JP2003101478A - 波長分散補償システム - Google Patents

波長分散補償システム

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JP2003101478A
JP2003101478A JP2001291075A JP2001291075A JP2003101478A JP 2003101478 A JP2003101478 A JP 2003101478A JP 2001291075 A JP2001291075 A JP 2001291075A JP 2001291075 A JP2001291075 A JP 2001291075A JP 2003101478 A JP2003101478 A JP 2003101478A
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dispersion
dispersion compensation
optical
unit
optical fiber
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Dairetsu In
大烈 尹
Tatsuya Hatano
達也 畑野
Hiroshi Matsuura
寛 松浦
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送距離が異なることなどに起因する分散量
の大きな変化に対しても、光ファイバの温度変動などに
起因する分散量の微小な変動に対しても、共に高精度に
対応することができる波長分散補償システムを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 分散補償量の租調整を行う分散補償ユニ
ット14においては分散補償量の異なる5本の分散補償
ファイバ14a、14b、……、14eが並列に配置さ
れ、これらの分散補償ファイバの一端が1×5の光スイ
ッチ12を介して、信号光を伝搬してくる第1の光ファ
イバ10に接続され、他端が5×1の光スイッチ18を
介して、光多重反射素子34及び可動式光反射部36を
備えて分散補償量の微調整を行う可変型分散補償ユニッ
ト20が接続されている。更にこの可変型分散補償ユニ
ット20は分散補償を行った後の信号光を伝搬していく
第2の光ファイバ22が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム及
び光計測の分野等に使用される波長分散補償システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光伝送路として光ファイバを用い
た光通信システムにおいては、情報量の増加に伴い、伝
送速度を上げる試みがなされている。ところで、光ファ
イバに強度変調を行った信号光を入射して伝送する際に
は、信号光の波長により伝播速度が異なる、いわゆる波
長分散(以下、単に「分散」という)が発生するため、
光ファイバを伝送してきた信号光はその入射波形とは異
なる波形で出射されることが知られている。
【0003】例えば送信信号をデジタル化し、信号光の
強度変調により伝送させる際には、伝送距離が長くなる
につれ、波形のパルス幅が広がり、隣接するパルスと区
別がつかなくなり、エラーが発生し易くなるという問題
が生じる。そして、このような分散による影響は、伝送
速度を上げるためにパルス間隔を狭くすれば更に大きく
なる。
【0004】また、伝送速度が40Gbit/secに
至る高速通信においては、光ファイバの温度変動などに
起因する分散量の微小な変動によっても伝送システムが
影響を受け、エラーが発生し易くなるという問題が生じ
る。このため、このような高速光通信においては、光フ
ァイバ自体の分散量を低減したり、光ファイバの分散量
とは逆符号の分散量をもつ分散補償モジュールを接続し
て分散量を補正したりすることが必要となる。
【0005】但し、分散量を補正する場合であっても、
図6に示されるように、異なる発信地点A、B、Cから
発せられた信号光がそれぞれ距離の異なる光ファイバ
a、b、cを伝送して1つの中継点Rに達し、そこで中
継された後、光ファイバdを伝送して受信局Zで受信さ
れる場合を想定すると、発信地点A、B、Cから中継点
Rまでの距離、即ち光ファイバa、b、cの長さは互い
に異なるため、受信局Zで補償すべき分散量も異なるこ
とになる。従って、このような場合には、一定の分散補
償量をもつ固定型の分散補償モジュールを用いることで
は対応できず、可変型の分散補償モジュールを用いるこ
とが必要となる。
【0006】そして、このような可変型の分散補償モジ
ュールとして、特表2000−511655号公報に既
に報告されているように、光多重反射素子及び可動式光
反射部を主要な構成要素とし、光多重反射素子と可動式
光反射部との距離を調整することにより分散補償量を制
御する可変型の分散補償モジュールがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
可変型の分散補償モジュールは、その分散補償範囲が通
常±数百ps/nm程度であるため、伝送距離が異なる
ことなどに起因する分散量の大きな変化に対応すること
が困難であった。また、光多重反射素子と可動式光反射
部との距離を調整して分散量を制御する方法を採用して
いるため、分散補償範囲を大きくしようとすれば、可動
式光反射部の可動範囲を大きくして分散補償モジュール
を大型化したり、可変型の分散補償モジュールを複数段
に配置したりすることが必要になる。しかも、その場合
においても、光ファイバの温度変動などに起因する分散
量の微小な変動に対応した高精度の分散補償が要求され
る。
【0008】従って、実際問題として、このように分散
量の大きな変化に対応可能な大きな分散補償範囲を有し
且つ分散量の微小な変動にも高精度に対応することが可
能な可変型の分散補償モジュールを作製することは容易
ではなかった。本発明は、上記事情を考慮してなされた
ものであり、伝送距離が異なることなどに起因する分散
量の大きな変化に対しても、光ファイバの温度変動など
に起因する分散量の微小な変動に対しても、共に高精度
に対応することができる波長分散補償システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明に係る波長分散補償システムによって達成される。即
ち、本発明に係る波長分散補償システムは、第1の光フ
ァイバと、分散補償量の異なる複数の分散補償器が並列
に配列されている分散補償ユニットと、光多重反射素子
及び可動式光反射部を備え、入力された信号光を光多重
反射素子によって多重反射すると共に、該多重反射の際
に異なる波長光毎に出射角の異なる分波光を出射し、該
分波光を可動式光反射部によって光多重反射素子に再び
戻し、該戻り光を光多重反射素子によって再び多重反射
した後、光多重反射素子から出力して、分散補償量を連
続的に変化させる可変型分散補償ユニットと、第1の光
ファイバと分散補償ユニットの所望の分散補償器とを選
択的に接続する第1の切り替え手段と、分散補償ユニッ
トの所望の分散補償器と可変型分散補償ユニットとを選
択的に接続する第2の切り替え手段と、可変型分散補償
ユニットに接続されている第2の光ファイバと、を有
し、第1の光ファイバから分散補償ユニットの所望の分
散補償器及び可変型分散補償ユニットを通って第2の光
ファイバに至る光伝送路を形成するように第1及び第2
の切り替え手段を切り替え、分散補償ユニットの所望の
分散補償器において分散補償量の租調整を行い、可変型
分散補償ユニットにおいて分散補償量の微調整を行うこ
とを特徴とする(請求項1)。
【0010】また、本発明に係る波長分散補償システム
は、第1の光ファイバと、分散補償量の異なる複数の分
散補償器が並列に配列された分散補償ユニットが複数段
に直列に接続されている分散補償モジュールと、光多重
反射素子及び可動式光反射部を備え、入力された信号光
を光多重反射素子によって多重反射すると共に、該多重
反射の際に異なる波長光毎に出射角の異なる分波光を出
射し、該分波光を可動式光反射部によって光多重反射素
子に再び戻し、該戻り光を光多重反射素子によって再び
多重反射した後、光多重反射素子から出力して、分散補
償量を連続的に変化させる可変型分散補償ユニットと、
第1の光ファイバと分散補償モジュールの最初の段の分
散補償ユニットの所望の分散補償器とを選択的に接続し
て光伝送路を形成する第1の切り替え手段と、分散補償
モジュールの最後の段の分散補償ユニットの所望の分散
補償器と可変型分散補償ユニットとを選択的に接続して
光伝送路を形成する第2の切り替え手段と、分散補償モ
ジュールの複数段の分散補償ユニット間に設けられ、各
分散補償ユニットの所望の分散補償器を選択的に接続す
る第3の切り替え手段と、可変型分散補償ユニットに接
続されている第2の光ファイバと、を有し、第1の光フ
ァイバから分散補償モジュールの複数段の分散補償ユニ
ットのそれぞれの所望の分散補償器及び可変型分散補償
ユニットを通って第2の光ファイバに至る光伝送路を形
成するように第1〜第3の切り替え手段を切り替え、分
散補償モジュールの複数段の分散補償ユニットのそれぞ
れの所望の分散補償器において分散補償量の租調整を行
い、可変型分散補償ユニットにおいて分散補償量の微調
整を行うことを特徴とする(請求項2)。
【0011】また、上記請求項1又は2に係る波長分散
補償システムにおいて、分散補償器として、分散補償フ
ァイバ又は分散補償グレーティングを用いることが好適
である(請求項3)。また、上記請求項1又は2に係る
波長分散補償システムにおいて、第1及び第2の切り替
え手段として光スイッチを用いることが好適であるが
(請求項4)、第2の切り替え手段としての光スイッチ
の代わりに、スプリッタを用いることも好適である(請
求項5)。
【0012】また、上記請求項2に係る波長分散補償シ
ステムにおいて、第3の切り替え手段として光スイッチ
を用いることが好適であるが(請求項6)、この光スイ
ッチの代わりに、スプリッタと光スイッチとの組合せを
用いることも好適である(請求項7)。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しつつ説明する。 (第1の実施形態)図1に示されるように、本発明の第
1の実施形態に係る波長分散補償システムにおいては、
信号光を伝搬してくる第1の光ファイバ10に、第1の
切り替え手段としての1×5の光スイッチ12が接続さ
れ、この光スイッチ12には分散補償ユニット14が接
続されている。
【0014】この分散補償ユニット14には、分散補償
量の異なる複数の分散補償器として、分散量−2800
ps/nmの分散補償ファイバ(Dispersion Compensat
ionFiber)14a、分散量−2400ps/nmの分散
補償ファイバ14b、分散量−2000ps/nmの分
散補償ファイバ14c、分散量−1600ps/nmの
分散補償ファイバ14d、分散量−1200ps/nm
の分散補償ファイバ14eが並列に配置され、これら5
本の分散補償ファイバ14a、14b、……、14eの
一端がそれぞれ光スイッチ12に接続されている。
【0015】また、分散補償ユニット14の分散補償フ
ァイバ14a、14b、……、14eの他端は、それぞ
れ第2の切り替え手段としての5×1の光スイッチ18
に接続され、この光スイッチ18には分散補償範囲が±
200ps/nmの可変型分散補償ユニット20が接続
されている。更に、この可変型分散補償ユニット20に
は、分散補償を行った後の信号光を伝搬していく第2の
光ファイバ22が接続されている。
【0016】次いで、可変型分散補償ユニット20につ
いて説明する。図2に示されるように、光スイッチ18
及び第2の光ファイバ22が接続されたサーキュレータ
24に、光ファイバ26を介して、光入出力部28が光
学的に接続されている。この光入出力部28は、コリメ
ータレンズ30及びシリンドリカルレンズ32を有し、
光ファイバ26から発散される信号光を集光して多重反
射素子34に入射すると共に、多重反射素子34から出
射された信号光を集光して光ファイバ26に入射するよ
うになっている。
【0017】また、この多重反射素子34は、平行に対
向配置された2つの反射面を有し、これら2つの反射面
間を入射された信号光が多重反射すると共に、一方の反
射面から信号光の一部が外部に出射し、更に互いに干渉
して、信号光に含まれている各波長毎に出射角の異なる
分波光となるようになっている。また、多重反射素子3
4の近傍には、所定の距離を置いて可動式光反射部36
が配置されている。この可動式光反射部36は、レンズ
38及び反射素子40を有し、多重反射素子34の一方
の反射面から出射された分波光を再び多重反射素子34
に戻すようになっている。また、この可動式光反射部3
6は、図中の双方向矢印に表されるように、多重反射素
子34に対して移動可能に設置されており、多重反射素
子34と可動式光反射部36のレンズ38との距離xを
調整できるようになっている。
【0018】次に、本実施形態に係る波長分散補償シス
テムの動作について説明する。先ず、光スイッチ12、
18の連動した切り替えにより、分散補償ユニット14
の5本の分散補償ファイバ14a、14b、……、14
eのうちから所望の分散補償ファイバを選択する。こう
して、第1の光ファイバ10から分散補償ユニット14
内の選択された所望の分散補償ファイバを通り、更に可
変型分散補償ユニット20を通って第2の光ファイバ2
2に至る光伝送路を形成する。
【0019】そして、第1の光ファイバ10を伝搬して
きた信号光を分散補償ユニット14の5本の分散補償フ
ァイバ14a、14b、……、14eのうちから選択さ
れた所望の分散補償ファイバに入射して、−2800p
s/nmから−1200ps/nmの範囲内において分
散補償量が400ps/nm毎に飛び飛びに変化する租
調整を行う。
【0020】続いて、分散補償ユニット14において分
散補償の租調整を行った信号光を可変型分散補償ユニッ
ト20に入射して、±200ps/nmの範囲内におい
て分散補償量が連続的に変化する微調整を行う。このよ
うに分散補償ユニット14における租調整と可変型分散
補償ユニット20における微調整とを組み合わせて、−
3000ps/nmから−1000ps/nmの分散補
償範囲内における連続的且つ高精度の調整を行い、所望
の分散補償量が得られる。こうして分散補償された信号
光は、可変型分散補償ユニット20から第2の光ファイ
バ22に出力され、伝搬されていく。
【0021】次いで、可変型分散補償ユニット20の動
作を更に詳細に説明する。光スイッチ18を介して可変
型分散補償ユニット20に入射された信号光は、サーキ
ュレータ24及び光ファイバ26を通って、光入出力部
28に入力される。光入出力部28においては、光ファ
イバ26から発散された信号光をコリメータレンズ30
によって平行光にし、この平行光をシリンドリカルレン
ズ32によって集光して、多重反射素子34に入射す
る。
【0022】多重反射素子34においては、入射された
信号光が2つの反射面間で多重反射されつつ進むが、一
方の反射面では多重反射毎に信号光の一部が外部に出射
し、更に互いに干渉して、信号光に含まれている各波長
毎に出射角の異なる分波光となる。この多重反射素子3
4からの分波光は、可動式光反射部36に向かい、その
レンズ38を介して、反射素子40の異なる位置に異な
る角度をもって集光され、反射される。この反射素子4
0からの反射光は、再びレンズ38を介して、多重反射
素子34に戻される。この戻り光が多重反射素子34に
再入射する位置は、各波長毎に異なる。そして、多重反
射素子34に戻された信号光は、再び2つの反射面の間
で多重反射されつつ逆走し、所定の出射地点から光入出
力部28に向かって出射される。
【0023】ところで、多重反射素子34から光入出力
部28に向う出射光は、各波長毎に異なる光路長を取っ
てきたため、群遅延が発生して、分散が生じる。ここ
で、可動式光反射部36を移動して、多重反射素子34
と可動式光反射部36のレンズ38との距離xを調整す
ると、分散の程度が制御され、所望の正負の分散補償量
が得られる。即ち、分散補償量を連続的に変化させる微
調整を行うことが可能になる。
【0024】こうして分散補償量が微調整された信号光
が多重反射素子34から光入出力部28に出射される
と、この信号光は、光入出力部28のシリンドリカルレ
ンズ32及びコリメータレンズ30を介して光ファイバ
26に入射され、更にサーキュレータ24を介して第2
の光ファイバ22に出力される。このように本実施形態
に係る波長分散補償システムによれば、−3000ps
/nmから−1000ps/nmの分散補償範囲内にお
いて連続的且つ高精度の調整を行い、所望の分散補償量
を得ることができるため、伝送距離が異なることなどに
起因する分散量の大きな変化に対しても、光ファイバの
温度変動などに起因する分散量の微小な変動に対して
も、共に高精度に対応することができる。
【0025】(第2の実施形態)図3に示されるよう
に、本発明の第2の実施形態に係る波長分散補償システ
ムにおいては、上記第1の実施形態の図1における1×
5の光スイッチ12及び5×1の光スイッチ18の代わ
りに、それぞれ1×3の光スイッチ12a及び3×1の
光スイッチ18aが用いられ、分散補償ユニット14の
代わりに、第3の切り替え手段としての3×3の光スイ
ッチ13a、13bを介して3段に直列に接続された分
散補償ユニット14A、14B、14Cからなる分散補
償モジュール16が設けられている。
【0026】即ち、分散補償モジュール16の第1段の
分散補償ユニット14Aには、分散量−7200ps/
nmの分散補償ファイバ14Aa、分散量−3600p
s/nmの分散補償ファイバ14Abが並列に配置さ
れ、これら2本の分散補償ファイバ14Aa、14Ab
の一端がそれぞれ光スイッチ12aに接続され、その他
端がそれぞれ光スイッチ13aに接続されている。更に
光スイッチ12aと光スイッチ13aとが分散補償ファ
イバを介することなく直接に接続されている。なお、こ
の光スイッチ12aと光スイッチ13aとを直接に接続
する光ファイバを、分散補償ファイバ14Aa、14A
bに対応させて、分散量0の光ファイバ14zと呼ぶこ
とにする。従って、ここでは、並列に配置された、分散
補償ファイバ14Aa、14Ab及び光ファイバ14z
の一端がそれぞれ光スイッチ12aに接続され、他端が
それぞれ光スイッチ13aに接続されている。
【0027】同様に、第2段の分散補償ユニット14B
では、並列に配置された分散量−2400ps/nmの
分散補償ファイバ14Ba、分散量−1200ps/n
mの分散補償ファイバ14Bb、及び分散量0の光ファ
イバ14zの一端がそれぞれ光スイッチ13aに接続さ
れ、他端がそれぞれ光スイッチ13bに接続されてい
る。また、同様に、第3段の分散補償ユニット14Cで
は、並列に配置された分散量−800ps/nmの分散
補償ファイバ14Ca、分散量−400ps/nmの分
散補償ファイバ14Cb、及び分散量0の光ファイバ1
4zの一端がそれぞれ光スイッチ13bに接続され、他
端がそれぞれ光スイッチ18aに接続されている。
【0028】次に、本実施形態に係る波長分散補償シス
テムの動作について説明する。先ず、光スイッチ12
a、13a、13b、18aの連動した切り替えによ
り、分散補償モジュール16の第1段の分散補償ユニッ
ト14Aの分散補償ファイバ14Aa、14Ab及び光
ファイバ14zのうちから所望の分散補償ファイバを選
択し、第2段の分散補償ユニット14Bの分散補償ファ
イバ14Ba、14Bb及び光ファイバ14zから所望
の分散補償ファイバを選択し、第3段の分散補償ユニッ
ト14Cの分散補償ファイバ14Ca、14Cb及び光
ファイバ14zから所望の分散補償ファイバを選択す
る。こうして、第1の光ファイバ10から分散補償モジ
ュール16の3段の分散補償ユニット14A、14B、
14C内のそれぞれに選択された所望の分散補償ファイ
バを通り、更に可変型分散補償ユニット20を通って第
2の光ファイバ22に至る光伝送路を形成する。
【0029】そして、第1の光ファイバ10を伝搬して
きた信号光を分散補償モジュール16に入射し、3段の
分散補償ユニット14A、14B、14C内のそれぞれ
に選択された所望の分散補償ファイバを順に伝送させ
て、−10400ps/nmから0ps/nmの範囲内
で分散補償量が400ps/nm毎に飛び飛びに変化す
る租調整を行う。
【0030】続いて、分散補償モジュール16において
分散補償の租調整を行った信号光を可変型分散補償ユニ
ット20に入射して、±200ps/nmの範囲内にお
いて分散補償量が連続的に変化する微調整を行う。こう
して、分散補償モジュール16の3段の分散補償ユニッ
ト14A、14B、14Cにおける租調整と可変型分散
補償ユニット20における微調整とを組み合わせると、
−10600ps/nmから+200ps/nmの分散
補償範囲内において連続的且つ高精度の調整を行い、所
望の分散補償量が得られる。
【0031】例えば全体として−4782ps/nmの
分散補償量を得たい場合には、光スイッチ12、13
a、13b、18の切り替えにより、第1段の分散補償
ユニット14Aの分散補償ファイバ14Ab(分散量−
3600ps/nm)、第2段の分散補償ユニット14
Bの分散補償ファイバ14Bb(分散量−1200ps
/nm)、第3段の分散補償ユニット14Cの光ファイ
バ14z(分散量0)をそれぞれ選択し、最後に可変型
分散補償ユニット20において分散補償量を+18ps
/nmに設定すればよい。
【0032】このように本実施形態に係る波長分散補償
システムによれば、分散補償モジュール16の3段の分
散補償ユニット14A、14B、14Cの切り替え構成
となっているため、上記第1の実施形態の場合の効果に
加え、使用する分散補償ファイバの数をそれ程増やすこ
となく、分散補償範囲を飛躍的に拡大することができ
る。即ち、上記第1の実施形態の場合に使用する分散補
償ファイバの数が5本に対して本実施形態の場合は6本
と1本増えているに過ぎないのに、分散補償範囲は−3
000〜−1000ps/nmから−10600〜+2
00ps/nmへと飛躍的に拡大している。因みに本実
施形態の場合における−10600〜+200ps/n
mの分散補償範囲を上記第1の実施形態の場合のような
1段の分散補償ユニット14の切り替え構成によって得
ようとすると、26本の分散補償ファイバが必要にな
る。
【0033】(第3の実施形態)図4に示されるよう
に、本発明の第3の実施形態に係る波長分散補償システ
ムにおいては、上記第1の実施形態の図1における第2
の切り替え手段としての5×1の光スイッチ18の代わ
りに、5×1のスプリッタ42が用いられている。な
お、この場合の波長分散補償システムの動作は上記第1
の実施形態の場合と同様である。
【0034】このように本実施形態に係る波長分散補償
システムによれば、上記第1の実施形態の場合に使用し
ている5×1の光スイッチが、相対的に構成が簡略で安
価な5×1のスプリッタに置き換えられているため、使
用する光スイッチの数が減少してコストが低減され、コ
ストの低減を図り、低価格の波長分散補償システムを実
現することができる。
【0035】(第4の実施形態)図5に示されるよう
に、本発明の第4の実施形態に係る波長分散補償システ
ムにおいては、上記第2の実施形態の図3における第2
の切り替え手段として3×1の光スイッチ18aの代わ
りに、3×1のスプリッタ42aが用いられ、更に第3
の切り替え手段としての3×3の光スイッチ13a、1
3bの代わりに、3×1のスプリッタ44aと1×3の
光スイッチ46aの組合せ及び3×1のスプリッタ44
bと1×3の光スイッチ46bの組合せがそれぞれ用い
られている。なお、この場合の波長分散補償システムの
動作は上記第2の実施形態の場合と同様である。
【0036】このように本実施形態に係る波長分散補償
システムによれば、上記第2の実施形態の場合に使用し
ている3×1の光スイッチが、相対的に構成が簡略で安
価な3×1のスプリッタに置き換えられていることに加
え、構成が複雑で高価な3×3の光スイッチが相対的に
構成が簡略で安価な3×1のスプリッタと1×3の光ス
イッチの組合せに置き換えられているため、コストが低
減され、低価格の波長分散補償システムを実現すること
ができる。
【0037】なお、上記第1〜第4の実施形態において
は、分散補償ユニット14、14A、14B、14Cに
配置された分散補償器として、分散補償ファイバ14
a、14b、……、14e、14Aa、14Ab、…
…、14Cbを用いているが、こうした分散補償ファイ
バの代わりに、分散補償グレーティング(Fiber Gragg
Grating)を用いてもよい。
【0038】また、上記第1及び第3の実施形態におい
ては、分散補償ユニット14に所定の分散量の5本の分
散補償ファイバ14a、14b、……、14eが配置さ
れているが、配置する分散補償ファイバの本数や各分散
補償ファイバの分散量は必要に応じて変更することが可
能である。同様に、上記第2及び第4の実施形態におい
ても、分散補償モジュール16の各分散補償ユニット1
4A、14B、14Cに配置する分散補償ファイバの本
数や各分散補償ファイバの分散量が必要に応じて変更可
能であることに加え、分散補償モジュール16に設ける
分散補償ユニットの数、即ち多段構造の段数も必要に応
じて変更可能である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る波長分散補償システムによれば、以下の効果を奏す
ることができる。即ち、請求項1に係る波長分散補償シ
ステムによれば、分散補償ユニットにおいて選択した所
定の分散補償量の分散補償器により大きな分散補償範囲
内における分散量の租調整を行い、更に光多重反射素子
及び可動式光反射部を備えた可変型分散補償ユニットに
より分散量の微調整を行うことが可能になるため、大き
な分散補償範囲内における連続的且つ高精度の調整を行
って所望の分散補償量を得ることができる。従って、伝
送距離が異なることなどに起因する分散量の大きな変化
に対しても、光ファイバの温度変動などに起因する分散
量の微小な変動に対しても、共に高精度に対応すること
ができる。
【0040】また、請求項2に係る波長分散補償システ
ムによれば、分散補償モジュールの複数段の分散補償ユ
ニットにおいてそれぞれに選択した所定の分散補償量の
分散補償器を組み合わせて大きな分散補償範囲内におけ
る分散量の租調整を行い、更に光多重反射素子及び可動
式光反射部を備えた可変型分散補償ユニットにより分散
量の微調整を行うことが可能になるため、上記請求項1
に係る波長分散補償システムの効果に加え、分散補償範
囲を飛躍的に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る波長分散補償シ
ステムを示す概略図である。
【図2】図1の波長分散補償システムにおける可変型分
散補償ユニットを示す概略図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る波長分散補償シ
ステムを示す概略図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る波長分散補償シ
ステムを示す概略図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る波長分散補償シ
ステムを示す概略図である。
【図6】伝送システムの一例を示す概略図である。
【符号の説明】 10 第1の光ファイバ 12、12a、13a、13b、18、18a 光ス
イッチ 14、14A、14B、14C 分散補償ユニット 14a、14b、……、14e、14Aa、14Ab、
……、14Cb 分散補償ファイバ 14z 光ファイバ 16 分散補償モジュール 20 可変型分散補償ユニット 22 第2の光ファイバ 24 サーキュレータ 26 光ファイバ 28 入出力部 30 コリメータレンズ 32 シリンドリカルレンズ 34 多重反射素子 36 可動式光反射部 38 レンズ 40 反射素子 42、42a、44a、44b スプリッタ 46a、46b 光スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 松浦 寛 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H050 AB03Z AC13 AC38 AD01 AD16 5K002 BA02 BA05 BA06 BA21 CA01 DA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光ファイバと、 分散補償量の異なる複数の分散補償器が並列に配列され
    ている分散補償ユニットと、 光多重反射素子及び可動式光反射部を備え、入力された
    信号光を前記光多重反射素子によって多重反射すると共
    に、該多重反射の際に異なる波長光毎に出射角の異なる
    分波光を出射し、該分波光を前記可動式光反射部によっ
    て前記光多重反射素子に再び戻し、該戻り光を前記光多
    重反射素子によって再び多重反射した後、前記光多重反
    射素子から出力して、分散補償量を連続的に変化させる
    可変型分散補償ユニットと、 前記第1の光ファイバと前記分散補償ユニットの所望の
    分散補償器とを選択的に接続する第1の切り替え手段
    と、 前記分散補償ユニットの所望の分散補償器と前記可変型
    分散補償ユニットとを選択的に接続する第2の切り替え
    手段と、 前記可変型分散補償ユニットに接続されている第2の光
    ファイバと、を有し、 前記第1の光ファイバから前記分散補償ユニットの所望
    の分散補償器及び前記可変型分散補償ユニットを通って
    前記第2の光ファイバに至る光伝送路を形成するように
    前記第1及び第2の切り替え手段を切り替え、前記分散
    補償ユニットにおいて分散補償量の租調整を行い、前記
    可変型分散補償ユニットにおいて分散補償量の微調整を
    行うことを特徴とする波長分散補償システム。
  2. 【請求項2】 第1の光ファイバと、 分散補償量の異なる複数の分散補償器が並列に配列され
    た分散補償ユニットが複数段に直列に接続されている分
    散補償モジュールと、 光多重反射素子及び可動式光反射部を備え、入力された
    信号光を前記光多重反射素子によって多重反射すると共
    に、該多重反射の際に異なる波長光毎に出射角の異なる
    分波光を出射し、該分波光を前記可動式光反射部によっ
    て前記光多重反射素子に再び戻し、該戻り光を前記光多
    重反射素子によって再び多重反射した後、前記光多重反
    射素子から出力して、分散補償量を連続的に変化させる
    可変型分散補償ユニットと、 前記第1の光ファイバと前記分散補償モジュールの最初
    の段の分散補償ユニットの所望の分散補償器とを選択的
    に接続する第1の切り替え手段と、 前記分散補償モジュールの最後の段の分散補償ユニット
    の所望の分散補償器と前記可変型分散補償ユニットとを
    選択的に接続する第2の切り替え手段と、 前記分散補償モジュールの複数段の分散補償ユニット間
    に設けられ、各分散補償ユニットの所望の分散補償器を
    選択的に接続する第3の切り替え手段と、 前記可変型分散補償ユニットに接続されている第2の光
    ファイバと、を有し、 前記第1の光ファイバから前記分散補償モジュールの複
    数段の分散補償ユニットのそれぞれの所望の分散補償器
    及び前記可変型分散補償ユニットを通って前記第2の光
    ファイバに至る光伝送路を形成するように前記第1乃至
    第3の切り替え手段を切り替え、前記分散補償モジュー
    ルにおいて分散補償量の租調整を行い、前記可変型分散
    補償ユニットにおいて分散補償量の微調整を行うことを
    特徴とする波長分散補償システム。
  3. 【請求項3】 前記分散補償器として、分散補償ファイ
    バ又は分散補償グレーティングを用いる、請求項1又は
    2に記載の波長分散補償システム。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の切り替え手段とし
    て、光スイッチを用いる、請求項1又は2に記載の波長
    分散補償システム。
  5. 【請求項5】 前記第2の切り替え手段として、前記光
    スイッチの代わりに、スプリッタを用いる、請求項4記
    載の波長分散補償システム。
  6. 【請求項6】 前記第3の切り替え手段として、光スイ
    ッチを用いる、請求項2記載の波長分散補償システム。
  7. 【請求項7】 前記第3の切り替え手段として、前記光
    スイッチの代わりに、スプリッタと光スイッチとの組合
    せを用いる、請求項6記載の波長分散補償システム。
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