JP2003103204A - 流体吐出器 - Google Patents

流体吐出器

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JP2003103204A JP2001300167A JP2001300167A JP2003103204A JP 2003103204 A JP2003103204 A JP 2003103204A JP 2001300167 A JP2001300167 A JP 2001300167A JP 2001300167 A JP2001300167 A JP 2001300167A JP 2003103204 A JP2003103204 A JP 2003103204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体吐出器を構成するパーツ数を削減するこ
とにより、組み立て作業性の向上と共にコストの軽減を
図る。 【解決手段】 本発明のトリガーポンプ1は、ピストン
12とシリンダ10sとの間に形成された密閉空間R1内に
流体を引き込むための吸入弁13と、密閉空間R1内の流
体を排出するための排出弁14とを一体のバルブパーツB
1にする。またピストン12は、排出弁14の着座する座部1
2aと、この座部12aから排出弁14が離間することによ
って密閉空間R1と連通する内部流路12rとを備える。
さらにピストン12はスピンエレメントを一体に備えるも
のである。しかも、吸入弁13および排出弁14を、環状の
弾性部材からなる弁体13aおよびコイル状の弾性部材D
1に支持された弁体13aにする。特にボディ10は、この
ボディ10を容器30の口部30aに連結するための連結部10
cを一体に有する。さらに連結部10cは、例えば、容器
30の凸部30pおよびボディ10に設けた開口10nによる嵌
合の容器30に対する位置決めを行う位置決め手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンを収納し
て密閉空間を形成するシリンダと、密閉空間内に流体を
引き込むための吸入弁と、密閉空間内の流体を排出する
ための排出弁とを収納するボディを備える流体吐出器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体吐出器には、例えば、使用者がトリ
ガー(引き金)に引っ掛けた指を引くことによってポン
プ作用を惹起するトリガータイプや、使用者が指で押圧
ヘッドを押圧することによってポンプ作用を惹起するワ
ンプッシュタイプなどがある。
【0003】図12は、従来の流体吐出器として例示し
たトリガーポンプを取り付けた容器の口部を示す分解断
面図である。
【0004】トリガーポンプ100は、内容物を霧状に
吐出するスプレータイプであって、ボディ101に対し
てピンPo周りを回動自在に取り付けられたトリガー1
02と、ボディ101に形成されたシリンダ101s内
に密閉空間R1を形成しリターンスプリングSoの付勢力
によってトリガー102の一部102pと当接するシリ
ンダ101sに沿って摺動自在なピストン103と、ボ
ディ101内に形成された流路101r1内に配置され
内容物を吸い上げるディップチューブCoが取り付けら
れたインテイク104と、このインテイク104に設け
た座部104bに着座してボディ101で弾性的に支持
される排出弁としてのバルブ105と、このバルブ10
5と共にインテイク104内に密閉空間R2を形成して
吸入弁として機能するボールBoと、ボディ101内に
形成された密閉空間R2に充填された内容物を排出する
排出流路101r2の開口に取り付けられたスピンエレ
メント106と、このスピンエレメント106に取り付
けられたノズル107と、ボディ101を容器の口部1
20にパッキン108を介して取り付けるためのキャッ
プ109とからなる。
【0005】ここで、図12を参照してトリガーポンプ
100を説明する。
【0006】始めに使用者が矢印dの方向にトリガー1
02を引くと、ピンPo周りを回動するトリガー102
の一部102pがピストン103をリターンスプリング
Soの付勢力に抗してシリンダ101s内に押し込ん
で、密閉空間R1内の空気をボディ101に設けた流通
穴101hおよびインテイク104に設けた流通穴10
4hを経てインテイク104内の密閉空間R2に供給す
る。
【0007】空気を供給された密閉空間R2内では圧力
が上昇し、バルブ105をそのばね部105sの付勢力
に抗して上向きに押し上げてインテイク104に設けた
座部104bから離間させ、密閉空間R2内の空気を流
路101r2に排出し、その後、バルブ105は、その
ばね部105sの付勢力によって再びインテイク104
に設けた座部104bに着座する。このとき、使用者が
トリガー102から手を離すと、密閉空間R1および密
閉空間R2内に負圧が生じるため、この負圧によって、
ボールBoがインテイク104から押し上げられると共
に容器内の内容物をディップチューブCoから吸い上げ
て密閉空間R1および密閉空間R2内に導入する。
【0008】以後、使用者がトリガー102を引くと、
ピストン103が密閉空間R1および密閉空間R2内の内
容物を加圧するため、この加圧された内容物は、バルブ
105をそのばね部105sの付勢力に抗してインテイ
ク104の座部104bから押し上げて、排出流路10
1r2を経てスピンエレメント106およびノズル10
7間で旋回することによりノズル107の開口107a
から噴霧される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の流体吐出器は、図12で説明の如く、多数のパ
ーツを組み合わせてなるものであるため、パーツが増え
るに伴って組み立て作業も繁雑化すると共にコストの上
昇を招いてしまうという不都合があった。
【0010】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たものであって、流体吐出器を構成するパーツ数を削減
することにより、組み立て作業性の向上と共にコストの
軽減を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、第1発明である流体吐出器は、ピストンを収納して
密閉空間を形成するシリンダと、該シリンダから前記ピ
ストンを引き戻して前記密閉空間内を減圧することによ
り開放され該密閉空間内に流体を引き込むための吸入弁
と、前記シリンダに前記ピストンを押し込んで前記密閉
空間内を加圧することにより開放され該密閉空間内の流
体を排出するための排出弁とを備えるボディを有する流
体吐出器において、吸入弁および排出弁は、一体のパー
ツからなるものであることを特徴とするものである。
【0012】第2発明である流体吐出器は、上記第1発
明において、ピストンは、排出弁の着座する座部と、こ
の座部から排出弁が離間することによって密閉空間と連
通する内部流路とを備えるものであることが好ましい。
【0013】第3発明である流体吐出器は、上記第1ま
たは第2発明において、ピストンは、スピンエレメント
を一体に備えるものであることが好ましい。
【0014】第4発明である流体吐出器は、上記第1乃
至第3発明のいずれか一発明において、前記吸入弁およ
び前記排出弁は、環状の弾性部材からなる弁体、若しく
は、コイル状またはアーム状の弾性部材に支持された弁
体のいずれか一方からなるものであることが好ましい。
【0015】また、第5発明である流体吐出器は、ピス
トンを収納して密閉空間を形成するシリンダと、該シリ
ンダから前記ピストンを引き戻して前記密閉空間内を減
圧することにより開放され該密閉空間内に流体を引き込
むための吸入弁と、前記シリンダに前記ピストンを押し
込んで前記密閉空間内を加圧することにより開放され該
密閉空間内の流体を排出するための排出弁とを備えるボ
ディを有する流体吐出器において、前記ボディは、この
ボディを容器の口部に連結するための連結部を一体に有
するものであることを特徴とするものである。
【0016】第6発明である流体吐出器は、上記第5発
明において、上記連結部は、容器に対する位置決めを行
う位置決め手段を備えるものであることが好ましい。
【0017】第7発明である流体吐出器は、上記第5ま
たは第6発明において、吸入弁および排出弁は、一体の
パーツからなるものであることが好ましい。
【0018】第8発明である流体吐出器は、上記第5発
明乃至第7発明のいずれか一発明において、ピストン
は、排出弁の着座する座部と、この座部から排出弁が離
間することによって密閉空間と連通する内部流路とを備
えるものであることが好ましい。
【0019】第9発明である流体吐出器は、上記第5発
明乃至第8発明のいずれか一発明において、ピストン
は、スピンエレメントを一体に備えるものであることが
好ましい。
【0020】第10発明である流体吐出器は、上記第5
発明乃至第9発明のいずれか一発明において、前記吸入
弁および前記排出弁は、環状の弾性部材からなる弁体、
若しくは、コイル状またはアーム状の弾性部材に支持さ
れた弁体のいずれか一方からなるものであることが好ま
しい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。
【0022】図1および図2はそれぞれ、本発明に係る
流体吐出器の第1の実施形態であるトリガーポンプ1を
取り付けた容器30を示す正面図および側面図であり、
図3は、図2のトリガーポンプ1および容器30の口部
30a付近を断面で示した側面図である。
【0023】トリガーポンプ1は、図3に示す如く、内
容物を霧状に吐出するスプレータイプであって、ボディ
10に対して回動自在に取り付けられたトリガー11
と、ボディ10に形成されたシリンダ10s内に密閉空
間R1を形成しシリンダ10sに沿って摺動自在なピス
トン12と、このピストン12をシリンダ10sから引
き戻して密閉空間R1内を減圧することにより開放され
該密閉空間R1内に流体を引き込むための吸入弁13
と、ピストン12をシリンダ10sに押し込んで密閉空
間R1内を加圧することにより開放され該密閉空間R1内
の流体を排出するための排出弁14とを一体にしたバル
ブパーツB1と、このバルブパーツB1およびピストン1
2間に介在するスプリングS1と、ピストン12に取り
付けられたノズル15と、ボディ10内に取り付けられ
容器軸線に沿って延在するディップチューブC1とから
なる。
【0024】図4(a)〜(d)はそれぞれ、ボディ1
0の正面図および側面図と、ボディ10のA−A断面図
および底面図である。また図5(a),(b)はそれぞ
れ、容器30の口部30a周辺を示す正面図および側面
図である。図6(a)〜(c)はそれぞれ、トリガー1
1の正面図およびA−A断面図、並びにトリガー11の
側面図である。また図7(a)〜(e)はそれぞれ、ピ
ストン12の正面図および側面図と、ピストン12のA
−A断面図およびB−B断面図、並びにスプリングS1
の断面図である。図8(a)〜(c)はそれぞれ、バル
ブパーツB1の正面図および側面図、並びに、バルブパ
ーツB1のA−A断面図である。図9(a)〜(c)は
それぞれ、ノズル15の側面図および正面図、並びにノ
ズル15のA−A断面図である。
【0025】ボディ10は、図4に示す如く、その内部
に、シリンダ10sと共に該シリンダ10sとディップ
チューブC1とを連通させる流路10rが形成されてお
り、この流路10rの排出部10aは、図3に示す如
く、シリンダ10sの内部に向かってシリンダ軸線方向
に延在して吸入弁13の着座する座部を構成する。
【0026】またボディ10は、従来のキャップ109
(図12参照)の代わって、容器30の口部30aに連
結するための連結部10cを一体に有する。連結部10
cは、従来と同様、スクリュー嵌合するものであっても
よいが、本実施形態の連結部10cは、容器30に対す
る位置決めを行う位置決め手段を備えるものとして、図
4,5に示す如く、容器30の口部30aに設けた凸部
30pが嵌合する開口10nとする。この場合、容器3
0の凸部30pを開口10nに嵌合させるだけで容器3
0に対する取り付けと共にその位置決めを行うことがで
き、しかも、開口10nから露出した容器30の凸部3
0pを容器内側に押圧すれば、ボディ10を容器30か
ら取り外すことができる。
【0027】なお、連結部10cには、容器30の口部
30aに設けた凸部30pに嵌合するものであれば、開
口10nに代えて、ボディ10の側面が開口されていな
い凹部を設け、容器30の凸部30pと嵌合させてもよ
い。また反対に、連結部10cに、容器30の口部30
aに設けた開口または凹部に嵌合する凸部を設けてもよ
い。
【0028】トリガー11は、図6に示す如く、使用者
が指を引っ掛けるグリップ11gと、ボディ10に対し
て回動するためのピン部11pとを有し、このピン部1
1pおよびグリップ11g間には、組み付け時にピスト
ン12が貫通する穴部11hが形成されている。
【0029】ピストン12は、トリガー11の操作に応
じてシリンダ10s内を摺動するものであり、図7に示
す如く、その外周部にトリガー11に形成した穴部11
hの縁周り11h1が当接する段差12f1と、シリンダ
10sの内周面と接触するシリンダ側摺動部12f2を
備える一方、その内周部には排出弁14の着座する座部
12aと、この座部12aから排出弁14が離間するこ
とによって密閉空間R1(図3参照)と連通して従来の
ボディ101に設けた排出流路101r2(図12参
照)として機能する内部通路12rとを備える。またピ
ストン12は、ノズル15を取り付ける先端部12eに
従来のスピンエレメント106(図12参照)を一体に
備えている。なお、ピストン12の内部には、その軸線
方向に延在するガイド12pを有し、図3に示す如く、
このガイド12pに沿って、排出弁14、即ちバルブパ
ーツB1を座部12aに対して摺動可能に保持する。
【0030】バルブパーツB1は、図8に示す如く、コ
イル状の弾性部材D1に支持された弁体13aからなる
吸入弁13と、外向きに広がった環状の弾性部材である
弁体14aからなる排出弁14とを2つのリブBLを介
して一体成形したものである。このバルブパーツB1
は、図3に示す如く、ピストン12およびシリンダ10
s間に取り付けると、吸入弁13(弁体13a)は、弾
性部材D1の付勢力によってボディ10に設けた排出部
10aに接触して流路10rから密閉空間R1を封鎖
し、排出弁14(弁体14a)は、その弾性力によって
ピストン12の座部12aに接触して内部通路12rか
ら密閉空間R1を封鎖する。このため、ピストン12を
シリンダ10sから引き戻して密閉空間R1を減圧する
と、吸入弁13(弁体13a)は、ピストン12の座部
12aから離間して密閉空間R1を開放し、ピストン1
2をシリンダ10sに押し込んで密閉空間R1を加圧す
ると、排出弁14(弁体14a)は、弁体14aが弾性
部材D1の付勢力に抗して排出部10aから離間して密
閉空間R1を開放する。
【0031】ここで、図1〜図3に示すトリガーポンプ
1付き容器30の作用を、図4〜図9を適宜参照して説
明する。
【0032】始めに使用者が矢印dの方向にトリガー1
1を引くと、トリガー11に形成した穴部11hの縁周
り11h1がピストン12の段部12f1を押圧すること
により、このピストン12をスプリングS1の付勢力に
抗してシリンダ10s内に押し込んで、密閉空間R1内
を加圧する。
【0033】すると、密閉空間R1内では圧力が上昇
し、排出弁14(弁体14a)をその弾性力に抗して押
し戻してピストン12に設けた座部12aから離間さ
せ、密閉空間R1内の空気を内部流路12rからノズル
15へ排出し、その後、排出弁14(弁体14a)は、
その弾性力によって再び座部12aに着座する。このと
き、使用者がトリガー11から手を離すと、密閉空間R
1内に負圧が生じるため、この負圧によって、吸入弁1
3(弁体13a)をコイル状弾性部材D1の付勢力に抗
して引き離して排出部10aから離間させると共に容器
30内の内容物をディップチューブC1から吸い上げて
ボディ10に設けた流路10rを介して密閉空間R1内
に導入する。
【0034】以後、使用者がトリガー11を引くと、ピ
ストン12が密閉空間R1内の内容物を加圧するため、
この加圧された内容物は、排出弁14(弁体14a)を
その弾性力に抗してピストン12に設けた座部12aか
ら押し開いて、ピストン12の内部流路12rを経てピ
ストン先端部12eおよびノズル15で旋回することに
よりノズル15の開口15aから噴霧される。
【0035】図10は、本発明に係る流体吐出器の第2
の実施形態であるトリガーポンプ2を取り付けた容器3
0を側面から示す要部断面図であり、また図11(a)
〜(c)はそれぞれ、図10に採用されるバルブパーツ
B2の正面図および側面図、並びに、バルブパーツB2の
A−A断面図である。なお、図10および図11におい
て、第1実施形態と同一の部分は、同一符号をもってそ
の説明を省略する。
【0036】バルブパーツB2は、図11に示す如く、
コイル状の弾性部材D1に代わるアーム状の弾性部材D2
に支持された弁体23aからなる吸入弁23と、外向き
に広がった環状の弾性部材である弁体24aからなる排
出弁24とを2つのリブBLを介して一体成形したもの
である。このバルブパーツB2も、図10に示す如く、
ピストン12およびシリンダ10s間に取り付けると、
吸入弁23(弁体23a)は、その先端部をアーム状弾
性部材D2の付勢力によってボディ10に設けた排出部
10aの開口に挿入して流路10rから密閉空間R1を
封鎖し、排出弁24(弁体24a)は、その弾性力によ
ってピストン12の座部12aに接触して内部通路12
rから密閉空間R1を封鎖する。このため、ピストン1
2をシリンダ10sから引き戻して密閉空間R1を減圧
すると、吸入弁23(弁体23a)は、密閉空間R1内
の負圧によってアーム状弾性部材D2の付勢力に抗して
排出部10aの開口から離間して密閉空間R1を開放
し、ピストン12をシリンダ10sに押し込んで密閉空
間R1を加圧すると、排出弁24(弁体24a)は、密
閉空間R1内の圧力によって弁体14aの弾性力に抗し
て排出部10aから離間して密閉空間R1を開放する。
【0037】なお、トリガーポンプ2付き容器30の作
用に関しては、吸入弁23がアーム状弾性部材D2の付
勢力を用いたものである以外、第1実施形態と同様であ
るため、その説明は、バルブパーツB1の吸入弁13を
吸入弁23に置き換えることで省略する。
【0038】またバルブパーツは、その組合せとして、
吸入弁を、図8および図11の排出弁14,24と同
様、排出部10a周りに接触して密閉空間R1の加圧に
より離間する環状の弾性部材としてもよい。また排出弁
14,24も、図8および図11の吸入弁13,23と
同様、コイル状の弾性部材D1またはアーム状の弾性部
材D2に支持された弁体からなるものとしてもよい。
【0039】上述したことから明らかな如く、本発明に
係るトリガーポンプ1(2)は、ピストン12とシリン
ダ10sとの間に形成された密閉空間R1内に流体を引
き込むための吸入弁13と、密閉空間R1内の流体を排
出するための排出弁14とを一体のバルブパーツB1
(B2)にしたことにより、トリガーポンプ1(2)を
構成するパーツ数、具体的に図12の従来技術と比較す
ると、インテイク104と、バルブ105またはボール
Boのいずれか1方との計2つを削減することができ
る。従って本実施形態によれば、吸入弁13および排出
弁14の共通化によって削減されたパーツ分だけ、組み
立て作業性の向上と共にコストの軽減を図ることができ
る。なお、本実施形態では、図3の従来技術に比べて、
少なくとも、インテイク104分だけ樹脂量を軽減する
ことができる。
【0040】また本実施形態は、ピストン12を、排出
弁14の着座する座部12aと、この座部12aから排
出弁14が離間することによって密閉空間R1と連通す
る内部流路12rとを備えるものとしたことにより、排
出すべき液体または気体が流通する排出流路と、ピスト
ン12を収納するシリンダ10sとを共通化して、その
分の樹脂量、具体的に図12の従来技術と比較すると、
シリンダ101sを成形する分の樹脂量を軽減すること
ができるから、さらなるコストの軽減が図れると共に減
量化にも役立つ。
【0041】さらに本実施形態は、ピストン12はスピ
ンエレメント106(図11参照)を一体に備えるもの
であるから、ピストン12およびスピンエレメント10
6の共通化によって削減されたパーツ分だけ、組み立て
作業性の向上と共にコストの軽減を図ることができる。
【0042】しかも本実施形態は、吸入弁13および排
出弁14を、環状の弾性部材からなる弁体、若しくは、
コイル状の弾性部材D1またはアーム状の弾性部材D2に
支持された弁体のいずれか一方にしたことにより、共通
化した吸入弁13および排出弁14は、その構造が簡素
になるため、簡単且つ安価に製造することができる。
【0043】特に、本実施形態では、ピストン12を収
納して密閉空間R1を形成するシリンダ10s、密閉空
間R1内に流体を引き込むための吸入弁13および密閉
空間R1内の流体を排出するための排出弁14とを備え
るボディ10を、このボディ10を容器30の口部30
aに連結するための連結部10cを一体に有するものと
したことにより、トリガーポンプ1を構成するパーツ数
を削減することができる。従って本実施形態のボディ1
0によれば、従来のキャップ109(図11参照)およ
びボディ10の共通化によって削減されたパーツ分だ
け、組み立て作業性の向上と共にコストの軽減を図るこ
とができる。
【0044】さらに連結部10cは、例えば、容器30
の凸部30pおよびボディ10に設けた開口10nによ
る嵌合または、容器30の凸部30pおよびボディ10
に設けた凹部による嵌合などの容器30に対する位置決
めを行う位置決め手段を備えるものとしたことにより、
容器30に対するトリガーポンプ1(2)の取り付けと
共にその位置合わせも容易になるから、さらなる組み立
て作業性の向上が図れる。
【0045】上述したところは、本発明の好適な実施形
態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲にお
いて種々の変更を加えることができ、例えば、上記トリ
ガーポンプ1,2は、そのピストン12スピンエレメン
トを一体に有しないで、乳液などの内容物をそのまま排
出するタイプであってもよい。また、本発明は、トリガ
ーポンプに限らず、使用者がコットンやパフなどを介し
てピストン12に設けた受皿状のヘッドを押圧してクレ
ンジング液などの内容物を取り出すワンプッシュタイプ
のポンプであってもよい。
【0046】
【発明の効果】第1発明に係る流体吐出器は、ピストン
とシリンダとの間に形成された密閉空間内に流体を引き
込むための吸入弁と、密閉空間内の流体を排出するため
の排出弁とを一体のパーツにしたことにより、流体吐出
器を構成するパーツ数を削減することができる。従って
第1発明によれば、吸入弁および排出弁の共通化によっ
て削減されたパーツ分だけ、組み立て作業性の向上と共
にコストの軽減を図ることができる。
【0047】第2発明は、上記第1発明において、上記
ピストンを、排出弁の着座する座部と、この座部から排
出弁が離間することによって密閉空間と連通する内部流
路とを備えるものとしたことにより、排出すべき液体ま
たは気体が流通する流路と、ピストンを収納するシリン
ダとを共通化して、その分の樹脂量を軽減することがで
きるから、さらなるコストの軽減が図れると共に減量化
にも役立つ。
【0048】第3発明は、上記第1または第2発明にお
いて、上記ピストンはスピンエレメントを一体に備える
ものであるから、ピストンおよびスピンエレメントの共
通化によって削減されたパーツ分だけ、組み立て作業性
の向上と共にコストの軽減を図ることができる。
【0049】第4発明は、上記第1乃至第3発明のいず
れか一発明において、吸入弁および排出弁を、環状の弾
性部材からなる弁体、若しくは、コイル状またはアーム
状の弾性部材に支持された弁体のいずれか一方にしたこ
とにより、共通化した吸入弁および排出弁は、その構造
が簡素になるため、簡単且つ安価に製造することができ
る。
【0050】また、第5発明である容器付き流体吐出器
は、ピストンを収納して密閉空間を形成するシリンダ、
密閉空間内に流体を引き込むための吸入弁および密閉空
間内の流体を排出するための排出弁とを備えるボディ
を、このボディを容器の口部に連結するための連結部を
一体に有するものとしたことにより、流体吐出器を構成
するパーツ数を削減することができる。従って第5発明
によれば、ボディおよびキャップの共通化によって削減
されたパーツ分だけ、組み立て作業性の向上と共にコス
トの軽減を図ることができる。
【0051】第6発明は、上記第5発明において、上記
連結部は、容器に対する位置決めを行う位置決め手段を
備えるものとしたことにより、容器に対する流体吐出器
の取り付けと共にその位置合わせも容易になるから、さ
らなる組み立て作業性の向上が図れる。
【0052】第7発明は、上記第5または第6発明にお
いて、ピストンとシリンダとの間に形成された密閉空間
内に流体を引き込むための吸入弁と、密閉空間内の流体
を排出するための排出弁とを一体のパーツにしたことに
より、流体吐出器を構成するパーツ数をさらに削減する
ことができるから、吸入弁および排出弁の共通化によっ
て削減されたパーツ分だけ、組み立て作業性の向上と共
にコストの軽減を図ることができる。
【0053】第8発明は、上記第5発明乃至第7発明の
いずれか一発明において、上記ピストンを、排出弁の着
座する座部と、この座部から排出弁が離間することによ
って密閉空間と連通する内部流路とを備えるものとした
ことにより、排出すべき液体または気体が流通する流路
と、ピストンを収納するシリンダとを共通化して、その
分の樹脂量を軽減することができるから、より一層のコ
ストの軽減が図れると共に減量化にも役立つ。
【0054】第9発明は、上記第5発明乃至第8発明の
いずれか一発明において、上記ピストンはスピンエレメ
ントを一体に備えるものであるから、ピストンおよびス
ピンエレメントの共通化によって削減されたパーツ分だ
け、組み立て作業性の向上と共にコストの軽減を図るこ
とができる。
【0055】第10発明は、上記第5発明乃至第9発明
のいずれか一発明において、前記吸入弁および前記排出
弁を、環状の弾性部材からなる弁体、若しくは、コイル
状またはアーム状の弾性部材に支持された弁体のいずれ
か一方にしたことにより、共通化した吸入弁および排出
弁は、その構造が簡素になるため、簡単且つ安価に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る流体吐出器の第1実施形態であ
るトリガーポンプを取り付けた容器を示す正面図であ
る。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図2の一部断面図である。
【図4】 (a)〜(d)はそれぞれ、ボディの正面図
および側面図と、ボディのA−A断面図および底面図で
ある。
【図5】 (a),(b)はそれぞれ、容器の口部周辺
を示す正面図および側面図である。
【図6】 (a)〜(c)はそれぞれ、トリガーの正面
図およびA−A断面図、並びにトリガーの側面図であ
る。
【図7】 (a)〜(e)はそれぞれ、ピストンの正面
図および側面図と、ピストンのA−A断面図およびB−
B断面図、並びにスプリングの断面図である。
【図8】 (a)〜(c)はそれぞれ、バルブパーツの
正面図および側面図、並びに、バルブパーツのA−A断
面図である。
【図9】 (a)〜(c)はそれぞれ、ノズルの側面図
および正面図、並びにノズルのA−A断面図である。
【図10】 本発明に係る流体吐出器の第2の実施形態
であるトリガーポンプを取り付けた容器を側面から示す
要部断面図である。
【図11】 (a)〜(c)はそれぞれ、図10に採用
されるバルブパーツの正面図および側面図、並びに、バ
ルブパーツのA−A断面図である。
【図12】 従来の流体吐出器として例示したトリガー
ポンプを取り付けた容器の口部を示す分解断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 トリガーポンプ 10 ボディ 10c 連結部 10n 開口部 10s シリンダ 11 トリガー 12 ピストン 12e ピストン先端部(スピンエレメント) 12r 内部通路 13 吸入弁 13a 弁体 14 排出弁(環状の弾性部材) 14a 弁体 15 ノズル 23 吸入弁 23a 弁体 24 排出弁(環状の弾性部材) 24a 弁体 30 容器 30a 口部 30p 凸部 B1 バルブパーツ B2 バルブパーツ D1 コイル状弾性部材 D2 アーム状弾性部材 C1 ディップチューブ S1 スプリング R1 密閉空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 53/10 F04B 21/02 F Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PC03 PD11 PE01 PF01 3E084 AA04 AA12 AB01 BA02 DA01 DB11 FA09 GA08 GB12 JA01 KB06 LB02 LC01 LC06 LD22 LD25 3H071 AA01 BB05 CC31 CC32 CC33 CC34 DD01 DD12 DD13 DD72 3H075 AA01 BB03 BB30 CC32 CC33 CC34 CC35 DA04 DA06 DB14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンを収納して密閉空間を形成する
    シリンダと、該シリンダから前記ピストンを引き戻して
    前記密閉空間内を減圧することにより開放され該密閉空
    間内に流体を引き込むための吸入弁と、前記シリンダに
    前記ピストンを押し込んで前記密閉空間内を加圧するこ
    とにより開放され該密閉空間内の流体を排出するための
    排出弁とを備えるボディを有する流体吐出器において、 前記吸入弁および前記排出弁は、一体のパーツからなる
    ものであることを特徴とする流体吐出器。
  2. 【請求項2】 前記ピストンは、前記排出弁の着座する
    座部と、該座部から前記排出弁が離間することによって
    前記密閉空間と連通する内部流路とを備えるものである
    請求項1に記載の流体吐出器。
  3. 【請求項3】 前記ピストンは、スピンエレメントを一
    体に備えるものである請求項1または2に記載の流体吐
    出器。
  4. 【請求項4】 前記吸入弁および前記排出弁は、環状の
    弾性部材からなる弁体、若しくは、コイル状またはアー
    ム状の弾性部材に支持された弁体のいずれか一方からな
    るものである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の流
    体吐出器。
  5. 【請求項5】 ピストンを収納して密閉空間を形成する
    シリンダと、該シリンダから前記ピストンを引き戻して
    前記密閉空間内を減圧することにより開放され該密閉空
    間内に流体を引き込むための吸入弁と、前記シリンダに
    前記ピストンを押し込んで前記密閉空間内を加圧するこ
    とにより開放され該密閉空間内の流体を排出するための
    排出弁とを備えるボディを有する流体吐出器において、 前記ボディは、このボディを容器の口部に連結するため
    の連結部を一体に有するものであることを特徴とする流
    体吐出器。
  6. 【請求項6】 前記連結部は、前記容器に対する位置決
    めを行う位置決め手段を備えるものである請求項5に記
    載の流体吐出器。
  7. 【請求項7】 前記吸入弁および前記排出弁は、一体の
    パーツからなるものである請求項5または6に記載の流
    体吐出器。
  8. 【請求項8】 前記ピストンは、前記排出弁の着座する
    座部と、該座部から前記排出弁が離間することによって
    前記密閉空間と連通する内部流路とを備えるものである
    請求項5乃至7のいずれか一項に記載の流体吐出器。
  9. 【請求項9】 前記ピストンは、スピンエレメントを一
    体に備えるものである請求項5乃至8のいずれか一項に
    記載の流体吐出器。
  10. 【請求項10】 前記吸入弁および前記排出弁は、環状
    の弾性部材からなる弁体、若しくは、コイル状またはア
    ーム状の弾性部材に支持された弁体のいずれか一方から
    なるものである請求項5乃至9のいずれか一項に記載の
    流体吐出器。
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