JP2003104595A - 巻取紙用紙粉除去方法および巻取紙用紙粉除去装置 - Google Patents

巻取紙用紙粉除去方法および巻取紙用紙粉除去装置

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JP2003104595A
JP2003104595A JP2001304437A JP2001304437A JP2003104595A JP 2003104595 A JP2003104595 A JP 2003104595A JP 2001304437 A JP2001304437 A JP 2001304437A JP 2001304437 A JP2001304437 A JP 2001304437A JP 2003104595 A JP2003104595 A JP 2003104595A
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Japan
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paper
dust
roll
paper dust
web
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JP2001304437A
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English (en)
Inventor
Yukio Akemoto
幸夫 明本
Hidefumi Kuninori
英史 國則
Mitsuyoshi Matsumura
充芳 松村
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の径や幅員の巻取紙に対応して、その側
面に付着した紙粉を除去する装置を提供する。 【解決手段】 一対の駆動ローラ3に載置させた巻取紙
2の側面に臨ませて、空気吹き出し口13a と空気吸い込
み口14a とを配設する。これらは、昇降アクチュエータ
12に設けられて、前記駆動ローラ3の一対の中央部を通
る鉛直線に沿って昇降可能としてある。アクチュエータ
12は巻取紙2の軸方向に進退可能に進退アクチュエータ
7に支持されている。駆動ローラ3に搬送された巻取紙
2に対して、進退アクチュエータ7と昇降アクチュエー
タ12を作動させて空気吹き出し口13a と空気吸い込み口
14a とを臨ませて、駆動ローラ3を回転させて巻取紙2
を回転させながら、空気吹き出し口13a から圧力空気を
吹き出させ、空気吸い込み口14a から周囲の空気を吸い
込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製紙工場や印刷
工場において用いる巻取紙の側面に付着した紙粉を除去
する巻取紙用紙粉除去方法および巻取紙用紙粉除去装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】製紙工場では、紙の原料であるパルプを
抄紙機に供して紙を製造する。抄紙機では、生産性を高
めるために、抄紙速度を上げるとともに、紙幅及び巻き
長さを大きくする傾向にあり、最近では紙幅が6mにも
及ぶものもある。
【0003】他方、需用者である新聞社、印刷会社、包
装資材会社等では、幅員や径が大きい巻取紙を扱える機
械装置が備えられていない。また、製紙工場からこの種
の需用者に紙を輸送する際にも、斯かる広幅で大径な巻
取紙を扱うことは煩雑であり、場合によっては扱うこと
ができない。
【0004】このため、製紙工場では、抄紙機のマシン
リールで巻き取られた広幅で大径の巻き取りを需用者が
所有する印刷機等の機械能力に合わせて、適当な幅員と
径の巻き取りに加工したり、所定の寸法の小判に裁断し
て出荷している。このため、製紙工場では、抄紙機から
繰り出される広幅の紙は、一旦リールで連続的にリール
スプールに巻き取られる。この巻き取りを小幅で小径の
巻取紙または小判に仕上げるために、スリッターに供せ
られ、小幅に分割されると共に適宜な径に調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、小幅に
分割された巻取紙の側面には、裁断の際に発生する紙粉
が付着している。特に、ロータリーカッターやスリッタ
ーの刃の切れ味が低下した場合や、原料に古紙が多く含
まれた巻取紙を裁断した場合等に多く見られる。
【0006】紙粉が付着した紙を印刷等に使用すると
き、紙粉が舞い上がって紙の表面に付着すると、平版印
刷であるオフセット印刷においてはブランケット上に堆
積して画像を乱すパイリングを引き起こし、スポットと
呼ばれる印刷物の画線部に白抜けを起こしたりする。凹
版印刷であるグラビア印刷においても版面に付着し、版
面が汚れて印刷面を汚すおそれがある。
【0007】そこで、この発明は、種々の径の巻取紙に
対して、その側面に付着した紙粉を確実に除去できるよ
うにした巻取紙粉除去方法及び紙粉除去装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段としてこの発明に係る巻取紙用紙粉除去方
法は、巻取紙の側面に付着した紙粉を除去するための巻
取紙用紙粉除去方法において、紙粉除去位置に配設され
た2本の平行なロール上に載置されて回転する巻取紙の
側面に圧力空気を吹き付けて、側面から紙粉を吹き飛ば
し、吹き飛ばされた紙粉を吸引して集塵装置に回収する
ことを特徴としている。
【009】圧力空気が吹き付けられることによって、側
面に付着した紙粉が吹き飛ばされて除去される。また、
巻取紙が回転しているため、側面の全域にわたって紙粉
が吹き飛ばされて除去される。吹き飛ばされた紙粉は吸
引されるので、紙粉が周辺に飛散することがなく、しか
も集塵装置に回収するので、除去された紙粉の処理を容
易に行うことができる。
【0010】また、請求項2の発明に係る巻取紙用紙粉
除去方法は、巻取紙の側面に付着した紙粉を除去するた
めの巻取紙用紙粉除去方法において、紙粉除去位置に配
設された2本の平行なロール上に載置されて回転する巻
取紙の側面に回転するブラシを接触させて、側面から紙
粉を掻き落とし、掻き落とした紙粉を吸引して集塵装置
に回収することを特徴としている。
【0011】前記ブラシが側面に接触することによっ
て、側面に付着した紙粉が掻き落とされる。また、巻取
紙が回転しているため、側面の全域にわたって紙粉が掻
き落とされて除去される。掻き落とされた紙粉は吸引さ
れて、紙粉が周辺に飛散することがなく、しかも集塵装
置に回収するので、除去された紙粉の処理を容易に行う
ことができる。なお、ブラシの回転軸の方向は巻取紙の
径方向と平行な方向とすることが好ましい。また、圧力
空気で吹き飛ばすことのできない紙粉もブラシにより除
去することができる。
【0012】また、請求項3の発明に係る巻取紙用紙粉
除去方法は、紙粉を吹き飛ばすための圧力空気を吹き付
ける手段と、吹き飛ばされた紙粉を吸引する吸い込み口
とを、紙粉除去位置に位置させた巻取紙の側面に臨む位
置と側面から退避した位置との間を移動自在とし、紙粉
除去位置における巻取紙の側面の位置を検出し、検出さ
れた巻取紙の側面位置に基づいて、前記圧力空気を吹き
付ける手段と吸い込み口とを該巻取紙の側面に臨ませて
位置させ、前記巻取紙を回転させながら前記圧力空気を
吹き付ける手段から圧力空気を該巻取紙の側面に吹き付
けることを特徴としている。
【0013】また、請求項4の発明に係る巻取紙用紙粉
除去方法は、前記ブラシと掻き落とされた紙粉を吸引す
る吸い込み口とを、紙粉除去位置に位置させた巻取紙の
側面に臨む位置と側面から退避した位置との間を移動自
在とし、紙粉除去位置における巻取紙の側面の位置を検
出し、検出された巻取紙の側面位置に基づいて、前記ブ
ラシを該巻取紙の側面に接触させ、該巻取紙を回転させ
ながら、前記ブラシを回転させて該巻取紙の側面から紙
粉を掻き落とすことを特徴としている。
【0014】巻取紙の側面に圧力空気を吹き付ける手段
(以下、吹き付け手段ともいう)と回転するブラシ(以
下、単にブラシともいう)、集塵装置に紙粉を導くため
のダクトなどの吸い込み口である集塵手段は、巻取紙の
側面の最適位置に臨ませる必要がある。即ち、吹き付け
手段によって巻取紙の側面から紙粉を吹き飛ばすために
は、圧力空気の吹き出し口をできるだけ巻取紙の側面に
近づけるとともに、集塵手段も、できるだけ巻取紙の側
面に近づける必要がある。集塵手段が巻取紙の側面から
離れ過ぎていると、吹き飛ばされた紙粉が外部に漏れ、
作業環境を悪くするからである。
【0015】紙粉を掻き落とすのに回転するブラシを用
いる場合には、ブラシの先端が巻取紙の側面に軽く接す
るようにしないと、紙粉吹き飛ばしが不十分であった
り、或いは、ブラシで巻取紙の側面を引っ掻いて、かえ
って紙粉を大量に発生させることになるからである。
【0016】そのため、吹き付け手段や回転するブラシ
と集塵手段とを、巻取紙の側面を臨む位置で接近・離隔
可能として、紙粉を除去する際には、これら吹き付け手
段などを紙粉を除去すべき巻取紙に適した位置に位置さ
せる。また、巻取紙を紙粉除去位置に搬入・搬出する場
合には吹き付け手段などを、搬入出に支障がない位置ま
で離隔させる。
【0017】吹き付け手段や集塵手段を適宜な位置に位
置させるには、紙粉を除去すべき巻取紙の側面の位置が
判っていなければならない。そのため、巻取紙の側面の
位置を検出し、その検出結果に基づいて吹き付け手段や
集塵手段を移動させて、これらを巻取紙の側面の紙粉を
除去するのに適した位置に位置させる。このため、これ
らを人手によらず適宜な位置に位置させることができ、
紙粉除去作業がより簡便となる。
【0018】また、これらの巻取紙用紙粉除去方法を実
現するのに適したものとして、請求項5の発明に係る巻
取紙用紙粉除去装置は、巻取紙の側面に付着した紙粉を
除去するための巻取紙用紙粉除去装置において、紙粉除
去位置に配設された2本の平行なロール上に載置されて
回転する巻取紙の側面に圧力空気を吹き付ける吹き付け
手段と、前記巻取紙の側面近傍の空気を吸引する集塵手
段とを備え、前記吹き付け手段で圧力空気を側面に吹き
付けるとともに、前記集塵手段で側面から吹き飛ばされ
た紙粉を集塵装置に回収することを特徴としている。
【0019】すなわち、吹き付け手段で圧力空気を巻取
紙の側面に吹き付けて紙粉を吹き飛ばし、吹き飛ばされ
た紙粉は、集塵手段を介して集塵装置で回収される。
【0020】また、請求項6の発明に係る巻取紙用紙粉
除去装置は、巻取紙の側面に付着した紙粉を除去するた
めの巻取紙用紙粉除去装置において、紙粉除去位置に配
設された2本の平行なロール上に載置されて回転する巻
取紙の側面に接触するとともに、巻取紙の回転軸と交差
する方向を軸として回転するブラシと、前記巻取紙の側
面近傍の空気を吸引する集塵手段とを備え、前記ブラシ
で側面から紙粉を掻き落とし、前記集塵手段で側面から
掻き落とされた紙粉を集塵装置に回収することを特徴と
している。
【0021】すなわち、ブラシの先端を巻取紙の側面に
接触させることにより、側面に付着している紙粉が掻き
落とされる。掻き落とされた紙粉は集塵手段を介して集
塵装置で回収される。
【0022】また、請求項7の発明に係る巻取紙用紙粉
除去装置は、前記吹き付け手段と集塵手段とを、紙粉除
去位置に位置させた巻取紙の側面に臨む位置と側面から
退避した位置との間を移動させる移動手段と、紙粉除去
位置に位置させた巻取紙の側面の位置を検出する検出手
段とを備え、前記検出手段による検出結果に基づいて、
前記移動手段を動作させて吹き付け手段と集塵手段とを
巻取紙の側面に臨ませて位置させ、前記巻取紙を回転さ
せながら前記吹き付け手段から圧力空気を該巻取紙の側
面に吹き付けることを特徴としている。
【0023】また、請求項8の発明に係る巻取紙用紙粉
除去装置は、前記ブラシと集塵手段とを、紙粉除去位置
に位置させた巻取紙の側面に臨む位置と側面から退避し
た位置との間を移動させる移動手段と、紙粉除去位置に
位置させた巻取紙の側面の位置を検出する検出手段とを
備え、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記移
動手段を動作させてブラシと集塵手段とを巻取紙の側面
に臨ませて位置させ、前記巻取紙を回転させながら前記
ブラシを回転させて該巻取紙の側面の紙粉を掻き落とす
ことを特徴としている。
【0024】巻取紙の径には種々のものがあり、また、
色々な長さのものもある。そして、特に前記ロールに対
して載置させる際に、載置位置を決める位置決め装置を
設けない限り、2本のロール上での載置位置は必ずしも
一定位置ではない。このため、前記検出手段によって検
出された巻取紙の側面の位置に基づいて、前記移動手段
によって吹き付け手段やブラシ、集塵手段を移動させ、
巻取紙の側面の紙粉を除去するのに適した位置に位置さ
せる。このため、これらを人手によらず適宜な位置に位
置させることができ、紙粉除去作業がより簡便となる。
【0025】また、請求項9の発明に係る巻取紙用紙粉
除去装置は、前記吹き付け手段及び集塵手段の一部を閉
鎖するカバーが設けられ、該カバーが巻取紙の外径に応
じて、移動自在に取り付けられていることを特徴として
いる。
【0026】圧力空気によって吹き飛ばされたり、ブラ
シによって掻き落とされた紙粉が周囲に飛散すると、周
囲の作業環境を悪化させる。このとき、紙粉は集塵手段
によって吸引されるので、該集塵手段は、巻取紙の側面
に衝突し、反射した空気を受けることができる位置に設
けると、飛散した紙粉を最も効率よく回収できる。とこ
ろが、巻取紙の径は、例えば、新聞紙で言えばおおよそ
800mmから1300mmまであるので、圧力空気の吹き出し口
の大きさを最大径のものに適合させておくと、小さな径
の巻取紙の場合、巻取紙の側面に臨んでいない吹き出し
口の部分から、吹き出した空気は無駄になると同時に、
この部分から吹き出した空気が、紙粉を舞い上がらせる
等、作業場所を汚染する。また、集塵手段も、巻取紙の
側面に臨んでいない部分まで開放状態にしておくと、吸
い込み力が低下する。したがって、圧力空気の吹き出し
口と集塵手段の空気吸い込み口が、巻取紙の側面に臨む
部分だけ開放し、巻取紙の側面に臨んでいない部分を閉
鎖できるよう、カバーを設け、そのカバーが巻取紙の外
径に応じて、圧力空気の吹き出し口と集塵手段の空気吸
い込み口を拡張または縮小できる構造にすることが望ま
しい。
【0027】また、請求項10の発明に係る巻取紙用紙粉
除去装置は、前記ブラシ及び集塵手段の一部を閉鎖する
カバーが設けられ、該カバーが巻取紙の外径に応じて、
移動自在に取り付けられていることを特徴としている。
【0028】すなわち、巻取紙の側面に臨んで有効に働
く部分を、巻取紙の外径に合わせて拡張又は縮小できる
構造としたものである。
【0029】また、請求項11の発明に係る巻取紙用紙粉
除去装置は、前記吹き付け手段を巻取紙の径方向に移動
可能としたことを特徴とし、請求項12の発明に係る巻取
紙用紙粉除去装置は、前記ブラシを巻取紙の径方向に移
動可能としたことを特徴と、さらに、請求項13の発明に
係る巻取紙用紙粉除去装置は、前記集塵手段を巻取紙の
径方向に移動可能としたことを特徴としている。
【0030】吹き付け手段やブラシ、及び集塵手段を巻
取紙の径方向に対して移動可能としたから、巻取紙の側
面の全域にわたって確実に紙粉を除去することができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る巻取紙粉除去方法および
紙粉除去装置を具体的に説明する。
【0032】図1はこの発明に係る巻取紙粉除去装置1
の概略の構造を示す正面図で、側面に付着した紙粉を除
去すべき巻取紙2がこの紙粉除去装置1に供せられてい
る。なお、巻取紙2は紙管2aに適宜な幅員の紙が巻き取
られて形成されている。床部には、適宜間隔を隔てて一
対の駆動ローラ3が配設されて紙粉除去位置とされてい
る。この一対の駆動ローラ3の軸は平行に配され、巻取
紙2は、これら一対の駆動ローラ3に載置されている。
なお、この駆動ローラ3の軸方向と巻取紙2の軸方向と
はほぼ平行となっている。また、駆動ローラ3には図示
しない駆動装置から駆動力が伝達されて、同じ方向へ回
転するようにしてある。
【0033】前記駆動ローラ3を中央にした位置に、4
本の支柱4が設けられており、これら支柱4の上端部に
は梁桁5が掛け渡されている。前記支柱4のうちの駆動
ローラ3の軸を、該軸と直交する方向で挟む位置にある
2組には、図2に示すように、梁フレーム6が掛け渡さ
れている。また、図1に示すように、それぞれの支柱4
には、駆動ローラ3の軸とほぼ平行な方向に適宜長さ突
出した進退アクチュエータ7が支持されている。前記進
退アクチュエータ7には、その長手方向即ち駆動ローラ
3の軸方向と平行な方向に進退自在に除去装置10が取り
付けられている。
【0034】前記除去装置10には、ガイドロッド11と、
このガイドロッド11に取り付けられた昇降アクチュエー
タ12とを有し、昇降アクチュエータ12には、吹き付け手
段の空気導入口13と集塵手段の空気排出口14とが保持さ
れている。空気導入口13は図示しないコンプレッサや送
風機にダクトを介して接続されており、圧力空気が吹き
出されるようにしてある。空気排出口14が図示しない吸
引装置にダクトを介して接続されており、該ダクトの途
中に集塵装置(図示せず)が介されて、吸引された空気
に含まれた紙粉その他の塵芥などが集められるようにし
てある。
【0035】空気導入口13から取り入れられた圧力空気
は、図3に示すように、巻取紙2の側面に臨ませて設け
られた空気吹き出し口13a から巻取紙2の側面に向けて
吹き出される。そして、巻取紙2の側面で反射した空気
は、巻取紙2の側面に臨み、前記圧力空気の反射位置に
設けられた空気吸い込み口14a から吸い込まれる。これ
ら空気吹き出し口13a と空気吸い込み口14a とにカバー
15が被せられて、側面に吹き付けられた圧力空気及び反
射した空気が周辺に飛散しないようにしてある。
【0036】前記昇降アクチュエータ12の下端部にはア
ーム16が取り付けられており、その先端部に巻取検出セ
ンサ17が取り付けられている。また、前記カバー15には
ローラ18が取り付けられ、図示しないエアシリンダー又
はコイルバネ等の押し付け手段により、このローラ18が
巻取紙2の外周面に軽く押し付けられた状態となるよう
にしてある。したがって、カバー15は、巻取紙2の外径
に応じて、上下方向に移動自在となっている。ローラ18
の下端はカバー15の下端と同じレベルに設定されている
ので、カバー15の下端は、巻取紙2の外周面と常に同じ
レベルにあり、巻取紙2の外周面より上の部分の空気吹
き出し口13a と空気吹き出し口14a とを閉鎖している。
【0037】以上により構成されたこの発明の実施形態
に係る巻取紙粉除去装置の動作を、以下に説明する。
【0038】所望の幅員と径に整えられて形成された巻
取紙2は、図示しない搬送装置によって前記駆動ローラ
3に載置される。このとき、巻取紙2をその軸と直交す
る方向へ搬送する場合には、ローラコンベヤにより搬送
すれば、該コンベヤの一部のローラに前記駆動ローラ3
を用いることができる。また、巻取紙2を軸方向に搬送
する場合にはベルトコンベヤなどが用いられることにな
る。この場合には、コンベヤの途中に不連続部分を設
け、当該部分に該コンベヤの搬送方向と平行な方向を軸
方向として前記駆動ローラ3を昇降自在に設ける。ま
た、搬送されてくる巻取紙2を載置させて受ける引き受
けローラを昇降自在に設ける。なお、この引き受けロー
ラは駆動ローラ3よりも短尺で構わず、駆動ローラ3が
下降した位置にある状態で不連続部に搬送された巻取紙
2を載置させるとともに、巻取紙2を適宜に搬送できれ
ばよい。すなわち、巻取紙2が搬送されてくる場合には
駆動ローラ3は下降位置に、引き受けローラは上昇位置
にあり、巻取紙2が紙粉除去位置に位置したならば、駆
動ローラ3を上昇させて、引き受けローラを下降させれ
ば、巻取紙2は駆動ローラ3に載置された状態となる。
【0039】巻取紙2が駆動ローラ3に載置されたなら
ば、前記昇降アクチュエータ12を作動させて除去装置10
を適宜位置まで上昇させる。なお、図2に示すように、
駆動ローラ3に載置された状態の巻取紙2の中心は、一
対の駆動ローラ3の中間の鉛直線上に位置するから、除
去装置10は予めこの鉛直線上を昇降するようにしてお
く。適宜位置まで上昇させた状態で、前記巻取検出セン
サ17が巻取紙2の側面を検出することになり、その位置
からさらに徐々に上昇させると、該巻取検出センサ17は
巻取紙2の心材である紙管の下端部を検出することにな
る。これにより、除去装置10に供せられた巻取紙2の中
心が検出される。そして、前記進退アクチュエータ7を
作動させて除去装置10を前進させる。続いて、カバー15
を下降させて、ローラ18を巻取紙2の外周面に当接させ
る。
【0040】ローラ18の下端部とカバー15の下端部は、
同一レベルに設定されているから、ローラ18が巻取紙2
の外周面に当接したときに、除去装置10の空気吹き出し
口13a と空気吸い込み口14a は巻取紙2の側面を臨み、
巻取紙2の上部の空気吹き出し口13a と空気吸い込み口
14a はカバー15によって閉鎖されている。
【0041】また、巻取検出センサ17が紙管の下端部を
検出したとき、空気吹き出し口13aと空気吸い込み口14a
の下端部が巻取紙2の紙管の上部と同レベルとなるよ
うに、巻取検出センサ17を設置しておけば、巻取検出セ
ンサ17が紙管の下端部を検出し、その位置で、紙粉除去
装置10を停止すれば、空気吹き出し口13a と空気吸い込
み口14a が巻取紙2の紙管の上部を臨むことになる。
【0042】また、空気吹き出し口13a と空気吸い込み
口14a の下端が巻取紙2の最上部に臨むように、巻取検
出センサ17との距離を設定してあるので、空気吹き出し
口13a と空気吸い込み口14a のカバー15で覆われていな
い有効に働く部分だけが、巻取紙2の側面を臨むことに
なる。よって、紙粉の外部への飛散を有効に防止できる
とともに、圧力空気及び吸引に用いられるエネルギーが
無駄なく有効に用いられる。
【0043】この状態で、前記空気吹き出し口13a から
圧力空気を吹き出させるとともに、空気排出口14a から
周囲の空気を吸い込ませ、前記駆動ローラ3を回転させ
る。巻取紙2は駆動ローラ3に載置されて、その自重が
駆動ローラ3に加えられているから、巻取紙2と駆動ロ
ーラ3との間の摩擦力によって駆動ローラ3の回転が巻
取紙2に伝達され、巻取紙2が回転する。他方、空気吹
き出し口13a から吹き出された圧力空気は、巻取紙2の
側面に吹き付けられて、側面に付着した紙粉を吹き飛ば
す。しかも、巻取紙2が回転しているから、圧力空気は
側面の全域にわたって吹き付けられる。側面から飛散し
た紙粉は、前記空気吸い込み口14a から吸い込まれて、
集塵装置などに集められることになる。
【0044】巻取紙2の中には、偏芯しているため側面
の形状が真円でないものもあるが、カバー15は、ローラ
18とともに、巻取紙2の外周面に沿って弾力的に上下に
移動するので、巻取紙2が偏芯していても、除去装置10
は常に巻取紙2の側面全体に有効に働く。
【0045】所定時間が経過して、巻取紙2から紙粉が
除去されたならば、駆動ローラ3を上昇させて停止さ
せ、進退アクチュエータ7と昇降アクチュエータ12を作
動させて、巻取紙2の搬送域から除去装置10を退避させ
る。次いで、巻取紙2を駆動ローラ3から搬送装置に移
して、巻取紙2を搬出する。なお、巻取紙2がその軸と
直交方向へ搬送される場合には、例えば巻取紙2を駆動
ローラ3から押し出すプッシャーを設けて、該プッシャ
ーで巻取紙2を駆動ローラ3から押し出して搬送用のコ
ーラコンベヤなどに移す。また、巻取紙2がその軸方向
に搬送される場合には、前述した引き受けローラを上昇
させて駆動ローラ3を下降させて、巻取紙2を引き受け
ローラに載置させる。この引き受けローラを駆動して巻
取紙2を移動させてベルトコンベヤなどに移し替えて搬
出すればよい。
【0046】図4は、この発明の第2の実施形態を示し
ている。この第2実施形態に係る巻取紙用紙粉除装置で
は、前記空気吹き出し口13a に代えて、回転ブラシ20に
より紙粉を掃き取り、掃き取られた紙粉を空気吸い込み
口14a から回収する。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、この発明に係る巻取
紙粉除去方法によれば、回転している巻取紙の側面に圧
力空気を吹き付け、又はブラシで掃き取ることにより、
側面に付着した紙粉が側面から除去される。しかも、巻
取紙が回転しているから側面の全域にわたって圧力空気
を吹き付けることができる。
【0048】また、請求項3または請求項4の発明に係
る巻取紙粉除去方法によれば、巻取紙の側面の位置を検
出して吹き付け手段あるいはブラシや吸い込み口などを
移動させるから、側面の紙粉を確実に除去することがで
きる。
【0049】また、請求項5又は請求項6の発明に係る
巻取紙用紙粉除去装置によれば、吹き飛ばされたり、掻
き落とされたりした紙粉を集塵手段によって吸引して集
塵装置で回収するから、紙粉が周囲に飛散することがな
く、周囲の作業環境を良好に保つことができる。
【0050】また、請求項7又は請求項8の発明に係る
巻取紙用紙粉除去装置によれば、前記検出手段によって
検出された巻取紙の側面の位置に基づいて、前記移動手
段によって吹き付け手段やブラシ、集塵手段を移動さ
せ、巻取紙の側面の紙粉を除去するのに適した位置に位
置させる。このため、これらを人手によらず適宜な位置
に位置させることができ、紙粉除去作業がより簡便とな
る。
【0051】また、請求項9または請求項10の発明に係
る巻取紙用紙粉除去装置によれば、圧力空気の吹き出し
口と集塵手段の空気吸い込み口が、巻取紙の側面に臨む
部分だけ開放し、巻取紙の側面に臨んでいない部分を閉
鎖できるよう、カバーを設け、そのカバーが巻取紙の外
径に応じて、圧力空気の吹き出し口と集塵手段の空気吸
い込み口を拡張または縮小できので、圧力空気を無駄な
く用いることができ、紙粉が周囲に漏れることが防止さ
れる。
【0052】また、請求項11ないし請求項13の発明に係
る巻取紙用紙粉除去装置によれば、吹き付け手段やブラ
シ、及び集塵手段を巻取紙の径方向に対して移動可能と
したから、巻取紙の側面の全域にわたって確実に紙粉を
除去することができる。吹き付け手段やブラシ、及び集
塵手段を巻取紙の径方向に対して移動可能としたから、
巻取紙の側面の全域にわたって確実に紙粉を除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る巻取紙粉除去方法および紙粉除
去装置を説明するための、紙粉除去装置の概略構造を示
す正面図である。
【図2】図1に示す紙粉除去装置の側面図である。
【図3】紙粉除去装置の第1実施形態を示す図で、圧力
空気を吹き付ける吹き付け手段の概略構造を示す横断面
図である。
【図4】紙粉除去装置の第2実施形態を示す図で、ブラ
シで掃き取る手段の概略構造を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 紙粉除去装置 2 巻取紙 3 駆動ローラ 4 支柱 5 梁桁 6 梁フレーム 7 進退アクチュエータ 10 除去装置 11 ガイドロッド 12 昇降アクチュエータ 13 空気導入口 13a 空気吹き出し口 14 空気排出口 14a 空気吸い込み口 15 カバー 16 アーム 17 巻取検出センサ 18 ローラ 20 回転ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 充芳 山口県岩国市飯田町2丁目8番1号 日本 製紙株式会社岩国工場内 Fターム(参考) 3B116 AA08 AB54 BA02 BA14 BA34 BB72 BB88 CD42 CD43 3F055 AA01 CA24 DA09 DA10 FA15 3F105 AA01 AB15 CA07 DA69 DB03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取紙の側面に付着した紙粉を除去する
    ための巻取紙用紙粉除去方法において、 紙粉除去位置に配設された2本の平行なロール上に載置
    されて回転する巻取紙の側面に圧力空気を吹き付けて、
    側面から紙粉を吹き飛ばし、 吹き飛ばされた紙粉を吸引して集塵装置に回収すること
    を特徴とする巻取紙用紙粉除去方法。
  2. 【請求項2】 巻取紙の側面に付着した紙粉を除去する
    ための巻取紙用紙粉除去方法において、 紙粉除去位置に配設された2本の平行なロール上に載置
    されて回転する巻取紙の側面に回転するブラシを接触さ
    せて、側面から紙粉を掻き落とし、 掻き落とした紙粉を吸引して集塵装置に回収することを
    特徴とする巻取紙用紙粉除去方法。
  3. 【請求項3】 紙粉を吹き飛ばすための圧力空気を吹き
    付ける手段と、吹き飛ばされた紙粉を吸引する吸い込み
    口とを、紙粉除去位置に位置させた巻取紙の側面に臨む
    位置と側面から退避した位置との間を移動自在とし、 紙粉除去位置における巻取紙の側面の位置を検出し、 検出された巻取紙の側面位置に基づいて、前記圧力空気
    を吹き付ける手段と吸い込み口とを該巻取紙の側面に臨
    ませて位置させ、 前記巻取紙を回転させながら前記圧力空気を吹き付ける
    手段から圧力空気を該巻取紙の側面に吹き付けることを
    特徴とする請求項1に記載の巻取紙用紙粉除去方法。
  4. 【請求項4】 前記ブラシと掻き落とされた紙粉を吸引
    する吸い込み口とを、紙粉除去位置に位置させた巻取紙
    の側面に臨む位置と側面から退避した位置との間を移動
    自在とし、 紙粉除去位置における巻取紙の側面の位置を検出し、 検出された巻取紙の側面位置に基づいて、前記ブラシを
    該巻取紙の側面に接触させ、 該巻取紙を回転させながら、前記ブラシを回転させて該
    巻取紙の側面から紙粉を掻き落とすことを特徴とする請
    求項2に記載の巻取紙用紙粉除去方法。
  5. 【請求項5】 巻取紙の側面に付着した紙粉を除去する
    ための巻取紙用紙粉除去装置において、 紙粉除去位置に配設された2本の平行なロール上に載置
    されて回転する巻取紙の側面に圧力空気を吹き付ける吹
    き付け手段と、 前記巻取紙の側面近傍の空気を吸引する集塵手段とを備
    え、 前記吹き付け手段で圧力空気を側面に吹き付けるととも
    に、前記集塵手段で側面から吹き飛ばされた紙粉を集塵
    装置に回収することを特徴とする巻取紙用紙粉除去装
    置。
  6. 【請求項6】 巻取紙の側面に付着した紙粉を除去する
    ための巻取紙用紙粉除去装置において、 紙粉除去位置に配設された2本の平行なロール上に載置
    されて回転する巻取紙の側面に接触するとともに、巻取
    紙の回転軸と交差する方向を軸として回転するブラシ
    と、 前記巻取紙の側面近傍の空気を吸引する集塵手段とを備
    え、 前記ブラシで側面から紙粉を掻き落とし、前記集塵手段
    で側面から掻き落とされた紙粉を集塵装置に回収するこ
    とを特徴とする巻取紙用紙粉除去装置。
  7. 【請求項7】 前記吹き付け手段と集塵手段とを、紙粉
    除去位置に位置させた巻取紙の側面に臨む位置と側面か
    ら退避した位置との間を移動させる移動手段と、 紙粉除去位置に位置させた巻取紙の側面の位置を検出す
    る検出手段とを備え、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記移動手段
    を動作させて吹き付け手段と集塵手段とを巻取紙の側面
    に臨ませて位置させ、 前記巻取紙を回転させながら前記吹き付け手段から圧力
    空気を該巻取紙の側面に吹き付けることを特徴とする請
    求項5に記載の巻取紙用紙粉除去装置。
  8. 【請求項8】 前記ブラシと集塵手段とを、紙粉除去位
    置に位置させた巻取紙の側面に臨む位置と側面から退避
    した位置との間を移動させる移動手段と、 紙粉除去位置に位置させた巻取紙の側面の位置を検出す
    る検出手段とを備え、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記移動手段
    を動作させてブラシと集塵手段とを巻取紙の側面に臨ま
    せて位置させ、 前記巻取紙を回転させながら前記ブラシを回転させて該
    巻取紙の側面の紙粉を掻き落とすことを特徴とする請求
    項6に記載の巻取紙用紙粉除去装置。
  9. 【請求項9】 前記吹き付け手段及び集塵手段の一部を
    閉鎖するカバーが設けられ、該カバーが巻取紙の外径に
    応じて、移動自在に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項5または請求項7に記載の巻取紙用紙粉除去装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ブラシ及び集塵手段の一部を閉鎖
    するカバーが設けられ、該カバーが巻取紙の外径に応じ
    て、移動自在に取り付けられていることを特徴とする請
    求項6または請求項8に記載の巻取紙用紙粉除去装置。
  11. 【請求項11】 前記吹き付け手段を巻取紙の径方向に
    移動可能としたことを特徴とする請求項5または請求項
    7、請求項9のいずれかに記載の巻き取り紙の紙粉除去
    装置。
  12. 【請求項12】 前記ブラシを巻取紙の径方向に移動可
    能としたことを特徴とする請求項6または請求項8、請
    求項10のいずれかに記載の巻取紙用紙粉除去装置。
  13. 【請求項13】 前記集塵手段を巻取紙の径方向に移動
    可能としたことを特徴とする請求項11または請求項1
    2に記載の巻取紙用紙粉除去装置。
JP2001304437A 2001-09-28 2001-09-28 巻取紙用紙粉除去方法および巻取紙用紙粉除去装置 Withdrawn JP2003104595A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037063A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Takazono Sangyo Co Ltd 分包紙ロールの塵埃除去システム及びその方法
CN107777402A (zh) * 2017-09-19 2018-03-09 湖州吾腾新材料有限公司 一种纺织用高效除尘卷布装置

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