JP2003094293A - 加工装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置 - Google Patents

加工装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置

Info

Publication number
JP2003094293A
JP2003094293A JP2001287108A JP2001287108A JP2003094293A JP 2003094293 A JP2003094293 A JP 2003094293A JP 2001287108 A JP2001287108 A JP 2001287108A JP 2001287108 A JP2001287108 A JP 2001287108A JP 2003094293 A JP2003094293 A JP 2003094293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring
abnormality
workpiece
processing
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001287108A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumitsu Hori
伸充 堀
Takayuki Azuma
孝幸 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP2001287108A priority Critical patent/JP2003094293A/ja
Publication of JP2003094293A publication Critical patent/JP2003094293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定装置に異常があることを効率良く検出
できる、加工装置における測定装置の異常検出方法及び
加工装置を提供する。 【解決手段】 ワークW(被加工物)の所定の位置の形
状を、第1の定寸装置40A(測定装置)と第2の定寸
装置40B(測定装置)で測定した測定値の偏差が閾値
a0(所定値)以上の時に、いずれかの定寸装置に異常
があることを検出する。いずれかの定寸装置に異常があ
ることを検出したら、各定寸装置で、マスタワークM
(寸法が既知である被測定物)の形状を測定して、異常
がある定寸装置を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工装置における
測定装置の異常検出方法及び加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作物を加工工具で機械加工する加工装
置としては、旋盤、フライス盤等の切削加工機や、研削
盤、ホーニング盤等の研削加工機が知られている。この
うち、研削盤は、一般に砥石を用いて工作物を研削加工
するものである。研削盤として、1対の砥石台が設けら
れたツインヘッド研削盤が公知である。ツインヘッド研
削盤では、各砥石台が独立して移動可能であり、なおか
つ各砥石台が工作物の回転軸線を横切る方向に進退し、
工作物を研削加工する構成となっている。
【0003】このような、ツインヘッド研削盤では、一
般的に、各砥石台に定寸装置を備えている。定寸装置
は、例えば、1対の計測用の触子を備えていて、これら
の触子を工作物の外周に接触させることによって、工作
物の外径寸法を計測する。そして、研削盤は、研削加工
中に、定寸装置で計測された工作物の外径寸法に基づい
て、工程を管理している。例えば、工作物を粗加工する
粗研削工程から工作物を精加工する精研削工程へ移行す
るタイミング、精研削工程から研削の仕上げ加工をする
微研削工程へ移行するタイミング、微研削工程を終了す
るタイミングを判別している。
【0004】ツインヘッド研削盤では、各定寸装置が正
常に働いているか否か、また、各定寸装置の精度を確認
するために、例えば、定期的に、外径寸法の分かってい
るマスタワークを各定寸装置で測定している。そして、
各定寸装置の測定値とマスタワークの外径寸法を比較し
て、誤差が設定値以上であれば、当該定寸装置が異常で
あることを判別する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような、ツインヘ
ッド研削盤では、各定寸装置が正常に働いているか否か
を確認する時には、マスタワークをツインヘッド研削盤
に取付ける必要があるため、時間がかかり、生産性が低
下する。そこで、本発明は、複数の測定装置が同時に異
常となる可能性が小さいことに着目し、いずれか一方の
測定装置に異常があることを効率良く検出できる、加工
装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、第1の加工手段により加
工された被加工物の加工箇所の寸法を第1の測定手段で
測定し、第2の加工手段で加工した被加工物の加工箇所
の寸法を第2の測定手段で測定する加工装置における測
定装置の異常検出方法であって、第1及び第2の加工手
段のいずれか一方により加工された被加工物の加工箇所
の寸法を第1及び第2の測定手段で測定し、各測定手段
の測定値の差が所定値以上の時に、いずれかの測定装置
に異常が発生していることを検出することを特徴とする
加工装置における測定装置の異常検出方法である。請求
項1に記載の加工装置における測定装置の異常検出方法
によれば、いずれかの測定装置の異常が検出されない限
り、寸法が既知である被測定物(例えば、マスタワー
ク)を加工装置に取付ける必要がない。このため、被加
工物を加工する工程中に、測定装置の異常検出処理に要
する時間が減少する。したがって、測定装置に異常があ
ることを効率良く検出できると共に、生産性を向上でき
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の加工装置における測定装置の異常検出方法であ
って、いずれかの測定装置に異常が発生していることを
検出した場合には、寸法が既知である被測定物の寸法を
各測定装置で測定し、測定値と既知の寸法の差が設定値
以上である測定装置に異常が発生していることを検出す
る加工装置における測定装置の異常検出方法である。請
求項2に記載の加工装置における測定装置の異常検出方
法によれば、いずれかの測定装置に異常があることを検
出した場合には、寸法が既知である被測定物(例えば、
マスタワーク)の形状を各測定装置で測定していずれの
測定装置に異常があるかを特定することができるので、
請求項1に記載の発明による利点を確保しながら、異常
の測定装置を特定できる。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の加工装置における測定装置の異常検出方法であ
って、被測定物として、実質的に被加工物と同じ形状
で、被加工物の仕上げ寸法と同一寸法の既知の被測定物
を用いる加工装置における測定装置の異常検出方法であ
る。請求項3に記載の加工装置における測定装置の異常
検出方法によれば、被測定物として、形状が実質的に同
一で、被測定部の寸法が被加工物の仕上げ寸法と同一で
あるものを用いるので、被加工物の加工中における測定
条件と精度検証における被測定物の測定条件とを同一に
でき、精度検証における誤差の介入を極力小さくでき
る。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、軸線方向
に配置された複数の加工箇所を有する被加工物をベッド
上で回転自在に支持する被加工物支持装置と、前記ベッ
ト上の同一経路上に沿う一方端及び他方端から互いに相
手側に向かって前記経路上を被加工物の軸線方向に移動
可能に案内されかつ前記被加工物の軸線を横切る方向に
被加工物に対し進退可能な前記第1及び第2の加工手段
として働く第1及び第2砥石台と、これら第1及び第2
砥石台にそれぞれ回転可能に支持された一対の砥石と、
前記第1及び第2砥石台の各々を独立して前記軸線方向
及びこれを横切る方向に送り可能な送り装置と、それぞ
れが前記第1及び第2砥石台と対をなしてこれら第1及
び第2砥石台と共に前記被加工物の軸線方向に移動され
対をなす砥石台の砥石が研削する加工箇所の研削中の寸
法を測定して制御信号を出力する前記第1及び第2測定
手段として働く第1及び第2の測定装置と、加工プログ
ラムに従って前記第1及び第2砥石台の各々を前記軸線
方向及びこれを横切る方向に送るように前記送り装置を
制御すると共に前記第1及び第2の測定装置からの制御
信号に応じて前記第1及び第2砥石台の前記被加工物に
対する進退運動を制御するように前記送り装置を制御す
る数値制御装置を備える加工装置において、この数値制
御装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の異常検出方
法を実行するように前記送り装置及び前記第1及び第2
測定装置を制御することを特徴とする加工装置である。
請求項4に記載の加工装置によれば、同一の被加工物の
複数の加工箇所を第1及び第2の砥石台が分担して研削
する場合に、請求項1〜3のいずれかに記載の異常検出
方法を実行するようにしたので、第1及び第2の測定装
置間の測定誤差が小さくなり、この結果、同一の被加工
物の複数の加工箇所間の寸法のバラツキを小さくでき、
被加工物の加工品質を全体として向上でき、同時に、加
工装置の生産性をも向上できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1を用いて説明する。本実施の形態では、コンピュー
タ数値制御装置(CNC装置400)付きツインヘッド
研削盤で研削加工を行う加工装置について説明する。図
1は、被加工物W(以下、「ワークW」という。)を研
削加工するツインヘッド研削盤の概略図を示したもので
ある。本実施の形態で、ワークWは、例えば、4気筒用
のクランクシャフトであり、ジャーナルJ1〜J5とク
ランクピンP1〜P4が交互に設けられている。ツイン
ヘッド研削盤には、例えば、ワークWを研削加工する研
削盤本体100と、ツインヘッド研削盤のCNC装置4
00と、ツインヘッド研削盤を運転操作する操作盤50
0と、加工状況等を表示する表示装置(図示していな
い)が設けられている。表示装置は、操作盤500と一
体になっていてもよい。また、操作盤500は、CNC
装置400と一体になっていてもよい。
【0011】ベッド1上には、その長手左右方向(図1
では、Z軸方向)に、V字形ガイドウェイ2と平形ガイ
ドウェイ3が設けられている。V字形ガイドウェイ2と
平形ガイドウェイ3上には、第1テーブル20Aが、送
りねじ10AによりZ軸方向に摺動自在に設けられてい
る。また、V字形ガイドウェイ2と平形ガイドウェイ3
上には、第2テーブル20Bが、送りねじ10Bにより
Z軸方向に摺動自在に設けられている。V字型ガイドウ
ェイ2と平形ガイドウェイ3により、第1テーブル20
A、第2テーブル20BをZ軸方向に案内するガイドレ
ールが形成される。第1、第2テーブル20A、20B
には、それぞれ第1の砥石24A、第2の砥石24Bを
回転自在に支持する第1砥石台22A、第2砥石台22
Bが、それぞれ送りねじ14A、14Bにより、Z軸方
向と直交する前後方向(図1では、X軸方向)に摺動自
在に設けられている。
【0012】各砥石台22A、22Bの前方には、Z軸
方向に離間して主軸台6と心押台7が設けられている。
ワークW(本実施の形態では、クランクシャフト)の一
端側は主軸台6に設けられたチャック6aにより把持さ
れ、他端側を心押台7により押圧された状態で支持され
る。主軸台6には、ワークWを回転駆動させる主軸サー
ボモータ8が設けられている。主軸サーボモータ8、し
たがってワークWの回転位置は、主軸サーボモータ8に
設けられたエンコーダ9により検出される。
【0013】第1砥石台22Aを載置する第1テーブル
20Aを、Z軸方向に移動するための送りねじ10Aの
左端部には、エンコーダ13A付きのサーボモータ12
Aが設けられている。また、第2砥石台22Bを載置す
る第2テーブル20Bを、Z軸方向に移動するための送
りねじ10Bの右端部には、エンコーダ13B付きのサ
ーボモータ12Bが設けられている。また、第1、第2
テーブル20A、20Bには、それぞれ、第1、第2砥
石台22A、22BをX軸方向に移動するための送りね
じ14A、14Bの端部に、エンコーダ17A、17B
付きサーボモータ16A、16Bが設けられている。そ
して、第1、第2砥石台22A、22Bには、図示しな
いが、それぞれ第1の砥石24A、第2の砥石24Bを
回転駆動するモータが設けられている。サーボモータ
8、12A、12B、16A、16B、第1、第2の砥
石24A、24Bを駆動するモータ等は、CNC装置4
00により制御される。また、操作盤5により、ワーク
Wの種類の選択、ツインヘッド研削盤の起動/停止等が
行われる。
【0014】また、第1砥石台22Aには第1の定寸装
置40A(測定装置)が設けられている。定寸装置40
Aとしては、例えば、加工中のワークWに絶えず接触し
ながら追従して、加工部分の外径の寸法測定を行う追従
式定寸装置(例えば、イタリア、マーポス社製)が用い
られている。第2砥石台22Bには第2の定寸装置40
Bが設けられている。第2の定寸装置40Bの構成は第
1の定寸装置40Aと同様であるが、左右対称である。
第1の定寸装置40A、及び第2の定寸装置40Bの構
成の詳細については、後述する。
【0015】次に、ツインヘッド研削盤の一般的な動作
について説明する。まず、ワークWを主軸台6と心押台
7の間に支持する。CNC装置400には、例えば、操
作盤500により、予め、第1の砥石24Aや第2の砥
石24Bで加工するワークの種類に関するデータや、加
工する位置に関するデータや、加工手順等のプログラム
が入力されて記憶されている。そして、例えば、操作盤
5の起動用スイッチを操作すると、記憶されているプロ
グラムに基づいて、主軸サーボモータ8、第1テーブル
20A用のサーボモータ12A、第2テーブル20B用
のサーボモータ12B、第1砥石台22A用のサーボモ
ータ16A、第2砥石台22B用のサーボモータ16
B、各砥石を回転駆動するモータが駆動され、加工動作
が開始される。
【0016】ここで、第1の砥石24AでワークWのク
ランクピンP3、P4を研削加工するのと平行して、第
2の砥石24BでクランクピンP2、P1を研削加工す
る場合について説明する。ツインヘッド研削盤は、主軸
台6の主軸サーボモータ8により、ワークWを所定速度
で回転させる。ここで、ワークWの軸心はジャーナル
(J1〜J5)の軸心と一致しており、クランクピン
(P1〜P4)の軸心はワークWの軸心から偏心してい
る。ワークWがそのジャーナル(J1〜J5)の軸心で
回転されるため、加工箇所であるクランクピン(P1〜
P4)は、ジャーナル(J1〜J5)の軸心、すなわ
ち、ワークWの軸心周りを周回運動する。そして、第1
砥石台22Aを、サーボモータ12Aにより、Z軸方向
にクランクピンP3の位置まで移動させる。次に、第1
砥石台22Aを、サーボモータ16Aにより、X軸方向
に前進させる。その際、加工箇所であるクランクピンP
3は周回運動しているので、CNC装置400により主
軸サーボモータ8の回転と同期させて第1砥石台22A
をX軸方向に前後動させながら、第1の砥石24Aによ
り研削加工を行う。また、CNC装置400は、この同
期運動と重合してサーボモータ16Aにより第1砥石台
22Aに切込み前進運動を与え、図3に示すように、粗
研削工程、精研削工程、微研削工程を行う。なお、第1
の砥石24Aは、砥石駆動用モータにより所定の回転速
度で回転されている。
【0017】第1砥石台22AによるクランクピンP3
の加工と平行して、第2砥石台22Bを、サーボモータ
12Bにより、Z軸方向にクランクピンP2の位置まで
移動させる。次に、第2砥石台22Bを、サーボモータ
16Bにより、X軸方向に前進させる。その際、CNC
装置400により主軸サーボモータ8の回転と同期させ
て第2砥石台22Bを前後動させながら、この同期運動
と合わせてサーボモータ16Bにより第2砥石台22B
に切込み前進運動を与え、研削加工を行う。なお、第2
の砥石24Bは、砥石駆動用モータにより所定の回転速
度で回転されている。そして、クランクピンP3とP2
が同時平行的に微研削工程(切込みを零とする、いわゆ
る、スパークアウト研削)まで研削されると、第1及び
第2砥石台22A、22Bは、図3に示すように早戻し
され、次に両砥石台22A、22Bはサーボモータ12
A、12Bによりそれぞれ自己の砥石24A、24Bを
クランクピンP4、P1と整列する位置へ割り出され
る。このそれぞれの割出位置において、両砥石台22
A、22Bは、クランクピンP3、P2の研削と同様に
送られ、クランクピンP4、P1をそれぞれ研削する。
この研削工程の後、両砥石台22A、22Bは、それぞ
れ図1の左端側、右端側の原位置へ復帰されてクランク
ピンP1〜P4の加工を終了する。必要があれば、クラ
ンクピンP1〜P4の加工の前又は後において、ジャー
ナルJ1〜J5が両砥石台22A、22Bにより分担し
て加工される。また、必要であれば、クランクピンP1
〜P4の加工とジャーナルJ1〜J5の加工を同時平行
的に行ってもよい。この場合、一方の砥石台にジャーナ
ル加工を行わせ、これと平行して他方の砥石台にクラン
クピンの加工を行わせてもよいし、第1砥石台22Aに
よりジャーナルとクランクピンJ3、P3、J4、P
4、J5を加工させ、第2砥石台22Bによりジャーナ
ルとクランクピンP2、J2、P1、J1を加工させて
もよい。
【0018】ここで、主軸サーボモータ8の回転に同期
させて、第1砥石台22Aあるいは第2砥石台22Bを
X軸方向に進退させる動作の詳細を、図2を用いて、説
明する。例えば、研削加工において、主軸サーボモータ
8とサーボモータ16Aは、図2に示すプロファイルデ
ータ4aに基づいて同期制御される。このプロファイル
データ4aは、クランクピンの加工開始位置(イ)から
の回転角(Θn)に対して、ワーク回転軸線から第1砥
石台22Aの所定の位置までの距離(XΘn:例えば、
第1の砥石24Aの回転軸までの距離)を、例えば、
0.5度毎に定めたものである。このプロファイルデー
タ4aは、CNC装置400の記憶装置に記憶されてい
る。第1砥石台22Aのサーボモータ16Aの進退量に
は、プロファイルデータ4aに基づく進退運動に対し、
クランクピンに対する第1の砥石24Aの切込み量が重
合される。これにより、第1の砥石24Aは、クランク
ピン周回運動に伴って、進退されながら徐々に切込み前
進される。第2砥石台22Bについても同様に制御され
る。
【0019】ここで、第1、第2の定寸装置40A、4
0B及び測定ヘッド30A、30Bの構成と動作につい
て、図4を用いて説明する。第1、第2の定寸装置40
A、40Bは、加工中に周回するクランクピンP3に絶
えず接触しながら追従して、加工部分の径の寸法測定を
行う形式の公知の追従式定寸装置(例えば、イタリア、
マーポス社製)である。左定寸装置40A及び第2の定
寸装置40Bは、同一の構造であり、左右対称である。
よって、以下では第2の定寸装置40Bについて説明す
る。第2の定寸装置40Bは、第2砥石台22B上に載
置されている。第2砥石台22B上の支持部材41に
は、上下方向に旋回自在に支持された第1アーム42が
設けられ、第1アーム42の先端には、上下方向に旋回
自在に支持された第2アーム43が設けられている。更
に、第2アーム43の先端には、測定棒44が固定され
ている。測定棒44には、その下端に固定されてクラン
クピンPの外周に接触するVブロック45と、その中心
に進退自在に設けられたプローブ46とからなる測定ヘ
ッド30Bが設けられている。この測定ヘッド30B
は、プローブ46のVブロック45に対する前進あるい
は後退の位置に応じた検出信号を出力する。また、Vブ
ロック45の先端には、ガイド部材47が固定されてお
り、ガイド部材47は、Vブロック45をクランクピン
P3に接触させる際のガイドの役目をする。
【0020】第2砥石台22B上には、第1アーム42
と一体の操作片50と当接して測定棒44の位置を、休
止位置(2点鎖線位置)と測定位置(実線位置)とに移
動させる油圧シリンダ51からなる作動装置が設けられ
ている。第1アーム42の先端部下面から前方に突出す
る支持片52の突起53は、休止位置において、第2ア
ーム43の下面に当接して第2アーム43を水平に保持
する(2点鎖線位置で示す)。2点鎖線で示す休止位置
から油圧シリンダ51のピストン51aを戻すことによ
り、測定棒44が徐々に降下する。そして、ガイド部材
47がクランクピンP3に接触し、ガイド部材47に沿
ってクランクピンP3がVブロック45に係合する。こ
の時、第2アーム43は、支持片52の突起53から離
れて自由に回動できる。
【0021】また、第2砥石台22Bには、送りねじ1
4Bと係合するナット26Bが設けられている。この構
造により、第2テーブル20Bに設けられたサーボモー
タ16Bを駆動して送りねじ14Bを回転駆動させる
と、ナット26Bが設けられた第2砥石台22Bが、X
軸方向に進退移動する。第1砥石台22Aも同様の構造
を有している。また、第1テーブル20A、第2テーブ
ル20Bを、サーボモータ12A、12Bを用いてZ軸
方向に移動させる構造も、同様の構造である。
【0022】次に、第1の定寸装置40Aもしくは第2
の定寸装置40Bの少なくとも一方に異常があるか否か
を検出し、異常であれば、マスタワークMを設置してど
ちらの定寸装置が異常であるかを特定する動作(以降、
「定寸装置異常検出動作」という。)について、図5A
〜図5Dに基づいて説明する。例えば、図5Aに示すよ
うに、第1の砥石24Aで、ワークWの所定の位置(本
実施の形態では、クランクピンP3)を加工し終わった
後に、「定寸装置異常検出動作」を実行する。まず、図
5Bに示すように、第1の定寸装置40Aで、第1の砥
石24Aと非接触状態にあるクランクピンP3の外径寸
法を測定し測定値d1を得る。次に、図5Cに示すよう
に、第2の定寸装置40Bで、同じクランクピンP3の
外径寸法を、第2の砥石24Bと非接触状態で測定し測
定値d2を得る。そして、測定値d1と測定値d2との
偏差が、例えば、所定の値(閾値)a0以上であれば、
第1の定寸装置40A、第2の定寸装置40Bのうち少
なくとも1つが異常であることを判別する。この時、ツ
インヘッド研削盤の表示装置(図示していない)には、
例えば、「いずれかの定寸装置に異常があります。」と
いうメッセージが表示される。
【0023】このように、第1の定寸装置40A、第2
の定寸装置40Bのうち少なくとも1つが異常であるこ
とが検出された場合には、ワーク搬入出装置102が動
作され、主軸台6と心押台7の間からワークWを取外
し、図5Dに示すマスタワークMの仮置台101から、
精度確認用のマスタワークMを設置する。精度確認用の
マスタワークMの所定位置の外径寸法は、既知寸法であ
る。例えば、第1の定寸装置40Aで測定するマスタワ
ークMの所定の位置(例えば、本実施の形態では、ワー
クWと同一形状のマスタワークMのクランクピンMP
3)の外径寸法をm1、第2の定寸装置40Bが測定す
るマスタワークMの所定の位置(本実施の形態では、マ
スタワークMのクランクピンMP2)の外径寸法はm2
とする。なお、好ましくはm1=m2とする。次に、第
1の定寸装置40Aで、マスタワークMのクランクピン
MP3の外径寸法を測定し測定値n1を得る。また、第
2の定寸装置40Bで、マスタワークMのクランクピン
MP2の外径寸法を測定し測定値n2を得る。そして、
測定値n1と外径寸法m1との偏差が、例えば、設定値
(閾値)a1以上であれば、第1の定寸装置40Aが異
常であることを判別する。また、測定値n2と外径寸法
m2の偏差が、設定値(閾値)a2以上であれば、第2
の定寸装置40Bが異常であることを判別する。そし
て、例えば、第1の定寸装置40Aが異常であれば、
「第1の定寸装置に異常があります。」、第2の定寸装
置40Bが異常であれば、「第2の定寸装置に異常があ
ります。」、両方の定寸装置40Aが異常であれば、
「第1の定寸装置に異常があります。第2の定寸装置に
異常があります。」というメッセージが表示装置に表示
される。測定値n1と比較する閾値a1と、測定値n2
と比較する閾値a2は、同一の値でもよいし、或いは、
別の値でもよい。第1の定寸装置40Aと第2の定寸装
置40Bで、マスタワークMの同じ位置を測定すること
もできるが、異なる測定位置を測定する場合には、第1
の定寸装置40Aによる測定と第2の定寸装置40Bに
よる測定を同時に行うことができるので、測定時間を短
縮することができる。
【0024】次に、前記したような「定寸装置異常検出
動作」について、図6、図7に示すフローチャート図を
用いて説明する。この処理は、ツインヘッド研削盤を制
御するCNC装置400に設けられている制御装置(C
PU)が、予め、CNC装置400に設けられている記
憶装置(ROM、RAM等)に記憶されているプログラ
ムに基づいて実行する。まず、例えば、図5Aに示すよ
うに、第1の砥石24Aで、ワークWの所定の位置(本
実施の形態では、ピンP3)を加工し終わったことを検
出したら、図6に示す、「定寸装置異常検出動作」のプ
ログラムを実行する。「定寸装置異常検出動作」のプロ
グラムを実行するタイミングは、本実施の形態に限定さ
れるものではない。また、ツインヘッド研削盤で研削動
作を始めた初期の間は、例えば、ワークWを10個加工
する毎に、また、研削動作が落ち着いたら、例えば、ワ
ークWを40個加工する毎に「定寸装置異常検出動作」
プログラムを実行してもよい。すなわち、状況に応じて
異常検出間隔を変えてもよい。
【0025】図6に示すステップS10では、第1の定
寸装置40Aを用いてワークWのクランクピンP3の外
径寸法を測定する(測定値d1)。そして、ステップS
12に進む。ステップS12では、第2の定寸装置40
Bを用いてワークWのクランクピンP3の外径寸法を測
定する(測定値d2)。そして、ステップS14に進
む。ステップS14では、第1及び第2の測定値の差
(|d1−d2|)が許容範囲内(例えば、閾値a0以
内)であるか否か判別する。許容範囲内であれば(Ye
s)、ステップS16に進む。許容範囲外であれば(N
o)、ステップS18に進む。ステップS16では、表
示装置に、第1の定寸装置40A及び第2の定寸装置4
0Bは正常であるというメッセージを表示する。
【0026】一方、ステップS18では、加工停止フラ
グをオンする。そして、ステップS20に進む。ここ
で、加工停止フラグがオンしていれば加工動作が停止さ
れる。ステップS20では、表示装置にいずれかの定寸
装置が異常であることを示すメッセージを表示する。そ
して、ステップS22に進む。ステップS22では、マ
スタワークMを用いて、いずれの定寸装置が異常である
かを特定するためのプログラムを実行する。そして、終
了する。
【0027】次に、図6のステップS22で実行する、
異常な定寸装置を特定するプログラムについて、図7に
より説明する。まず、ステップS30では、マスタワー
クMが主軸台6と心押台7との間に設置されたか否か判
別する。設置されていれば、ステップS32に進む。設
置されていなければ待機する。ステップS32では、第
1の定寸装置40AでマスタワークMのクランクピンM
P3の外形寸法を測定する(測定値n1)。そして、ス
テップS34に進む。ステップS34では、測定値が良
好であるか否か判別する。例えば、マスタワークMのク
ランクピンMP3の外径寸法m1と測定値n1との偏差
(|n1−m1|)が許容範囲内(閾値a1以内)であ
るか否か判別する。許容範囲内であれば、良好であるこ
とを判別し(Yes)、ステップS36に進む。良好で
なければ(No)、ステップS40に進む。ステップS
40では、第1の定寸装置40Aが異常であることを示
すメッセージを表示装置に表示する。そして、ステップ
S36に進む。ステップS36では、第2の定寸装置4
0BでマスタワークMのクランクピンMP2の外形寸法
を測定する(測定値n2)。そして、ステップS38に
進む。ステップS38では、測定値が良好であるか否か
判別する。例えば、マスタワークMのクランクピンMP
2の外径寸法m2と測定値n2との偏差(|n2−m2
|)が許容範囲内(閾値a2以内)であるか否か判別す
る。許容範囲内であれば、良好であることを判別し(Y
es)、リターンする。良好でなければ(No)、ステ
ップS42に進む。ステップS42では、第2の定寸装
置40Bが異常であることを示すメッセージを表示装置
に表示する。そして、リターンする。すなわち、ステッ
プS34及びステップS38で両方の定寸装置の測定値
が良好でないことを判別した場合には、表示装置に、第
1の定寸装置40Aが異常であることを示すメッセージ
と、第2の定寸装置40Bが異常であることを示すメッ
セージの両方が表示される。また、ステップS34及び
ステップS38で両方の定寸装置の測定値が良好である
ことを判別した場合には、もう一度ワークWを設置し
て、試研削をし、結果が良好な場合は、ワークWの加工
を続行してもよい。
【0028】本発明の構成及び動作は、本実施の形態で
示す図に限定されるものではない。本実施の形態では、
ツインヘッド研削盤について説明したが、本発明は、他
の種々の加工装置にも適用することができる。また、表
示装置の表示内容は、実施の形態に限定されない。例え
ば、両方の定寸装置が異常であることを判別した場合に
は、「両方の定寸装置が異常です。」という表示にして
もよい。図5の例では、クランクピンP3の研削が図5
Aのように終了した後、図5Bの測定工程を行うように
しているが、これは図5Aの工程において研削液が吐出
されているなどの影響を排除するためで、この影響を無
視すれば、図5Aの工程での測定値を入力し、図5Bの
工程を省略して、次に図5Cの工程を行うようにしても
よい。勿論、図5B、及び図Cの工程では、正確な測定
値を得るために研削液の吐出を停止させ、かつ被測定箇
所を砥石と離した状態で行うことが望ましく、場合によ
っては、ワークWの回転を停止した状態で行ってもよ
い。また、測定装置は、定寸装置に限定されるものでは
なく、種々の測定装置を用いることができる。また、実
施の形態では、各定寸装置でワークWの所定の加工箇所
(クランクピンP3)を測定したが、測定する箇所は同
じ箇所であれば、他の加工箇所でもよいし、未加工箇所
でもよい。また、定寸装置は3つ以上であってもよい。
例えば、定寸装置が3つの場合、測定値n1、n2、n
3が得られる。これらの測定値を比較して、定寸装置に
異常があるか否か判別してもよい。また、本発明は、以
下のように構成することもできる。例えば、「加工手段
により加工される被加工物の寸法を測定する測定装置を
複数備えた加工装置における測定装置の異常検出方法で
あって、被加工物の所定の位置の寸法を各測定装置で測
定し、各測定装置の測定値の差が所定値以上の時に、い
ずれかの測定装置に異常があることを検出する、加工装
置における測定装置の異常検出方法」として構成するこ
とができる。これにより、測定装置に異常があることを
効率良く検出できる。また、本発明は、以下のように構
成することもできる。例えば、「第1の加工手段により
加工された被加工物の加工箇所を第2の加工手段により
加工する加工装置において、第1の加工手段により加工
された被加工物の加工箇所の寸法を第1の測定手段で測
定し、第2の加工手段で加工した被加工物の加工箇所の
寸法を第2の測定手段で測定する加工装置における測定
装置の異常検出方法であって、第1の加工手段により加
工された被加工物の加工箇所の寸法を第1及び第2の測
定手段で測定し、各測定手段の測定値の差が所定値以上
の時に、いずれかの測定装置に異常が発生していること
を検出する各装置における測定装置の異常検出方法」と
して構成することができる。これにより、測定装置に異
常があることを効率良く検出できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
加工装置における測定装置の異常検出方法によれば、生
産性の低下を招くことなく、測定装置に異常があること
を効率良く検出できる。また、請求項2に記載の加工装
置における測定装置の異常検出方法によれば、請求項1
の発明による利点を確保しながら異常の測定装置を特定
できる。また、請求項3に記載の加工装置における測定
装置の異常検出方法によれば、被測定物として、形状が
実質的に同一で、被測定部の寸法が被加工物の仕上げ寸
法と同一であるものを用いるので、被加工物の加工中に
おける測定条件と精度検証における被測定物の測定条件
とを同一にでき、精度検証における誤差の介入を極力小
さくできる。また、請求項4に記載の加工装置における
測定装置の異常検出方法によれば、生産性の低下を招く
ことなく、測定装置に異常があることを効率良く検出で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をクランクシャフトのピン及びジャーナ
ル加工用のツインヘッド研削盤に適用した一実施の形態
の概略図である。
【図2】主軸サーボモータ8の回転に同期させて、第1
の砥石台22Aを前後動させる方法を説明する図であ
る。
【図3】クランクピンP1〜P4の研削動作を示す説明
図である。
【図4】第2の定寸装置40B及び測定ヘッド30Bの
構造を説明する図である。
【図5】定寸装置異常検出動作を示す説明図である。
【図6】定寸装置異常検出動作を示すフローチャート図
である。
【図7】定寸装置異常検出動作を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 V字形ガイドウェイ 3 平形ガイドウェイ 6 主軸台 6a チャック 7 心押台 8 主軸サーボモータ 9 エンコーダ 10A、10B、14A、14B 送りねじ 12A、12B、16A、16B サーボモータ 13A、13B、17A、17B エンコーダ 20A 第1のテーブル 20B 第2のテーブル 22A 第1砥石台 22B 第2砥石台 24A 第1の砥石 24B 第2の砥石 30A、30B 測定ヘッド 40A 第1の定寸装置 40B 第2の定寸装置 100 研削盤本体 400 CNC装置 500 操作盤 M マスタワーク W ワーク P1〜P4 クランクピン J1〜J5 ジャーナル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C029 AA01 BB02 3C034 AA01 AA13 BB92 CB14 DD18 3C049 AA18 AB08 AC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の加工手段により加工された被加工
    物の加工箇所の寸法を第1の測定手段で測定し、第2の
    加工手段で加工した被加工物の加工箇所の寸法を第2の
    測定手段で測定する加工装置における測定装置の異常検
    出方法であって、 第1及び第2の加工手段のいずれか一方により加工され
    た被加工物の加工箇所の寸法を第1及び第2の測定手段
    で測定し、各測定手段の測定値の差が所定値以上の時
    に、いずれかの測定装置に異常が発生していることを検
    出することを特徴とする加工装置における測定装置の異
    常検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加工装置における測定
    装置の異常検出方法であって、 いずれかの測定装置に異常が発生していることを検出し
    た場合には、寸法が既知である被測定物の寸法を各測定
    装置で測定し、測定値と既知の寸法の差が設定値以上で
    ある測定装置に異常が発生していることを検出すること
    を特徴とする加工装置における測定装置の異常検出方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の加工装置における測定
    装置の異常検出方法であって、 被測定物として、被加工物と同じ形状で、被加工物の仕
    上げ寸法と同一寸法の既知の被測定物を用いる加工装置
    における測定装置の異常検出方法。
  4. 【請求項4】 軸線方向に配置された複数の加工箇所を
    有する被加工物をベッド上で回転自在に支持する被加工
    物支持装置と、 前記ベット上の同一経路上に沿う一方端及び他方端から
    互いに相手側に向かって前記経路上を被加工物の軸線方
    向に移動可能に案内されかつ前記被加工物の軸線を横切
    る方向に被加工物に対し進退可能な前記第1及び第2の
    加工手段として働く第1及び第2砥石台と、 これら第1及び第2砥石台にそれぞれ回転可能に支持さ
    れた一対の砥石と、 前記第1及び第2砥石台の各々を独立して前記軸線方向
    及びこれを横切る方向に送り可能な送り装置と、 それぞれが前記第1及び第2砥石台と対をなしてこれら
    第1及び第2砥石台と共に前記被加工物の軸線方向に移
    動され対をなす砥石台の砥石が研削する加工箇所の研削
    中の寸法を測定して制御信号を出力する前記第1及び第
    2測定手段として働く第1及び第2の測定装置と、 加工プログラムに従って前記第1及び第2砥石台の各々
    を前記軸線方向及びこれを横切る方向に送るように前記
    送り装置を制御すると共に前記第1及び第2の測定装置
    からの制御信号に応じて前記第1及び第2砥石台の前記
    被加工物に対する進退運動を制御するように前記送り装
    置を制御する数値制御装置を備える加工装置において、 この数値制御装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の
    異常検出方法を実行するように前記送り装置及び前記第
    1及び第2測定装置を制御することを特徴とする加工装
    置。
JP2001287108A 2001-09-20 2001-09-20 加工装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置 Pending JP2003094293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287108A JP2003094293A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 加工装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287108A JP2003094293A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 加工装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003094293A true JP2003094293A (ja) 2003-04-03

Family

ID=19109971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001287108A Pending JP2003094293A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 加工装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003094293A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554703A (zh) * 2011-12-09 2012-07-11 上海汽车集团股份有限公司 具有平衡加工余量的铸件初基准加工方法
CN102629726A (zh) * 2011-02-08 2012-08-08 株式会社日立产机系统 线材与绞线的连接方法以及使用它的旋转电机
WO2013099721A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 Ntn株式会社 研削盤の測定異常判定機能付き加工径測定装置
JP2014533207A (ja) * 2011-09-27 2014-12-11 フリッツ スチューダー アーゲー 工作機械およびワークピース測定方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102629726A (zh) * 2011-02-08 2012-08-08 株式会社日立产机系统 线材与绞线的连接方法以及使用它的旋转电机
JP2014533207A (ja) * 2011-09-27 2014-12-11 フリッツ スチューダー アーゲー 工作機械およびワークピース測定方法
US9421667B2 (en) 2011-09-27 2016-08-23 Fritz Studer Ag Machine tool for measuring a workpiece
CN102554703A (zh) * 2011-12-09 2012-07-11 上海汽车集团股份有限公司 具有平衡加工余量的铸件初基准加工方法
WO2013099721A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 Ntn株式会社 研削盤の測定異常判定機能付き加工径測定装置
JP2013136106A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ntn Corp 研削盤の測定異常機能付き加工径測定装置
CN104023914A (zh) * 2011-12-28 2014-09-03 Ntn株式会社 磨床的带有测定异常判断功能的加工直径测定装置
US9285200B2 (en) 2011-12-28 2016-03-15 Ntn Corporation Processing diameter measurement device with grinder measurement malfunction assessment function

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4051872B2 (ja) 加工部の測定方法及び加工方法
EP1088621B2 (en) A method of and an apparatus for machining a workpiece with plural tool heads
JP5332507B2 (ja) 研削盤および研削加工方法
JP2009241233A (ja) ポストプロセス定寸制御装置
JP2006015477A (ja) 多頭研削盤及び多頭研削盤を用いた研削方法
EP1380385B1 (en) Method of simultaneously grinding a plurality of grinding portions on a workpiece
CN109605102B (zh) 机床
JP5395570B2 (ja) 円筒研削方法及び装置
JP2003094293A (ja) 加工装置における測定装置の異常検出方法及び加工装置
JPH0890408A (ja) 研削方法
JP2786879B2 (ja) 内面研削装置
JPH1190799A (ja) クランクピン加工用工作機械およびクランクピンの加工方法
JP4157246B2 (ja) 加工装置
JP3834493B2 (ja) 複合研削方法及び装置
JP3866951B2 (ja) 加工方法及び加工装置
JP3241453B2 (ja) 研削方法
JP4539557B2 (ja) 工作機械の定寸加工制御方法及びその装置
JP2000127038A (ja) ツインヘッド研削盤の定寸研削制御方法及びその装置
JPH0985621A (ja) 工作機械
JP2003136379A (ja) 両頭研削盤
JP7519212B2 (ja) 研削方法及び研削装置
JP3812869B2 (ja) 円筒研削方法及び装置
JP3913456B2 (ja) 研削装置
JP3982196B2 (ja) 振れ止め装置を備えた研削盤及びその研削方法
JP3836098B2 (ja) クランクピンの研削方法及び研削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060104

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060301

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20060822