JP2003099619A - ファイナンシャルプランニングシステム及び方法 - Google Patents

ファイナンシャルプランニングシステム及び方法

Info

Publication number
JP2003099619A
JP2003099619A JP2001292060A JP2001292060A JP2003099619A JP 2003099619 A JP2003099619 A JP 2003099619A JP 2001292060 A JP2001292060 A JP 2001292060A JP 2001292060 A JP2001292060 A JP 2001292060A JP 2003099619 A JP2003099619 A JP 2003099619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
household
personal information
financial
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001292060A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Umeda
憲 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001292060A priority Critical patent/JP2003099619A/ja
Publication of JP2003099619A publication Critical patent/JP2003099619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のファイナンシャルプランニングに用い
られる生涯コストモデルは、単純な構成で生成されてい
たので、ユーザの状況に応じた高い生涯コスト予測が難
しかった。 【解決手段】 プランニングサーバ1に各ユーザの詳細
な個人情報を蓄積する個人情報データベース11と、各
ユーザの家計情報を蓄積する家計情報データベース12
と、これらデータベースからユーザの個人情報や家計情
報に類似する例を抽出して統計処理を行う統計処理部1
0と、統計処理で得られた統計情報から生涯コストを予
測する生涯コスト予測部13と、予測される生涯コスト
に基づいてファイナンシャルプランを設計するファイナ
ンシャルプラン設計部14とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、World W
ide Web(以下、WWWと記載する)等のネット
ワーク端末を利用して、家計・貯蓄・財産形成に関する
個人情報を共有・閲覧可能にし、各々の生涯設計を自助
努力だけで容易に行うことができるファイナンシャルプ
ランニングシステム及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイナンシャルプランニングの
多くは、専門家の助言を受けることで実現されてきた。
専門家は依頼者の将来に渡る公的負担やライフスケジュ
ールに発生する費用について、経済指標等を用いて予測
し金融情報や依頼者の収入状況等に基づいて投資計画を
立案する。この際に用いられる生涯コストの予測データ
は、統計情報から得られた平均的なモデルであり、これ
に依頼者の収入予測、家族構成、現保有資産等の一般的
な項目を可変要素として加味することで各依頼者の生涯
コストを予測していた。
【0003】また、特開平10−283401号公報に
は、それまで専門家が各種基礎データを用いて予測して
いた生涯コストを、各種基礎データならびに個人データ
が蓄積された情報システムを用いて依頼者自らの操作に
よって予測するライフプランニング装置が開示されてい
る。詳しくは、ライフプランニング装置に依頼者個人に
関する各種基礎データ及び個人データが入力されると、
このデータをライフプランニング装置に蓄積させ、依頼
人がライフプランニング装置のユーザインタフェースの
誘導に従って所定の操作を行うと、ある注目点における
収支予測や資産予測が行われる。これらの予測は、依頼
者の家族構成に係る税金等の公的負担などの年間生活費
の平均値、典型的なライフスケジュールにおける子供の
入学、学費等の基本イベントに要する平均な費用や、結
婚、出産、住宅購入、自家用車購入、転職、趣味等の付
加的イベントに要する平均的な費用、予測物価上昇率、
などの経済指標を加味して行われる。このように、金融
ならびに計算機に関する専門的知識を持たない者でも、
ライフプランニング装置が備えるユーザインタフェース
に導かれて適切な生涯コストを計算することで、生涯コ
ストに応じた投資計画が得られる発明が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファイナンシャ
ルプランニングシステムは、以上のように処理動作が行
われていたので、依頼者の生涯コストを産出するに当た
り、一般的な経済指標を用い、依頼者の個人情報につい
て小数の可変要素を付加するにとどまり、生活地域、学
歴、勤務先企業、趣味、生活嗜好などの詳細な個人情報
が考慮されなかった。また、投資計画を立てる際に用い
られる家計評価は、依頼者の教育費、住居費、食費、交
際費、貯蓄費など漠然とした項目に分類され、これを各
項目において典型的なモデル例と比較するものであり、
依頼者各個人がおかれた環境、例えば地域、職種に照ら
し合わせ、精度の高い家計評価を行うことは困難である
という課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、各依頼者の個人情報を共有化し統
計処理を行うことで、より詳細な家計評価を行い適切な
ファイナンシャルプランニングを行うシステム及び方法
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファイナ
ンシャルプランニングシステムは、ユーザ端末と情報通
信を行いユーザの個人情報及び家計情報の入力を促すW
eb制御手段と、ユーザ端末から入力された個人情報を
蓄積する個人情報データベースと、ユーザ端末から入力
された家計情報を蓄積する家計情報データベースと、個
人情報データベースに蓄積される個人情報に関連させて
家計情報を家計情報データベースに蓄積させる制御を行
う情報制御手段と、個人情報データベースに蓄積された
複数のユーザの個人情報と家計情報データベースに蓄積
された複数のユーザの家計情報について統計処理を行う
統計処理手段と、統計処理手段から出力される統計情報
に基づいて生涯コストを求める生涯コスト予測手段と、
生涯コストに基づいてファイナンシャルプランを設計す
るファイナンシャルプラン設計手段とから構成されたプ
ランニングサーバを備え、ファイナンシャルプラン設計
手段から出力されたファイナンシャルプランをユーザ端
末に提示するものである。
【0007】この発明に係るファイナンシャルプランニ
ングシステムは、統計処理手段が所定の条件でユーザと
同一または類似の個人情報を個人情報データベースから
抽出して母集団を生成し、抽出した個人情報に関連する
家計情報を家計情報データベースから抽出して母集団を
生成し、これら母集団について統計処理を行うものであ
る。
【0008】この発明に係るファイナンシャルタイミン
グシステムは、ユーザ端末と情報通信を行いユーザの個
人情報、家計情報及びライフプランに関する情報の入力
を促すWeb制御手段と、ユーザ端末から入力された個
人情報を蓄積する個人情報データベースと、ユーザ端末
から入力された家計情報を蓄積する家計情報データベー
スと、個人情報データベースに蓄積される個人情報に関
連させて家計情報を家計情報データベースに蓄積させる
制御を行う情報制御手段と、ライフプランに関する情報
と同一または類似の個人情報を個人情報データベースか
ら抽出して母集団を生成し、抽出した個人情報に関連す
る家計情報を家計情報データベースから抽出して母集団
を生成し、これら母集団について統計処理を行う統計処
理手段と、統計処理手段が出力する統計情報に基づいて
生涯コストを求める生涯コスト予測手段と、生涯コスト
予測手段から出力される生涯コストに基づいてファイナ
ンシャルプランを設計するファイナンシャルプラン設計
手段とから構成されたプランニングサーバを備え、ファ
イナンシャルプラン設計手段から出力されたファイナン
シャルプランをユーザ端末に提示するものである。
【0009】この発明に係るファイナンシャルプランニ
ングシステムは、経済状況の変動に関する情報を蓄積す
る経済指標データベースを備え、生涯コスト予測手段は
経済指標データベースを制御し蓄積されている情報を用
いてユーザの生涯コストを補正するものである。
【0010】この発明に係るファイナンシャルプランニ
ングシステムは、Web制御手段がユーザの個人情報と
家計情報についてユーザが許容する範囲で入力させるも
のである。
【0011】この発明に係るファイナンシャルプランニ
ングシステムは、プランニングサーバから要求されたユ
ーザ自らの個人情報と家計情報とを入力し、プランニン
グサーバに複数の他のユーザの個人情報と家計情報につ
いて所定の統計処理を行わせ、この統計処理によって得
られる情報に基づいて設計されたファイナンシャルプラ
ンを提示させるユーザ端末を備えたものである。
【0012】この発明に係るファイナンシャルプランニ
ングシステムは、プランニングサーバから要求されたユ
ーザ自らの個人情報と家計情報とライフプランに関する
情報とを入力し、プランニングサーバに複数の他のユー
ザの個人情報と家計情報について所定の統計処理を行わ
せ、この統計処理によって得られる情報に基づいて設計
されたファイナンシャルプランを提示させるユーザ端末
を備えたものである。
【0013】この発明に係るファイナンシャルプランニ
ング方法は、ユーザ端末からネットワーク回線を介して
入力された情報に基づいてファイナンシャルプランニン
グをプランニングサーバによって行うファイナンシャル
プランニング方法であって、プランニングサーバがユー
ザ端末と情報通信を行いユーザの個人情報及び家計情報
の入力を促すステップと、ユーザ端末から個人情報を入
力させプランニングサーバが備える個人情報データベー
スに蓄積させるステップと、ユーザ端末から家計情報を
入力させ個人情報に関連させてプランニングサーバが備
える家計情報データベースに蓄積させるステップと、プ
ランニングサーバが所定の条件と同一または類似の個人
情報を個人情報データベースから抽出して母集団を生成
し、抽出した個人情報に関連する家計情報を家計情報デ
ータベースから抽出して母集団を生成し、これら母集団
について統計処理を行うステップと、統計処理によって
得られた統計情報に基づいて生涯コストを予測するステ
ップと、予測した生涯コストに基づいてファイナンシャ
ルプランを設計するステップと、ファイナンシャルプラ
ンをユーザ端末に提示するステップとを備えたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による、
情報共有型のファイナンシャルプランニングシステムの
構成を示すブロック図である。図において、1はファイ
ナンシャルプランニングシステムを司るプランニングサ
ーバである。2はWWWブラウザ機能を備え、インター
ネット等の通信回線を介して通信される各要求、及び返
答を秘密裏に送受信するWeb装置(Web制御手段)
である。3は各種データの操作、変更、保存を行うデー
タベース装置である。プランニングサーバ1はWeb装
置2とデータベース装置3により構成されている。4は
ファイナンシャルプランニングを依頼するユーザによっ
て操作されるユーザ端末、5は公衆回線等から成る通信
網のインターネット(ネットワーク回線)である。
【0015】6はインターネット5を介してユーザ端末
4とのデータ通信を行い、ユーザ端末4から送られてく
る要求を処理するWebサーバである。7はWebサー
バ6によってインターネット5上へ配信される静的表示
内容のデータ、例えばHTML形式の画像データを格納
しているHTMLファイルである。8はユーザ端末4と
の通信をアカウントし、その情報を記憶保持するアカウ
ントデータベース(以下、データベースをDBと記載す
る)である。以上のWebサーバ6、HTMLファイル
7、及びアカウントDB8によってWeb装置2が構成
される。
【0016】9はWebサーバ6の要求に基づき、後述
する個人情報DB11と家計情報DB12について、そ
れぞれ格納されているデータの保存、変更、出力等の制
御を行う情報制御部(情報制御手段)である。10はW
ebサーバ6の要求によって、個人情報に関するデータ
を統計処理する統計処理部(統計処理手段)である。1
1はユーザによってユーザ端末4から入力されたユーザ
に関する個人情報を格納する個人情報DB、12は同じ
くユーザによってユーザ端末4から入力されたユーザの
家計情報を格納する家計情報DB、13は個人情報と経
済指標に関するデータに基づいて生涯コストを予測する
生涯コスト予測部(生涯コスト予測手段)である。14
は個人情報、家計情報、経済指標、及び金融情報に関す
る各データに基づいて投資プランを設計するファイナン
シャルプラン設計部(ファイナンシャルプラン設計手
段)である。15は消費財、教育費、地価等の各種物価
上昇率や短期・長期金利などの指数から成る経済指標の
各データを格納する経済指標DB、16は金融情報に関
するデータを格納する金融情報DBである。以上の情報
制御部9、統計処理部10、個人情報DB11、家計情
報DB12、生涯コスト予測部13、ファイナンシャル
プラン設計部14、経済指標DB15、及び金融情報D
B16によってデータベース装置3が構成される。
【0017】次に動作について説明する。初めに、ユー
ザによって、プランニングサーバ1に入力される個人情
報、及び家計情報について説明する。ユーザはユーザ端
末4を操作してインターネット5上に配信されている、
ファイナンシャルプランニングに関するWebサイトに
アクセスし、ユーザインタフェースを使用してプランニ
ングサーバ1と通信可能な状態とする。この状態でプラ
ンニングサーバ1から送られるWebサイトに表示され
た内容に従って所定のデータを入力する。入力された各
データは、ユーザ端末4からWeb装置2へ送られ、情
報制御部9において処理が行われ、所定の各DBへ登録
される。
【0018】図2は個人情報DB11に登録する内容の
一例を示した説明図である。ユーザによって入力される
個人情報は、例えば、「ユーザID」、「個人」、「家
族構成」、「就業状況」、「資産状況」の各項目に大き
く分けられ、さらにこれらの項目毎に詳細な項目が設け
られている。例えば、「個人」に関する項目では、氏
名、生年月日、性別、出生地、最終学歴、住所等の詳細
項目が設けられている。なお、個人情報DB11に構築
されるデータベースの構成は、個人を特定し、その特徴
を示すものであれば、どのような項目を設けてもよく、
ここに例示したものに限定されない。
【0019】図3は家計情報DB12に登録される内容
の一例を示した説明図である。ユーザの家計情報は、例
えば、「ユーザID」、「期間」、「収入」、「税金
等」、「保険」、「ローン返済」、「居住費」、「食
費」、「交際費」、「雑費」の各項目が設けられ、さら
に、例えば「税金等」の項目には、所得税、地方税、厚
生年金の詳細項目が設けられ、ある期間の家計の収入、
及び出費についてデータベース化されている。なお、こ
のデータベースの構成は、利用者の家計を的確に示す項
目を設けることが要点であり、ユーザの収支を把握でき
るものであればどのような項目で構成してもよく、ここ
に例示したものに限定されない。
【0020】次に、プランニングサーバ1の処理動作を
主に、ファイナンシャルプランニングシステムの処理動
作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
情報共有型のファイナンシャルプランニングシステムを
利用するユーザは、ユーザ端末4を用いて、プランニン
グサーバ1がインターネット5へ配信しているWebサ
イトを受信し、プランニングサーバ1へアクセスする。
するとプランニングサーバ1のWeb装置2は、HTM
Lファイル7に格納されている画像データの中から、ロ
グイン画面を出力させ(ステップST101)、Web
サーバ6を用いてユーザ端末4へ係る画像データを送信
し、ユーザ端末4のWebブラウザ上にログインを促す
画面を表示させる。
【0021】以下、ユーザはユーザ端末4のWebブラ
ウザによって表示される説明文に従い、アカウント・パ
スワード等を入力する。Web装置2は、この操作によ
って入力されたユーザ名・ユーザID等のアカウントと
パスワードからユーザを識別する(ステップST10
2)。この識別は、アカウントDB8に登録されている
登録済みアカウントとの照合によって行われる(ステッ
プST103)。ここで、ユーザのアカウントが登録さ
れていなかった場合、Web装置2はユーザ登録画面を
ユーザ端末4のブラウザ上に表示させ(ステップST1
04)、アカウント登録を促す。こうしてユーザに登録
手続きを行わせ、ユーザのアカウントとパスワードを取
得し(ステップST105)、アカウントDB8へこれ
らのデータを記憶させユーザの登録を行う(ステップS
T106)。
【0022】ユーザ登録が済むと(ステップST10
3)、Web装置2はメニュー画面をユーザ端末4に出
力し(ステップST107)、個人情報、家計情報の入
力を促す。メニュー画面では「個人情報の登録・訂
正」、「家計情報の登録・追加・訂正」、「類似母集団
による家計統計出力」、「ライフプラン入力」の各処理
メニューと、これら処理を実行させる操作等の説明文が
表示され、この説明文に従って、ユーザ端末4が操作さ
れるとプランニングサーバ1は選択された処理メニュー
について処理動作を行う。
【0023】ユーザの個人情報、及び家計情報の登録が
済んでいない場合は(ステップST108)、Webサ
ーバ6は、これらの情報の入力を促す説明文をユーザ端
末4に表示させる。ユーザが、この説明文に従って図2
に示した家族の氏名、生年月日、性別、住所、資産状況
など詳細な個人情報を入力すると(ステップST10
9)、これら個人情報は情報制御部9によって個人情報
DB11へ登録される。なお、説明文中の選択事項を実
行することにより、既存の個人情報の訂正を行うことも
可能である。
【0024】また、ユーザは家計情報の登録がまだ済ん
でいなければ(ステップST108)、説明文等の表示
に従い家計情報の登録を行う(ステップST110)。
ユーザ端末4を操作して行われる家計情報の入力も、ユ
ーザ端末4に表示された説明文に従って行われる。この
家計情報には、図3に示した収入、税金、保険、ローン
返済、食費、交際費など、従来から家計簿に記入されて
いた項目と同様なものが含まれる。この家計情報は時間
経過とともに変化することから、ユーザが初めてプラン
ニングサーバ1にログインした場合だけでなく、既に家
計情報が登録されていても再度ログインされるとき、定
期的にユーザへ入力を促すようにする。ユーザによって
入力された家計情報は情報制御部9によって新規に、あ
るいは最新のデータに更新され家計情報DB12へ登録
される。
【0025】個人情報、及び家計情報の登録が済むと
(ステップST108)、ユーザはファイナンシャルプ
ランニングシステムを利用して、自分と類似した他のユ
ーザと家計情報について比較することができる(ステッ
プST111)。この処理メニューを選択すると、例え
ばユーザ端末4のWebブラウザ上で表示された個人情
報に関する各設定項目について、「同一」、「類似」、
あるいは「無視」のなかから1つを選択することで、ユ
ーザに該当する内容を入力させ、母集団となるユーザ群
から自己と比較するモデルを抽出する。具体的に例示す
ると、母集団となるユーザ群は、住所の類似についてま
とめた同じ地区に住むユーザ群、同一年齢をまとめた同
じ年齢のユーザ群、学歴の類似についてまとめた同じよ
うな学歴のユーザ群、勤務先の類似についてまとめた勤
務先のユーザ群、家族構成の類似についてまとめた同じ
ような家族構成のユーザ群などで、ユーザはこれらユー
ザ群についてモデル化を指定しユーザ自身の家計情報と
比較する。
【0026】このとき行われるプランニングサーバ1の
処理動作を説明する。ユーザ端末4のWebブラウザか
らモデル化の要求を受けたWebサーバ6は、この要求
を統計処理部10に転送する。モデル化要求を受けた統
計処理部10は、個人情報DB11からユーザの個人情
報に一致する、あるいは所定の範囲で類似する個人情報
をモデルとして全て抽出する。さらに、これらモデルに
関する家計情報を家計情報DB12から抽出し統計処理
を行う。こうして得られた統計情報は、Webサーバ6
によってユーザ端末4のWebブラウザへ返送され、一
連の処理が終了すると、プランニングサーバ1は処理メ
ニュー画面を表示する状態に戻る(ステップST10
7)。このようにしてユーザは、自己と同一または類似
する他人の家計情報に関する統計情報と、ユーザ自らの
家計情報との比較を行うことができる。
【0027】さらに、ユーザはプランニングサーバ1に
自分と類似した他のユーザの家計情報・資産情報から生
涯コストを算出させ、この生涯コストに基づいてファイ
ナンシャルプランの立案を行わせることができる。ユー
ザ端末4のWebブラウザから生涯コストの算出要求を
受けたWebサーバ6は、この要求を統計処理部10へ
転送する。統計処理部10は、個人情報DB11からユ
ーザの個人情報と同一または類似している他人の個人情
報を類似例として抽出する。この類似例は、年齢による
限定は行わずに抽出される。この後、統計処理部10
は、前記抽出された類似例について個人情報DB11に
含まれている資産情報(図2に示した資産状況)と家計
情報DB12に記憶されている家計情報から、各年齢層
における蓄財状況、教育費や住居費などの生涯コスト発
生状況の統計をとり、これを出力する。この統計出力
は、生涯コスト予測部13によって、経済指標DB15
を参照したインフレーション率等の補正処理が各支出対
象に行われ、ユーザが将来のある時点で必要になる生涯
コストに変換される。
【0028】この後、ファイナンシャルプラン設計部1
4は、生涯コスト予測部13が算出した将来必要になる
生涯コストを用いて、ユーザが現時点で投資すべき費用
を求め、金融情報DB16から適した金融商品を選択
し、これを推奨投資プランとしてユーザに提示する(ス
テップST113)。プランニングサーバ1は、推奨投
資プランをユーザ端末4へ出力すると一連の処理を終了
し、メニュー画面の表示状態へ戻る(ステップST10
7)。
【0029】さらに、ユーザは自分が想定するライフプ
ランに類似したモデル例を他人の個人情報の統計から求
め、この類似例について算出した生涯コストに基づいて
ファイナンシャルプランニングを行うことができる。プ
ランニングサーバ1はメニュー画面の表示状態で(ステ
ップST107)、ライフプランの入力を促す。ユーザ
はユーザ端末4に表示された内容に従って、子供の将来
の教育計画を含む将来の家族構成、住居の遍歴予想、自
家用車、旅行、趣味などの生活趣向への出費など各項目
に、自分自身を分類するための特徴量を入力する(ステ
ップST114)。統計処理部10は、まず個人情報D
B11からユーザの個人情報に類似したモデル例を、同
じ年齢層を条件として抽出する。さらに統計処理部10
は、個人情報DB11からユーザがこれから到達する各
年齢層において想定したライフプランに一致する、また
は所定の範囲で類似する個人情報を抽出する。
【0030】次に、統計処理部10は、抽出した個人情
報に関する資産情報を個人情報DB11から、また家計
情報を家計情報DB12から読み出し、それぞれ統計処
理を行い年齢層毎の統計情報を出力する。なお、各年齢
層について計算された統計情報は、生涯コスト予測部1
3によって経済指標DB15の内容を参照し各支出対象
についてインフレーション率等を加味して補正し、ユー
ザが将来必要になる生涯コストを求める(ステップST
115)。この後、ファイナンシャルプラン設計部14
は前記説明のようにして求められた生涯コストを用い、
ユーザが現時点で投資すべき費用を求め、金融情報DB
16から適した金融商品を選択し、これを推奨投資プラ
ンとしてユーザに提示する(ステップST116)。プ
ランニングサーバ1は、推奨投資プランをユーザ端末4
へ出力すると一連の処理を終了し、メニュー画面の表示
状態へ戻る(ステップST107)。また、プランニン
グサーバ1をメニュー画面の表示状態としておき、「終
了」メニューがユーザによって選択されるとファイナン
シャルプランニングシステムの稼動が終了する(ST1
17)。
【0031】このようにしてユーザは、自分と類似した
母集団を求め、この母集団が有する資産情報と家計情報
から、自分が想定したライフプランに従った場合の、人
生の各年齢層で保有が予測される資産と、各々の時点で
予測される生活費について、これらの統計情報を得るこ
とができる。
【0032】ユーザがプランニングサーバ1へ入力する
個人情報、及び家計情報は詳細であるほど、分析結果が
正確で詳細な内容を得ることができるが、一方でユーザ
はプライバシーの観点から、あまり詳細な情報公開を嫌
うことが考えられる。そこで、ユーザに個人情報と家計
情報の入力を促す、Webサーバ6とHTMLファイル
7によってユーザ端末4に表示される入力画面を詳細情
報の入力について、ユーザに選択の余地を与えるように
構成する。
【0033】図5は個人情報の入力画面の一例を示す説
明図である。図において、20はユーザの個人情報入力
する入力画面、21は勤務先の会社名等を入力する会社
名入力欄、22は業種等を入力する業種入力欄、23は
社員数等を入力する社員数入力欄、24は業種等を入力
する業種入力欄、25は役職等を入力する役職入力欄で
ある。入力画面20への入力は、勤務先について入力を
避けることもでき、また、大分類となる業種のみを業種
入力欄24へ入力するだけでもよく、好ましくは業種入
力欄22と社員数入力欄23へ業種と勤務先の従業員数
を入力する。また、具体的に会社名を会社名入力欄21
へ入力することもでき、さらに役職名を役職入力欄25
へ入力することが好ましい。このようにユーザが個人情
報の詳細さを決定できる。
【0034】ユーザが、詳細ではない個人情報や家計情
報を入力した場合には、前記説明の家計情報の分析やラ
イフプランの想定は、統計処理部10が荒い母集団抽出
に基づく統計情報を出力することから、ユーザの生活状
況に類似する精度が低くなる。例えば、「学歴」の項目
を「大学卒」と入力したユーザの要求には、出身校や専
攻学科などが条件として付加されず単に大学卒業者につ
いて入力画面20等では心理的に情報入力が行われ易い
ように、言語表現を工夫した選択枝を設けるなどして、
情報の内容に則した入力形態を用い、少しでも詳細な情
報入力を促すようにする。
【0035】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、各ユーザの家族構成や学歴、資産情報など詳細な個
人情報と、支出収入に関する家計情報とをデータベース
化して共有するようにしたので、ユーザと同一または類
似の他のユーザを母集団とした家計情報に関する統計情
報や生涯コストを得ることができ、従来のファイナンシ
ャルプランニングで用いられた単純な統計モデルに比
べ、ユーザの生活状況に類似した標本を利用することか
ら精度の高い生涯コストの推定が可能になり、またユー
ザに適したファイナンシャルプランの設計が可能になる
効果が得られる。
【0036】また、ユーザは自分のライフプランを想定
し、例えば出産時期や子供の教育計画を設定すること
で、自分の想定したライフプランに類似する他のユーザ
を母集団とする統計情報を得ることができ、精度の高い
生涯コストの推定が可能になり、また、ユーザに適した
ファイナンシャルプランの設計が可能になる効果が得ら
れる。
【0037】また、ユーザが詳細な個人情報の入力を望
まない場合には個人情報の詳細さを荒くすることがで
き、またこのとき提供する家計情報や生涯コストに関す
る統計情報の精度が低くなることから、ユーザにより詳
細な個人情報の入力を促すことができる効果が得られ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ユー
ザ端末と情報通信を行いユーザの個人情報及び家計情報
の入力を促すWeb制御手段と、ユーザ端末から入力さ
れた個人情報を蓄積する個人情報データベースと、ユー
ザ端末から入力された家計情報を蓄積する家計情報デー
タベースと、個人情報データベースに蓄積される個人情
報に関連させて家計情報を家計情報データベースに蓄積
させる制御を行う情報制御手段と、個人情報データベー
スに蓄積された複数のユーザの個人情報と家計情報デー
タベースに蓄積された複数のユーザの家計情報について
統計処理を行う統計処理手段と、統計処理手段から出力
される統計情報に基づいて生涯コストを求める生涯コス
ト予測手段と、生涯コストに基づいてファイナンシャル
プランを設計するファイナンシャルプラン設計手段とか
ら構成されたプランニングサーバを備え、ファイナンシ
ャルプラン設計手段から出力されたファイナンシャルプ
ランをユーザ端末に提示するようにしたので、他のユー
ザの家計情報に関する統計情報や生涯コストが得られ、
この生涯コストに基づいてユーザに適したファイナンシ
ャルプランが設計できるという効果がある。
【0039】この発明によれば、統計処理手段が所定の
条件でユーザと同一または類似の個人情報を個人情報デ
ータベースから抽出して母集団を生成し、抽出した個人
情報に関連する家計情報を家計情報データベースから抽
出して母集団を生成し、これら母集団について統計処理
を行うようにしたので、ユーザと同一または類似の他の
ユーザの家計情報に関する統計情報が得られ、この統計
情報に基づくことで精度の高い生涯コストを推定するこ
とができ、この生涯コストに基づいたユーザに適したフ
ァイナンシャルプランを設計できるという効果がある。
【0040】この発明によれば、ユーザ端末と情報通信
を行いユーザの個人情報、家計情報及びライフプランに
関する情報の入力を促すWeb制御手段と、ユーザ端末
から入力された個人情報を蓄積する個人情報データベー
スと、ユーザ端末から入力された家計情報を蓄積する家
計情報データベースと、個人情報データベースに蓄積さ
れる個人情報に関連させて家計情報を家計情報データベ
ースに蓄積させる制御を行う情報制御手段と、ライフプ
ランに関する情報と同一または類似の個人情報を個人情
報データベースから抽出して母集団を生成し、抽出した
個人情報に関連する家計情報を家計情報データベースか
ら抽出して母集団を生成し、これら母集団について統計
処理を行う統計処理手段と、統計処理手段が出力する統
計情報に基づいて生涯コストを求める生涯コスト予測手
段と、生涯コスト予測手段から出力される生涯コストに
基づいてファイナンシャルプランを設計するファイナン
シャルプラン設計手段とから構成されたプランニングサ
ーバを備え、ファイナンシャルプラン設計手段から出力
されたファイナンシャルプランをユーザ端末に提示する
ようにしたので、ユーザが立案したライフプランと同一
または類似の他のユーザの家計情報に関する統計情報が
得られ、この統計情報に基づくことで精度の高い生涯コ
ストを推定することができ、この生涯コストに基づいた
ユーザに適したファイナンシャルプランを設計できると
いう効果がある。
【0041】この発明によれば、経済状況の変動に関す
る情報を蓄積する経済指標データベースを備え、生涯コ
スト予測手段は経済指標データベースを制御し蓄積され
ている情報を用いてユーザの生涯コストを補正するよう
にしたので、予測した生涯コストをより現実に沿った内
容に補正することができるという効果がある。
【0042】この発明によれば、Web制御手段がユー
ザの個人情報と家計情報についてユーザが許容する範囲
で入力させるようにしたので、ユーザがファイナンシャ
ルプランニングシステムを利用し易くでき、また精度の
高い生涯プランを推定するためには、詳細な個人情報や
家計情報の入力を促すという効果がある。
【0043】この発明によれば、プランニングサーバか
ら要求されたユーザ自らの個人情報と家計情報とを入力
し、プランニングサーバに複数の他のユーザの個人情報
と家計情報について所定の統計処理を行わせ、この統計
処理によって得られる情報に基づいて設計されたファイ
ナンシャルプランを提示させるユーザ端末を備えたの
で、他のユーザの家計情報に関する統計情報や生涯コス
トが求められ、この生涯コストに基づくユーザに適した
ファイナンシャルプランが得られるという効果がある。
【0044】この発明によれば、プランニングサーバか
ら要求されたユーザ自らの個人情報と家計情報とライフ
プランに関する情報とを入力し、プランニングサーバに
複数の他のユーザの個人情報と家計情報について所定の
統計処理を行わせ、この統計処理によって得られる情報
に基づいて設計されたファイナンシャルプランを提示さ
せるユーザ端末を備えたので、ユーザが立案したライフ
プランと同一または類似の他のユーザの家計情報に関す
る統計情報が得られ、この統計情報から精度の高い生涯
コストを推定することができ、この生涯コストからユー
ザに適したファイナンシャルプランが得られるという効
果がある。
【0045】この発明によれば、ユーザ端末からネット
ワーク回線を介して入力された情報に基づいてファイナ
ンシャルプランニングをプランニングサーバによって行
うファイナンシャルプランニング方法であって、プラン
ニングサーバがユーザ端末と情報通信を行いユーザの個
人情報及び家計情報の入力を促すステップと、ユーザ端
末から個人情報を入力させプランニングサーバが備える
個人情報データベースに蓄積させるステップと、ユーザ
端末から家計情報を入力させ個人情報に関連させてプラ
ンニングサーバが備える家計情報データベースに蓄積さ
せるステップと、プランニングサーバが所定の条件と同
一または類似の個人情報を個人情報データベースから抽
出して母集団を生成し、抽出した個人情報に関連する家
計情報を家計情報データベースから抽出して母集団を生
成し、これら母集団について統計処理を行うステップ
と、統計処理によって得られた統計情報に基づいて生涯
コストを予測するステップと、予測した生涯コストに基
づいてファイナンシャルプランを設計するステップと、
ファイナンシャルプランをユーザ端末に提示するステッ
プとを備えたので、他のユーザの家計情報に関する統計
情報や生涯コストが得られ、この生涯コストに基づいて
ユーザに適したファイナンシャルプランが設計できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるファイナンシ
ャルプランニングシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 個人情報データベースに登録される内容を示
した説明図である。
【図3】 家計情報データベースに登録される内容を示
した説明図である。
【図4】 ファイナンシャルプランニングシステムの処
理動作を示すフローチャートである。
【図5】 個人情報の入力画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プランニングサーバ、2 Web装置(Web制御
手段)、3 データベース装置、4 ユーザ端末、5
インターネット(ネットワーク回線)、6 Webサー
バ、7 HTMLファイル、8 アカウントデータベー
ス、9 情報制御部(情報制御手段)、10 統計処理
部(統計処理手段)、11 個人情報データベース、1
2 家計情報データベース、13 生涯コスト予測部
(生涯コスト予測手段)、14 ファイナンシャルプラ
ン設計部(ファイナンシャルプラン設計手段)、15
経済指標データベース、16 金融情報データベース、
20入力画面、21 会社名入力欄、22 業種入力
欄、23 社員数入力欄、24 業種入力欄、25 役
職入力欄。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末からネットワーク回線を介し
    て入力された情報に基づいてファイナンシャルプランニ
    ングをプランニングサーバによって行うファイナンシャ
    ルプランニングシステムであって、 前記ユーザ端末と情報通信を行いユーザの個人情報及び
    家計情報の入力を促すWeb制御手段と、 前記ユーザ端末から入力された個人情報を蓄積する個人
    情報データベースと、 前記ユーザ端末から入力された家計情報を蓄積する家計
    情報データベースと、 前記個人情報データベースに蓄積される個人情報に関連
    させて家計情報を前記家計情報データベースに蓄積させ
    る制御を行う情報制御手段と、 前記個人情報データベースに蓄積された複数のユーザの
    個人情報と前記家計情報データベースに蓄積された複数
    のユーザの家計情報について統計処理を行う統計処理手
    段と、 前記統計処理手段から出力される統計情報に基づいて生
    涯コストを求める生涯コスト予測手段と、 前記生涯コストに基づいてファイナンシャルプランを設
    計するファイナンシャルプラン設計手段とから構成され
    たプランニングサーバを備え、 前記ファイナンシャルプラン設計手段から出力されたフ
    ァイナンシャルプランを前記ユーザ端末に提示すること
    を特徴とするファイナンシャルプランニングシステム。
  2. 【請求項2】 統計処理手段は、所定の条件でユーザと
    同一または類似の個人情報を個人情報データベースから
    抽出して母集団を生成し、前記抽出した個人情報に関連
    する家計情報を家計情報データベースから抽出して母集
    団を生成し、これら母集団について統計処理を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のファイナンシャルプランニ
    ングシステム。
  3. 【請求項3】 ユーザ端末からネットワーク回線を介し
    て入力された情報に基づいてファイナンシャルプランニ
    ングを行うファイナンシャルプランニングシステムであ
    って、 前記ユーザ端末と情報通信を行いユーザの個人情報、家
    計情報及びライフプランに関する情報の入力を促すWe
    b制御手段と、 前記ユーザ端末から入力された個人情報を蓄積する個人
    情報データベースと、 前記ユーザ端末から入力された家計情報を蓄積する家計
    情報データベースと、 前記個人情報データベースに蓄積される個人情報に関連
    させて家計情報を前記家計情報データベースに蓄積させ
    る制御を行う情報制御手段と、 前記ライフプランに関する情報と同一または類似の個人
    情報を個人情報データベースから抽出して母集団を生成
    し、前記抽出した個人情報に関連する家計情報を家計情
    報データベースから抽出して母集団を生成し、これら母
    集団について統計処理を行う統計処理手段と、 前記統計処理手段が出力する統計情報に基づいて生涯コ
    ストを求める生涯コスト予測手段と、 前記生涯コスト予測手段から出力される生涯コストに基
    づいてファイナンシャルプランを設計するファイナンシ
    ャルプラン設計手段とから構成されたプランニングサー
    バを備え、 前記ファイナンシャルプラン設計手段から出力されたフ
    ァイナンシャルプランを前記ユーザ端末に提示すること
    を特徴とするファイナンシャルプランニングシステム。
  4. 【請求項4】 経済状況の変動に関する情報を蓄積する
    経済指標データベースを備え、生涯コスト予測手段は前
    記経済指標データベースを制御し蓄積されている情報を
    用いてユーザの生涯コストを補正することを特徴とする
    請求項1または請求項3記載のファイナンシャルプラン
    ニングシステム。
  5. 【請求項5】 Web制御手段は、ユーザの個人情報と
    家計情報について前記ユーザが許容する範囲で入力させ
    ることを特徴とする請求項1または請求項3記載のファ
    イナンシャルプランニングシステム。
  6. 【請求項6】 プランニングサーバからネットワーク回
    線を介して送信された情報に基づいてユーザ端末を操作
    しファイナンシャルプランニングを前記プランニングサ
    ーバに行わせるファイナンシャルプランニングシステム
    であって、 前記プランニングサーバから要求されたユーザ自らの個
    人情報と家計情報とを入力し、 前記プランニングサーバに複数の他のユーザの個人情報
    と家計情報について所定の統計処理を行わせ、この統計
    処理によって得られる情報に基づいて設計されたファイ
    ナンシャルプランを提示させるユーザ端末を備えたこと
    を特徴とするファイナンシャルプランニングシステム。
  7. 【請求項7】 プランニングサーバからネットワーク回
    線を介して送信された情報に基づいてユーザ端末を操作
    しファイナンシャルプランニングを前記プランニングサ
    ーバに行わせるファイナンシャルプランニングシステム
    であって、 前記プランニングサーバから要求されたユーザ自らの個
    人情報と家計情報とライフプランに関する情報とを入力
    し、 前記プランニングサーバに複数の他のユーザの個人情報
    と家計情報について所定の統計処理を行わせ、この統計
    処理によって得られる情報に基づいて設計されたファイ
    ナンシャルプランを提示させるユーザ端末を備えたこと
    を特徴とするファイナンシャルプランニングシステム。
  8. 【請求項8】 ユーザ端末からネットワーク回線を介し
    て入力された情報に基づいてファイナンシャルプランニ
    ングをプランニングサーバによって行うファイナンシャ
    ルプランニング方法であって、 前記プランニングサーバが前記ユーザ端末と情報通信を
    行いユーザの個人情報及び家計情報の入力を促すステッ
    プと、 前記ユーザ端末から個人情報を入力させ前記プランニン
    グサーバが備える個人情報データベースに蓄積させるス
    テップと、 前記ユーザ端末から家計情報を入力させ前記個人情報に
    関連させて前記プランニングサーバが備える家計情報デ
    ータベースに蓄積させるステップと、 前記プランニングサーバが所定の条件と同一または類似
    の個人情報を個人情報データベースから抽出して母集団
    を生成し、前記抽出した個人情報に関連する家計情報を
    家計情報データベースから抽出して母集団を生成し、こ
    れら母集団について統計処理を行うステップと、 前記統計処理によって得られた統計情報に基づいて生涯
    コストを予測するステップと、 前記予測した生涯コストに基づいてファイナンシャルプ
    ランを設計するステップと、 前記ファイナンシャルプランを前記ユーザ端末に提示す
    るステップとを備えたことを特徴とするファイナンシャ
    ルプランニング方法。
JP2001292060A 2001-09-25 2001-09-25 ファイナンシャルプランニングシステム及び方法 Pending JP2003099619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292060A JP2003099619A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 ファイナンシャルプランニングシステム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292060A JP2003099619A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 ファイナンシャルプランニングシステム及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003099619A true JP2003099619A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19114099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001292060A Pending JP2003099619A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 ファイナンシャルプランニングシステム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003099619A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099444A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Mizuho Bank Ltd ポイントサービス管理方法及びポイントサービス管理プログラム
JP2008257292A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Fujifilm Corp 画像診断支援装置及びシステム
JP2008293131A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Hitachi Ltd 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
JP2009251815A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Oki Electric Ind Co Ltd 情報提供サーバ及び情報提供システムならびに情報提供プログラム
JP6092360B1 (ja) * 2015-12-25 2017-03-08 ヤフー株式会社 生成装置、生成方法及び生成プログラム
JP6134428B1 (ja) * 2016-09-20 2017-05-24 ヤフー株式会社 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP2017224223A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 株式会社Nttドコモ 投資装置及び投資システム
JP2018005755A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社Nttドコモ 投資装置及び投資システム
JP6405002B1 (ja) * 2017-06-20 2018-10-17 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法、算出プログラムおよびモデル
JP2019211995A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 マネーツリー株式会社 資産算出システム、資産算出方法、及び資産算出プログラム
CN112465279A (zh) * 2019-09-06 2021-03-09 北京财蕴天下信息技术有限责任公司 一种全方位财务规划管理系统

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099444A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Mizuho Bank Ltd ポイントサービス管理方法及びポイントサービス管理プログラム
JP2008257292A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Fujifilm Corp 画像診断支援装置及びシステム
JP2008293131A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Hitachi Ltd 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
JP2009251815A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Oki Electric Ind Co Ltd 情報提供サーバ及び情報提供システムならびに情報提供プログラム
JP2017117394A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 ヤフー株式会社 生成装置、生成方法及び生成プログラム
JP6092360B1 (ja) * 2015-12-25 2017-03-08 ヤフー株式会社 生成装置、生成方法及び生成プログラム
JP2017224223A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 株式会社Nttドコモ 投資装置及び投資システム
JP2018005755A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社Nttドコモ 投資装置及び投資システム
JP6134428B1 (ja) * 2016-09-20 2017-05-24 ヤフー株式会社 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP2018049307A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 ヤフー株式会社 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6405002B1 (ja) * 2017-06-20 2018-10-17 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法、算出プログラムおよびモデル
JP2019008343A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法、算出プログラムおよびモデル
JP2019211995A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 マネーツリー株式会社 資産算出システム、資産算出方法、及び資産算出プログラム
WO2019235444A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 マネーツリー株式会社 資産算出システム、資産算出方法、及び資産算出プログラムを格納した記憶媒体
CN112465279A (zh) * 2019-09-06 2021-03-09 北京财蕴天下信息技术有限责任公司 一种全方位财务规划管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230325691A1 (en) Systems and methods of processing personality information
US7346542B2 (en) Method and system for planning employee training in company
JP2009265747A (ja) マーケティング支援システム、マーケティング支援方法、マーケティング支援プログラム及びコンピュータ読み取り可能な媒体
US20100114615A1 (en) Optimized inventory selection
US20020116253A1 (en) Systems and methods for making a prediction utilizing admissions-based information
WO2020253354A1 (zh) 基于遗传算法的资源信息推荐方法、装置、终端及介质
US20220083983A1 (en) Schedule management service system and method
WO2011085352A1 (en) System and method for use of prediction market data to generate real-time predictive healthcare models
JP2003099619A (ja) ファイナンシャルプランニングシステム及び方法
JP6655643B2 (ja) 学習支援システム、学習支援方法及び学習支援プログラム
JP6752330B1 (ja) 機械学習ベースのマッチング装置およびマッチング方法
US6978245B1 (en) Automatic planning apparatus and computer product
JP2004185146A (ja) セールス業務推進方法、システム、プログラム、ならびに記録媒体
KR102379153B1 (ko) 룸메이드 스마트 매칭 서비스 제공 시스템, 방법 및 어플리케이션
JP2020004344A (ja) サービス提供者選定装置、プログラム及びサービス提供者選定システム
US20140136370A1 (en) System and Method for Optimization of Lease Management and Operation
JP2001250022A (ja) 営業活動支援装置、営業活動支援方法および記録媒体
JP2005115584A (ja) 行政サービス評価システム
US10275802B1 (en) Systems and methods for forecasting client needs using interactive communication
JP2002342664A (ja) 顧客管理方法及び顧客管理プログラム
KR102544763B1 (ko) 내담자 맞춤형 상담사 추천 방법 및 이를 위한 장치
JP7004986B1 (ja) 人材管理システム、サーバ、人材管理方法、及びプログラム
WO2023188975A1 (ja) 人事評価システム
KR102526003B1 (ko) 상가 부동산 매물 정보 제공 방법 및 서버
JP2002197257A (ja) 営業支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071101

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071101

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071101

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080807