JP2003104732A - ガラス容器成形装置にガラスゴブを搬送するための装置及び方法 - Google Patents

ガラス容器成形装置にガラスゴブを搬送するための装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列型のガラス成形機械のブランク成形型へ
溶融ガラスゴブを運ぶための樋に、ゴブ剪断装置からの
溶融ガラスゴブを搬送するための改良された掬いを提供
する。 【解決手段】 傾斜したゴブ掬い(20,40)は、昇
温された成形可能なガラスゴブを、その自重によって、
並列型のガラス容器成形機械の部分に搬送する。ゴブ掬
い(20,40)の横断面の形態は、上向きの略V字形
になっていて、屈曲した部材(22,42)は曲線状の
湾曲部(22e,42e)を有していて、ここから上方
向に曲線状の対向する足部(22c,22d;42c,
42d)が延在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列型(ISタイ
プ)のガラス容器成形機械における、複数の並列な部分
のうちのひとつのブランク成形型に、溶融ガラスゴブを
その供給源から搬送するための装置に関する。特に、本
発明は、ゴブの剪断装置から相対的に固定された樋へ溶
融ガラスゴブを搬送するための揺動可能なゴブ掬いに関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、ほとんどのボトルやジャーその他
のタイプのガラス容器は、並列型の機械で成形されてお
り、かかる機械は同一構成の容器成形部分を複数並列さ
せるようにして、例えば8ないし10さらには12のそ
うした部分を備えている。さらに、もっと高い生産性の
仕様の並列型機械では、複数の同一の容器をそれぞれの
並列型機械の部分にて同時に成形するために、例えば2
つないし3つさらには4つのそうした容器を成形すべ
く、それぞれ、ダブルゴブ処理、トリプルゴブ処理、又
はクアッドゴブ処理と称されるような処理をしばしば用
いている。いずれの事例にあっても、並列型機械の部分
で成形されるそれぞれの容器は、成形可能な溶融ガラス
のゴブに2段階の処理を施すことで成形される。このう
ちの第1の段階では、通例ブランクとかパリソンと称さ
れる容器のプリフォームを、通例ブランク成形型と称さ
れる第1の成形型にて、吹込み成形することで若しくは
プレス成形することで成形する。ブランクないしパリソ
ンは、逆さ位置、つまり上側の開口が底部の下方に位置
するような位置にして成形した後に、180゜回転させ
て水平にして、通例吹込み成形型と称される第2の成形
型へと移動させて、通常の直立した向きにて、吹込み成
形されて最終的な形態にされてから、容器は、そうした
並列型の機械の部分にて同時に成形された他の容器とい
っしょに、並列型の機械から搬出されてさらに処理され
る。
【0003】溶融ガラスゴブをゴブの剪断装置から並列
型機械のブランク成形型へ配送するための配送装置は、
揺動式のゴブ掬いを備えていて、これがゴブを案内して
実質的に平行である複数の対の装置へ導くが、これらの
装置は固定されていて多少は調節可能な樋であって、こ
うした装置は真っ直ぐで下向きに傾いてなるような、揺
動式のゴブ掬いからゴブを受取るための樋と、樋からゴ
ブを受取ってゴブを並列型機械の部分のブランク成形型
に導くための、下向きに屈曲した部分を有してなる、下
向きに傾斜したデフレクターとである。このような一般
的な装置については、米国特許第4,529,431号
(Mumfold)に開示されていて、この特許は本願
の以前の譲受人に譲渡されており、かかる開示をここで
参照して引用する。
【0004】Mumfordの '431号特許に開示さ
れている装置においては、広範囲のサイズの任意のゴブ
の、ゴブの配送されるゴブの樋の入口に対する正確な位
置決めを損なわずに、所定のゴブの掬いに適応できるゴ
ブのサイズの範囲を大きくすることにより、成形機械毎
に必要とされるゴブ掬いの数を減少できることが重要で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明によるゴブ掬い
は、上向きのV字形の横断面を有していて、その対向し
てなる足部の自由端部の間の間隔は、通過させようとす
る最大のゴブのために必要とされる間隔に比べて大きく
なっている。従って、対向しているV字形の足部の間隔
は、V字形の上部ないし開部端における広い間隔から、
V字形の底部ないし閉部端における実質的に狭い間隔へ
と変化していて、V字形の底部ないし閉部端における間
隔は、通過させようとする最小のゴブの幅に比べて小さ
くなっている。これにより、広範囲のサイズにわたる任
意のゴブを掬いに通過させることができて、様々なサイ
ズのゴブに適応するために掬いを交換するような必要は
無くなって、また、かかるサイズ範囲内のゴブは掬いの
底部と接触することが無いために、掬いを通って流れる
あらゆる液体冷媒と接触することも無い。さらに、本発
明による掬いの下方には、空気マニホールドを備えて、
掬いの開口を通して圧縮空気ないしは送風空気を掬いに
導入することができるので、任意の所定の並列型機械に
使用される様々な掬いにおいて、掬い毎の温度を均等化
できて、これにより、並列型機械の様々な部分につなが
っている樋にゴブが到着する時間をより均一にすること
ができる。この冷却空気は、必要によっては、掬い中の
ガラスゴブをある程度浮揚させるためにも用いることが
でき、ゴブが掬いを通過する走行時間を速めることがで
きる。
【0006】変形例においては、本発明による掬いの下
方に流路を備えて、水などの液体冷媒を循環させて、掬
いのゴブ接触表面を間接的に冷却することで、掬いを鋳
造ないし製造するのに用いている材料が熱劣化すること
を防止すると共に、ゴブと掬いのゴブ接触表面との間の
摩擦係数を低下させる。いずれにしても、掬いを適切に
冷却すると共にゴブ接触表面を極めて滑らかに仕上げる
ことで、掬いのゴブ接触表面に被膜を行なう必要を回避
することが可能であり、ゴブが掬いを通過するときのゴ
ブから掬いへの熱伝達を最小にできる。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、並列型のガラス成形機械のブランク成形型へ溶融ガ
ラスゴブを運ぶための樋に、ゴブ剪断装置からの溶融ガ
ラスゴブを搬送するための改良された掬いを提供するこ
とである。より詳しくは、本発明の目的は、上記特徴を
備えた掬いであって、広範囲のサイズのゴブを取扱うこ
とができて、あるサイズのガラスゴブから別のサイズの
ガラスゴブを用いたガラス容器の生産へと機械を変更す
るときに、並列型機械の掬いを頻繁に交換する必要性を
解消できるような掬いを提供することである。さらに詳
しくは、本発明の目的は、上記特徴を備えた掬いであっ
て、通過するゴブが、掬いの底部を流れる任意の液体冷
媒と接触すること無く保たれることを保証できるように
形成されてなる掬いを提供することである。本発明とそ
の目的とをさらに良く理解できるように、以下に本発明
の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は、本発明の実施形
態によるゴブ掬いであって、その全体を参照符号20に
て示している。ゴブ20は、調和して揺動可能になって
いるが、そのために使用されるゴブ掬いの駆動装置は、
例えば、共に譲渡された米国特許第5,895,514
号(DiFrank)に教示されているタイプのもので
あって、かかる開示をここで参照して引用することと
し、溶融ガラスゴブは並列型機械の樋組立体10などの
様々な樋組立体に配送される。ゴブ掬い20は屈曲した
部材22を有していて、この上端22aにて垂直落下し
てきたガラスゴブを受取って、かかるゴブは、水平に対
してわずかに傾斜してなる下端22bから排出される。
【0009】屈曲した部材22は、その端部22aと2
2bとの間の箇所にて横方向に延在している一体的な支
持部材24に固定されていて、その長さ方向に沿った横
断面は図7及び図8に示すように略V字形になってい
る。つまり、屈曲した部材22は対向する一対の足部2
2c及び22dを有していて、これらの足部は、丸い湾
曲部22eから上方向かつ外方向へ向けて、徐々に半径
を増加させるように曲がっている。足部22c及び22
dの自由端部の間隔は、ゴブ掬い20を通過させようと
する広範囲のゴブサイズのうちの最大のゴブ幅に比べ
て、より大きい距離の間隔を隔てており、湾曲部22e
の半径は、そうした広範囲のサイズのゴブのうちの最小
のゴブの半径に比べて、より小さい半径を有しているの
で、そうしたあらゆるサイズのゴブが足部22cと22
dとの対向する箇所に支持されながら、ゴブ掬い20を
通過する。このため、いかなるゴブも、部材22の上端
22aの上方にあるゴブ剪断装置からゴブ掬い20を通
って流れる液体冷媒と接触することに起因して、局所的
に冷却されるようなことが無い。
【0010】支持部材24は、図面には2つを示してい
るような、ガス冷媒のための少なくともひとつの入口2
6を有していて、部材22の湾曲部22eの下方にある
空間28へ空気又は他のガスを導入する。空間28に導
入されたガスは、部材22を間接的に冷却するために使
用されるが、この事例では、入口26の一方は出口とし
て使用され、2つの入口26の間には、空間28の大部
分にわたるような長手方向に延びた仕切(図示せず)が
延在していて、一対の冷却通路が直列的に結合されて冷
媒を導くようになっている。変形例として、図示の如
く、部材22には多数の開口30を間隔を隔てて備えて
も良い。そうした開口によれば、ガス冷媒は空間28か
ら流出し、ゴブ掬い20を通過するゴブに接触して、い
っそう部材22を冷却すると共に、ゴブ掬い20を通過
するゴブを浮揚させないしは部分的に浮揚させて、ゴブ
が部材22の下端22bに到着する時間を速めることが
できる。部材22は、適当な耐熱性のステンレス鋼やア
ルミニウムから鋳造することができ、この場合、支持部
材24は部材22と一体的に鋳造することが好ましい。
なお、支持部材24と部材とは別個の部品から製造して
も良い。
【0011】図7乃至図12では、実施形態によるゴブ
掬いの全体を参照符号40にて示しているが、以下に説
明する事項を除けば、ゴブ掬い40の構成及び機能はゴ
ブ掬い20と同様である。従って、ゴブ掬い40は、上
側のゴブ入口42aと下側のゴブ出口42bとを備えて
なるような屈曲した部材42を有している。図9及び図
10に示すように、部材42の横断面の形態は上方向に
向いたV字形であって、その湾曲部42eから曲線状の
対向する一対の足部42c及び42dが上方向に延在し
ている。このように、湾曲部42eの半径は、ゴブ掬い
40を通過させようとする最小のガラスゴブの半径に比
べて小さくなっていて、足部42c及び42dの自由端
部の間隔は、ゴブ掬い40を通過させようとする最大の
ガラスゴブの幅に比べて大きい距離の間隔を隔てている
ので、広範囲のゴブサイズのあらゆるゴブが足部42c
と42dとの対向する箇所に支持されて、湾曲部42e
とは接触することがなく、このために、ゴブ掬い40を
通って流れるであろういかなる剪断装置の冷媒によって
も、局所的に冷却されることは無い。部材42は、支持
部材44を結合されて有していて、適当な耐熱性のステ
ンレス鋼やアルミニウムから鋳造することができ、この
場合、支持部材は部材42と一体的に鋳造することが好
ましい。なお、部材42と支持部材44とは別個の部品
から製造しても良い。いずれの事例においても、支持部
材44は冷媒入口開口46aと冷媒出口開口46bとを
備えていて、ここに通した水や他の液体冷媒は空間48
を通って流れて、部材42のゴブ接触表面を間接的に冷
却することになる。これに関連して、空間48の内部に
は長手方向に延在するような仕切48aが備えられてい
て、空間を互いに平行であるような入口流路と戻り流路
とに分割する。
【0012】図13は、ゴブ掬い20とゴブ掬い40と
の双方の機能について模式的に示した図であって、図1
乃至図6の実施形態の屈曲した部材22と図7乃至図1
2の実施形態の屈曲した部材42との双方に共通してい
る特徴を具体化してなる、屈曲した部材52の文脈にお
いて示している。部材52においては、部材52の壁5
2cと52dとの間に、部材52を通過させようとする
ゴブのサイズ範囲のうちの最大のゴブG1が接触してい
ると共に、そうしたゴブのサイズ範囲のうちの最小のゴ
ブG2も同じく接触している。ゴブG1及びG2ならび
にG1とG2との間のサイズのすべてのゴブは、壁52
cと52dとの間に支持されるが、ゴブG1は対向する
箇所L1とL2とにて、ゴブG2はL3とL4とにて支
持されることとなって、ゴブG1及びゴブG2はもとよ
り、ゴブG1とG2との間のサイズであるようなあらゆ
るゴブにおいて、部材52の湾曲部52eに接触するこ
とは全くない。
【0013】ゴブは、それがゴブG1若しくはゴブG2
またはこれらの中間サイズであるようないかなるゴブで
あったとしても、その両側部にて屈曲した部材22、4
2、52のいずれかによって支持されることから、ゴブ
の配送される樋の中心軸線に対して極めて正確に中心合
わせされる見込みがあって、このことは摩擦損失を最小
にすると共に、ゴブがそうした樋を通り抜ける走行時間
を均一化する助けになる。
【0014】屈曲した部材22及び42のそれぞれの曲
率半径Rは、屈曲した部材の長さの最終部分の6〜7イ
ンチにわたる真っ直ぐな部分に至るまでは、屈曲した部
材22又は42の入口端部から出口端部に進むにつれて
徐々に大きくなっていて、こうした形態は、ゴブが屈曲
した部材を通り進むときにゴブと屈曲した部材との接触
が維持されることを助けて、ゴブが通り進むときにゴブ
が屈曲した部材の上ではね上がるようなことがない。こ
のことは、ゴブが屈曲した部材を通過する走行時間を均
一化すると共に、ゴブが屈曲した部材に対して浮揚した
状態から着地したときに、ゴブが屈曲した部材の側面間
に膠着することを防止する。
【0015】望ましくは、図1乃至図6の実施形態の屈
曲した部材22と、図7乃至図12の実施形態の屈曲し
た部材42とのそれぞれにおいて、上に向いたゴブ接触
表面は非常に滑らかになっていて、そうした表面に被覆
を施す必要がない。そのような目的のためには、10R
MSの表面仕上げが適切であることが判明した。
【0016】本発明を実施するためのベストモードであ
ると出願時において発明者が考えるものを図示して説明
したけれども、当業者にあっては発明の範囲を逸脱する
ことなく適当な改変、変形、及び均等物を案出できるこ
とは明らかであり、従って、そうした掬いは特許請求の
範囲とその法的均等物によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施形態による揺動
可能なガラスゴブ掬いについて、一部を破断して示した
立面図である。
【図2】図2は、図1のゴブ掬いを示した平面図であ
る。
【図3】図3は、図1及び図2のゴブ掬いの底部部分を
示した端面図である。
【図4】図4は、図1の線4−4に沿った断面図であ
る。
【図5】図5は、図1の矢印5の方向から見た図であ
る。
【図6】図6は、図5の線6−6に沿った断面図であ
る。
【図7】図7は、本発明の他の実施形態によるゴブ掬い
を図1と同じように示した図である。
【図8】図8は、図7のゴブ掬いを示した平面図であ
る。
【図9】図9は、図7及び図8のゴブ掬いの底部を示し
た端面図である。
【図10】図10は、図7の線10−10に沿った断面
図である。
【図11】図11は、図7の矢印11の方向から見た図
である。
【図12】図12は、図11の線12−12に沿った断
面図である。
【図13】図13は、本発明によるゴブ掬いを用いて、
広範囲のサイズのガラスゴブを扱う様子を示している模
式図である。
フロントページの続き (72)発明者 マーク アール ティッピング アメリカ合衆国 オハイオ州 43402 ボ ウリング グリーン エディス コート 4

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い揺動可能なゴブ掬いであって、溶
    融ガラスゴブを該装置の入口から該装置の出口へ搬送す
    るための掬いにおいて、前記部材は、前記装置の長手軸
    線に対して平行に延在してなる平面において、高い位置
    にある入口から低い位置にある出口へと屈曲していて、
    前記部材の横断面の形態は、上向きのV字形と略一致す
    る形態になっていて、対向する一対の足部はその底部端
    の湾曲部にて結合されており、足部の上方の自由端部
    は、細長い部材を通過させようとする広範囲のゴブサイ
    ズのうちの最大のゴブ幅に比べて、より大きい距離の間
    隔を隔てており、湾曲部の半径は、ゴブサイズのうちの
    最小サイズのゴブの半径に比べて、より小さい半径を有
    していることを特徴とする細長いゴブ掬い。
  2. 【請求項2】 装置がさらに、 前記屈曲した部材の下方に設けられたマニホールドを備
    えていて、前記マニホールドは冷媒が循環する通路を有
    しており、前記部材の足部のゴブ接触表面を冷却する、 ことを特徴とする請求項1に記載の細長いゴブ掬い。
  3. 【請求項3】 前記細長い部材の足部を貫通してなる複
    数の小さい開口をさらに備え、前記開口は、前記マニホ
    ールドから前記細長い部材の足部を通して、ガス冷媒を
    運ぶために用いられることを特徴とする請求項2に記載
    の細長いゴブ掬い。
  4. 【請求項4】 前記揺動可能な掬いは、滑らかで被覆さ
    れていないようなゴブ接触表面を有していて、この装置
    がさらに、 前記ゴブ接触表面を間接的に冷却する手段を備えてい
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の細長いゴブ掬い。
  5. 【請求項5】 前記ゴブ接触表面を間接的に冷却する前
    記手段は、 前記ゴブ接触表面と間接的に接触している前記掬いに通
    すように液体冷媒を循環させる、前記掬いの下方に設け
    られた手段である、 ことを特徴とする請求項4に記載の細長いゴブ掬い。
  6. 【請求項6】 前記接触表面と間接的に接触するように
    冷媒を循環させる、前記掬いの下方に設けられた手段
    は、前記掬いに通すようにガス冷媒を循環させる手段で
    あることを特徴とする請求項4に記載の細長いゴブ掬
    い。
  7. 【請求項7】 装置がさらに、 前記ゴブ掬いに設けられた複数の開口をさらに備えてい
    て、ガス冷媒は、前記掬いの下方にある前記手段に流入
    し、その後、前記掬いに流入して、前記掬いを通り過ぎ
    るガラスゴブに直接接触して冷却する、 ことを特徴とする請求項6に記載の細長いゴブ掬い。
  8. 【請求項8】 前記ゴブ接触表面は少なくとも10RM
    Sの表面仕上げを有していることを特徴とする請求項4
    に記載の細長いゴブ掬い。
  9. 【請求項9】 前記部材の入口付近における長手軸線に
    沿った半径は、出口付近における長手軸線に沿った半径
    に比べて小さくなっていて、細長い部材における出口の
    すぐ内側の最後の部分は真っ直ぐになつていることを特
    徴とする請求項4に記載の細長いゴブ掬い。
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