JP2003093115A - 袋用の帯状チャック体 - Google Patents
袋用の帯状チャック体Info
- Publication number
- JP2003093115A JP2003093115A JP2001288450A JP2001288450A JP2003093115A JP 2003093115 A JP2003093115 A JP 2003093115A JP 2001288450 A JP2001288450 A JP 2001288450A JP 2001288450 A JP2001288450 A JP 2001288450A JP 2003093115 A JP2003093115 A JP 2003093115A
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- Japan
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- belt
- chuck body
- bag
- shaped chuck
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は強力な咬合力を有して確実な密閉性を
得て、しかもあらゆる大きさの袋に対応することのでき
る袋用の帯状チャック体を提供することを目的とするも
のである。 【構成】本発明は長手方向の中間の折曲部と、該折曲部
に平行する一側の内面に中間を外側に円曲膨出する向き
合い形の内側咬合子と、他側内面に該内側咬合子に被せ
咬合する断面を馬蹄形とする外側咬合子とを有す帯状チ
ャック体を合成樹脂の押出し成形により形成したことを
特徴とする袋用の帯状チャック体にある。
得て、しかもあらゆる大きさの袋に対応することのでき
る袋用の帯状チャック体を提供することを目的とするも
のである。 【構成】本発明は長手方向の中間の折曲部と、該折曲部
に平行する一側の内面に中間を外側に円曲膨出する向き
合い形の内側咬合子と、他側内面に該内側咬合子に被せ
咬合する断面を馬蹄形とする外側咬合子とを有す帯状チ
ャック体を合成樹脂の押出し成形により形成したことを
特徴とする袋用の帯状チャック体にある。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は袋口を密閉閉塞す
る袋用の帯状チャック体に関するものである。
る袋用の帯状チャック体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の袋用のチャック帯は射出
成形により一定の長さにおいて形成するようにしてい
る。
成形により一定の長さにおいて形成するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるために袋との間
で大きさが合わないことが多く、袋がチャック体より大
きいと使用することができず、チャック体が袋より大き
すぎるとチャック体が邪魔で効率よく整理することがで
きないという課題があった。また射出成形時の型抜きを
円滑にするために雌雄の咬合子に袋の閉塞に充分な断面
形状を付すことができなくて、密閉が不完全となり弛み
開きする等の課題があった。
で大きさが合わないことが多く、袋がチャック体より大
きいと使用することができず、チャック体が袋より大き
すぎるとチャック体が邪魔で効率よく整理することがで
きないという課題があった。また射出成形時の型抜きを
円滑にするために雌雄の咬合子に袋の閉塞に充分な断面
形状を付すことができなくて、密閉が不完全となり弛み
開きする等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は長手方向の中間
の折曲部と、該折曲部に平行する一側の内面に中間を外
側に円曲膨出する向き合い形の内側咬合子と、他側内面
に該内側咬合子に被せ咬合する断面を馬蹄形とする外側
咬合子とを有す帯状チャック帯を合成樹脂の押出し成形
により形成して、かかる課題を解決するものである。
の折曲部と、該折曲部に平行する一側の内面に中間を外
側に円曲膨出する向き合い形の内側咬合子と、他側内面
に該内側咬合子に被せ咬合する断面を馬蹄形とする外側
咬合子とを有す帯状チャック帯を合成樹脂の押出し成形
により形成して、かかる課題を解決するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】長手方向の中間に凹み厚にて容易
に折曲げることのできる折曲部1を有し、該折曲部1に
平行して一側の内面に中間を外側に円曲膨出する2枚向
き合い形の内側咬合子2と、他側内面に前記内側咬合子
2に被せ咬合する断面を半円形よりやや深い馬蹄形とす
る外側咬合子3をそれぞれ設けた帯状チャック体4をポ
リエチレンやナイロン等の合成樹脂の押出し成形にて図
1に示すように長尺形にて形成する。なお、材料の厚み
や材質の組合わせ配合などにより内側咬合子2には強い
復元性を有す弾力性を持たせ、外側咬合子3は剛性を持
たせるようにしている。図中3aは外側噛合子3の基部
内面に設けた掛止用突起面である。
に折曲げることのできる折曲部1を有し、該折曲部1に
平行して一側の内面に中間を外側に円曲膨出する2枚向
き合い形の内側咬合子2と、他側内面に前記内側咬合子
2に被せ咬合する断面を半円形よりやや深い馬蹄形とす
る外側咬合子3をそれぞれ設けた帯状チャック体4をポ
リエチレンやナイロン等の合成樹脂の押出し成形にて図
1に示すように長尺形にて形成する。なお、材料の厚み
や材質の組合わせ配合などにより内側咬合子2には強い
復元性を有す弾力性を持たせ、外側咬合子3は剛性を持
たせるようにしている。図中3aは外側噛合子3の基部
内面に設けた掛止用突起面である。
【0006】帯状チャック体4は前記したように長さ方
向の一端から多端に向かって押出し成形により長尺にて
形成するので、1mとか長めに分断しておいて、さらに
図2に示すように各大きさの袋6の横幅に合わせて必要
な長さにカットして使用するのである。
向の一端から多端に向かって押出し成形により長尺にて
形成するので、1mとか長めに分断しておいて、さらに
図2に示すように各大きさの袋6の横幅に合わせて必要
な長さにカットして使用するのである。
【0007】袋5の袋口5aを閉じるときは図3に示す
ように、袋口5aを内側咬合子2を越えるようにして帯
状チャック体4の中に入れ込み、次いで帯状チャック体
4を折曲部1より内側に折って袋口5aを挟んで内側咬
合子2に外側咬合子3を被せ咬合させるのである。この
際、内側咬合子2は弾力的に迎合して外側咬合子3の狭
めの入口から入り、中で復元して拡がることにより強く
咬合することとなる。咬合すると掛止用突起面3a,3
aが袋5を挟んで内側咬合子2の基部外面に押し当って
咬合および密着を強化することとなり、袋5は完全に密
閉されることとなる。内外咬合子2,3の咬合を解くこ
とにより再び袋口5aを開放することができる。
ように、袋口5aを内側咬合子2を越えるようにして帯
状チャック体4の中に入れ込み、次いで帯状チャック体
4を折曲部1より内側に折って袋口5aを挟んで内側咬
合子2に外側咬合子3を被せ咬合させるのである。この
際、内側咬合子2は弾力的に迎合して外側咬合子3の狭
めの入口から入り、中で復元して拡がることにより強く
咬合することとなる。咬合すると掛止用突起面3a,3
aが袋5を挟んで内側咬合子2の基部外面に押し当って
咬合および密着を強化することとなり、袋5は完全に密
閉されることとなる。内外咬合子2,3の咬合を解くこ
とにより再び袋口5aを開放することができる。
【0008】図5(a)は帯状チャック体4の中間に掛
け下げ用の掛穴4aを設けた例、図5(b)は同、手提
げ用の指通し穴4bを設けた例を示し、また図6は内側
咬合子2の裏面を取付面として、画鋲や両面テープ6な
どにより壁7などに貼着して袋5や書類(図示してな
い)を取外し自在において吊り下げ掲示するようにした
例を示すものである。図7は袋口5aの一側外面を接着
剤や超音波接着により帯状チャック体4に取付けて一体
化した例を示すものである。
け下げ用の掛穴4aを設けた例、図5(b)は同、手提
げ用の指通し穴4bを設けた例を示し、また図6は内側
咬合子2の裏面を取付面として、画鋲や両面テープ6な
どにより壁7などに貼着して袋5や書類(図示してな
い)を取外し自在において吊り下げ掲示するようにした
例を示すものである。図7は袋口5aの一側外面を接着
剤や超音波接着により帯状チャック体4に取付けて一体
化した例を示すものである。
【0009】図8は袋5の中間を閉塞するために帯状チ
ャック体4を折曲部1の部分で2枚に分断した例を示す
ものである。このように分断することによって、袋5の
中間を内側咬合子2と外側咬合子3にて当て挟み咬合す
ることにより、袋5の中間を閉塞して密閉することがで
きる。
ャック体4を折曲部1の部分で2枚に分断した例を示す
ものである。このように分断することによって、袋5の
中間を内側咬合子2と外側咬合子3にて当て挟み咬合す
ることにより、袋5の中間を閉塞して密閉することがで
きる。
【0010】図9は咬合した内側咬合子2の内側にロッ
クバー9を差し込み挿着して咬合を強化した例を示すも
のである。ロックバー9の存在により内側咬合子2が変
形できなくなるために咬合がロックされた状態となるも
のであり、迂闊に開けてはならない袋5や商品の販売用
として陳列するときなどに有用である。なお差し込んだ
ロックバー9の両端を図10に示すように熱を加えるな
どしてかしめ9a状に広げて抜けないようにすることに
より、ロックバー9を抜いて開けられることを防止する
ことができる。開放する際は一方のかしめ9a部分をカ
ットして抜き出すのである。
クバー9を差し込み挿着して咬合を強化した例を示すも
のである。ロックバー9の存在により内側咬合子2が変
形できなくなるために咬合がロックされた状態となるも
のであり、迂闊に開けてはならない袋5や商品の販売用
として陳列するときなどに有用である。なお差し込んだ
ロックバー9の両端を図10に示すように熱を加えるな
どしてかしめ9a状に広げて抜けないようにすることに
より、ロックバー9を抜いて開けられることを防止する
ことができる。開放する際は一方のかしめ9a部分をカ
ットして抜き出すのである。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、長手方向の
中間の折曲部と、該折曲部に平行する一側の内面に中間
を外側に円曲膨出する向き合い形の内側咬合子と、他側
内面に該内側咬合子に被せ咬合する断面を馬蹄形とする
外側咬合子とを有す帯状チャック体を合成樹脂の押出し
成形により形成したので、袋口を確実に密閉することが
できる強い咬合力を備えた帯状チャック体を得ることが
できるという効果を生ずる。
中間の折曲部と、該折曲部に平行する一側の内面に中間
を外側に円曲膨出する向き合い形の内側咬合子と、他側
内面に該内側咬合子に被せ咬合する断面を馬蹄形とする
外側咬合子とを有す帯状チャック体を合成樹脂の押出し
成形により形成したので、袋口を確実に密閉することが
できる強い咬合力を備えた帯状チャック体を得ることが
できるという効果を生ずる。
【0012】帯状チャック体を袋幅に合った必要な長さ
にカットして使用することができるので、あらゆる大き
さの袋の密閉に使用することができ、また袋に較べて帯
状チャック体が大きすぎることがなくなるからコンパク
トに整理することができるという効果を生ずる。
にカットして使用することができるので、あらゆる大き
さの袋の密閉に使用することができ、また袋に較べて帯
状チャック体が大きすぎることがなくなるからコンパク
トに整理することができるという効果を生ずる。
【0013】帯状チャック体を折曲部の部分にて分断す
ることにより、袋の中間部を閉塞して密閉することがで
きるという効果を生ずる。
ることにより、袋の中間部を閉塞して密閉することがで
きるという効果を生ずる。
【0014】帯状チャック体に掛穴、指通し穴を設ける
ことにより、陳列や携帯を容易にすることができるとい
う効果を生ずる。
ことにより、陳列や携帯を容易にすることができるとい
う効果を生ずる。
【0015】帯状チャック体の裏面を壁面等に取付ける
ことにより、袋や書類を取外し自在において挟み止め掲
示することができるという効果を生ずる。
ことにより、袋や書類を取外し自在において挟み止め掲
示することができるという効果を生ずる。
【0016】帯状チャック体の一側内面に袋の開口部端
の一側外面を貼着することにより、袋と帯状チャック体
を一体化することができるという効果を生ずる。
の一側外面を貼着することにより、袋と帯状チャック体
を一体化することができるという効果を生ずる。
【0017】外側咬合子による被せ咬合後に内側咬合子
内にロックバーを差し込んで袋の閉塞をロックすること
により、うっかりやいたずらによる袋の開放を防止する
ことができるという効果を生ずる。
内にロックバーを差し込んで袋の閉塞をロックすること
により、うっかりやいたずらによる袋の開放を防止する
ことができるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 帯状チャック体の斜視図
【図2】 袋幅に合わせて帯状チャック体をカットする
状態を示す正面図
状態を示す正面図
【図3】 (a)乃至(c)は咬合する状態を拡大して
示す説明図
示す説明図
【図4】 大きさの異なる袋のそれぞれを密閉した状態
にて示す正面図
にて示す正面図
【図5】 (a)は掛穴を設けた例、(b)は指通し穴
を設けた例を示す正面図
を設けた例を示す正面図
【図6】 両面テープにより壁面に取付した例を示す斜
視図
視図
【図7】 袋口の一側外面を帯状チャック体に接着して
一体化した例を示す斜視図
一体化した例を示す斜視図
【図8】 帯状チャック体を2枚に分断して袋の中間部
を咬合閉塞して密閉する例を示すもので、(a)は咬合
前の状態にて示す拡大断面図、(b)は密閉時の正面図
を咬合閉塞して密閉する例を示すもので、(a)は咬合
前の状態にて示す拡大断面図、(b)は密閉時の正面図
【図9】 ロックバーの挿着例を示すもので、(a)は
挿着前の正面図、(b)挿着時の正面図、(c)は同、
拡大断面図
挿着前の正面図、(b)挿着時の正面図、(c)は同、
拡大断面図
【図10】 ロックバーの端部を拡げて抜出しを防止す
るようにした例を示す正面図
るようにした例を示す正面図
1は折曲部
2は内側咬合子
3は外側咬合子
3aは掛止用突起面
4は帯状チャック体
4aは掛穴
4bは指通し穴
5は袋
5aは袋口
6は両面テープ
7は壁
8は接着部
9はロックバー
9aはかしめ
Claims (7)
- 【請求項1】 長手方向の中間の折曲部と、該折曲部に
平行する一側の内面に中間を外側に円曲膨出する向き合
い形の内側咬合子と、他側内面に該内側咬合子に被せ咬
合する断面を馬蹄形とする外側咬合子とを有す帯状チャ
ック体を合成樹脂の押出し成形により形成したことを特
徴とする袋用の帯状チャック体。 - 【請求項2】 帯状チャック体を長く形成しておいて、
袋幅に応じてカット短縮する請求項1記載の帯状チャッ
ク帯。 - 【請求項3】 帯状チャック体を折曲部より2枚に分断
して袋の中間部を挟み閉じ閉塞し得るようにした請求項
1または2に記載の帯状チャック体。 - 【請求項4】 帯状チャック体の中間部に吊り下げ用の
掛穴や手提げ用の指通し穴を設けた請求項1乃至3のい
ずれかに記載の帯状チャック体。 - 【請求項5】 帯状チャック体の裏面を接着等による取
付面にして、袋や書類を壁面などに挟み止め付けする請
求項1乃至のいずれかに記載の帯状チャック体。 - 【請求項6】 チャック体の一側内面に袋の開口部端の
一側外面を貼着した請求項1乃至5のいずれかに記載の
帯状チャック体。 - 【請求項7】 外側咬合子による被せ咬合後に内側咬合
子内にロックバーを差し込んで袋の閉塞をロックする請
求項1乃至6のいずれに記載の帯状チャック体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001288450A JP2003093115A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 袋用の帯状チャック体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001288450A JP2003093115A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 袋用の帯状チャック体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003093115A true JP2003093115A (ja) | 2003-04-02 |
Family
ID=19111099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001288450A Pending JP2003093115A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 袋用の帯状チャック体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003093115A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010284928A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Idemitsu Unitech Co Ltd | ジッパーテープ付包装袋の製造方法およびその製造装置 |
-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001288450A patent/JP2003093115A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010284928A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Idemitsu Unitech Co Ltd | ジッパーテープ付包装袋の製造方法およびその製造装置 |
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