JP2003095241A - ヒートシール薄肉軽量缶 - Google Patents

ヒートシール薄肉軽量缶

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密封性および開蓋性ならびに意匠性に優れ、
しかも軽量なヒートシール軽量缶を提供する。 【解決手段】 薄金属板からなる缶体1の開口端に、内
面側にヒートシーラント層を備えたヒートシール蓋3を
熱接着させるヒートシール薄肉軽量缶において、缶体1
がその円筒形胴部4の開口端に外巻きカール部2を備
え、そのカール部2の形状が、先ず、円筒形胴部の開口
端にフランジ部を形成し、次に、該フランジ部を前記胴
部の半径方向に沿う平面から鋭角にかつ前記開口端から
後退する方向に傾斜したハゼ折り部7に成形し、しかる
後に、そのハゼ折り部7が前記胴部4の半径方向に沿う
平面から鋭角に前記開口端に向かう方向に傾斜した形状
を内部に持つ断面円弧形の頂部6を備えたカール部に成
形して得られた形状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄金属板からなる
缶体の開口部にヒートシール蓋を取り付けて密封するヒ
ートシール薄肉軽量缶に関する。
【0002】
【従来の技術】馬鈴薯粉をポテトチップ状に焼固させた
スナック菓子を入れる容器として、紙や金属箔あるいは
合成樹脂を螺旋に巻いてコンポジット缶を形成し、その
底部を薄金属製蓋で覆い、また先端側の開口端にヒート
シール蓋を熱接着させた紙容器が知られている。この種
の容器は、いわゆる本体部分を金属と紙とによって構成
した複合容器であるため、この容器をゴミとして廃棄す
る場合、可燃物である紙といわゆる資源ゴミに相当する
金属部分とに分別する必要があり、廃棄処理が難しい。
また、この様な現行品の紙容器で、馬鈴薯粉をポテトチ
ップ状に焼固させたスナック菓子を詰める高さが約9c
m程度のコンポジット缶は、その胴部だけの重量が、2
0gを越えており、軽量化が望まれる。
【0003】一方、上記の紙容器より軽量なヒートシー
ル缶が、特開昭57−55874号公報や特開昭62−
168846号公報に開示されている。これらのヒート
シール缶は、薄金属板を素材として絞り加工やしごき加
工によって作られたものであり、素材が薄金属板であっ
て材種が単一であるためにリサイクル性が良好であり、
また遮光性、酸素バリヤ性に優れている。
【0004】これらの公報に開示されているヒートシー
ル缶は、缶体の開口端に水平なフランジ部を備え、その
フランジ部の外周端部が外巻きに成形されてカール部と
なっており、これらのフランジ部とカール部とにヒート
シール蓋を熱接着させる構造を備えている。その結果、
この構造によって、ヒートシール面積が大きく成り、丈
夫な熱接着部を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のヒートシール缶
は、熱接着部が丈夫であるから密封性に優れている。し
かしながら、広い面積で熱接着させているヒートシール
蓋の接着強度が高いことが、反面、缶の開封を困難にし
ており、開封性が必ずしも良好ではない。また、開口端
に形成されているフランジ部は、ヒートシール蓋の接着
面積を増大させているが、缶体の重量の増大要因にもな
っており、軽量化の点では不利な構造となっている。さ
らに、前記フランジ部は、ヒートシール蓋の熱接着性の
向上を主眼に形成されているので、その点での機能が良
好であっても、缶全体としての意匠性もしくはファッシ
ョン性を損なう要因となっている。結局、従来のヒート
シール缶は、密封性および開封性、ならびに軽量化およ
び意匠性など、ヒートシール缶に要求される特性を必ず
しも充分には満足しておらず、改良の余地が多分にあっ
た。
【0006】本発明は、上記の技術的課題に着目してな
されたものであって、密封性を損なうことなく開け易
く、しかも軽量なヒートシール缶を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、上記の目的を達成するために、薄金属板からなる缶
体の開口端に、内面側にヒートシーラント層を備えたヒ
ートシール蓋を熱接着させるヒートシール薄肉軽量缶に
おいて、缶体がその円筒形胴部の開口端に外巻きカール
部を備え、そのカール部の形状が、先ず、円筒形胴部の
開口端にフランジ部を形成し、次に、該フランジ部を前
記胴部の半径方向に沿う平面から鋭角にかつ前記開口端
から後退する方向に傾斜したハゼ折り部に成形し、しか
る後に、そのハゼ折り部が前記胴部の半径方向に沿う平
面から鋭角に前記開口端に向かう方向に傾斜した形状を
内部に持つ断面円弧形の頂部を備えたカール部に成形し
て得られた形状であることを特徴とするものである。
【0008】また、前記断面円弧形の頂部を備えたカー
ル部内のハゼ折り部は、請求項2に記載してあるよう
に、前記胴部の半径方向に沿う平面から約60°までの
範囲内で、前記開口端側に向けて傾斜した形状とするこ
とができる。
【0009】したがって本発明によれば、上記の形状の
外巻きカール部の表面にヒートシール蓋が熱接着させら
れる。その場合に、外巻きカール部に荷重を掛けること
になるが、三つの工程を経て外巻きカール部を成形して
いるので、外巻きカール部の強度が高く、熱接着時の荷
重で過度に変形することがなく、外巻きカール部に成形
時に歪み等が発生していないためヒートシール蓋が良好
に熱接着され、確実に密封される。また、ヒートシール
蓋が熱接着される外巻きカール部は、缶体の開口端から
外側に滑らかに湾曲した形状であるから、開封する場合
には、ヒートシール蓋の端部を摘んで容易に開封するこ
とができ、さらに滑らかに湾曲した形状であることによ
り意匠性あるいはファッション性が良好になる。
【0010】さらに本発明では、外巻きカール部の先端
部に、そのカール部の内側に延びた形状のハゼ折り部を
備えているので、これが外巻きカール部の強度を高くし
ていることに加え、そのエッジ部に指が掛かることがな
いので、安全性の高いヒートシール缶となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を具体例によって更
に詳細に説明する。先ず、図1および図2に本発明の一
例としてのヒートシール缶1を示した。なお、図1は、
そのヒートシール缶1の全体を示す断面図であり、図2
は、そのヒートシール缶1の開口端のカール部2を拡大
して示す部分断面図である。
【0012】本発明のヒートシール缶1は、公知の易加
工性及び耐腐食性を備えたフィルム又は合成樹脂を片面
若しくは両面に備えているか、全くコートしていないア
ルミニウム製の薄板をカップ状に打ち抜き、そのカップ
状の中間材に絞り加工や、絞り加工としごき加工とを施
して作られている。したがって、円筒形の胴部4を備え
ており、その胴部4の下端は、胴部4と一体の底部5と
成っており、また胴部4の上端の開口端にカール部2が
設けられている。
【0013】カール部2は、外巻きであって、そのカー
ル部2の先端がヒートシール缶1の内側に入らない構造
に成っている。より具体的には、カール部2は、胴部4
から滑らかに続いた断面形状がほぼ円弧形の頂部6を備
え、その先端は、断面形状がほぼ直線のハゼ折り部7で
終わっている。
【0014】ハゼ折り部7は、水平乃至水平面(すなわ
ち胴部4の半径方向に沿う平面)から約60°の角度上
方に(すなわち開口端に向けて)傾斜している。したが
って、カール部2の先端が手あるいは指に触るおそれが
全く無く、安全な構造となっている。ハゼ折り部7の角
度が60°を越えると、ハゼ折り部7の付け根が割れて
しまうおそれが有り、その角度は、水平から約60°の
範囲内に成るようにするのが好ましい。また、ハゼ折り
部7は、カール部2の胴部4側の頂部6には接触しない
長さを有していて、カール部2の頂部6の外周側に剛性
を付与し、胴部4側の頂部6とその強さをほぼ同程度と
している。したがって、ハゼ折り部7は、カール部2が
変形することを防止し、頂部6が変形したり、そのため
にヒートシール蓋3に剥離力が作用したりすることを防
いでいる。
【0015】上記のカール部2の頂部6には、内面側に
ヒートシーラント層を備えた金属箔及び/又は合成樹脂
から成るヒートシール蓋3が熱接着されており、そのヒ
ートシール蓋3の外周部分が、カール部2の半径方向の
幅Tの約76%程度の熱接着幅tでカール部2の頂部6
を覆っている。
【0016】ここで、上記のカール部2の成形方法およ
び成形装置について、その概略を示す図3乃至図6を参
照して説明する。
【0017】カール部2は、先ず、第1工程として、通
常の絞り加工や、絞り加工としごき加工とで作られた缶
体の円筒形の胴部4の開口端にフランジ部8を形成し、
次に、第2工程として、該フランジ部8を水平面から鋭
角に下方に傾斜したハゼ折り部7に成形し、しかる後
に、最終工程として、該ハゼ折り部7が水平乃至水平面
から鋭角に上方に傾斜した形状を内部に持つ円弧形の頂
部6を備えたカール部2にカール加工する方法で成形さ
れる。
【0018】第1工程のフランジ部8の成形方法とし
て、図3に示したダイ方式と図4に示したロール方式が
ある。
【0019】ダイ方式は、鉛直面から1.5Rのアール
面を備えかつそのアール面に続けて水平面から10°程
度上方に向かって傾斜した成形面11を備えたダイ12
を使用し、そのダイ12を、缶体の開口端に被せ、エア
ーを缶体内に吹き込んで缶体の挫屈の発生を防ぎなが
ら、ダイ12を下降させ、若しくは、缶体を上昇させ
て、フランジ部8を形成する方式である。
【0020】また、ロール方式は、鉛直面から1.5R
のアール面を備えかつそのアール面に続く水平面から1
0°程度上方に向かって傾斜した成形面13を備えてい
る自由回転可能な複数のロール14を、缶体の開口端に
被せ、また一方、自由回転する中子15を缶体に挿入し
てその開口端の半径方向の変形を防止しながら、缶体を
回転させ、同時にロール14群を下降させ、若しくは、
缶体を上昇させて、フランジ部8を形成する方式であ
る。
【0021】次に、カール部2を成形する第2工程で
は、如上のいずれかの方式で成形したフランジ部8を備
えた缶体の内側に、ダイ18を挿入する一方、鉛直面に
対して45°の角度で下方外方に向かって傾斜している
成形面16を備えかつダイ18の外壁との間に隙間19
を形成するリングダイ17をダイ18の外側から被せ、
エアーをダイ18から缶体内に吹き込んで缶体の挫屈の
発生を防ぎながら、リングダイ17とダイ18を下降さ
せ、若しくは、缶体を上昇させて、フランジ部8を成形
面16で傾斜させながらダイ18とリングダイ17との
間の隙間19に嵌入させ、こうすることにより水平面か
ら鋭角に下方に傾斜したハゼ折り部7を形成する。した
がって、ハゼ折り部7は、予め、フランジ部8を成形し
た後に成形されるため、歪みや偏りの無い状態で成形さ
れる。
【0022】しかる後、最終工程では、鉛直面から1.
25Rのアール面を備えかつそのアール面に続く水平面
から10°程度上方に向かって傾斜した成形面20を備
えたダイ21を、ハゼ折り部7を形成させた缶体の開口
端に被せ、エアーを缶体内に吹き込んで缶体の挫屈の発
生を防ぎながら、ダイ21を下降させ、若しくは、缶体
を上昇させて、カール部2を形成する。
【0023】このとき、水平面から鋭角に下方に傾斜し
たハゼ折り部7は、ほぼ反転して、水平乃至水平面から
約60°上方に傾斜した状態に成形され、成形途中に、
先端部が歪んだり、カール部2の円弧形の頂部6に歪み
が生じたりしない様に作用する。
【0024】この様に、カール部2は三つの工程を経て
成形されるため、カール部2の頂部6には歪みなどが全
く無く、従って、ヒートシール蓋3が接着不良箇所を発
生させることもなく確実に熱接着され、その結果、ヒー
トシール缶1が極めて良好にシールされる。また、カー
ル部2が滑らかに湾曲している形状であり、かつその剛
性が高いために、スムースに開封でき、さらにカール部
2の先端は、ハゼ折り部7としてカール部2の内部に納
められているため、カール部2の先端で指を切るような
おそれも全く無い。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を以下に示す。
【0026】先ず、板厚が約0.3mmの無塗装のアルミ
ニウム合金板に、絞り加工としごき加工とを施して、直
径約66mm、高さ約104mmで、胴部4の最薄板厚が約
0.1mmの缶体を作り、内面にエポキシフェノール樹脂
を通常の方法で塗布して乾燥し、重さが約11gの薄肉
で軽量な缶体を作った。その缶体の円筒形の胴部4の開
口端に、幅が約1.87mmのフランジ部8を形成し、高
さが約102mmの缶体に成形し、該フランジ部8を、ダ
イ18とリングダイ17との隙間19が0.6mmの装置
で、幅が約1.28mmのハゼ折り部7に形成し、高さが
約101mmの缶体とした。さらに最終工程で、この缶体
のハゼ折り部7を水平面から約40°上方に傾斜した状
態に成形し、幅が約2.1mmのカール部2を形成し、高
さが約98mmの薄肉軽量缶に成形した。
【0027】該薄肉軽量缶は、1763N(ニュート
ン)の垂直荷重に耐え得るもので、該薄肉軽量缶に、馬
鈴薯粉をポテトチップ状に焼固させた塩分と油分を含む
スナック菓子を充填し、直ちに液体窒素を充填して、カ
ール部2にヒートシール蓋3を上から1156Nで加圧
しながら熱接着させて密封した。
【0028】ヒートシール蓋3は、外面側から順にポリ
エチレンテレフタレート層、ドライラミネート接着剤
層、9μm厚のアルミニウム箔層、20μm厚のポリエチ
レン層、ヒートシーラント層であるウレタン系接着剤層
から成り、総厚みが75μmのもので、開封性を高める
ために、端縁に、蓋と一体の取っ手を付加させたものを
使用した。
【0029】本実施例の評価結果を表1に示した。
【表1】
【0030】表中、缶内面腐食欄の×印は、開封前に内
面腐食が起きてしまったものを示し、△印は、開封後に
内面腐食が起きたものを示す。また、フレーバー欄の×
印は、油分が酸化したものを示し、△印は、金属臭が内
容物に付着してしまったものを示す。
【0031】この評価結果から、缶内面コートが無い
と、塩分によって缶内面が腐食し、内容物に金属臭が付
き、内容物の味が悪くなり、通常充填で、缶内に酸素が
有ると、内容物の油分が酸化してフレーバーが悪くなる
ことが判る。
【0032】
【発明の効果】本発明のヒートシール薄肉軽量缶は、カ
ール部が三つの工程を経て成形されるため、カール部の
頂部には歪みなどが全く無く、従って、ヒートシール蓋
を接着不良箇所を発生させることなく確実に熱接着する
ことができ、その結果、ヒートシール缶を極めて良好に
シールでき、またスムースに開封でき、さらにはカール
部の先端が隠れているので安全性の高いものとすること
ができる。また、ヒートシール蓋を熱接着するカール部
は、開口端から半径方向外向きに大きく突出させる必要
がないので、缶の軽量化を図ることができる。
【0033】さらに、液体窒素充填をして、缶内を陽圧
化させても、カール部の剛性が高いことによってその頂
部には歪みなどが全く無いため、ヒートシール蓋が接着
不良箇所を発生させることがなく、そのため極めて良好
にシールでき、またそのシール状態を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヒートシール缶の断面図である。
【図2】 本発明のヒートシール缶のカール部を拡大し
て示した部分断面図である。
【図3】 カール部成形の第1工程におけるダイ方式に
よるフランジ部成形を示した概略図である。
【図4】 カール部成形の第1工程におけるロール方式
によるフランジ部成形を示した概略図である。
【図5】 カール部成形の第2工程におけるハゼ折り部
成形を示した概略図である。
【図6】 カール部成形の最終工程を示した概略図であ
る。
【符号の説明】
1…ヒートシール缶、 2…カール部、 3…ヒートシ
ール蓋、 4…胴部、6…頂部、 7…ハゼ折り部、
8…フランジ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 稔 神奈川県相模原市西橋本五丁目5番1号 大和製罐株式会社技術開発センター内 Fターム(参考) 3E033 AA07 BA07 CA16 DA06 DA08 DD05 GA03 3E061 AA16 AB04 BA03 BB01 DA12 DB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄金属板からなる缶体の開口端に、内面
    側にヒートシーラント層を備えたヒートシール蓋を熱接
    着させるヒートシール薄肉軽量缶において、 缶体がその円筒形胴部の開口端に外巻きカール部を備
    え、 そのカール部の形状が、先ず、円筒形胴部の開口端にフ
    ランジ部を形成し、次に、該フランジ部を前記胴部の半
    径方向に沿う平面から鋭角にかつ前記開口端から後退す
    る方向に傾斜したハゼ折り部に成形し、しかる後に、そ
    のハゼ折り部が前記胴部の半径方向に沿う平面から鋭角
    に前記開口端に向かう方向に傾斜した形状を内部に持つ
    断面円弧形の頂部を備えたカール部に成形して得られた
    形状であることを特徴とするヒートシール薄肉軽量缶。
  2. 【請求項2】 前記断面円弧形の頂部を備えたカール部
    内のハゼ折り部が、前記胴部の半径方向に沿う平面から
    約60°までの範囲内で、前記開口端側に向けて傾斜し
    た形状であることを特徴とする請求項1に記載のヒート
    シール薄肉軽量缶。
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