JP2003091971A - 記録再生装置および方法 - Google Patents

記録再生装置および方法

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JP2003091971A
JP2003091971A JP2001284719A JP2001284719A JP2003091971A JP 2003091971 A JP2003091971 A JP 2003091971A JP 2001284719 A JP2001284719 A JP 2001284719A JP 2001284719 A JP2001284719 A JP 2001284719A JP 2003091971 A JP2003091971 A JP 2003091971A
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Koji Komatsu
康二 小松
Chihiro Motono
千尋 本野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープに記録されたデータを効率よく管理す
る。 【解決手段】 ICチップ32には、磁気テープ31に記
録された1以上のデータのタイトル、テープ上の記録開
始位置、記録終了位置、記録日時、および記録されてい
るデータの種類に関する情報などが、磁気テープ31に
記録されたデータ毎に記録されている。操作入力部20
からの指示に従い、メイン信号処理マイコン21は、IC
チップ32より情報を読み出し、磁気テープ31に記録
されたデータのリストを作成し、表示パネル18に表示
させる。リストの中から、再生するデータの指示が、操
作入力部20より入力されると、メイン信号処理マイコ
ン21は、指定されたデータの磁気テープ31上の記録
開始位置を、メカ制御マイコン22に供給する。メカ制
御マイコン22は、メカモータ23を制御して、記録開
始位置から磁気テープ31を再生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置およ
び方法に関し、特に、記録媒体に記録したデータを、効
率よく管理することができるようにした記録再生装置お
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カセットテープに、音声、および
画像などのデータを記録する際に、テープ上の記録開始
位置、および記録終了位置を、カセットテープに内蔵さ
れたIC(Integrated Circuit)チップに記録し、再生時に
は、ICチップに記録された記録開始位置まで、テープを
早送り(または、巻き戻し)して、そこから再生を開始す
る記録再生装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録再生装置は、ICチップに、テープ上の記録開始位置
の情報、および記録終了位置の情報を、それぞれ記録す
るだけで、データの記録開始位置から記録終了位置まで
の記録範囲を、ICチップに記録することはできず、テー
プに記録されたデータを、効率よく管理することができ
ないという課題があった。
【0004】さらに、従来の記録再生装置は、テープに
記録されているデータのテープ上の記録位置、データの
タイトル、および記録日時などの付加情報を、一括して
ICチップに記録することができないため、ユーザは、テ
ープに記録されているデータの数、および各データ内容
の概要などを把握しづらいという課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、記録媒体に記録されたデータを効率よく管
理できるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生装置
は、第2の記録媒体より、第1の記録媒体に記録されて
いる1以上のデータに関する情報を取得する第1の取得
手段と、第1の取得手段により取得された情報より、第
1の記録媒体に記録されている1以上のデータの記録開
始位置を抽出する第1の抽出手段と、第1の取得手段に
より取得された情報より、第1の抽出手段により記録開
始位置が抽出されたデータの記録終了位置を抽出する第
2の抽出手段と、1以上のデータの中から、再生するデ
ータの選択を受け付ける受付手段と、受付手段により選
択が受け付けられたデータに対応する記録開始位置より
データを再生する再生手段とを備え、情報は、データの
記録開始位置、記録終了位置、および記録日時を含み、
第1の記録媒体に記録されている1以上のデータ毎にま
とめられて、第2の記録媒体に記録されることを特徴と
する。
【0007】前記第1の記録媒体に前記データを記録す
る第1の記録手段と、前記第1の記録手段により記録さ
れた前記データの、前記第1の記録媒体への記録開始位
置、および記録終了位置を前記第2の記録媒体に記録す
る第2の記録手段とをさらに設けることができる。
【0008】前記第2の記録手段には、前記第2の記録
媒体に、前記第1の記録手段により記録された前記デー
タの記録年月日、記録開始時刻、記録終了時刻をさらに
記録するようにさせることができる。
【0009】前記第1の記録手段により記録された前記
データのタイトルを取得する第2の取得手段をさらに設
け、第2の記録手段には、前記第2の記録媒体に、前記
第2の取得手段により取得された前記データの前記タイ
トルをさらに記録するようにさせることができる。
【0010】動画、もしくは静止画像を撮影する撮影手
段をさらに設け、前記第1の記録手段には、前記撮影手
段により撮影された動画、もしくは静止画像を前記第1
の記録媒体に記録するようにさせることができる。
【0011】前記第1の記録媒体は、磁気テープである
ようにすることができる。
【0012】前記情報に、1以上の前記データのタイト
ルが記録されているか否かを判定する判定手段と、判定
手段により、タイトルが記録されていると判定された場
合、前記情報より、1以上のタイトルを抽出する第3の
抽出手段と、第3の抽出手段により抽出された1以上の
タイトルのリストを表示する表示手段とをさらに設け、
前記受付手段には、表示手段により表示された1以上の
リストより再生する前記データの選択を受け付けるよう
にさせることができる。
【0013】前記情報を基に、1以上の前記データの中
に1以上の静止画像のデータが含まれているか否かを判
定する判定手段と、判定手段により、1以上の静止画像
が含まれていると判定された場合、前記情報より、1以
上の静止画像の記録日時を抽出する第3の抽出手段と、
第3の抽出手段により抽出された1以上の静止画像に対
応する記録日時を表示する表示手段とをさらに設け、前
記受付手段には、表示手段により表示された1以上の記
録日時の中から、再生する静止画像の選択を受け付ける
ようにさせることができる。
【0014】前記情報より、1以上の前記データに対応
する1以上の記録日時を抽出する第3の抽出手段と、1
以上の記録日時の中から、異なる記録日を抽出する第4
の抽出手段と、第4の抽出手段により抽出された1以上
の記録日を表示する表示手段とをさらに設け、前記受付
手段には、表示手段により表示された1以上の記録日の
中から、再生する前記データの選択を受け付けるように
させることができる。
【0015】本発明の記録再生方法は、第2の記録媒体
より、第1の記録媒体に記録されている1以上のデータ
に関する情報を取得する第1の取得ステップと、第1の
取得ステップの処理により取得された情報より、第1の
記録媒体に記録されている1以上のデータの記録開始位
置を抽出する第1の抽出ステップと、第1の取得ステッ
プの処理により取得された情報より、第1の抽出ステッ
プの処理により記録開始位置が抽出されたデータの記録
終了位置を抽出する第2の抽出ステップと、1以上のデ
ータの中から、再生するデータの選択を受け付ける受付
ステップと、受付ステップの処理により選択が受け付け
られたデータに対応する記録開始位置よりデータを再生
する再生ステップとを含み、情報は、データの記録開始
位置、記録終了位置、および記録日時を含み、第1の記
録媒体に記録されている1以上のデータ毎にまとめられ
て、第2の記録媒体に記録されることを特徴とする。
【0016】本発明の記録再生装置および方法において
は、第2の記録媒体より、第1の記録媒体に記録されて
いる1以上のデータに関する情報が取得され、取得され
た情報より、第1の記録媒体に記録されている1以上の
データの記録開始位置が抽出され、取得された情報よ
り、記録開始位置が抽出されたデータの記録終了位置が
抽出され、1以上のデータの中から、再生するデータの
選択が受け付けられ、選択が受け付けられたデータに対
応する記録開始位置よりデータが再生され、情報は、デ
ータの記録開始位置、記録終了位置、および記録日時を
含み、第1の記録媒体に記録されている1以上のデータ
毎にまとめられて、第2の記録媒体に記録される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を適用した記録再生装置1
の構成例について、図1を参照して説明する。
【0018】記録再生装置1のCCDイメージャ12は、
カム制御マイコン14からの指令を受け、レンズ11を
介して、周囲の風景、および人などの被写体を取り込
み、所定の処理を施して画像データを作成し、カム制御
マイコン14に供給する。
【0019】音声入力部13は、カム制御マイコン14
からの指令を受け、周囲の音声を取り込み、音声を電気
信号に変換した音声データをカム制御マイコン14に供
給する。
【0020】カム制御マイコン14は、メイン信号処理
マイコン21からの指令を受け、周囲の風景、および人
などの被写体の画像データを作成し、カム制御マイコン
14に供給するよう、CCDイメージャ12に指令すると
共に、音声入力部13に、周囲の音声を入力するよう指
令する。また、カム制御マイコン14は、CCDイメージ
ャ12より画像データ(動画、および静止画像を含む)の
供給を受け、また、音声入力部13より音声データの供
給を受け、これをメイン信号処理マイコン21、および
記録再生部15に供給する。
【0021】記録再生部15は、カム制御マイコン14
より動画データを供給された場合、MPEG(Moving Pictur
e Experts Group)方式で圧縮し、リード/ライトアンプ
16に供給すると共に、カム制御マイコン14より供給
された音声データも、リード/ライトアンプ16に供給
する。また、記録再生部15は、カム制御マイコン14
より、静止画像データを供給された場合、JPEG(Joint P
hotographic ExpertsGroup)方式で圧縮し、リード/ラ
イトアンプ16に供給する。また、記録再生部15は、
リード/ライトアンプ16より、テープから読み出した
記録データ(圧縮された画像データ、および音声データ
を含むデータ)を供給されると、これを基に、画像デー
タを復元し、画像データおよび音声データをメイン信号
処理マイコン21に供給する。
【0022】また、記録再生部15は、ヘッド17によ
りデータを記録(再生)している磁気テープ31の位置
が、磁気テープ31全体の中で、どの位置であるかとい
う情報(以下、トラックナンバと称する)を、適宜、取得
し、メカ制御マイコン22に供給する。また、記録再生
部15は、データの磁気テープ31への記録開始時に、
リード/ライトアンプ16を介して、磁気テープ31にM
IC-IDを記録すると共に、このMIC-IDをメカ制御マイコ
ン22に供給する。
【0023】なお、MIC-IDとは、記録を開始してから、
終了するまでのひとまとまり(以下、カットと称する)の
データに対して与えられた固有のIDのことであり、磁気
テープ31に記録される。データ毎に固有のIDを与える
ことで、他のカットのデータとの差別化を図ることがで
きる。
【0024】リード/ライトアンプ16は、記録再生部
15より、圧縮された画像データおよび音声データを供
給されると、ヘッド17を介して、磁気テープ31に記
録する。同時に、リード/ライトアンプ16は、記録再
生部15より供給されたMIC-IDを、ヘッド17を介し
て、磁気テープ31に記録する。また、リード/ライト
アンプ16は、ヘッド17を介して、磁気テープ31よ
り、記録データを読み出し、所定の信号処理を施して記
録再生部15に供給する。
【0025】表示パネル18は、記録再生部15より供
給された撮影映像もしくは再生画像、およびメイン信号
処理マイコン21より供給された磁気テープ31の記録
内容に関する情報を表示する。
【0026】音声出力部19は、メイン信号処理マイコ
ン21より供給された音声データに基づいた音声を出力
する。
【0027】操作入力部20は、複数のボタンなどより
構成され、ユーザからの記録指示、または再生指示を含
む種々の指示の入力を受け、メイン信号処理マイコン2
1に供給する。
【0028】メイン信号処理マイコン21は、予め設定
されたプログラム、または操作入力部20から入力され
た指示に従い、記録再生装置1の各部を制御する。ま
た、メイン信号処理マイコン21は、操作入力部20か
ら入力された指示に従い、録画処理を実行する。すなわ
ち、メイン信号処理マイコン21は、操作入力部20よ
り動画の撮影処理の指示が入力された場合、カム制御マ
イコン14に撮影処理(画像データ、および音声データ
を取得し磁気テープ31に記録させる処理)を実行させ
ると共に、メカ制御マイコン22にメカモータ23を駆
動する処理を実行させる。
【0029】メイン信号処理マイコン21は、録画の開
始時に、メカ制御マイコン22より記録開始トラックナ
ンバおよびMIC-IDを供給され、内蔵するメモリに記憶す
ると共に、操作入力部20よりタイトルが入力された場
合、これを内蔵するメモリに記憶する。また、メイン信
号処理マイコン21は、同時に、内蔵する時計より、記
録開始時刻を取得し、内蔵するメモリに記憶する。
【0030】メイン信号処理マイコン21は、録画終了
の指示が、操作入力部20より入力されると、カム制御
マイコン14に撮影処理を終了するよう指令を出すと共
に、メカ制御マイコン22に、メカモータ23の駆動を
停止するよう指令を出す。また、メイン信号処理マイコ
ン21は、メカ制御マイコン22より録画を終了したと
きのトラックナンバを供給され、内蔵するメモリに記憶
すると共に、内蔵する時計より録画終了時刻を取得し、
内蔵するメモリに記憶する。その後、メイン信号処理マ
イコン21は、内蔵するメモリに記憶してある記録開始
時刻、記録終了時刻、磁気テープ31に記録されたデー
タのタイトル、記録開始トラックナンバ、記録終了トラ
ックナンバ、磁気テープ31に記録されたデータの種
類、およびMIC-IDをカセットテープ2のICチップ32に
記録する。
【0031】また、メイン信号処理マイコン21は、操
作入力部20より、ICチップ32に記録されている情報
の表示指示が入力されると、磁気テープ31に記録され
ているデータの記録トラックナンバ、記録時刻、および
タイトルなどの情報をICチップ32より読み出し、内蔵
するメモリに一時的に記憶し、表示パネル18に表示さ
せる。
【0032】また、メイン信号処理マイコン21は、操
作入力部20から入力された指示に従って、メカ制御マ
イコン22に所定のデータの再生を指令する。
【0033】また、メイン信号処理マイコン21は、操
作入力部20より、静止画像の撮影指示が入力される
と、カム制御マイコン14に、静止画像データを取得
し、磁気テープ31に記録する処理を実行させる。
【0034】メカ制御マイコン22は、メイン信号処理
マイコン21からの指令に従って、メカモータ23を駆
動し、磁気テープの再生、早送り、および巻き戻しなど
を実行する。また、メカ制御マイコン22は、記録再生
部15より、トラックナンバ、およびMIC-IDの入力を受
け、メイン信号処理マイコン21に供給する。
【0035】メカモータ23は、メカ制御マイコン22
からの指令に従って、磁気テープ31を再生、停止、早
送り、および巻き戻しさせる。
【0036】カセットテープ2には、撮影した画像デー
タおよび音声データを記録する磁気テープ31、並び
に、磁気テープ31に記録されているデータに関する情
報を記録するICチップ32が、内蔵されている。
【0037】次に、この記録再生装置1の動画の記録処
理について、図2のフローチャートを参照して説明す
る。
【0038】ステップS1において、操作入力部20よ
り、記録開始の指示が入力されると、ステップS2にお
いて、メイン信号処理マイコン21は、カム制御マイコ
ン22およびメカ制御マイコン22に、記録を開始する
一連の処理の実行を指令する。
【0039】ステップS3において、メカ制御マイコン
22は、メイン信号処理マイコン21からの指令に基づ
いて、メカモータ23を記録用の所定のスピードで駆動
させる。
【0040】ステップS4において、カム制御マイコン
14は、メイン信号処理マイコン21からの指令に基づ
いて、CCDイメージャ12に周囲の環境の取り込み、お
よび画像データの作成を開始させ、CCDイメージャ12
から供給された画像データを取得すると共に、音声入力
部13より、音声データを取得し、これら画像データお
よび音声データを記録再生部15に供給する。記録再生
部15は、カム制御マイコン14より画像データおよび
音声データの入力を受け、画像データをMPEG方式で圧縮
し、圧縮された画像データ、および音声データをリード
/ライトアンプ16より、ヘッド17を介して、カセッ
トテープ2の磁気テープ31への記録を開始する。
【0041】ステップS5において、記録再生部15
は、記録開始トラックナンバおよびMIC-IDを磁気テープ
31より取得し、メカ制御マイコン22に供給する。メ
カ制御マイコン22は、記録再生部15より供給された
記録開始トラックナンバおよびMIC-IDをメイン信号処理
マイコン21に供給する。
【0042】ステップS6において、メイン信号処理マ
イコン21は、ステップS5でメカ制御マイコン22よ
り供給された記録開始トラックナンバ、およびMIC-ID、
並びに、内蔵する時計より取得した記録開始時刻を、内
蔵するメモリに記憶する。また、記録開始時に、操作入
力部20より、タイトルが入力された場合、このタイト
ルを、内蔵するメモリに記憶する。
【0043】その後、記録再生装置1は、映像の撮影を
続けるが、ステップS7において、操作入力部20よ
り、記録終了の指令が入力されると、ステップS8にお
いて、メイン信号処理マイコン21は、カム制御マイコ
ン14、およびメカ制御マイコン22に、記録処理の停
止を指令する。
【0044】ステップS9において、カム制御マイコン
14は、CCDイメージャ12に、画像データの作成を停
止させると共に、音声入力部13に、音声データの作成
を停止させる。また、カム制御マイコン14は、記録再
生部15への画像データおよび音声データの供給を終了
する。記録再生部15は、リード/ライトアンプ16に
よる磁気テープ31へのデータの記録を終了させる。ま
た、記録再生部15は、記録終了トラックナンバを取得
し、メカ制御マイコン22に供給する。
【0045】ステップS10において、メカ制御マイコ
ン22は、メカモータ23の駆動を停止させる。
【0046】ステップS11において、メカ制御マイコ
ン22は、記録再生部15より供給された記録終了トラ
ックナンバを取得し、メイン信号処理マイコン21に供
給する。
【0047】ステップS12において、メイン信号処理
マイコン21は、メカ制御マイコン22より供給された
記録終了トラックナンバを、内蔵するメモリに記憶させ
る。また、メイン信号処理マイコン21は、内蔵する時
計から、記録終了時刻を取得し、メモリに記憶させる。
【0048】ステップS13において、メイン信号処理
マイコン21は、ステップS6で記憶した記録開始トラ
ックナンバ、記録開始時刻、タイトル、およびMIC-ID、
並びにステップS12で記憶した記録終了トラックナン
バ、および記録終了時刻を、内蔵するメモリより読み出
し、カセットテープ2に内蔵されているICチップ32に
供給し、記憶させる。
【0049】本発明の記録再生装置は、以上のようにし
て、磁気テープ31に記録した1カットのデータの記録
開始トラックナンバ、記録終了トラックナンバ、記録開
始時刻、記録終了時刻、タイトル、およびMIC-IDを、ま
とめてICチップ32に記録する。そのため、ユーザは、
ICチップ32に記録された情報に基づいて、磁気テープ
31に記録されているデータの管理を、効率よく行うこ
とができる。
【0050】なお、上述においては、動画の記録処理に
ついて説明したが、静止画像の記録の場合、ステップS
13において、メイン信号処理マイコン21は、静止画
像であることを識別する識別情報も同時に、ICチップ3
2に記録する。
【0051】次に、図2のステップS13において、記
録開始トラックナンバ、記録終了トラックナンバ、記録
開始時刻、記録終了時刻、タイトル、およびMIC-IDを記
憶させたICチップ32のデータ構造について、図3乃至
図37を参照して説明する。
【0052】なお、以下の説明においては、磁気テープ
31に記録されたデータをテープデータと称し、ICチッ
プ32に記録されたデータをICデータと称する。
【0053】ICチップ32内のメモリに記録されるICデ
ータのデータ構造は、図3に示すように、大きく3つの
領域に区分することができる。
【0054】図3においては、1番左側の列「領域」
に、3つの領域区分が表示され、中央の列「D.B.」に、
ICチップ内にデータを記録する際に、記録位置の指標と
してふられたデータブロックアドレスが表示され、1番
右側の列「内容」に各領域に記録される情報の内容が表
示されている。
【0055】なお、データブロックとは、ICチップ32
内に記録されるデータの単位であり、1データブロック
(以下、単位としてD.B.を用いる)は、16byteのデータ
容量より成る。そして、1D.B.毎に、ICチップ32内の
メモリ空間を区切り、番号を振ったものが、データブロ
ックアドレスであり、メモリの記録位置の指標として用
いられる。
【0056】図3の表中、1番左の列「領域」に示すよ
うに、ICチップ32内のデータ構造(フォーマット)は、
表中、上から下へ、「メディア定義領域」、「アプリケ
ーション管理情報領域」、および「アプリケーション&
データ領域」の3領域に区分された構造になっている。
【0057】メディア定義領域は、図3に示されるよう
に、データブロックアドレス0乃至19が割り当てられ
ている。メディア定義領域には、ICチップ32のメモリ
サイズ、製造年月日、および製造工場などの情報が記録
されている。メディア定義領域に記録されている情報
は、記録再生装置1により変更することはできない。な
お、メディア定義領域に記録されている情報の詳細な説
明は後述する。
【0058】アプリケーション管理情報領域は、図3に
示されるように、データブロックアドレス20乃至27
が割り当てられている。アプリケーション管理情報領域
には、メモリの使用領域、磁気テープ31上に記録され
たデータの最後部のトラックナンバ、ユーザが記録した
カセットテープ2の名前、および磁気テープ31にデー
タが記録された最終記録日時などが記録されている。ア
プリケーション管理情報領域に記録されている情報は、
記録再生装置1により変更することができる。なお、ア
プリケーション定義領域の詳細な説明は後述する。
【0059】アプリケーション&データ領域は、図3に
示されるように、データブロックアドレス28以降が割
り当てられている。アプリケーション&データ領域に
は、磁気テープ31に記録されている1以上の各テープ
データの記録開始トラックナンバ、記録終了トラックナ
ンバ、および記録日時などの情報が、テープデータ毎に
記録されている。なお、アプリケーション&データ領域
の詳細な説明は後述する。
【0060】アプリケーション管理情報領域の情報が記
録されているデータブロックのデータブロックアドレス
は、図3の表中、中央の列のデータブロックアドレス
「20」、「21」、「22」、「23」、「24〜27」で示され
ている。表中、データブロックアドレス「20」に対応す
る「内容」の欄には、「Application Area Information
Field(アプリケーション・インフォメーション・フィー
ルド)」と記されている。アプリケーション・インフォ
メーション・フィールドには、後に説明するデータサイ
ズ固定領域、およびデータサイズ可変領域の各領域のサ
イズが記録されると共に、データサイズ固定領域、およ
びデータサイズ可変領域の各領域の現在の使用量が記録
されている。表中、データブロックアドレス「21」に対
応する「内容」の欄には、「Memory Information Field
(メモリ・インフォメーション・フィールド)」と記され
ている。メモリ・インフォメーション・フィールドに
は、カセットテープ2を識別するために各カセットテー
プ2に振られた、固有のカセットテープIDが記録され
る。
【0061】図3の表中、データブロックアドレス「2
2」に対応する「内容」の欄には、「Media Information
Field(メディア・インフォメーション・フィールド)」
と記されている。メディア・インフォメーション・フィ
ールドには、テープデータの最後部のトラックナンバ、
および最も新しいテープデータの記録日時などの情報が
記録されている。図3の表中、データブロックアドレス
「23」に対応する「内容」の欄には、「Record Informa
tion Field(レコード・インフォメーション・フィール
ド)」と記されている。レコード・インフォメーション
・フィールドには、磁気テープ31に記録されているデ
ータの記録日時に関する情報が記録されている。
【0062】図3の表中、データブロックアドレス「24
〜27」に対応する「内容」の欄には、「Label Informat
ion Field(ラベル・インフォメーション・フィール
ド)」と記されている。ラベル・インフォメーション・
フィールドには、ユーザによりカセットテープ2に付け
られたラベルが記録されている。
【0063】なお、アプリケーション管理情報領域に記
録されている情報については、詳細な説明を後述する。
【0064】図3の表中、アプリケーション&データ領
域に対応するデータブロックは、データブロックアドレ
ス28以降のデータブロックである。また、アプリケー
ション&データ領域に対応する「内容」の欄には、「Re
c Information Block(レコード・インフォメーション・
ブロック)」および「Text Block(テキスト・ブロッ
ク)」と記されている。レコード・インフォメーション
・ブロックには、磁気テープ31に記録されている1以
上の各データの記録開始トラックナンバ、記録終了トラ
ックナンバ、および記録日時などの情報が記録されてい
る。テキスト・ブロックには、後に説明するテキストデ
ータが記録される。
【0065】ICチップ32内のメモリのデータ構造の概
略は、以上のようになっている。
【0066】次に、図3を参照して説明したメディア定
義領域、アプリケーション管理情報領域、およびアプリ
ケーション&データ領域の3つの領域に記録された情報
について、詳細に説明する。
【0067】初めに、図4乃至図9を参照して、メディ
ア定義領域について説明する。図4乃至図7および図9
の表には、メディア定義領域の詳細なデータ構造が示さ
れている。図3に示されたように、メディア定義領域
は、0乃至19までの20のデータブロックに区分されてい
る。図4乃至図7の表中、左側の列に示されている「D.
B.」の欄は、データブロックアドレスを示しており、図
3で示されたブロックナンバに対応している。すなわ
ち、図4の表には、データブロックアドレス0乃至4ま
でが示されており、図5の表には、データブロックアド
レス4乃至11までが示されており、図6の表には、デ
ータブロックアドレス12乃至18までが示されてお
り、図7の表には、データブロックアドレス19が示さ
れている。
【0068】図4乃至図7の全ての表は、左側の列に、
データブロックアドレスが示され、右側の列に、ICチッ
プ32のメモリに記録されているデータのData名(デー
タ名)が示されている。また、図4乃至図7の中央の列
には、メディア定義領域のデータブロック0乃至19に
バイト(byte)単位で、0から通し番号を振った場合に、
対応する情報が記録されるバイトの通し番号が示されて
いる。また、「Data名」の欄の上方の左端には、「MS
B」と記されており、最上位ビット(Most Significant B
it)を、概念的に示している。反対に、「Data名」の欄
の上方の右端には、「LSB」と記されており、最下位ビ
ット(Least Significant Bit)を、概念的に示してい
る。
【0069】図4に示されるように、データブロックア
ドレス0の0byte目には、Manufacture_part_checksum
(マニュファクチャ・パート・チェックサム)、すなわ
ち、データブロックアドレス0000乃至0093までのデータ
ブロックを、それぞれ1byteとした場合のチェックサム
が記録されている。
【0070】図4に示されるように、メディア定義領域
の1byte目には、Mic_type(MICタイプ)、すなわち、IC
チップ32のメモリのデータ構造(フォーマット)を識別
するための識別情報が記録されている。具体的には、C5
hが記録されている。
【0071】図4に示されるように、メディア定義領域
の2乃至5byte目には、Mic_manufacture_date(MICマニ
ュファクチャ・デート)、すなわち、ICチップ32の製
造年月日が記録されている。例えば、ICチップ32の製
造年月日が1997年3月10日14時であった場合、メディア
定義領域の2乃至5byte目には、「97 03 10 14h」
が記録される。なお、「97」、「03」、「10」、および
「14」のそれぞれの記録に、1byteづつ要するため、2
乃至5byte目までの4byteが使用されている。
【0072】図4に示されるように、メディア定義領域
の6乃至13byte目には、Mic_manufacture_date、すな
わち、ICチップ32の製造ライン名が記録される。例え
ば、ICチップ32を製造した製造ラインが、「LINE-00
1」であった場合、図8の表に示されるようなキャラク
タコードにより、文字列はコード指定され、記録され
る。すなわち、図8において、上位4bitが表の左側に
2乃至5まで、下位4bitが、表の上方に、0,1,2,3,4,
5,6,7,8,9,a,b,c,d,e,fまで、示されている。1文字を
コード指定するためには、上位4bit、および下位4bit
の計8bitを要する。なお、上位4bitの2乃至5、およ
び、下位4bitの0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,a,b,c,d,e,fは、
それぞれ4値、および16値の情報を扱っていることを
意味しており、個々の数字もしくは文字には、意味はな
い。
【0073】例えば、製造ライン名「LINE-001」の先頭
の文字「L」をコード指定する場合、「L」は、表中
の、上から3番目の左から13番目にあるので、上位4
bitにおいては、上から3段目に当る4が指定され、下
位4bitにおいては、左から13番目に当るcが指定さ
れる。すなわち、「L」は、上位4bit−下位4bitの順
に「4c」とコード指定される。同様にして、「I」は
「49」と指定され、「N」は「4e」と指定され、
「E」は「45」と指定され、「−」は「2D」と指定
され、「0」は「30」と指定され、「1」は「31」
と指定される。以上の結果、ICチップ32の製造ライン
名は、「4c 49 4e 45 2d 30 30
31」とコード指定され、メディア定義領域の6乃至1
3byte目に記録される。
【0074】なお、記録可能な製造ライン名は、8文字
までに限られる。
【0075】図4に示されるように、メディア定義領域
の14乃至21byte目には、Mic_manufacture_plant_na
me(MICマニュファクチャ・ネーム)、すなわち、ICチッ
プ32の製造工場名が記録される。例えば、製造工場名
が「MINOKAMO」であった場合、図8を参照して先に説明
したのと同様の原理により、「MINOKAMO」は、「4d4
9 4e 4f 4b 41 4d 4f」とコード指
定され、メディア定義領域の14乃至21byte目に記録
される。なお、記録可能な製造工場名は、8文字までに
限られる。
【0076】図4に示されるように、メディア定義領域
の22乃至29byte目には、Mic_manufacture_name(MIC
マニュファクチャ・ネーム)、すなわち、ICチップ32
の製造社名が記録される。例えば、製造社名が「SONY」
であった場合、図8を参照して先に説明したのと同様の
原理により、「SONY」は、「53 4f 4e 592
0 20 20 20」とコード指定され、メディア定
義領域の14乃至21byte目に記録される。なお、記録
可能な製造工場名は、8文字までに限られるが、「SON
Y」のように4文字しかない場合(8文字未満の場合)、
残りの4文字分は、空欄(Space)を示す「20」に、コ
ード指定される。
【0077】図4に示されるように、メディア定義領域
の30乃至37byte目には、Mic_name(MICネーム)、す
なわち、ICチップ32の名称が記録される。名称の記録
原理は、図8を参照して先に説明したのと同様であるた
め省略する。なお、記録可能な名称の文字数は、8文字
までである。
【0078】図4に示されるように、メディア定義領域
の38乃至41byte目には、Casette_manufacture_date
(カセット・マニュファクチャ・デート)、すなわち、IC
チップ32を内蔵するカセットテープ2の製造年月日が
記録される。具体的なデータの記録方法は、メディア定
義領域の2乃至5byte目に記録されている、チップ32
の製造年月日と同様であるため省略する。
【0079】図4に示されるように、メディア定義領域
の42乃至49byte目には、Casette_manufacture_line
_name(カセット・マニュファクチャ・ライン・ネー
ム)、すなわち、ICチップ32を内蔵するカセットテー
プ2の製造ライン名が記録される。具体的なデータの記
録方法は、メディア定義領域の6乃至13byte目に記録
された、ICチップ32を製造した製造ライン名と同様で
あるため省略する。
【0080】図4に示されるように、メディア定義領域
の50乃至57byte目には、Casette_manufacture_plan
t_name(カセット・マニュファクチャ・プラント・ネー
ム)、すなわち、ICチップ32を内蔵するカセットテー
プ2の製造工場名が記録される。具体的なデータの記録
方法は、メディア定義領域の14乃至21byte目に記録
された、ICチップ32の製造工場名と同様であるため省
略する。
【0081】図4に示されるように、メディア定義領域
の58乃至65byte目には、Casette_manufacture_name
(カセット・マニュファクチャ・ネーム)、すなわち、IC
チップ32を内蔵するカセットテープ2の製造社名が記
録される。具体的なデータの記録方法は、メディア定義
領域の22乃至29byte目に記録された、ICチップ32
の製造社名と同様であるため省略する。
【0082】図4に示されるように、メディア定義領域
の66乃至73byte目には、Casette_name(カセット・
ネーム)、すなわち、ICチップ32を内蔵するカセット
テープ2の名称が記録される。具体的なデータの記録方
法は、メディア定義領域の30乃至37byte目に記録さ
れた、ICチップ32の名称と同様であるため省略する。
【0083】なお、図4の表に示されたデータの記録
は、全て、ビックエンディアン方式で行われる。
【0084】次に、図5には、図4に示されたメディア
定義領域のデータ構造の続きが示されている。
【0085】図5に示されるように、メディア定義領域
の74乃至81byte目には、Oem_customer_name(Oemカ
スタマ・ネーム)が記録される。具体的には、「GENERI
C」が、図8のキャラクタコードによりコード指定さ
れ、記録される。ただし、本実施の形態においては、Oe
mカスタマ・ネームとして、「GENERIC」が記録された
が、記録される名称は、「GENERIC」に限定されるもの
ではない。
【0086】図5に示されるように、メディア定義領域
の82乃至83byte目には、Physical tape characteri
stic ID(フィジカル・テープ・キャラクタリスティック
ID)が記録される。具体的には、本実施の形態において
は、メディア定義領域の82乃至83byte目は、未使用
(何も記録しない)とし、デフォルトの0000hのままとす
る。ただし、本実施の形態においては、メディア定義領
域の82乃至83byte目は、未使用であるが、メディア
定義領域の82乃至83byte目は、必ずしも未使用であ
るとは限らない。
【0087】図5に示されるように、メディア定義領域
の84乃至85byte目には、Maxmum_clock_frequency
(マキシマム・クロック・フリーケンシ)、すなわち、最
大クロック周波数が記録される。具体的には、本実施の
形態においては、メディア定義領域の84乃至85byte
目には、0064hが記録される。ただし、本実施の形態に
おいては、メディア定義領域の84乃至85byte目に00
64hを記録したが、メディア定義領域の84乃至85byt
e目には、必ずしも0064hが記録されるとは限らない。
【0088】図5に示されるように、メディア定義領域
の86byte目には、Block size(ブロック・サイズ)、す
なわち、1データブロックのサイズ(=16byte)が記録
される。具体的には、本実施の形態においては、メディ
ア定義領域の86byte目には、10hが記録される。
【0089】図5に示されるように、メディア定義領域
の87byte目には、Mic capacity(MICキャパシティ)、
すなわち、ICチップ32に内蔵されるメモリの記憶容量
(8Kbyte)が記録される。具体的には、本実施の形態に
おいては、メディア定義領域の87byte目には、0Dhが
記録される。
【0090】図5に示されるように、メディア定義領域
の88乃至89byte目には、Writeprotect top address
(ライト・プロテクト・アドレス)、すなわち、ライトプ
ロテクトエリアの先頭アドレスが記録される。具体的に
は、本実施の形態においては、メディア定義領域の88
乃至89byte目には、0000hが記録される。
【0091】図5に示されるように、メディア定義領域
の90乃至91byte目には、Writeprotect count(ライ
ト・プロテクト・カウント)、すなわち、ライトプロテ
クトエリアのバイト数(208byte)が記録される。具体的
には、本実施の形態においては、メディア定義領域の9
0乃至91byte目には、00D0hが記録される。
【0092】図5に示されるように、メディア定義領域
の92byte目には、Re-issueing_count(リイシューイン
グ・カウント)、すなわち、リードオンリーエリアの書
き換え回数が記録される。リードオンリーエリアの書き
換え回数は、書き換えを行う前にカウントアップする。
ただし、初めての書込みの場合は、00hである。
【0093】図5に示されるように、メディア定義領域
の93byte目には、Application ID(アプリケーションI
D)、すなわち、アプリケーション定義IDが記録される。
具体的には、本実施の形態においては、メディア定義領
域の93byte目には、FEhが記録される。
【0094】図5に示されるように、メディア定義領域
の94乃至95byte目には、Offset(オフセット)が記録
される。具体的には、本実施の形態においては、メディ
ア定義領域の93byte目には、0000hが記録されてい
る。
【0095】図5に示されるように、メディア定義領域
の96乃至127byte目には、signature1(シグナチャ
1)が記録される。具体的には、「COPYRIGHT 2000 SON
Y CORPORATION,」が、図8に示されたキャラクタコード
によりコード指定され、記録される。
【0096】図5に示されるように、メディア定義領域
の128乃至159byte目には、signature2(シグナチ
ャ2)が記録される。具体的には、「ALL RIGHTS RESER
VED.」が、図8に示されたキャラクタコードによりコー
ド指定され、記録される。
【0097】次に、メディア定義領域の160乃至19
1byte目には、PV rom area(PVロム・エリア)が記録
される。
【0098】なお、図5の表に示されたデータの記録
は、PVロム・エリアを除いて、全て、ビックエンディア
ン方式で行われる。
【0099】PVロム・エリアの詳細について、図9を参
照して説明する。
【0100】図9に示された表においては、左側の列
は、図5の中央の列「byte」を、右側の列は、図5の右
側の列「Data名」を抜き出して示したものである。
【0101】図9に示されるように、メディア定義領域
の160byte目には、Tape Type(テープ・タイプ)、お
よびTape Grade(テープ・グレード)が記録される。図9
のメディア定義領域の160byte目は、2bit毎に異な
るデータが記録され、各2bitの値により、テープ・タ
イプ、およびテープ・グレードが記録される。図9のメ
ディア定義領域の160byte目の欄に示されるように、
テープ・グレードが、最下位の2bitにより記録され、
テープ・タイプが、テープ・グレードよりすぐ上位の2
bitにより記録される。テープ・グレードの2bitの記録
が「00」の場合「Consumer」を、「01」の場合「Non-Co
nsumer」を、「10」の場合「Computer」を、そして「1
1」の場合「reserved」を、それぞれ示す。また、テー
プ・タイプの2bitの記録が「00」の場合「ME」を、「0
1」の場合「Cleaning Tape」を、「10」の場合「reserv
ed」を、そして「11」の場合「others」を、それぞれ示
す。
【0102】図9に示されるように、メディア定義領域
の161byte目および166乃至191byte目は、未定
義エリアとして、すべて00hが記録されており、それ以
外、何も記録されない。
【0103】図9に示されるように、メディア定義領域
の162byte目には、Tape time(テープ・タイム)、す
なわち、磁気テープ31に記録することができる時間が
記録されている。例えば、62分まで記録することがで
きる磁気テープ31の場合、メディア定義領域の162
byte目には、3Ehが記録されている。なお、ここに記録
された磁気テープ31の記録可能時間は、テープ長実測
値に基づいて、予め算出された値であり、その誤差は、
1分以内である。
【0104】図9に示されるように、メディア定義領域
の163乃至164byte目には、Tape length(テープ・
レングス)、すなわち、磁気テープ31の全長が記録さ
れている。ただし、磁気テープ31の全長を、メディア
定義領域の163乃至164byte目に記録する際に、テ
ープ長スペックのセンター値を32倍し、小数点以下を切
り捨てた値を、hexファイルに変換した値が、記録され
る。なお、記録する際には、リトルエンディアン方式に
より、メディア定義領域に記録する。
【0105】図9に示されるように、メディア定義領域
の165byte目には、Cleaning time係数(クリーニング
・タイム係数)が記録されている。クリーニング・タイ
ム係数は、0.1倍単位で記録することができる。ただ
し、デフォルトでは、クリーニング・タイム係数とし
て、1.0倍が記録されている。
【0106】次に、図6には、図5に示されたメディア
定義領域のデータ構造の続きが示されている。
【0107】図6に示されるように、メディア定義領域
の192byte目には、Manufacturer_ID(マニュファクチ
ャID)が記録されている。例えば、本実施の形態におい
ては、「SONY」の頭文字「S」が、図8に示されたキャ
ラクタコードによりコード指定を受け、53hとして記録
される。
【0108】図6に示されるように、メディア定義領域
の193byte目には、secondary_ID(セカンダリID)が記
録されている。例えば、本実施の形態においては、この
カセットテープ2であることを示す「A」が記録され
る。
【0109】図6に示されるように、メディア定義領域
の194byte目には、PV rom areachecksum(PVロム・エ
リア・チェックサム)すなわち、データブロックアドレ
ス0160乃至0191までのデータブロックを、それぞれ1by
teとした場合のチェックサムが記録されている。
【0110】図6に示されるように、メディア定義領域
の195乃至196byte目には、PVrom area CRC(PVロ
ム・エリア・CRC)すなわち、データブロックアドレス01
60乃至0191までのデータブロックのCRC(Cyclic Redunda
ncy Checking)が記録されている。
【0111】図6に示されるように、メディア定義領域
の197乃至207byte目は、未定義エリアであり、す
べて00hが記録されており、それ以外、何も記録されな
い。
【0112】図6に示されるように、メディア定義領域
の208乃至211byte目には、磁気テープ31の巻取
り年月日が記録されている。例えば、磁気テープ31の
巻取り年月日が1997年3月10日14時であった場合、メデ
ィア定義領域の208乃至211byte目には、「97 03
10 14 h」が記録される。
【0113】図6に示されるように、メディア定義領域
の212乃至219byte目には、磁気テープ31の巻取
りライン名が記録されている。名称の記録方法は、図8
を参照して先に説明したのと同様であるため省略する。
なお、記録可能な名称の文字数は、8文字までである。
【0114】図6に示されるように、メディア定義領域
の220乃至227byte目には、カセットテープ2の出
荷工場名が記録されている。名称の記録方法は、図8を
参照して先に説明したのと同様であるため省略する。な
お、記録可能な名称の文字数は、8文字までである。
【0115】図6に示されるように、メディア定義領域
の228乃至243byte目には、磁気テープ31のプロ
ットナンバが記録されている。名称の記録方法は、図8
を参照して先に説明したのと同様であるため省略する。
なお、記録可能な文字数は、16文字までである。
【0116】図6に示されるように、メディア定義領域
の244乃至251byte目には、カセットテープ2のエ
ラーレート値が記録されている。名称の記録方法は、図
8を参照して先に説明したのと同様であるため省略す
る。なお、記録可能な文字数は、8文字までである。
【0117】図6に示されるように、メディア定義領域
の252乃至303byte目は、未定義エリアであり、す
べて00hが記録されており、それ以外、何も記録されな
い。
【0118】なお、図6の表に示されたデータの記録
は、全て、ビックエンディアン方式で行われる。
【0119】次に、図7には、図6に示されたメディア
定義領域のデータ構造の続きが示されている。
【0120】図7に示されるように、メディア定義領域
の304byte目には、Drive_init_part_checksum(ドラ
イブ・イニシャル・パート・チェックサム)が記録され
ている。本実施の形態においては、メディア定義領域の
304byte目は、未使用とし、何も記録されていない。
【0121】図7に示されるように、メディア定義領域
の305byte目には、Mic_logical_format_type(MICロ
ジカル・フォーマット・タイプ)が記録されている。カ
セットテープ2の出荷時には、メディア定義領域の30
5byte目には、F0hが記録されているが、カセットテー
プ2のフォーマット時に、F1hに記録が上書きされる。
【0122】図7に示されるように、メディア定義領域
306乃至307byte目には、Super high speed searc
h map ptr(スーパ・ハイ・スピード・サーチ・マップ・
パターン)が記録されている。メディア定義領域の30
6乃至307byte目は未使用であり、具体的には、1FFF
hが記録されている。
【0123】図7に示されるように、メディア定義領域
308乃至309byte目には、Uservol note cell ptr
(ユーザ・ボリューム・ノート・セル・パターン)が記録
されている。具体的には、メディア定義領域の308乃
至309byte目には、0140hが記録されている。
【0124】図7に示されるように、メディア定義領域
310乃至311byte目には、Userpar note ptr(ユー
ザ・パー・ノート・パターン)が記録されている。具体
的には、メディア定義領域の310乃至311byte目に
は、1FFFhが記録されている。
【0125】図7に示されるように、メディア定義領域
312乃至313byte目には、Partition cell ptr(パ
ーティーション・セル・パターン)が記録されている。
具体的には、メディア定義領域の312乃至313byte
目には、1FFFhが記録されている。
【0126】図7に示されるように、メディア定義領域
314byte目は、Reserved、すなわち、未定義エリアと
なっている。
【0127】図7に示されるように、メディア定義領域
315byte目には、Volume attribute(ボリューム・ア
トリビュート)が記録されている。具体的には、メディ
ア定義領域の315byte目には、00hが記録されてい
る。
【0128】図7に示されるように、メディア定義領域
316乃至317byte目には、Free_pool_top_address
(フリー・プール・トップ・アドレス)、すなわち、アプ
リケーションエリアの先頭アドレスが記録されている。
具体的には、メディア定義領域の316乃至317byte
目には、0140hが記録されている。
【0129】図7に示されるように、メディア定義領域
318乃至319byte目には、Free_pool_bottom_addre
ss(フリー・プール・ボトム・アドレス)、すなわち、ア
プリケーションエリアの最後部アドレスが記録されてい
る。具体的には、メディア定義領域の316乃至317
byte目には、1FFFhが記録されている。
【0130】なお、図7の表に示されたデータの記録
は、全て、ビックエンディアン方式で行われる。
【0131】次に、図3のアプリケーション管理情報領
域のデータ構造(フォーマット)の詳細について説明す
る。アプリケーション管理情報領域は、現在のメモリの
使用領域、磁気テープ31上の書込みの最終位置、更新
日時など、アプリケーションで使用するための情報を記
録しておく領域である。工場出荷時には、この領域は、
全て00hが記録されている。フォーマットすることによ
り、各領域にIDを振り、使用できるようにする。ICチッ
プ32上のデータブロックアドレスと各領域は、1対1
で対応するようになっている。
【0132】なお、データブロックの先頭のbyteは、そ
のブロックが何を意味するデータなのかを示すID(Block
ID)が記録される。
【0133】アプリケーション管理情報領域のデータブ
ロックアドレス20に記録されている、Application Ar
ea Information Field(アプリケーション・エリア・イ
ンフォメーション・フィールド)は、データサイズ固定
領域とデータサイズ可変領域(後述する)の各領域のサイ
ズを宣言し、各領域の現在の使用量を記録する。アプリ
ケーション・エリア・インフォメーション・フィールド
の詳細なデータ構造について、図10を参照して、説明
する。
【0134】図10の表において、左側の列は、アプリ
ケーション・エリア・インフォメーション・フィールド
の1データブロック、すなわち16byteを、0乃至15
byteとして示している。同図中、右側の列には、左側の
列のbyteと対応して、記録されているData名が示されて
いる。
【0135】図10の0byte目には、Block ID(ブロッ
クID)が記録される。未使用の状態のカセットテープ2
(以下、バージンテープと称する)の場合、00hが記録さ
れているが、フォーマットされると、アプリケーション
・エリア・インフォメーション・フィールドであること
を示す04hが記録される。
【0136】図10の1byte目、および、8乃至15by
te目は、未定義エリアであり、全て00hが記録され、上
書きは不可能になっている。
【0137】図10の2byte目および3byte目は、デー
タサイズ可変領域start block Noアドレス(データサイ
ズ可変領域・スタート・ブロック・ナンバ・アドレス)
が記録される。2byte目および3byte目を抜き出したも
のを、図11に示す。図11においては、左側の列は、
図10の左側の列と同様byte数が、右側の列は、記録さ
れている上位アドレスと下位アドレスの記録位置が示さ
れている。データサイズ可変領域・スタート・ブロック
・ナンバ・アドレスは、2byteにより構成され、リトル
エンディアン方式で、記録される。
【0138】データサイズ可変領域・スタート・ブロッ
ク・ナンバ・アドレスは、データサイズ可変領域の開始
アドレスを表わしている。これにより、パーティーショ
ン(データサイズ可変領域のサイズ、およびデータサイ
ズ固定領域のサイズ)が決定する。データサイズ可変領
域・スタート・ブロック・ナンバ・アドレスが、既に、
記録されている場合、記録再生装置1は、これによって
指定されるパーティーションに従って、各領域を使用す
るようになっている。カセットテープ2を使用中に、デ
ータサイズ可変領域・スタート・ブロック・ナンバ・ア
ドレスを、変更することは不可能であるが、再フォーマ
ットを行うことにより、変更することができる。
【0139】なお、データサイズ可変領域サイズは、IC
チップ32のメモリ最大サイズから、データサイズ可変
領域の開始アドレスを引き算した値に、1足すことによ
り求められる。
【0140】また、データサイズ固定領域サイズは、デ
ータサイズ可変領域の開始アドレスから、メディア定義
領域の最終アドレスを引き算した値に、1足すことによ
り求めることができる。
【0141】図10の4byte目および5byte目には、デ
ータサイズ固定領域Last Block Noアドレス(データサイ
ズ固定領域・ラスト・ブロック・ナンバ・アドレス)が
記録される。図12は、図10の4byte目および5byte
目を抜き出して、示している。図12には、データサイ
ズ固定領域・ラスト・ブロック・ナンバ・アドレスを記
録する際の、上位アドレスと下位アドレスの記録位置が
示されている。
【0142】データサイズ固定領域・ラスト・ブロック
・ナンバ・アドレスは、2byteにより構成され、リトル
エンディアン方式で記録される。この領域には、現在使
用しているデータサイズ固定領域の最後のブロックナン
バアドレスが記録される。データサイズ固定領域・ラス
ト・ブロック・ナンバ・アドレスは、アプリケーション
により、使用領域が変化するたびに、更新される。この
領域を使用しない場合、00hが記録される。
【0143】図10の6byte目および7byte目には、La
st Data Noアドレス(ラスト・データ・ナンバ・アドレ
ス)が記録される。図13は、図10の6byte目および
7byte目を抜き出して、示している。図13には、ラス
ト・データ・ナンバ・アドレスを記録する際の、上位ア
ドレスと下位アドレスの記録位置が示されている。
【0144】ラスト・データ・ナンバ・アドレスは、2
byteにより構成され、リトルエンディアン方式で記録さ
れる。この領域には、現在アプリケーションで使用して
いるの最後のデータブロック・ナンバ・アドレスが記録
される。ラスト・データ・ナンバ・アドレスは、アプリ
ケーションにより、使用領域が変化するたびに、更新さ
れる。この領域を使用しない場合、00hが記録される。
【0145】ここで、データサイズ固定領域、およびデ
ータサイズ可変領域について、図14を参照して説明す
る。
【0146】図14の1番左側には、ICチップ32のメ
モリに対するメディア定義領域、アプリケーション管理
情報定義領域、およびアプリケーション&データ領域の
占める割合が示されている。自由に使用することができ
る領域、すなわちアプリケーション&データ領域とは、
メモリ領域よりメディア定義領域、およびアプリケーシ
ョン管理情報定義領域を引いた領域である。アプリケー
ション&データ領域は、図14左から2番目に示される
ように、データサイズ固定領域、およびデータサイズ可
変領域に分割される。データサイズ固定領域は、データ
サイズが1D.B.、すなわち、16byteで、常に固定量で
あるものを記録している。データサイズ可変領域は、デ
ータサイズが16byteより大きいものを記録する。
【0147】データサイズ可変領域においては、4D.B.
(64byte)を1PACKと呼ばれる1つの単位として使用
し、生成、または消滅を行う。よって、64byte以上の
サイズのデータをメモリに記憶させるためには、2PACK
分以上の領域を必要とする。
【0148】データサイズ可変領域には、データサイズ
固定領域に記憶させる記録情報に付加させる情報(タイ
トルなど)を記憶することができる。
【0149】図3のアプリケーション管理情報領域にお
いて、データブロックアドレス21の、Memory Informa
tion Field(メモリ・インフォメーション・フィールド)の
データ構造について、図15を参照して説明する。
【0150】図15においては、左側の列は、メモリ・
インフォメーション・フィールドの領域の1D.B.、すな
わち16byteを、0乃至15byteとして示している。同
図中、右側の列には、左側の列のbyteと対応して、記録
されているData名が、示されている。
【0151】図10の0byte目には、Block ID(ブロッ
クID)が記録される。バージンテープの場合、00hが記
録されているが、フォーマットされると、メモリ・イン
フォメーション・フィールドであることを示す05hが記
録される。
【0152】図10の1byte目には、データ領域エラー
が記録される。データ領域エラーは、1byteにより構成
される。記録再生装置1ごとに、対応可能なメモリの限
界容量があり、例えば、8Kbyteまでしか対応すること
ができない記録再生装置1は、8Kbyte以上のメモリを
有するICチップ32が、カセットテープ2に内蔵されて
いた場合、そのカセットテープ2のICチップ32から、
8Kbyteまでしか、読み出せず、また、ICチップ32
に、8Kbyteまでしか、記録することができない。しか
しながら、ICチップ32内の記録(読み出し)可能な8Kb
yteのデータは、ICチップ32内の他のデータと関連し
ているものがあり、8Kbyte内だけで、書き換えを行う
と、関連情報との間に、矛盾が生じる可能性がある。そ
こで、記録再生装置1が、対応可能なメモリの容量を超
えた容量のメモリを内蔵したカセットテープ2のICチッ
プ32に、データを書き込む際には、データ領域エラー
の履歴を残し、関連情報が壊れている可能性がある旨を
記録する。論理は、Hアクティブである。ICチップ32
を再フォーマットすることにより、データ領域エラーを
消去することができる。
【0153】図15の2乃至5byte目には、Set Serial
number(セット・シリアル・ナンバ)が記録される。セッ
ト・シリアル・ナンバの記録位置を図16に示す。図16
において、左側の列は、図15の左側の列と同様であ
る。図16において、2byte目にシリアルナンバ下位
が、3byte目にシリアルナンバ上位が、4byte目に機種
情報下位が、5byte目に、機種情報上位が記録される。
【0154】2byte目および3byte目には、記録再生装
置1のシリアルナンバが記録され、4byte目および5by
te目には、記録再生装置1の機種を識別する識別情報が
記録される。これらの記録には、リトルエンディアン方
式が用いられる。なお、バージンテープ時は、00hが記
録されているが、フォーマット時に、これら機種の識別
情報、およびシリアルナンバが記録され、以降、消去す
ることができないようになっている。
【0155】図15の6byte目および7byte目には、Ta
pe Counter(テープ・カウンタ)が記録される。テープ・カ
ウンタの記録位置を図17に示す。図17において、左
側の列は、図15の左側の列と同様である。図17にお
いて、6byte目にTape Counter下位が、7byte目にTape
Counter上位が記録される。
【0156】テープ・カウンタは、2byteで構成され、
リトルエンディアン方式で記録される。バージンテープ
をフォーマットする毎に1ずつ増やして更新する。0000
hは存在せず、FFFFhを超えると、次は、0001hから始ま
る。バージンテープにおいては、0000hであるが、フォ
ーマット時に記録され、以降消去されないようになって
いる。
【0157】図15の8乃至15byte目は、未定義エリ
アとして00hが記録され、他の値に変更することはでき
ない。
【0158】次に、図3のアプリケーション管理情報領
域のデータブロックアドレス22の、Media Informatio
n Field(メディア・インフォメーション・フィールド)に
記録されるデータの詳細について、図18を参照して説
明する。
【0159】図18においては、左側の列は、メディア
・インフォメーション・フィールドの1D.B.、すなわち1
6byteを、0乃至15byteとして示している。同図中、
右側の列には、左側の列のbyteと対応して、記録されて
いるData名が、示されている。
【0160】図18の0byte目には、Block IDが記録さ
れる。バージンテープの場合、00hが記録されている
が、フォーマットされると、メディア・インフォメーシ
ョン・フィールドであることを示す06hが記録される。
【0161】図18の1byte目には、テープ厚さ補正値
が記録される。図19に、図18の1byte目の部分を抜
き出して示す。図19においては、最上位ビット(MSB)
より4bitまでに、テープ厚さ補正値が記録され、その
すぐ下位の1bitに、補正済みフラグ(thickReviced)が
記録される。磁気テープ31の厚さは、PVロム・エリア
において、Tape Thicknessとして記述されているが、更
に精度を上げるための補正データを使用する際には、こ
の領域に、テープ厚さ補正値を記録する。なお、補正済
みフラグの論理は、Hアクティブで、Hで補正済みであ
ることを示す。
【0162】図18の2乃至4byte目には、書き込みla
st pointトラックナンバ(書き込みラスト・ポイント・ト
ラックナンバ)が記録される。図20に、図18の2乃
至4byte目の部分を抜き出して示す。図20において
は、2byte目に書き込みlast pointトラックナンバ下位
が記録され、3byte目に書き込みlast pointトラックナ
ンバ中位が記録され、4byte目に書き込みlast pointト
ラックナンバ上位が記録される。
【0163】書き込みラスト・ポイント・トラックナンバ
の記録は、3byteにより構成され、リトルエンディアン
方式で記録される。この領域には、磁気テープ31上に
記録されているテープデータの最後のトラックナンバが
記録される。バージンテープ時は、この領域には00hが
記録されているが、磁気テープ31にデータを記録する
際には、書き込みラスト・ポイント・トラックナンバが記
録される。4byte目の最上位bitには、ブランクフラグ
(BF)が割り当てられている。ブランクフラグとは、記録
されているトラックナンバが、推定値であることを示す
フラグであり、このフラグの論理は、Hアクティブで、
Hで推定値であることを示す。
【0164】図18の5乃至7byte目には、Last Rec p
ointトラックナンバ(ラスト・レコード・ポイント・トラッ
クナンバ)が記録される。図21に、図18の5乃至7b
yte目の部分を抜き出して示す。図21においては、5b
yte目にLast Rec pointトラックナンバ下位が記録さ
れ、6byte目にLast Rec pointトラックナンバ中位が記
録され、7byte目にLast Rec pointトラックナンバ上位
が記録される。
【0165】ラスト・レコード・ポイント・トラックナン
バの記録は、3byteにより構成され、リトルエンディア
ン方式で記録される。この領域には、時間的に1番最後
に磁気テープ31に記録されたテープデータの記録終了
トラックナンバが記録される。バージンテープ時は、こ
の領域には00hが記録されているが、磁気テープ31に
データを記録する際には、ラスト・レコード・ポイント・
トラックナンバが記録される。7byte目の最上位bitに
は、ブランクフラグ(BF)が割り当てられている。ブラン
クフラグとは、記録されているトラックナンバが、推定
値であることを示すフラグであり、このフラグの論理
は、Hアクティブで、Hで推定値であることを示す。
【0166】図18の8byte目および9byte目には、Re
c Counter(レコード・カウンタ)が記録される。図22
に、図18の8byte目および9byte目の部分を抜き出し
て示す。図22においては、8byte目にRec Counter下
位が記録され、9byte目にRec Counter上位が記録され
る。
【0167】レコード・カウンタの記録は、2byteによ
り構成され、リトルエンディアン方式で記録される。こ
の領域には、記録データが更新される度に、1ずつ増加
させたカウンタを記憶させる。バージンテープ時は、こ
の領域には00hが記録されているが、磁気テープ31に
データを記録、また、磁気テープ31からデータを全て
消去し、記録データを更新する度に、1ずつカウントを
増加させてゆく。ただし、FFFFhを超えると、0000hに戻
って、カウントを続ける。
【0168】図18の10byte目および11byte目に
は、Last MIC-ID(ラストMIC-ID)が記録される。図23
に、図18の10byte目および11byte目の部分を抜き
出して示す。図23においては、10byte目にLast MIC
-ID下位が記録され、11byte目にLast MIC-ID上位が記
録される。なお、MIC-IDとは、1カットの記録に対し、
固有のIDを与えることで、他の記録との差別化を図るた
めに、磁気テープ31に書き込むIDのことである。
【0169】ラストMIC-IDの記録は、2byteにより構成
され、リトルエンディアン方式で記録される。この領域
には、カセットテープ2で最後に使用したMIC-IDが記録
される。バージンテープ時は、この領域には00hが記録
されているが、記録再生装置1により、磁気テープ31
にデータが記録されるたびに、記録に使用したMIC-IDに
更新される。ただし、FFFFhを超えると、0000hに戻る。
【0170】次に、図3のデータブロックアドレス23
のRecord Information Field(レコード・インフォメーシ
ョン・フィールド)に記録されるデータについて、図24
を参照して説明する。
【0171】図24においては、左側の列は、Record I
nformation Field(レコード・インフォメーション・フィ
ールド)の1データブロック、すなわち16byteを、0
乃至15byteとして示している。同図中、右側の列に
は、左側の列のbyteと対応して、記録されているData名
が、示されている。
【0172】図24の0byte目には、Block ID(ブロッ
クID)が記録される。バージンテープの場合、00hが記
録されているが、フォーマットされると、レコード・イ
ンフォメーション・フィールドであることを示す07hが
記録される。
【0173】図24の1乃至4byte目には、Fast Rec D
ate(ファースト・レコード・デート)、すなわち、MIC上に
ある日付記録の中で、1番古い年、月、日、時、分が記
録される。この領域は、4byteにより構成され、リトル
エンディアン方式で、記録される。バージンテープ時に
は、この領域は、00hである。磁気テープ31に記録さ
れている最も古いデータが消去されると、その次に古い
データの日付が記録される。磁気テープ31のデータを
全て消去すると、この領域の記録も消され、00hに戻
る。
【0174】図25に、図24の1乃至4byte目の部分
を抜き出して示す。図25においては1byte目の最上位
bitから2bitにRecording mode(RM)が記録され、そのす
ぐ下位bitから最下位bitまでの6bitに、「分」が記録
される。Recording modeとは、磁気テープ31に記録さ
れているデータの種類を識別するための情報であり、記
録される情報が「00b」はビデオモードを、「01b」は
音声モードを、「10b」はビデオモードおよび音声モー
ドを、「11b」は、複製モードを、それぞれ示してい
る。また、「分」の記録には、00hから3Bhまでが利用さ
れ、3Fhは、情報が記録されていないことを示してい
る。
【0175】図25において、2byte目の最上位bitか
ら3bitに「週」が、そのすぐ下位から最下位bitまでの
5bitに「時」が記録される。「週」の識別のために、
「0」が日曜日、「1」が月曜日、「2」が火曜日、
「3」が水曜日、「4」が木曜日、「5」が金曜日、「6」
が土曜日を示すようになっている。また、「時」の記録
には、00hから17hまでが利用され、1Fhは、情報が記録
されていないことを示している。
【0176】また、3byte目の最下位bitから5bitに、
「日」が記録される。また、4byte目の最下位bitから
4bitに、「月」が記録される。「月」の記録には、1hか
らChまでが利用される。また、3byte目の最上位bitか
ら3bit、および4byte目の最上位bitから4bitに、
「年」が記録される。
【0177】図24の5乃至8byte目には、End Rec Da
te(エンド・レコード・デート)、すなわち、MIC上にある
日付の中で、1番新しい年、月、日、時、分が記録され
る。バージンテープ時は、この領域には00hが記録され
ている。磁気テープ31に新しくデータを記録すると、
この領域に記録されている日付データも更新される。具
体的な、データの構造は、ファースト・レコード・デート
と同一であるため、説明は省略する。
【0178】図24の9乃至15byte目は、未定義エリ
アであり、00hが記録されている。
【0179】次に、図3のアプリケーション管理情報領
域のデータブロックアドレス24乃至27まで、64by
teのLabel Information Field(ラベル・インフォメーシ
ョン・フィールド)に記録されるデータの詳細について、
図26を参照して説明する。なお、ラベル・インフォメ
ーション・フィールドは、カセットテープ2に対して、
ユーザが名づけたラベルを記録する領域である。
【0180】図26においては、左側の列は、ラベル・
インフォメーション・フィールドのデータブロックアド
レス24のデータブロックに対応する16byteを、0乃
至15byteとして示している。同図中、右側の列には、
左側の列のbyteと対応して、記録されているData名が、
示されている。
【0181】図26の0byte目には、Block ID(ブロッ
クID)が記録される。バージンテープの場合、00hが記
録されているが、フォーマットされると、ラベル・イン
フォメーション・フィールドであることを示す08hが記
録される。
【0182】図26の1乃至4byte目には、Text Heade
r(テキスト・ヘッダ)、すなわち、カセットテープ名を記
録する際に、指定されるテキストのキャラクタコードが
記録される。この領域は、4byteにより構成される。バ
ージンテープ時には、この領域は、00hであるが、ラベ
ルを入力されると、キャラクタコードが記録され、ラベ
ルを消去すると、この領域の記録も消去される。
【0183】図26の1乃至4byte目の詳細なデータ構
造について、図27を参照して説明する。
【0184】図27は、図26より、1乃至4byte目ま
での部分を抜き出して、示したものである。図27にお
いて、1byte目には、Header ID(ヘッダID)が記録され
る。ヘッダIDは、CHIMEフォーマットのPACK HEADER ID
(パック・ヘッダID)のTITLE TEXT HEADER(タイトル・テキ
スト・ヘッダ)を入れている。2byte目すべて、および、
3byte目の最下位bitから1bitの領域には、TDP、すな
わち、カセットテープ2のラベルとして記録されたテキ
ストデータの長さ(単位byte)が記録される。3byte目の
最上位bitから4bitまでの領域には、TEXT TYPE(テキス
ト・タイプ)が記録される。具体的には、Fhが記録され
る。3byte目のテキスト・タイプが記録されている領域
のすぐ下位から3bit分の領域には、OPNが記録される。
具体的には、8hが記録される。
【0185】4byte目には、TEXT CODE(テキスト・コー
ド)、すなわちキャラクタコードが記録される。キャラ
クタコードとは、先に図8を参照して説明したテキスト
(文字列)をコード指定する方法のことである。図8に示
されたキャラクタコードは、海外仕向けの記録再生装置
1に用いられる。しかしながら、図8に示された表に従
ったコード指定では、アルファベット(大文字)、数字、
および一部の記号をコード指定することはできるが、ひ
らがな、および漢字をコード指定することができない。
日本仕向けの記録再生装置1においては、図28乃至図
30に示されるような表に基づいて、コード指定するこ
とにより、ひらがな、および一部の漢字をコード指定す
ることが可能となり、記録することが可能となる。
【0186】日本仕向けのコード指定には、1文字当
り、2byteの領域を必要とする。図28の表において
は、アルファベット、および数字をコード指定すること
ができる。この表に基づいて、コード指定する場合、上
位byteは、23hに指定する必要がある。下位byteは、表
の中から、指定する文字に応じて選択するようになって
いる。例えば、図28の表に基づいてコード指定する場
合、「A」を記録するとしたら、2341hとコード指
定することにより、「A」を指定することができる。すな
わち、「23」は、上位byteを、「41」は、下位byte
を示している。
【0187】同様に、一部の記号をコード指定する場
合、図29の表に基づいて、コード指定することができ
る。ただし、この表を指定するために、上位byteとし
て、21hと指定する必要がある。さらに、ひらがなをコ
ード指定する場合、図30の表に基づいて、コード指定
することができる。ただし、この表を指定するために、
上位byteとして、24hと指定する必要がある。
【0188】また、一部の漢字を指定する場合、図31
の表に基づいて、漢字を指定することができる。例え
ば、「入」(図31の表中、上方左端)をコード指定する
場合、467ehと指定する。
【0189】以上のようにして、ひらがな、および一部
の漢字を含めた文字の中から希望する文字を選択して、
カセットテープ2のカセットテープ名を入力すると、上
述の表に基づいてコード指定され、記録されることにな
る。
【0190】なお、図27のテキスト・コードの領域に
は、海外仕向けの場合、42hと記録され、日本仕向けの
場合、4bhと記録される。
【0191】次に、図26の5乃至9byte目のText Con
trol Code(テキスト・コントロール・コード)のデータ構
造の詳細を抜き出して図32に示す。図32において
は、5byte目には、カセットテープ名を表すテキストの
色指定情報が記録される。すなわち、5byte目に80hと
記録されていた場合「黒」、81hと記録されていた場合
「赤」、82hと記録されていた場合「緑」、83hと記録さ
れていた場合「黄色」、84hと記録されていた場合
「青」、85hと記録されていた場合「マゼンタ」、86hと
記録されていた場合「シアン」、87hと記録されていた
場合「白」を、それぞれ示している。
【0192】図32の6byte目には、表示する文字のサ
イズの指定が記録される。すなわち、89hの場合、標準
サイズの文字を、8Ahの場合、4倍角の文字が指定され
る。図32の7byte目には、POSITION SET(ポジション・
セット)の指定が記録される。1Chと記録された場合の
み、文字を表示するようになっている。
【0193】図32の、8byte目、および9byte目に
は、それぞれ、文字を表示する表示パネル18上のX座
標、およびY座標の指定が記録される。すなわち、8by
te目のY座標の指定の記録の場合、41h乃至49hまでの
間の値を記録する。41h乃至49hまでの9つの値は、9
つある行の中から、図33に示されるように、文字を表
示するY座標を指定することができることを示してい
る。すなわち、図33においては、表示パネル18に表
示される文字の表示位置が示されている。図33におい
て、1番内側にある長方形内に、文字が表示される。1
番内側にある長方形の枠の外側には、縦方向に0乃至8
までの数字が振ってある。図32の8byte目で、41h乃
至49hまでの9つある値の中から、所定の値を指定する
ことにより、この0乃至8までの9つの数字の中の対応
する数字の位置に文字が表示される。
【0194】なお、図32の9byte目に記録されている
X座標は、40hに指定されている。
【0195】図26に戻って、10byte目以降、図26
の15byte目までと、さらに、データブロックアドレス
25乃至27までには、Title Text Data(タイトル・テ
キスト・データ)が記録される。この領域には、コード指
定されたカセットテープ2のラベルが記録される。すな
わち、図8および、図28乃至図31に示された表に基
づいて、ラベルの文字列がコード指定され、タイトル・
テキスト・データとして、この領域に記録される。この
領域は、データブロックアドレス27まで続き、54by
te分のテキストデータを記録することができる。ブロッ
クナンバ24の10byte目以降、データブロックアドレ
ス27までの領域は、バージンテープ時は、00hが記録
されているが、ユーザにより、カセットテープ名を入力
されると、それに基づいてコード指定したデータを記録
し、ラベルの消去などの操作を受けると、記録したデー
タを消去する。
【0196】次に、図3のアプリケーション&データ領
域に記録されるデータの記録領域について、図34を参
照して説明する。
【0197】なお、繰り返しになるが、記録されるデー
タは、16byteを最小単位として扱い、この16byteを1D.
B.とする。また、複数のデータブロックが集まること
で、1PACKという意味のあるデータのかたまりとなる。
データブロックの先頭のbyteは、そのブロックが何を意
味するデータなのかを示すID(Block ID)が記録される。
【0198】また、データサイズ固定領域においては、
1D.B.を1PACKとして扱う。データサイズ固定領域にお
いては、REC INFORMATION BLOCK(レコード・インフォメ
ーション・ブロック)が使用される。また、データサイズ
可変領域においては、64byte(=4D.B.)を1PACKとし
て扱う。データサイズ可変領域においては、TEXT BLOCK
(テキスト・ブロック)が使用される。先頭PACKの先頭ブ
ロックの先頭にBlock ID(ブロックID)と、制御コード4
byteが記録される。
【0199】レコード・インフォメーション・ブロック
は、磁気テープ31に記録したデータの磁気テープ31
への記録開始トラックナンバ、記録終了トラックナン
バ、記録日時などの情報を記録する領域である。レコー
ド・インフォメーション・ブロックへのデータの記録は、
すべて、リトルエンディアン方式で行われる。レコード
・インフォメーション・ブロックについて、図34を参照
して説明する。
【0200】図34においては、記録再生装置1により
磁気テープ31に記録された1データの記録情報が示さ
れている。図34においては、左側にbyteが、右側にby
teに対応するデータが示されている。0byte目には、レ
コード・インフォメーション・ブロックであることを示す
Rec Informationが記録される。具体的には、11hが記録
される。図34の1乃至3byte目には、RecStartPoint
Abs Track No(レコードスタートポイント・アブソリュト
・トラック・ナンバ)、すなわち、磁気テープ31へのデ
ータの記録開始トラックナンバが記録される。データ構
造は、メディア・インフォメーション・フィールドの書き
込みラスト・ポイント・トラックナンバと同様である。レ
コードスタートポイント・アブソリュト・トラック・ナン
バは、リトルエンディアン方式で記録される。
【0201】図34において、4乃至6byte目には、Re
cEndPoint Abs Track No(レコードエンドポイント・アブ
ソリュト・トラック・ナンバ)、すなわち、磁気テープ3
1へ記録されたデータの記録終了トラックナンバが記録
される。データ構造は、メディア・インフォメーション・
フィールドの書き込みラスト・ポイント・トラックナン
バと同様である。レコードエンドポイント・アブソリュ
ト・トラック・ナンバは、リトルエンディアン方式で記録
される。
【0202】図34において、7byte目および8byte目
には、MIC-IDが、記録される。先にも説明したが、MIC-
IDとは、他の記録と差別化を図るために、1カットの記
録に対して与えられる固有のIDのことである。MIC-ID
は、磁気テープ31にデータを記録する際、磁気テープ
31にも記録される。データ構造は、メディア・インフ
ォメーション・フィールドのラストMIC-IDと同様であ
る。MIC-IDは、リトルエンディアン方式で記録される。
【0203】図34において、10乃至12byte目に
は、Rec Data/Rec Time(レコードデータ/レコード・タイ
ム)、すなわち、磁気テープ31へデータを記録した記
録開始時の日時、および日付情報が記録される。データ
構造は、レコード・インフォメーション・フィールドの
(ファースト・レコード・データ)と同様である。レコード
データ/レコード・タイムは、リトルエンディアン方式で
記録される。
【0204】図34において、13byte目には、最上位
bitから4bitまでの領域に、Video、すなわち、磁気テ
ープ31に記録されたデータのビデオ信号の記録方式が
記録される。例えば、記録方式がMNPEG2 TSの場合、00
00と記録される。記録方式が不明の場合、この領域に
は、1111と記録される。
【0205】図34において、13byte目の最下位bit
から上位bitへ4bitまでの領域には、audio、すなわ
ち、磁気テープ31に記録されたデータの音声信号の記
録方式が記録される。例えば、記録方式がMPEG1 layer
1/layer2の場合、0000と記録され、記録方式がMPEG3の
場合、0001と記録される。記録方式が不明の場合、この
領域には、1111と記録される。
【0206】図34において、14byte目の最下位bit
から上位へ4bitまでの領域には、source、すなわち、
磁気テープ31に記録されたデータの、記録時の入力画
の内容を記録する。例えば、磁気テープ31に記録され
たデータが、記録再生装置1もしくはLINE入力時で記録
した場合、この領域には、0000と記録される。
【0207】図34において、15byte目の最上位bit
には、「Text」と記されている。ここには、レコード・
インフォメーション・ブロックの情報に対応するテキス
トブロックの中に、テキストデータがあるか否かが、記
録される。論理は、Hアクティブで、Hでテキストデー
タがあることを示す。
【0208】図34において、15byte目の最上位bit
から2番目のbitには、Photo(フォト)、すなわち、磁気
テープ31に記録された対応するデータが、Photo記録
(磁気テープ31への静止画記録)であるか否かが、記録
される。
【0209】図2のステップS13において、レコード
・インフォメーション・ブロックには、上述したような内
容が記録される。なお、以下、レコード・インフォメー
ション・ブロックに記録された情報を、記録情報と称す
る。
【0210】次に、データサイズ可変領域のデータ構造
について、図35乃至図37を参照して説明する。
【0211】データサイズ可変領域では、64byte(4
データブロック)を1PACKとして、データを扱う。1PAC
K中、1番最初のデータブロックの先頭の5byteには、
データの使用領域を示す、PACK HEADER(パック・ヘッダ)
が記録される。パック・ヘッダのデータ構造を図35に
示す。
【0212】図35において、0byte目には、Data Blo
ck ID(データ・ブロックID)が記録される。1byte目に
は、最上位1bitの領域に、Start、すなわち、Start bi
t(スタート・ビット)が記録される。すなわち、この領域
には、PACKが、データの先頭に当るPACKなのか否かが、
記録される。PACKが、データを記録する1以上のPACKの
なかで、先頭のPACKであるのか、第2PACK以降のPACKな
のかが、この領域に記録される。具体的には、該当PACK
が、データの先頭PACKであった場合「1」が記録され、
該当PACKが、第2PACK以降のPACKであった場合「0」が
記録される。
【0213】図35において、1byte目の最上位bitよ
り下位へ、2番目のbitから4番目のbitは、未定義エリ
アである。そして、そのすぐ下位bitから、最下位bitま
でと、2byte目の全てのbitには、Data SIZE/Before Pa
ck Address(データ・サイズ/ビフォア・パック・アドレス)
が記録される。スタート・ビットの記録が「1」、すなわ
ち、このPACKは先頭PACKであると示されていた場合、デ
ータ・サイズ/ビフォア・パック・アドレスの領域には、全
データが、全部で使用しているPACK数が記録される。な
お、全データが、全部で使用している最大PACK数は、40
96PACKである。スタート・ビットの記録が「0」、すなわ
ち、このPACKは第2PACK以降のPACKであると示されてい
た場合、データ・サイズ/ビフォア・パック・アドレスの領
域には、このPACKの1つ前のPACKのデータブロックアド
レスが記録される。
【0214】図35において、3byte目および4byte目
には、Next Pack Address(ネクスト・パック・アドレ
ス)、すなわち、次のPACKの先頭データブロックアドレ
スが記録される。
【0215】次に、図36を参照して、TEXT BLOCK(テ
キスト・ブロック)のデータ構造について説明する。テキ
スト・ブロックとは、テキストに対応する場合に必要と
なるブロックであり、4D.B.(64byte)からなる。図36
は、4データブロックある内の、1番目のデータブロッ
クである。
【0216】図36において、0byte目には、テキスト
・ブロックであることを示す20hが記録される。1byte
目には、最上位1bitの領域に、Start、すなわち、Star
t bit(スタート・ビット)が記録される。この領域には、
PACKが、データの先頭に当るPACKであることを示す
「1」が記録される。
【0217】図36において、1byte目の最上位bitよ
り下位へ、2番目のbitから4番目のbitは、未定義エリ
アである。そして、そのすぐ下位bitから、最下位bitま
でと、2byte目の全てのbitには、Data Size(データ・サ
イズ)、すなわち、データのサイズが記録される。具体
的には、テキストデータは、1PACK(4D.B.)よりなるた
め、1PACKが記録される。
【0218】図36において、3byte目および4byte目
には、Next Block Address(ネクスト・ブロック・アドレ
ス)、すなわち、次のブロックの先頭データブロックア
ドレスが記録される。具体的には、テキストでは、1PA
CKに固定であるため、この領域には0×FFFFと記録され
る。
【0219】図36において、5byte目および6byte目
には、Event Address(イベント・アドレス)、すなわち、
このテキストが付属しているイベントのアドレスが記録
されている。
【0220】図36において、7乃至10byte目には、
Text Header(テキスト・ヘッダ)が記録される。記録され
るデータのデータ構造は、ラベル・インフォメーション・
フィールドのテキスト・ヘッダと同様である。
【0221】図36の11byte目以降、15byte目ま
で、および2番目以降4番目までのデータブロックに
は、Text Data(テキスト・データ)が記録される。すなわ
ち、1以上のデータが磁気テープ31に記録された場
合、各テープデータに対応するタイトルなどのテキスト
が、先に説明したキャラクタコードによりコード指定さ
れ、この領域に記録される。
【0222】以上のようにして、テキストデータは、テ
キスト・ブロックに記録される。
【0223】なお、以下、テキスト・ブロックに記録さ
れた情報を、テキスト情報と称する。
【0224】レコード・インフォメーション・ブロック
は、データサイズ固定領域には記録可能であるが、デー
タサイズ可変領域には記録できないようになっている。
また、テキスト・ブロックは、データサイズ可変領域に
は記録可能であるが、データサイズ固定領域には記録で
きないようになっている。
【0225】次に、データサイズ固定領域、およびデー
タサイズ可変領域のどちらの領域にも記録することがで
きるデータブロックについて説明する。データサイズ固
定領域、およびデータサイズ可変領域のどちらの領域に
も記録することができるデータブロックは、NO INFORMA
TION BLOCK(ノー・インフォメーション・ブロック)、およ
びSKIP INFORMATION BLOCK(スキップ・インフォメーショ
ン・ブロック)の2種類ある。ノー・インフォメーション・
ブロックは、情報が記録されていないブロックである。
スキップ・インフォメーション・ブロックは、連続する未
使用領域を指定するブロックである。
【0226】先に説明したように、データブロックの先
頭のbyteは、そのブロックが何を意味するデータなのか
を示すID(Block ID)が記録される。ノー・インフォメー
ション・ブロックの先頭のbyteには、情報が記録されて
いないことを意味する00hが記録される。
【0227】スキップ・インフォメーション・ブロック
は、連続する未使用領域を指定するブロックであり、ス
キップ・インフォメーション・ブロックが定義された場
合、データブロック内に定義されているSkip Block Siz
e(スキップ・ブロック・サイズ)によって指定されたブロ
ック数は、スキップ・インフォメーション・ブロックに続
く未使用領域のデータブロック数を表わす。スキップ・
インフォメーション・ブロックによって指定された範囲
の中のブロックデータは、データブロックID内にいかな
るデータが記録されていても、未使用領域となる。
【0228】次に、図37を参照して、スキップ・イン
フォメーション・ブロックのデータ構造について説明す
る。図37において、1番先頭のbyteに、スキップ・イ
ンフォメーション・ブロックであることを示すブロックI
D、01hが記録される。そして、2番目および3番目のby
teに、スキップ・ブロック・サイズ、すなわち、未使用領
域のデータブロック数が記録される。
【0229】ICチップ32内のメモリには、以上のよう
なデータ構造により、データが記録される。
【0230】次に、ICチップ32に記録された情報に基
づいて、磁気テープ31に記録されたデータを再生する
処理について説明する。
【0231】ICチップ32に記録されたデータのタイト
ルのリストを表示パネル18に表示して、タイトルのリ
ストの中から、ユーザにより選択されたデータを再生す
る処理(タイトルサーチ処理)について、図38のフロー
チャートを参照して説明する。
【0232】ステップS31において、記録再生装置1
は、操作入力部20より、磁気テープ31に記録された
データのタイトルを表示するよう、指示を入力される。
操作入力部20は、入力された指示を、メイン信号処理
マイコン21に供給する。
【0233】ステップS32において、メイン信号処理
マイコン21は、ICチップ32より磁気テープ31に記
録されている1以上のデータに対応する記録情報を読み
出し、内蔵するメモリに記憶する。すなわち、メイン信
号処理マイコン21は、図34に示されたレコード・イ
ンフォメーション・ブロックより、データの記録開始ト
ラックナンバ、記録終了トラックナンバ、MIC-ID、記録
開始時の日時、ビデオ信号の記録方式、音声信号の記録
方式、記録時の入力画の内容、テキスト情報の有無、お
よび静止画記録であるか否かの識別情報を読み出し、内
蔵するメモリに記憶する。なお、メイン信号処理マイコ
ン21は、磁気テープ31に記録されている1以上のデ
ータに対応する1以上の記録情報を、レコード・インフ
ォメーション・ブロックより読み出し、内蔵するメモリ
に記憶する。
【0234】ステップS33において、メイン信号処理
マイコン21は、内蔵するメモリ内に記憶した記録情報
に基づいて、テキスト情報の有無を判定する。すなわ
ち、メイン信号処理マイコン21は、磁気テープ31に
記録されている1以上のデータに対応する1以上の記録
情報に含まれる記録(図34の15byte目の最上位bit)
に基づいて、テキスト・ブロックに、テキストデータが
記録されているか否かを判定する。その結果、テキスト
ブロックには、テキストデータは含まれていないと判定
された場合、表示パネル18に、「タイトルは記録され
ておりません」と表示させ、処理を終了する。少なくと
も1つ以上のテキストブロックに、テキストデータが含
まれていると判定された場合、ステップS34に進む。
【0235】ステップS34において、メイン信号処理
マイコン21は、ICチップ32内のテキストブロックよ
り、1つ以上のタイトルのテキストデータを読み出す。
【0236】ステップS35において、メイン信号処理
マイコン21は、ステップS34で読み出したタイトル
のテキストデータを、図39に示されるように、表示パ
ネル18に表示する。
【0237】図39においては、表示パネル18に表示
されている画像の例が示されている。画面の左側面に
は、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,0,1と記されているが、これ
は、表示パネル18上の、行(Y軸)を示しており、表示
パネル18には表示されない。画面の上側面にある数字
の羅列も同様であり、表示パネル18上の列を示し、実
際には、表示パネル18には表示されない。図39にお
いては、1行目にタイトル表示画面であることを示す
「タイトルサーチ」が表示され、3行目乃至7行目にタ
イトルが表示されている。2行目は、黒く塗りつぶされ
ており、2行目にタイトルが表示されていたが、既に、
そのタイトルに対応するデータは再生済みであることを
示している。
【0238】また、5行目のタイトル「4 げんきいっ
ぱい!!」にカーソルが合わせられている。また、9行
目には、磁気テープ31の現在ヘッド17が合ったって
いる位置(図中、現在位置として示されている)として表
示され、カーソルを合わせられたタイトルに対応するデ
ータの、磁気テープ31上での記録開始位置が△(図
中、目的位置と示されている)で表示される。
【0239】例えば、5行目のタイトル「4 げんきい
っぱい!!」を再生させる指示が、操作入力部20から
入力されると、ステップS36において、メイン信号処
理マイコン21は、再生するタイトルが指定されたと判
定し、ステップS37に進む。
【0240】図39に示された表示パネル18上の画面
において、どのタイトルも再生を指示されずに、操作入
力部20から入力された指示により、画面表示が切り替
えられた場合、メイン信号処理マイコン21は、ステッ
プS36において、再生するタイトルは指定されなかっ
たと判定し、処理を終了する。
【0241】ステップS37において、メイン信号処理
マイコン21は、内蔵するメモリに記憶している記録情
報から、選択されたタイトルに対応する記録情報をピッ
クアップし、ピックアップされた記録情報より、記録開
始トラックナンバを読み出す。
【0242】ステップS38において、メイン信号処理
マイコン21は、ステップS37で読み出した記録開始
トラックナンバをメカ制御マイコン22に供給すると共
に、その記録開始トラックナンバからのデータの再生を
指示する。
【0243】ステップS39において、メカ制御マイコ
ン22は、記録再生部15より、現在、ヘッド17があ
たっているテープ位置のトラックナンバを取得し、メイ
ン信号処理マイコン21から供給された記録開始トラッ
クナンバとの、磁気テープ31上の相対位置を算出し、
記録開始トラックナンバは、現在のテープ位置からどれ
くらい早送り(もしくは巻き戻し)した位置にあるかを算
出する。その後、メカ制御マイコン22は、メカモータ
23を制御して、磁気テープを早送り(もしくは巻き戻
し)し、記録開始トラックナンバに相当するテープ位置
より、再生を開始する。
【0244】磁気テープに記録されたデータは、ヘッド
17を介して読みだされ、電気信号に変換され、リード
/ライトアンプ16から記録再生部15に供給される。
そして、ステップS40において、記録再生部15は、
供給されたデータを基に、圧縮された画像データを展開
し、表示パネル18に表示させると共に、音声データが
含まれていた場合、音声データを音声出力部19に供給
し、音声を出力させる。
【0245】以上のようにして、タイトルサーチ処理は
実行される。
【0246】ところで、本発明の記録再生装置1は、IC
チップ32に記録された情報を基に、磁気テープ31に
記録されている1以上のデータの日付に基づいて、日付
毎にリストを作成、および表示し、ユーザから、再生す
るデータの日付の選択を受けることができる。次に、図
40のフローチャートを参照して、日付に基づいた再生
処理(日付サーチ処理)について説明する。
【0247】ステップS61において、記録再生装置1
は、操作入力部20より、磁気テープ31に記録された
データの日付を表示するよう、指示を入力される。操作
入力部20は、入力された指示を、メイン信号処理マイ
コン21に供給する。
【0248】ステップS62において、メイン信号処理
マイコン21は、ICチップ32より磁気テープ31に記
録されている1以上のデータに対応する記録情報を読み
出し、内蔵するメモリに記憶する。なお、ステップS6
2の処理は、図38に示したステップS32の処理と同
一である。
【0249】ステップS63において、メイン信号処理
マイコン21は、内蔵するメモリ内に記憶した記録情報
より、記録年月日を抽出する。すなわち、メイン信号処
理マイコン21は、磁気テープ31に記録されている1
以上のデータに対応する1以上の記録情報に含まれる記
録(図34の15byte目の最上位bit)よりデータの記録
年月日を読み出す。
【0250】ステップS64において、メイン信号処理
マイコン21は、ステップS63において読み出した、
磁気テープ31に記録された1以上のデータに対応する
記録年月日を基に、日付のリストを作成する。なお、磁
気テープ31に記録された1以上のデータのうち、同じ
記録年月日のものは、同一の年月日として、1つの項目
にまとめられる。
【0251】ステップS65において、メイン信号処理
マイコン21は、ステップS64において作成した日付
のリストを、表示パネル18に表示させ、ユーザからの
再生するデータの日付の指定が入力されるまで、待機す
る。
【0252】図41は、ステップS65において、表示
パネル18に表示された画面の例である。図41におい
ては、図39と同様、画面中の行、および列を示す数字
が、画面の枠の外に振られている。1行目には表示され
ている画面が日付サーチ画面であることを示す「日付サ
ーチ」が表示され、3行目乃至7行目までに日付が表示
されている。2行目が黒く塗りつぶされているのは、2
行目にタイトルが表示されていたが、既に、そのタイト
ルに対応するデータは再生済みであることを示してい
る。
【0253】また、5行目の日付「4 97年 9月
3日」にカーソルが合わせられている。また、9行目の
表示は、図39の9行目に表示されていたものと同様で
ある。
【0254】例えば、5行目の日付「4 97年 9月
3日」を再生させる指示が、操作入力部20から入力
されると、ステップS66において、メイン信号処理マ
イコン21は、再生する日付が指定されたと判定し、ス
テップS67に進む。
【0255】図41に示された表示パネル18上の画面
において、どの日付も再生を指示されずに、操作入力部
20から入力された指示により、画面表示が切り替えら
れた場合、メイン信号処理マイコン21は、ステップS
66において、再生するタイトルは指定されなかったと
判定し、処理を終了する。
【0256】ステップS67において、メイン信号処理
マイコン21は、内蔵するメモリに記憶している記録情
報から、選択された日付に対応する記録情報をピックア
ップし、ピックアップされた記録情報より、記録開始ト
ラックナンバを読み出す。
【0257】ステップS68乃至ステップS70までの
処理は、図39のステップS38乃至ステップS40ま
での処理と同一の処理であるため、説明は省略する。
【0258】以上のようにして、磁気テープ31に記録
されたデータの記録年月日に基づいて、データを検索す
ることができる。
【0259】ところで、磁気テープ31には、動画が記
録することができるほか、静止画像も記録することがで
きる。本発明の記録再生装置1は、カセットテープ2に
記録された静止画像のリストを表示し、その中から、表
示する静止画像を、ユーザに選択させることができる。
【0260】次に、カセットテープ2に記録された静止
画像のリストを表示し、その中から、表示する静止画像
を、ユーザに選択させる処理(フォトサーチ処理)につい
て、図42のフローチャートを参照して説明する。
【0261】ステップS81において、記録再生装置1
は、操作入力部20より、磁気テープ31に記録された
静止画像のリストを表示するよう、指示を入力される。
操作入力部20は、入力された指示を、メイン信号処理
マイコン21に供給する。
【0262】ステップS82において、メイン信号処理
マイコン21は、ICチップ32より磁気テープ31に記
録されている1以上のデータに対応する記録情報を読み
出し、内蔵するメモリに記憶する。なお、ステップS8
2の処理は、図38に示したステップS32の処理、お
よび図41に示したステップS62の処理と同一であ
る。
【0263】ステップS83において、メイン信号処理
マイコン21は、内蔵するメモリ内に記憶した記録情報
に基づいて、静止画像の有無を判定する。すなわち、メ
イン信号処理マイコン21は、磁気テープ31に記録さ
れている1以上のデータに対応する1以上の記録情報に
含まれる記録(図34の15byte目の最上位bitから下位
へ2番目のbit)に基づいて、磁気テープ31に、静止画
像が記録されているか否かを判定する。その結果、磁気
テープ31には、静止画像は含まれていないと判定され
た場合、表示パネル18に、「写真は記録されておりま
せん」と表示させ、処理を終了する。少なくとも1つ以
上の静止画像が含まれていると判定された場合、ステッ
プS84に進む。
【0264】ステップS84において、メイン信号処理
マイコン21は、内蔵するメモリ内に記録した記録情報
に基づいて、静止画像が記録された記録日時を読み出
し、リストを作成する。
【0265】ステップS85において、メイン信号処理
マイコン21は、ステップS84で作成した静止画像の
記録日時リストを表示パネル18に表示させ、ユーザか
らの表示する静止画像の指定が入力されるまで待機す
る。
【0266】図43は、ステップS85において、表示
パネル18に表示された画面の例である。図43におい
ては、図39と同様、画面中の行、および列を示す数字
が、画面の枠の外に振られている。1行目には表示され
ている画面がフォトサーチ画面であることを示す「フォ
トサーチ」が表示され、3行目乃至7行目までに静止画
像の記録日時が表示されている。2行目が黒く塗りつぶ
されているのは、2行目にタイトルが表示されていた
が、既に、そのタイトルに対応するデータは表示済みで
あることを示している。
【0267】また、5行目の日付「4 97年 9月
3日 8:50AM」にカーソルが合わせられている。
また、9行目の表示は、図39の9行目に表示されてい
たものと同様である。
【0268】例えば、5行目の記録日時「4 97年
9月 3日 8:50AM」の静止画像を表示させる指
示が、操作入力部20から入力されると、ステップS8
6において、メイン信号処理マイコン21は、表示する
静止画像が指定されたと判定し、ステップS87に進
む。
【0269】図43に示された表示パネル18上の画面
において、どの記録日時の静止画像も表示を指示されず
に、操作入力部20から入力された指示により、画面表
示が切り替えられた場合、メイン信号処理マイコン21
は、ステップS86において、再生するタイトルは指定
されなかったと判定し、処理を終了する。
【0270】ステップS87において、メイン信号処理
マイコン21は、内蔵するメモリに記憶している記録情
報から、選択された記録日時の静止画像に対応する記録
情報をピックアップし、ピックアップされた記録情報よ
り、記録開始トラックナンバを読み出す。
【0271】ステップS88乃至ステップS90までの
処理は、図39のステップS38乃至ステップS40ま
での処理と同一の処理であるため、説明は省略する。
【0272】以上のようにして、磁気テープ31に記録
されたデータの中から、静止画像を検索することができ
る。
【0273】本発明の記録再生装置1は、以上のよう
に、磁気テープ31にデータを記録する際、カセットテ
ープ2に内蔵されるICチップ32に、記録開始トラック
ナンバ、記録終了トラックナンバ、記録日時、MIC-ID、
記録されたデータのタイトル、およびデータの種類など
を記録することにより、磁気テープ31に記録されたデ
ータの管理を用意にすることができる。
【0274】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録再生装置お
よび方法によれば、第2の記録媒体より、第1の記録媒
体に記録されている1以上のデータに関する情報を取得
し、取得された情報より、第1の記録媒体に記録されて
いる1以上のデータの記録開始位置を抽出し、取得され
た情報より、記録開始位置が抽出されたデータの記録終
了位置を抽出し、1以上のデータの中から、再生するデ
ータの選択を受け付け、選択が受け付けられたデータに
対応する記録開始位置よりデータを再生するようにし、
情報は、データの記録開始位置、記録終了位置、および
記録日時を含み、第1の記録媒体に記録されている1以
上のデータ毎にまとめられて、第2の記録媒体に記録さ
れるようにしたので、効率よくデータを管理することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の一実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の装置の記録処理を説明するフローチャー
トである。
【図3】ICチップ内のメモリのデータ構造を説明する図
である。
【図4】メディア定義領域のデータ構造を説明する図で
ある。
【図5】メディア定義領域のデータ構造を説明する、他
の図である。
【図6】メディア定義領域のデータ構造を説明する、さ
らに他の図である。
【図7】メディア定義領域のデータ構造を説明する、さ
らに他の図である。
【図8】テキストのコード指定について説明する図であ
る。
【図9】メディア定義領域のデータ構造を説明する、さ
らに他の図である。
【図10】アプリケーション・エリア・インフォメーシ
ョン・フィールドのデータ構造を説明する図である。
【図11】図10の一部を抜き出して示した図である。
【図12】図10の一部を抜き出して示した、他の図で
ある。
【図13】図10の一部を抜き出して示した、さらに他
の図である。
【図14】ICチップ内のメモリのデータ構造を説明す
る、他の図である。
【図15】メモリ・インフォメーション・フィールドの
データ構造を説明する図である。
【図16】図15の一部を抜き出して示した図である。
【図17】図10の一部を抜き出して示した、他の図で
ある。
【図18】メディア・インフォメーション・フィールド
のデータ構造を説明する図である。
【図19】図18の一部を抜き出して示した図である。
【図20】図18の一部を抜き出して示した、他の図で
ある。
【図21】図18の一部を抜き出して示した、さらに他
の図である。
【図22】図18の一部を抜き出して示した、さらに他
の図である。
【図23】図18の一部を抜き出して示した、さらに他
の図である。
【図24】レコード・インフォメーション・フィールド
のデータ構造を説明する図である。
【図25】図24の一部を抜き出して示した図である。
【図26】ラベル・インフォメーション・フィールドの
データ構造を説明する図である。
【図27】図26の一部を抜き出して示した図である。
【図28】テキストのコード指定について説明する、他
の図である。
【図29】テキストのコード指定について説明する、さ
らに他の図である。
【図30】テキストのコード指定について説明する、さ
らに他の図である。
【図31】テキストのコード指定について説明する、さ
らに他の図である。
【図32】図26の一部を抜き出して示した、他の図で
ある。
【図33】表示パネルの表示画面の例を示した図であ
る。
【図34】レコード・インフォメーション・フィールド
のデータ構造を説明する図である。
【図35】データサイズ可変領域のデータ構造を説明す
る図である。
【図36】テキスト・ブロックのデータ構造を説明する
図である。
【図37】スキップ・インフォメーション・ブロックの
データ構造を説明する図である。
【図38】図1の装置のタイトルサーチ処理を説明する
フローチャートである。
【図39】図38の処理において、表示パネルに表示さ
れる画面の例を示す図である。
【図40】図1の装置の日付サーチ処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図41】図40の処理において、表示パネルに表示さ
れる画面の例を示す図である。
【図42】図1の装置のフォトサーチ処理を説明するフ
ローチャートである。
【図43】図42の処理において、表示パネルに表示さ
れる画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置, 2 カセットテープ, 11 レン
ズ, 12 CCDイメージャ, 13 音声入力部, 1
4 カム制御マイコン, 15 記録再生部,16 リ
ード/ライトアンプ, 17 ヘッド, 18 表示パ
ネル, 19音声出力部, 20 操作入力部, 21
メイン信号処理マイコン, 22メカ制御マイコン,
23 メカモータ, 31 磁気テープ, 32 IC
チップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 B 5D077 5/765 5/782 K 5D110 5/91 5/91 Z Fターム(参考) 5C018 FA02 FA03 FB04 5C022 AA11 AC01 AC12 AC42 AC71 AC72 AC79 5C052 AA17 AB04 AC04 AC05 AC08 CC11 DD02 GA04 GB01 GB10 5C053 FA21 GA11 GB05 GB06 GB12 HA29 JA21 JA22 KA01 KA24 LA02 LA06 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 DE23 DE27 DE38 DE48 DE54 EF03 EF05 FG10 FG18 GK12 5D077 AA08 CA02 DC03 DC11 DC12 DC14 DC25 DF07 HA07 HC03 HC05 HC17 HC21 HC28 5D110 AA04 DA01 DA04 DA06 DA12 DA17 DA18 DB02 DB08 DC02 DC16 EA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録する第1の記録媒体と、前
    記データに関する情報を記録する第2の記録媒体により
    構成される記録メディアに対して、前記データを記録ま
    たは再生する記録再生装置において、 前記第2の記録媒体より、前記第1の記録媒体に記録さ
    れている1以上の前記データに関する前記情報を取得す
    る第1の取得手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記情報より、前
    記第1の記録媒体に記録されている1以上の前記データ
    の記録開始位置を抽出する第1の抽出手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記情報より、前
    記第1の抽出手段により前記記録開始位置が抽出された
    前記データの記録終了位置を抽出する第2の抽出手段
    と、 1以上の前記データの中から、再生する前記データの選
    択を受け付ける受付手段と、 前記受付手段により選択が受け付けられた前記データに
    対応する前記記録開始位置より前記データを再生する再
    生手段とを備え前記情報は、前記データの前記記録開始
    位置、前記記録終了位置、および記録日時を含み、前記
    第1の記録媒体に記録されている1以上の前記データ毎
    にまとめられて、前記第2の記録媒体に記録されること
    を特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記録媒体に前記データを記録
    する第1の記録手段と、 前記第1の記録手段により記録された前記データの、前
    記第1の記録媒体への記録開始位置、および記録終了位
    置を前記第2の記録媒体に記録する第2の記録手段とを
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記録手段は、前記第2の記録
    媒体に、前記第1の記録手段により記録された前記デー
    タの記録年月日、記録開始時刻、記録終了時刻をさらに
    記録することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記録手段により記録された前
    記データのタイトルを取得する第2の取得手段をさらに
    備え、 前記第2の記録手段は、前記第2の記録媒体に、前記第
    2の取得手段により取得された前記データの前記タイト
    ルをさらに記録することを特徴とする請求項3に記載の
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 動画、もしくは静止画像を撮影する撮影
    手段をさらに備え、 前記第1の記録手段は、前記撮影手段により撮影された
    前記動画、もしくは前記静止画像を前記第1の記録媒体
    に記録することを特徴とする請求項2に記載の記録再生
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の記録媒体は、磁気テープであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記情報に、1以上の前記データのタイ
    トルが記録されているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記タイトルが記録されていると
    判定された場合、前記情報より、1以上の前記タイトル
    を抽出する第3の抽出手段と、 前記第3の抽出手段により抽出された1以上の前記タイ
    トルのリストを表示する表示手段とをさらに備え、 前記受付手段は、前記表示手段により表示された1以上
    の前記リストより再生する前記データの選択を受け付け
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記情報を基に、1以上の前記データの
    中に1以上の静止画像のデータが含まれているか否かを
    判定する判定手段と、 前記判定手段により、1以上の前記静止画像が含まれて
    いると判定された場合、前記情報より、1以上の前記静
    止画像の記録日時を抽出する第3の抽出手段と、 前記第3の抽出手段により抽出された1以上の前記静止
    画像に対応する前記記録日時を表示する表示手段とをさ
    らに備え、 前記受付手段は、前記表示手段により表示された1以上
    の前記記録日時の中から、再生する前記静止画像の選択
    を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の記録再
    生装置。
  9. 【請求項9】 前記情報より、1以上の前記データに対
    応する1以上の記録日時を抽出する第3の抽出手段と、 1以上の前記記録日時の中から、異なる記録日を抽出す
    る第4の抽出手段と、前記第4の抽出手段により抽出さ
    れた1以上の前記記録日を表示する表示手段とをさらに
    備え、 前記受付手段は、前記表示手段により表示された1以上
    の前記記録日の中から、再生する前記データの選択を受
    け付けることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 データを記録する第1の記録媒体と、
    前記データに関する情報を記録する第2の記録媒体によ
    り構成される記録メディアに対して、前記データを記録
    または再生する記録再生装置の記録再生方法において、 前記第2の記録媒体より、前記第1の記録媒体に記録さ
    れている1以上の前記データに関する前記情報を取得す
    る第1の取得ステップと、 前記第1の取得ステップの処理により取得された前記情
    報より、前記第1の記録媒体に記録されている1以上の
    前記データの記録開始位置を抽出する第1の抽出ステッ
    プと、 前記第1の取得ステップの処理により取得された前記情
    報より、前記第1の抽出ステップの処理により前記記録
    開始位置が抽出された前記データの記録終了位置を抽出
    する第2の抽出ステップと、 1以上の前記データの中から、再生する前記データの選
    択を受け付ける受付ステップと、 前記受付ステップの処理により選択が受け付けられた前
    記データに対応する前記記録開始位置より前記データを
    再生する再生ステップとを含み前記情報は、前記データ
    の前記記録開始位置、前記記録終了位置、および記録日
    時を含み、前記第1の記録媒体に記録されている1以上
    の前記データ毎にまとめられて、前記第2の記録媒体に
    記録されることを特徴とする記録再生方法。
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