応器4において得られた凝縮液
はライン22を経てエジェクター10の吸引側に供給さ
れる。縦型凝縮反応器4において吸収されなかった混合
ガスは充填部5で吸収媒体と接触した後、ライン24を
経て回収工程(図示されない)に送られる。中圧分解塔
6に供給された尿素合成液は加熱器38および39にそ
れぞれ供給されるスチーム(冷却管23で回収されたス
チーム)および高圧スチーム凝縮水により加熱されてラ
イン25から排出される未反応アンモニアおよび二酸化
炭素をほとんど含まない尿素液とライン26を経て排出
されるアンモニア、二酸化炭素および水の混合ガスとに
分離される。ライン26からの混合ガスはライン24か
らの混合ガスとともに前記のように回収工程に送られて
回収される。
ルの低い低圧回収蒸気の使用は、高い温度レベルが必要
な未反応アンモニアおよび二酸化炭素の分離工程では加
熱のための温度差を確保することが困難であるために、
分離装置の加熱器の伝熱面積を大きくすることになる。
収方法に関する従来技術は、解決すべき種々の問題点を
有している。
程における効果的な熱回収を行い、尿素製造工程全体で
必要とされる伝熱面積を大幅に減少させる方法を提供し
ようとするものである。
来技術が有する問題点を解決すべく鋭意検討した結果、
低圧蒸気の発生を介さずに、すなわち、温度レベルを低
圧蒸気の温度である150〜155℃まで低下させず
に、高温度レベルの、すなわち、170〜180℃の高
温度レベルの、混合ガスの凝縮熱を、直接未反応アンモ
ニアおよび二酸化炭素の分離工程の熱源に利用すれば伝
熱効率が大幅に向上して尿素合成工程全体で必要とされ
る伝熱面積が大幅に減少することを見出だし、本発明を
完成するに至った。
酸化炭素を尿素合成温度および尿素合成圧力下に反応さ
せ、得られた尿素、未反応アンモニア、未反応二酸化炭
素および水からなる尿素合成液を、ストリッッパーにお
いて、尿素合成圧力とほぼ等しい圧力において原料二酸
化炭素の少なくとも一部と加熱下に接触させ、それによ
って未反応アンモニアおよび未反応二酸化炭素をアンモ
ニア、二酸化炭素および水の混合ガスとして該尿素合成
液から分離し、この混合ガスを内部に冷却チューブを有
する縦型凝縮反応器の胴側に供給して吸収媒体と冷却下
に接触させてその混合ガスを凝縮させ、得られた凝縮液
を該尿素合成塔に循環し、一方、未分離の未反応アンモ
ニアおよび未反応二酸化炭素を含有する尿素合成液から
さらに未反応アンモニアおよび二酸化炭素を分離して尿
素を得る尿素合成方法であって、該ストリッパーにおい
て混合ガスを分離した尿素合成液を該縦型凝縮反応器の
冷却チュ−ブに供給し、一方、該ストリッパーにおいて
分離された混合ガスを該縦型凝縮反応器の胴側に供給し
て該冷却チューブ中の尿素合成液との間接熱交換によっ
て凝縮させ、その際発生する凝縮熱により該冷却チュー
ブ中の尿素合成液を加熱することを特徴とする尿素合成
方法。
離の未反応アンモニアおよび未反応二酸化炭素を含有す
る尿素合成液を尿素合成圧よりも低い圧力に減圧して前
記縦型凝縮反応器の冷却チュ−ブに供給する前記(1)
に記載の尿素合成方法。
離の未反応アンモニアおよび未反応二酸化炭素を含有す
る尿素合成液を減圧して中圧分離器へ供給し、その尿素
合成液中に含有される未反応アンモニアおよび未反応二
酸化炭素の一部を分離した後、前記縦型凝縮反応器の冷
却チュ−ブに供給する前記(1)に記載の尿素合成方
法。
ブ側に供給された尿素合成液が、前記縦型凝縮反応器に
供給された混合ガスの凝縮熱によって150〜170℃
の温度に加熱される前記(1)ないし(3)のいずれか
に記載の尿素合成方法。
ブが、多重チャンネルを有するU型チューブである前記
(1)ないし(4)のいずれかに記載の尿素合成におけ
る熱回収方法。
の底部から排出される未反応アンモニアおよび未反応二
酸化炭素の残りを含有する尿素合成液(以下、単に尿素
液と云う)は減圧弁により減圧された後に縦型凝縮器の
冷却用チューブに供給されるのが好ましい。減圧するこ
とにより尿素液の温度が低下するので、縦型凝縮器の冷
却チューブに供給されて胴側の凝縮液との温度差を大き
くすることができるからである。この際、圧力は好まし
くは0.01から3.0MPa、より好ましくは1.0
から2.5MPaの範囲、特に好ましくは1.5から2.0
MPa程度の中圧に減圧される。中圧に減圧された尿素
液は冷却チューブに入る前に中圧分離器において、減圧
により尿素液から分離されたアンモニアと二酸化炭素と
水からなる混合ガスを分離するのが好ましい。冷却チュ
ーブに供給する前に分離した混合ガスを除去して尿素液
のみを冷却チューブに供給することにより、各チューブ
への尿素液の分配が均等に行われ、熱交換の効率が向上
するからである。
冷却チューブを有する構造の縦型熱交換器である。この
縦型凝縮反応器を用いることにより,機器数を増加させ
ることなく、および/またはガスの分配をすることなし
に、ストリッパーからの尿素液の加熱のほかに、低圧蒸
気の発生、他の冷却媒体、例えば原料液体アンモニアを
加熱することも同時に,容易に行うことができる。
細に説明する。
スフロー図である。原料アンモニアは、ライン11から
25MPa程度まで昇圧された後、熱交換器7に供給さ
れ、回収低圧蒸気および蒸気凝縮水で175℃程度に加
熱されてライン12からエジェクター10へ供給されて
尿素合成圧まで膨張され、ダウンパイプ22から供給さ
れる凝縮液を吸引してライン13から尿素合成塔1へ供
給される。原料二酸化炭素と防蝕用空気はライン14か
らストリッパー2の底部へ供給されるが、一部はライン
15を経て尿素合成塔1へ供給される。
化炭素と防蝕用空気は、圧力13〜25MPa、温度1
80〜200℃で運転される尿素合成塔1を上昇しなが
ら、尿素合成反応が進行される。反応終了後、尿素合成
液は尿素合成塔1上部からライン16へ抜き出され、ス
トリッパー2上部へ供給される。
a、温度160〜200℃で運転され、尿素合成液中に
含まれる、未反応アンモニウムカーバメート(未反応ア
ンモニアおよび未反応二酸化炭素)は加熱分解されてア
ンモニア、二酸化炭素,水およびイナートガスからなる
混合ガスとして分離される。
2上部からライン18を経て縦型凝縮反応器4のシェル
側(胴側)へ供給され、一方、未分離の未反応アンモニ
アおよび未反応二酸化炭素を含む尿素合成液はストリッ
パー2の底部からライン17へ抜き出されて縦型凝縮反
応器4の冷却チューブ側へ供給される。
ら供給される吸収媒体としての回収液(ストリッパー2
からの尿素合成液中に含まれる未反応アンモニウムカー
バメートを中圧および/または低圧でアンモニア、二酸
化炭素および水の混合ガスとして分離し、水、希アンモ
ニア水などに吸収した溶液)は110℃程度の温度で、
13.5〜25.5MPa程度に昇圧され、縦型凝縮反
応器4の上部に設置された充填部5に供給される。充填
部5は、圧力13〜25MPa、温度160〜190℃
で運転され、充填部5の底部からの吸収液は、ダウンパ
イプ21から縦型凝縮反応器4の底部へ流下し、ライン
18からの混合ガスと冷却下に接触してそれを吸収凝縮
させる.縦型凝縮反応器4のシェル側は、充填部5から
の上記吸収液と凝縮液(両方を一緒にして凝縮液と称す
る)で満たされ、凝縮熱(吸収熱)は冷却チューブ19
および所望により冷却チューブ23に供給される冷却媒
体により除熱される。
ャンネルのU型冷却チューブを有する縦型熱交換器であ
って、ストリッパー2からの尿素液の加熱とともに、好
ましくは他のチャンネルに水を供給して低圧蒸気を発生
させる。また、他の冷却媒体例えば原料液体アンモニア
を加熱することも容易に行うことができる。
0〜190℃に調整されるが、調整は混合ガスの凝縮熱
を好ましくは二つの冷却媒体の加熱、例えば尿素合成液
の加熱と蒸気発生とにより、取り除くことにより行うこ
とができる。
シェル側の上部に開口を有するダウンパイプ22を経て
エジェクター10の吸引側に供給される。
チュ−ブ側に供給された尿素合成液は、未反応アンモニ
ウムカーバメートを中圧で分解するのに望ましい温度1
50〜170℃まで加熱される。中圧分解に必要な熱量
は、縦型凝縮反応器4での凝縮熱で賄われるため、中圧
分解塔6の加熱は不要となる。
2.5MPa、温度150〜170℃で運転されている
中圧分解塔6へ供給され、未反応アンモニウムカーバメ
ートをほとんど含まない尿素液はライン25から次工程
の低圧分解塔(図示せず)に供給される。一方、尿素合
成液と分離された混合ガスはライン26から回収工程へ
供給される。
れた凝縮液は、ダウンパイプ22を重力で流下し、エジ
ェクター10で昇圧後、尿素合成塔1へ供給され、吸収
されなかった混合ガスは、ライン24から次工程へ供給
される。
ロセスフロー図であり、ストリッパー2で混合ガスと分
離された尿素液は中圧分離器3へ供給され、尿素液中の
混合ガスが更に分離された後、縦型凝縮反応器4の冷却
チューブに供給される。
a、温度160〜200℃で運転され、その中で尿素合
成液は、原料二酸化炭素によるストリッピングによって
未反応のアンモニウムカーバメートはアンモニアおよび
二酸化炭素の混合ガスに分解されてアンモニア、二酸化
炭素、水およびイナ−トガスからなる混合ガスとして分
離される。この混合ガスは、ストリッパー2上部からラ
イン18を介して縦型凝縮反応器4のシェル側に供給さ
れ、未分離の未反応アンモニアおよび未反応二酸化炭素
を含む尿素液は減圧され、ストリッパー2の底部からラ
イン17へ抜き出されて中圧分離器3へ供給される。
a、温度120〜150℃で運転される。そのために、
尿素合成液はストリッパー2の運転圧力および温度から
断熱変化により中圧分離器3の運転圧力および温度に降
下して気液二相の状態になり、尿素液中のガスが分離さ
れる。尿素合成液中のガスが分離された尿素液はライン
19を介して縦型凝縮反応器4の底部から冷却チュ−ブ
側に供給され、一方、尿素液から分離された混合ガスは
ライン27から回収工程へ供給される。
ら供給される吸収媒体としての回収液は110℃程度の
温度で、13.5〜25.5MPa程度に昇圧され、縦
型凝縮反応器4の上部に設置された充填部5に供給され
る。充填部5は、圧力13〜25MPa、温度160〜
190℃で運転され、充填部5の底部液は、ダウンパイ
プ21から縦型凝縮反応器4の底部に供給される。
からの吸収液と凝縮液で満たされており、混合ガスは吸
収凝縮され、凝縮熱は冷却チューブ19および23で除
熱される。
塔圧力から中圧分離器の圧力に降下し気液二層になるた
めに、そのまま冷却チューブに供給すると各チューブへ
の尿素液の分配が不均一になる傾向があるが,中圧分離
器3で尿素液中の混合ガスを分離した後の尿素液を縦型
凝縮反応器4へ供給すれば、冷却チューブへの分配が均
等に行われ、熱交換の効率が向上する。
ューブへの均等分配による伝熱性能の向上を考えると中
圧分離器3にて尿素合成液中のガスを分離し、液相のみ
を冷却チューブ側に供給するのが好ましい。
の使い分けは、冷却チュ−ブと中圧分離器3の機器の費
用にもよるが、大型の縦型凝縮反応器4を使用する場合
には中圧分離塔3を設置した方が機器の費用を幾分削減
することができる。
をさらに具体的に説明する。
ン/日の尿素合成を行った。その結果、ストリッパーか
らの尿素液を155℃まで加熱するのに必要な伝熱面積
は、285m2であつた。これは、従来技術で必要とし
ていた伝熱面積の約2/10〜3/10に減少した。物
質収支を表1に示した。縦欄は図1に示された各ライン
の番号を表し、横蘭は各ラインを流れる物質の圧力、温
度、流量および組成を表す。縦型凝縮反応器のシェル側
温度、チューブ側温度、総括伝熱係数および必要な伝熱
面積を表3に示した。
ェル側温度とチューブ側出口温度との温度差を大きく取
ることができ、総括伝熱係数が大幅に改善されたので、
従来技術に比較して伝熱面積が大幅に減少した。
ン/日の尿素合成を行った。その結果、ストリッパーか
らの尿素液を減圧後に155℃まで加熱するのに必要な
伝熱面積は、252m2であつた。従来技術で必要とし
ていた伝熱面積の約2/10〜3/10に減少した。
された各ラインの番号を表し、横蘭は各ラインを流れる
物質の圧力、温度、流量および組成を表す。縦型凝縮反
応器のシェル側温度、チューブ側温度、総括伝熱係数お
よび必要な伝熱面積を表3に示した。
合ガスと尿素液とを分離した後に、尿素合成液のみをチ
ューブ側に供給したので、混合ガスの昇温が不要とな
り、また尿素合成液の分配が均一に行われたために総括
伝熱係数が更に改善され、伝熱面積が更に減少した。
ン/日の尿素合成を行った。
された各ラインの番号を表し、横蘭は各ラインを流れる
物質の圧力、温度、流量および組成を表す。縦型凝縮反
応器のシェル側温度、チューブ側温度、総括伝熱係数お
よび必要な伝熱面積を表3に示した。
ューブ側温度とシェル側出口温度との温度差は取れる
が、薄膜流下式凝縮のため、総括伝熱係数が悪いことか
ら、ストリッパーからの尿素液を減圧後に155℃まで
加熱するのに必要な伝熱面積は1,028m2であつ
た。
ン/日の尿素合成を行った。
された各ラインの番号を表し、横蘭は各ラインを流れる
物質の圧力、温度、流量および組成を表す。縦型凝縮反
応器のシェル側温度、チューブ側温度、総括伝熱係数お
よび必要な伝熱面積を表3に示した。
例1よりも大きく取れるが、回収低圧蒸気では縦型凝縮
反応器のチューブ側温度とシェル側出口温度との温度差
が充分に取れないため、ストリッパーからの尿素液を減
圧後に155℃まで加熱するのに必要な伝熱面積は84
2m2であつた。
ガスの凝縮の温度が高いことを利用し、従来技術では低
圧蒸気の発生にのみ用いられた凝縮熱を、ストリッパー
からの尿素液(好ましくは減圧後)と凝縮液とを直接
に、間接熱交換させ、中圧分解のための熱量を効率的に
回収できるようになった。
圧分解の熱回収へ利用することは、従来技術でも行われ
ていたが、機器数が多くなり、混合ガスを分配する必要
があるなど系が複雑になっていた。本発明では、縦型凝
縮反応器が、U型冷却チューブの縦型熱交換器であるこ
とを利用し、機器数を増加することなく、またはガスの
分配をすることなく、チューブシートに仕切りを入れる
ことにより、低圧蒸気の発生と尿素合成液の加熱の両方
を同時に行うことが可能となった。この構造により、チ
ューブシートを仕切ることで他の冷媒、例えば、液安、
回収液等を導入することがその熱交換器の構造から容易
に行い得る。
ある。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 尿素合成塔において、原料アンモニアお
よび二酸化炭素を尿素合成温度および尿素合成圧力下に
反応させ、得られた尿素、未反応アンモニア、未反応二
酸化炭素および水からなる尿素合成液を、ストリッッパ
ーにおいて、尿素合成圧力とほぼ等しい圧力において原
料二酸化炭素の少なくとも一部と加熱下に接触させ、そ
れによって未反応アンモニアおよび未反応二酸化炭素を
アンモニア、二酸化炭素および水の混合ガスとして該尿
素合成液から分離し、この混合ガスを内部に冷却チュー
ブを有する縦型凝縮反応器の胴側に供給して吸収媒体と
冷却下に接触させてその混合ガスを凝縮させ、得られた
凝縮液を該尿素合成塔に循環し、一方、未分離の未反応
アンモニアおよび未反応二酸化炭素を含有する尿素合成
液からさらに未反応アンモニアおよび二酸化炭素を分離
して尿素を得る尿素合成方法であって、該ストリッパー
において混合ガスを分離した尿素合成液を該縦型凝縮反
応器の冷却チュ−ブに供給し、一方、該ストリッパーに
おいて分離された混合ガスを該縦型凝縮反応器の胴側に
供給して該冷却チューブ中の尿素合成液との間接熱交換
によって凝縮させ、その際発生する凝縮熱により該冷却
チューブ中の尿素合成液を加熱することを特徴とする尿
素合成方法。 - 【請求項2】 前記ストリッッパーからの、未分離の未
反応アンモニアおよび未反応二酸化炭素を含有する尿素
合成液を尿素合成圧よりも低い圧力に減圧して前記縦型
凝縮反応器の冷却チュ−ブに供給する請求項1に記載の
尿素合成方法。 - 【請求項3】 前記ストリッッパーからの、未分離の未
反応アンモニアおよび未反応二酸化炭素を含有する尿素
合成液を減圧して中圧分離器へ供給し、その尿素合成液
中に含有される未反応アンモニアおよび未反応二酸化炭
素の一部を分離した後、前記縦型凝縮反応器の冷却チュ
−ブに供給する請求項1に記載の尿素合成方法。 - 【請求項4】 前記縦型凝縮反応器の冷却チュ−ブ側に
供給された尿素合成液が、前記縦型凝縮反応器に供給さ
れた混合ガスの凝縮熱によって150〜170℃の温度
に加熱される請求項1ないし3のいずれかに記載の尿素
合成方法。 - 【請求項5】 前記縦型凝縮反応器の冷却チューブが、
多重チャンネルを有するU型チューブである請求項1な
いし4のいずれかに記載の尿素合成方法。
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Cited By (9)
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