JP2003095508A - バッファユニット及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

バッファユニット及びこれを備える画像形成装置

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及川  敦輝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャムしたシートを外に取り出すことなく内
部に収納可能とすることにより、ジャム処理時間を短縮
し、生産性を上げる事のできるバッファユニットおよび
これを用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 装置本体30から排出したシートSを後
処理装置200へ搬送するバッファユニット100内の
反転ユニット250の下方にスタックトレイ600を配
置し、バッファユニット内でシートSがジャムを起こし
た場合、ジャム紙を該スタックトレイ600内に送り込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上流側の装置から
送り込まれたシートを下流側の装置に導くバッファユニ
ット、およびこれを用いた複写機やプリンタ等の画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の画像形成装置にお
いては、像担持体である感光ドラム(電子写真感光体)
に形成されたトナー画像をシートに転写し、トナー画像
転写済みのシートを定着装置に通してトナーをシート面
に固着させて永久画像にする。なお、定着装置を通過す
るシートには一般的にシリコンオイルが塗布され、トナ
ーとシートが定着ローラに付着しないようにしている。
また、画像定着後のシートは、ソータやフィニッシャ等
のシート後処理装置によって仕分けられる。
【0003】また、画像形成装置のひとつであるデジタ
ル複写機は複写(コピー)モードとして使用する以外
に、システムのプリンターモードとして使用する場合も
ある。
【0004】通常コピーモードでは、画像形成された面
を上にした状態で順次シートが排出されるフェースアッ
プ排紙である。これに対し、プリンターモードではシー
トのページ順を適正化するために画像形成面を下にして
排出するフェースダウン排紙が一般的に行われている。
【0005】このために、裏面排紙機能があるわけであ
る。この裏面排紙を行うためにシート反転機能が必要で
ある。
【0006】また、電子写真方式の画像形成装置には、
フルカラー機のような4色のトナーをシート上に載せる
フルカラーモード、1色のトナーだけで画像形成を行う
単色モード、2色、3色のトナーをシート上に載せて画
像形成を行う2色、3色モードがある。
【0007】一般的にシートの1面にトナー像を載せて
加圧、加熱ローラを通過させて定着すると、シートに
は、トナー像を載せた画像面側に反ったカールが発生す
る。
【0008】しかし、定着装置を通過したシートをソー
タやフィニッシャ等のシート後処理装置や排紙トレイ等
に収納する際にシートがカールしていると、ジャム等の
搬送不良が生じやすくなったり、あるいはソータやフィ
ニッシャ等のシート後処理装置の機能を十分に果たすこ
とができなくなる虞がある。
【0009】このようなことから、一般的に、図5,図
6に示すように、上流側の画像形成装置本体(の定着装
置)810と下流側のソータやフィニッシャ等のシート
後処理装置820あるいは排紙トレイ等の間にバッファ
ユニット830が配置されている。
【0010】このバッファユニット830には、上流側
の画像形成装置本体810から送り込まれたシートを下
流側に導くシート搬送路831と、このシート搬送路8
31内を搬送されるシートを反転して裏面排紙させるた
めの反転部832と、シートのカールを矯正するカール
矯正部833とを備えた構成となっていた。
【0011】そして、このバッファユニット830内
で、紙詰りいわゆるジャムが発生した場合には次のよう
にしてジャム処理を行う。
【0012】まず、図7を示すように、ジャム紙がカー
ル矯正部833より上流に存在する場合、すなわち入り
口センサ841がシートを検知している場合、シート搬
送路831のカール矯正部833より上流側の上ガイド
831Aを上げて反転部832の前側から取り除く。
【0013】また、ジャム紙がカール矯正部833より
下流に存在する場合、シート搬送路831のカール矯正
部833より下流側の排紙上ガイド831Bを上げてバ
ッファユニット830の前側から取り除く。
【0014】さらに、シートが反転通紙されている時に
バッファ内でジャムを起こした場合、すなわち反転セン
サ842が紙を検知している場合、反転部832内部の
ジャム紙は反転左ガイド832Aを、図7のように開け
て、バッファユニット8300前側から取り除くように
なっていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0016】従来のバッファユニットのジャム処理にお
いては、ユーザーは前述のように多くの手順に沿って、
ジャムが発生する度に滞留したジャムシートをバッファ
ユニット930のシート搬送路831や反転部833か
ら取り除く処理をする必要があり、ジャム処理の時間が
長く掛かり、結果的に画像形成されるシートの時間当た
りの生産性を落としているという問題があった。
【0017】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ジャ
ムしたシートを外に取り出すことなく内部に収納可能と
することにより、ジャム処理時間を短縮し、生産性を上
げる事のできるバッファユニットおよびこれを用いた画
像形成装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、上流側の装置と下流側の装置間に
配置され、上流側の装置から送り込まれたシートを下流
側の装置に導くシート搬送路を備えたバッファユニット
において、ユニット内部に前記シート搬送路に滞留した
シートを積載するトレイを設置したことを特徴とする。
【0019】前記シート搬送路内を搬送されるシートを
反転して裏面排紙させるための反転手段を備えたことも
好適である。
【0020】前記反転手段の下にシートを積載するトレ
イを設置したことも好適である。
【0021】前記反転手段のガイドの1部もしくは全部
が自動的に開閉することも好適である。
【0022】前記反転手段のシート搬送経路にシートを
反転手段に送り込むはたき部材を有することも好適であ
る。
【0023】シートのカールを矯正するカール矯正手段
を有することも好適である。
【0024】画像形成装置にあっては、上流側の装置と
しての画像形成装置本体と、上記記載のバッファユニッ
トと、を備えることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係るバッファユニットが適用された画像形成装置
を示している。
【0027】画像形成装置は、バッファユニット100
が上流側の装置としての画像形成装置本体30と下流側
の装置としてのフィニッシャ200間に配置されてい
る。本実施の形態は、本発明をフルカラー複写機に応用
した場合の断面図である。フルカラー複写機を実施例に
適用したのは、本発明の複数の機能を説明するのに適当
であったためで、本発明を特にフルカラー複写機に限定
を加えるものではない。
【0028】まず、画像形成装置本体30について簡単
に説明する。
【0029】原稿(図示略)が自動原稿搬送装置DF上
に置かれ、ユーザによってスタートボタン(不図示)が
押される。すると、カセットla,lbから転写材が給
紙される。そして画像形成部とタイミングをとるため
に、シートSは、レジストローラ2で待機する。その間
に、原稿は原稿載置台3上に搬送され、光学系4を走査
してCCDに読み込まれる。
【0030】ここで画像は、イエロー画像(Y)、マゼ
ンダ画像(M)、シアン画像(C)、黒画像(Bk)の
成分に分解される。
【0031】そして、各成分ごとにレーザ光を点滅させ
ることによって、各Y、M、C、Kの画像形成部で感光
ドラムにより構成される像担持体5Y,5M,5C,5
Bk上に現像を行う。各画像形成部には、説明は省略す
るが通常画像形成に必要な1次帯電器6Y,6M,6
C,6Bkや転写帯電器7Y,7M,7C,7Bk、ク
リーニング装置8Y,8M,8C,8Bk等がある。ま
た、Y,M,C,Bkの画像形成部を貫通する転写ベル
ト9が配設されており、レジストローラ2に待機したシ
ートSは、感光ドラム上の現像とタイミングをとって、
上記転写ベルト9上に静電吸着して搬送されながら各色
ごとに転写され、シートS上に順次、重畳状に画像形成
が行われる。
【0032】シートSは、その後定着装置10に搬送さ
れ、トナー画像を溶融定着し、機外に接続されている本
発明の特徴となるバッファユニット100内に送られ
る。
【0033】その後シートSは、丁合いやグループ分け
を行うシート後処理装置(以下ソータという)200に
送られ、画像形成のプロセスは終了する。ソータ200
は、バッファユニット100から排出されるシートSを
搬入する搬入部202と、搬入されたシートSを引き込
むソータ入口ローラ201を有している。
【0034】シートSを分類しない場合には、排出ロー
ラ203によりシートSは最上位のBに排出され、シー
トSを分類する場合には、ソートパス205を経て排出
ローラ206により各ビントレイBに分類して排出され
る。なお、上記ソータ200は既存のものであり、排紙
されたシートSをグループ分けしたり丁合いを行うもの
であるので説明は省略する。
【0035】また、デジタルカラー複写機は複写機単独
で使用する以外に、システムのプリンタとして使用する
場合もある。この時に、シートSのページ順を適正化す
る裏面排紙機能があるわけである。
【0036】次に、本発明の特徴であるバッファユニッ
ト100について詳細に説明する。
【0037】バッファユニット100は上流側の画像形
成装置本体から送り込まれたシートを下流側のフィニッ
シャ200に導くシート搬送路106を備えており、バ
ッファユニット内部にはシート搬送路106に滞留した
シートを積載するスタックトレイ600が設置されてい
る。
【0038】シート搬送路106の入口には、画像形成
装置本体30から排出されるシートSをバッファユニッ
ト100内に引き込む入り口ローラ101が設けられ、
さらにシート搬送路106の中途部にはシートのストレ
ート通紙/反転通紙を切り替えるフラッパ102が設け
られている。フラッパ102の下流側にはシートのカー
ルを矯正するカール矯正手段を構成する上カール取り手
段104および下カール取り手段110が配置され、さ
らにシート搬送路106の出口には排紙ローラ105が
配置されている。また、シート搬送路106の入口ロー
ラ101と上カール取り手段104の搬送路部分には、
搬送路を開閉可能とする上ガイド106aが設けられて
いる。
【0039】また、ユニット内には、シート搬送路10
6内を搬送されるシートを反転して裏面排紙させるため
の反転手段としての反転ユニット250が設けられてお
り、この反転ユニット250の下に前記スタックトレイ
600が設置されている。
【0040】この反転ユニット250は、上下に延びる
左右の反転右ガイド151および反転左ガイド152に
よって反転通路が形成され、シートは反転上ローラ11
1と反転下ローラ103によって往復駆動される。
【0041】反転フラッパ102より、上流に滞留する
ジャム紙はフラッパ102を反転経路に切り替えること
により反転ユニット250に送り込まれ、スタックトレ
イ600に排出される。
【0042】また、S1は入口ローラ101の上流側近
傍に配置される入り口センサ、S2はフラッパ102と
上カール取り手段104間に配置されるフラッパ後セン
サ、S3は排紙ローラ105の手前近傍に配置される排
紙センサ、S4は反転通路の途中の反転上ローラ111
と反転下ローラ103間に配置される反転センサであ
る。これらのセンサS1〜S4はそれぞれシートSが通
過するタイミングや滞留状況を検知するためのものであ
る。
【0043】次に、バッファユニット100内で、ジャ
ムが発生した場合のジャム処理方法を4つの場合に分け
て説明する。
【0044】まず、画像形成装置本体30の排紙ローラ
31から排出される画像形成されたシートSが入口セン
サS1の位置でジャムを起こした場合、すなわちジャム
紙先端がフラッパ102より前(上流)にある場合のジ
ャム処理方法を説明する。
【0045】センサS1に滞留するジャム紙は、ジャム
発生後入り口ローラ101により下流に送られる。この
とき、フラッパ102は反転制御されており、送られて
くるジャム紙は反転ユニット250へと送られる。そし
て、反転上ローラ111、反転下ローラ103によりジ
ャム紙は搬送され、最終的にはスタックトレイ600へ
と排出される。
【0046】次に、本体30の排紙ローラ31から排出
される画像形成されたシートSがセンサS2の位置でジ
ャムを起こした場合、すなわちジャム紙先端がフラッパ
102より後(下流)にある場合のジャム処理方法を説
明する。
【0047】フラッパ後センサS2に滞留するジャム紙
は、カール取り手段104,110により下流に送ら
れ、排紙センサS3を通過後排紙ローラ105により排
紙され、ソータ200に送りこまれた後、ノンソートビ
ンBに排出される。
【0048】また、画像形成装置本体30の排紙ローラ
31から排出される画像形成されたシートSがセンサS
3の位置でジャムを起こした場合も同様に、排紙ローラ
105により排紙され、ソータ200に送りこまれた
後、ノンソートビンBに排出される。
【0049】次に、画像形成装置本体30の排紙ローラ
31から排出される画像形成されたシートSがセンサS
4の位置でジャムを起こした場合、すなわち反転モード
時に反転中のシートSがセンサS4で滞留した場合のジ
ャム処理方法は、滞留するジャム紙を反転上ローラ11
1、反転下ローラ103により、スタックトレイ600
へと排出する。
【0050】スタックトレイ600は、約300枚ジャ
ム紙を収納できるようになっている。よって、バッファ
ユニット100内でのジャム率を0.1%とすると、ユ
ーザーはシートS通紙約30万枚に1度、スタックトレ
イ600のジャム紙を取り除けば良い。
【0051】上述のジャム処理方法により、画像形成装
置本体30から排出されるシートSがバッファユニット
100内でジャムを起こした場合、自動的にジャム紙が
バッファユニット内の搬送経路から取り除かれるため、
ユーザー(使用者)がジャム処理をする必要が無い。よ
って、ユーザーの手間を掛けずにジャム処理ができ且つ
画像形成のトータルの生産性を上げることができる。ま
た、従来のようにジャム処理するための機構を用いる必
要が無くなる為に、バッファユニット100のコストを
押えることができる。
【0052】(実施の形態2)図2は、本発明の本実施
の形態2に係るバッファユニット100である。
【0053】本実施の形態では、実施の形態1に加え
て、バッファユニット100内の反転左ガイド152を
自動的に開閉することができる装置であるガイド開閉装
置400を、図2のように反転左ガイド152の最上部
に備え付ける。
【0054】ガイド開閉装置400は、モータ(不図
示)もしくはソレノイド(不図示)により制御される。
【0055】入口センサS1に滞留するジャム紙は、入
り口ローラ101、フラッパ102により反転ユニット
250に送り込まれる。このときに、ガイド開閉装置4
00を起動させ、反転左ガイド152を開ける。これに
より、反転ユニット250に送り込まれたジャム紙は、
自重により落下しスタックトレイ600に収納される。
【0056】また、センサS4にジャム紙が滞留する場
合、ガイド開閉装置400により、反転左ガイド152
を開けることにより、ジャム紙は自重で落下し、スタッ
クトレイ600に収納される。
【0057】これにより、入口センサS1または反転セ
ンサS4に滞留したジャム紙を自動的に、スタックトレ
イ600に送り込むことができ、ジャム紙がバッファユ
ニット100内の搬送経路から取り除かれるため、ユー
ザーがジャム処理をする必要が無い。よって、ユーザー
の手間を掛けずにジャム処理ができ且つ画像形成のトー
タルの生産性を上げることができる。
【0058】また、実施の形態1に対し、スタックトレ
イ600へのジャム紙の搬送経路が広いためより確実に
スタックトレイ600にジャム紙を送り込むことができ
る。
【0059】(実施の形態3)図3(a)、(b)は、
本発明の実施の形態3に係るバッファユニット100で
ある。
【0060】本実施の形態は、実施の形態1または、実
施の形態2に対して、はたき部材450を設けた点で異
なる。
【0061】詳細な説明を、図3(a)、(b)を用い
て行う。
【0062】図3(a)、(b)において、450はは
たき部材である。はたき部材450は、図3のように羽
状のゴム材質からなる部材に軸を通し、軸をモータ等
(不図示)によって矢印方向Rの方向に回転させる。こ
れにより、実施の形態1の場合は図3(a)、実施の形
態2の場合は図3(b)の様に、入口センサS1で滞留
したジャム紙を反転ユニット250に送り込む際に、は
たき部材450が回転することによって、蛇腹状になっ
たジャム紙も確実に搬送することが可能になる。
【0063】これにより、入口センサS1または排紙セ
ンサS4に滞留したジャム紙を自動的に、スタックトレ
イ600に送り込むことができ、ジャム紙がバッファユ
ニット内の搬送経路から取り除かれるため、ユーザーが
ジャム処理をする必要が無い。よって、ユーザーの手間
を掛けずにジャム処理ができ且つ画像形成のトータルの
生産性を上げることができる。
【0064】また、実施の形態1または実施の形態2に
対し、入口センサS1で発生したジャム紙が蛇腹状にな
っても、反転ユニット250にジャム紙を送り込むこと
ができ、より確実にスタックトレイ600にジャム紙を
排出することができる。
【0065】なお、上記3つの実施の形態では、バッフ
ァユニット100の下流側に接続される装置がソータ2
00の場合を例にして説明したが、接続されるものは、
これに限定されるものではなく、例えば、単なるスタッ
カ装置、又はスタッカとステイプラとを備えたフィニッ
シャ、または排紙トレイ20(図4)でもよい。これら
を総称してシート後処理装置ということもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バッファユニット内でジャムが発生した場合、滞留した
シートをシート搬送路から除いてスタック内に収納する
ようにしたので、ユーザーの手間を掛けずにジャム処理
ができ且つジャム処理時間を短縮することができる為、
画像形成枚数の生産性を上げることができる。
【0067】また、バッファユニット内で自動的にジャ
ム処理が行われるため、従来のように画像形成装置等の
ユーザによるジャム処理時間の差が無く、より時間に対
し正確な生産枚数の計画が立てやすくなる。
【0068】また、従来のようにジャム処理するための
機構を用いる必要が無くなる為に、バッファユニットの
コストを押えることができる。
【0069】また、ガイド開閉装置を設け、滞留したシ
ートを反転部に送り込む際に、反転ガイドを自動的に開
けることにより、反転部に送り込まれた滞留シートは自
重により落下してトレイに収納することができ、構成の
簡素化を図ることができる。
【0070】また、はたき部材を配設することにより、
滞留シートが蛇腹状になっても、反転部にシートを送り
込むことができ、より確実にトレイにジャム紙を排出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るバッファユニット
及びこれを備えた画像形成装置の縦断正面図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係るバッファユニット
の縦断正面図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係るバッファユニット
の縦断正面図である。
【図4】バッファユニットの別のレイアウトを示す装置
本体、バッファユニット、排紙トレイ部の縦断正面図で
ある。
【図5】従来技術に係るバッファユニット及びこれを備
える一般的なフルカラー複写機としての画像形成装置の
縦断正面図である。
【図6】従来技術に係るバッファユニットの縦断正面図
である。
【図7】従来技術に係るバッファユニットのジャム処理
時の縦断正面図である。
【符号の説明】
S シート 30 画像形成装置本体 100 バッファユニット 101 入り口ローラ 102 フラッパ 103 反転上ローラ 104 上カール取り手段 105 排紙ローラ(排紙部) 106 上ガイド 110 下カール取り手段 151 反転右ガイド 152 反転左ガイド 250 反転ユニット(反転部) 200 ソータ(シート後処理装置) 201 ソータ入り口ローラ 203/206 排出ローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側の装置と下流側の装置間に配置さ
    れ、上流側の装置から送り込まれたシートを下流側の装
    置に導くシート搬送路を備えたバッファユニットにおい
    て、 ユニット内部に前記シート搬送路に滞留したシートを積
    載するトレイを設置したことを特徴とするバッファユニ
    ット。
  2. 【請求項2】前記シート搬送路内を搬送されるシートを
    反転して裏面排紙させるための反転手段を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のバッファユニット。
  3. 【請求項3】前記反転手段の下にシートを積載するトレ
    イを設置したことを特徴とする請求項2に記載のバッフ
    ァユニット。
  4. 【請求項4】前記反転手段のガイドの1部もしくは全部
    が自動的に開閉することを特徴とする請求項2または3
    に記載のバッファユニット。
  5. 【請求項5】前記反転手段のシート搬送経路にシートを
    反転手段に送り込むはたき部材を有することを特徴とす
    る請求項2,3または4に記載のバッファユニット。
  6. 【請求項6】シートのカールを矯正するカール矯正手段
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載のバッファユニット。
  7. 【請求項7】上流側の装置としての画像形成装置本体
    と、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のバッファユ
    ニットと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168210A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ricoh Co Ltd 記録紙処理装置
US8417176B2 (en) 2007-08-23 2013-04-09 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
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