JP2003100775A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003100775A
JP2003100775A JP2001286083A JP2001286083A JP2003100775A JP 2003100775 A JP2003100775 A JP 2003100775A JP 2001286083 A JP2001286083 A JP 2001286083A JP 2001286083 A JP2001286083 A JP 2001286083A JP 2003100775 A JP2003100775 A JP 2003100775A
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Kiyoshi Takahashi
潔 高橋
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NEC Compound Semiconductor Devices Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板表面が、製造工程中および製造後
に大気に曝されることがないようにして信頼性の高い半
導体装置を提供する。ゲート電極の大部分が大気中に露
出するようにして、ゲート電極に係る寄生容量を低減す
る。 【解決手段】 半導体基板21の表面に、第1の開口を
有する第1の絶縁体層22を形成した後、第2の絶縁体
層23、第3の絶縁体層27を形成し、第1の開口の位
置に第2の開口を有するフォトレジストパターン28B
を形成する(a)。次に、フォトレジストパターン28
Bをマスクとして第3の絶縁層27をRIE法にて、第
2の絶縁層23をMIE法にてエッチング除去してゲー
ト開口を形成する(b)。次に、全面に金属層を堆積し
これをパターニングしてゲート電極24を形成する
(c)。その後、第3の絶縁体層27をウエット法によ
り除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に、マイクロ波FETなどの半
導体装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】GaAsのような化合物半導体を用い
て、金属と半導体とのショットキー接合をゲート電極に
用いるショットキーゲート型FET(以下、MESFE
Tという)を作製する際、そのゲート電極形成プロセス
において、基板上にSiO膜をゲートスペーサ膜とし
て形成し、そのゲートスペーサ膜の開口部にゲート電極
が形成される。その際に、ゲート電極に係る容量を低減
してFETの利得を向上させるために、ゲート電極形成
後にウェットエッチング等でゲートスペーサ膜を除去す
ることが行われる。
【0003】図10は、そのような従来の製造方法を説
明するための工程順の断面図である。まず、図10
(a)に示すように、GaAs基板101上に、ゲート
スペーサ膜として、膜厚3000〜6000Å程度のS
iO膜117を成膜し、次いで、SiO膜117の
上に、周知のフォトリソグラフィー技術を用いてフォト
レジストパターン118を形成し、フォトレジストパタ
ーン118をマスクとしてSiO膜117をエッチン
グすることによって開口119を形成する。次に、図1
0(b)に示すように、フォトレジストパターン118
を除去した後、全面にAuなどの金属膜を形成し、金属
膜の上に形成したフォトレジストパターン(図示せず)
をマスクとして金属膜をエッチングすることによって、
開口119にゲート電極114を形成する。その後、図
10(c)に示すように、SiO膜117をHF水溶
液を用いたウェットエッチング法で除去する。なお、こ
の種の半導体装置およびその製造方法は、例えば、特開
昭62−177973号公報等により公知となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のゲート
電極形成工程においては、ゲートスペーサ膜であるSi
膜117の除去の際に、半導体表面が空気中に曝さ
れ、汚染される可能性が高い。
【0005】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、半導体基板上にゲートスペーサ層を
介してゲート電極を形成した後、半導体基板の表面が大
気やウェットエッチング液に浸されることなく、半導体
装置として不用になるゲートスペーサ層をウェットエッ
チングにて除去できる半導体装置の製造方法と、半導体
基板の表面が大気にさらされることのない信頼性の高い
半導体装置と、を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、半導体基板と、垂直方向に延びる
柱状部と該柱状部上部から水平方向に突出する庇部とを
有し底面が前記半導体基板の表面に接して形成されたゲ
ート電極と、前記半導体基板の表面上に形成された電極
形成部に開口を有する表面保護層と、前記ゲート電極を
挟んで前記半導体基板の表面上に形成されたソース電極
およびドレイン電極と、を有する半導体装置において、
前記表面保護層は前記ゲート電極の柱状部の下部の側面
とのみ接して形成されていることを特徴とする半導体装
置、が提供される。そして、好ましくは、前記表面保護
層が、前記半導体基板の表面に接して形成された酸化シ
リコン膜と該酸化シリコン膜上を覆うように形成された
窒化シリコン膜とを含む。
【0007】また、上記の目的を達成するため、本発明
によれば、(1)半導体基板の表面に、第1の絶縁体層
と第2の絶縁体層と第3の絶縁体層とを順次形成する工
程と、(2)前記第3の絶縁体層と第2の絶縁体層と第
1の絶縁体層とを選択エッチングしてゲート開口を形成
する工程と、(3)導電性材料を堆積しこれをパターニ
ングして前記ゲート開口の内部を埋め込むゲート電極を
形成する工程と、(4)前記第3の絶縁体層のみをウェ
ットエッチング法にて除去する工程と、を有することを
特徴とする半導体装置の製造方法、が提供される。さら
に、上記の目的を達成するため、本発明によれば、
(1′)半導体基板の表面に、第1の絶縁体層を形成す
る工程と、(2′)前記第1の絶縁体層に第1ゲート開
口を形成する工程と、(3′)第2の絶縁体層と第3の
絶縁体層とを順次形成する工程と、(4′)前記第3の
絶縁体層および前記第2の絶縁体層を選択エッチングし
て前記第1の開口の内部に第1ゲート開口の開口幅以下
の開口幅を有する第2ゲート開口を形成する工程と、
(5′)導電性材料を堆積しこれをパターニングして前
記第2ゲート開口の内部を埋め込むゲート電極を形成す
る工程と、(6′)前記第3の絶縁体層のみをウェット
エッチング法にて除去する工程と、を有することを特徴
とする半導体装置の製造方法、が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形
態の半導体装置の断面図である。図1に示すように、本
実施の形態の半導体装置は、リセスが形成された半導体
基板1と、半導体基板1の上に形成された第1の絶縁体
層2と、第1の絶縁体層2の上に形成された第2の絶縁
体層3と、第1の絶縁体層2と第2の絶縁体層3との開
口部に形成されたゲート電極4と、ゲート電極4を挟ん
で半導体基板1の表面上に形成されたソース電極5とド
レイン電極6とを有している。半導体基板1は半絶縁性
GaAsからなり、その表層にはN型活性層(図示せ
ず)が形成されている。このN型活性層が、FETとし
ての動作層になる。ゲート電極4は1層あるいは複数層
からなり、半導体基板1に接する最下層にはGaAsに
対してショットキー接合を形成し、GaAsとの界面特
性が安定な、例えば、W、Moあるいはそのケイ化物や
窒化物が用いられる。その上層には、Ti、Au、Al
などを用いてもよい。ソース電極5およびドレイン電極
6は、半導体基板1に対してオーミック接合を形成して
いる。ソース電極5およびドレイン電極6の表面は、図
中において大気に露出しているが、それらの表面の一部
は第1の絶縁層2あるいは/および第2の絶縁層3によ
って覆われていてもよい。
【0009】第1の絶縁体層2および第2の絶縁体層3
は、ともにゲートスペーサ層の一部として用いられた絶
縁膜であって、素子形成工程中および素子形成工程終了
後表面保護膜として機能する膜であり、それらの開口部
における側壁は、ゲート電極4に密接している。図1に
おいて、第2の絶縁体層3がゲート電極4と接する位置
で半導体基板1の表面に向かって下方に湾曲している
が、湾曲せずに第1の絶縁体層2と第2の絶縁体層3と
が平行してゲート電極4に接していてもよい。第1の絶
縁体層2は、半導体基板1との界面に接する下地層であ
り、GaAsとの界面特性が安定なSiO膜より形成
されている。第2の絶縁体層3は、Siを代表と
する緻密な窒化シリコン膜(以下、SiN膜という)で
形成されている。ゲート電極4、ソース電極5およびド
レイン電極6が形成されている領域以外の領域の半導体
基板1の表面は、緻密なSiN膜よりなる第2の絶縁層
3によって、大気および外部の汚染物から保護されてい
る。また、第2の絶縁層3と半導体基板1の表面との間
には、GaAsとの界面特性が安定なSiO膜よりな
る第1の絶縁層2が形成されている。
【0010】SiN膜は、水分や多くの不純物、特にナ
トリウムに対して、J. V. Dalton,“Sodium Drift and
Diffusion in Silicon Nitride Films”J. Electroche
m. Soc., 113, 165C (1966)に記載されているように、
SiO膜よりもはるかに小さな拡散係数を有する。ナ
トリウムのようなアルカリイオンが、SiO膜におい
て大きな拡散係数を示し、SiO膜を保護膜として保
護されたデバイス構造の動作に不安定性をもたらすこと
はよく知られている。したがって、本実施の形態の半導
体装置において、GaAs基板表面の保護層という意味
では、ゲートスペーサ層の一部として用いられる膜を、
第1の絶縁体層2と第2の絶縁体層3との2層の絶縁層
で形成するのではなく、SiN膜よりなる第2の絶縁体
層3のみの単層で形成することも可能である。しかしな
がら、SiN膜は、GaAsの上に形成したとき、Ga
Asの表面準位を増加させ、その耐圧等を劣化させると
いうことが知られている。一方、SiO膜は、GaA
sに対して非常に安定な界面特性を与える。また、Si
膜とSiN膜との比誘電率は、それぞれ、4と6〜
7であるため、電極間容量を低減するためには、SiO
膜の方が有利である。したがって、本実施の形態の半
導体装置は、SiO−GaAs界面で界面特性を安定
にし、外側のSiN膜で大気あるいは外部の汚染物から
導入されたイオンや水分の拡散あるいは/およびドリフ
トを防止するという望ましい特徴を持っている。また、
ゲート電極に係る容量を低減する上でも効果がある。
【0011】ゲート電極4は、ほぼT字の断面形状を有
しており、その基板に垂直な部分の高さは4000〜6
000Å程度である。ここで、第2の絶縁体層3の層厚
は、100〜1000Åが適当である。また、第1の絶
縁体層2と第2の絶縁体層3との合計の膜厚も、100
〜1000Å程度とするのが適当である。第2の絶縁体
層3の膜厚の下限値100Åは、SiN膜が大気あるい
は外部の汚染物から導入されたイオンや水分の半導体表
面への拡散やドリフトを防御できる程度の緻密な膜を形
成できる限界として設定されている。また、第2の絶縁
体層3の膜厚および第1の絶縁体層2と第2の絶縁体層
3との合計の膜厚が1000Å以下であれば、ゲート電
極4の大部分は大気中に露出することになり、ゲート電
極4に係る容量は、ゲート電極の柱状部の全体が誘電体
(ゲートスペーサ層)で囲まれている場合に比して、非
常に低減される。以上説明したように、本実施の形態の
半導体装置は、信頼性が高く、動作環境の如何を問わず
安定な動作が可能であるとともに、ゲート電極に係る容
量を低減して利得特性を改善することができるものであ
る。
【0012】なお、図1においては、ソース電極5およ
びドレイン電極6は、第1の絶縁体層2および第2の絶
縁体層3に密着して形成されているが、間隔をおいて形
成されてもよい。また、絶縁体層は、2層に限られるわ
けではなく、何層存在してもよい。
【0013】〔第2の実施の形態〕図2、図3は、本発
明の第2の実施の形態の製造方法を説明するための工程
順の断面図である。まず、図2(a)に示すように、リ
セスが形成されたGaAsよりなる半導体基板11上
に、CVD法等を用いて、第1の絶縁体層12、第2の
絶縁体層13、第3の絶縁体層17を連続して形成す
る。第1の絶縁体層12は、GaAsに対して界面特性
が安定な下地層であり、SiO膜から成る。第2の絶
縁体層13は、SiN膜より成る。第3の絶縁体層17
は、SiO膜より成る。第1の絶縁体層12、第2の
絶縁体層13、第3の絶縁体層17の層厚は、それぞ
れ、500Å、500Å、3000Åとした。
【0014】次に、図2(b)に示すように、第3の絶
縁体層17の上にフォトレジスト層を塗布した後、その
フォトレジスト層を露光・現像することにより、ゲート
形成部にゲート開口を有する第1のフォトレジストパタ
ーン18を形成する。次いで、図2(c)に示すよう
に、第1のフォトレジストパターン18をマスクにし
て、第3の絶縁体層17、第2の絶縁体層13、第1の
絶縁体層12を連続してドライエッチングしてゲート開
口19を形成し、ゲート開口部に半導体基板11の表面
を露出させる。ドライエッチングには、反応性イオンエ
ッチング法(RIE法)を用いる。
【0015】次に、図3(a)に示すように、スパッタ
リング法や蒸着法などにより、全面に金属層を形成し、
ゲート開口19を金属層14で埋めた後、金属層の上に
第2のフォトレジストパターン20を形成し、第2のフ
ォトレジストパターン20をマスクとして金属層をエッ
チングすることにより、ゲート電極14を形成する。ゲ
ート電極14を形成する金属層のパターニングはリフト
オフ法によって行ってもよい。ゲート電極14は、金属
多層膜より成っており、半導体基板1に接する最下層に
はGaAsに対してショットキー接合を形成し、GaA
sとの界面特性が安定なW、Moあるいはそのケイ化物
や窒化物などが用いられる。その上層は、Ti、Au、
Alなどによって形成される。ここで、第1の絶縁層1
2、第2の絶縁層13、第3の絶縁層17が、それぞ
れ、第1のゲートスペーサ層、第2のゲートスペーサ
層、第3のゲートスペーサ層として働いている。
【0016】次に、図3(b)に示すように、第2のフ
ォトレジストパターン20を除去した後、HF水溶液に
てウェットエッチングを行って、第3の絶縁体層17を
除去する。最後に、図3(c)に示すように、ゲート電
極14の左右両側の第1の絶縁層12、第2の絶縁層1
3を選択的にドライエッチングした後、露出した半導体
基板11の表面にソース電極15およびドレイン電極1
6を形成して、本実施の形態の製造工程を完了する。ソ
ース電極15およびドレイン電極16の材料としては、
オーミック接合が得られるように、Au−Ge−Niな
どが用いられる。ソース電極15およびドレイン電極1
6は、必ずしも第1の絶縁層12および第2の絶縁層1
3と密着するように形成されずに、電極間容量を軽減す
るように、それらと間隔を置いて形成されてもよい。ソ
ース電極15およびドレイン電極16は、また、ゲート
電極形成に先立って形成されていてもよい。
【0017】本実施の形態の製造方法においては、第3
の絶縁体層17をHF水溶液によるウェットエッチング
にて除去する際に、半導体表面が大気やエッチング液に
曝されることがなく、したがって、それらによる汚染の
危険がない。また、製造された半導体装置の半導体表面
が大気に曝されることがなく、信頼性に優れたものとな
る。さらに、ゲートスペーサ層として用いた第3の絶縁
体層17が除去されるために、ゲート電極とソース電極
およびドレイン電極との間の電極間容量が低減される。
なお、第1のフォトレジストパターン18の開口19
が、作製されたFETのゲート長を決定する。
【0018】〔第3の実施の形態〕図4、図5、図6
は、第3の実施の形態の製造方法を説明するための工程
順の断面図である。第2の実施の形態の製造方法では、
RIE法を用いて第3の絶縁体層17、第2の絶縁体層
13、第1の絶縁体層12を順次ドライエッチングする
ことによって、ゲートの開口19が形成される。RIE
法は異方性エッチングであり、開口19の断面の内壁
は、その上端から半導体基板11の表面に接する下端ま
で、凹凸を生じることなく垂直に一直線状に形成され
る。しかしながら、RIE法では、イオンエネルギーを
大きくすると、イオン照射される基板に損傷を与えるこ
とが知られている。したがって、第2の実施の形態の製
造方法において、少なくとも第1の絶縁体層12のエッ
チングの際には半導体基板11に損傷を与えない、例え
ば、マグネトロンイオンエッチング法(以後、MIE法
という)を用いるのが、より望ましい。ところが、MI
E法は等方的な性質を有するエッチング法であり、ま
た、そのエッチングレートはエッチングされる材料によ
って異なる。例えば、MIE法において、SiO膜の
エッチングレートとSiN膜のエッチングレートとの比
は、約1:4である。したがって、第2の実施の形態の
製造方法において、第1の絶縁体層12のエッチングに
MIE法を用いると、第1の絶縁体層12のエッチング
中に、SiN膜よりなる第2の絶縁体層13のゲート開
口19の側壁におけるエッチングが進み、絶縁体層の厚
さにもよるが、100〜500Å程度のサイドエッチン
グが入る。この状態で第2の実施の形態の製造方法のよ
うにゲート電極14を形成した後、HF水溶液を用いて
第3の絶縁体層17のウェットエッチングを行うと、第
3の絶縁体層17をエッチングしたエッチング液が、第
2の絶縁体層13のサイドエッチング部分から第1の絶
縁体層12の上に流れ込み、第1の絶縁体層12までエ
ッチングしてしまう。このため、少なくともゲート電極
近傍の半導体基板11の表面が大気中に露出し、汚染さ
れる可能性が高くなる。また、第2の絶縁体層13のサ
イドエッチング量を小さくしようとして、第1の絶縁体
層12の開口形成時のドライエッチング時間を少なくし
た場合には、ゲート開口部分に第1の絶縁体層12の抜
け不良が発生し、その上にゲート電極を形成してMES
FETを作製しても、ゲートのショットキー界面に数1
0Å程度のSiO薄膜が残り、MESFETとして動
作しないという不具合を生じる危険性が生じる。
【0019】本実施の形態は、少なくとも半導体基板の
近傍におけるゲート開口の形成に、半導体基板に損傷を
与えない、例えばMIE法を用いた場合に好適な製造方
法を提供するものである。まず、図4(a)に示すよう
に、リセスが形成されたGaAsよりなる半導体基板2
1の上に、CVD法等を用いて、GaAsに対して界面
特性が安定な下地層として、膜厚500ÅのSiO
からなる第1の絶縁体層22を形成する。GaAsより
なる半導体基板21の表層には、N型活性層(図示せ
ず)が形成されている。次に、図4(b)に示すよう
に、第1の絶縁体層22の上にフォトレジスト層を塗布
した後、そのフォトレジスト層を露光・現像することに
よりゲート形成部に開口を有する第1のフォトレジスト
パターン28Aを形成し、第1のフォトレジストパター
ン28Aをマスクとして、HF水溶液等のエッチング溶
液中でウェットエッチングを行い、第1のフォトレジス
トパターン28Aの開口の下の第1の絶縁体層22を除
去する。この際に、第1の絶縁体層22の開口の側壁に
100〜500Å程度のサイドエッチングが発生する。
次に、図4(c)に示すように、第1のフォトレジスト
パターン28Aを有機溶媒等で除去した後、例えばCV
D法により、膜厚500Å程度のSiN膜よりなる第2
の絶縁体層23および膜厚3000Å程度のSiO
よりなる第3の絶縁体層27を連続して成膜する。
【0020】次に、図5(a)に示すように、第3の絶
縁体層27の上にフォトレジスト層を塗布した後、その
フォトレジスト層を露光・現像することにより、ゲート
形成部に開口を有する第2のフォトレジストパターン2
8Bを形成する。この際、第2のフォトレジストパター
ン28Bの開口は、第1のフォトレジストパターン28
Aの開口の位置に同じ開口径を持って形成される。次
に、図5(b)に示すように、第2のフォトレジストパ
ターン28Bをマスクにして、ドライエッチング法を用
いて、ゲート開口29を形成する。まず、第3の絶縁体
層27を、RIE法にてエッチングして除去する。次い
で、ゲート開口部の半導体表面へのイオンによる損傷を
できるだけ軽減するために、RIE法によるエッチング
後に開口に残っている第2の絶縁体層23は、MIE法
により半導体表面までエッチングを行う。その後、第2
のフォトレジストパターン28Bを除去する。MIE法
によるエッチングを行う際に、SiN膜のエッチングレ
ートはSiO膜のエッチングレートの4倍程度である
ために、ゲート開口29を抜き切った際のサイドエッチ
ングによる第2の絶縁体層23の後退量は、第2の実施
の形態のように半導体表面に接する層がSiO膜であ
る場合に比して小さい。また、半導体表面には第2の絶
縁体層23が接しているために、少なくとも半導体表面
近傍の第2の絶縁体層23の後退量は零であると言って
よい。
【0021】次に、図5(c)に示すように、スパッタ
リング法や蒸着法などにより、全面に金属層を形成し、
開口29を金属層で埋めた後、金属層の上に第3のフォ
トレジストパターン30を形成し、第3のフォトレジス
トパターン30をマスクとして金属層をエッチングする
ことにより、ゲート電極24を形成する。ゲート電極2
4はリフトオフ法により形成してもよい。第1の絶縁体
層22、第2の絶縁体層23、第3の絶縁体層27は、
それぞれ、第1のゲートスペーサ層、第2のゲートスペ
ーサ層、第3のゲートスペーサ層として働く。ゲート電
極24は、第2の実施の形態と同様に、金属多層膜より
成っており、半導体基板21に接する最下層にはW、M
oもしくはそのケイ化物や窒化物などが用いられる。そ
の上層は、Ti、Au、Alなどによって形成される。
【0022】次に、図6(a)に示すように、第3のフ
ォトレジストパターン30を除去した後、HF水溶液に
てウェットエッチングすることによって、第3の絶縁体
層27を除去する。最後に、図6(b)に示すように、
ゲート電極24の左右両側の第1の絶縁体層22、第2
の絶縁体層23を選択的にドライエッチングした後、露
出した半導体基板21の表面にソース電極25およびド
レイン電極26を形成して、本実施の形態の製造工程を
完了する。ソース電極25およびドレイン電極26に
は、Au−Ge−Niなどが用いられる。ソース電極2
5およびドレイン電極26は、必ずしも第1の絶縁体層
22および第2の絶縁体層23と密着するように形成さ
れずに、それらと間隔を置いて形成されてもよい。ソー
ス電極25およびドレイン電極26は、また、ゲート電
極形成に先立って形成されていてもよい。
【0023】本実施の形態の製造方法においては、第2
の実施の形態と比して、MIR法などの半導体基板に損
傷を与えないドライエッチング法を用いた場合でも、第
3の絶縁体層27をHF水溶液にてウェットエッチング
する際に、半導体表面が大気やエッチング液に曝される
ことがなく、したがって、それらによる汚染の危険がな
い。また、製造された半導体装置の半導体表面が大気に
曝されることがなく、信頼性に優れたものとなる。さら
に、ゲートスペーサ層として用いた第3の絶縁体層27
が除去されるために、ゲート電極に係る容量が低減され
る。
【0024】上述の説明において、第2のフォトレジス
トパターン28Bの開口は、第1のフォトレジストパタ
ーン28Aの開口と同じ位置に同じ開口幅になるように
形成されたが、必ずしもそれに限定されずに、第1のフ
ォトレジストパターン28Aの開口の内部に形成されれ
ばよい。第2のフォトレジストパターン28Bの開口
が、作製されたMESFETのゲート長を決定する。
【0025】[第4の実施の形態]図7、図8、図9
は、本発明の第4の実施の形態の製造方法を説明するた
めの工程順の断面図である。まず、図7(a)に示すよ
うに、リセスが形成されたGaAsよりなる半導体基板
31の上に、CVD法等を用いて、GaAsに対して界
面特性が安定な下地層として、500Å程度の膜厚のS
iO膜からなる第1の絶縁体層32を形成する。次
に、図7(b)に示すように、第1の絶縁体層32の上
にフォトレジスト層を塗布した後、そのフォトレジスト
層を露光・現像することによりゲート形成部に開口を有
する第1のフォトレジストパターン38Aを形成し、第
1のフォトレジストパターン38Aをマスクとして、ド
ライエッチングを行い、第1のフォトレジストパターン
38Aの開口の下にある第1の絶縁体層32を除去す
る。ドライエッチングには、RIE法を用いてもよいが
基板表面に損傷を与えないMIE法など異方性の低いエ
ッチング法を用いることがより望ましい
【0026】以後の工程は、第3の実施の形態の場合と
同様である。即ち、第1のフォトレジストパターン38
Aを除去した後、膜厚500Å程度のSiN膜よりなる
第2の絶縁体層33および膜厚3000Å程度のSiO
膜よりなる第3の絶縁体層37を連続して成膜し〔図
7(c)〕、第3の絶縁体層37の上に、ゲート形成部
に開口を有する第2のフォトレジストパターン38Bを
形成する〔図8(a)〕。この際、第2のフォトレジス
トパターン38Bの開口は、第1のフォトレジストパタ
ーン38Aの開口よりも内部に、フォトレジストパター
ン38Aの開口幅よりも狭い幅を持つように形成され
る。
【0027】次に、第2のフォトレジストパターン38
Bをマスクにして、第3の実施の形態と同じ理由によっ
て、第3の絶縁体層37をRIE法によるエッチングで
除去した後、ゲート開口部の残りの絶縁体層をMIE法
にてエッチングを行うことにより、ゲート開口39を形
成する〔図8(b)〕。第3の実施の形態と同様に、ゲ
ート開口部分を抜き切った際のサイドエッチングによる
第2の絶縁体層33の後退量は、半導体表面に接する層
がSiO絶縁体膜である場合に比して小さい。また、
半導体表面には第2の絶縁体層33が接しているため
に、少なくとも半導体界面近傍の第2の絶縁体層33の
後退量は零であると言ってよい。
【0028】次に、全面に金属層を形成し、ゲート開口
39を金属層で埋めた後、金属層の上に形成した第3の
フォトレジストパターン40をマスクとして金属層をエ
ッチングすることにより、ゲート電極34を形成する
〔図8(c)〕。ゲート電極34は、リフトオフ法によ
り形成してもよい。ゲート電極34は、第2の実施の形
態と同様に、金属多層膜より成っており、半導体基板3
1に接する最下層には例えばW、Moまたはそのケイ化
物や窒化物などが用いられる。その上層は、Ti、A
u、Alなどによって形成される。
【0029】次に、第3のフォトレジストパターン40
を除去した後、HF水溶液にてウェットエッチングする
ことによって第3の絶縁体層37を除去する〔図9
(a)〕。最後に、第3の実施の形態と同様に、ゲート
電極34の左右の半導体基板31の表面にソース電極3
5およびドレイン電極36を形成して、本実施の形態の
製造工程を完了する。ソース電極35およびドレイン電
極36には、Au−Ge−Niなどが用いられる。ソー
ス電極35およびドレイン電極36は、必ずしも第1の
絶縁層32および第2の絶縁層33と密着するように形
成されずに、それらと間隔を置いて形成されてもよい。
ソース電極35およびドレイン電極36は、また、ゲー
ト電極形成に先立って形成されていてもよい。
【0030】本実施の形態の製造方法においても、第3
の実施の形態と同様に、MIE法などの半導体基板に損
傷を与えないドライエッチング法を用いた場合でも、第
3の絶縁体層37をHF水溶液にてウェットエッチング
する際に、半導体表面が大気やエッチング液に曝される
ことがなく、したがって、それらによる汚染の危険がな
い。また、製造された半導体装置の半導体表面が大気に
曝されることがなく、信頼性に優れたものとなる。さら
に、ゲートスペーサ層として用いた第3の絶縁体層37
が除去されるために、ゲート電極に係る容量が低減され
る。第2のフォトレジストパターン38Bの開口の幅
が、作製されたMESFETのゲート長を決定する。
【0031】以上、本発明をその好適な実施の形態に基
づいて説明したが、本発明の半導体装置およびその製造
方法は、上述した実施の形態のみに制限されるものでは
なく、本願発明の要旨を変更しない範囲で種々の変化を
施した半導体装置およびその製造方法も、本発明の範囲
に含まれる。例えば、半導体基板は、GaAs基板に限
られるわけではなく、InPなどの他の化合物半導体基
板でもよいし、Si基板であってもよい。また、あらか
じめリセスが形成された基板を用いたが、ゲート形成の
前の適当な段階でリセスを形成することも可能であり、
リセスを形成しない場合もある。また、第1の絶縁体
層、第2の絶縁体層、第3の絶縁体層には、それぞれ、
単層の絶縁体膜を使用したが、複数の絶縁体膜で構成し
てもよい。さらに、本発明はHEMTなどの半導体装置
にも適用が可能なものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体装置は、ゲート電極の柱状部の下部の側面のみと接す
る表面保護膜にて半導体基板の表面を被覆するものであ
るので、半導体界面が大気中に曝されることなく、信頼
性が高く、動作環境の如何を問わず安定な動作が可能で
ある。また、表面保護膜の層厚がゲート電極の高さに比
して低いため、ゲート電極に係る寄生容量が低減され
る。
【0033】また、本発明による半導体装置の製造方法
は、多層のゲートスペーサ層を積層し、これにゲート開
口を形成してゲート電極を形成した後に、上層のゲート
スペーサ層のみを選択的に除去するものであるので、半
導体装置として最終的に不用となる上層のゲートスペー
サ層のウェットエッチング中においても、半導体表面を
大気やエッチング液に曝すことがなく、それらによる半
導体表面の汚染が防止される。
【0034】また、最下層のゲートスペーサ層に最終的
に形成されるゲート開口より幅の広いゲート開口を形成
しておく実施の形態によれば、最上層のゲートスペーサ
層のウェットエッチング時に最下層のゲートスペーサ層
がエッチングされるのを防止することが出来、ゲート開
口形成時に半導体基板の表面に損傷を与えることを回避
することが出来るとともに、半導体基板表面が露出され
るのを防止して基板表面の汚染を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の半導体装置の断
面図。
【図2】 本発明の第2の実施の形態の製造方法を説明
するための工程順の断面図の一部。
【図3】 本発明の第2の実施の形態の製造方法を説明
するための、図2の工程に続く工程での工程順の断面
図。
【図4】 本発明の第3の実施の形態の製造方法を説明
するための工程順の断面図の一部。
【図5】 本発明の第3の実施の形態の製造方法を説明
するための、図4の工程に続く工程での工程順の断面
図。
【図6】 本発明の第3の実施の形態の製造方法を説明
するための、図5の工程に続く工程での工程順の断面
図。
【図7】 本発明の第4の実施の形態の製造方法を説明
するための工程順の断面図の一部。
【図8】 本発明の第4の実施の形態の製造方法を説明
するための、図7の工程に続く工程での工程順の断面
図。
【図9】 本発明の第4の実施の形態の製造方法を説明
するための、図8の工程に続く工程での工程順の断面
図。
【図10】従来の形態の製造方法を説明するための工程
順の断面図。
【符号の説明】
1、11、21、31、101 半導体基板 2、12、22、32 第1の絶縁体層 3、13、23、33 第2の絶縁体層 4、14、24、34、114 ゲート電極 5、15、25、35 ソース電極 6、16、26、36 ドレイン電極 17、27、37 第3の絶縁体層 18、28A、38A 第1のフォトレジストパターン 19、29、39、119 ゲート開口 20、28B、38B 第2のフォトレジストパターン 30、40 第3のフォトレジストパターン 117 SiO2膜 118 フォトレジストパターン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、垂直方向に延びる柱状部
    と該柱状部上部から水平方向に突出する庇部とを有し底
    面が前記半導体基板の表面に接するゲート電極と、前記
    半導体基板の表面上に形成された電極形成部に開口を有
    する表面保護層と、前記ゲート電極を挟んで前記半導体
    基板の表面上に形成されたソース電極およびドレイン電
    極と、を有する半導体装置において、前記表面保護層は
    前記ゲート電極の柱状部の下部の側面でのみゲート電極
    と接して形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記表面保護層が複数の絶縁層で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表面保護層が、前記半導体基板の表
    面に接して形成された酸化シリコン膜と該酸化シリコン
    膜上を覆うように形成された窒化シリコン膜とを含むこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記酸化シリコン膜は前記ゲート電極に
    接することなく形成され、前記酸化シリコン膜の前記ゲ
    ート電極側の側面が前記窒化シリコン膜により覆われて
    いることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記表面保護層の層厚が100〜100
    0Åであることを特徴とする請求項1から4のいずれか
    に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 (1)半導体基板の表面に、第1の絶縁
    体層と第2の絶縁体層と第3の絶縁体層とを順次形成す
    る工程と、 (2)前記第3の絶縁体層と第2の絶縁体層と第1の絶
    縁体層とを選択的にエッチングしてゲート開口を形成す
    る工程と、 (3)導電性材料を堆積しこれをパターニングして前記
    ゲート開口の内部を埋め込むゲート電極を形成する工程
    と、 (4)前記第3の絶縁体層のみをウェットエッチング法
    にて除去する工程と、を有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 (1′)半導体基板の表面に、第1の絶
    縁体層を形成する工程と、 (2′)前記第1の絶縁体層を選択的にエッチングして
    第1ゲート開口を形成する工程と、 (3′)第2の絶縁体層と第3の絶縁体層とを順次形成
    する工程と、 (4′)前記第3の絶縁体層および前記第2の絶縁体層
    を選択的にエッチングして前記第1の開口の内部に第1
    ゲート開口の開口幅以下の開口幅を有する第2ゲート開
    口を形成する工程と、 (5′)導電性材料を堆積しこれをパターニングして前
    記第2ゲート開口の内部を埋め込むゲート電極を形成す
    る工程と、 (6′)前記第3の絶縁体層のみをウェットエッチング
    法にて除去する工程と、を有することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第(2′)の工程においては、フォ
    トレジスト層をマスクとしたウェットエッチングまたは
    等方性のドライエッチングにより行われることを特徴と
    する請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第(2′)の工程においては所定の
    深さのサイドエッチが行われることを特徴とする請求項
    7または8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第(2)または第(4′)の工程
    における選択的エッチングが、ドライ法により行われる
    ことを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ドライにより行われるエッチング
    が、エッチング初期および中期に行われる異方性エッチ
    ングとエッチング終期に行われる等方性エッチングを含
    んでいることを特徴とする請求項10に記載の半導体装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記異方性エッチングが、反応性イオ
    ンエッチング法により行われ、前記等方性エッチングが
    マグネトロンイオンエッチング法により行われることを
    特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の絶縁体層および前記第3の
    絶縁体層が、酸化シリコン膜であり、前記第2の絶縁体
    層が窒化シリコン膜であることを特徴とする請求項6か
    ら12のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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