JP2003095205A - 注射剤袋詰装置 - Google Patents

注射剤袋詰装置

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JP2003095205A JP2001290242A JP2001290242A JP2003095205A JP 2003095205 A JP2003095205 A JP 2003095205A JP 2001290242 A JP2001290242 A JP 2001290242A JP 2001290242 A JP2001290242 A JP 2001290242A JP 2003095205 A JP2003095205 A JP 2003095205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入院患者や外来など用途に応じてトレーへの払
出処理と、袋詰処理を選択できる調剤システムを提供す
る。 【解決手段】この発明に関る袋詰装置によると、袋詰装
置にトレー判別手段を設けて、注射剤aを投入するため
の投入トレーと、袋詰した薬袋を払出す為の払出トレー
を共通の搬送ラインで処理することにより、用途に応じ
てトレーへの直接払出を行うか、薬袋への袋詰処理にす
るか払出方法を選択することができる。また、搬送ライ
ンを共通化することでレイアウトの変更に柔軟な対応が
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】この発明は、病院などにおい
て注射処方箋に基づいてアンプル・バイアルなどの注射
剤を払い出す注射剤払出システムに適用する袋詰め装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、病院や調剤薬局などの医療機関で
は、調剤業務の効率化、正確さの向上を図るため調剤支
援システムの導入が行われている。 【0003】例えば、そのような調剤支援システムの一
つとして図11に示す注射剤払出装置がある。 【0004】注射剤払出し装置は、図11に示すよう
に、移送路1とその移送路1の上流側に設けられたトレ
ー供給ストッカー2と前記ストッカー2の下流側に設け
たトレー排出リフター3間に、注射剤(以下、薬剤)を
払い出す払出機4,5と注射処方箋用プリンタ装置6
(以下、プリンタ)を設けた構成となっている。 【0005】トレー供給ストッカー2は、図11で示す
ように、積み重ねられた払出トレー7を1個ずつ移送路
1に供給する。 【0006】移送路1は、搬送コンベア(例えば、ロー
ラコンベア)1からなり、トレー供給ストッカー2から
供給される前記払出トレー7を、払出機4,5、プリン
タ6、トレー排出リフター3の順に搬送する。 【0007】払出機4,5は、注射剤aを整列させて収
納しなければならない整列収納型払出機4と整列を要し
ないランダム収納型払出機5との2種類あり、どちらの
型も注射剤aをその種類ごとに収容する複数の収納カセ
ット8が装着される。そして、指定された注射剤aを収
容する収納カセット8から指定された数の注射剤aを搬
送コンベア1の払出トレー7に払い出す。 【0008】整列収納型及びランダム収納型払出機4,
5は、システム内にいずれか一方、あるいは両方を配置
してもよい。また、どちらの型も搬送コンベア1を延長
すれば、調剤する薬剤数に応じて何台でも配置すること
ができる。 【0009】プリンタ6は、払出機4,5で払い出され
た処方を印字して搬送コンベア1の払出トレー7に投入
する。 【0010】トレー排出リフター3は、払出トレー7の
収納ラック16を有し、前記ラック16にリフター17
によって搬送コンベア1の払出トレー7を搬出し、前記
ラック16に収集する。 【0011】この注射剤払出装置は、制御ユニット18
を介して払出指示コンピュータ19と接続され、各装置
1〜6の作動が制御されるようになっている。 【0012】また、払出指示コンピュータ19は、例え
ば、病院内などのホストコンピュータと接続され、ホス
トコンピュータから払出データを受信すると、データご
とに1個の払出トレー7をトレー供給ストッカー2から
搬送コンベア1に供給する。 【0013】そして、搬送コンベア1によって搬送され
る払出トレー7に対して払出機4,5から注射剤aを投
入し、プリンタ6で注射処方箋などがプーリントアウト
された用紙を投入して、搬送コンベア1の下流に運んだ
のち、トレー排出リフター3により搬出されて収納ラッ
ク16に積み込まれる。 【0014】この後、オペレータが、収納ラック16の
払出トレー7の一つ一つについて注射剤aに欠品や損傷
がないか、払出トレー7内の注射処方箋に基づき監査し
て払出が終了する。 【0015】そして、注射処方箋に従って1処方分(1
回使用分)の点滴や注射などに使用する薬液の混注を行
う。 【0016】その後、空になった払出トレー7は収納ラ
ック16に戻し、この収納ラック16を回収する。 【0017】ここで、上記のようなシステムでは、患者
数に対応する多数の払出トレー7 を要するほか、一患
者の払出トレー7 内に複数処方の注射剤が収納されて
いる場合には、混注ミスがないよう細心の注意を払う必
要がある。 【0018】また、払出トレー7 及び収納ラック16
の回収に手間がかかり、収納ラック16を保管するには
大きなスペースを要するという問題もある。 【0019】そこで、これを解決する為の注射剤袋詰め
装置が、特開平11−152113に開示されており、
図12はその装置の略図である。 【0020】このシステムでは、上記、調剤支援システ
ム(図11参照)からトレー供給ストッカー2、プリン
タ6、トレー排出リフター3、トレー収納ラック16を
取り払い、移送路1をループ状としている。そして、移
送路1の一側方には、エレベータ30及び袋詰め装置5
0が順次設けられている。 【0021】移送路1は、図13に示すように、ローラ
コンベヤ25とベルトコンベヤ26とを組み合わせ、ベ
ルトコンベヤ26をローラコンベヤ25のローラ27間
から昇降させることにより、払出機5から一処方分毎に
払い出された注射剤aを収容する複数のトレー28を巡
回させ、所定の位置で停止させてエレベータ30のステ
ージ31に引き渡し、またステージ31から引き戻す機
能を有している。 【0022】エレベータ30のステージ31は、上昇位
置で一方に傾斜し、トレー28から袋詰め装置50に注
射剤aを供給した後、水平状態で下降し、空のトレー2
8を移送路1に引き渡す。 【0023】次に、袋詰め装置50は、図12、に示す
ように、製袋プリンタユニット51、受渡ユニット5
2、袋詰めベッド53、送込ユニット54及び投入ベッ
ド55を有する。 【0024】製袋プリンタユニット51は、ロール体6
0から両側縁に沿って透明のラミネート紙と台紙とが貼
着された熱融着性シート61を繰り出し、シート61を
製袋装置62で幅方向にヒートシールして切断すること
により薬袋63を形成すると共に、この薬袋63の台紙
外面にプリンタ64で所要の情報を印字するものであ
る。 【0025】受渡ユニット52は、製袋プリンタユニッ
ト51から袋詰めベッド53へ薬袋63を運ぶためのも
のである。 【0026】袋詰めベッド53及び投入ベッド55は、
袋詰めベッド53が傾斜し、投入ベッド55が略水平と
なった状態と、袋詰めベッド53が略水平となり、投入
ベッド55が垂直となった状態との間で遷移する。袋詰
めベッド53は、傾斜状態で受渡ユニット52から薬袋
63を受け取るためのものである。 【0027】投入ベッド55に乗り込んだ薬袋63は、
口部を挟み込まれ(図12参照)、垂直状態となった投
入ベッド55に沿ってコンベヤ98で下方に搬送され
て、その下方に位置づけられたトレー104の収納部1
05に投入される。 【0028】投入ベッド55の下方には、トレー104
を移動させるベルトコンベヤ(図示しない)が設けられ
ている。このコンベヤは、空のトレー104を後述のス
トック装置107(図11参照)から受け取り、注射剤
aが詰めされた薬袋63をトレー104の各収納部10
5に順次投入するため、各収納部105が垂直状態の投
入ベッド55に保持された薬袋63の直下に位置するよ
うに所定ピッチづつトレー104を送り、最後の収納部
105に薬袋が投入されると、トレー104をストック
装置107に搬出する。 【0029】ストック装置107は、図12に示すよう
に、空のトレー104を複数個上下方向にストックして
おき、必要に応じて袋詰め装置50に供給し、薬袋63
が投入されたトレー104を引き取って上下方向にスト
ックするものである。 【0030】このように構成した袋詰め装置50による
と、注射剤が1 処方分(1 回使用分)単位で袋詰め
されるので、混注ミスが防止される。 【0031】また、1つのトレーに複数患者分の薬袋を
収納できるので、少数のトレーで注射剤を分配でき、収
納ラックも不要となり、その回収作業の手間を省くこと
ができるほか、収納ラックの設置スペースを確保する必
要もなくなる。 【0032】 【発明が解決しようとする課題】上記、従来の袋詰装置
50には以下のような問題点があった。 【0033】(1) 薬液バックなど、薬袋内に入らな
い大きなサイズの薬剤については別途の払出処理が必要
であった。また、薬袋内に入らない、大量の薬剤の払出
処理に対応できなかった。 【0034】(2) シリンジや箱型形状の、袋に入れ
るのに適さない特殊な薬剤を別処理する必要があった。 【0035】(3) 入院患者や外来など用途に応じて
トレーへの払出処理と、袋詰処理を選択できる調剤シス
テムが望まれていた。 【0036】 【課題を解決するための手段】注射剤を袋詰する袋詰装
置において、袋詰する注射剤を投入する投入トレーと、
袋詰した薬袋を払出す払出トレーを搬送する共通の搬送
手段を設け、該搬送手段にトレーを識別するトレー識別
手段を備えたことを特徴とするアンプル袋詰装置を提供
する。 【0037】 【発明の実施の形態】図1の(ア)は従来の袋詰装置の
概略図であり、説明は従来例に示したとおりであるの
で、省略する。 【0038】次に図1の(イ)は本発明の袋詰装置にお
ける調剤支援システムの概略図である。以下に図面とと
もに詳細説明を示す。なお、供給ストッカー2、トレー
排出リフター3、払出機5、収納ラック16については
従来例に示すとおりであるので、説明を省略する。 【0039】移送路1は、搬送コンベア(例えば、ロー
ラコンベア)1からなり、2種類のトレー(後述)を搬
送する。 【0040】1つめのトレーは、供給ストッカー2から
供給される払出トレー7であり、払出機5、袋詰装置5
0A、トレー排出リフター3の順に搬送する。次に、2
つめのトレーは、投入トレー28Aであり、払出機5と
袋詰装置50A間の、投入ライン1Aと回収ライン1B
を循環搬送する。 【0041】投入ライン1A上には投入ユニット503
(後述)が投入トレー28A(後述)を受け取る受取位
置P1と、投入ベッド501から注射剤aが袋詰された
薬袋を受け取る投入位置P2があり、いずれの場所にも
センサによりトレーを検出すると、ストッパーが駆動し
て、トレーが位置決めされる。投入トレー28Aは払出
機5から払出された注射剤aを受け取り、袋詰装置50
Aまで搬送して、注射剤aを投入した後、再び払出機5
に戻って注射剤aを受け取る為の容器であり、図3
(ア)に示すように注射剤aを投入し易いように1壁面
が傾斜した台径型になっている。 【0042】投入トレー28Aの底面には容器を識別す
るためのマグネットS(または鉄片)が埋設されてお
り、これは投入ライン1A上の受取位置P1に設けられ
た近接センサ1C(図7参照)により投入トレー28A
であるか否かの判別を行う。 【0043】次に、袋詰装置51Aは整袋プリンタユニ
ット500、投入ベッド501、送込ユニット502、
投入ユニット503、回収ユニット505で構成され
る。(図2参照) 【0044】整袋プリンタユニット500は、従来の整
袋プリンタユニット51と類似しているが整袋装置62
とプリンタ64の順番が逆になっている点が相違する。
これは、印字した後に、ヒートシールして切断すること
でプリンタ64での薬袋の引込・排出時に発生する紙詰
りを解消するためのものである。 【0045】ここで、袋詰装置51Aはロール体60か
ら整袋プリンタユニット500までが2系統になってお
り、それぞれの整袋ユニットを並行処理することでスピ
ードアップが図れる。投入ベッド501は略水平状態の
薬袋受取位置と、傾斜状態の薬袋投入位置の間を図示し
ないモータにより回動する。 【0046】投入ベッド501は薬袋が載置されたこと
を検出するセンサと、載置した薬袋を開放する薬袋開放
機構501Aを備えている。ここで、薬袋開放機構50
1Aは図示しなコンプレッサーによる吸引を利用して薬
袋の開放動作を行う。 【0047】次に、送込ユニット502は投入ユニット
503(後述)から払出された注射剤aを受取り、投入
ベッド501に載置している薬袋に注射剤aを送り込む
ためのものである。送込ユニット502は図4(ア)、
図4(イ)に示すように、移動プーリ502A、テンシ
ョンプーリ502B、駆動プーリ502C、シャッタ5
02Dで構成されている。 【0048】移動プーリ502Aが図4(ア)に示す受
取位置と、図4(イ)に示す投入位置間を図示しないモ
ータの駆動により移動すると、これに追従してテンショ
ンプーリ502Bが移動して、ベルトのテンション調整
が行われる。そして、駆動プーリ502Cは図示しない
モータの駆動によりベルトを矢印方向に送り載置面の注
射剤aを搬送する。 【0049】シャッタ502Dは投入位置にて、投入ベ
ッド501が薬袋受け入れ可能状態の時、支軸Pを中心
に開閉動作を行う。 【0050】次に、投入ユニット503はアームユニッ
ト503A、リフター504Aで構成されており、下端
の受取位置P1にて投入トレー28Aを保持した後、上
端のアンプル投入位置まで搬送して、投入トレー28A
の注射剤aを送込ユニット502に払出すためのもので
ある。図5(ア)は前述した、アームユニット503A
の上面図であり、図5(イ)はアンプル投入側からの正
面図を示す。 【0051】また、図6(ア)図6(イ)は側面図を示
す。ブラケット503Jには、アングル503Kとアン
グル503Lが図5(ア)及び図5(イ)に示すように
設けられており、それら上方に取付けられたピン503
Y、ピン503Xにより回動可能に、側板503V、側
板503U、連結ベース503Tから成る回動ベース5
03Pが設けられている。 【0052】回動ベース503Pの一端にはモータ50
3Iとギヤ係合するラックギヤ503Sが取付けられて
おり、このモータ503Iの駆動により回動ベース50
3Pが回動してアームユニット503Aによる投入動作
が行われる。 【0053】アームユニットの位置決めはスリット円板
503Wを図示しないセンサが検出して行われる。さら
に、回動ベース503Pには丸棒ラック503Eと丸棒
ラック503Fがギヤ503Gで互いに係合した状態で
設けられている。 【0054】丸棒ラック503Eは、回動ベース503
Pの側板503Uに挿入した状態で固定されて、他端側
の側板503Vを貫通している。同様に丸棒ラック50
3Fは側板503Vに固定され、他端側の側板503U
を貫通している。 【0055】丸棒ラック503Eにはアーム503B、
アーム当り503C、アームブロック503Dからなる
アームL1が取付けられ、アームブロック503Dは丸
棒ラック503Fが貫通している。 【0056】また、同様に丸棒ラック503Fにはアー
ムR1が取付けられている。ここで、ギヤ503Gは連
結ベース503Tに設けられたアーム開閉モータ503
Zと連結されており、アーム開閉モータ503Zの駆動
によりアームL1、アームR1を駆動する。ここで、例
えば図5(ア)に示す矢印の方向にアーム開閉モータ5
03Zに回転駆動すると、丸棒ラック503E、503
F及びアームL1、R1は矢印方向に移動する。 【0057】連結ベース503Tの下端には開放センサ
503Rと保持センサ503Qが設けられており、アー
ムL1、R1のそれぞれに設けられた鉄片M、鉄片Nを
検出することでアームL1、R1による投入トレー28
Aの保持及び開放を行っている。 【0058】次にリフター504Aはアームユニット5
03Aの受取位置P1と投入位置の間を昇降動作させる
ためのもので、図7に示すようにステージ504Bがア
ームユニット503Aのブラケット503Jと連結して
いる。 【0059】リフター504Aは、図8に示すように一
対のスライドシャフトに、スライドベアリング介してス
テージが504B昇降自在に設けられ、また、モータに
連結した下端の駆動プーリ504Dと上端の従動プーリ
504E間に掛け渡されたエンドレスベルト504Fの
所定箇所で連結されている。 【0060】さらに、エンドレスベルトには重さの釣り
合いを取るためのウエイト504Gが設けられている。
ここで、受取位置P1と投入位置の位置決めはセンサ
(図示しない)によって行われる。次に、回収ユニット
505は注射剤aを投入した後の投入トレー28Aを投
入ユニット503からうけとり、移送路1の払出機5へ
戻す回収ライン1Bへ戻す為のものであり、図9に示す
ように略垂直状体のトレー受取位置と、略水平状体のト
レー回収位置の2点間を移動する。 【0061】次に、回収ユニット505の説明を以下に
示す。回収ユニット505は図10に示すもので、ブラ
ケット505Aにはモータとギヤ係合した駆動軸505
Bが回転可能に支持されており、駆動軸505Bの端部
にはアーム505Cの端部が取付けられている。さら
に、ブラケット505Aには駆動軸505Bを貫通した
状態にて、固定プーリ505Gが取付けられている。 【0062】一方、アーム505Cの他端部に設けたピ
ン505Dには、従動プーリ505Eが回転可能に取付
けられており、従動プーリ505Eにはトレー保持部5
05Fが連結されている。そして、トレー保持部505
Fが水平になるようにして、固定プーリ505Gと従動
プーリ505Eの間を無端ベルト505Hが、掛け渡さ
れている。 【0063】これにより、アームが回動してもトレー保
持部505Fは水平状態を保持する。トレー受取位置と
トレー回収位置間の位置決めは駆動軸505Bに設けら
れたスリット円板505Iをセンサ505Jにより検出
して行われる。 【0064】以上の構成からなる袋詰装置50Aにおけ
る動作説明を以下に示す。 【0065】病院内などのホストコンピュータと接続さ
れ、ホストコンピュータから払出データを受信すると、
回収ライン1Bに待機している投入トレー28Aが、投
入ライン1A上の払出機5のアンプル払出位置に移動し
て、処方データに対応した注射剤aを受け取った後に、
袋詰装置50Aへと移動する。この時、袋詰装置50A
は払出データに対応する印字データを受信して、印字動
作を開始する。 【0066】次にトレー供給ストッカー2から払出トレ
ー7が投入ライン1A上に供給され、上記、払出機5の
払出位置に移動する。袋詰をしない注射剤aがある時
は、薬剤の払出動作を行い、無ければそのまま袋詰装置
50Aへと移動する。 【0067】一方、先に搬出された投入トレー28Aは
受取位置P1にストッパーにて位置決めされると、近接
センサ1C(図7参照)により投入トレー28Aである
か否かの判別が行われ、投入トレー28Aであると、袋
詰装置50Aによる袋詰動作が行われる。これが投入ト
レー28Aではない、払出トレー7の際は、投入位置P
2へと移動する。 【0068】まず、アンプル投入位置で待機していたア
ームユニット503Aが受取位置P1まで下降した後、
トレー28Aを保持して再び、アンプル投入位置に上昇
して、送込ユニット502へ注射剤aを投入する。 【0069】この時、トレー回収位置で待機していた回
収ユニット505はトレー受取位置へと移動する。投入
動作の完了したアームユニット503AはアームL1、
R1を開放して、下方で待機していたトレー保持部50
5Fへ、トレー28Aを受け渡す。 【0070】回収ユニット505は、トレー回収位置に
移動して投入トレー28Aを回収ライン1Bに戻す。そ
して、注射剤aを受け取った送込ユニット502は、投
入ベッドに薬袋が待機状態であることを確認すると、駆
動プーリ502Cを駆動させながら、投入位置へと移動
してシャッタ502Dを開放して注射剤aを投入して、
再び受取位置に戻り待機する。 【0071】注射剤aが投入された薬袋は投入ベッド5
01で待機しており、投入位置P2に払出トレー7が位
置決めされると薬袋投入位置へ移動して薬袋の投入動作
を行い再び受取位置へ戻る。注射剤aを投入した薬袋が
入れられた払出トレー7は、トレー排出リフター3によ
り搬出されて収納ラック16に積み込まれる。 【0072】以上の動作が繰り返されて、処方毎の注射
剤aの払出動作が行われる。 【0073】 【発明の効果】以上説明したように、この発明に関る袋
詰装置によると、袋詰装置にトレー判別手段を設けて、
注射剤aを投入するための投入トレーと、袋詰した薬袋
を払出す為の払出トレーを共通の搬送ラインで処理する
ことにより、用途に応じてトレーへの直接払出を行う
か、薬袋への袋詰処理にするか払出方法を選択すること
ができる。 【0074】また、搬送ラインを共通化することでレイ
アウトの変更に柔軟な対応が可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の袋詰装置の概略上面図 【図2】本発明の袋詰装置の概略正面図 【図3】本発明の袋詰装置の投入トレー上面図及び側面
図 【図4】本発明の袋詰装置の送込ユニット側面図 【図5】本発明の袋詰装置のアームユニット上面図及び
正面図 【図6】本発明の袋詰装置のアームユニット側面図 【図7】本発明の袋詰装置の要部上面図 【図8】本発明の袋詰装置のリフター正面図 【図9】本発明の袋詰装置の回収ユニット正面図 【図10】本発明の袋詰装置の回収ユニット上面図 【図11】従来の注射剤払出システムの概略図斜視図 【図12】従来の袋詰装置の注射剤払出システムの概略
図 【図13】同上の移送路の端部平面図 【符号の説明】 1 搬送コンベア 1A 投入ライン 1B 回収ライン 2 供給ストッカー 3 トレー排出リフター 5 払出機 16 収納ラック 50A 袋詰装置 500 整袋プリンタユニット 501 投入ベッド 502 送込ユニット 503 投入ユニット 505 回収ユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】注射剤を袋詰する袋詰装置において、袋詰
    する注射剤を投入する投入トレーと、袋詰した薬袋を払
    出す払出トレーを搬送する共通の搬送手段を設け、該搬
    送手段にトレーを識別するトレー識別手段を備えたこと
    を特徴とするアンプル袋詰装置。
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CN114516445A (zh) * 2022-02-21 2022-05-20 南昌汇恒自动化技术有限公司 一种装袋工位

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