JP6914652B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、結露解消動作を実行する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、露光装置のレーザ光が帯電された感光ドラムの表面を走査して当該感光ドラムに静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤によって現像して画像を形成する。このような画像形成装置は、当該装置が設置される環境温度の影響を受けて結露が発生する可能性がある。例えば冬場の朝のように、画像形成装置の周囲が低温である場合には、画像形成装置の内部の温度も低温になっている。この状態で、例えば、暖房器具等により設置環境の温度が急激に上昇すると、湿気を含む暖まった空気が装置内に流れ込み、感光ドラムの表面や露光装置のポリゴンミラーに結露による水滴が付着してしまう。感光ドラムやポリゴンミラーに結露が生じた状態では、感光ドラムに適切な電位の静電潜像が形成されず、画像不良が発生する。このような問題を解決するため、特許文献1に開示された技術では、画像形成装置がスリープモード中は制御部を定期的に起動して温度監視を行うことで結露の兆候を捉える。そして、結露発生時は、装置内のエージング動作を行うことで結露状態からの早期復帰を図っている。
特開2009−265431号公報
特許文献1に開示された技術では、スリープモード中、結露が検出可能な一定の周期で温度監視を行う必要がある。しかし、画像形成装置がスリープモードへ移行すると、待機に必要な最小限の電力のみ供給し、スリープモードの解除タイミングを待つ構成にするのが一般的である。このような状態で温度監視を行おうとすると、一時的に電源の立ち上げを行い、温度監視に必要な電力を供給する必要がある。そのため、特許文献1に記載の画像形成装置は、電源投入の回数が増加すると、電源回路からの電源線に設けられた電路開閉手段、例えばリレー回路の接点が摩耗してしまう。従って、特許文献1に記載の画像形成装置は、リレー回路などの部品を頻繁に交換しなくてはならないという問題があった。
本発明は、結露を回避しつつ温度監視のための電力の供給回数を適切な回数にする画像形成装置の提供を主たる目的とする。
本発明を適用した画像形成装置は、例えば、シートに画像を形成する画像形成手段と、温度を取得する温度取得手段と、前記画像形成手段に生じる結露の解消動作を行う結露解消手段と、前記温度取得手段に対して電力を供給する第1状態と前記温度取得手段に対して電力を遮断する第2状態とに基づいて制御される電路開閉手段と、時刻を取得する時刻取得手段と、前記電路開閉手段を前記第2状態から前記第1状態へ制御して前記温度取得手段により現在温度を取得し、前記現在温度に基づいて前記結露解消手段に前記解消動作を実行させるか否かを制御し、前記温度取得手段により前記現在温度が取得された後に前記電路開閉手段を前記第1状態から前記第2状態へ制御する制御手段と、前記制御手段により前記電路開閉手段が前記第2状態から前記第1状態へ制御される場合に前記時刻取得手段により取得された現在時刻と、前記温度取得手段により取得された前記現在温度に基づいて前記温度取得手段に温度を取得させるために前記電路開閉手段を前記第2状態から前記第1状態へ制御する次回のタイミングを決定する決定手段と、を備え、前記決定手段は、前記現在温度が所定温度以下であるか否かを判定する第1判定部と、前記現在時刻が予め設定された時間帯に含まれるか否かを判定する第2判定部と、前記現在時刻から前回結露が発生したとみなされる時刻までの残り時間が所定時間以下であるか否かを判定する第3判定部とを有し、前記決定手段は、前記第1判定部の判定結果と、前記第2判定部の判定結果と、前記第3判定部の判定結果とに基づいて前記次回のタイミングを決定することを特徴とする。
本発明によれば、結露を回避しつつ温度監視のための電力の供給回数が適切な回数となる画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構造例を示す断面図。 本実施形態の画像形成装置の制御ユニットの構成図。 (a),(b)は本実施形態における動作モードの説明図。 本実施形態に係る画像形成装置の制御手順説明図。 本実施形態における温度監視制御の手順説明図。 本実施形態における監視周期決定処理の手順説明図。 (a)は時間帯毎の外気温の変化状況、(b)はパラメータテーブルの例示図。
以下、図面を参照して本実施形態の画像形成装置について説明する。本実施形態の画像形成装置は、画像形成部と制御ユニットとを有する。図1は画像形成装置の画像形成部の構造例を示す断面図である。
この画像形成装置10は、給紙カセット150から給紙ピックアップローラ151がシート状の記録媒体の一例となる記録用紙(以下、「用紙」と称する)を給紙する。用紙の給紙が正常に行えたか否かは、給紙ピックアップセンサ152により監視される。用紙は、搬送路ローラ153、154、155によりレジ前搬送ローラ161まで搬送される。給紙カセット220又は給紙トレイ210から給紙された用紙も同様である。用紙がレジ前搬送ローラ161まで到着したかどうかは、レジ前搬送センサ160で検出される。
一方、画像形成装置10は、4色の色毎に用意されたカートリッジ120a、120b、120c、120dを有する。カートリッジ120aは感光ドラム、帯電器、現像器などを含む。カートリッジ120aの現像器は、イエロー(「Y」)のトナーを含む現像剤を収容する。同様に、カートリッジ120bの現像器は、マゼンタ(「M」)のトナーを含む現像剤を収容し、カートリッジ120cの現像器は、シアン(「C」)のトナーを含む現像剤を収容する。カートリッジ120dの現像器はブラック(「K」)のトナーを含む現像剤を収容する。以下、色毎に区別する必要がない場合は、カートリッジ120と称する。他の部品についても同様とする。各色のレーザスキャナ121は、画像読取装置100で読み取られた画像の内容(画像データ)に応じて各カートリッジ120の感光ドラムの表面に潜像画像を形成する。現像器がこの潜像画像にトナーを付着させてトナー画像が形成される。このトナー画像は、一次転写部122で中間転写ベルト130に転写される。中間転写ベルト130は矢印方向へ移動することによって、中間転写ベルト130上のトナー像を二次転写部140へ搬送する。
二次転写部140は、レジ前搬送ローラ161により搬送された用紙にトナー像を転写する。トナー像が転写された用紙は、定着器170へと搬送され、定着器170のヒータの熱と圧力とによってトナー像が用紙に定着される。定着後の用紙先端が用紙搬送センサ171で検出された後、搬送フラッパ172が用紙搬送路230あるいは用紙搬送路231のいずれかに用紙を搬送する。具体的には、両面プリントの場合には用紙搬送路230へ搬送され、片面プリントあるいは両面プリントの裏面の場合には、用紙搬送路231へ搬送される。用紙搬送路231へ搬送された用紙は、搬送ローラ232により、さらに下流部へと搬送された後、搬送フラッパ190により、用紙搬送路180側と用紙搬送路181側のいずれかに搬送される。排紙指定先が排紙トレイ200の場合には、用紙搬送路180側へと搬送され、排紙指定先が排紙トレイ196の場合には、用紙搬送路181側へと搬送される。なお、上記の基本的な画像形成動作は一例である。
次に、画像形成装置10の制御ユニットの構成について説明する。図2は制御ユニットのハードウエア構成図である。図1に示した画像形成部の構成は、図2では画像形成部308として示されている。画像形成装置10の制御ユニットは、CPU301、RAM302、ROM303を主要部品として含む制御コンピュータ300を含んでいる。CPU(Central Processing Unit、以下同じ)301は、所定の制御用プログラムを実行することにより、画像形成装置10の動作制御を統括的に行う。例えば、画像形成部308の制御については、図1に示した各種ローラを駆動するモータの駆動タイミングや搬送フラッパ172,190の切替制御などを行う。RAM(Random Access Memory)は、CPUの主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる書換可能なメモリである。ROM(Read Only Memory)は、上記制御プログラム、デバイスドライバおよびパラメータデータなどが格納されている読出専用メモリである。
CPU301は、電源制御部304および電源回路307と接続されている。電源制御部304は、リレー回路312における電路開閉動作(接点の開閉)を制御する。これにより、画像形成部308、温度センサ309、各種負荷311に対して、動作に必要な電力を供給し又は遮断する。なお、電源回路307は、電源制御部304とは異なる電路を通じて、制御コンピュータ300、操作部305、外部I/F306、計時タイマ310その他の電気部品への電力供給を行う。これにより、CPU301は、後述するスリープモードの復帰動作の指示などを受け取ることができる。CPU301には、操作部305および外部I/F306も接続される。操作部305は、タッチパネルディスプレイを含んで構成され、ユーザに対してヒューマンインタフェースを提供する。ユーザは、操作部305を通じて様々な指示や要求などを制御コンピュータ300のCPU301に対して要求することができる。外部I/F306は、ユーザが操作するパーソナルコンピュータとの間でデータの受け渡しを行う。CPU301は、操作部305やPCからのプリント動作開始の指示やスリープモードからの復帰動作の指示などを受け、動作を開始する。例えば、ユーザがPCよりプリント動作開始を指示すると、CPU301は画像形成部308や接続されたモータやファンなどから構成される各種負荷311の駆動制御を行う。
CPU301には、さらに、画像形成装置内又は当該装置周辺の気温の検出が可能な温度センサ309と、現在時刻を取得可能な計時タイマ310も接続される。温度センサ309は、基板上に実装された温度検出センサのほか、例えば操作部305等を介し通知される温度情報を取得する手段で代替することも可能である。また、計時タイマ310は、制御コンピュータ300が内蔵するものであってもよい。
画像形成部308、温度センサ309、各種負荷311は、それぞれ電源制御部304の制御によりリレー回路312の接点が閉じることにより、それらの動作に必要な電源の供給が行われる。一方、計時タイマ310は、リレー回路312と異なる電路を通じて電源回路307から電力供給を受けている。そのため、CPU301は、リレー回路312による電路の開閉動作にかかわらず、計時タイマ310から現在時刻を取得することができる。
<画像形成装置の動作>
次に、上記のように構成される画像形成装置10の動作について説明する。画像形成装置10は、通常モード(第1モード)と通常モードよりも消費電力の小さいスリープモード(第2モード)の2つの動作モードがある。CPU301は、操作部305からの入力信号やCPU301自身すなわち制御プログラムからの指示に従い、通常モードとスリープモードの切り替えを制御する。通常モードとは、電源制御部304によりリレー回路312の接点が閉じて、いつでも画像形成部308等の動作が可能な状態をいう。スタンバイ状態と呼ばれることもある。一方、スリープモードとは、電源制御部304によりリレー回路312の接点が開き、画像形成部308等への電力供給が制限された状態をいう。この状態では、スリープ解除を待つ上で必要な電力のみが供給されるため、省電力モードと呼ばれることもある。通常モードとスリープモードとは交互に切り替わる。切り替わる回数に応じて電源回路307を立ち上げる回数ならびにリレー回路312の接点を開閉させる回数が増える。
図3は、画像形成装置10における動作モードの遷移タイミング例を示した図である。図3(a)は操作部305のユーザ操作を通じて通常モードからスリープモードへ遷移する例を表す。操作部305からスリープ指示401がCPU301に対して入力されると、CPU301は、電源制御部304を制御してスリープ復帰指示を待つために必要な最小限の電力のみを供給させ、通常モードからスリープモードへと遷移する。CPU301がスリープモード中に、操作部305からのスリープ解除指示402が入力されると、CPU301は、スリープモードから通常モードへと遷移する。
図3(b)は、操作部305からのスリープ指示401によりCPU301がスリープモードへと遷移した後、自身の指示により動作モードの遷移を実施する例を表す。CPU301は、スリープモードへと遷移すると、後述する監視周期403として設定された時間分、スリープモードで待機する。監視周期403の経過を検知すると、CPU301はスリープ解除指示402を出す。その後、スリープモードから通常モードへと遷移する。通常モードへ遷移した後、CPU301は、再びスリープモードへ遷移するため、自身に対し、スリープ指示401を出す。その上で、監視機能すなわち後述の温度監視制御を実施し、画像形成装置内又は当該装置周辺の気温の計測と、次回の監視周期の決定とを行う。ただし、例えばPCから印字要求404のような動作指示を入力された場合、その指示に従い、動作を開始する。
図4は、CPU301が実行する画像形成装置10の動作概要図である。以下の説明では、温度情報として装置周辺の気温すなわち外気温を取得するとともに、時刻情報として現在時刻を取得する場合の例を示す。
CPU301は、電源がON(リレー回路312の接点が閉じて電力を供給する第1状態)の間、温度監視制御(S101)を実施する。温度監視制御の詳細は後述する。温度監視制御の終了後、CPU301は、画像形成部308及び各種負荷311を制御することで、画像形成を可能にする(S102)。画像形成を行った場合、その終了後、CPU301は、操作部305からの電源OFF要求があるか否かを確認する(S103)。電源OFF要求がなければ(S103:N)、S101以降の処理を繰り返す。
電源OFF要求がある場合(S103:Y)、CPU301は、電源制御部304を制御して全ての電源をOFF(リレー回路312の接点が開いて電力供給を遮断する第2状態)にし、動作を終了する。
次に、図5を参照して温度監視制御の手順について説明する。本実施形態における温度監視制御は、画像形成部308の動作が制限された(例えば動作しない)タイミングで起動する。具体的には前回起動の際に決定された周期でスリープモード中の画像形成装置10を通常モードへと復帰させることで起動する。そして、起動時の上記気温又は起動したときの現在時刻(以下、「起動時刻」という場合がある)を検出するとともに、検出結果が所定条件を満たすか否かを監視する。そして、監視結果に基づいて次回起動までの周期を設定する。所定条件は、例えば結露の発生の有無ないし可能性を判断するための条件である。
本制御では、CPU301は、計時タイマ310から起動時刻を取得する(S201)。また、温度センサ309から外気温を取得する(S202)。そして、取得した外気温を取得時刻と関連付けてRAM302に格納する。現在時刻及び外気温は、後述の監視周期決定処理において監視周期を決定するパラメータの一つとしてそれぞれ使用される。外気温は、現在の温度だけでなく、過去の取得した時刻も履歴としてRAM302に残しておき、適宜、それを読み出せるようにしておく。CPU301は、RAM302に格納された外気温と温度検出時の時刻の履歴とを参照し、単位時間当たりの温度変化量を算出するとともに、算出した温度変化量と予め定めた結露発生の可能性を判別するための閾値とを比較する。閾値はRAM302あるいはROM303に設定されている。
単位時間当たりの温度変化量は、例えば直前に取得した外気温と起動直後に取得した外気温との差分をその間の監視時間で除算し、さらに、単位時間を乗算することにより求めることができる。すなわち、単位時間を1時間、差分をTs、監視時間をRとすると、単位時間当たりの温度変化量Trefは以下の式(1)より求めることができる。
ref = (Ts ÷ R)×60 ・・・(1)
CPU301は、この単位時間あたりの温度変化量が上記閾値を超えているか否かを判断する(S203)。
単位時間当たりの温度変化量Trefが閾値を下回る場合、現時点では結露のおそれはないと判断できる。この場合、CPU301は、外部I/F306を介して接続されたPCからの印字要求の有無を確認する(S204)。印字要求がない場合(S204:N)、CPU301は、操作部305又はCPU301自身からのスリープ指示の有無を確認する(S205)。スリープ指示がない場合(S205:N)、CPU301は、S204へ戻り、印字要求又はスリープ指示を待つ。一方、操作部305又はCPU301自身からのスリープ指示がある場合(S205:Y)、CPU301は、監視周期決定処理を実行する(S206)。この処理は、本制御を次回起動する監視周期、すなわち次回スリープモードを解除するまでの時間間隔を決定する処理である。監視周期決定処理の詳細は図6で説明する。監視周期決定処理により監視周期が決定されると、CPU301は、電源制御部304を制御してリレー回路312の接点を開き、スリープ解除指示を待つのに必要な電力のみをCPU301に供給し、スリープモードを開始する(S207)。
スリープモード中、CPU301は、S206により決定された監視周期に到達したか否かを監視する(S208)。監視周期に到達した場合(S208:Y)、CPU301は、自身に対しスリープ解除指示を出し(S209)、電源制御部304を制御してリレー回路312の接点を閉じる。これにより通常モードへと移行する(S210)。通常モードへ移行した後、CPU301は、次の周期で再びスリープモードへと移行させるため、予め自身に対し次回分のスリープ指示を出す(S211)。その後、CPU301は、再び現在時刻の取得(S201)からの手順を実行する。
S208において監視周期に到達していない場合(S208:N)、CPU301は、操作部305からスリープ解除指示が出されているか否かを確認する(S212)。スリープ解除指示が出されていない場合(S212:N)、CPU301は、S208の処理に戻り、監視周期の到達かスリープ解除の指示が出るのを待つ。S212においてスリープ解除指示が出されていた場合(S212:Y)、CPU301は、電源制御部304及びリレー回路312を制御して供給可能な電力の供給を開始し、通常モードへ移行する(S213)。その後、CPU301は再び現在時刻の取得(S201)からの手順を繰り返す。S204において、印字要求がある場合(S204:Y)、CPU301は、温度監視制御を終了し、後述する全てのパラメータをクリアした上で(S217)、印字要求に基づき動作を開始する。
S203において、式(1)により算出された単位時間当たりの温度変化量Trefが閾値以上の場合(S203:Y)、結露が発生したと判断することができる。この場合、CPU301は、取得済の現在時刻を結露発生時刻としてRAM302に保存する(S214)。その後、CPU301は後述する監視周期決定処理に必要なパラメータを全てクリア(S215)した後、結露回避動作を実施する(S216)。結露回避動作とは、装置内の結露を解消するための結露解消手段を起動させる動作をいう。結露解消手段は、例えば、各種負荷311のうち、装置内の所定部位に配置されたファンとモータ、あるいは、結露が発生する箇所の近傍に設置されたヒーターとその駆動機構などである。結露回避動作(S216)の終了後、CPU301はS204以降の処理を繰り返す。
次に、図5の監視周期決定処理(S206)について詳しく説明する。図6は、この処理の手順説明図である。CPU301は、温度監視制御において温度センサ309より取得した外気温をRAM302より読み出し、読み出した外気温が所定値(所定温度)以下か否かを判断する(S301)。この所定値とは、その温度以下となる場合には、その後の急激な温度上昇によって結露の発生可能性が高まる値をいう。この所定値は予めROM303に格納していてもよいし、操作部305によって通知された値をRAM302に格納するのでもよい。外気温が所定値以下の場合(S301:N)、CPU301は、結露が発生する可能性が高まったと判断し、監視周期を決定するためのパラメータの1つとして「温度低下フラグ」を、RAM302に形成されたパラメータテーブルに設定する(S305)。
次に、CPU301は、温度監視制御において計時タイマ310より取得した現在時刻をRAM302より読み出し、現在時刻(起動時刻)が所定時間帯に含まれるか否かを判断する(S306)。ここで所定時間帯とは、例えば早朝として午前5時から午前8時などの時間帯を指定することなどが挙げられる。所定時間帯は、予めROM303に格納していてもよいし、あるいは操作部305によって値を通知されたものをRAM302に格納するのでもよい。現在時刻(起動時刻)が所定時間帯に含まれる場合(S306:Y)、CPU301は、結露の可能性が高まったと判断し、監視周期を決定するためのパラメータの1つとして「時間帯フラグ」を上記パラメータテーブルに設定する(S307)。一方、現在時刻が所定時間帯に含まれない場合(S308:N)、CPU301は、上記パラメータテーブルに既に設定されている「時間帯フラグ」をクリアする(S308)。
次に、CPU301は、温度監視制御(S501)において計時タイマ310より取得した現在時刻と、前回結露が発生し、あるいは発生したとみなされる時刻、すなわち結露時刻とをRAM302より読み出す。そして、RAM302から読み出した現在時刻から、前回結露時刻までの残り時間を算出し、算出された時間と所定値(所定時間)とを比較する。そして比較時の残り時間が所定値以下か否かを判断する(S309)。この所定値も、予めROM303に格納していてもよいし、あるいは操作部305によって値を通知されたものをRAM302に格納するのでもよい。算出した残り時間が所定値以下である場合(S309:Y)、CPU301は、結露の可能性が高まったと判断し、監視周期を決定するためのパラメータの1つとして「結露時間フラグ」を上記パラメータテーブルに設定する(S310)。一方、算出した残り時間が所定値以下ではない場合(S309:N)、CPU301は、上記パラメータテーブルに設定済の「結露時間フラグ」をクリアする(S311)。
CPU301は、ここまでで設定された最大3つのパラメータ、すなわち温度低下フラグ、時間帯フラグおよび結露時間フラグの設定の組み合わせから、温度監視制御を次回起動するまでの監視周期を決定し、RAM302に格納する(S312)。
一方、S301において、温度センサ309により取得した外気温が所定値を超えている場合(S301:Y)、CPU301は、現時点では結露発生の可能性は低いと判断する。しかし、前回起動時に時間帯フラグあるいは結露時間フラグが設定されている場合、一度外気温が所定値を下回った状態から上昇し、現在は所定値を超えたにすぎないことが推定される。また時間帯フラグあるいは結露時間フラグが設定されている状態であるため、結露発生の可能性が高い時間帯であるといえる。そのため、CPU301は、時間帯フラグ又は結露時間フラグを読み出し、それぞれ設定済みか否かを判断する(S302)。時間帯フラグ又は結露時間フラグのいずれか一方、又は両方が設定済の場合、CPU301は、外気温が所定値以下である場合と同様に、温度低下フラグを設定する(S305)。
一方、S302において時間帯フラグおよび結露時間フラグがいずれも設定されていない場合は、結露発生の可能性は低いと考えられる。そのため、CPU301は、温度低下フラグがすでにパラメータテーブルに設定されていた場合は、その設定をクリアする(S303)。この場合、パラメータテーブルには、いずれのフラグ(パラメータ)も設定されていない状態となり、現時点では結露の発生可能性は最も低いと判断できる。このことから、CPU301は、最長の監視周期をRAM302に格納する(S304)。次回起動までの周期を設定した後は休止する。
次に、本実施形態による温度監視制御を行った場合の具体的な動作例を図7に従って説明する。図7(a)は縦軸を温度、横軸を時間とし、時間経過に伴う温度変化により監視周期が変化する様子を示している。温度変化曲線801は、ユーザが画像形成装置の使用を止め、操作部305によりスリープモードを指示した夜間待機開始802から、翌朝のユーザ使用開始803までの間の温度変化の推移を示す。温度変化曲線801は、夜間待機開始802から、時間経過に伴って外気温が徐々に低下した後、朝になり、空調が動作し始めることで外気温が急激に上昇していく様子を表す。温度閾値804は、前述の温度低下フラグの設定(S301)の可否を判断するために設定される所定値である。本例では温度閾値804を摂氏15度としている。図示の例では、温度変化曲線801が温度閾値804を下回ったところで、温度低下フラグを設定する処理(S305)が実行される。また、所定時間帯805は、時間帯フラグの設定(S306)の可否を判断するために設定される所定の時間帯である。現在時刻(起動時刻)がこの時間帯に差し掛かったところで、時間帯フラグを設定する処理(S307)が実行される。また、前回格納された結露時刻から所定時間手前806の時間は、結露時間フラグの設定(S309)の可否を判断するために設定される所定値である。現在時刻がこの時間帯に差し掛かったところで、結露時間フラグを設定する処理(S310)が実行される。
図7(b)は、これまでに説明した3つのパラメータ(温度低下フラグ、時間帯フラグ、結露時間フラグ)の組み合わせによる監視周期の設定の一例を表したパラメータテーブルである。本実施形態では、それぞれのパラメータは、”設定あり”、又は”設定なし”の2値が設定される。監視周期決定処理におけるS312の処理では、RAM302から読み出した各パラメータに対し、図7(b)のパラメータテーブルとのマッチングを行うことで、監視周期を決定する。このパラメータテーブルを参照した上で、図7(a)に戻ると、夜間待機開始802から温度監視制御を開始する。温度変化曲線801が温度閾値804と交わる区間1(807)では、現在温度が温度閾値804よりも高い。そのため、温度低下フラグは設定されない。時間帯も所定時間帯805及び前回結露発生から所定時間手前806にも該当しない。そのため、時間帯フラグ、結露時間フラグのいずれも設定されない。そのため、区間1(807)では図7(b)のパラメータテーブルとのマッチングより、監視周期が「最長」として設定され、120分周期で温度監視制御を行う状態となる。
温度変化曲線801が温度閾値804に差し掛かった時点から、時間が所定時間帯805に差し掛かる直前までの区間2(808)では、現在温度が温度閾値804よりも低い。従って、この区間2では、温度低下フラグが設定される。時間帯も所定時間帯805および前回の結露時刻から所定時間手前806にも該当しない。そのため、時間帯フラグ、結露時間フラグとも設定されない。そのため、区間2(808)においては図7(b)のパラメータテーブルとのマッチングより、監視周期が「長」として設定され、70分周期で温度監視制御を行う状態となる。
さらに時間軸を進めた区間3(809)では、区間2(808)と同様に、現在温度が温度閾値804よりも低い。そのため、温度低下フラグが設定される。一方、時間は所定時間帯805に差し掛かっていることから、時間帯フラグも設定される。ただし、前回の結露時刻から所定時間手前806には該当しない。そのため、結露時間フラグは設定されない。したがって、区間3(809)では、図7(b)のパラメータテーブルとのマッチングより、監視周期が「中」として設定され、30分周期で温度監視制御を行う状態になる。
最後に、前回結露時刻から所定時間手前806に該当する区間4(810)では、温度変化曲線801は温度閾値804を下回る領域から上回る領域へと変化している。しかし、所定時間帯805を満たしており、前回の結露時刻から所定時間手前806を満たすことから時間帯フラグおよび結露時間フラグが設定されており、温度低下フラグが引き続き設定される。したがって、区間4(810)においては、図7(b)のパラメータテーブルとのマッチングより、監視周期が「最短」として設定され、10分周期で温度監視制御を行う状態となる。
なお、本実施形態では、最大3つのパラメータ、すなわち温度低下フラグ、時間帯フラグおよび結露時間フラグの設定の組み合わせから監視周期を決定する例を説明したが、これらのフラグは、いずれか一つ以上であってもよい。また、監視周期は「最長」、「長」、「中」、「最短」の4段階の例を説明したが、各フラグの値を細分化してさらに動的に変化させてもよい。また本実施形態で示した具体的な時間も、画像形成装置の構成に合わせ変更してよい。
以上のとおり、本実施形態の画像形成装置10は、スリープモードから復帰して画像形成装置内又は当該装置周辺の気温の監視を行う監視機能と、当該装置内に生じる結露の解消動作を行う機能とを有するものである。そして、その制御方法は、CPU301が、監視機能の起動時の気温、起動時刻の時間帯、起動時刻から前回結露が発生し又は発生したとみなされる結露時刻までの残り時間の少なくとも一つの情報を取得する取得工程を有する。また、取得した情報が所定条件を満たす場合は結露解消動作を実行可能とする結露解消工程を有する。また、取得した情報に基づいて前記監視機能の次回の監視周期を決定する決定工程を有する。そして、決定工程後にスリープモードに移行する移行工程を有する。これにより、次回の監視機能が起動するまでの監視周期が動的に変更される。
そのため、スリープモード解除のための電源回路307の立ち上げ回数およびリレー回路312の接点の開閉回数が最小限に抑えられる。例えば、リレー回路312の動作保障回数をTcntとし、リレー回路312の1日当りのON(接点が閉じた状態)回数をNとした場合、寿命T(日数)は、以下の式(2)により算出できる。
T = Tcnt ÷ N ・・・(2)
従来技術のように温度監視制御の周期を固定とし、最短の10分を設定した場合、Nは144回となる。しかし本実施形態のように、監視周期を動的に変化させることで、Nは1日当たり12回(120分ごとの温度監視)から144回(10分ごとの温度監視制御)の間で幅を持たせることが可能になる。つまり、式(2)における製品寿命Tを延ばすことができる。
なお、本実施形態では、電路開閉手段の例としてリレー回路312を用いる場合の例について説明したが、接点を有する他の開閉回路、スイッチなどで代用することが可能である。

Claims (6)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    度を取得する温度取得手段と、
    前記画像形成手段に生じる結露の解消動作を行う結露解消手段と、
    前記温度取得手段に対して電力を供給する第1状態と前記温度取得手段に対して電力を遮断する第2状態とに基づいて制御される電路開閉手段と、
    時刻を取得する時刻取得手段と、
    記電路開閉手段を前記第2状態から前記第1状態へ制御して前記温度取得手段により現在温度を取得し、前記現在温度に基づいて前記結露解消手段に前記解消動作を実行させるか否かを制御し、前記温度取得手段により前記現在温度が取得された後に前記電路開閉手段を前記第1状態から前記第2状態へ制御する制御手段と、
    前記制御手段により前記電路開閉手段が前記第2状態から前記第1状態へ制御される場合に前記時刻取得手段により取得された現在時刻と、前記温度取得手段により取得された前記現在温度に基づいて前記温度取得手段に温度を取得させるために前記電路開閉手段を前記第2状態から前記第1状態へ制御する次回のタイミングを決定する決定手段と、を備え
    前記決定手段は、前記現在温度が所定温度以下であるか否かを判定する第1判定部と、前記現在時刻が予め設定された時間帯に含まれるか否かを判定する第2判定部と、前記現在時刻から前回結露が発生したとみなされる時刻までの残り時間が所定時間以下であるか否かを判定する第3判定部とを有し、
    前記決定手段は、前記第1判定部の判定結果と、前記第2判定部の判定結果と、前記第3判定部の判定結果とに基づいて前記次回のタイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記現在温度と前記現在時刻に基づいて前記結露解消手段に前記解消動作を実行させるか否かを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、第1モードと、当該第1モードより消費電力が小さい第2モードとに基づいて制御され、
    前記制御手段は、前記第1モードにおいて前記電路開閉手段を前記第1状態に制御するとともに、前記第2モードにおいて前記電路開閉手段を前記第2状態に制御し、
    前記制御手段は、前記第2モードにおいて前記電路開閉手段を前記第2状態から前記第1状態へ制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記温度は装置内又は装置周辺の気温であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1判定部は、前記現在温度が前記所定温度以下である場合温度低下フラグを設定し、
    前記第2判定部は、前記現在時刻が前記予め設定された時間帯に含まれる場合時間帯フラグを設定し、
    前記第3判定部は、前記残り時間が前記所定時間以下である場合結露時間フラグを設定し、
    前記決定手段は、前記温度低下フラグ、前記時間帯フラグおよび前記結露時間フラグの設定の組み合わせに基づいて前記次回のタイミングを決定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記現在温度と前記現在時刻に基づいて単位時間当たりの温度変化量を算出するとともに、前記算出した温度変化量が所定の閾値以上の場合、前記結露解消手段前記解消動作を実行させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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