JPH08252025A - ベール径可変型ロールベーラ - Google Patents
ベール径可変型ロールベーラInfo
- Publication number
- JPH08252025A JPH08252025A JP8475695A JP8475695A JPH08252025A JP H08252025 A JPH08252025 A JP H08252025A JP 8475695 A JP8475695 A JP 8475695A JP 8475695 A JP8475695 A JP 8475695A JP H08252025 A JPH08252025 A JP H08252025A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bale
- forming chamber
- roll baler
- diameter
- bale forming
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- Storage Of Harvested Produce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 刈り倒した牧草や脱穀済の排藁等の収集物を
ロール状に圧縮して梱包するロールベーラにおいて、梱
包するベールを作業者が取り扱い易い任意の径に変更で
きるようにする。 【構成】 機枠１４，１５の左右にそれぞれ張設したエ
ンドレスチェン２，２に密な間隔で搬送杆３を横架した
ベール成形圧縮装置４でベール成形室１の弧状内壁を形
成し、このベール成形室１内で圧縮するベールの径が増
加するに伴って内壁側の搬送杆３が外方に膨らむよう構
成し、前記エンドレスチェン２，２にテンションを付与
するテンションスプロケット５の動きを任意位置で感知
可能にしたセンサ６を設けてベール径可変型ロールベー
ラを構成した。
ロール状に圧縮して梱包するロールベーラにおいて、梱
包するベールを作業者が取り扱い易い任意の径に変更で
きるようにする。 【構成】 機枠１４，１５の左右にそれぞれ張設したエ
ンドレスチェン２，２に密な間隔で搬送杆３を横架した
ベール成形圧縮装置４でベール成形室１の弧状内壁を形
成し、このベール成形室１内で圧縮するベールの径が増
加するに伴って内壁側の搬送杆３が外方に膨らむよう構
成し、前記エンドレスチェン２，２にテンションを付与
するテンションスプロケット５の動きを任意位置で感知
可能にしたセンサ６を設けてベール径可変型ロールベー
ラを構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、刈り倒した牧草や脱穀
して地上へ放置した排藁等の収集物を収集してロール状
のベールに圧縮して梱包するロールベーラで、梱包する
ベールの大きさを変更可能にしたものである。
して地上へ放置した排藁等の収集物を収集してロール状
のベールに圧縮して梱包するロールベーラで、梱包する
ベールの大きさを変更可能にしたものである。
【０００２】
【従来の技術】ロールベーラには、トラクターに牽引さ
れたロールベーラでロール状のベールを圧縮梱包し、こ
のロールベーラで梱包されたベールをトラクターの前部
に取り付けたリフト装置で持ち上げて移動するようにし
た大型ロールベーラと、自走式ロールベーラで、圧縮梱
包されたベールを人手によって運搬車に積み込み可能に
した小型ロールベーラがある。これらの大型・小型のロ
ールベーラにおいては、圧縮梱包されるベールの大きさ
が略一定である。
れたロールベーラでロール状のベールを圧縮梱包し、こ
のロールベーラで梱包されたベールをトラクターの前部
に取り付けたリフト装置で持ち上げて移動するようにし
た大型ロールベーラと、自走式ロールベーラで、圧縮梱
包されたベールを人手によって運搬車に積み込み可能に
した小型ロールベーラがある。これらの大型・小型のロ
ールベーラにおいては、圧縮梱包されるベールの大きさ
が略一定である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】小型のロールベーラ
は、圧縮梱包されたベールを人手によって運搬車等に積
み込む作業が行えるようベールの大きさが考慮されてい
るが、収集する牧草等が生であったり湿っていたりする
と圧縮梱包されたベールが重くなり人手による取り扱い
が困難となる。そこで、本発明では、収集物の状態に応
じて梱包されたベールの取り扱いを容易にするため、圧
縮成形されるベールの径を容易に変更できるようにする
ことを課題とする。
は、圧縮梱包されたベールを人手によって運搬車等に積
み込む作業が行えるようベールの大きさが考慮されてい
るが、収集する牧草等が生であったり湿っていたりする
と圧縮梱包されたベールが重くなり人手による取り扱い
が困難となる。そこで、本発明では、収集物の状態に応
じて梱包されたベールの取り扱いを容易にするため、圧
縮成形されるベールの径を容易に変更できるようにする
ことを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】機枠１４，１５の左右に
それぞれ張設したエンドレスチェン２，２に密な間隔で
搬送杆３を横架したベール成形圧縮装置４でベール成形
室１の弧状内壁を形成し、このベール成形室１内で圧縮
するベールの径が増加するに伴って内壁側の搬送杆３が
外方に膨らむよう構成し、前記エンドレスチェン２，２
にテンションを付与するテンションスプロケット５の動
きを任意位置で感知可能にしたセンサ６を設けてベール
径可変型ロールベーラを構成した。
それぞれ張設したエンドレスチェン２，２に密な間隔で
搬送杆３を横架したベール成形圧縮装置４でベール成形
室１の弧状内壁を形成し、このベール成形室１内で圧縮
するベールの径が増加するに伴って内壁側の搬送杆３が
外方に膨らむよう構成し、前記エンドレスチェン２，２
にテンションを付与するテンションスプロケット５の動
きを任意位置で感知可能にしたセンサ６を設けてベール
径可変型ロールベーラを構成した。
【０００５】
【発明の作用及び効果】ベール成形室１内へ入った収集
物はベール成形圧縮装置４の搬送杆３で外周を圧縮され
ながらロール状のベールに成形される。そして、ベール
成形室１へ入り込む収集物が増加するに伴ってベールの
径が増大するが、そのベール径はエンドレスチェン２の
テンションスプロケット５が移動する位置によって判断
でき、必要径位置に来るとセンサ６を作動させてブザー
等で報知するようにする。このブザー等の報知によって
収集物のベール成形室１への取り込みを中止してベール
を梱包しベール成形室１の外へ取り出せば、所望の径の
ベールつまり所望の重量のベールを取り出せることにな
り、作物の状態や作業者の都合等により最適の取り扱い
易いベールの大きさとなる。
物はベール成形圧縮装置４の搬送杆３で外周を圧縮され
ながらロール状のベールに成形される。そして、ベール
成形室１へ入り込む収集物が増加するに伴ってベールの
径が増大するが、そのベール径はエンドレスチェン２の
テンションスプロケット５が移動する位置によって判断
でき、必要径位置に来るとセンサ６を作動させてブザー
等で報知するようにする。このブザー等の報知によって
収集物のベール成形室１への取り込みを中止してベール
を梱包しベール成形室１の外へ取り出せば、所望の径の
ベールつまり所望の重量のベールを取り出せることにな
り、作物の状態や作業者の都合等により最適の取り扱い
易いベールの大きさとなる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。ロールベーラの全体構成は、第２図と第３図
に示す如く、クローラ１０からなる走行装置１１を装備
した走行機台１２の前方にピックアップ装置１３を設
け、走行機台１２上に搭載した固定機枠１４と可動機枠
１５との内部にベール成形室１を形成し、このベール成
形室１とピックアップ装置１３との間に搬入装置１６を
設けている。走行機台１２上の固定機枠１４と可動機枠
１５との側部には、内部に原動機を搭載した原動枠１７
を設けている。
説明する。ロールベーラの全体構成は、第２図と第３図
に示す如く、クローラ１０からなる走行装置１１を装備
した走行機台１２の前方にピックアップ装置１３を設
け、走行機台１２上に搭載した固定機枠１４と可動機枠
１５との内部にベール成形室１を形成し、このベール成
形室１とピックアップ装置１３との間に搬入装置１６を
設けている。走行機台１２上の固定機枠１４と可動機枠
１５との側部には、内部に原動機を搭載した原動枠１７
を設けている。
【０００７】ピックアップ装置１３は、横方向に配列し
た複数の円弧状ガイド環１８の各配列間隙から突出させ
た掻上杆１９が下方から前上方へ向けて回動して地上に
散在する牧草や排藁等の収集物を上方へ拾い上げるよう
にしたもので、円弧状ガイド環１８の左右両外側部に立
設した側枠２０上に横架した飛散防止板２１で上部を覆
い、該飛散防止板２１から吊り下げたゴム板からなる前
覆板２２で前側を覆っており、左右側枠２０，２０を固
定機枠１４に横架した回転軸２３に枢支して、掻上杆１
９の先端が地面に接近して回転する収集作用位置と上方
の格納位置との間で全体が上下動するようにしている。
尚、ピックアップ装置１３の上下動は、原動枠１７の側
部に設けた昇降レバー２４の回動操作によって行えるよ
うにしている。
た複数の円弧状ガイド環１８の各配列間隙から突出させ
た掻上杆１９が下方から前上方へ向けて回動して地上に
散在する牧草や排藁等の収集物を上方へ拾い上げるよう
にしたもので、円弧状ガイド環１８の左右両外側部に立
設した側枠２０上に横架した飛散防止板２１で上部を覆
い、該飛散防止板２１から吊り下げたゴム板からなる前
覆板２２で前側を覆っており、左右側枠２０，２０を固
定機枠１４に横架した回転軸２３に枢支して、掻上杆１
９の先端が地面に接近して回転する収集作用位置と上方
の格納位置との間で全体が上下動するようにしている。
尚、ピックアップ装置１３の上下動は、原動枠１７の側
部に設けた昇降レバー２４の回動操作によって行えるよ
うにしている。
【０００８】搬入装置１６は、前方のピックアップ装置
１３で地面から拾い上げた収集物を後方のベール成形室
１内へ送り込むもので、前後の回転軸２３，２５の左右
側部に取り付けたスプロケット２６，２７にエンドレス
チェン２８を巻き掛け、この左右のエンドレスチェン２
８，２８にパイプ状の搬送具８０を密な間隔で横架した
構成である。搬入装置１６の上方には、固定機枠１４の
左右側板間に横架した支軸２９に所定間隔で取り付けた
押さえ板３０の下端縁と該押さえ板３０の先端に取り付
けたピアノ線３１とで収集物を押さえ付けるようにして
いる。又、搬入装置１６の前部には、前記ピックアップ
装置１３の飛散防止板２１に取り付けたピアノ線３２で
収集物を押さえ付けるようにしている。
１３で地面から拾い上げた収集物を後方のベール成形室
１内へ送り込むもので、前後の回転軸２３，２５の左右
側部に取り付けたスプロケット２６，２７にエンドレス
チェン２８を巻き掛け、この左右のエンドレスチェン２
８，２８にパイプ状の搬送具８０を密な間隔で横架した
構成である。搬入装置１６の上方には、固定機枠１４の
左右側板間に横架した支軸２９に所定間隔で取り付けた
押さえ板３０の下端縁と該押さえ板３０の先端に取り付
けたピアノ線３１とで収集物を押さえ付けるようにして
いる。又、搬入装置１６の前部には、前記ピックアップ
装置１３の飛散防止板２１に取り付けたピアノ線３２で
収集物を押さえ付けるようにしている。
【０００９】固定機枠１４は、走行機台１２上に固定
し、後部の可動機枠１５を上部の枢支軸３３で枢支し
て、固定機枠１４と可動機枠１５との間に介装した油圧
シリンダ（図示省略）を伸長すると可動機枠１５が上方
へ回動して内部のベール成形室１を開放し、ロール状に
圧縮梱包されたベールを後方へ転がり出させるようにし
ている。固定機枠１４と可動機枠１５の内部には、固定
機枠１４側の取込口３４の上方に横架した回転軸３５と
可動機枠１５の後下部に横架した回転軸３６との左右側
部に取り付けたスプロケット３７，３８に巻き掛けたエ
ンドレスチェン２，２に一定間隔でパイプ状の搬送杆３
を横架し、内腔側を半円状側壁４０，４１に設けた円弧
状のチェンガイドに沿わせて外周側を２つのガイドスプ
ロケット７１，７２と１個のテンションスプロケット５
によって回動するようにしてベール成形圧縮装置４を構
成している。つまり、左右側壁４０，４１とベール成形
圧縮装置４の搬送杆３とで円筒状のベール成形室１が形
成されている。テンションスプロケット５は、ベール成
形室１内のベールの径が増大するに伴って外方へ移動す
るようにしている。このテンションスプロケット５の位
置によってベール径が判断でき、適宜の位置で収集物の
取り込みを停止しトワイン掛けをすることで、取り出す
ベール径を任意のものとすることができる。
し、後部の可動機枠１５を上部の枢支軸３３で枢支し
て、固定機枠１４と可動機枠１５との間に介装した油圧
シリンダ（図示省略）を伸長すると可動機枠１５が上方
へ回動して内部のベール成形室１を開放し、ロール状に
圧縮梱包されたベールを後方へ転がり出させるようにし
ている。固定機枠１４と可動機枠１５の内部には、固定
機枠１４側の取込口３４の上方に横架した回転軸３５と
可動機枠１５の後下部に横架した回転軸３６との左右側
部に取り付けたスプロケット３７，３８に巻き掛けたエ
ンドレスチェン２，２に一定間隔でパイプ状の搬送杆３
を横架し、内腔側を半円状側壁４０，４１に設けた円弧
状のチェンガイドに沿わせて外周側を２つのガイドスプ
ロケット７１，７２と１個のテンションスプロケット５
によって回動するようにしてベール成形圧縮装置４を構
成している。つまり、左右側壁４０，４１とベール成形
圧縮装置４の搬送杆３とで円筒状のベール成形室１が形
成されている。テンションスプロケット５は、ベール成
形室１内のベールの径が増大するに伴って外方へ移動す
るようにしている。このテンションスプロケット５の位
置によってベール径が判断でき、適宜の位置で収集物の
取り込みを停止しトワイン掛けをすることで、取り出す
ベール径を任意のものとすることができる。
【００１０】固定機枠１４と可動機枠１５の外周はそれ
ぞれ覆板４２，４３で覆って、収集物と一緒にベール成
形室１内へ入り込んだ粉塵が外方へ飛散しないようにし
ている。固定機枠１４の前部で搬入装置１６の上方に
は、トワイン供給装置４５を設け、ベール成形室１でロ
ール状に圧縮されたベールにトワインＴを供給して外周
に螺旋状に巻き付けて梱包するようにしている。図１に
示すは、テンションスプロケット５の移動調整機構を示
すもので、テンションスプロケット５を軸支した取付ブ
ロック４６が、ベール成形室１の中心から放射方向へ向
かってスライド可能にガイド枠４７に嵌合され、側壁４
８に形成した長孔４９の移動可能範囲でテンションスプ
ロケット５が内外へ移動するようにしている。この取付
ブロック４６は、ばね５０で外方へ弾発されている。ば
ね５０の受座５１は、ガイド枠４７に枢支した調整ネジ
５２を回動することで内外に移動してばね５０が取付ブ
ロック４６を押す弾発力を調整できるようにしている。
ぞれ覆板４２，４３で覆って、収集物と一緒にベール成
形室１内へ入り込んだ粉塵が外方へ飛散しないようにし
ている。固定機枠１４の前部で搬入装置１６の上方に
は、トワイン供給装置４５を設け、ベール成形室１でロ
ール状に圧縮されたベールにトワインＴを供給して外周
に螺旋状に巻き付けて梱包するようにしている。図１に
示すは、テンションスプロケット５の移動調整機構を示
すもので、テンションスプロケット５を軸支した取付ブ
ロック４６が、ベール成形室１の中心から放射方向へ向
かってスライド可能にガイド枠４７に嵌合され、側壁４
８に形成した長孔４９の移動可能範囲でテンションスプ
ロケット５が内外へ移動するようにしている。この取付
ブロック４６は、ばね５０で外方へ弾発されている。ば
ね５０の受座５１は、ガイド枠４７に枢支した調整ネジ
５２を回動することで内外に移動してばね５０が取付ブ
ロック４６を押す弾発力を調整できるようにしている。
【００１１】ガイド枠４７の側部には、テンションスプ
ロケット５の移動方向と平行な状態にロッド５３をその
両端を側壁４８に支軸９０，９１で枢支したリンク５
４，５５に枢支して取り付けている。ロッド５３には前
記取付ブロック４６から突出したピン５６が当接するピ
ン受具５７を嵌合してネジ５８で固定位置変更可能に設
けている。一方のリンク５５には上方へ向けてセンサ作
動片６１を突設し、ばね５９を側壁４８との間に張架し
揺動するようにしている。６０はリンク５５の回動範囲
を規制するピンである。また、可動機枠１５の側壁４８
には、前記リンク５５のセンサ作動片６１に係合する位
置を屈曲して係合部８０を形成した六角軸７５を取付枠
７６にスライド可能でかつばね７７によって固定機枠１
４側へ向けて弾発している。固定機枠１４の側壁７８に
は六角軸７５の先端を受ける受台７９を取り付け、ベー
ル成形室１を閉じている間は、六角軸７５の係合部８０
がセンサ作動片６１から離れており、可動機枠１５を上
方へ回動してベール成形室１を開くと六角軸７５の係合
部８０がセンサ作動片６１に係合してセンサ６を押圧す
る状態から引き離すようになる。
ロケット５の移動方向と平行な状態にロッド５３をその
両端を側壁４８に支軸９０，９１で枢支したリンク５
４，５５に枢支して取り付けている。ロッド５３には前
記取付ブロック４６から突出したピン５６が当接するピ
ン受具５７を嵌合してネジ５８で固定位置変更可能に設
けている。一方のリンク５５には上方へ向けてセンサ作
動片６１を突設し、ばね５９を側壁４８との間に張架し
揺動するようにしている。６０はリンク５５の回動範囲
を規制するピンである。また、可動機枠１５の側壁４８
には、前記リンク５５のセンサ作動片６１に係合する位
置を屈曲して係合部８０を形成した六角軸７５を取付枠
７６にスライド可能でかつばね７７によって固定機枠１
４側へ向けて弾発している。固定機枠１４の側壁７８に
は六角軸７５の先端を受ける受台７９を取り付け、ベー
ル成形室１を閉じている間は、六角軸７５の係合部８０
がセンサ作動片６１から離れており、可動機枠１５を上
方へ回動してベール成形室１を開くと六角軸７５の係合
部８０がセンサ作動片６１に係合してセンサ６を押圧す
る状態から引き離すようになる。
【００１２】テンションスプロケット５はベール成形室
１内が空の場合には最外側位置に有って、ベール成形室
１内に収集物が入ってロール状のベールに圧縮されこの
ベール径が増大するに伴って内方に移動し、ピン５６が
ピン受具５７に当りリンク５５を回動してセンサ作動片
６１がセンサ７に当接し、ブザーを鳴らしてベール成形
完了を報知する。従って、ピン受具５７の位置を外方に
するとベール径が小径でブザーが鳴り、内方にするとベ
ール径が大径でブザーが鳴ることになる。
１内が空の場合には最外側位置に有って、ベール成形室
１内に収集物が入ってロール状のベールに圧縮されこの
ベール径が増大するに伴って内方に移動し、ピン５６が
ピン受具５７に当りリンク５５を回動してセンサ作動片
６１がセンサ７に当接し、ブザーを鳴らしてベール成形
完了を報知する。従って、ピン受具５７の位置を外方に
するとベール径が小径でブザーが鳴り、内方にするとベ
ール径が大径でブザーが鳴ることになる。
【００１３】固定機枠１４の後下部には、ベール成形室
１から転がり出るベールを走行装置１１の後部へ案内す
る案内板６５を設けている。原動枠１７の後上部には、
トワイン供給装置４５の駆動を断続するのとベール成形
室１開閉するのを１本で行えるようにした作業・開閉兼
用レバー６６、左右の走行装置１１の駆動を断続して旋
回方向を変えるサイドクラッチレバー６７，６７、走行
装置１１の走行速度を変える変速レバー６８及び走行装
置１１の駆動を断続する走行クラッチレバー６９を設け
て、原動枠１７の後部に位置した作業者が操縦を行える
ようにしている。７０は座席、７１は足置台である。
１から転がり出るベールを走行装置１１の後部へ案内す
る案内板６５を設けている。原動枠１７の後上部には、
トワイン供給装置４５の駆動を断続するのとベール成形
室１開閉するのを１本で行えるようにした作業・開閉兼
用レバー６６、左右の走行装置１１の駆動を断続して旋
回方向を変えるサイドクラッチレバー６７，６７、走行
装置１１の走行速度を変える変速レバー６８及び走行装
置１１の駆動を断続する走行クラッチレバー６９を設け
て、原動枠１７の後部に位置した作業者が操縦を行える
ようにしている。７０は座席、７１は足置台である。
【００１４】以上の如く構成したロールベーラで収集作
業を行うには、次の如くする。ピックアップ装置１３、
搬入装置１６、ベール成形圧縮装置４を駆動しながら走
行装置１１を走行させると、地面上に散在する収集物が
ピックアップ装置１３で搬入装置１６上へ拾い上げられ
搬入装置１６でベール成形室１内へ送り込まれ、ベール
成形圧縮装置４でロール状のベールに圧縮成形される。
ベール成形室１内でベールが所定圧に圧縮されると、走
行装置１１を停止してトワイン供給装置４５を駆動して
トワインＴをベール成形室１内へ送り込み、トワインＴ
をベールの外周に螺旋状に巻き付けて梱包する。
業を行うには、次の如くする。ピックアップ装置１３、
搬入装置１６、ベール成形圧縮装置４を駆動しながら走
行装置１１を走行させると、地面上に散在する収集物が
ピックアップ装置１３で搬入装置１６上へ拾い上げられ
搬入装置１６でベール成形室１内へ送り込まれ、ベール
成形圧縮装置４でロール状のベールに圧縮成形される。
ベール成形室１内でベールが所定圧に圧縮されると、走
行装置１１を停止してトワイン供給装置４５を駆動して
トワインＴをベール成形室１内へ送り込み、トワインＴ
をベールの外周に螺旋状に巻き付けて梱包する。
【図１】本発明実施例の部分拡大側面図である。
【図２】実施例の全体側断面図である。
【図３】実施例の全体平面図である。
【符号の説明】 １ ベール成形室 ２ エンドレスチェン ３ 搬送杆 ４ ベール成形圧縮装置 ５ テンションスプロケット ６ センサ ７ センサ作動具 １４ 機枠（固定機枠） １５ 機枠（可動機枠）
Claims (2)
- 【請求項１】 機枠（１４），（１５）の左右にそれぞ
れ張設したエンドレスチェン（２），（２）に密な間隔
で搬送杆（３）を横架したベール成形圧縮装置（４）で
ベール成形室（１）の弧状内壁を形成し、このベール成
形室（１）内で圧縮するベールの径が増加するに伴って
内壁側の搬送杆（３）が外方に膨らむよう構成し、前記
エンドレスチェン（２），（２）にテンションを付与す
るテンションスプロケット（５）の動きを任意位置で感
知可能にしたセンサ（６）を設けてなるベール径可変型
ロールベーラ。 - 【請求項２】 テンションスプロケット（５）を直線的
に内外に移動すべく弾発して設けると共に、該テンショ
ンスプロケット（５）の移動方向と平行にセンサ作動具
（７）を移動調整可能に設けてなる請求項１に記載のベ
ール径可変型ロールベーラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08475695A JP3360281B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ベール径可変型ロールベーラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08475695A JP3360281B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ベール径可変型ロールベーラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252025A true JPH08252025A (ja) | 1996-10-01 |
| JP3360281B2 JP3360281B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=13839534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08475695A Expired - Fee Related JP3360281B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ベール径可変型ロールベーラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3360281B2 (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002345326A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-03 | Bio Oriented Technol Res Advancement Inst | ロールベーラ |
| JP2011083240A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Ihi Star Machinery Corp | ロールベーラ |
| CN107621365A (zh) * | 2017-11-13 | 2018-01-23 | 滨州市农业机械化科学研究所 | 一种秸秆压捆试验平台 |
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