JP2003103872A - 画像形成装置のモニタシステム - Google Patents

画像形成装置のモニタシステム

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JP2003103872A
JP2003103872A JP2001304252A JP2001304252A JP2003103872A JP 2003103872 A JP2003103872 A JP 2003103872A JP 2001304252 A JP2001304252 A JP 2001304252A JP 2001304252 A JP2001304252 A JP 2001304252A JP 2003103872 A JP2003103872 A JP 2003103872A
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forming apparatus
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JP2001304252A
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Yoshiki Yoshioka
良樹 吉岡
Masaki Baba
政樹 馬場
Aiko Matsuda
愛子 松田
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の動作状態を従来よりも詳細に
判別することができるモニタシステムを提供する。 【解決手段】 プリンタ100内にモニタ装置1を設
け、モニタ装置1のカレントセンサによってプリンタ1
00の消費電力を検出し、プリンタ100の消費電力に
基づいて、プリンタ100の動作状態を判別するように
する。これにより、プリンタ100の制御部105から
得られる動作信号によっては判別することができなかっ
た詳細な動作状態、例えば、パワーダウンモード、電源
オフ状態、コンセント抜いた状態の判別まで可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、コピー
機等の画像形成装置の動作状態を監視するモニタシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリンタ、コピー機等の画像
形成装置の動作状態を監視するモニタシステムが知られ
ている。このようなモニタシステムとして、例えば、画
像形成装置とホストコンピュータとから構成されるもの
がある。このモニタシステムは、画像形成装置の内部
に、装置の印刷状況,エラー発生等の動作状態を検出す
る状態監視部(制御部等が状態監視部として機能するこ
とが多い)が備えられ、この状態監視部からホストコン
ピュータに装置の動作状態を示す情報が通知され、ホス
トコンピュータが当該情報を受け取ると、当該情報を解
析して動作状態を画像表示部に表示することによって、
画像形成装置の動作状態を監視することができるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日の画像形成装置
は、定着ヒータ温度を下げたり、表示パネルの表示を消
したりすることによって、消費電力を抑える印刷待機状
態である省電力待機モードや、定着ヒータを切った状態
で印刷待機するパワーダウンモード等の設定が可能とさ
れている場合がある。上記のように画像形成装置内の状
態監視部からの信号によって動作状態を判別する場合に
は、画像形成装置に異常が発生しているか否か、印刷状
態か否か、印刷可能状態か否か、システムダウン中か否
か等を判別することはできるが、パワーダウンモード状
態では、装置制御部の周辺回路がダウンしている場合が
あるため、パワーダウンモードであるのか、電源オフ状
態であるのかを判別することができない。また、画像形
成装置の電源スイッチをオフにしているときは、画像形
成装置内の状態監視部からの信号が得られないので、シ
ステムダウン中である場合に電源スイッチがオフになっ
ているか、又はコンセントを抜いているかを判別するこ
とはできなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画像形成装置の動作状態を従来
よりも詳細に判別することができるモニタシステムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願請求項1に記載の発明は、画像形成装置の動作状
態を監視するモニタシステムであって、画像形成装置内
の各電気機器が接続されている位置よりも電源に近い位
置で電線に接続され、画像形成装置の消費電力を検出す
る電力検出手段と、前記電力検出手段によって検出され
た消費電力に基づいて、画像形成装置の動作状態を判別
する判別手段とを備えたものである。電力検出手段は、
例えば、電流量センサを備える。
【0006】また、前記判別手段による画像形成装置の
動作状態の判別は、例えば、画像形成装置の消費電力
と、当該消費電力に対応する画像形成装置の動作状態と
の関係を記憶した記憶手段を備えるようにして、前記判
別手段が、前記電力検出手段によって検出された消費電
力に対応する動作状態を前記記憶手段から読み出すこと
によって行うようにすればよい。
【0007】これらの構成によれば、画像形成装置の動
作状態に応じて変化する消費電力に基づいて画像形成装
置の動作状態を判別するので、画像形成装置内の状態監
視部等からの信号によっては判別できなかった動作状態
まで詳細に判別することができる。すなわち、画像形成
装置が印刷中である場合、印刷待機状態である場合、省
電力待機モードである場合、パワーダウンモードである
場合、電源スイッチをオフにした場合、電源コンセント
を抜いた場合等は、各状態における消費電力が異なるた
め、画像形成装置の電力に基づいて画像形成装置の動作
状態を判別することで、画像形成装置内の状態監視部か
らの信号によっては把握することができなかった動作状
態まで詳細に判別することができる。
【0008】また、前記判別手段が、画像形成装置の動
作制御を司る制御部から得られる信号に基づいて画像形
成装置の動作状態を判別し、当該信号が得られない場合
に、前記電力検出手段によって検出される消費電力に基
づいて画像形成装置の動作状況を判別するように構成し
てもよい。
【0009】この構成によれば、制御部からの信号が得
られる場合は、当該信号に基づいて画像形成装置の動作
状態を判別するので、消費電力を検出するまでもなく簡
単な処理で迅速に画像形成装置の動作状態を判別するこ
とができる。
【0010】また、画像形成装置の動作状態を設定され
た時刻に応じて切り換えるオートタイマ手段と、前記判
別手段によって判別された画像形成装置の動作状態に基
づいて、時間帯毎の画像形成装置の稼動状況を判別する
稼動状況判別手段と、前記稼動状況判別手段によって判
別された稼動状況に適するように、前記オートタイマ手
段に設定された時刻を変更する制御手段とを更に備える
ようにしてもよい。
【0011】この構成によれば、時間帯毎の画像形成装
置の稼動状況に適するように、オートタイマ手段に設定
された時刻を変更するので、例えば、画像形成装置の実
際の稼動状況に応じてシャットダウン(パワーOF
F)、ウェイクアップ(パワーON)等の時刻を設定す
ることが可能になるため、画像形成装置の稼動状況に悪
影響を及ぼすことなく、省電力化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
画像形成装置のモニタシステムについて図面を参照して
説明する。図1は本発明に係るモニタ装置を備えたプリ
ンタ(画像形成装置の一例)の概略構成を示すブロック
図である。本発明に係るモニタ装置1は、プリンタ10
0が、印刷出力中の状態、印刷可能状態(印刷待機状
態)、定着ヒータの温度を下げたり、操作パネルの照明
を消す等により消費電力を抑えて印刷待機状態とする省
電力待機モード、定着ヒータの加熱を停止した状態で印
刷待機するパワーダウンモード、プリンタ100の電源
スイッチをオフにした状態、電源プラグをコンセントか
ら抜いた状態のいずれの状態にあるかを判別するためも
のであり、プリンタ100内に備えられるものである。
【0013】プリンタ100には、AC電源からのAC
電流をDC電流に変換するDC電源基板101が備えら
れている。電源とDC電源基板101の間には、電源ス
イッチ102が設けられており、DC電源基板101等
への電力供給を切り換えるようになっている。
【0014】プリンタ100の結露を防止するための保
温ヒータ103は電源スイッチ102よりも電源側に接
続されており、電源スイッチ102のオン・オフに拘わ
らず、電源から直接電力が供給されるようになってい
る。記録紙上の未定着トナー画像を記録紙に熱定着させ
るための定着装置の熱源となる定着ヒータ104は、電
源スイッチ102とDC電源基板101との間に接続さ
れている。
【0015】モニタ装置1は、上記保温ヒータ103よ
りも電源側の電線、すなわち、プリンタ100に内蔵さ
れる各電気機器が接続されている位置よりも電源に近い
位置で電線に接続されており、この位置において、プリ
ンタ100の消費電力を検出するようになっている。
【0016】DC電源基板101は、プリンタ100各
部の動作制御を司る制御基板105に接続されている。
この制御基板105は、プリンタ100各部への電力供
給を制御しており、定着ヒータ104はその電力供給に
ついて、電源スイッチ102及び制御基板105によっ
て制御されるようになっている。制御基板105には、
各種の駆動モータ(感光体ドラムや記録紙搬送ローラ等
の駆動源等)107が接続され、その電力供給状態が制
御される。また、制御基板105には、各種のSW(ス
イッチ)108が接続されており、SW108への電力
供給も制御されるようになっている。このSW108
は、用紙搬送路上に設けられた用紙有無を検出等するス
イッチ、各駆動部の動作検出を行うスイッチ、プリンタ
100の操作パネル上に設けられたモード・動作要求の
設定等のためのキースイッチなどである。
【0017】制御基板105は、モニタ装置1に接続し
ており、制御基板105からモニタ装置1に対して、プ
リンタ100の動作状態を示す情報信号が送られるよう
になっている。モニタ装置1は、プリンタの消費電力
(後述)、又は制御基板105からの情報信号に基づい
てプリンタ100の動作状態を判別し、プリンタ100
に接続されるサーバに動作状態を示す情報を送るように
なっている。
【0018】また、モニタ装置1には、プリンタ100
の電源とは別個の電源から電力が供給されるようになっ
ており、プリンタ100の電源スイッチ102のオン又
はオフに拘わらず動作可能となっている。
【0019】図2はモニタ装置1及びサーバの概略構成
を示すブロック図である。モニタ装置1は、プリンタ1
00の消費電力検出のために電流値を検出するカレント
センサ(電流量センサ)11と、プリンタ100の消費
電力とプリンタ100の動作状態との関係情報等を記憶
した記憶部12と、制御基板105からの動作状態情報
信号の入力、及びサーバ2への動作状態情報信号の出力
を行う入出力部13と、モニタ装置1各部の動作制御を
司り、カレントセンサ41が検出した電流値に基づいて
消費電力を検出する制御部15とを備えている。
【0020】モニタ装置1には、サーバ2が接続されて
いる。サーバ2は、モニタ装置1からの動作状態情報信
号の入力、及び管理対象となる各プリンタに指示信号等
を出力する入出力部21と、モニタ装置1から入力され
た動作状態情報信号に基づいて各種の制御を行う制御部
22と、時刻をカウントするタイマ23とを備えてい
る。更に、制御部22は、タイマ23によってカウント
される時刻に基づいて、管理対象となる各プリンタの動
作状態(電源オン・オフ、省電力モード等)を設定され
た時間通りに切り換え制御するオートタイマ機能を実行
する。
【0021】次に、プリンタ100の消費電力と動作状
態との関係を説明する。図3はプリンタ100の動作状
態と消費電力との関係、及び動作状態と印刷可能状態へ
の復帰に要する時間との関係を示す図である。プリンタ
100の各動作状態の消費電力が、印刷中は1500W、印
刷可能状態は600W、省電力待機モードは400W、パワーダ
ウンモードは45W、電源スイッチ102オフの状態は15
W、電源プラグをコンセントから抜いた状態は0Wである
場合、これら各動作状態と消費電力との関係はモニタ装
置1内の記憶部12に記憶されている。制御部15は、
プリンタの消費電力に対応する動作状態を記憶部12か
ら読み出して判別し、サーバ2に出力するようになって
いる。
【0022】また、プリンタ100の動作状態と、印刷
可能な状態に復帰するまでに要する時間との関係が、プ
リンタ100が印刷中である場合及び印刷可能状態であ
る場合は0秒、省電力待機モードの場合は約20秒程度、
パワーダウンモードの場合は約20秒〜5分程度、電源ス
イッチ102をオフにしている状態及び電源プラグをコ
ンセントから抜いた状態の場合は約5分強であるとする
と、これらの関係を示すデータは記憶部12に記憶され
ている。なお、パワーダウンモードの場合には、パワー
ダウンモードに入ってから時間が経つに連れて定着ヒー
タ104の温度が下がっていくため、パワーダウンモー
ドに入ってから長時間が経過するほど印刷可能状態への
復帰には時間を要する。
【0023】次に、モニタ装置1によるプリンタ100
の動作状態の判別処理について説明する。図4は当該動
作状態判別処理の流れを示すフローチャートである。プ
リンタ100の動作状態を判別する場合、まず、制御基
板105から動作状態を示す信号が得られるか否かが判
断される(S1)。ここで、制御基板105から当該動
作状態信号が得られる場合は(S1でYES)、その動
作状態信号に基づいて動作状態を判別する。すなわち、
当該動作状態信号が印刷出力中(印刷中)を示すときは
(S2でYES)、サーバ2に印刷出力中である旨の信
号を送る(S6)。動作状態信号が印刷出力中を示すも
のでないときは(S2でNO)、印刷出力可能状態であ
るか否かを判断する(S3)。ここで当該情報が印刷出
力可能状態である場合は(S3でYES)、サーバ2に
印刷出力可能状態である旨の信号を送る(S7)。当該
動作状態信号が印刷出力可能状態を示すものでない場合
は(S3でNO)、省電力モードであるか否かを判断す
る(S4)。ここで当該動作状態信号が省電力モードで
ある場合は(S4でYES)、サーバ2に省電力モード
である旨の信号を送る(S8)。省電力モードでなかっ
た場合は(S4でNO)、当該動作状態信号によっては
動作状態を判別できないので、動作状態を判別できない
不定状態である旨の信号をサーバ2に送る(S5)。
【0024】また、制御基板105から動作状態信号が
得られない場合は(S1でNO)、プリンタ100の消
費電力に基づいてプリンタ100の動作状態を判別す
る。この場合、まず消費電力が600W以上であるときは
(S9でYES)、サーバ2に印刷出力中である旨の信
号を送る(S15)。消費電力が600W以上でない場合は
(S9でNO)、消費電力が400W以上であるか否かを判
断する(S10)。消費電力が400W以上であれば(S1
0でYES)、サーバ2に印刷出力可能状態である旨の
信号を送る(S16)。消費電力が400W以上でない場合
は(S10でNO)、消費電力が45W以上であるか否か
を判断する(S11)。消費電力が45W以上であれば
(S11でYES)、サーバ2に省電力モードである旨
の信号を送る(S17)。消費電力が45W以上でない場
合は(S11でNO)、消費電力が15W以上であるか否
かを判断する(S12)。消費電力が15W以上であれば
(S12でYES)、サーバにパワーダウンモードであ
る旨の信号を送る(S18)。消費電力が15W以上でな
い場合は(S12でNO)、消費電力が0Wか否かを判断
する(S13)。消費電力が0Wでない場合は(S13で
NO)、サーバに電源スイッチ102がオフになってい
る旨の信号を送る(S19)。消費電力が0Wである場合
は(S13でYES)、電源プラグをコンセントから抜
いた状態である旨の信号をサーバに送る(S14)。
【0025】なお、上記動作状態判別処理においては、
制御基板105からの情報信号に基づいて印刷出力状
態、印刷出力可能状態、省電力モード状態のいずれでも
ないと判断された場合は(S4でNO)、サーバ2に不
定状態である旨の情報信号を送るようにしているが(S
5)、この場合は、カレントセンサ11が検出した電力
値に基づいて動作状態を判別するS9乃至S19の処理
に移行するようにしてもよい。
【0026】次に、モニタ装置1による時間毎の稼動状
況に応じたプリンタ100の動作状態管理について説明
する。図5(a)はプリンタ100の時間帯毎の消費電
力を示す図、(b)は時間帯毎のプリンタ100の稼動
状況を示す図である。プリンタ100の動作状態が、設
定された時間帯毎に、印刷出力可能状態、省電力モー
ド、パワーダウンモード、又は電源スイッチ102をオ
フにする状態に切り替わるようにオートタイマ機能が設
定されている場合、モニタ装置1及びサーバ2をモニタ
システムとして機能させ、オートタイマ機能を実行させ
ることにより、時間帯毎のプリンタ100の動作状態に
応じて、オートタイマ機能の設定時間を変更する。
【0027】例えば、オートタイマ機能が、図5(a)
に示すように、プリンタ100を7:30にパワーONとし
て印刷可能状態とするように設定され、12:00に省電力
モードとし、13:00に印刷可能状態に復帰するように設
定され、17:00に再び省電力モードとし、19:00にパワー
OFF(電源オフ)するように設定されているとき、モ
ニタ装置1によってプリンタ100の消費電力が1500W
と検出された時間、すなわち、実際にプリンタ100が
印刷中の状態となっている時間が、図5(b)に示すよ
うに、8:00〜12:00、13:00〜17:00であったとすると、
サーバ2は、7:30に印刷出力可能状態とするようになっ
ているオートタイマ機能の時間設定を、実際にプリンタ
100が印刷中となる8:00に変更する。また、プリンタ
100は17:00以降は稼動していないので(図5(b)
のB参照)、19:00にパワーOFFとするオートタイマ
機能の設定を、17:00にパワーOFFにするように設定
を変更するようにする。
【0028】このようにすれば、図5(b)に示され
る、プリンタ100が実際に使用されていないA,Bの
時間帯におけるプリンタ100の消費電力を、プリンタ
100の稼動状態に影響を及ぼすことなく低減させるこ
とができる。
【0029】上記オートタイマ機能の設定変更を行う処
理の一例について説明する。図6は当該設定変更時の処
理の流れを示すフローチャートである。まず、オートタ
イマ機能として設定されているプリンタ100をパワー
ONとする時刻(プリンタ100のウェイクアップ時
刻)、すなわち、省電力モード又は印刷可能状態となる
ように設定されている時刻と、モニタ装置1によってプ
リンタ100が印刷中と判別されたときの時刻とが同じ
か否かを判断する(S21)。ここで、オートタイマ機
能に設定された電源オン時刻と、実際にプリンタ100
が印刷中になった時刻とが異なっている場合は(S21
でNO)、オートタイマ機能に設定されている電源オン
時刻を、実際に印刷中になった時刻に変更する(S2
5)。
【0030】オートタイマ機能に設定されている電源オ
ン時刻と、実際に印刷中になった時刻とが同じであった
場合は(S21でYES)、オートタイマ機能に設定さ
れているパワーダウンモードに移行する時刻と、モニタ
装置1によってプリンタ100が印刷を終了したと判別
されたときの時刻とが同じかが判断される(S22)。
すなわち、上記図5(a)に示されている12:00〜13:00
の中間時間帯におけるプリンタ100の実際の稼動状況
とオートタイマ機能の時刻設定とが適合しているかを判
断するものである。ここで、オートタイマ機能に設定さ
れているパワーダウンモード移行時刻と、実際にプリン
タ100が印刷出力を終了した時刻とが異なる場合は
(S22でNO)、オートタイマ機能に設定されている
パワーダウンモード移行時刻を、実際にプリンタ100
が印刷を終了した時刻に変更する(S26)。
【0031】オートタイマ機能に設定されているパワー
ダウンモードへの移行時刻と、実際のプリンタ100の
印刷終了時刻とが同じである場合は(S22でYE
S)、印刷可能状態に復帰するようにオートタイマ機能
に設定されている時刻と、モニタ装置1によってプリン
タ100が再び印刷中状態であると判別されたときの時
刻とが同じかを判断する(S23)。ここで、印刷可能
状態に復帰するようにオートタイマ機能に設定されてい
る時刻と、実際にプリンタ100が印刷中状態になった
時刻とが異なる場合は(S23でNO)、印刷可能状態
に復帰するようにオートタイマ機能に設定されている時
刻(パワー復帰時刻)を、実際にプリンタ100が印刷
中状態になった時刻に変更する(S27)。
【0032】そして、印刷可能状態に復帰するようにオ
ートタイマ機能に設定されている時刻と、モニタ装置1
によってプリンタ100が印刷中状態になったと判別さ
れた時刻とが同じであった場合は(S23でYES)、
オートタイマ機能にパワーOFF(又はパワーダウンモ
ードでもよい)にするように設定されている時刻と、印
刷がされなくなったとモニタ装置1によって判別された
ときの時刻とが同じかが判断される(S24)。ここ
で、パワーOFFにするようにオートタイマ機能に設定
されている時刻と、実際に印刷がされなくなったと時刻
とが異なる場合は(S24でNO)、オートタイマ機能
に設定されているパワーOFFの時刻を、実際に印刷が
されなくなった時刻に変更する(S28)。オートタイ
マ機能に設定されているパワーOFFの時刻と、実際に
印刷がされなくなった時刻とが同じである場合は(S2
4でYES)、オートタイマ機能に設定されている時刻
と、プリンタ100の実際の稼動状況とが合致している
ので、オートタイマ機能に設定された時刻を変更するこ
となく処理を終了する。
【0033】このように、本実施形態のモニタ装置1、
モニタ装置1及びサーバ2で構成されるモニタシステム
によれば、プリンタ100の消費電力に基づいてプリン
タ100の動作状態を判別するので、プリンタ100内
の制御基板105からの信号によっては判別できない動
作状態(パワーダウンモード、パワーOFF(電源オ
フ)状態、コンセントを抜いた状態の判別等)まで判別
することができる。また、各時間帯における実際のプリ
ンタ100の稼動状況に適するように、オートタイマ機
能に設定されている時刻を切り換えるので、プリンタ1
00の稼動状況に支障を生じることなく、プリンタ10
0の消費電力を低減することができる。
【0034】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、プリンタ100の消費電力を検出するために、
カレントセンサ11を用いているが、これに限られず、
プリンタ100の消費電力を検出することができる装置
であれば、他の装置を用いることも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像形成
装置の動作状態に応じて変化する消費電力に基づいて画
像形成装置の動作状態を判別するので、従来は画像形成
装置内の状態監視部等からの信号によっては判別できな
かった動作状態まで詳細に判別することができる。すな
わち、本発明によれば、従来、画像形成装置内の状態監
視部等からの信号によっては判別できなかった、パワー
ダウンモード、電源オフ状態、コンセントを抜いた状態
のいずれであるかまで判別することができる。
【0036】また、判別手段が、画像形成装置の動作制
御を司る制御部から得られる信号に基づいて画像形成装
置の動作状態を判別し、当該信号が得られない場合にの
み、前記電力検出手段が検出する消費電力に基づいて画
像形成装置の動作状況を判別するようにすれば、制御部
からの信号が得られる場合は、当該信号に基づいて、画
像形成装置の消費電力を検出するまでもなく簡単な処理
で迅速に画像形成装置の動作状態を判別することができ
る。
【0037】また、消費電力検出手段によって検出され
た消費電力に基づいて、時間帯毎の画像形成装置の稼動
状況を判別し、当該稼動状況に適するように前記オート
タイマ手段に設定された時刻を変更するように制御すれ
ば、例えば、画像形成装置の実際の稼動状況に応じてシ
ャットダウン(パワーOFF)、ウェイクアップ(パワ
ーON)等の時刻を変更することが可能になるため、画
像形成装置の稼動状況に支障を生じることなく、省電力
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモニタ装置を備えたプリンタ(画
像形成装置の一例)の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記モニタ装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記プリンタの動作状態と消費電力との関係、
及び動作状態と印刷可能状態への復帰に要する時間との
関係を示す図である。
【図4】上記モニタ装置によるプリンタの動作状態の判
別処理を示すフローチャートである。
【図5】(a)はプリンタの時間帯毎の消費電力を示す
図、(b)はプリンタの時間帯毎の稼動状況を示す図で
ある。
【図6】オートタイマ機能の設定変更を行う処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 モニタ装置 11 カレントセンサ 12 記憶部 15 制御部 2 サーバ 22 制御部 23 タイマ 100 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 愛子 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 HH11 HK11 HK19 HQ17 HT06 HT07 2H027 DA01 DA32 DA34 DA39 DA40 DE04 DE07 DE09 EA16 EC06 EC08 EC09 EC18 EC20 ED25 EE02 EE04 EF09 EF16 EG02 EG04 EJ18 HA02 HA03 HA17 ZA07 5C062 AA05 AB49 AC55 BA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の動作状態を監視するモニ
    タシステムであって、 画像形成装置内の各電気機器が接続されている位置より
    も電源に近い位置で電線に接続され、画像形成装置の消
    費電力を検出する電力検出手段と、 前記電力検出手段によって検出された消費電力に基づい
    て、画像形成装置の動作状態を判別する判別手段とを備
    えたことを特徴とする画像形成装置のモニタシステム。
  2. 【請求項2】 前記電力検出手段には、電流量センサが
    備えられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置のモニタシステム。
  3. 【請求項3】 画像形成装置の消費電力と、当該消費電
    力に対応する画像形成装置の動作状態との関係を記憶し
    た記憶手段を備え、 前記判別手段は、前記電力検出手段によって検出された
    消費電力に対応する動作状態を前記記憶手段から読み出
    すことによって、画像形成装置の動作状態を判別するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成
    装置のモニタシステム。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、画像形成装置の動作制
    御を司る制御部から得られる信号に基づいて画像形成装
    置の動作状態を判別し、当該信号が得られない場合に、
    前記電力検出手段によって検出される消費電力に基づい
    て画像形成装置の動作状態を判別することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置
    のモニタシステム。
  5. 【請求項5】 画像形成装置の動作状態を設定された時
    刻に応じて切り換えるオートタイマ手段と、 前記判別手段によって判別された画像形成装置の動作状
    態に基づいて、時間帯毎の画像形成装置の稼動状況を判
    別する稼動状況判別手段と、 前記稼動状況判別手段によって判別された稼動状況に適
    するように、前記オートタイマ手段に設定された時刻を
    変更する制御手段とを更に備えたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置のモ
    ニタシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193676A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Ebara Corp 異常検出システム

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