JP2003098585A - カメラ、デジタルカメラ、カメラ製造方法、及びデジタルカメラ製造方法 - Google Patents

カメラ、デジタルカメラ、カメラ製造方法、及びデジタルカメラ製造方法

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JP2003098585A
JP2003098585A JP2001289432A JP2001289432A JP2003098585A JP 2003098585 A JP2003098585 A JP 2003098585A JP 2001289432 A JP2001289432 A JP 2001289432A JP 2001289432 A JP2001289432 A JP 2001289432A JP 2003098585 A JP2003098585 A JP 2003098585A
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image pickup
camera
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optical system
unit
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Tadaaki Yoneda
忠明 米田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、レンズ本体一体型カメラに
おいて、撮像ユニットの組立段階で測定及び調整された
初期値データを記憶する記憶手段を撮像ユニット内に設
け、カメラ本体の組立工程で参照可能とすることで、製
造工程を効率化することである。また、カメラ本体の組
立工程における初期値データを前記記憶手段に記憶する
ことで、同時にカメラの低コスト化を可能とすることで
ある。 【解決手段】 本発明に係る銀塩カメラ1によれば、撮
像ユニット組立工程において、組み立て後、光学性能検
査が行われ、結果が初期値データとして不揮発性メモリ
103に記憶される。そして、カメラ組立工程におい
て、前記初期値データが読み出されて撮像光学系の動作
確認が行われ、補正データが不揮発性メモリ103に書
き込まれる。その後、カメラ全体としての初期値データ
が不揮発性メモリ103に書き込まれ、製品検査を行っ
た後、銀塩カメラ1の組立が完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、デジタル
カメラ、カメラ製造方法、及びデジタルカメラ製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラは、撮像光学系の特性、測
光特性、機構系動作のばらつきを補正するための特性等
を有しており、撮影時に各特性に応じた制御を行うこと
によって適正な動作が行われている。そのため、製造段
階において測定、調整した撮影に関する初期値データを
ROM等に記憶する技術が開示されている。例えば、特
開平5−307138号では、ズーム光学系での各焦点
距離におけるレンズ光学特性のばらつきを補正するテー
ブルを記憶した複数のEEPROMを設け、動作条件に
応じてEEPROMを選択して合焦レンズの繰り出し量
を制御する技術が開示されている。特開平7−1596
67号では、光学系レンズのフランジバックとシフトの
補正量を予め測定し、その補正データをメモリに記憶
し、位置検出と補正データに従ってモータを制御しズー
ミングとフォーカシングを行う技術が開示されている。
【0003】また、特開平7−95458号において
は、カメラ本体と分離可能な、撮像光学系ユニット(交
換レンズ)の特性を、撮像光学系ユニット内のROMに
記憶することで、レンズを交換しても本体との適正な動
作が得られるようにする技術が開示され、特開平11−
142948号では、本体とレンズカバーそれぞれにE
EPROMを有し、外部から入力されたカメラの初期値
データをどちらか一方に書き込み、他方へ転送する技術
が開示されている。更に、デジタルカメラにおいては、
例えば、特許2808781号のように、CCD撮像素
子の欠陥画像位置をEEPROMに記憶し、この情報に
基づいて欠陥画素のレベル補正をする技術も開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、レンズシャッタ
ー型のように本体とレンズが一体で構成されるカメラを
製造する工程においては、まず、カメラ全体の組立前に
撮像ユニットの組立が行われる。そして、組み立てられ
た撮像ユニットの品質を保証するために、撮像ユニット
の光学特性が測定、調整される。
【0005】しかしながら、撮像ユニットの組立工程で
測定、調整された初期値データは、カメラ全体を組み立
てる工程には引き継がれないため、カメラの組立段階に
おいて、再度、同様な測定・調整が必要となり、非効率
であった。一方で、撮像ユニット組立工程における初期
値データをカメラ全体の組立工程まで保持するために、
撮像ユニットでの初期値データを別体の記憶手段に記録
してカメラ本体側の記憶手段へ引き継ぐことは、非効率
的であると同時に、作業ミスによるデータの入れ替わり
も起こりうるため、信頼性の面からも好ましくない。
【0006】また、交換レンズのように撮像ユニット側
に記憶手段を設け、光学系の初期値データを記憶した
後、カメラ本体と合体する場合には、別途本体側にカメ
ラ本体側の機構系のばらつきを補正するための初期値デ
ータを記憶する手段を有しており、コスト高となってい
た。
【0007】本発明の課題は、レンズ本体一体型カメラ
において、撮像ユニットの組立段階で測定及び調整され
た初期値データを記憶する記憶手段を撮像ユニット内に
設け、カメラ本体の組立工程で参照可能とすることで、
製造工程を効率化することである。また、カメラ本体の
組立工程における初期値データを前記記憶手段に記憶す
ることで、同時にカメラの低コスト化を可能とすること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、光学系と該光学系を制御す
る光学系制御手段を有する撮像ユニットと、この撮像ユ
ニットと接続し、撮像ユニットを含むカメラ全体を制御
する制御手段を備えたカメラ本体と、により構成された
カメラにおいて、前記撮像ユニットは、自ユニットの調
整時の調整データを記憶する記憶手段を備え、前記カメ
ラ本体は、前記制御手段から前記記憶手段に対して制御
データの入出力を行うデータ入出力手段を備えたことを
特徴としている。
【0009】請求項1記載の発明によれば、カメラ本体
との接続前に行った撮像ユニットの調整時の調整データ
を撮像ユニット内に記憶しておくことができる。従っ
て、撮像ユニットをカメラ本体に接続した後に重複して
撮像ユニットの調整を行う必要がなくなり、カメラの調
整を効率化することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記記憶手段には、前記光学系の光学特性
データ、及び前記カメラ本体内の特性を調整する調整デ
ータが記憶され、前記制御手段は、前記データ入出力手
段を介して当該記憶手段から所望のデータを読み出し
て、カメラとしての各種動作を制御することを特徴とし
ている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト及びカメラ本体双方の調整データを1つの記憶手段に
記憶しておくことができる。従って、カメラを低コスト
化することが可能となる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記記憶手段は、撮像ユニット組立時に前
記光学系の光学特性データを記憶し、カメラ全体の組立
時に前記カメラ本体内の特性を調整する調整データを記
憶することを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト組立時に光学系の光学特性データを記憶し、カメラ全
体の組立時に、記憶された光学系の光学特性データを読
み出して、カメラ本体内の特性を調整し、調整データを
記憶する。従って、カメラ全体の組立時に、撮像ユニッ
ト組立時に記憶された特性データを参照することがで
き、カメラの製造工程を効率化することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、光学系と、該光学
系を制御する光学系制御手段と、被写体を撮像する撮像
手段と、を備えた撮像ユニットと、この撮像ユニットと
接続し、撮像ユニットを含むデジタルカメラ全体を制御
する制御手段を備えたカメラ本体と、により構成された
デジタルカメラにおいて、前記撮像ユニットは、自ユニ
ットの調整時の調整データを記憶する記憶手段を備え、
前記カメラ本体は、前記制御手段から前記記憶手段に対
して制御データの入出力を行うデータ入出力手段を備え
たことを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、カメラ本体
との接続前に行った撮像ユニットの調整時の調整データ
を撮像ユニット内に記憶しておくことができる。従っ
て、撮像ユニットをカメラ本体に接続した後に重複して
撮像ユニットの調整を行う必要がなくなり、デジタルカ
メラの調整を効率化することができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記記憶手段には、前記光学系の光学特性
データ、前記撮像手段の撮像特性データ、及び前記カメ
ラ本体内の特性を調整する調整データが記憶され、前記
制御手段は、前記データ入出力手段を介して前記記憶手
段から所望のデータを読み出して、デジタルカメラとし
ての各種動作を制御することを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト及びカメラ本体双方の調整データを1つの記憶手段に
記憶しておくことができる。従って、デジタルカメラを
低コスト化することが可能となる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記記憶手段は、撮像ユニット組立時に前
記光学系の光学特性データ及び前記撮像手段の撮像特性
データを記憶し、デジタルカメラ全体の組立時に前記カ
メラ本体内の特性を調整する調整データを記憶すること
を特徴としている。
【0019】請求項6記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト組立時に光学系及び撮像系の特性データを記憶し、デ
ジタルカメラ全体の組立時に、記憶された特性データを
読み出して、カメラ本体内の特性を調整し、調整データ
を記憶する。従って、デジタルカメラ全体の組立時に、
撮像ユニット組立時に記憶された特性データを参照する
ことができ、デジタルカメラの製造工程を効率化するこ
とができる。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項4〜6記載
の発明において、前記撮像手段には、少なくとも撮像素
子が含まれ、前記記憶手段には、撮像素子の感度の調整
データ、オプティカルブラックレベルの調整データ各画
素の画素信号レベルの調整データ、撮像素子の欠陥画素
位置データの何れかのデータが記憶されることを特徴と
している。
【0021】請求項7記載の発明によれば、撮像素子の
調整データを撮像ユニット組立時に記憶しておくことが
できる。従って、デジタルカメラ全体の組立時における
撮像素子の部品歩留まりによるデジタルカメラ製造の歩
留まり低下を防ぐことができるとともに、これらのデー
タを参照することにより、デジタルカメラの製造工程を
効率化することができる。
【0022】請求項8記載の発明は、光学系と該光学系
を制御する光学系制御手段を有する撮像ユニットを組み
立てた後、撮像ユニットを含むカメラ全体を制御する制
御手段を備えたカメラ本体に前記撮像ユニットを接続し
て、カメラ全体を組み立てるカメラ製造方法において、
撮像ユニットを組み立てた後、撮像ユニット内の光学系
性能検査により取得した光学特性データを撮像ユニット
内に備えた記憶手段に記憶する撮像ユニット検査工程
と、前記検査工程後の撮像ユニットをカメラ本体に接続
してカメラ全体を組み立てた後、前記記憶手段に記憶さ
れた光学特性データを読み出して、カメラ本体内の特性
を調整し、この調整時の調整データを前記記憶手段に記
憶するカメラ本体調整工程と、を含むことを特徴として
いる。
【0023】請求項8記載の発明によれば、撮像ユニッ
トを組立後、光学系性能検査を行い、取得した光学特性
データを撮像ユニット内の記憶手段に記憶し、カメラ全
体の組立時には、記憶した光学特性データを読み出し
て、カメラ本体内の特性を調整し、調整データを前記記
憶手段に記憶する。従って、カメラ全体の組立時に、再
度光学系性能検査をする必要がなくなり、製造工程の効
率化を図ることができる。
【0024】請求項9記載の発明は、光学系と、該光学
系を制御する光学系制御手段と、被写体を撮像する撮像
手段と、を備えた撮像ユニットを組み立てた後、撮像ユ
ニットを含むデジタルカメラ全体を制御する制御手段を
備えたカメラ本体に前記撮像ユニットを接続して、デジ
タルカメラ全体を組み立てるデジタルカメラ製造方法に
おいて、光学系及び光学系制御手段を組み立てた後、光
学系性能検査により取得した光学特性データを撮像ユニ
ット内に備えた記憶手段に記憶する光学系検査工程と、
前記光学系検査工程後のユニットに前記撮像手段を取り
付けた後、撮像系性能検査により取得した撮像特性デー
タを前記記憶手段に記憶する撮像系検査工程と、前記撮
像系検査工程後の撮像ユニットをカメラ本体に接続して
デジタルカメラ全体を組み立てた後、前記記憶手段に記
憶された特性データを読み出して、カメラ本体内の特性
を調整し、この調整時の調整データを前記記憶手段に記
憶するカメラ本体調整工程と、を含むことを特徴として
いる。
【0025】請求項9記載の発明によれば、光学系及び
光学系制御手段のユニットを組立後、光学系性能検査を
行い、取得した光学特性データを撮像ユニット内の記憶
手段に記憶し、組み立てたユニットに撮像手段を取り付
けて撮像系性能検査を行い、取得した撮像系データを前
記記憶手段に記憶する。デジタルカメラ全体の組立時に
は、記憶した特性データを読み出して、カメラ本体内の
特性を調整し、調整データを前記記憶手段に記憶する。
従って、デジタルカメラ全体の組立時に、再度光学系及
び撮像系の性能検査をする必要がなくなり、製造工程の
効率化を図ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0027】〔第1の実施の形態〕図1は、本実施の形
態における銀塩カメラ1を概略して示す外観図である。
図1に示すように、銀塩カメラ1は、カメラ本体1aの
前面中央部に撮影レンズ1bを備えた鏡胴1c、前面上
部にストロボ窓1d、上部にレリーズ釦1e等を備えて
構成されている。
【0028】図2は、本実施の形態における銀塩カメラ
1の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すよ
うに、銀塩カメラ1は、光学系制御手段101、撮像光
学系手段102、及び不揮発性メモリ103等を備える
撮像ユニット11と、CPU105a、ROM105b
及びRAM105cを有するカメラ制御手段105、フ
ィルム106、フィルム巻上げ手段107、フィルム位
置検出手段108、閃光手段109、及び電源手段11
0等を備えるカメラ本体12と、により構成され、撮像
ユニット11とカメラ本体12は、不揮発性メモリデー
タインターフェース104をはじめとするインターフェ
ースにより相互にデータ入出力が可能となっている。
【0029】光学系制御手段101は、ズーム制御機
構、フォーカス制御機構、シャッター制御機構、及び絞
り制御機構等により構成され、ズーム位置検出信号やフ
ォーカス位置検出信号等のフィードバックを受けながら
カメラ制御手段105からの制御信号により撮像光学系
手段102を制御し、適切な露光及び合焦状態のフレー
ミング被写体情報をフィルム106上に露光する。な
お、自動的に合焦状態を得るために図示しない焦点検出
手段や、自動的に適正露出を得るために図示しない露出
検出手段を用いて、カメラ制御手段105が光学系制御
手段101を制御することが望ましい。
【0030】撮像光学系手段102は、フォーカシング
レンズ、ズームレンズ、シャッター及び絞り等により構
成され、光学系制御手段101の制御により適切な露光
及び合焦状態のフレーミング被写体情報をフィルム10
6上に露光する。
【0031】不揮発性メモリ103は、EEPROM
(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の
不揮発性メモリにより構成されている。不揮発性メモリ
103は、撮像ユニット11側に配置され、不揮発性メ
モリデータインターフェース104を介してカメラ本体
12側からのデータの書き込み及び読み出しが可能とな
っている。不揮発性メモリ103には、撮像ユニット1
1の組立工程において、光学的特性の調整データ(初期
値データ)が記憶され、カメラ本体12の組立工程にお
いて、カメラ本体側の機構的あるいは電気的特性の調整
データ(初期値データ)が記憶される。そして、不揮発
性メモリ103に記憶されている初期値データを、カメ
ラ制御手段105により読み出して、初期値データに適
した演算或いは動作補正を行うことにより、銀塩カメラ
1としての適切な動作が行われる。不揮発性メモリ10
3は、記憶手段としての機能を有する。
【0032】不揮発性メモリ103に記憶される光学系
の初期値データとしては、例えば、レンズの開放口径
値、フォーカスレンズの初期位置、フォーカスレンズ駆
動のモータバックラッシュ量、シャッター駆動タイミン
グ調整値、絞り駆動タイミング調整値、ズームレンズの
初期位置、ズームレンズ駆動モータの初期位置位相、ズ
ーム位置調整値、ズーム停止位置 及びズーム停止ブレ
ーキ時間等がある。また、撮像光学系手段102の機構
によっては、最速シャッター時の実質絞り値、フォーカ
ス補正量、レンズ駆動ステップ、ズーム停止ブレーキ時
間の温度補正係数、フォーカス補正量の温度補正係数に
ついても記憶することが好ましい場合もある。
【0033】また、不揮発性メモリ103に記憶される
カメラ本体12側の機構の初期値データとしては、フィ
ルム巻上げ停止位置、カメラの電池電源の減電判定レベ
ル、フラッシュ充電電圧検出レベル、フラッシュ発光補
正値等がある。
【0034】不揮発性メモリデータインターフェース1
04は、撮像ユニット11の不揮発性メモリ103と、
カメラ本体12のカメラ制御手段105との間でデータ
の入出力を行う。図3は、不揮発性メモリデータインタ
ーフェース104の構成の一例を示す図である。図3に
おいて、不揮発性メモリ103(EEPROM)は、3
線式クロック同期シリアル制御可能な構成をとっている
ため、CPU105aとは、例えばFPCコネクタ等を
用いた直結の構成をとる。不揮発性メモリデータインタ
ーフェース104は、データ入出力手段としての機能を
有する。
【0035】以下、図3を参照して不揮発性メモリデー
タインターフェース104を介しての不揮発性メモリ1
03(EEPROM)とCPU105aとのデータ送受
信について説明する。図3に示すように、不揮発性メモ
リデータインターフェース104が、CPU105aか
らのSEN_N信号をLレベルに設定することで、不揮
発性メモリ103は外部からのアクセスを検知し、SC
Kに同期したSDO信号(EEPROMではDI信号)
の命令に応じた動作を行う。SDO信号による命令が読
み出し命令の場合は、不揮発性メモリ103は、続くア
ドレスデータに応じた読み出しデータを、SDI信号
(EEPROMではDO信号)を通じてCPU105a
に応答する。一方、SDO信号による命令が書き込み命
令の場合は、不揮発性メモリ103は、続くアドレスデ
ータに応じた書き込み位置に、同じくSDO信号を通じ
て送信される書き込みデータを書き込む。
【0036】図4は、不揮発性メモリデータインターフ
ェース104により、CPU105aから不揮発性メモ
リ103へ送信される読み出し命令パケット構成の一例
を示す図である。図4に示すように、SEN_N信号が
Lレベルになった後、CPU105aから不揮発性メモ
リ103に開始ビットが送信され、続いて、読み出し、
書き込み、消去等の動作命令を示すオペコードが送信さ
れ、更に、動作命令の対象となるアドレスが送信され
る。ここでは、読み出し命令パケットであるので、オペ
コードはデバイスによって決まる所定の読み出しビット
パターンとなる。アドレスが送信されると、不揮発性メ
モリ103内の対象アドレスのデータがビットパターン
としてSDI信号を介して読み出される。
【0037】図5は、不揮発性メモリデータインターフ
ェース104により、CPU105aから不揮発性メモ
リ103へ送信される書き込み命令パケット構成の一例
を示す図である。図5に示すように、パケット構成は図
4の読み出し命令パケットの構成と同一であるが、書き
込みアドレスが不揮発性メモリ103へ送信された後、
SDO信号を介して送信されるビットパターンが、不揮
発性メモリ103内の前記アドレスに書き込まれる。な
お、書き込みを行っている時間は、CPU105a側で
は、ウェイト(待ち時間)となる。
【0038】CPU(Central Processing Unit)105
aは、ROM105bに予め記憶されている制御、演算
処理のためのプログラムを読み出して、RAM105c
に展開し、読み出したプログラムに従って銀塩カメラ1
全体の制御を行う。 CPU105aは、制御手段とし
ての機能を有する。
【0039】ROM(Read Only Memory)105bは、
半導体等の不揮発性メモリで構成されている。ROM1
05bは、銀塩カメラ1に対応する制御及び演算処理の
各種プログラムを予め記憶する。
【0040】RAM(Random Access Memory)105c
は、CPU105aにより実行される制御及び演算処理
に際して、ROM105bから読み出されたプログラ
ム、及び各種データを一時的に記憶する。
【0041】フィルム106は、撮像光学系手段102
による露光により、フレーミング被写体情報を記録す
る。フィルム巻上げ手段107は、フィルム106の撮
影が終了するとCPU105aにより駆動され、フィル
ム106のコマ位置を巻上げ、パーフォレーション等の
フィルム給送量と相関のある移動量を検出するフィルム
位置検出手段108からの出力に応じてコマ位置移動量
を検出し、適切な次のコマ位置にフィルム106を給送
する。
【0042】閃光手段109は、フラッシュ等により構
成され、被写体輝度が低い時に、CPU105aからの
信号により補助光を照射する。電源手段110は、電池
等により構成され、銀塩カメラ1に電力を供給する。
【0043】次に、図6及び図7を参照して本発明の銀
塩カメラ1を用いたカメラ製造工程について説明する。
【0044】図6は、カメラ製造工程のうち、まず、カ
メラ組立の前段階として行われる撮像ユニット11の組
立工程を示す図である。まず、マスターレンズや1群、
2群のレンズユニットが組み立てられ(ステップS
1)、これらが鏡胴内に組み付けられてゆくことで、レ
ンズとその駆動及びその検出機構で構成される機構的な
鏡胴が組み立てられる(ステップS2)。この鏡胴に、
各駆動モータや検出機構を電気的に接続するためにモー
タFPC(Flexible Printed Circuit)が取り付けられ
(ステップS3)、鏡胴1cとして動作可能な状態とな
る。
【0045】この段階まで組み立てられた後、ズーム位
置調整、光学系制御手段101の動作検査、各ズーム位
置での無限ピント性能検査等の光学性能検査が行われる
(ステップS4)。ステップS4の光学性能検査は、カ
メラ本体と同様の機能を有する治工具を用いて行われる
ため、後のカメラ組立工程とほぼ同様の駆動をして確認
を行うことができる。
【0046】光学性能検査終了後、検査して収集した光
学特性の初期値データが不揮発性メモリ103に記憶さ
れる(ステップS5)。ステップS5において、例え
ば、無限調整位置に至らしめるフォーカスモータのステ
ップ数や、フォーカスやズーム駆動によりバックラッシ
ュ量等、あるいは、各焦点距離での開放口径値等が不揮
発性メモリ103に記憶されることで、後のカメラ組立
工程での検査の重複を防ぐことが可能となる。
【0047】初期値データを不揮発性メモリ103に記
憶後、撮像ユニット11の号機番号が不揮発性メモリ1
03に書き込まれ(ステップS6)、再度、初期値デー
タと号機番号が読み出されて、これまで調整した内容と
合致しているか否かが確認された後、全てのデータが工
程品質管理データとして保存される(ステップS7)。
そして、撮像ユニット11の組立工程は終了する。
【0048】次に、図7を参照してカメラ組立工程につ
いて説明する。撮像ユニット11の組立が終了すると、
組み立てられた撮像ユニット11のうち、良品がカメラ
組立工程に投入される。そして、撮像ユニット11をは
じめとする各ユニット部品が取り付けられる(ステップ
S11)。各ユニット部品が取り付けられると、撮像ユ
ニット11内の不揮発性メモリ103から撮像ユニット
組立工程のステップS5で記憶された初期値データを読
み出して(ステップS12)、初期値データの内容に基
づいて撮像光学系の動作確認が行われる(ステップS1
3)。所定の基準値に特性が入らない場合は微調整が必
要となり(ステップS14:YES)、基準値に特性が
入るように微調整を行って、補正値を不揮発性メモリ1
03に記録させ(ステップS15)、補正値データに基
づいて再度動作確認が行われる(ステップS16)。例
えば、初期値データの無限調整位置にて所定の無限ピン
トが得られるか否かを確認し、検出回路のスレッショル
ドレベル差等により得られない場合には、初期値データ
を基準にして前後数パルス移動させることで所定のピン
ト位置を得ることができる。また、開放口径値を使用し
て全体の露出演算の補正値係数として使用することも可
能となる。
【0049】動作の調整が終了すると(ステップS1
4;NO)、カメラ全体としての調整が行われた後(ス
テップS17)、カメラ全体の初期値データが不揮発性
メモリ103に記録される(ステップS18)。そし
て、製品検査の後(ステップS19)、カメラの組立工
程、即ち、カメラの製造工程が完了する。
【0050】以上説明した様に、銀塩カメラ1によれ
ば、撮像ユニット組立工程において、鏡胴1cが組み立
てられた後、光学性能検査が行われ、検査結果が初期値
データとして不揮発性メモリ103に記憶される。そし
て、カメラ組立工程において、前記初期値データが読み
出され、初期値データに基づいて撮像光学系の動作確認
及び微調整が行われた後、補正データが不揮発性メモリ
103に書き込まれる。その後、カメラ全体としての動
作確認が行われ、カメラ全体の初期値データが不揮発性
メモリ103に書き込まれ、製品検査を行った後、銀塩
カメラ1の組立が完成する。
【0051】従って、カメラ組立工程において、再度光
学系特性を測定、検査する必要がなくなり、製造上の効
率化を図ることができる。また、カメラ組立工程で調整
が必要な初期値データも同一の不揮発性メモリに記録す
ることができ、複数の初期値データ記録用のメモリをカ
メラ内に内蔵する必要がなく、低コスト化を図ることが
できる。
【0052】なお、上記実施の形態における記述内容
は、本発明に係る銀塩カメラ1の好適な一例であり、こ
れに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態
においては、不揮発性メモリ103はクロック同期式シ
リアル制御可能なEEPROMとしたが、これに限定さ
れず、データ保持可能な不揮発性特性を有する記録媒体
であれば良い。また、不揮発性メモリデータインターフ
ェース104についても、上記実施の形態に限定されな
い。例えば、不揮発性メモリ103がパラレル制御をも
つ場合には、不揮発性メモリデータインターフェース1
04にシリアルパラレル変換を有する構成とし、カメラ
本体12との接続をシリアル結線にすることで、カメラ
本体12との接続数を低減することができる。
【0053】その他、銀塩カメラ1の細部構成及び細部
動作、組立工程の工程細部に関しても、本発明の趣旨を
逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0054】〔第2の実施の形態〕以下、本発明に係る
第2の実施の形態について詳細に説明する。図8は、本
実施の形態におけるデジタルカメラ2を概略して示す外
観図である。図8の(a)に示すように、デジタルカメ
ラ2は、カメラ本体2aの前面中央部に撮影レンズ2b
を備えた鏡胴2c、前面上部にストロボ窓2d、上部に
レリーズ釦2e、側面にメモリカードスロット2f等を
備えて構成されている。また、図8の(b)に示すよう
に、デジタルカメラ2のカメラ本体2aの裏面には、画
像表示LCD2gを備えている。
【0055】図9は、本実施の形態におけるデジタルカ
メラ2の機能的構成を示すブロック図である。図9に示
すように、デジタルカメラ2は、光学系制御手段20
1、撮像光学系手段202、撮像制御手段203、撮像
手段204、及び不揮発性メモリ205等を備える撮像
ユニット21と、CPU207a、ROM207b及び
RAM207cを有するカメラ制御手段207、信号処
理手段208、フレームメモリ209、外部記録媒体2
10、表示手段211、閃光手段212、及び電源手段
213等を備えるカメラ本体22と、により構成され、
撮像ユニット21とカメラ本体22は、不揮発性メモリ
データインターフェース206をはじめとするインター
フェースにより相互にデータ入出力が可能となってい
る。
【0056】図10は、撮像ユニット21の外観構造の
一例を示す図である。図10に示すように、撮像ユニッ
ト21は、図8で示した撮影レンズ2b、ズーム鏡胴2
cの他、撮像基板21a及びモータFPC21b等を備
えている。また、図11は、撮像ユニット21の撮像基
板21a及びモータFPC21bの回路構成を示すブロ
ック図である。
【0057】光学系制御手段201は、ズーム制御機
構、フォーカス制御機構、シャッター制御機構、及び絞
り制御機構等により構成され、ズーム位置検出信号やフ
ォーカス位置検出信号等のフィードバックを受けながら
カメラ制御手段207からの制御信号により撮像光学系
手段202を制御し、適切な露光及び合焦状態のフレー
ミング被写体情報をCCDやCMOSセンサー等の撮像
手段204上に結像する。なお、自動的に合焦状態を得
るために図示しない焦点検出手段や、自動的に適正露出
を得るために図示しない露出検出手段を用いて、カメラ
制御手段207が光学系制御手段201を制御すること
が望ましい。
【0058】図11において、モータFPC(Flexible
Printed Circuit)21bは、フォーカスモータ21b
−1、シャッターモータ21b−2、絞りモータ21b
−3、ズームモータ21b−4、フォーカス位置検出部
21b−5、及びズーム位置検出部21b−6を備えて
構成されており、光学系制御手段201としての機能を
有している。
【0059】撮像光学系手段202は、フォーカシング
レンズ、ズームレンズ、シャッター及び絞り等により構
成され、光学系制御手段201の制御により適切な露光
及び合焦状態のフレーミング被写体情報を撮像手段20
4に結像する。
【0060】撮像制御手段203は、図11に示す撮像
基板21a上に備えられたTG/VD21a−1等によ
り構成されている。タイミングジェネレータ(TG)
は、タイミング信号を発生させ、このタイミング信号及
びこの信号に基づいて駆動されるVドライバ(VD=垂
直方向ドライバ)により撮像手段204が駆動され、撮
像素子21a−2に結像された画像情報をデジタル信号
に変換させて出力させる。
【0061】撮像手段204は、図11に示す撮像素子
21a−2及びCDS/AGC/AD21a−3により
構成されている。撮像素子21a−2は、CCD(Char
ge Coupled Device)或いはCMOS(Complementary M
etal Oxide Semiconductor)センサ等からなり、撮像光
学系手段202を透過してフレーミング被写体情報が受
光面に結像される。CDS(Correlated Double Sampli
ng:相関二重サンプル)は、撮像素子21a−2から出
力される画像情報信号をサンプリングしてAGC(Auto
matic Gain Controller)へ供給し、AGCに増幅され
調整された画像情報信号は、AD(A/D変換器)によ
りデジタル画像データに変換され、撮像処理信号として
信号処理手段208へ出力する。
【0062】不揮発性メモリ205は、図11に示すよ
うに、EEPROM(ElectricallyErasable and Progr
ammable ROM)等の不揮発性メモリにより構成されてい
る。不揮発性メモリ205は、撮像ユニット21側に配
置され、不揮発性メモリデータインターフェース206
を介してカメラ本体22側からのデータの書き込み及び
読み出しが可能となっている。不揮発性メモリ205に
は、撮像ユニット21の組立工程において、光学系及び
撮像系特性の調整データ(初期値データ)が記憶され、
カメラ本体22の組立工程において、カメラ本体側の機
構的あるいは電気的特性の調整データ(初期値データ)
が記憶される。そして、不揮発性メモリ205に記憶さ
れている初期値データを、カメラ制御手段207により
読み出して、初期値に適した演算或いは動作補正を行う
ことにより、デジタルカメラ2としての適切な動作が行
われる。不揮発性メモリ205は、記憶手段としての機
能を有する。
【0063】不揮発性メモリ205に記憶される光学系
の初期値データとしては、例えば、レンズの開放口径
値、フォーカスレンズの初期位置、フォーカスレンズ駆
動のモータバックラッシュ量、シャッター駆動タイミン
グ調整値、絞り駆動タイミング調整値、ズームレンズの
初期位置、ズームレンズ駆動モータの初期位置位相、ズ
ーム位置調整値、ズーム停止位置、及びズーム停止ブレ
ーキ時間等がある。また、撮像光学系手段202の機構
によっては、最速シャッター時の実質絞り値、フォーカ
ス補正量、レンズ駆動ステップ、ズーム停止ブレーキ時
間の温度補正係数、フォーカス補正量の温度補正係数に
ついても記憶することが好ましい場合もある。
【0064】撮像手段204に関する初期値データとし
ては、撮像素子の感度のばらつきを補正するためのAG
C増幅器ゲイン補正量、各画素の画素信号レベル補正
値、撮像素子欠陥画素位置、ホワイトバランス初期値、
色変換マトリクス係数等の初期値を不揮発性メモリ20
5に記憶しておくことが好ましい。
【0065】また、不揮発性メモリ205に記憶される
カメラ本体22側の機構の初期値データとしては、フィ
ルム巻上げ停止位置、カメラの電池電源の減電判定レベ
ル、フラッシュ充電電圧検出レベル、フラッシュ発光補
正値の他、デジタルカメラ特有の調整項目として、表示
手段の諧調補正値、フラッシュの色温度補正係数値、図
示していない音声入力のためのスピーカやマイクのゲイ
ン制御値等がある。
【0066】不揮発性メモリデータインターフェース2
06は、撮像ユニット21の不揮発性メモリ205と、
カメラ本体22のカメラ制御手段207との間でデータ
の入出力を行う。不揮発性メモリデータインターフェー
ス206の構成例は、第1の実施の形態において図3で
例示した不揮発性メモリデータインターフェース105
の構成例と同様であるので説明を省略する。また、不揮
発性メモリ205への読み出し命令パケット及び書き込
み命令パケットの構成例についても、第1の実施の形態
において図4、図5に示したとおりである。不揮発性メ
モリデータインターフェース206は、データ入出力手
段としての機能を有する。
【0067】CPU207aは、ROM207bに予め
記憶されている制御、演算処理のためのプログラムを読
み出して、RAM207cに展開し、読み出したプログ
ラムに従ってデジタルカメラ2全体の制御を行う。CP
U207aは、制御手段としての機能を有する。
【0068】ROM207bは、半導体等の不揮発性メ
モリで構成されている。ROM207bは、デジタルカ
メラ2に対応する制御及び演算処理の各種プログラムを
予め記憶する。
【0069】RAM207cは、CPU207aにより
実行される制御及び演算処理に際して、ROM207b
から読み出されたプログラム、及び各種データを一時的
に記憶する。
【0070】信号処理手段208は、撮像手段204よ
り出力された撮像処理信号に、カラー化処理、記録媒体
の保存形式への圧縮処理、カラーLCDで表示可能な表
示形式への変換処理等を行う。また、撮像処理信号を使
用した露出制御、合焦制御、及びホワイトバランス制御
を行う場合、それらの評価値を積算蓄積する。CPU2
07aは、信号処理手段208に蓄積された露出評価
値、合焦評価値、及びホワイトバランス評価値を受けて
シャッター駆動時間制御量、絞り駆動制御量、フォーカ
ス駆動制御量、RGBゲイン制御量を算出する。これら
のうち、シャッター駆動時間制御量、絞り駆動制御量及
びフォーカス駆動制御量は、光学系制御手段202へ出
力され、それぞれシャッター駆動時間、絞り駆動、フォ
ーカス位置に反映される。
【0071】フレームメモリ209は、1画面を構成す
るのに必要なデータ量分の撮像処理されたデータを一時
的に格納し、信号処理回路208へ出力する。外部記録
媒体210は、図8のメモリカードスロット2fよりデ
ジタルカメラ2に着脱可能なフラッシュメモリ等の不揮
発性の半導体メモリにより構成され、信号処理手段20
8により所定の形式に処理された画像データを記録す
る。
【0072】表示手段211は、LCD(Liquid Cryst
al Display)等により構成され、CPU207aから入
力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、信号
処理手段208により所定の形式に変換処理された画像
データを表示する。
【0073】閃光手段212は、フラッシュ等により構
成され、被写体輝度が低い時に、CPU207aからの
信号により補助光を照射する。電源手段213は、電池
等により構成され、デジタルカメラ2に電力を供給す
る。
【0074】次に、図12及び図13を参照して本発明
のデジタルカメラ2を用いたカメラ製造工程について説
明する。
【0075】図12は、カメラ製造工程のうち、まず、
カメラ組立の前段階として行われる撮像ユニット21の
組立工程を示す図である。まず、マスターレンズや1
群、2群のレンズユニットが組み立てられ(ステップS
21)、これらが鏡胴内に組み付けられてゆくことで、
レンズとその駆動及びその検出機構で構成される機構的
な鏡胴が組み立てられる(ステップS22)。この鏡胴
に、各駆動モータや検出機構を電気的に接続するために
モータFPC(Flexible Printed Circuit)21bが取
り付けられ(ステップS23)、鏡胴2cとして動作可
能な状態となる。
【0076】この段階まで組み立てられた後、ズーム位
置調整、光学系制御手段201の動作検査、各ズーム位
置での無限ピント性能検査等の光学性能検査が行われる
(ステップS24)。ステップS24の光学性能検査
は、カメラ本体と同様の機能を有する治工具を用いて行
われるため、後のカメラ組立工程とほぼ同様の駆動をし
て確認を行うことができる。
【0077】光学性能検査終了後、検査して収集した光
学特性の初期値データが不揮発性メモリ205(EEP
ROM)に記憶される(ステップS25)。ステップS
25において、例えば、無限調整位置に至らしめるフォ
ーカスモータのステップ数や、フォーカスやズーム駆動
によりバックラッシュ量等、あるいは、各焦点距離での
開放口径値等が不揮発性メモリ205に記憶されること
で、後のカメラ組立工程での検査の重複を防ぐことが可
能となる。
【0078】光学系の初期値データを不揮発性メモリ2
05に記憶後、鏡胴2cに撮像基板21aが取り付けら
れる(ステップS26)。そして、撮像基板21a上に
構成されている撮像回路の特性が検査され(ステップS
27)、結果を初期値データとして不揮発性メモリ20
5へ記憶させる(ステップS28)。デジタルカメラの
場合、被写体情報を電気的に処理できることから、撮像
基板21aが鏡胴2cに取り付けられた段階で、最終的
な製品相当の画像を得ることが可能であり、この段階で
検査、調整して初期値データを不揮発性メモリ205に
保存することによって、後のカメラ組立工程での不良動
作を事前に抑制できる。
【0079】例えば、撮像素子21a−2の感度のばら
つきや撮像素子21a−2上のオンチップ色フィルター
にはデバイス製造上のばらつきが存在するが、撮像基板
21aを実装した出画検査の際に、感度を補正するため
のAGC増幅器ゲイン補正量を検出して不揮発性メモリ
205に記憶させたり、所定の色温度を有する光源光に
てホワイトバランスゲイン初期値を求め、その補正値を
不揮発性メモリ205に記憶させたり、更に進んで、色
変換マトリクス係数等の初期値調整も、カメラ組立前に
所定のレベルに設定して、不揮発性メモリ205に記憶
させたりしておくことができる。
【0080】また、この段階で、撮像素子21a−2の
半導体製造上の不均一性に基づく、各画素の画素信号レ
ベルのばらつきを補正したり、光学系の周辺光量特性を
補正したりし、初期値データを不揮発性メモリ205に
記憶させてもよい。更に、撮像素子欠陥画素位置を不揮
発性メモリ205へ記憶させ、併せてその補正方法も二
次的補正手段として記憶させておくことで、撮像素子2
1a−2の部品歩留まりを向上させることができる。
【0081】初期値データを不揮発性メモリ205に記
憶後、撮像ユニット21の号機番号が不揮発性メモリ2
05に書き込まれ(ステップS29)、再度、初期値デ
ータと号機番号が読み出されて、これまで調整した内容
と合致しているか否かが確認された後、全てのデータが
工程品質管理データとして保存される(ステップS3
0)。そして、撮像ユニット21の組立工程は終了す
る。
【0082】次に、図13を参照してカメラ組立工程に
ついて説明する。撮像ユニット21の組立が終了する
と、組み立てられた撮像ユニット21のうち、良品がカ
メラ組立工程に投入される。そして、撮像ユニット21
をはじめとする各ユニット部品が取り付けられる(ステ
ップS31)。各ユニット部品が取り付けられると、撮
像ユニット21内の不揮発性メモリ205から撮像ユニ
ット組立工程のステップS25及びステップS28で記
憶された初期値データを読み出して(ステップS3
2)、初期値データの内容に基づいて撮像系の動作確認
が行われる(ステップS33)。所定の基準値に特性が
入らない場合は微調整が必要となり(ステップS34:
YES)、基準値に特性が入るように微調整を行い、補
正値を不揮発性メモリ205に記録させ(ステップS3
5)、補正値データに基づいて再度動作確認が行われる
(ステップS36)。
【0083】例えば、初期値データの無限調整位置にて
所定の無限ピントが得られるか否かを確認し、検出回路
のスレッショルドレベル差等により得られない場合に
は、初期値データを基準にして前後数パルス移動させる
ことで所定のピント位置を得ることができる。また、開
放口径値を使用して全体の露出演算の補正値係数として
使用することも可能となる。
【0084】動作の調整が終了すると(ステップS3
4;NO)、カメラ全体としての調整が行われた後(ス
テップS37)、カメラ全体の初期値データが不揮発性
メモリ205に記録される(ステップS38)。そし
て、製品検査の後(ステップS39)、カメラの組立、
即ち、カメラの製造工程が完了する。
【0085】以上説明した様に、デジタルカメラ2によ
れば、撮像ユニット組立工程において、鏡胴2cが組み
立てられた後、光学性能検査が行われ、検査結果が初期
値データとして不揮発性メモリ205に記憶される。ま
た、鏡胴2cに撮像基板21aが取り付けられた後、撮
像回路の特性が検査され、検査結果が初期値データとし
て不揮発性メモリ205に記憶される。そして、カメラ
組立工程において、不揮発性メモリ205に記憶されて
いる初期値データが読み出され、初期値データに基づい
て光学系、撮像系の動作確認及び微調整が行われた後、
補正データが不揮発性メモリ205に書き込まれる。そ
の後、カメラ全体としての動作確認が行われ、カメラ全
体の初期値データが不揮発性メモリ205に書き込ま
れ、製品検査を行った後、カメラの組立が完成する。
【0086】従って、カメラ組立工程において、再度光
学系特性を測定、検査する必要がなくなり、製造上の効
率化を図ることができる。また、デジタルカメラの場
合、被写体情報を電気的に処理できることから、撮像ユ
ニット組立段階において最終製品相当に画像を得ること
が可能であり、撮像ユニット組立段階で撮像系の特性を
調整しておくことで、カメラ組立工程における撮像ユニ
ットの部品歩留まりを向上させることができる。更に、
カメラ組立工程で調整が必要な特性の初期値データも同
一の不揮発性メモリに記録することができ、複数の初期
値データ記録用のメモリをカメラ内に内蔵する必要がな
く、低コスト化を図ることができる。
【0087】なお、上記実施の形態における記述内容
は、本発明にかかるデジタルカメラ2の好適な一例であ
り、これに限定されるものではない。例えば、上記第1
の実施の形態及び第2の実施の形態は、マイクやスピー
カを備えたビデオカメラ等にも適用可能であることは勿
論である。その他、デジタルカメラ2の細部構成及び細
部動作、製造工程の工程細部に関しても、本発明の趣旨
を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カメラ本
体との接続前に行った撮像ユニットの調整時の調整デー
タを撮像ユニット内に記憶しておくことができる。従っ
て、撮像ユニットをカメラ本体に接続した後に重複して
撮像ユニットの調整を行う必要がなくなり、カメラの調
整を効率化することができる。
【0089】請求項2記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト及びカメラ本体双方の調整データを1つの記憶手段に
記憶しておくことができる。従って、カメラを低コスト
化することが可能となる。
【0090】請求項3記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト組立時に光学系の光学特性データを記憶し、カメラ全
体の組立時に、記憶された光学系の光学特性データを読
み出して、カメラ本体内の特性を調整し、調整データを
記憶する。従って、カメラ全体の組立時に、撮像ユニッ
ト組立時に記憶された特性データを参照することがで
き、カメラの製造工程を効率化することができる。
【0091】請求項4記載の発明によれば、カメラ本体
との接続前に行った撮像ユニットの調整時の調整データ
を撮像ユニット内に記憶しておくことができる。従っ
て、撮像ユニットをカメラ本体に接続した後に重複して
撮像ユニットの調整を行う必要がなくなり、デジタルカ
メラの調整を効率化することができる。
【0092】請求項5記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト及びカメラ本体双方の調整データを1つの記憶手段に
記憶しておくことができる。従って、デジタルカメラを
低コスト化することが可能となる。
【0093】請求項6記載の発明によれば、撮像ユニッ
ト組立時に光学系及び撮像系の特性データを記憶し、デ
ジタルカメラ全体の組立時に、記憶された特性データを
読み出して、カメラ本体内の特性を調整し、調整データ
を記憶する。従って、デジタルカメラ全体の組立時に、
撮像ユニット組立時に記憶された特性データを参照する
ことができ、デジタルカメラの製造工程を効率化するこ
とができる。
【0094】請求項7記載の発明によれば、撮像素子の
調整データを撮像ユニット組立時に記憶しておくことが
できる。従って、デジタルカメラ全体の組立時における
撮像素子の部品歩留まりによるデジタルカメラ製造の歩
留まり低下を防ぐことができるとともに、これらのデー
タを参照することにより、デジタルカメラの製造工程を
効率化することができる。
【0095】請求項8記載の発明によれば、撮像ユニッ
トを組立後、光学系性能検査を行い、取得した光学特性
データを撮像ユニット内の記憶手段に記憶し、カメラ全
体の組立時には、記憶した光学特性データを読み出し
て、カメラ本体内の特性を調整し、調整データを前記記
憶手段に記憶する。従って、カメラ全体の組立時に、再
度光学系性能検査をする必要がなくなり、製造工程の効
率化を図ることができる。
【0096】請求項9記載の発明によれば、光学系及び
光学系制御手段のユニットを組立後、光学系性能検査を
行い、取得した光学特性データを撮像ユニット内の記憶
手段に記憶し、組み立てたユニットに撮像手段を取り付
けて撮像系性能検査を行い、取得した撮像系データを前
記記憶手段に記憶する。デジタルカメラ全体の組立時に
は、記憶した特性データを読み出して、カメラ本体内の
特性を調整し、調整データを前記記憶手段に記憶する。
従って、デジタルカメラ全体の組立時に、再度光学系及
び撮像系の性能検査をする必要がなくなり、製造工程の
効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る銀塩カメラ1を概略して示す外観
図である。
【図2】図1の銀塩カメラ1の機能的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2の不揮発性メモリデータインターフェース
104を介しての不揮発性メモリ103とCPU105
aとのデータ送受信の一例を示す図である。
【図4】図2の不揮発性メモリデータインターフェース
104により、CPU105aから不揮発性メモリ10
3へ送信される読み出し命令パケット構成の一例を示す
図である。
【図5】図2の不揮発性メモリデータインターフェース
104により、CPU105aから不揮発性メモリ10
3へ送信される書き込み命令パケット構成の一例を示す
図である。
【図6】図2の撮像ユニット11の組立工程を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図2のカメラ本体12の組立工程を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明に係るデジタルカメラ2を概略して示す
外観図である。
【図9】図8のデジタルカメラ2の機能的構成を示すブ
ロック図である。
【図10】図9の撮像ユニット21の外観構造の一例を
示す図である。
【図11】図10の撮像ユニット21の撮像基板21a
及びモータFPC21bの回路構成を示すブロック図で
ある。
【図12】図9の撮像ユニット21の組立工程を示すフ
ローチャートである。
【図13】図9のカメラ本体22の組立工程を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 銀塩カメラ 11 撮像ユニット 12 カメラ本体 101 光学系制御手段 102 撮像光学系手段 103 不揮発性メモリ 104 不揮発性メモリデータインターフェース 105 カメラ制御手段 105a CPU 105b ROM 105c RAM 106 フィルム 107 フィルム巻上げ手段 108 フィルム位置検出手段 109 閃光手段 110 電源手段 2 デジタルカメラ 21 撮像ユニット 22 カメラ本体 201 光学系制御手段 202 撮像光学系手段 203 撮像制御手段 204 撮像手段 205 不揮発性メモリ 206 不揮発性メモリデータインターフェース 207 カメラ制御手段 207a CPU 207b ROM 207c RAM 208 信号処理手段 209 フレームメモリ 210 外部記録媒体 211 表示手段 212 閃光手段 213 電源手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系と該光学系を制御する光学系制御手
    段を有する撮像ユニットと、この撮像ユニットと接続
    し、撮像ユニットを含むカメラ全体を制御する制御手段
    を備えたカメラ本体と、により構成されたカメラにおい
    て、 前記撮像ユニットは、自ユニットの調整時の調整データ
    を記憶する記憶手段を備え、 前記カメラ本体は、前記制御手段から前記記憶手段に対
    して制御データの入出力を行うデータ入出力手段を備え
    たことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記記憶手段には、前記光学系の光学特性
    データ、及び前記カメラ本体内の特性を調整する調整デ
    ータが記憶され、前記制御手段は、前記データ入出力手
    段を介して当該記憶手段から所望のデータを読み出し
    て、カメラとしての各種動作を制御することを特徴とす
    る請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、撮像ユニット組立時に前
    記光学系の光学特性データを記憶し、カメラ全体の組立
    時に前記カメラ本体内の特性を調整する調整データを記
    憶することを特徴とする請求項2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】光学系と、該光学系を制御する光学系制御
    手段と、被写体を撮像する撮像手段と、を備えた撮像ユ
    ニットと、この撮像ユニットと接続し、撮像ユニットを
    含むデジタルカメラ全体を制御する制御手段を備えたカ
    メラ本体と、により構成されたデジタルカメラにおい
    て、 前記撮像ユニットは、自ユニットの調整時の調整データ
    を記憶する記憶手段を備え、 前記カメラ本体は、前記制御手段から前記記憶手段に対
    して制御データの入出力を行うデータ入出力手段を備え
    たことを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】前記記憶手段には、前記光学系の光学特性
    データ、前記撮像手段の撮像特性データ、及び前記カメ
    ラ本体内の特性を調整する調整データが記憶され、前記
    制御手段は、前記データ入出力手段を介して前記記憶手
    段から所望のデータを読み出して、デジタルカメラとし
    ての各種動作を制御することを特徴とする請求項4記載
    のデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】前記記憶手段は、撮像ユニット組立時に前
    記光学系の光学特性データ及び前記撮像手段の撮像特性
    データを記憶し、デジタルカメラ全体の組立時に前記カ
    メラ本体内の特性を調整する調整データを記憶すること
    を特徴とする請求項5記載のデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】前記撮像手段には、少なくとも撮像素子が
    含まれ、前記記憶手段には、撮像素子の感度の調整デー
    タ、オプティカルブラックレベルの調整データ、各画素
    の画素信号レベルの調整データ、撮像素子の欠陥画素位
    置データの何れかのデータが記憶されることを特徴とす
    る、請求項4〜6の何れかに記載のデジタルカメラ。
  8. 【請求項8】光学系と該光学系を制御する光学系制御手
    段を有する撮像ユニットを組み立てた後、撮像ユニット
    を含むカメラ全体を制御する制御手段を備えたカメラ本
    体に前記撮像ユニットを接続して、カメラ全体を組み立
    てるカメラ製造方法において、 撮像ユニットを組み立てた後、撮像ユニット内の光学系
    性能検査により取得した光学特性データを撮像ユニット
    内に備えた記憶手段に記憶する撮像ユニット検査工程
    と、 前記検査工程後の撮像ユニットをカメラ本体に接続して
    カメラ全体を組み立てた後、前記記憶手段に記憶された
    光学特性データを読み出して、カメラ本体内の特性を調
    整し、この調整時の調整データを前記記憶手段に記憶す
    るカメラ本体調整工程と、を含むことを特徴とするカメ
    ラ製造方法。
  9. 【請求項9】光学系と、該光学系を制御する光学系制御
    手段と、被写体を撮像する撮像手段と、を備えた撮像ユ
    ニットを組み立てた後、撮像ユニットを含むデジタルカ
    メラ全体を制御する制御手段を備えたカメラ本体に前記
    撮像ユニットを接続して、デジタルカメラ全体を組み立
    てるデジタルカメラ製造方法において、 光学系及び光学系制御手段を組み立てた後、光学系性能
    検査により取得した光学特性データを撮像ユニット内に
    備えた記憶手段に記憶する光学系検査工程と、 前記光学系検査工程後のユニットに前記撮像手段を取り
    付けた後、撮像系性能検査により取得した撮像特性デー
    タを前記記憶手段に記憶する撮像系検査工程と、 前記撮像系検査工程後の撮像ユニットをカメラ本体に接
    続してデジタルカメラ全体を組み立てた後、前記記憶手
    段に記憶された特性データを読み出して、カメラ本体内
    の特性を調整し、この調整時の調整データを前記記憶手
    段に記憶するカメラ本体調整工程と、を含むことを特徴
    とするデジタルカメラ製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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