JP2003095242A - インモ−ルドラベル容器およびその成形法 - Google Patents
インモ−ルドラベル容器およびその成形法Info
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Abstract
バリア−性を確実に得ることを目的とする。 【解決手段】 側面ラベルと底面ラベルとを用いてイン
モールドラベル成形した成形容器であって、上記の側面
ラベルと底面ラベルとが、上記の成形容器を構成する側
面と底面の外表面に溶着されており、更に、上記の側面
ラベルが、その寸法において、側面ラベルの周方向の長
さが、雌型の内周よりも短い関係にあることを特徴とす
るインモ−ルドラベル容器およびその成形法に関するも
のである。
Description
ー性を得ることができるインモールドラベル容器および
その成形法に関する。
は射出成形時に金型にあらかじめヒートシール層をもつ
ラベルをセットしておき、成形時の樹脂のもつ熱でラベ
ルのヒートシール層を成形品表面に融着させることによ
り、成形と同時にラベリングを行う成形方法である。
ールドラベル容器としては、例えば、実開平5−958
47号公報に開示されたものがあり、合成樹脂製射出成
形品で有底筒形状の肉薄な容器本体の筒壁外周面全域お
よび底壁下面全域に、腰が強くガスバリヤー性の高いラ
ベルをインサート材として固着した構成を有し、これに
より、ラベルの腰の強さにより容器全体の機械的強度を
高めたバリアー性容器を提供することができる。ここ
で、ラベル材としては、腰の強い紙もしくは合成紙から
成る本体層とガスバリアー性の合成樹脂材料から成るバ
リアー層が積層されたものが使用される。
ガスバリヤー性インモールドラベル容器およびその成形
法は以下のような課題を有していた。 (1)ラベル材が紙もしくは合成紙等の不透明な材質か
ら成るため、容器の材質が透明であってもインモールド
ラベル容器は不透明になり透明な容器を提供することが
不可能である。 (2)バリアー層の中心に樹脂注入用のゲート穴(底
部)が必要であり、成形品にも残存するので、この部分
からのガス透過が避けられない。 (3)成形時金型にインサートされた側面ラベルを位置
固定するために雌型に設けられた真空吸引部の位置が容
器上端付近にあり樹脂注入部(底部付近)から離間して
いるので、樹脂注入の衝撃でラベルが所定の位置からず
れを生じる場合がある。 (4)雌型にインサートされた側面ラベルを雄型により
押し込む際、ラベルの打抜き寸法精度のバラツキにより
ラベル下端が雌型に当接して、ラベルの波打ち、重なり
等が生じ、射出された樹脂がラベルと金型との隙間に回
り込む可能性がある。 (5)容器(特に角形容器のとき)とラベルの材質の違
いによる収縮差からラベルのはがれ等が生じる可能性が
ある。 (6)射出成形時、底部から側面にかけて金型内のキャ
ビティーがほぼ直角に立ち上がる地点では、ラベルに対
する樹脂注入圧力が比較的高くなるため、ラベルのイン
ク層およびヒートシール層が摩擦等による「流れ」を生
じる場合がある。
て、容器に対するラベルの配置を的確にし、以てバリア
ー性を確実に得ることを目的とする。
め、本発明は、側面ラベルと底面ラベルとを用いてイン
モールドラベル成形した熱可塑性樹脂製射出成形容器で
あって、前記各ラベルが少なくとも金属箔層または熱可
塑性樹脂層からなるバリアー層を有し、容器本体側に積
層される層が容器本体と同質の材料又は容器本体と接着
性を有する材料から構成されることを特徴とするインモ
ールドラベル容器を提供するものである。
面ラベルが樹脂注入用ゲート穴を有していない構造とす
ることもできる。この穴が無い場合酸素等がより透過し
にくくなる。
上記容器本体の脚部が補強リブを形成した構造とするこ
ともできる。これにより、容器(特に角形容器のとき)
とラベルの材質の違いによる収縮差に起因するラベルの
はがれ等が防止できる。
ルとを用いてインモールドラベル容器を成形する方法で
あって、ほぼ底部キャビティ面を延長した部分にて前記
側面ラベルを真空吸引し位置固定して成形を行う方法を
提供するものである。これにより、樹脂注入の際最初に
側面ラベルに当たる部分が位置固定されるため、樹脂注
入の衝撃で側面ラベルが所定の位置からずれたり、波打
ったりする現象を効果的に抑制することができる。
とを用いてインモールドラベル容器を成形する方法であ
って、前記側面ラベルの寸法が、金型の側面キャビティ
の全高をLHとし雌型の内周をLRとしたとき、側面ラ
ベルの高さL1 、周方向長さL2 を、それぞれ、L1 =
LH−x、L2 =LR−y(mm)として、インモール
ドラベル成形を行う方法を提供する。ここで、xおよび
yはそれぞれ独立して約0.6〜1.2mmであること
が好ましい。0.6以下ではラベルの打抜き寸法精度の
バラツキでL1 、L2 が長くなった場合や成形時の樹脂
圧によるラベルの伸びにより、ラベルの波打ち、重なり
等が生じる恐れがあり、1.5を超えるとガスバリアー
性の低下を招きやすい。
とを用いてインモールドラベル容器を成形する方法であ
って、底部キャビティと側面キャビティとが交差する付
近に曲率を与えられた金型を用いて成形を行う方法を提
供する。交差部分で金型(雄型および雌型)に曲率を与
えることにより、この箇所での樹脂注入圧力が低減され
ラベルのインク層およびヒートシール層が樹脂注入の摩
擦による「流れ」を生じることがない。ただし、この曲
率により交差部分での容器肉厚が増加し、これにより
「ひけ」を招きやすくなるので、他の部分の容器肉厚の
約1.5倍以下の肉厚に抑えることが必要である。
述べる。
印刷基材層、ガスバリアー層、射出樹脂との接着層から
成る。これら各層は、それぞれ独立して製膜し接着剤を
介して貼合(ドライラミネーション)するか、または、
その一部もしくは全層を溶融押出(EC、共押出)する
ことで形成することもできる。また、用途・目的に応じ
て印刷基材層を省略することもできる。
可能なものであれば特に限定されず、例えば、ポリエス
テルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィ
ルム等が適宜使用できる。
アルミ箔(7〜25μm)、(b)金属又は金属酸化物
を蒸着等でプラスチックフィルム等に積層したもの、例
えば、酸化珪素蒸着プラスチックフィルム、酸化アルミ
蒸着プラスチックフィルム、アルミ蒸着プラスチックフ
ィルム、(c)その他、ポリアクリロニトリル系樹脂、
EVOH(エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物)、P
VDC(ポリ塩化ビニリデン)フィルム、PVDCコー
ト二軸延伸プラスチックフィルム等が挙げられ、所望の
性能に応じて適宜選択され得る。
であれば特に限定されないが、通常、射出樹脂と同材質
のプラスチックや、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重
合体)を含有するポリエチレン等接着性を有する樹脂、
又はそれら樹脂が共押し出し加工、あるいは、コーティ
ング加工されたプラスチックフィルム等が好適に使用で
きる。
ネーション法、押出ラミネーション法、押出コーティン
グ法その他のコーティング法によって形成される。
体には射出成形可能な熱可塑性樹脂、例えば、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等が使用され得
る。
つ説明する。 <第1実施例>本発明の第1の実施例においては、容器
本体となる射出樹脂の材料としてポリプロピレンを用
い、ラベル材としてポリエチレンテレフタレートフィル
ム(12μm)/アルミ箔(15μm)/ポリプロピレ
ンフィルム(60μm)の3層が順に積層されたフィル
ムを用いた。このラベル材は、最外層である、PETフ
ィルムに文字、絵柄等を印刷した後、接着剤を用いてバ
リアー層であるアルミ箔をラミネートした後、最内層で
あるポリプロピレンフィルムを接着剤を用いてラミネー
トした3層フィルムを形成され、所定の形状(側面ラベ
ルは扇型、底面ラベルは中心にゲート穴を有する円形)
に打ち抜いた。
(側面ラベル1および底面ラベル2)を雌型3の側面お
よび底面に配置し、雄型4を上方から押し込んだ後、ゲ
ート5(およびゲート位置に対応する底面ラベル2のゲ
ート穴)を通じて樹脂7をキャビティに注入し通常のイ
ンモールドラベル射出成形を行った。
た結果、下記の表1に示すような酸素透過度、透湿度の
値が得られた。
/pkg・day・atm)であり、また、水蒸気透過
度の単位は、(g/pkg・day)である。また、上
記の表1において、酸素透過度の測定法は、温度23
℃、湿度90%RH、パ−ジ3日間、MOCON社 O
XTRANを使用して測定した。更に、上記の表1にお
いて、水蒸気透過度の測定法は、塩化カルシウム重量
法、測定6日間、温度40℃、湿度90%RHで測定し
た。
同材料であるため、接着剤を使わずにラベル材と容器本
体を一体化することができる。なお、容器本体となる射
出樹脂の材料としてポリプロピレンを用いるとともに、
ラベル材として上記の他に、最外側から最内側へ向けて
順に、以下の層構成からなるフィルムを用いた。
刷基材)(25μm)/アルミ箔(バリアー層)(15
μm)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフ
ィルム(接着層)(25μm) (2) 延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基材)(2
5μm)/酸化珪素蒸着ポリエチレン・テレフタレート
フィルム(バリアー層)(12μm)/ヒートシール層
を有する延伸ポリプロピレンフィルム(接着層)(25
μm) (3) 未延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)/
ポリエチレン・テレフタレートフィルム(印刷基材)
(12μm)/酸化珪素蒸着ポリエチレン・テレフタレ
ートフィルム(バリアー層)(12μm)/未延伸ポリ
プロピレンフィルム(接着層)(30μm) (4) 延伸ポリプロピレンフィルム(25μm)/ポ
リエチレン・テレフタレートフィルム(印刷基材)(1
2μm)/酸化珪素蒸着ポリエチレン・テレフタレート
フィルム(バリアー層)(12μm)/ヒートシール層
を有する延伸ポリプロピレンフィルム(接着層)(25
μm) (5) 未延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)/
ポリエチレン・テレフタレートフィルム(印刷基材)
(12μm)/アルミ箔(バリアー層)(9μm)/ポ
リエチレン・テレフタレートフィルム(12μm)/未
延伸ポリプロピレンフィルム(接着層)(30μm)。
後にラベル材を雌型3の側面および底面に配置する場
合、ラベル材のカールの大小が射出成形の歩留りに影響
する。すなわち、ラベル材のカールは、小さい方が歩留
りが良好となる。
は、ラベル材の層構成を中央の層を中心とした対象型の
層構成とすることが好ましい。
有するラベル材において、中央の層を中心として対称型
の層構成とすることができ、また上記の(3)、(4)
のラベル材もポリエチレンテレフタレートフィルム、酸
化硅素蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムを一つ
のポリエチレンテレフタレートフィルムと考えると対称
型の層構成となる。このため打ち抜き時においてラベル
材のカールを軽減することができた。また、上記の〜
の層構成を有するラベル材の場合、ガスバリアー特性
および射出樹脂との密着性はいずれも良好であった。
いては、図2に示すように、第1の実施例と同様のラベ
ル材を使用し、かつ中心にゲート穴6(図1参照)を有
しない円形の底面側ラベル材をインサートしてインモー
ルドラベル射出成形を行った。この実施例では底面側ラ
ベル材にゲート穴6がないため、樹脂7を注入すると、
底面ラベル2がコア(雄型)側に押しつけられた状態で
キャビティ内に樹脂が充填される。したがって、成形品
では容器内の底面にゲート穴6を有しないラベルが積層
され、バリアー特性がより高められる(下記の表2参
照)。また、本実施例では、底面ラベルにゲート穴を設
ける場合(ラベルの外周打抜き後に穴打抜き工程が必要
となるため、外周打抜きと穴打抜きの精度を必要とし、
高精度の打抜き加工機等が必要になる)に比べて、ラベ
ル材の加工が容易となる。
の単位は、(cm3/pkg・day・atm)であ
り、また、水蒸気透過度の単位は、(g/pkg・da
y)である。また、上記の表2において、前述の表1と
同様に、酸素透過度の測定法は、温度23℃、湿度90
%RH、パ−ジ3日間、MOCON社 OXTRANを
使用して測定した。更に、上記の表2において、前述の
表1と同様に、水蒸気透過度の測定法は、塩化カルシウ
ム重量法、測定6日間、温度40℃、湿度90%RHで
測定した。
いては、図3に示すように、第1の実施例と同様のラベ
ル材を使用し、真空吸引孔8(従来装置では8’の位
置)を底面キャビティと側面キャビティとが交差する位
置に設けた雌型3を用いてインモールドラベル射出成形
を行った。本実施例では、樹脂注入に際して、側面ラベ
ル1のあばれを防止することができるので、成形後の側
面ラベル1のしわ、重なり等の発生を防止することがで
きる。
いては、図4(A)、(B)に示すように、第1の実施
例と同様のラベル材を使用し、かつ、金型の側面キャビ
ティの全高(正確には、側壁に沿った長さ)をLHとし
雌型の内周をLR(ただし、頂部から底部にかけて漸減
する)としたとき、側面ラベルの高さL1 、周方向長さ
L2 を、それぞれ、L1 =LH−1、L2 =LR−1
(mm)として、インモールドラベル射出成形を行っ
た。本実施例では、ラベル寸法が短く設定されるため、
しわ、重なり等の発生が防止できる。特に、雌型に側面
ラベル1を挿入した後雄型を押し込む際ラベル下端が側
面キャビティの底に当接しないことから、ラベルが波打
つこともなく容器本体に密着して積層される。この結
果、図4(C)に示すように、得られた成形容器10は
側面ラベル1において所定の隙間dを有して積層される
が、ガスバリアー性にはほとんど影響がない。
いては、図5に示すように、第1の実施例と同様のラベ
ル材を使用し、かつ、容器本体10脚部の所定の位置に
補強リブ11を設けてインモールドラベル射出成形を行
った。この補強リブ11により容器本体10とラベルと
の材質の違いによる収縮差に起因するラベルのはがれ等
を防止することができる。特に、角型容器の場合には、
脚部の4辺の各中心点にリブを設けることが好ましい。
いては、容器本体となる射出樹脂としてポリスチレン樹
脂を用い、ラベル材としてポリプロピレン/接着剤/ポ
リ塩化ビニリデン/接着剤/ポリプロピレンの層構成か
らなる共押出しフィルム(厚さ60μm)を用い、該ラ
ベルの最内層側に印刷を施し、さらにその上にEVA系
樹脂(ヒートシール剤)をグラビアコーティング法によ
りコートした。そして、図6に示すように、底部キャビ
ティと側面キャビティとが交差する部分(同図の番号1
2および13)に対応し曲率を与えた金型(雌型3およ
び雄型4)を用いてインモールドラベル射出成形を行っ
た。金型に曲率を与えたため、ラベルに対する樹脂注入
圧力が低下し、ラベルのインク層およびヒートシール層
が摩擦等により「流れ」を防止することができる。な
お、上記部分では相対的に肉厚となり、冷却後の肉厚の
差に起因する「ひけ」を防止するため1.5倍以下の肉
厚にとどめることが好ましい。
ドラベル容器によれば、バリアー性を確実に得ることが
できる。また、本発明のインモールドラベル容器の製法
によれば、バリアー性を有したラベルを精確な位置に積
層することができる。
する説明図である。
図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 側面ラベルと底面ラベルとを用いてイン
モールドラベル成形した成形容器であって、上記の側面
ラベルと底面ラベルとが、上記の成形容器を構成する側
面と底面の外表面に溶着されており、更に、上記の側面
ラベルが、その寸法において、側面ラベルの周方向の長
さが、雌型の内周よりも短い関係にあることを特徴とす
るインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項2】 上記の側面ラベルが、側面ラベルの周方
向の長さL2 、雌型の内周をLRとしたときに、L2 =
LR−y(ただし、式中、yは、0.6〜1.5mmの
数を表す。)の関係にあることを特徴とする上記の請求
項1に記載するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項3】 上記の側面ラベルが、その寸法におい
て、側面ラベルの高さが、金型の側面キャビティ−の全
高よりも短い関係にあることを特徴とする上記の請求項
1〜2のいずれか1項に記載するインモ−ルドラベル容
器。 - 【請求項4】 上記の側面ラベルが、側面ラベルの高さ
L1 、金型の側面キャビティ−の全高LHとしたとき
に、L1 =LH−x(ただし、式中、xは、0.6〜
1.5mmの数を表す。)の関係にあることを特徴とす
る上記の請求項1〜3のいずれか1項に記載するインモ
−ルドラベル容器。 - 【請求項5】 上記の底面ラベルが、樹脂注入用ゲ−ト
穴を有することを特徴とする上記の請求項1〜4のいず
れか1項に記載するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項6】 上記の側面ラベルと底面ラベルとが、少
なくとも、印刷基材層、ガスバリア−層、および、接着
層を積層した構成からなることを特徴とする上記の請求
項1〜5のいずれか1項に記載するインモ−ルドラベル
容器。 - 【請求項7】 上記の側面ラベルと底面ラベルのガスバ
リア−層が、金属酸化物の蒸着プラスチックフィルムか
らなることを特徴とする上記の請求項1〜6のいずれか
1項に記載するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項8】 上記の側面ラベルと底面ラベルの接着層
が、ヒ−トシ−ル層を有する延伸ポリプロピレンフィル
ムからなることを特徴とする上記の請求項1〜7のいず
れか1項に記載するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項9】 上記の側面ラベルと底面ラベルとが、中
央の層を中心とした対象型の層構成からなることを特徴
とする上記の請求項1〜8のいずれか1項に記載するイ
ンモ−ルドラベル容器。 - 【請求項10】 上記の側面ラベルと底面ラベルとが、
その側面ラベルと底面ラベルの最内側を構成する樹脂
と、上記の成形容器を構成する樹脂とを同質の材料又は
接着性を有する材料で構成することを特徴とする上記の
請求項1〜9のいずれか1項に記載するインモ−ルドラ
ベル容器。 - 【請求項11】 上記の成形容器が、容器本体の脚部に
補強リブを設けることを特徴とする上記の請求項1〜1
0のいずれか1項に記載するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項12】 上記の成形容器が、その成形容器本体
を構成する底部と、側面部との交差部分に曲率を設けた
ことを特徴とする上記の請求項1〜11のいずれか1項
に記載するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項13】 上記の成形容器が、その成形容器本体
を構成する底部と側面部との交差部分において他の部分
に比して容器肉厚を1.5倍以下の肉厚に抑えることを
特徴とする上記の請求項1〜12のいずれか1項に記載
するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項14】 上記の成形容器が、透明であることを
特徴とする上記の請求項1〜13のいずれか1項に記載
するインモ−ルドラベル容器。 - 【請求項15】 側面ラベルと底面ラベルとを用いてイ
ンモールドラベル容器を成形する方法であって、上記の
側面ラベルを、底面キャビティ−と側面キャビティ−と
が交差する位置に設けた真空吸引孔により真空吸引し、
その位置を固定してインモールドラベル成形を行うこと
を特徴とするインモールドラベル容器の成形法。 - 【請求項16】 側面ラベルと底面ラベルとを用いてイ
ンモールドラベル容器を成形する方法であって、上記の
側面ラベルの寸法が、金型の側面キャビティの全高をL
Hとし、また、雌型の内周をLRとしたとき、側面ラベ
ルの高さL1、周方向長さL2 を、それぞれ、L1 =L
H−x、L2 =LR−y(ただし、式中、xとyとは、
それぞれ、0.6〜1.5mmの数を表す。)の関係に
ある側面ラベルを雌型の側面に配置してインモールドラ
ベル成形を行うことを特徴とするインモールドラベル容
器の成形法。 - 【請求項17】 側面ラベルと底面ラベルとを用いてイ
ンモールドラベル容器を成形する方法であって、底部キ
ャビティと側面キャビティとが交差する付近に曲率を与
えられた金型を用いてインモールドラベル成形を行うこ
とを特徴とするインモールドラベル容器の成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002229964A JP3701636B2 (ja) | 1994-09-14 | 2002-08-07 | インモ−ルドラベル容器およびその成形法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22059994 | 1994-09-14 | ||
JP6-220599 | 1994-09-14 | ||
JP2002229964A JP3701636B2 (ja) | 1994-09-14 | 2002-08-07 | インモ−ルドラベル容器およびその成形法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23379795A Division JP3828598B2 (ja) | 1994-09-14 | 1995-09-12 | インモールドラベル容器およびその製法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3701636B2 JP3701636B2 (ja) | 2005-10-05 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3701636B2 (ja) |
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