JP2003103579A - 射出成形用金型及び箱形状成形品及び箱形状成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形用金型及び箱形状成形品及び箱形状成形品の製造方法

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JP2003103579A JP2001302739A JP2001302739A JP2003103579A JP 2003103579 A JP2003103579 A JP 2003103579A JP 2001302739 A JP2001302739 A JP 2001302739A JP 2001302739 A JP2001302739 A JP 2001302739A JP 2003103579 A JP2003103579 A JP 2003103579A
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Kunio Yamamoto
国雄 山本
Asahiko Murayama
浅彦 村山
Atsushi Takeishi
篤 武石
Yoshihiro Horikawa
義広 堀川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄肉部分があっても、溶融樹脂を隅々まで確
実に充填させることができる射出成形用金型を提供す
る。 【解決手段】 ゲート13は、固定側金型においてキャ
ビティ3に対する箱形状成形品の天板31の表面の角
部、つまり、天板31の表面側の四カ所の角部の位置に
設けられて、円形状の中心位置が、製品ゲート3に対し
側壁32の内壁面33が互いに交差する位置Qとなるよ
うに配設されている。そして、固定型構成体の固定側金
型の下面には凹部が設けられると共に、可動型構成体の
可動側金型の上面には凸部が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、射出成形用金型
と、その射出成形用金型によって形成される箱形状成形
品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形用金型にあっては、箱形状をな
す成形品を成形する場合がある。このような箱形状成形
品のうち、例えば携帯電話のバッテリー等に利用される
箱形状成形品は、バッテリー全体が薄い板状に構成され
るので、成形品の天板が極めて薄いものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の射出
成形用金型では、箱形状成形品を成形する場合、天板の
中央部に設けられたゲートからキャビティ内に溶融樹脂
を注入すると、キャビティ内の天板に相当する部分が極
めて薄い空間部となっているので、溶融樹脂をキャビテ
ィ内の天板の周囲の隅々まで流入させることが難しく、
著しいときには、天板内に流入している課程で溶融樹脂
が硬化してしまい、不良品が生じるという問題があっ
た。
【0004】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、薄肉部分があっても、溶融
樹脂を隅々まで確実に充填させることができる射出成形
用金型を提供することにあり、又、その射出成形用金型
を用いることにより薄肉の天板を有する箱形状成形品を
提供することにある。また、該箱形状成形品の製造方法
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に
係る発明は、キャビティ内に溶融樹脂を充填して硬化
し、多角形状をなす天板と該天板の各辺に設けられた側
壁とを有する箱形状成形品を形成する射出成形用金型に
おいて、前記キャビティにおける箱形状成形品の天板の
角部対応位置にゲートを設けていることを特徴とする。
【0006】この発明に係る射出成形用金型によれば、
ゲートがキャビティに対して箱形状成形品の天板の角部
の位置に設けられているので、溶融樹脂がそのゲートか
ら流入すると、天板の角部から天板及び側壁方向に流通
し、しかも天板側においては、天板の角部側から中央側
に順次充填されることとなる結果、天板側全体が確実に
充填されることとなる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の射
出成形用金型において、前記ゲートを有する固定型構成
体と、その固定型構成体と共に前記キャビティを形成す
る可動型構成体とを備え、固定型構成体の端面にキャビ
ティ用の凹部を形成すると共に、可動型構成体の前記キ
ャビティ用の凹部と対応する面にキャビティ用の凸部を
形成していることを特徴とする。
【0008】この発明に係る射出成形用金型によれば、
固定型構成体の端面に形成されたキャビティ用の凹部
と、可動型構成体のキャビティ用の凸部とにより、キャ
ビティを確実に形成することができる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2記載の射
出成形用金型において、前記可動型構成体は、キャビテ
ィ用の凸部を有する可動側金型と、この可動側金型に対
し相対的に移動し、可動側金型から箱形状成形品を脱型
させるストリッパプレートとを有することを特徴とす
る。
【0010】この発明に係る射出成形用金型によれば、
可動型構成体の離型時、可動型構成体の可動側金型に対
し、ストリッパプレートが相対的に上昇移動し、このス
トリッパプレートが可動側金型の凸部に密着している箱
形状成形品の側壁を上方に押圧するので、箱形状成形品
が収縮によって可動型構成体の凸部に密着しても、箱形
状成形品を凸部から脱型させることができる。
【0011】請求項4に係る発明は、多角形状をなす天
板と、天板の各辺に設けられた側壁とを有する箱形状成
形品であって、天板の表面の角部にゲート跡が設けられ
ていることを特徴とする。
【0012】この発明に係る箱形状成形品によれば、天
板の表面の角部にゲート跡が設けられるが、溶融樹脂が
天板の角部から充填されることによって薄い天板が形成
されるので、薄肉の天板を有する成形品が確実に得られ
る。
【0013】請求項5記載の発明は、射出成形用金型の
キャビティ内に溶融樹脂を充填して硬化し、多角形状を
なす天板と該天板の各辺に設けられた側壁とを有する箱
形状成形品を製造する方法であって、前記キャビティに
おける箱形状成形品の天板の角部対応位置から溶融樹脂
をキャビティ内に注入しつつ該キャビティ内に充填して
箱形状成形品を製造することを特徴とする。すなわち、
溶融樹脂が天板の角部から充填されることによって、該
天板の角部から天板及び側壁方向に流通し、天板側にお
いては、天板の角部側から中央側に順次充填されること
となる結果、薄い天板であっても全体に確実に充填され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1から図6はこの発明
の一実施の形態に係る射出成形用金型を示す図であっ
て、図1は射出成形用金型を示す縦断面図、図2は箱形
状成形品を示す斜視図、図3はキャビティとゲートとの
関係を示す固定側金型の底面図、図4は図3の一部拡大
図、図5は可動型構成体を離間させた状態を示す説明
図、図6はキャビティを脱型させる説明図である。
【0015】図1に示す射出成形用金型は、大別する
と、固定型構成体1と、これに対し図示上下方向に移動
する可動型構成体2とを備え、これら固定型構成体1に
可動型構成体2が移動して型締めすることにより、相互
間に図2に示す箱形状成形品30を成形するためのキャ
ビティ3が形成される。
【0016】この射出成形用金型によって成形される成
形品30について述べると、この成形品30は、図2に
示すように、長四角形状に形成された天板31と、その
天板31の各辺に立設された側壁32とを有して箱形状
に形成されている。そして、この箱形状の成形品(以
下、箱形状成形品という)30は、これと類似の形状の
成形品(図示せず)とが互いに組み合わせられることに
よって内部に携帯電話の充電池を収納するようになって
いる。このような箱形状成形品30は、薄肉に形成され
てあって、例えば側壁32が0.8mm程度で、また天
板31が0.2mmの板厚をなしている。従って、キャ
ビティ3は、天板31,側壁32を有する箱形状成形品
30に相当する空間部をなしている。
【0017】そして、固定型構成体1は、固定側金型4
と、この固定側金型4を固定した固定側受け板5と、こ
の固定側受け板5の上面にスペーサブロック6を介して
固定された固定側取り付け板7と、スペーサブロック6
内の固定側取り付け板7及び固定側受け5板の間に固定
されたマニホールド8とを備えている。
【0018】マニホールド8の内部には溶融樹脂の通路
であるランナー9が設けられ、このランナー9の下端
が、ブロック11,固定側受け板5,固定側金型4にそ
れぞれ連設されたランナー10と接続されている。ブロ
ック11は、固定側受け板5とマニホールド8との間に
設けられている。
【0019】又、ランナー10の外周部にはヒータ12
が配設され、ヒータ12の熱でランナー10内の溶融樹
脂が常に溶融状態に保たれる、いわゆるホットランナが
構成されている。更に、ランナー10を経た溶融樹脂が
ゲート13を通過することによりキャビティ3内に注入
される。
【0020】ゲート13は、いわゆるバルブゲートタイ
プに構成されている。即ち、ランナ9及び10内に図1
に示すように、バルブピン14が設けられている。この
バルブピン14の上部にはシリンダピストン14aが設
けられ、シリンダピストン14aが固定側取り付け板7
内に形成されたシリンダ室15に上下方向に移動可能に
セットされている。
【0021】成形に際しては、シリンダ室15内に給排
される油圧力でバルブピン14のシリンダピストン14
aが上方に移動し、バルブピン14の先端がゲート13
を解放することにより、溶融樹脂がキャビティ3内に流
入可能となっている。そして、キャビティ3内に溶融樹
脂が充填された時点で、シリンダ室15に圧油が逆方向
に給排されると、その油圧力でバルブピン14が下方に
移動し、バルブピン14の先端部がゲート13内に挿入
されてゲート13を閉じ、これによってキャビティ3内
の溶融樹脂とランナー10内の溶融樹脂を切断するよう
になっている。
【0022】なお、ランナー9の上端は詳細に図示して
いないが、固定側取り付け板7に設けられたスプルー
(図示略)に接続されている。
【0023】又、ゲート13は、図3及び図4に示すよ
うに、固定側金型4内のキャビティ3において形状成形
品30の天板31の表面の角部、つまり、天板31の表
面側の四カ所の角部の対応位置に設けられている。この
ゲート13は、円形状をなしており、その中心位置が、
キャビティ3に対し側壁32の内壁面33が互いに交差
する位置Qとなるように配設されている。そして、溶融
樹脂が注入されたとき、キャビティ3内に対して四カ所
の角部から天板31側及び側壁32側に速やかに流通で
きるようになっている。
【0024】一方、可動型構成体2は固定型構成体1の
固定側金型4及び固定側受け板5の下方に配置されてお
り、可動側金型21と、ストリッパプレート22とを有
している。
【0025】そして、固定型構成体1の固定側金型4の
下面には凹部4aが設けられると共に、可動型構成体2
の可動側金型21の上面には凸部21aが設けられてい
る。凹部4aは、箱形状成形品30の表面31側を成形
し得るよう、図5及び図6に示すように、固定側金型4
の下面が上方に若干凹むことによって形成されている。
凸部21aは、箱形状成形品30の内面側を成形し得る
よう、可動型構成体2の可動側金型21に側壁32の高
さ分だけ凹部4aに向かって上方に突設されている。こ
の凹部4aと凸部21aとは、固定型構成体1に対し可
動型構成体2が互いに当接して所定位置にセットされる
ことによりキャビティ3を形成する。
【0026】ところで、一般に、キャビティ3に溶融樹
脂が充填され、かつ冷却されることによって硬化する
と、溶融樹脂が内側に収縮する作用が生じるので、可動
側金型21の凸部21aに密着してしまい、離型した時
点で、硬化した箱形状成形品30が凸部21aに密着し
た状態となってしまう。
【0027】そこで、固定型構成体1から可動型構成体
2が離型したとき、可動型構成体2のストリッパプレー
ト22がプレート移動板23によって可動側金型21の
凸部21aに沿って上方に移動され、ストリッパプレー
ト22が凸部21aに密着している箱形状成形品30の
側壁32を押すことにより、箱形状成形品30が可動側
金型21から脱型できるようにしている。
【0028】この場合、ストリッパプレート22が箱形
状成形品30を可動側金型21から脱型するタイミング
としては、可動側金型21が固定側金型4から完全に離
れて最下部の位置まで降下した後、ストリッパプレート
22を上昇移動させるようにしている。プレート移動板
23は、ストリッパプレート22にボルト締めされてお
り、図示しない駆動機構によって駆動されるとストリッ
パプレート22を昇降させるようになっている。
【0029】この実施形態の射出成形用金型は、上記の
ように構成されており、成形に際しては、まず、図1に
示すように、固定型構成体1と可動型構成体2とを型閉
して、これら固定型構成体1と可動型構成体2間にキャ
ビティ3を形成した後、バルブピン14がキャビティ3
から離れるよう上方に移動してゲート13を解放する。
【0030】そして、スプルー(図示略)より成形材料
である溶融樹脂を注入すると、この溶融樹脂がランナー
9,10を順次通り、さらにゲート13を通ることによ
り、キャビティ3内に流入される。
【0031】このとき、ゲート13は、固定側金型4の
キャビティ3において箱形状成形品30の天板31の角
部の位置にそれぞれ設けられているので、溶融樹脂がそ
の角部から流入すると、天板31及び側壁32方向に流
通し、しかも天板31側においては、天板31の角部側
から中央側に順次充填されることとなる結果、天板31
側全体が確実に充填されることとなる。
【0032】従って、キャビティ3内の天板31の角部
から溶融樹脂が流入すると、天板31及び側壁32の双
方に溶融樹脂が確実に充填され、従来技術のように天板
31を流通する課程で硬化するのを防止することができ
るので、天板31の板厚寸法が極めて薄くとも、箱形状
成形品30を的確に成形することができる。
【0033】なお、キャビティ3内に溶融樹脂が所定量
充填された時点で、バルブピン14が降下してゲート1
3を閉じ、キャビティ3内の溶融樹脂は図示しない冷却
水によって積極的に冷却されることにより、迅速に硬化
することとなる。
【0034】また、キャビティ3に充填された溶融樹脂
が硬化すると、可動型構成体2が固定型構成体1から離
間する。この離型時には、溶融樹脂の内側に収縮する作
用が生じることにより、箱形状成形品30が図5に示す
ように可動型構成体2の可動側金型2の凸部21aに密
着した状態となってしまう。
【0035】しかしながら、可動型構成体2の離間時、
可動型構成体2の可動側金型21に対し、ストリッパ移
動体23の上昇によってストリッパプレート22が図6
のように相対的に上昇移動すると、このストリッパプレ
ート22が、可動側金型21の凸部21aに密着してい
る箱形状成形品30の側壁32を上方に押圧するので、
箱形状成形品30を凸部21aから脱型させることがで
きる。従って、溶融樹脂が収縮によって凸部21aに密
着しても、成形された箱形状成形品30の脱型を簡単か
つ確実に行うことができる。
【0036】又、上記のように成形された箱形状成形品
30は、天板31の表面にゲート13の跡、いわゆるゲ
ート跡40が設けられるが、溶融樹脂がキャビティ3内
の天板31の角部から充填されることにより、天板31
が所定の厚みに形成されるので、製品としての信頼性を
高めることができ、成形上の歩留まりを向上させること
ができる。
【0037】なお、図示実施形態において、ゲート13
の中心位置が、製品ゲート3に対し側壁32の内壁面3
3が互いに交差する位置Qとなるように配設された例を
示したが、薄肉の天板を形成し得るように充填できれば
よいので、位置Qからずれた位置にあってもよい。ま
た、箱形状成形品30の脱型に際しては、可動側金型2
1が固定側金型4から完全に離れて最下部の位置まで降
下した後、ストリッパプレート22を上昇移動させるよ
うにした例を示したが、これに限らず、可動側金型21
が降下しているときに、ストリッパプレート22を上昇
移動させることによって箱形状成形品30を脱型させる
ようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、ゲートがキャビティにおける箱形状成形品
の天板の角部の対応位置に設けられることにより、溶融
樹脂がキャビティ内の天板の角部側から中央側に順次充
填され、天板全体が確実に充填されるので、天板の板厚
寸法が極めて薄くとも、箱形状成形品を的確に成形する
ことができる効果が得られる。請求項2に係る射出成形
用金型によれば、固定型構成体の端面に形成されたキャ
ビティ用の凹部と、可動型構成体のキャビティ用の凸部
とにより、キャビティを確実に形成することができる。
【0039】請求項3に係る射出成形用金型によれば、
可動型構成体の離型時、箱形状成形品が収縮によって可
動型構成体の凸部に密着しても、箱形状成形品を凸部か
ら確実に脱型させることができる。請求項4に係る箱形
状成形品によれば、天板の表面の角部にゲート跡が設け
られるが、極めて薄肉の天板を有する箱形状成形品が得
られる。請求項5に係る製造方法においても、溶融樹脂
が天板の角部から充填されることによって、該天板の角
部から天板及び側壁方向に流通し、天板側においては、
天板の角部側から中央側に順次充填されることとなる結
果、薄い天板であっても全体に確実に充填される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係る射出成形用金
型を示す図であって、射出成形用金型を示す縦断面図で
ある。
【図2】 箱形状成形品を示す斜視図である。
【図3】 キャビティとゲートとの関係を示す固定側金
型の底面図である。
【図4】 図3の一部拡大図である。
【図5】 可動型構成体を離間させた状態を示す説明図
である。
【図6】 成形品を脱型させるときの説明図である。
【符号の説明】
1 固定型構成体 2 可動型構成体 3 キャビティ 4 固定側金型 4a キャビティの凹部 5 固定側受け板 6 スペーサブロック 7 固定側取り付け板 8 マニホールド 9,10 ランナー 12 ヒータ 13 ゲート 14 バルブピン 21 可動側金型 21a キャビティの凸部 22 ストリッパプレート 23 ストリッパ移動板 30 箱形状成形品 31 天板 32 側壁 33 側壁の内壁面 40 ゲート跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武石 篤 新潟県新潟市小金町3丁目1番1号 三菱 マテリアル株式会社新潟製作所内 (72)発明者 堀川 義広 新潟県新潟市小金町3丁目1番1号 三菱 マテリアル株式会社新潟製作所内 Fターム(参考) 4F202 AH56 CA11 CB01 CK06 CM07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ内に溶融樹脂を充填して硬化
    し、多角形状をなす天板と該天板の各辺に設けられた側
    壁とを有する箱形状成形品を形成する射出成形用金型に
    おいて、 前記キャビティにおける箱形状成形品の天板の角部対応
    位置にゲートを設けていることを特徴とする射出成形用
    金型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の射出成形用金型におい
    て、 前記ゲートを有する固定型構成体と、その固定型構成体
    と共に前記キャビティを形成する可動型構成体とを備
    え、 固定型構成体の端面にキャビティ用の凹部を形成すると
    共に、可動型構成体の前記キャビティ用の凹部と対応す
    る面にキャビティ用の凸部を形成していることを特徴と
    する射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の射出成形用金型におい
    て、 前記可動型構成体は、キャビティ用の凸部を有する可動
    側金型と、この可動側金型に対し相対的に移動し、可動
    側金型から箱形状成形品を脱型させるストリッパプレー
    トとを有することを特徴とする射出成形用金型。
  4. 【請求項4】 多角形状をなす天板と、天板の各辺に設
    けられた側壁とを有する合成樹脂製の箱形状成形品であ
    って、 天板表面の角部にゲート跡が設けられていることを特徴
    とする箱形状成形品。
  5. 【請求項5】 射出成形用金型のキャビティ内に溶融樹
    脂を充填して硬化し、多角形状をなす天板と該天板の各
    辺に設けられた側壁とを有する箱形状成形品を製造する
    方法であって、前記キャビティにおける箱形状成形品の
    天板の角部対応位置から溶融樹脂をキャビティ内に注入
    しつつ該キャビティ内に充填して箱形状成形品を製造す
    ることを特徴とする箱形状成形品の製造方法。
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