JP2003092920A - ロールベーラ - Google Patents
ロールベーラInfo
- Publication number
- JP2003092920A JP2003092920A JP2001290349A JP2001290349A JP2003092920A JP 2003092920 A JP2003092920 A JP 2003092920A JP 2001290349 A JP2001290349 A JP 2001290349A JP 2001290349 A JP2001290349 A JP 2001290349A JP 2003092920 A JP2003092920 A JP 2003092920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bale
- conveyor
- side walls
- chamber
- collected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ベール室の側壁外周と、その外周に沿って移動
するベールコンベアとの間に、収集物が挟み込まれるの
を防止し、ベール成形に支障を与えず、成形したベール
をスムーズに排出する。 【解決手段】ベール室8の左右側板7,7に設けた円形
状の側壁6,6と、その側壁6,6の外周部5に沿って
移動するベールコンベアで構成されるベール室8を備
え、ピックアップ装置10で収集した収集物を搬送コン
ベア4でベール室8へ送り込むロールベーラにおいて、
搬送コンベア4とベールコンベア3の引き継ぎ部2と、
側壁6の外周部5との間に形成される空間部Aに、収集
物9を案内するガイド部材1を設けたことを特徴とする
ロールベーラとする。
するベールコンベアとの間に、収集物が挟み込まれるの
を防止し、ベール成形に支障を与えず、成形したベール
をスムーズに排出する。 【解決手段】ベール室8の左右側板7,7に設けた円形
状の側壁6,6と、その側壁6,6の外周部5に沿って
移動するベールコンベアで構成されるベール室8を備
え、ピックアップ装置10で収集した収集物を搬送コン
ベア4でベール室8へ送り込むロールベーラにおいて、
搬送コンベア4とベールコンベア3の引き継ぎ部2と、
側壁6の外周部5との間に形成される空間部Aに、収集
物9を案内するガイド部材1を設けたことを特徴とする
ロールベーラとする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、牧草や排藁等の
収集物を収集して、ロール状のベールに成形するロール
ベーラに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、ロールベーラは左右両側の側
板に、略円形状の側壁を設け、この側壁の外周に設けた
レールに沿って、エンドレスチェンが巻き掛けられ、左
右のチェンに搬送体を一定間隔で横架して、円筒状のベ
ール室を構成している。収集物は、ピックアップ装置で
収集してベール室へ送り込まれ、収集物をコンベアで回
転させながら、ロール状のベールを成形する構成が知ら
れている。このようなロールベーラでは、ベール室へ送
り込まれた収集物が回転している間に、エンドレスチェ
ンとレールの間に挟まって、ベール成形の支障となった
り、ベールの形状がロール状にならない場合がある。こ
の問題を解決するために、側壁外周に設けたレールに段
部を設けてレールとエンドレスチェンの間に隙間を形成
し、ベール回転中に挟まった収集物を取り除こうとする
技術が、特開平9−224467号公報に記載されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記の、側壁に段部を
設けたロールベーラでは、側壁外周のレールとチェンの
間に挟まった収集物が、レールに設けられた段部まで送
られれば、ベール成形による回転でベール室内側へ引き
込まれて、詰まりは略解消されるが、全て引き込まれる
わけではなく、再びレールとチェンの間へ挟まってしま
うことがあり、十分な問題解決には至っていなかった。
特に、ベール成形の完成前には、収集物のベールが外方
へ広がろうとしていて、レールとチェンの隙間は広がっ
ているため、収集物が多く挟まる傾向もあった。また、
ベール室を開放してベールを排出する際に、可動機枠を
上方に開放して圧縮したベールを回転させながら、排出
し易くしているが、ベール室を開放すると、ベール側面
を圧縮規制していた固定機枠からベール側面が開放され
て、そのベール側面の収集物が突出することで、ベール
回転排出中に収集物が再びレールとチェンの間に挟まれ
て、ベールの自重だけでは排出されずにベール室で回転
し続けてしまうという問題もあった。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ベ
ール室8の左右側板7,7に設けた円形状の側壁6,6
と、その側壁6,6の外周部5に沿って移動するベール
コンベア3とで構成されるベール室8を備え、ピックア
ップ装置10で収集した収集物9を、搬送コンベア4で
ベール室8へ送り込むロールベーラにおいて、搬送コン
ベア4とベールコンベア3の引き継ぎ部2と、側壁6、
6の外周部5との間に形成される空間部Aに、収集物9
を案内するガイド部材1を設けた構成とした。 【0005】 【発明の作用及び効果】ピックアップ装置10から搬送
コンベア4によって、ベール室8へ送り込まれる収集物
9は、左右側壁6,6の間で、側壁6,6の外周部5に
沿って移動するベールコンベア3で回転させられて、ロ
ール状のベールが成形される。このベール成形時に、ベ
ールコンベア3の収集物9入口部分、すなわち、搬送コ
ンベア4とベールコンベア3との引き継ぎ部2と、側壁
6,6の外周部5との間に略三角形状の空間部Aが形成
される。本発明は、この空間部Aに、収集物9をベール
室8へ案内するガイド部材1を設ければ、収集物9が空
間部Aから側壁6,6の左右方向へはみ出すことなくベ
ール室8内へ案内されるため、収集物9が、側壁6,6
の外周部5と、ベールコンベア3との間へ挟まることが
なくなり、ベール成形が支障なく行われる。また、収集
物9が、側壁6,6の外周部5と、ベールコンベア3と
の間に挟まれるのは、ベールコンベア3が側壁6,6の
外周部5に沿って移動している部分ではなく、搬送コン
ベア4とベールコンベア3との引き継ぎ部2、すなわ
ち、ベールコンベア3の入口部であり、この挟み込み開
始部分に、収集物9をベール内方へ向けて案内するガイ
ド部材1を設けることで、常に挟み込み防止効果があ
り、その効果の大きい部分で問題解決が可能となる。さ
らに、可動機枠26を開放してベールを排出する際に、
ベールはベール室8の中で圧縮された状態のため、可動
機枠26を開放しただけではベールが排出され難く、ベ
ールコンベア3を回転させながら排出させるが、この場
合も、固定機枠25側の側壁6の圧縮規制がなくなっ
て、ベール側面で突出する収集物が可動機枠側の側壁6
外周部5と、ベールコンベア3との間に収集物9が挟ま
らないので、スムーズなベールの排出が可能となる。 【0006】 【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面に基いて
説明する。ロールベーラの全体構成は、図2と図3に示
すように、左右一対のクローラ12を備えた走行装置1
3を装備した車体14の前方に、ピックアップ装置10
を設け、車体14上には、ピックアップ装置10からベ
ール室8へ向けて収集物9を搬送する搬送コンベア4を
設けている。ベール室8は左右側板7,7に設けた円形
状の側壁6,6と、その側壁6,6の外周部5に沿って
移動するベールコンベア3から構成されている。車体1
4上のベール室8横側には、エンジン15や伝動装置1
6、操作レバー17、ハンドル18、運転席19等を配
置する。 【0007】ピックアップ装置10は、地面に刈倒され
た作物や牧草、乾燥させた干草等を、ピックアップタイ
ン20の回転によって掻き上げるもので、車体前端の支
持軸21の周りに上下回動されて昇降可能となってい
る。ピックアップ装置10は、ベーラ機体の横幅と略同
幅に構成されて、支持軸21の前側で、横方向のピック
アップ軸22の周りにタイン20が配置されて回転され
る。このピックアップ軸22の外周に沿って覆うように
形成される円筒状のタインガイド24のタイン通路か
ら、回転するタイン20先端部が突出され、このタイン
20の下部回転域で係合する草を、上側後部へ掻き上げ
て、後側の搬入コンベア4へ受継供給する。このピック
アップ装置10は、リフトシリンダ等によって、支持軸
21の周りに回動させて、高さ調節できると共に、下降
させてピックアップ作業姿勢と、上昇させて非作業姿勢
とに切替えできる。 【0008】ベール室8は、ベーラ機体の主体を構成す
る前側の固定機枠25と後側の可動機枠26内部に設け
てある。このベール室8の底部には、前記支持軸21と
後方固定機枠25に支持される駆動軸27との間に掛け
渡す搬入コンベア4を設ける。このベール室8の上部に
は、搬入された収集物をロール状に成形するためのベー
ルコンベア3が、両側板7,7にわたって、入力軸3
1、開閉軸32、中間軸33、終端軸34、及びベーラ
側壁6,6に案内させて回転するように掛け渡される。
これらのコンベア3,4は、前記ピックアップ装置10
と略同幅に構成され、駆動軸27の駆動によって搬入コ
ンベア4が回転されて、ピックアップ装置10から受継
した収集物を、ベーラ室8内へ送り込む。また、この駆
動軸27からは、入力軸31が伝動されて、ベールコン
ベア3の内周部が側壁6,6の外周部5を回動して、ベ
ール室8へ送り込まれる収集物9をロール状に成形す
る。 【0009】図5に示すのは、ベールコンベア3の構成
例で、左右側板7,7に、円形状の側壁6,6を設け、
側壁6,6の外周部5に沿って設けた円弧状のレール6
aに、該レール6aに沿って移動するエンドレスチェン
11,11が巻き掛けられている。左右のエンドレスチ
ェン11,11の間には、杆状の搬送体3aを左右方向
に掛けわたし、一定間隔で多数並設している。杆状の搬
送体3aは、両端部を潰した形状にし、エンドレスチェ
ン11の連結部材11aにボルト11bで固定されてい
て、搬送体3a両端部を潰した幅Bは、連結部材11の
取付部幅Cと略同幅、もしくは、連結部材11aの取付
部幅Cのほうを広く形成し、この部分への収集物の絡み
を軽減している。 【0010】図1に示すように、搬送コンベア4とベー
ルコンベア3の引き継ぎ部2と側壁6,6の外周部5と
の間には、空間部Aが形成されるが、この空間部Aを塞
ぎ、収集物9をベール内方へ案内するガイド部材1を設
け、収集物9がエンドレスチェン11とレール6aとの
間へ挟み込まれないよう構成している。ガイド部材1
は、側壁6と略同じ高さとして段差なく構成し、収集物
の停滞や引っ掛かりを防止している。なお、図4のよう
に、搬送コンベア4が延長されて、ベールコンベア3の
一部になっている場合にも、ベールコンベア3との引き
継ぎ部2には同様の空間部Aが形成される。この空間部
Aでも、ベールコンベア3入口部からの収集物の挟み込
みは発生するため、空間部Aを塞ぐようガイド部材を設
ければ、収集物の、ベールコンベア3への挟み込みはな
くなる。また、搬送コンベア4が延長された場合には、
搬送コンベア4の上でベール室8へ向けて搬送される間
の、側壁6と接する場所にも空間部Bが形成される。こ
の部分にもガイド部材1aを設ければ、収集物の挟み込
みが防止される。
収集物を収集して、ロール状のベールに成形するロール
ベーラに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、ロールベーラは左右両側の側
板に、略円形状の側壁を設け、この側壁の外周に設けた
レールに沿って、エンドレスチェンが巻き掛けられ、左
右のチェンに搬送体を一定間隔で横架して、円筒状のベ
ール室を構成している。収集物は、ピックアップ装置で
収集してベール室へ送り込まれ、収集物をコンベアで回
転させながら、ロール状のベールを成形する構成が知ら
れている。このようなロールベーラでは、ベール室へ送
り込まれた収集物が回転している間に、エンドレスチェ
ンとレールの間に挟まって、ベール成形の支障となった
り、ベールの形状がロール状にならない場合がある。こ
の問題を解決するために、側壁外周に設けたレールに段
部を設けてレールとエンドレスチェンの間に隙間を形成
し、ベール回転中に挟まった収集物を取り除こうとする
技術が、特開平9−224467号公報に記載されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記の、側壁に段部を
設けたロールベーラでは、側壁外周のレールとチェンの
間に挟まった収集物が、レールに設けられた段部まで送
られれば、ベール成形による回転でベール室内側へ引き
込まれて、詰まりは略解消されるが、全て引き込まれる
わけではなく、再びレールとチェンの間へ挟まってしま
うことがあり、十分な問題解決には至っていなかった。
特に、ベール成形の完成前には、収集物のベールが外方
へ広がろうとしていて、レールとチェンの隙間は広がっ
ているため、収集物が多く挟まる傾向もあった。また、
ベール室を開放してベールを排出する際に、可動機枠を
上方に開放して圧縮したベールを回転させながら、排出
し易くしているが、ベール室を開放すると、ベール側面
を圧縮規制していた固定機枠からベール側面が開放され
て、そのベール側面の収集物が突出することで、ベール
回転排出中に収集物が再びレールとチェンの間に挟まれ
て、ベールの自重だけでは排出されずにベール室で回転
し続けてしまうという問題もあった。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ベ
ール室8の左右側板7,7に設けた円形状の側壁6,6
と、その側壁6,6の外周部5に沿って移動するベール
コンベア3とで構成されるベール室8を備え、ピックア
ップ装置10で収集した収集物9を、搬送コンベア4で
ベール室8へ送り込むロールベーラにおいて、搬送コン
ベア4とベールコンベア3の引き継ぎ部2と、側壁6、
6の外周部5との間に形成される空間部Aに、収集物9
を案内するガイド部材1を設けた構成とした。 【0005】 【発明の作用及び効果】ピックアップ装置10から搬送
コンベア4によって、ベール室8へ送り込まれる収集物
9は、左右側壁6,6の間で、側壁6,6の外周部5に
沿って移動するベールコンベア3で回転させられて、ロ
ール状のベールが成形される。このベール成形時に、ベ
ールコンベア3の収集物9入口部分、すなわち、搬送コ
ンベア4とベールコンベア3との引き継ぎ部2と、側壁
6,6の外周部5との間に略三角形状の空間部Aが形成
される。本発明は、この空間部Aに、収集物9をベール
室8へ案内するガイド部材1を設ければ、収集物9が空
間部Aから側壁6,6の左右方向へはみ出すことなくベ
ール室8内へ案内されるため、収集物9が、側壁6,6
の外周部5と、ベールコンベア3との間へ挟まることが
なくなり、ベール成形が支障なく行われる。また、収集
物9が、側壁6,6の外周部5と、ベールコンベア3と
の間に挟まれるのは、ベールコンベア3が側壁6,6の
外周部5に沿って移動している部分ではなく、搬送コン
ベア4とベールコンベア3との引き継ぎ部2、すなわ
ち、ベールコンベア3の入口部であり、この挟み込み開
始部分に、収集物9をベール内方へ向けて案内するガイ
ド部材1を設けることで、常に挟み込み防止効果があ
り、その効果の大きい部分で問題解決が可能となる。さ
らに、可動機枠26を開放してベールを排出する際に、
ベールはベール室8の中で圧縮された状態のため、可動
機枠26を開放しただけではベールが排出され難く、ベ
ールコンベア3を回転させながら排出させるが、この場
合も、固定機枠25側の側壁6の圧縮規制がなくなっ
て、ベール側面で突出する収集物が可動機枠側の側壁6
外周部5と、ベールコンベア3との間に収集物9が挟ま
らないので、スムーズなベールの排出が可能となる。 【0006】 【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面に基いて
説明する。ロールベーラの全体構成は、図2と図3に示
すように、左右一対のクローラ12を備えた走行装置1
3を装備した車体14の前方に、ピックアップ装置10
を設け、車体14上には、ピックアップ装置10からベ
ール室8へ向けて収集物9を搬送する搬送コンベア4を
設けている。ベール室8は左右側板7,7に設けた円形
状の側壁6,6と、その側壁6,6の外周部5に沿って
移動するベールコンベア3から構成されている。車体1
4上のベール室8横側には、エンジン15や伝動装置1
6、操作レバー17、ハンドル18、運転席19等を配
置する。 【0007】ピックアップ装置10は、地面に刈倒され
た作物や牧草、乾燥させた干草等を、ピックアップタイ
ン20の回転によって掻き上げるもので、車体前端の支
持軸21の周りに上下回動されて昇降可能となってい
る。ピックアップ装置10は、ベーラ機体の横幅と略同
幅に構成されて、支持軸21の前側で、横方向のピック
アップ軸22の周りにタイン20が配置されて回転され
る。このピックアップ軸22の外周に沿って覆うように
形成される円筒状のタインガイド24のタイン通路か
ら、回転するタイン20先端部が突出され、このタイン
20の下部回転域で係合する草を、上側後部へ掻き上げ
て、後側の搬入コンベア4へ受継供給する。このピック
アップ装置10は、リフトシリンダ等によって、支持軸
21の周りに回動させて、高さ調節できると共に、下降
させてピックアップ作業姿勢と、上昇させて非作業姿勢
とに切替えできる。 【0008】ベール室8は、ベーラ機体の主体を構成す
る前側の固定機枠25と後側の可動機枠26内部に設け
てある。このベール室8の底部には、前記支持軸21と
後方固定機枠25に支持される駆動軸27との間に掛け
渡す搬入コンベア4を設ける。このベール室8の上部に
は、搬入された収集物をロール状に成形するためのベー
ルコンベア3が、両側板7,7にわたって、入力軸3
1、開閉軸32、中間軸33、終端軸34、及びベーラ
側壁6,6に案内させて回転するように掛け渡される。
これらのコンベア3,4は、前記ピックアップ装置10
と略同幅に構成され、駆動軸27の駆動によって搬入コ
ンベア4が回転されて、ピックアップ装置10から受継
した収集物を、ベーラ室8内へ送り込む。また、この駆
動軸27からは、入力軸31が伝動されて、ベールコン
ベア3の内周部が側壁6,6の外周部5を回動して、ベ
ール室8へ送り込まれる収集物9をロール状に成形す
る。 【0009】図5に示すのは、ベールコンベア3の構成
例で、左右側板7,7に、円形状の側壁6,6を設け、
側壁6,6の外周部5に沿って設けた円弧状のレール6
aに、該レール6aに沿って移動するエンドレスチェン
11,11が巻き掛けられている。左右のエンドレスチ
ェン11,11の間には、杆状の搬送体3aを左右方向
に掛けわたし、一定間隔で多数並設している。杆状の搬
送体3aは、両端部を潰した形状にし、エンドレスチェ
ン11の連結部材11aにボルト11bで固定されてい
て、搬送体3a両端部を潰した幅Bは、連結部材11の
取付部幅Cと略同幅、もしくは、連結部材11aの取付
部幅Cのほうを広く形成し、この部分への収集物の絡み
を軽減している。 【0010】図1に示すように、搬送コンベア4とベー
ルコンベア3の引き継ぎ部2と側壁6,6の外周部5と
の間には、空間部Aが形成されるが、この空間部Aを塞
ぎ、収集物9をベール内方へ案内するガイド部材1を設
け、収集物9がエンドレスチェン11とレール6aとの
間へ挟み込まれないよう構成している。ガイド部材1
は、側壁6と略同じ高さとして段差なく構成し、収集物
の停滞や引っ掛かりを防止している。なお、図4のよう
に、搬送コンベア4が延長されて、ベールコンベア3の
一部になっている場合にも、ベールコンベア3との引き
継ぎ部2には同様の空間部Aが形成される。この空間部
Aでも、ベールコンベア3入口部からの収集物の挟み込
みは発生するため、空間部Aを塞ぐようガイド部材を設
ければ、収集物の、ベールコンベア3への挟み込みはな
くなる。また、搬送コンベア4が延長された場合には、
搬送コンベア4の上でベール室8へ向けて搬送される間
の、側壁6と接する場所にも空間部Bが形成される。こ
の部分にもガイド部材1aを設ければ、収集物の挟み込
みが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の部分拡大側断面図。
【図2】本発明実施例の全体側断面図。
【図3】本発明実施例の全体平面図。
【図4】本発明の別実施例を示す部分側断面図。
【図5】本発明のベールコンベアを示す部分拡大平面
図。 【符号の説明】 1 ガイド部材 1a ガイド部材 2 引き継ぎ部 3 ベールコンベア 3a 搬送体 4 搬送コンベア 5 外周部 6 側壁 6a レール 7 側板 8 ベール室 9 収集物 10 ピックアップ装置 A 空間部
図。 【符号の説明】 1 ガイド部材 1a ガイド部材 2 引き継ぎ部 3 ベールコンベア 3a 搬送体 4 搬送コンベア 5 外周部 6 側壁 6a レール 7 側板 8 ベール室 9 収集物 10 ピックアップ装置 A 空間部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ベール室(8)の左右側板(7)、
(7)に設けた円形状の側壁(6)、(6)と、その側
壁(6)、(6)の外周部(5)に沿って移動するベー
ルコンベア(3)とで構成されるベール室(8)を備
え、ピックアップ装置(10)で収集した収集物(9)
を、搬送コンベア(4)にてベール室(8)へ送り込む
ロールベーラにおいて、搬送コンベア(4)とベールコ
ンベア(3)の引き継ぎ部(2)と、側壁(6)、
(6)の外周部(5)との間に形成される空間部(A)
に、ガイド部材(1)を設けたことを特徴とするロール
ベーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290349A JP2003092920A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | ロールベーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290349A JP2003092920A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | ロールベーラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092920A true JP2003092920A (ja) | 2003-04-02 |
Family
ID=19112663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001290349A Pending JP2003092920A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | ロールベーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003092920A (ja) |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001290349A patent/JP2003092920A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10028445B2 (en) | Continuous bale forming apparatus with a reciprocating bale pushing device | |
US4212149A (en) | Crop baling machines | |
US4428282A (en) | Cylindrical baler with self-cleaning drive roller | |
US4198804A (en) | Round baler machine | |
EP2836062B1 (en) | A round baler with a belt assembly | |
CA1258000A (en) | Baling machine | |
EP2777382B1 (en) | Baler rear shield mechanism | |
KR20160004128U (ko) | 베일 형성을 위한 베일러 | |
US5228280A (en) | Round baler having anti-wrapping core starter | |
JPH08252025A (ja) | ベール径可変型ロールベーラ | |
US7311040B2 (en) | Cylindrical baling press | |
JP4001193B2 (ja) | ロールベーラ | |
EP3018996B1 (en) | Bale discharge means | |
JP2003092920A (ja) | ロールベーラ | |
JPH0356688B2 (ja) | ||
JPH026753Y2 (ja) | ||
US5408925A (en) | Trash removal apparatus for a round baler | |
JPS6228848Y2 (ja) | ||
JP3554801B2 (ja) | ロールベーラのトワイン供給装置 | |
JP2007267612A (ja) | ロールベーラ | |
US5417043A (en) | Notched belts for a baler of large cylindrical bales | |
EP1591004B1 (en) | Round baler | |
JPH026758Y2 (ja) | ||
JPH0333237Y2 (ja) | ||
JPH0242103Y2 (ja) |