JP2003098390A - 光軸調整方法及び光軸調整装置 - Google Patents

光軸調整方法及び光軸調整装置

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JP2003098390A JP2001291022A JP2001291022A JP2003098390A JP 2003098390 A JP2003098390 A JP 2003098390A JP 2001291022 A JP2001291022 A JP 2001291022A JP 2001291022 A JP2001291022 A JP 2001291022A JP 2003098390 A JP2003098390 A JP 2003098390A
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emitting element
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実 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光モジュールの真のピーク出力位置に、発光
素子と光ファイバーとの光軸を確実に自動であわせられ
る光軸調整装置を提供する。 【構成】 発光素子8と光ファイバー10とを所定位置
にセットし、まず、光ファイバー10をX軸上で回転さ
せることにより光パワーの複数のピーク発生位置θxを
メモリに記憶し、次にY軸上で回転させることにより複
数のピーク発生位置θyをメモリに記憶し、それらピー
ク発生位置θxおよびθyから予測される複数のピーク
発生位置を座標配列θ[x][y]としてメモリに記憶し、
その後、X方向、Y方向およびZ方向にスライドさせ、
前記光パワーが大となる配置を選択するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光モジュールの組立に
おける光ファイバーと発光素子との光軸調整方法および
光軸調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバーの先端に半導体レー
ザ等の発光素子を取り付けた光モジュールは、発光素子
から光ファイバーを介して出力される光パワーが最大と
なるように、光軸調整をした後に、それらを溶接等する
ことにより組み立てられる。光軸調整方法としては、例
えば、特開平8−94890号に開示されているよう
に、光ファイバーに対し発光素子を一定の方向に移動し
3つの位置で発光素子から光ファイバーを通過した光パ
ワーを測定し、光パワーの分布を近似する凸形関数を求
め、この凸形関数のピーク位置に発光素子を移動して光
パワーを測定し、これを繰返すことにより光軸調整を行
うことが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法による光軸調整では、ファイバー出力には類
似したピークが複数あり、その中から真のピークを探し
だすことに多くの時間を要し、光軸調整を自動化する上
で効率性またはその精度に欠けるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、発光素子と光ファイバーとを移動させることに
よりそれぞれの光軸を合わせる光軸調整方法において、
前記発光素子と前記光ファイバーとを所定位置にセット
し、前記発光素子から前記光ファイバーを通して出射さ
れる光パワーを検出し、前記光ファイバーをX軸上で回
転させることにより前記光パワーの複数のピーク発生位
置θxをメモリに記憶し、前記光ファイバーをY軸上で
回転させることにより前記光パワーの複数のピーク発生
位置θyをメモリに記憶し、前記複数のピーク発生位置
θxおよびθyから予測される複数のピーク発生位置を
座標配列θ[x][y]としてメモリに記憶し、前記光ファ
イバーの傾きを前記複数の座標配列θ[x][y]それぞれ
に保持したまま前記光ファイバーをX方向、Y方向およ
びZ方向にスライドさせ、前記光パワーが大となる配置
を選択することにより光軸を調整している。
【0005】本発明の請求項2に係る発明は、発光素子
と光ファイバーとを移動させることによりそれぞれの光
軸を合わせる光軸調整方法において、前記発光素子と前
記光ファイバーとを所定位置にセットし、前記発光素子
から前記光ファイバーを通して出射される光パワーを検
出し、前記光ファイバーに垂直方向の所定の荷重を加え
た状態において、前記光ファイバーをX軸上で一旦逆方
向に回転させた後、所望の方向に回転させることにより
前記光パワーの複数のピーク発生位置θxを検出し且つ
メモリに記憶し、前記光ファイバーをY軸上で一旦逆方
向に回転させた後、所望の方向に回転させることにより
前記光パワーの複数のピーク発生位置θyを検出し且つ
メモリに記憶し、前記複数のピーク発生位置θxおよび
θyから予測される複数のピーク発生位置を座標配列θ
[x][y]としてメモリに記憶し、前記光ファイバーの傾
きを前記複数の座標配列θ[x][y]それぞれに保持した
まま、前記光ファイバーをX方向、Y方向およびZ方向
でそれぞれ一旦逆方向にスライドさせた後、所望の方向
にスライドさせ、前記光パワーが大となる配置を選択す
ることにより光軸を調整している。
【0006】本発明の請求項3に係る発明は、発光素子
と光ファイバーとを移動させることによりそれぞれの光
軸を合わせるための光軸調整装置において、前記発光素
子を固定するモジュールチャックと、前記光ファイバー
を固定するファイバーチャックと、前記発光素子から前
記光ファイバーを通して出射される光パワーを測定する
光パワーメータと、前記ファイバーチャックをX軸上で
回転させるθxステージと、前記ファイバーチャックを
Y軸上で回転させるθyステージと、前記光ファイバー
のX軸上での回転に伴い発生する前記光パワーの複数の
ピーク発生位置θxを記憶するメモリと、前記光ファイ
バーのY軸上での回転に伴い発生する前記光パワーの複
数のピーク発生位置θyを記憶するメモリと、前記複数
のピーク発生位置θxおよびθyから予測される複数の
ピーク発生位置を座標配列θ[x][y]として記憶するメ
モリと、前記ファイバーチャックをX方向にスライドさ
せるXステージと、前記ファイバーチャックをY方向に
スライドさせるYステージと、前記ファイバーチャック
をZ方向にスライドさせるZステージとを設けた。
【0007】本発明の請求項4に係る発明は、請求項3
記載の光軸調整装置において、更に、前記ファイバーチ
ャックに垂直下方に荷重を加える荷重機構を設けた。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の光軸調整装置
の一実施例を説明するための全体構成図である。図2
は、図1に示した光軸調整装置の制御系を含むシステム
を説明するためのブロック図であり、図1に示した構成
部分と同一部分を示すブロックには同一符号を付してあ
る。図3は、この発明の光軸調整方法の一実施例を説明
するためのフローチャートである。以下、図面を参照し
て、本発明の実施形態を説明する。
【0009】図1に示されるように、1はXステージ、
2はYステージ、3はZステージ、4はθxステージ、
5はθyステージ、6はθzステージ、7はモジュール
チャック、8は半導体レーザやPD素子とレンズまたは
LD素子とレンズ等で構成される発光素子、9は、ファ
イバーチャック、10は光ファイバー、11はスリー
ブ、12は荷重機構としての荷重スライド、13は垂直
下方に荷重を与えるための重りである。
【0010】X,Yステージ1,2はそれぞれ、ファイ
バーチャック9をX方向、Y方向に平面移動させる。Z
ステージ3は、ファイバーチャック9をZ方向に垂直移
動させる。θx,θyステージ4,5はそれぞれ、X軸
上、Y軸上で、ファイバーチャック9を回転させる。θ
zステージ6は、Z軸上でモジュールチャック7を回転
させる。ファイバーチャック9は、光ファイバー10を
固定チャックするものである。光ファイバー10は、発
光素子8から出射された光を入射するもので、その先端
をスリーブ11により発光素子8に固定することで光モ
ジュールが組み立てられる。モジュールチャック7は、
発光素子8を固定チャックする。
【0011】図2に示されるように、駆動電源21は、
発光素子8より光を出射させるためのものであって、制
御用コンピュータ22により発光素子8にあわせた駆動
電流に制御する。光パワーメータ23は、発光素子8よ
り出射され光ファイバー10を通って出射される光のパ
ワーを光ファイバー出力値として測定する。
【0012】制御コンピュータ22は、図示しないメモ
リを有し、光パワーメータ10で測定された光パワーを
各ステージの位置(θx,θy,X,Y,Z)と対応づ
けて記憶する。ここで制御用コンピュータ22は、駆動
電源21で発光素子8より光を出射させ、光ファイバー
10を通って出射された光パワーを光パワーメータ23
で測定しながら、各ステージを順に回転または移動制御
し、検出したピーク発生位置(θx,θy,X,Y,
Z)において、それらの測定値を記憶する。また、制御
コンピュータ22は、θx,θyステージ4,5の回転
により検出された複数のピーク発生位置θxおよびθy
から予測される複数のピーク発生位置を座標配列θ[x]
[y]として、図示しないメモリに記憶する。
【0013】ステージドライバ24は、各ステージ1〜
6を移動制御するためのものであって、制御用コンピュ
ータ22により各θ角度または各方向に各ステージを回
転または移動制御する。これによって発光素子8と光フ
ァイバー10の光軸調整を自動でおこなうものである。
【0014】次に、図1を参照しながら図3を用いて、
光軸調整方法の一実施例を説明する。まず、ステップ3
1において、各ステージ1〜6を発光素子8のセット位
置へ移動させる。発光素子8をモジュールチャック7に
固定する。
【0015】ステップ32において、各ステージ1〜6
を光ファイバー10のセット位置へ移動させる。光ファ
イバー10をファイバーチャック9に固定し、そのとき
スリーブ11も発光素子8と光ファイバー10との間に
挿入する。ステップ3,32は自動的な光軸調整前の準
備作業である。
【0016】ステップ33において、光ファイバー1
0、即ちそれを固定しているファイバーチャック9をθ
x方向にθxステージ4で回転させながらファイバー出
力値を測定し、複数のピークの発生した位置(ここでは
3つのθx)を制御用コンピュータで検出し記憶する。
【0017】ステップ34において、同様にファイバー
チャック9をθy方向にθyステージ5で回転させなが
らファイバー出力値を測定し、複数のピークの発生した
位置(ここでは3つのθy)を制御用コンピュータで検
出し記憶する。
【0018】ステップ35において、ステップ33,3
4で検出し記憶されたピーク発生位置をもとに、3つの
θx座標と3つのθy座標からピーク発生位置を9つの
座標配列θ [x][y]として予測し記憶する。
【0019】ステップ36において、ファイバー10を
ステップ35で記憶された座標配列の最初の位置θ [x=
1][y=1]へ移動させる。
【0020】ステップ37において、ファイバー10を
Xステージ1、Yステージ2、Zステージ3で各方向に
移動させることによりファイバー出力が最大となるよう
調整する。このとき、発光素子8がアイソレータなどの
偏光特性を持つものの場合は、θzステージ6で発光素
子8をθ回転させファイバー出力値が最大となるよう調
整する。
【0021】ここで、光モジュールにファイバー出力規
格値が設定されている場合がある。この場合ステップ3
8において、光軸調整時のファイバー出力値がファイバ
ー出力規格値規格値を満たしていればここで光軸調整は
完了となる。ファイバー出力規格値を満たさない場合、
または、ファイバー出力規格値が設定されていない場合
は、次のステップへ進む。
【0022】ステップ39において、ステップ37で調
整した結果として、座標配列θ [x][y]に対応づけて、
ファイバー出力値P[x][y]を記憶する。
【0023】ステップ40において、次の予測したピー
ク発生位置の座標配列θ [x][y]があるか判断する。次
の座標配列θ [x][y](例えば、θ [x=1][y=2]がある場
合はステップ41へ進み、次の予測したピーク発生位置
の座標配列θ [x][y]がない場合(9つの座標配列θ
[x][y]において、ファイバー出力値P[x][y]が測定され
記憶されている場合)はステップ42へ進む。
【0024】ステップ41において、θx,θyステー
ジ4,5を次の予測された座標配列θ [x][y]へ回転さ
せた後、その位置で再び光軸調整を行うためにステップ
37へ戻る。ステップ42において、ステップ39で記
憶した複数(9つ)のファイバー出力値P[x][y]の中か
ら最大値を選択し、そのときの座標配列θ [x][y]へθ
xステージとθyステージを回転させる。
【0025】ステップ43は、ステップ37と同様に、
X,Y,Z,θz各ステージ1,2,3,6の移動によ
り光軸調整し最終調整とする。以上、ステップ33〜4
3を自動で行うことによって、ファイバー出力の真のピ
ーク位置で光軸調整ができたことになる。
【0026】他の実施例として、以下同様に図1を参照
して、光軸調整方法および光軸調整装置につき説明す
る。
【0027】上記実施例においては、光軸調整後に光フ
ァイバー10とスリーブ11、発光素子8とスリーブ1
1とをYAG溶接により固定した場合、選択された最大
のファイバー出力値P[x][y]が変動してしまうことがあ
り、その改修作業に多くの時間を必要としてしまうとい
う場合がある。
【0028】YAG溶接後のファイバー出力値の変動を
なくす方法としては、光軸調整後、光ファイバー10に
垂直方向に荷重を加える方法がある。しかし、この方法
は荷重を加えたときにファイバー出力値が変動してしま
うため実用的ではない。また、ファイバー10に垂直方
向の荷重を加えた状態で光軸調整を行うことが考えられ
るが、光軸調整では精密な調整を必要とし、1μm未満
のステージの移動と1゜未満のステージの回転ができな
ければならず、ステージ部とチャック部が低剛性である
とファイバーが動かないため、この方法も実用的とは言
えない。
【0029】そこで、これらの問題を解決するため、他
の実施例では、ファイバー10に垂直方向の荷重を加え
た状態で光軸調整を行う方法およびその装置につき説明
する。
【0030】図1に示されるように、荷重機構としての
荷重スライド12はファイバー10、即ちファイバーチ
ャック9に垂直方向に荷重を加えるための機構であり、
重り13を保持し、所望の荷重を加えることができる。
【0031】その光軸調整方法は、ファイバー10をフ
ァイバーチャック9にチャックすることでに加重スライ
ド12と重り13とによってファイバー10に垂直方向
に一定の荷重が加えられる。
【0032】この状態で光軸調整するための各ステージ
の移動は、所望の方向(+方向)に調整する場合、一
旦、逆方向(−方向)に大きく移動させてからもとの位
置に戻し、その後、所望(+)方向の調整を行う。
【0033】同様に、X軸、Y軸に沿って、θx、θy
回転させる場合も、一旦、所望の方向(+方向)とは逆
方向(−方向)に大きく回転させてからもとの位置に戻
し、その後、所望(+)方向に回転させることにより調
整を行う。
【0034】予め低剛性である各ステージと各チャック
部をたわませてからの動作となるため、それ以上たわむ
ことがなく確実にステージの移動が行えて、ファイバー
10に垂直方向に所望の荷重を加えた状態での光軸調整
が可能となる。
【0035】尚、上述した実施例では、光モジュールの
組立における光軸調整に適用したが、モジュールチャッ
ク7をサーキュレータチャックに、ファイバーチャック
10をコリメータチャックに、駆動電源21を光源とP
DLメータにすればサーキュレータとコリメータの組立
における光軸調整にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1および3に記載
の発明によれば、自動的に短時間で光軸調整を行うこと
ができる。また、光モジュールの真のピーク出力位置に
光軸を確実にあわせられるようになり光モジュール組立
品質の向上が期待できる。
【0037】また、請求項2および4記載の発明によれ
ば、光ファイバーに垂直方向の所定の荷重を加えた状態
で光軸調整ができるようになり、光モジュール組立のた
め、発光素子と光ファイバーとをYAG溶接してもファ
イバー出力値(光パワー)が変動しなくなるため、改修
作業を必要としない安定したYAG溶接による光モジュ
ールを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光軸調整装置の一実施例を説明する
ための全体構成図。
【図2】図1に示した光軸調整装置の制御系を含むシス
テムを説明するためのブロック図。
【図3】この発明の光軸調整方法の一実施例を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1:Xステージ 2:Yステージ 3:Zステージ
4:θxステージ 5:θyステージ 6:θzステー
ジ 7:モジュールチャック 8:発光素子 9:ファ
イバーチャック 10:光ファイバー 11:スリーブ
12:荷重スライド 13:重り

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と光ファイバーとを移動させる
    ことによりそれぞれの光軸を合わせる光軸調整方法にお
    いて、 前記発光素子と前記光ファイバーとを所定位置にセット
    し、 前記発光素子から前記光ファイバーを通して出射される
    光パワーを検出し、 前記光ファイバーをX軸上で回転させることにより前記
    光パワーの複数のピーク発生位置θxをメモリに記憶
    し、 前記光ファイバーをY軸上で回転させることにより前記
    光パワーの複数のピーク発生位置θyをメモリに記憶
    し、 前記複数のピーク発生位置θxおよびθyから予測され
    る複数のピーク発生位置を座標配列θ[x][y]としてメ
    モリに記憶し、 前記光ファイバーの傾きを前記複数の座標配列θ[x]
    [y]それぞれに保持したまま前記光ファイバーをX方
    向、Y方向およびZ方向にスライドさせ、前記光パワー
    が大となる配置を選択することにより光軸を調整するこ
    とを特徴とする光軸調整方法。
  2. 【請求項2】 発光素子と光ファイバーとを移動させる
    ことによりそれぞれの光軸を合わせる光軸調整方法にお
    いて、 前記発光素子と前記光ファイバーとを所定位置にセット
    し、 前記発光素子から前記光ファイバーを通して出射される
    光パワーを検出し、 前記光ファイバーに垂直方向の所定の荷重を加えた状態
    において、 前記光ファイバーをX軸上で一旦逆方向に回転させた
    後、所望の方向に回転させることにより前記光パワーの
    複数のピーク発生位置θxを検出し且つメモリに記憶
    し、 前記光ファイバーをY軸上で一旦逆方向に回転させた
    後、所望の方向に回転させることにより前記光パワーの
    複数のピーク発生位置θyを検出し且つメモリに記憶
    し、 前記複数のピーク発生位置θxおよびθyから予測され
    る複数のピーク発生位置を座標配列θ[x][y]としてメ
    モリに記憶し、 前記光ファイバーの傾きを前記複数の座標配列θ[x]
    [y]それぞれに保持したまま、前記光ファイバーをX方
    向およびY方向でそれぞれ一旦逆方向にスライドさせた
    後、所望の方向にスライドさせ、前記光パワーが大とな
    る配置を選択することにより光軸を調整することを特徴
    とする光軸調整方法。
  3. 【請求項3】 発光素子と光ファイバーとを移動させる
    ことによりそれぞれの光軸を合わせるための光軸調整装
    置において、 前記発光素子を固定するモジュールチャックと、 前記光ファイバーを固定するファイバーチャックと、 前記発光素子から前記光ファイバーを通して出射される
    光パワーを測定する光パワーメータと、 前記ファイバーチャックをX軸上で回転させるθxステ
    ージと、 前記ファイバーチャックをY軸上で回転させるθyステ
    ージと、 前記光ファイバーのX軸上での回転に伴い発生する前記
    光パワーの複数のピーク発生位置θxを記憶するメモリ
    と、 前記光ファイバーのY軸上での回転に伴い発生する前記
    光パワーの複数のピーク発生位置θyを記憶するメモリ
    と、 前記複数のピーク発生位置θxおよびθyから予測され
    る複数のピーク発生位置を座標配列θ[x][y]として記
    憶するメモリと、 前記ファイバーチャックをX方向にスライドさせるXス
    テージと、 前記ファイバーチャックをY方向にスライドさせるYス
    テージと、 前記ファイバーチャックをZ方向にスライドさせるZス
    テージと を設けたことを特徴とする光軸調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光軸調整装置において、
    更に、前記ファイバーチャックに垂直下方に荷重を加え
    る荷重機構を設けたことを特徴とする光軸調整装置。
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