JP2003092852A - モータのスラスト軸受構造 - Google Patents

モータのスラスト軸受構造

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JP2003092852A
JP2003092852A JP2001283486A JP2001283486A JP2003092852A JP 2003092852 A JP2003092852 A JP 2003092852A JP 2001283486 A JP2001283486 A JP 2001283486A JP 2001283486 A JP2001283486 A JP 2001283486A JP 2003092852 A JP2003092852 A JP 2003092852A
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JP
Japan
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shaft
thrust bearing
thrust
magnet
motor
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Pending
Application number
JP2001283486A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Egawa
義弘 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Keiki Works Ltd
Original Assignee
Nippon Keiki Works Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Keiki Works Ltd filed Critical Nippon Keiki Works Ltd
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Publication of JP2003092852A publication Critical patent/JP2003092852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/46Fans, e.g. ventilators

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラスト方向の振動を小さく抑えることがで
き、かつ、スラスト方向に一定の荷重をかけることがで
きるモータのスラスト軸受構造を提供する。 【解決手段】 ロータ1のシャフト7をスベリ軸受3に
よって回転可能に支持している。シャフトの先端部はス
ラスト軸受板5に当接させている。スラスト軸受板5の
裏面にマグネット8を取り付け、このマグネット8によ
りシャフトの先端を吸引してスラスト方向のシャフトの
上下動による振動を抑制している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小形ファンモータの
構造、さらに詳しくいえば、ロータにスラスト荷重をか
ける方法を考慮したスラスト軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スベリ軸受を用いるファンモータにおい
ては、ロータのスラスト方向への動きを規制するため、
ロータでスラスト荷重をかけるか、またはワッシャ等で
スラスト遊びを押さえる方法を講じていた。図3は従来
のモータのスラスト軸受方法を示す図で、前者の例であ
り、図4は従来の他のモータのスラスト軸受方法を示す
図で、後者の例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3において、ファン
23を有するロータ24の内周面にマグネット20が取
り付けられている。マグネット20に対面するようにス
テータヨーク21が固定されている。このステータヨー
ク21とマグネット20の間を上下にずらすことにより
磁気バランスをくずしてスラスト荷重を得ている。しか
しながら、このスラスト荷重発生方法はモータ回転時の
スラスト方向への振動原因になるという欠点を有してい
る。
【0004】一方、図4において、スベリ軸受28に支
持されたシャフト27は抜け防止のためワッシャ30が
嵌合される。上下の動きを抑制するためスベリ軸受28
とワッシャ30の間に隙間が残らないようにさらにワッ
シャ31,32が挿入される。この方法は、スラスト荷
重を発生させるのではなく、ロータが上下に動かないよ
うにその隙間を埋めるものである。しかしながらは、こ
の方法ではワッシャにより摩擦が大きくなったり、油漏
れの原因となったりするという欠点があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、その
目的は、スラスト方向の振動を小さく抑えることがで
き、かつ、スラスト方向に一定の荷重をかけることがで
きるモータのスラスト軸受構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるモータのスラスト軸受構造は、ロータの
シャフトを軸受によって回転可能に支持し、スラスト方
向の荷重を受けるため前記シャフトの先端部をスラスト
軸受板に当接させるように構成されたモータのスラスト
軸受構造において、前記スラスト軸受板の裏面にマグネ
ットを取り付け、該マグネットにより前記シャフトの先
端を吸引し、スラスト方向に荷重をかけるように構成さ
れている。また、本発明は、ロータのシャフトを軸受に
よって回転可能に支持し、スラスト方向の荷重を受ける
ため前記シャフトの先端部をスラスト軸受板に当接させ
るように構成されたモータのスラスト軸受構造におい
て、前記スラスト軸受板を高硬度コーティング層を形成
したマグネットで構成し、前記高硬度コーティング層を
形成した面で前記シャフトの先端部を受け、前記マグネ
ットにより前記シャフトの先端を吸引し、スラスト方向
に荷重をかけるように構成されている。さらに本発明に
おける前記高硬度コーティング層は炭素コーティングま
たはポリイミドのテープで構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳しく説明する。図1は本発明によるモータ
のスラスト軸受構造の実施の形態を示す正面図である。
本図は本発明に直接関係する部分のみを記載してある。
ファン2を有するロータ1の中央の貫通孔1aにシャフ
ト7の端部が圧入固定されている。シャフト7はスベリ
軸受3に回転可能に支持され、その端部には抜け防止の
ためのワッシャ6が嵌合されているシャフト7の先端は
球面であり、その中央部分がスラスト軸受板5に当接す
る。
【0008】図示しないステータヨークとロータの内周
に設けられるロータマグネットは、ずらすことなく対面
した位置関係であり、磁気バランスをくずすことなくス
ラスト荷重が零になるようにしてある。スラスト軸受板
5の裏面にはマグネット8を取り付けてある。マグネッ
ト8はシャフト先端7aを吸引しロータのスラスト方向
の遊びをなくしてある。上記構成によりロータでスラス
ト荷重をかけることなくシャフトの上下動による振動を
抑制している。
【0009】図2は、本発明の他の実施の形態を示す部
分図である。スラスト軸受板としてマグネット12を用
いている。マグネット12の上面には潤滑剤として高硬
度のコーティング層を形成してある。コーティング層と
しては例えば、炭素コーティングなどがある。また、コ
ーティングではなく、数μ厚のポリイミドのテープを貼
付しても良い。このコーティング層にシャフト10の先
端10aを当接させ、マグネット12でシャフト先端1
0aを吸引する。図1の実施の形態と同様な効果を得る
ことができる。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、ロータ
のシャフトを軸受によって回転可能に支持し、スラスト
方向の荷重を受けるためシャフトの先端部をスラスト軸
受板に当接させるように構成されたモータのスラスト軸
受構造において、スラスト軸受板の裏面にマグネットを
取り付け、マグネットによりシャフトの先端を吸引し、
スラスト方向に荷重をかけるか、または、スラスト軸受
板を絶縁コーティングを施したマグネットで構成し、同
様にシャフトの先端を吸引するものである。したがっ
て、スラスト方向へ荷重を加える従来の構造に比較し、
スラスト方向への振動を小さくできた。また、マグネッ
トとシャフト間磁気吸引力でスラスト荷重を得ているの
で、スラスト荷重はマグネット磁化力で自由に調整でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータのスラスト軸受構造の実施
の形態を示す正面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す部分図である。
【図3】従来のモータのスラスト軸受方法の例を示す図
である。
【図4】従来のモータのスラスト軸受方法の他の例を示
す図である。
【符号の説明】
1,24 ロータ 2,23 ファン 3,28,33 スベリ軸受 5,26 スラスト軸受板 6,30,31,32 ワッシャ 7,10,25,27 シャフト 8,12,20 マグネット 11 コーティング 21 ステータヨーク
フロントページの続き Fターム(参考) 3H022 AA03 BA06 CA15 DA11 3J011 AA01 AA20 BA08 KA03 SC14 SE02 5H605 AA04 BB05 BB14 BB19 CC04 EA02 EB02 EB06 EB09 EB12 EB15 5H607 AA04 AA14 BB01 BB07 BB14 BB17 BB25 CC09 DD03 DD15 GG03 GG09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータのシャフトを軸受によって回転可
    能に支持し、スラスト方向の荷重を受けるため前記シャ
    フトの先端部をスラスト軸受板に当接させるように構成
    されたモータのスラスト軸受構造において、 前記スラスト軸受板の裏面にマグネットを取り付け、該
    マグネットにより前記シャフトの先端を吸引し、スラス
    ト方向に荷重をかけることを特徴とするモータのスラス
    ト軸受構造。
  2. 【請求項2】 ロータのシャフトを軸受によって回転可
    能に支持し、スラスト方向の荷重を受けるため前記シャ
    フトの先端部をスラスト軸受板に当接させるように構成
    されたモータのスラスト軸受構造において、 前記スラスト軸受板を高硬度コーティング層を形成した
    マグネットで構成し、前記高硬度コーティング層を形成
    した面で前記シャフトの先端部を受け、前記マグネット
    により前記シャフトの先端を吸引し、スラスト方向に荷
    重をかけることを特徴とするモータのスラスト軸受構
    造。
  3. 【請求項3】 前記高硬度コーティング層は炭素コーテ
    ィングまたはポリイミドのテープで構成されたことを特
    徴とする請求項2記載のモータのスラスト軸受構造。
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