JP2003103634A - 媒体のシートラミネート方法および装置 - Google Patents
媒体のシートラミネート方法および装置Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラミネートシートの後端でＴＡＧを取り外し
するラミネートプロセスを提供する。 【解決手段】 媒体のシートラミネート方法であって、
ラミネートコート３４を取り外し可能に接着させたキャ
リア３２を対向するラミネートローラ５０，５２の間の
バイト部に送り出すステップと、ラミネートされる媒体
シート３８をバイト部まで移動してラミネートコートと
向かい合わせに接触するステップと、シートをさらに移
動させ、対向するローラにより媒体およびキャリアに圧
力を加えることによって、ラミネートコートをシートに
接着するステップと、ローラの下流の点５４においてキ
ャリアをラミネートされたシートから取り外しするステ
ップと、媒体シート３８をシートの移動方向に対して横
にバイアスして、シートの後端を弾性的にまっすぐに延
ばし、シートの後端が前記点を通過したときにキャリア
から離れるようにするステップとを有する。
するラミネートプロセスを提供する。 【解決手段】 媒体のシートラミネート方法であって、
ラミネートコート３４を取り外し可能に接着させたキャ
リア３２を対向するラミネートローラ５０，５２の間の
バイト部に送り出すステップと、ラミネートされる媒体
シート３８をバイト部まで移動してラミネートコートと
向かい合わせに接触するステップと、シートをさらに移
動させ、対向するローラにより媒体およびキャリアに圧
力を加えることによって、ラミネートコートをシートに
接着するステップと、ローラの下流の点５４においてキ
ャリアをラミネートされたシートから取り外しするステ
ップと、媒体シート３８をシートの移動方向に対して横
にバイアスして、シートの後端を弾性的にまっすぐに延
ばし、シートの後端が前記点を通過したときにキャリア
から離れるようにするステップとを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、包括的には、コピ
ー用紙等の媒体シートを、保護用光沢表面コーティング
を用いてラミネートする分野に関し、特に、ラミネート
コートを媒体シートに送るためのキャリア層をラミネー
トストックロールから分離することに関する。
ー用紙等の媒体シートを、保護用光沢表面コーティング
を用いてラミネートする分野に関し、特に、ラミネート
コートを媒体シートに送るためのキャリア層をラミネー
トストックロールから分離することに関する。
【０００２】
【従来の技術】ラミネートストックは、キャリアにラミ
ネートコーティング材を取り外し可能に付着させた可撓
性プラスチックキャリアからなる。コーティング材は、
ラミネートされる媒体上でコーティング材を固着する接
着剤を有する非常に薄いプラスチックである。非常に薄
いコーティング材は、多くの場合、ラミネートされた媒
体シートの後端(trailing edge)からきれいに分離しな
い。望ましくないコーティング材は、ラミネートされた
媒体シートの後端から延びた後に小片に分裂することが
多く、この小片が接触する機器、衣服およびシートに静
的に付着するようになる。この材料は、当業界において
ＴＡＧとして知られ、一般的に透明かつ、その薄さゆえ
に極めて軽量であり、このため、ラミネート領域に混入
してしまう傾向があり、その結果、ＴＡＧが付着したラ
ミネートされたシートでは欠陥が生じてしまう。ＴＡＧ
のほとんどは、ラミネートキャリアを取り外したラミネ
ートされたシートの後端から延びた薄膜テールまたはテ
ール片の形状であることが認められている。
ネートコーティング材を取り外し可能に付着させた可撓
性プラスチックキャリアからなる。コーティング材は、
ラミネートされる媒体上でコーティング材を固着する接
着剤を有する非常に薄いプラスチックである。非常に薄
いコーティング材は、多くの場合、ラミネートされた媒
体シートの後端(trailing edge)からきれいに分離しな
い。望ましくないコーティング材は、ラミネートされた
媒体シートの後端から延びた後に小片に分裂することが
多く、この小片が接触する機器、衣服およびシートに静
的に付着するようになる。この材料は、当業界において
ＴＡＧとして知られ、一般的に透明かつ、その薄さゆえ
に極めて軽量であり、このため、ラミネート領域に混入
してしまう傾向があり、その結果、ＴＡＧが付着したラ
ミネートされたシートでは欠陥が生じてしまう。ＴＡＧ
のほとんどは、ラミネートキャリアを取り外したラミネ
ートされたシートの後端から延びた薄膜テールまたはテ
ール片の形状であることが認められている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、特にラミネートシートの後端でＴＡＧを取り外
しすることによってラミネートプロセスを改良すること
にある。
目的は、特にラミネートシートの後端でＴＡＧを取り外
しすることによってラミネートプロセスを改良すること
にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
媒体シートのラミネート方法であって、 ａ）ラミネートコートを取り外し可能に接着させたキャ
リアを対向するラミネートローラの間のバイト部に送り
出すステップと、 ｂ）ラミネートされる媒体シートを上記バイト部まで移
動させて上記ラミネートコートと向かい合わせに接触さ
せるステップと、 ｃ）上記シートをさらに移動させ、上記対向ローラによ
り上記媒体およびキャリアに圧力を加えることによって
上記ラミネートコートを上記シートに接着するステップ
と、 ｄ）上記ローラの下流の点において上記キャリアをラミ
ネートされたシートから取り外するステップと、 ｅ）上記媒体シートをシートの移動方向に対して横にバ
イアスし、上記シートの後端を弾性的にまっすぐになる
ようにし、上記シートの後端が上記点を通過したときに
上記キャリアから離れるようにするステップとを含む方
法を提供する。さらに本発明は、媒体シートをラミネー
トする装置であって、 ａ）ラミネートされる媒体シートの支持部と、 ｂ）一対の対向するラミネートローラと上記ラミネート
ローラを回転して媒体シートおよびラミネートコートを
施したキャリアを上記ローラ間のバイト部を介して上記
シートと向かい合わせに接触させる手段と、 ｃ）上記キャリアをラミネートされたシートから取り外
しているときに上記キャリアの移動を案内するキャリア
セパレータであって、上記キャリアをラミネートされた
シートと接触した状態を保持するコーナを有するセパレ
ータと、 ｄ）キャリアを上記コーナの周りで引っ張り、キャリア
をラミネートされたシートから取り外す引張り部と、 ｅ）ラミネートされたシートの後端を弾性的に変形させ
て取り外されたキャリアから分離させるシートガイドと
を備える装置を提供する。
媒体シートのラミネート方法であって、 ａ）ラミネートコートを取り外し可能に接着させたキャ
リアを対向するラミネートローラの間のバイト部に送り
出すステップと、 ｂ）ラミネートされる媒体シートを上記バイト部まで移
動させて上記ラミネートコートと向かい合わせに接触さ
せるステップと、 ｃ）上記シートをさらに移動させ、上記対向ローラによ
り上記媒体およびキャリアに圧力を加えることによって
上記ラミネートコートを上記シートに接着するステップ
と、 ｄ）上記ローラの下流の点において上記キャリアをラミ
ネートされたシートから取り外するステップと、 ｅ）上記媒体シートをシートの移動方向に対して横にバ
イアスし、上記シートの後端を弾性的にまっすぐになる
ようにし、上記シートの後端が上記点を通過したときに
上記キャリアから離れるようにするステップとを含む方
法を提供する。さらに本発明は、媒体シートをラミネー
トする装置であって、 ａ）ラミネートされる媒体シートの支持部と、 ｂ）一対の対向するラミネートローラと上記ラミネート
ローラを回転して媒体シートおよびラミネートコートを
施したキャリアを上記ローラ間のバイト部を介して上記
シートと向かい合わせに接触させる手段と、 ｃ）上記キャリアをラミネートされたシートから取り外
しているときに上記キャリアの移動を案内するキャリア
セパレータであって、上記キャリアをラミネートされた
シートと接触した状態を保持するコーナを有するセパレ
ータと、 ｄ）キャリアを上記コーナの周りで引っ張り、キャリア
をラミネートされたシートから取り外す引張り部と、 ｅ）ラミネートされたシートの後端を弾性的に変形させ
て取り外されたキャリアから分離させるシートガイドと
を備える装置を提供する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下の詳細な説明およびそれぞれ
の添付図面において、同一の要素は同一の参照符号で識
別される。
の添付図面において、同一の要素は同一の参照符号で識
別される。
【０００６】図１に示すシートラミネート装置の概略図
において、装置１０は媒体送りトレイまたはシェルフ２
０を備え、該トレイまたはシェルフから個々の媒体シー
トが、対向するラミネートローラ５０、５２の間の挟圧
部またはバイト部(bight)部に収容される図示しない適
当なシート移動装置により送られる。当業者であれば、
対向するローラは対向するベルト等の同等手段によって
置き換え可能であり、このため、本開示および特許請求
の範囲において、「ローラ」および「複数のローラ」と
いう用語は通常のローラ、複数の同軸車輪、ローラの周
りに連なる可動ベルトおよびその他同一機能を果たす機
械的な等価物を広義に包含する。
において、装置１０は媒体送りトレイまたはシェルフ２
０を備え、該トレイまたはシェルフから個々の媒体シー
トが、対向するラミネートローラ５０、５２の間の挟圧
部またはバイト部(bight)部に収容される図示しない適
当なシート移動装置により送られる。当業者であれば、
対向するローラは対向するベルト等の同等手段によって
置き換え可能であり、このため、本開示および特許請求
の範囲において、「ローラ」および「複数のローラ」と
いう用語は通常のローラ、複数の同軸車輪、ローラの周
りに連なる可動ベルトおよびその他同一機能を果たす機
械的な等価物を広義に包含する。
【０００７】ラミネートストック供給リール３０は、ラ
ミネートコート３４を取り外し可能にキャリア層に付着
させたキャリア３２と、ラミネート材料と個々の媒体シ
ート３８とを固着する接着剤３６とを有するキャリア３
２からなる積層体の巻き付けウェブを有する。通常、キ
ャリア３２およびラミネート材料ならびに接着剤３６
は、接着剤によりラミネートシートに接着する透明なプ
ラスチックシート材料であり、媒体シート３８がラミネ
ートされた後にキャリア３２が取り外され、巻取りリー
ル４０に巻き付けられる。１個以上のガイドローラ４２
は、巻取りリール４０にキャリア３２を送り出す助けと
して機能する。ラミネートローラ５０、５２の一方、ま
たは両方は約１６０℃以下の温度に加熱され、ラミネー
トウェブおよび媒体シート３８には、熱および１平方イ
ンチあたり約４ポンド（４lbs./sq.inch）(１平方メー
トルあたり約２７．５６×１０3Ｎ（約２７．５６×１
０3Ｐａ））以下の圧力が同時に付加され、ラミネート
コート３４をシート３８と結合させる。
ミネートコート３４を取り外し可能にキャリア層に付着
させたキャリア３２と、ラミネート材料と個々の媒体シ
ート３８とを固着する接着剤３６とを有するキャリア３
２からなる積層体の巻き付けウェブを有する。通常、キ
ャリア３２およびラミネート材料ならびに接着剤３６
は、接着剤によりラミネートシートに接着する透明なプ
ラスチックシート材料であり、媒体シート３８がラミネ
ートされた後にキャリア３２が取り外され、巻取りリー
ル４０に巻き付けられる。１個以上のガイドローラ４２
は、巻取りリール４０にキャリア３２を送り出す助けと
して機能する。ラミネートローラ５０、５２の一方、ま
たは両方は約１６０℃以下の温度に加熱され、ラミネー
トウェブおよび媒体シート３８には、熱および１平方イ
ンチあたり約４ポンド（４lbs./sq.inch）(１平方メー
トルあたり約２７．５６×１０3Ｎ（約２７．５６×１
０3Ｐａ））以下の圧力が同時に付加され、ラミネート
コート３４をシート３８と結合させる。
【０００８】キャリアセパレータバー８０は、対向する
ラミネートローラ５０、５２から下流に配置され、鋭利
なエッジまたはコーナ５４を有しており、その周りでは
キャリア３２が、キャリアの取り外しおよび送り出し中
に巻取りリール４０の回転駆動により引っ張られて湾曲
される。
ラミネートローラ５０、５２から下流に配置され、鋭利
なエッジまたはコーナ５４を有しており、その周りでは
キャリア３２が、キャリアの取り外しおよび送り出し中
に巻取りリール４０の回転駆動により引っ張られて湾曲
される。
【０００９】図３に示すように、ラミネートローラ５
０、５２の下流側には、シートバイアス装置が設けら
れ、該装置は、離間した端部片６２、６４と、端部片６
２、６４に固定される横断部材６６、６８とで構成され
るローラ枠体６０が設けられている。枠体は、セパレー
タバー８０と、図示のように横断部材６８の一部をなす
送りリップまたはシェルフ７０とを支持する。横断部材
６８はその上面７２が媒体移動方向においてセパレータ
バー８０の最下部コーナとほぼ整列するようにされてお
り、ラミネートされたシート３８を受けるとともにセパ
レータバー８０へガイドしている。
０、５２の下流側には、シートバイアス装置が設けら
れ、該装置は、離間した端部片６２、６４と、端部片６
２、６４に固定される横断部材６６、６８とで構成され
るローラ枠体６０が設けられている。枠体は、セパレー
タバー８０と、図示のように横断部材６８の一部をなす
送りリップまたはシェルフ７０とを支持する。横断部材
６８はその上面７２が媒体移動方向においてセパレータ
バー８０の最下部コーナとほぼ整列するようにされてお
り、ラミネートされたシート３８を受けるとともにセパ
レータバー８０へガイドしている。
【００１０】現在好ましい実施形態において、セパレー
タバー８０の下流側では、ともに枠体６０において全体
を支持される媒体ガイドローラ９０、９２およびデフレ
クタバー９４は略蛇行経路を形成し、媒体はこれを通っ
て移動する必要がある。媒体シートに付与された湾曲に
より移動中の媒体シートが横方向にバイアスされ、シー
トの後端が、セパレータバー８０に従って通過するとき
に、媒体シートがセパレータバー８０の下端を通過する
経路に対して概ね横切る方向（たとえば、図示のように
上方向または下方向）に移動することになるが、これ
は、媒体シート３８の後端が、キャリア３２も巻取りリ
ール４０への通過中に急激に方向を変更するセパレータ
バー８０において分離コーナを通過する際に弾性的にま
っすぐになることによる。
タバー８０の下流側では、ともに枠体６０において全体
を支持される媒体ガイドローラ９０、９２およびデフレ
クタバー９４は略蛇行経路を形成し、媒体はこれを通っ
て移動する必要がある。媒体シートに付与された湾曲に
より移動中の媒体シートが横方向にバイアスされ、シー
トの後端が、セパレータバー８０に従って通過するとき
に、媒体シートがセパレータバー８０の下端を通過する
経路に対して概ね横切る方向（たとえば、図示のように
上方向または下方向）に移動することになるが、これ
は、媒体シート３８の後端が、キャリア３２も巻取りリ
ール４０への通過中に急激に方向を変更するセパレータ
バー８０において分離コーナを通過する際に弾性的にま
っすぐになることによる。
【００１１】図１に示す実施形態において、媒体シート
は、取り外されたキャリア３２と並行に略上方向に偏向
する方向に後端が湾曲される。ガイドローラ９０、９２
およびデフレクタバー９４の向きを合わせてシートを湾
曲し、キャリアバー８０の分離コーナから離れて上向き
ではなく下向きに弾性的に後端がまっすぐになり、シー
トの後端が取り外しされたキャリアから離れて下向きに
偏向するようにすることももちろん可能である。図示の
実施形態において、横方向のバイアスは、ローラ９０、
９２およびデフレクタバー９４の使用によりシートに加
えられるが、ローラおよびデフレクタバー以外の、シー
トが移動経路を略横切る方向にバイアスする手段も想定
可能である。たとえば、後端ＴＡＧを取り除くために、
キャリア３２からきれいに分離できる方向に媒体シート
３８の後端を付勢するように設計される四角形または他
の傾斜形状を有する横方向に延在するブロックも想定可
能である。
は、取り外されたキャリア３２と並行に略上方向に偏向
する方向に後端が湾曲される。ガイドローラ９０、９２
およびデフレクタバー９４の向きを合わせてシートを湾
曲し、キャリアバー８０の分離コーナから離れて上向き
ではなく下向きに弾性的に後端がまっすぐになり、シー
トの後端が取り外しされたキャリアから離れて下向きに
偏向するようにすることももちろん可能である。図示の
実施形態において、横方向のバイアスは、ローラ９０、
９２およびデフレクタバー９４の使用によりシートに加
えられるが、ローラおよびデフレクタバー以外の、シー
トが移動経路を略横切る方向にバイアスする手段も想定
可能である。たとえば、後端ＴＡＧを取り除くために、
キャリア３２からきれいに分離できる方向に媒体シート
３８の後端を付勢するように設計される四角形または他
の傾斜形状を有する横方向に延在するブロックも想定可
能である。
【００１２】偏向装置は媒体シート３８に横方向の湾曲
をもたらし、これにより、シートの後端を、キャリア３
２を取り外したセパレータバー８０のコーナから急激に
向きを変える(snap)または離れるようにする。ラミネー
トされた媒体シート３８の本来の弾性により、急激な
「方向転換(snap)」作用が生じ、ＴＡＧとして知られる
望ましくない後端の屑を実質的に取り外しすることがで
きる。
をもたらし、これにより、シートの後端を、キャリア３
２を取り外したセパレータバー８０のコーナから急激に
向きを変える(snap)または離れるようにする。ラミネー
トされた媒体シート３８の本来の弾性により、急激な
「方向転換(snap)」作用が生じ、ＴＡＧとして知られる
望ましくない後端の屑を実質的に取り外しすることがで
きる。
【００１３】当業者であれば、図示および記載された好
ましい実施形態において種々の追加、変更が可能であ
り、保護範囲は特許請求の範囲の文言によってのみ制限
されることが理解されよう。
ましい実施形態において種々の追加、変更が可能であ
り、保護範囲は特許請求の範囲の文言によってのみ制限
されることが理解されよう。
【図１】シートラミネート装置の概略断面図である。
【図２】媒体シートに施されるキャリアとその上に接着
された取り外し可能なラミネートコートの拡大図であ
る。
された取り外し可能なラミネートコートの拡大図であ
る。
【図３】シートバイアス装置の斜視図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 4F211 AD08 AD20 AG03 AH53 AP02
AP06 TA03 TA13 TC05 TJ16
TJ22 TJ31 TJ32 TQ03 TW45
Claims (16)
- 【請求項１】 ａ）ラミネートコートを取り外し可能に
接着させたキャリアを対向するラミネートローラの間の
バイト部に送り出すステップと、 ｂ）ラミネートされる媒体シートを前記バイト部まで移
動させて前記ラミネートコートと向かい合わせに接触さ
せるステップと、 ｃ）前記シートをさらに移動させ、前記対向するローラ
により前記媒体およびキャリアに圧力を加えることによ
って、前記ラミネートコートを前記シートに接着するス
テップと、 ｄ）前記ローラの下流の点において前記キャリアをラミ
ネートされたシートから取り外すステップと、 ｅ）前記媒体シートをシートの移動方向に対して横にバ
イアスし、前記シートの後端を弾性的にまっすぐになる
ようにし、前記シートの後端が前記点を通過したときに
前記キャリアから離れるようにするステップとを含む媒
体のシートラミネート方法。 - 【請求項２】 前記媒体シートは、前記取り外されたキ
ャリアの移動方向に最も近い方向に前記後端を変形させ
るようにバイアスされる請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 前記媒体シートは、前記取り外されたキ
ャリアの移動方向から略離れる方向に前記後端を変形さ
せるようにバイアスされる請求項１記載の方法。 - 【請求項４】 前記キャリアを第１方向に移動する前記
シートに接触させて保持し、かつ前記第１方向と交差す
る第２方向において前記シートから離れるように約８５
°以上の外角で前記キャリアを引っ張る請求項１記載の
方法。 - 【請求項５】 回転キャリア巻取りロールを使用して前
記キャリアを前記第２方向に引っ張るステップをさらに
含む、請求項４記載の方法。 - 【請求項６】 前記バイト部において、１平方インチあ
たり約４ポンド以下のラミネート圧力を前記キャリアお
よび前記シートに加える請求項５記載の方法。 - 【請求項７】 前記圧力を加えている間に前記ローラの
少なくとも一方を約１６０℃以下の温度に加熱するステ
ップをさらに含む請求項６記載の方法。 - 【請求項８】 ａ）ラミネートされる媒体シートの支持
部と、 ｂ）一対の対向するラミネートローラと前記ラミネート
ローラを回転して媒体シートおよび、ラミネートコート
を上に施したキャリアを前記ローラ間のバイト部を介し
て前記シートと向かい合わせに接触させる手段と、 ｃ）前記キャリアをラミネートされたシートから取り外
しているときに前記キャリアの移動を案内するキャリア
セパレータであって、前記キャリアをラミネートされた
シートと接触した状態を保持するコーナを有するセパレ
ータと、 ｄ）キャリアを前記コーナの周りで引っ張り、キャリア
をラミネートされたシートから取り外す引張部と、 ｅ）ラミネートされたシートの後端を弾性的に変形させ
て取り外されたキャリアから分離させるシートガイドと
を備える媒体のシートラミネート装置。 - 【請求項９】 前記シートガイドは、移動する略平坦な
シートを前記シートの移動方向に対し横に湾曲させて前
記シートの後端を前記シートの面を横切るように付勢す
る離間ガイドを備える請求項８記載の装置。 - 【請求項１０】 前記シートガイドは、前記キャリアセ
パレータから移動するシートの前端が係合するように位
置決めされる傾斜表面を含む請求項９記載の装置。 - 【請求項１１】 前記傾斜表面は弧状である請求項１０
記載の装置。 - 【請求項１２】 シートの移動方向に対して横の方向に
位置決めされるローラを備え、前記弧状の表面は前記ロ
ーラ上に配置される請求項１１記載の装置。 - 【請求項１３】 前記ガイドは、前記ローラの間に第２
ローラと湾曲ガイドとをさらに備える請求項１２記載の
装置。 - 【請求項１４】 前記引張部は、回転可能なキャリア巻
取りロールを備える請求項１０記載の装置。 - 【請求項１５】 前記セパレータは、前記ローラに並行
して延在するバーを備え、前記コーナは該コーナにおい
て約９５°以下の内角を有する請求項１４記載の装置。 - 【請求項１６】 前記セパレータバーは、約０．５０ｍ
ｍ以下のコーナ半径を有する請求項１５記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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