JP2003091881A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP2003091881A
JP2003091881A JP2001287238A JP2001287238A JP2003091881A JP 2003091881 A JP2003091881 A JP 2003091881A JP 2001287238 A JP2001287238 A JP 2001287238A JP 2001287238 A JP2001287238 A JP 2001287238A JP 2003091881 A JP2003091881 A JP 2003091881A
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JP2001287238A
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Sadaichirou Oka
禎一郎 岡
Takeshi Komaki
壮 小巻
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TDK Corp
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TDK Corp
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク等の光記録媒体において、記録/
再生用のレーザ光の光効率を低下させることなく、光透
過層の厚み測定を容易とする。 【解決手段】 光記録媒体10は、支持基体12、情報
記録面14、光透過層16を備えてなり、光透過層16
の表面には、情報記録面14のうちのリードインエリア
14Aに対応する領域にハーフミラーコート18が形成
され、記録/再生用のレーザ光をハーフミラーコート1
8に照射したとき、ここで反射された戻り光量と、ハー
フミラーコート18を透過して、情報記録面14のリー
ドインエリア14Aにおいて反射され、再度ハーフミラ
ーコート18を通って出射する戻り光量とがほぼ等しく
なるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク等の
光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、再生専用光ディスクや光記録ディ
スク等の光記録媒体では、動画情報等の膨大な情報を記
録ないし保存するため、記録密度向上による媒体の高容
量化が求められ、これに応えるために、高記録密度化の
ための研究開発が盛んに行われてきた。
【0003】その中の一つとして、例えばDVD(Digi
al Versatile Disc)にみられるように、記録・再生
波長を短くし、且つ、記録・再生光学系の対物レンズの
開口数(NA)を大きくして、記録・再生時のレーザー
ビームスポット径を小さくすることが提案されている。
DVDをCD(Compact Disc)と比較すると、記録・再
生波長を780nmから650nmに変更し、NAを
0.45から0.6に変更することにより、6〜8倍の
記録容量(4.7GB/面)を達成している。
【0004】更に、最近、高品位の動画像を長時間記録す
るために、記録・再生波長を405nm程度まで短く
し、且つ、対物レンズの開口数を0.85程度まで大き
くすることにより、DVDの4倍以上、即ち20GB/
面以上の記録容量を達成しようとする試みが行われてい
る。
【0005】しかし、このように高NA化すると、光記
録媒体において、光透過層の厚み誤差による球面収差
は、例えば3次球面収差だけでも対物レンズのNAの4
乗に比例して発生するので、僅かな厚み誤差が大きな球
面収差の発生原因となってしまうという問題点がある。
【0006】このような問題点は、CDでは全く考慮さ
れていなかったが、DVDにおいては、ディスク面内や
1周内の厚みバラツキを規定することによって球面収差
の発生を規制している。
【0007】又、波長405nm、NA=0.85のシ
ステムでは、例えば特開2000−285520号公
報、特開2000−298879号公報等に開示されて
いるように、光透過層の厚みのばらつきを±3μm、±
2μmとしたものが提案されている。
【0008】しかしながら、このように高精度に光透過
層の厚みを制御することは非常に困難であり、これを実
現しようとすると製造工程における歩留まりが大きく悪
化したり、又場合によっては全数検査が必要となるため
に、製造コストが大幅に増大してしまうという問題点が
ある。
【0009】これに対しては、更に例えば特開2000
−131603号公報、特開平10−289465号公
報等に開示されるように、ディスク個体間の基板厚さの
ばらつきが一定の範囲内であれば、光学式ヘッドの側に
おいて球面収差を補正する方法が提案されている。この
ための球面収差検知方法としては、特開平11−195
229号公報、特開平11−259906号公報等に開
示されるように、各種の球面収差検出手段がある。又、
特開2000−315323号公報のように、製造後に
予め光透過層の厚さ、その屈折率情報を個々のディスク
毎に測定して記録しておく方法がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような球面収差
の検出は、そのほとんどが、光ディスクにおける光透過
層表面及びその内側の情報記録面からの2つの反射光に
よるフォーカスエラー信号に基づくものである。
【0011】光ディスクの情報記録面において反射され
て戻る反射光の光量は、光ディスクへの入射光量に対し
て15〜85%である。これに対して、光透過層表面の
反射率はおよそ4%であるため、光透過層表面からの戻
り光量は、前記情報記録面からの戻り光量に比べて1/
4〜1/20程度になっている。
【0012】又、通常、光学式ヘッドより射出された光
ビームには、光透過層で発生すべき球面収差の分の逆符
号の球面収差を含ませているが、光透過層の表面では球
面収差が存在しないために、前記逆符号の球面収差が発
生し、集光スポットを充分に絞ることができず、このた
め光透過層表面での反射光から発生するフォーカスエラ
ー信号等の信号の大きさは、上記の比率の更に1/2〜
1/4に小さくなってしまう。
【0013】このように、光透過層表面での反射光から
得られる信号の大きさが情報記録面での反射光から得ら
れる信号の大きさよりも非常に小さくなってしまうと、
信号認識のための閾値の設定可能範囲が狭くなるのみな
らず、光透過層表面での反射光により得られる信号がノ
イズに埋もれて識別できない状態となることもあるとい
う問題点がある。
【0014】更に、上記のような、製造後に予め光透過
層の厚さ、その屈折率情報を個々のディスク毎に測定し
て記録しておく方法(特開2000−315323号)
では、ディスクの製造コストが上昇し、又大量生産に不
向きであるという問題点がある。
【0015】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、光透過層表面からの戻り光量を増大
して、確実に信号認識ができるようにした光記録媒体を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の
結果、情報記録面の情報記録及び再生に影響を与えるこ
となく、光透過層表面での反射率を増大させることによ
って、確実に信号認識ができるようにした光記録媒体を
発明した。
【0017】即ち、以下の発明により、上記目的を達成
するものである。
【0018】(1)支持基体上に情報記録面及びこれを
覆う光透過層を有する構成又は、支持基体たる光透過層
上に情報記録面を有する構成のうち一方の構成であり、
前記光透過層を通して、レーザ光が前記情報記録面に照
射される光記録媒体であって、前記情報記録面における
データエリアの一部及び非データエリアの一部の少なく
とも一方の領域に重なる、前記光透過層表面の領域から
の、前記レーザ光の波長における戻り光量が前記情報記
録面の領域からの戻り光量よりも大きくなるようにした
ことを特徴とする光記録媒体。
【0019】(2)前記情報記録面の領域、及び、前記光
透過層表面の領域での、前記レーザ光の波長におけるそ
れぞれの反射率を、該光透過層表面の領域からの戻り光
量が前記情報記録面の領域からの戻り光量よりも大きく
なるようにしたことを特徴とする(1)の光記録媒体。
【0020】(3)前記光透過層表面での領域の、前記
レーザ光の波長における戻り光量が、前記レーザ光の前
記光記録媒体に照射される光量の10〜60%となるよ
うにされたことを特徴とする(1)又は(2)の光記録
媒体。
【0021】(4)前記非データエリアは、リードイン
エリア及びリードアウトエリアの少なくとも一方である
ことを特徴とする(1)、(2)、又は(3)の光記録
媒体。
【0022】(5)支持基体上に情報記録面及びこれを
覆う光透過層を有する構成又は、支持基体たる光透過層
上に情報記録面を有する構成のうち一方の構成であり、
前記光透過層を通して、レーザ光が前記情報記録面に照
射される光記録媒体であって、前記レーザ光の波長にお
いて、前記情報記録面における一部又は全部の領域から
の戻り光による信号に対し、これに重なる前記光透過層
表面の領域からの戻り光による信号がほぼ等しくなるよ
うにしたことを特徴とする光記録媒体。
【0023】(6)前記レーザ光の波長における前記光
透過層表面の領域での反射率は5〜40%とされたこと
を特徴とする(5)の光記録媒体。
【0024】(7)前記光透過層表面の領域には、ハー
フミラーコートが施されていることを特徴とする(1)
乃至(6)のいずれかの光記録媒体。
【0025】(8)前記レーザ光の波長に対する、前記
情報記録面の非データエリアの一部又は全部の領域での
反射率を、該情報記録面でのデータエリアにおける反射
率よりも高くしたことを特徴とする(1)乃至(7)の
いずれかの光記録媒体。
【0026】(9)前記光透過層表面の領域には、波長
選択性光透過型反射膜が施されていることを特徴とする
(5)又は(6)の光記録媒体。
【0027】(10)前記波長選択性光透過型反射膜
は、前記レーザ光の波長よりも100nm以上の差のあ
る波長のレーザ光に対しては、反射率が10%以下とな
るように設定されたことを特徴とする(9)の光記録媒
体。
【0028】(11)前記情報記録面には、波長の異な
る2種類のレーザ光のうちより短い波長のレーザ光によ
り情報記録又は再生が可能とされ、前記波長選択性光透
過型反射膜は、前記2種類のレーザ光のうち、より長い
波長のレーザ光に対する反射率が、前記情報記録面にお
ける一部又は全部の領域からの戻り光による信号と、こ
れに重なる前記光透過層表面の領域からの戻り光による
信号とがほぼ等しくなるように設定され、且つ、より短
い波長のレーザ光の反射率が10%以下となるようにさ
れたことを特徴とする(10)の光記録媒体。
【0029】この発明においては、情報記録/再生に影
響の少ない領域での光透過層表面の反射率を向上させた
り、情報記録/再生に用いない波長のレーザ光のみを比
較的高い反射率で、光透過層表面において反射させたり
することによって、光透過層表面での反射光による信号
強度を増大させている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例につ
いて詳細に説明する。
【0031】図1に示されるように、本発明の実施の形
態の第1例に係る光記録媒体10は、支持基体12上に
情報記録面14及びこれを覆う光透過層16を設けたも
のであり、前記情報記録面14は、ディスク状光記録媒
体10の最も内側領域に設けられたリードインエリア1
4Aと、その外側に設けられたデータエリア14Bと、
最外周側に設けられたリードアウトエリア14Cから構
成されている。
【0032】前記光透過層16の表面(図1において上
側)には、前記リードインエリア14Aに対応する範囲
でハーフミラーコート18が形成されている。
【0033】前記ハーフミラーコート18での反射率
は、光記録媒体10の情報記録/再生するためのレーザ
光の波長領域で、10%〜60%に設定されている。
【0034】ここで、前記ハーフミラーコート18は、
無機物、例えば金属元素、半金属元素、半導体元素、あ
るいはそれらの化合物を単独あるいは複合させて形成さ
れ、有機物ではフッ素系樹脂により形成されている。
又、反射率は、これら材料の屈折率nと膜厚によって調
整することができる。
【0035】更に、上記のような材料を前記光透過層1
6上に形成する方法としては、無機物の場合、真空蒸着
法、イオンプレーティング法、プラズマ重合法、プラズ
マCVD法、スパッタリング法等があり、中でもスパッ
タリング法が好ましく、フッ素系樹脂の場合、スピンコ
ート、スプレーコート、ディッピング、ロールコート、
スクリーン印刷、等の方法があるが、上記のように光記
録媒体10の一部に塗布する場合は、スクリーン印刷が
好ましい。
【0036】上記のような光透過層16の表面に形成さ
れたハーフミラーコート18からの戻り光及び情報記録
面14からの戻り光に基づいて、光透過層16の厚みを
測定するが、この場合ハーフミラーコート18において
反射された戻り光量と、ハーフミラーコート18を透過
し、情報記録面14において反射され、更にハーフミラ
ーコート18を透過した戻り光量がほぼ等しくなるの
が、光透過層16の厚み測定上好ましい。
【0037】ハーフミラーコート18における光吸収が
なく、その反射率をRm、情報記録面14における反射
率をRiとして、記録/再生光学系の対物レンズ(図示
省略)から光記録媒体10に向けて照射された光の強度
をPとすると、前記ハーフミラーコート18において反
射して戻る光の強度はP×Rm、前記情報記録面14に
おいて反射されて戻る光の強度はP×(1−Rm)2×
Riであり、これに、更に、球面収差によるハーフミラ
ーコート18表面からの信号の減衰があればこれを考慮
し、前記2つの戻り光による信号の大きさがほぼ等しく
なるようにRmを設定する。
【0038】従って、次の表1、表2のように、情報記
録面14における異なる反射率に対応して、且つ、表面
からの信号が球面収差によって、1/2に減少し、1/
4に減少しというように考慮して、ハーフミラーコート
18の最適反射率を設定すると、2つの信号強度がほぼ
等しくなり、良好な測定をすることができる。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】上記の光透過層16の表面での反射率の設
定は光記録媒体の種類により異なる。
【0042】再生専用のいわゆるROM媒体では、情報
記録面はAl等の高反射率の物質で構成されているた
め、それ自身の反射率は90%程度になる。
【0043】反射光量の測定にセンサを使う場合は、球
面収差による“ぼけ”量を考慮しないでよいので、ハー
フミラーコートの反射率は37%前後が適しているが、
NA=0.85の光学系で得られるフォーカスエラー信
号(以下FES)を光透過層厚の検出に用いる場合は、
反射率60%近くで上記の2つの光量が等しくなる(表
1参照)。
【0044】他方、記録も可能な光記録媒体のうち、情
報記録面での反射率が一般的に低い相変化媒体では、最
も低い場合それ自身で16%程度の反射率であることも
あり、NA=0.85の光学系で得られるFESを光透
過層厚の検出に用いる場合は、20〜30%の反射率の
ハーフミラーコートが適している(表2参照)。なお、
センサを使う場合は球面収差による“ぼけ”量を考慮し
なくてよいので、反射率12%程度が適している。
【0045】したがって、例えば球面収差による“ぼ
け”量を考慮しなくてよい光透過層厚の測定方法を用い
る光記録再生装置に適した光記録媒体は、光透過層表面
の反射率Rmが、12.5%≦Rm≦37%であること
になる。しかし、光透過層厚の測定を、記録再生に用い
るレーザ光とは異なる波長の光を用いて行う場合には、
その光透過層厚の測定用の波長に対しては情報記録面自
体の反射率が異なっている場合がある。このような場合
を考慮すると、実際に用いられる前記光記録媒体の光透
過層表面の、光透過層厚測定用の波長に対する反射率
は、Rm=5%〜40%程度の範囲となりうる。
【0046】またNA=0.85の光学系で、球面収差
を考慮した場合の反射率60%は、簡単な単層コートで
得るには困難な反射率であるため、40%程度までが妥
当な値である。なお、多少コストがかかるが、60%近
い反射率が必要な場合は、誘電体等の多層コートとすれ
ばよい。
【0047】前記のNA=0.85の光学系で情報記録
面において反射されて光学式ヘッドに戻ってくる光の強
度は、光学式ヘッドから光記録媒体に照射された光の強
度に対して、表2の右半分、第3、第5段に示されるよ
うに、8〜10%程度しかない(光透過層表面からの光
の強度は20〜30%程度であるが、球面収差補正の残
留によるぼけのため、FESの信号強度としては情報記
録面より得られるものとほぼ同じ大きさとなる)。
【0048】例えば、表2において、情報記録面14に
おける反射率が16%の場合は、ハーフミラーコート1
8は、球面収差による減衰率が1/2、1/4のとき反
射率を20%、31%にそれぞれ設定すると、上記2つ
の反射光量がほぼ等しくなる。
【0049】上記のように光記録媒体の情報記録面の反
射率が低いため、光学式ヘッドや光記録再生装置の構成
によっては、得られる2つのFESの大きさが共に不十
分となってしまう場合がある。この対策として、光透過
層厚の測定に用いる領域における情報記録面には、相変
化記録膜や誘電体膜は形成させず、Alやその合金等の
反射膜のみが形成された領域とするとよい。
【0050】例えば、光透過層厚測定領域における反射
膜のみの情報記録面における反射率を90%、その領域
での光記録媒体への光入射面にあたる光透過層表面に施
すハーフミラーコートによる反射率を50〜60%とす
ると、情報記録面反射光の光学式ヘッドに戻る光強度は
射出光強度の25〜15%で、FES強度もこれに対応
したものとなり、光透過層表面にて反射された光が光学
式ヘッドに戻る光強度はこれよりも大きいが、FES強
度は情報記録面で得られたものと同程度となる。
【0051】一方で同光記録媒体のデータエリアでの情
報記録面反射光の光学式ヘッドに戻る光強度は(ハーフ
ミラーコートがないため、ほとんどそのまま)15%で
あり、3者の信号強度がほぼ等しくなるため、光透過層
厚検知のために光学式ヘッドより照射される光の強度あ
るいは検知されるFESの増幅率を全く変える(調整す
る)ことなく、一連の動作を行うことができる。
【0052】なお、上記光記録媒体10において、ハー
フミラーコート18はリードインエリア14Aの全部又
は一部での光入射側において形成されているが、上記リ
ードインエリア14Aは、最内周エリアを含むものであ
り、リードインエリア14Aの一部である最内周エリア
にのみハーフミラーコート18を形成した場合は、その
範囲においては内周側の規定を解消することができる。
又、上記のように最内周エリアのみにハーフミラーコー
トを施す場合は、ディスクの仕様を、パワー・キャリブ
レーションエリアをハーフミラーコート範囲の外側に設
けるように規定してリードインエリア14Aが最内周側
になるようにするとよい。
【0053】又、上記のような、リードインエリア14
Aに加えて、リードアウトエリア14Cにもハーフミラ
ーコート18を施しても良い。
【0054】このようにすると、光記録媒体10におけ
る光透過層16の厚みを内周部と外周部とでそれぞれ検
知して両者の平均をとることによって、光透過層の半径
方向の厚みのばらつきを吸収して測定することができ
る。又、リードアウトエリア14Cにのみハーフミラー
コート18を施すようにしても良い。
【0055】更に、光透過層16表面の反射率は、その
厚み測定に利用できる戻り光量が得られ、且つ、レーザ
光によって情報記録膜14に記録されたデータが再生可
能であればよい。
【0056】従って、情報記録面14の反射率による
が、10〜60%の反射率のハーフミラーコートを情報
記録面14の一部又は全部に対応する領域で、光透過層
16の表面に施してもよく、更に、ハーフミラーコート
を施すことなく、光透過層16の表面で上記の反射率を
得るようにしてもよい。
【0057】次に、図2に示される本発明の実施の形態
の第2例に係る光記録媒体20について説明する。
【0058】この光記録媒体20は、前述と同様に、支
持基体12、情報記録面14及び光透過層16を含んで
構成されているが、前記ハーフミラーコート18に代え
て、情報記録面14の光入射側表面の全領域に亘って光
透過層16の表面に波長選択性光透過型反射膜(以下選
択反射膜)22を設け、前記情報記録面14におけるデ
ータエリア14Bの記録/再生用のレーザ光と異なる波
長のレーザ光のみが一部反射、一部透過するようにした
ものである。
【0059】例えば、選択反射膜22の反射特性を、波
長650nmの光を一部反射、一部透過し、光情報記録
再生用の波長405nmのレーザ光は、ほとんど反射し
ないように設定する。
【0060】具体的には、図3に示されるように、選択
反射膜22の反射特性が、波長500nmの付近で反射
率特性がほぼ0から30%程度に変化するように設定す
る。
【0061】これにより、波長650nmの測定用レー
ザ光によって光記録媒体20を照射すると、光透過層1
6表面の選択反射膜22では約30%の戻り光量が得ら
れ、透過光の70%は、情報記録面14において反射さ
れ、再度選択反射膜22を透過し、外側に射出する。情
報記録面14での反射率が60%程度であれば、70%
×0.6×0.7=29.4%となり、前記選択反射膜
22で反射された光とこれを情報記録面14側から透過
した光の量がほぼ等しくなる。
【0062】この実施の形態の例においては、光記録媒
体20における情報記録面14全域に亘って選択反射膜
22が形成されているので、該情報記録面14の全域で
の光透過層16の厚さを測定することができる。
【0063】又、リードインエリア14Aのみ、データ
エリア14Bのみ等を、任意の範囲で光透過層16の厚
みを測定することができる。
【0064】特に、選択反射膜22の特性を、前述のよ
うに、405nmの光をほぼ100%透過し、650n
mの光を一部反射、一部透過するように設定すると、記
録密度の低い光記録媒体の記録再生を行うレーザ光の波
長を650nmと設定し、これよりも記録密度の高い光
記録媒体の情報記録再生を405nmのレーザ光で行う
場合に、好都合である。
【0065】即ち、高密度記録/再生のための光情報記
録再生装置としては、これよりも密度の低い光記録媒体
の記録/再生をするための波長の長いレーザ光源を備え
ているものもある。
【0066】従って、この比較的波長の長いレーザ光源
を用いて高密度の光記録媒体における光透過層の厚さの
測定に利用することができる。又、この場合、高密度記
録/再生のための短い波長のレーザ光は、選択反射膜2
2でほとんど反射されることなく透過するので、エネル
ギ効率良く記録/再生に用いることができる。
【0067】ここで、前記選択反射膜22は、例えば、
無機物では、TiO2、Al2O3、MgF2等を単独又は
組合せて、例えばスパッタ法によって光透過層表面に成
膜して形成し、有機物では、フッ素系樹脂が好ましく、
スピンコート、スプレーコート、ディッピング、ロール
コート、スクリーン印刷、等の方法があるが、上記のよ
うに光記録媒体20の全面に塗布する場合は、スピンコ
ートが好ましい。
【0068】なお、本発明の光記録媒体は、支持基体上
に情報記録面及びこれを覆う光透過層を有する構成又
は、支持基体たる光透過層上に情報記録面を有する構成
のうちのどちらであってもよい。又、情報記録面は2層
であってもよい。
【0069】
【実施例】以下本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0070】
【実施例1】実施例1は、光透過層の表面に、リードイ
ンエリアの領域に対応してハーフミラーコートを施した
光記録媒体である。
【0071】まず、グルーブを形成した、PC製、厚み
t=1.1mm、直径120mmのディスク状支持基体(基
板)の表面に、A198Pd1Cu1(原子比)からなる反
射膜をスパッタ法により形成した。グルーブの深さは、
波長λ=405nmにおける光路長で表わしてλ/6と
し、記録トラックピッチは0.3μmである。前記反射
膜の表面に、Al2O3ターゲットを用いてスパッタ法に
より厚さ20nmの第2誘電体膜を形成し、更に、この
第2誘電体膜表面に相変化材料からなる合金ターゲット
を用い、スパッタ法により厚さ12nmの記録膜を形成
した。記録膜の組成比(原子比)は、Sb74Te18(G
e7In1)とした。
【0072】次に、記録膜表面上に、ZnS(80モル
%)−SiO2(20モル%)ターゲットを用いてスパ
ッタ法により厚さ130nmの第1誘電体膜を形成し
た。
【0073】前記第1誘電体膜表面に、紫外線硬化型樹
脂(25℃における粘度5,000mPa・s)をスピ
ンコート法により塗布し、紫外線を照射して厚さ100
μmの光透過層を形成した。スピンコートの塗布条件と
して、ディスク状支持基体(基板)の中心孔を閉塞する
内周治具を用い、この治具上に樹脂を吐出し、2000
rpmで8秒間振り切った。
【0074】前記硬化した光透過層上のリードインエリ
ア対応部分に、ZnS(80モル%)−SiO2(20
モル%)ターゲットを用いてスパッタ法により厚さ50
nmのハーフミラーコートを形成した。
【0075】このときの、前記ハーフミラーコートにお
ける反射率は35〜40%程度であり、その他の領域に
おける光透過層表面の反射率は4%程度であった。
【0076】なお、ハーフミラーコートの反射率は、そ
の屈折率nと膜厚によって調整することができる。
【0077】又、成膜面の反射率は約35%であり、ハ
ーフミラーコートを透過(60〜65%)して、成膜面
において反射(60%×0.35〜65%×0.35)
され、再度ハーフミラーコートを透過して表面に出射す
る光量は、入射光に対して12.6〜14.8%(60
%×0.35×0.6〜65%×0.35×0.65)
となるが、この実施例1では、光透過層が存在しないこ
とによる逆符号の球面収差により、ハーフミラーコート
(膜)での反射光による信号が減少するため、その大き
さは成膜面より得られる信号の大きさとほぼ等しくな
る。
【0078】なおここで示す成膜面とはスパッタ法によ
り成膜された誘電体膜と記録膜よりなる薄膜層であり、
これまでで述べてきた情報記録面の一例である。
【0079】
【実施例2】図4に示されるように、支持基体上に、成
膜面1を成膜し、スタンパを用いる方法(詳細後述)に
よりスペーサ層を形成し、その上に成膜面0を成膜し、
最後に光透過層を形成し2層ディスクを形成した。この
方法を以下に述べる。
【0080】実施例1で用いた支持基体上にAl98Pd
1Cu1(原子比)からなる反射膜をスパッタ法により1
00nm形成した。
【0081】次いで、反射膜上にZnS(80モル%)
−SiO2(20モル%)ターゲットを用いてスパッタ
法により厚さ70nmの第4誘電体膜を形成し、この第
4誘電体膜上に相変化材料からなる合金ターゲットを用
い、スパッタ法により厚さ12nmの第2記録膜を形成
した。記録膜の組成比(原子比)は、Ag4Ge2In3
Sb67Te24とした。
【0082】次いで、第2記録膜表面上にZnS(80
モル%)−SiO2(20モル%)ターゲットを用いて
スパッタ法により厚さ140nmの第3誘電体膜を形成
し、成膜面1を完成した。
【0083】この成膜面1における第3誘電体膜上に
は、透明なアモルファスポリオレフィン(APO)樹脂
(ポリメチルペンテン、ポリエチレン、ポリプロピレン
等)から作成したスタンパを用いる方法により、グルー
ブの深さを、波長λ=405nmにおける光路長で表わ
してλ/6とし、記録トラックピッチを0.3μmとし
た厚さ20μmのスペーサ層を形成した。スペーサ層の
形成には、日本化薬(株)社製MPZ203を用いた。
【0084】前記のようなスタンパを用いる方法は、例
えは、特開平1−285040に開示されるように、元
のスタンパから、めっき処理により転写したスタンパを
作成し、これを用いて、PC基板の射出成形と同じ要領
でAPO基板(φ120、1.2t)を作成し、これを
スタンパとして利用する方法である。APOは他の樹脂
と密着性が低いため、容易に2P樹脂(フォトポリマ
ー:紫外線硬化型アクリル樹脂)と剥離することが可能
である。
【0085】更に具体的には、成膜面1の上に、2P樹
脂(紫外線硬化型樹脂)を塗布し、この塗布面にAPO
基板(スタンパ)を圧接させ、APO基板側から紫外線
を照射し2P樹脂を硬化させた後に、2P樹脂層とAP
O基板との間で剥離し、スペーサ層を形成する。
【0086】次いで、前記スペーサ層上にZnS(50
モル%)−SiO2(50モル%)ターゲットを用いて
スパッタ法により厚さ60nmとZnS(80モル%)
−SiO2(20モル%)ターゲットを用いてスパッタ
法により厚さ70nmの誘電体膜を成膜し、合わせて第
2誘電体膜を形成した。
【0087】この第2誘電体膜上に相変化材料からなる
合金ターゲットを用い、スパッタ法により厚さ6nmの
第1記録膜を形成した。記録膜の組成比(原子比)は、
Ag4Ge2In3Sb67Te24とした。
【0088】第1記録膜表面上には、ZnS(80モル
%)−SiO2(20モル%)ターゲットを用いてスパ
ッタ法により厚さ140nmの第1誘電体膜を形成し、
成膜面0を完成した。
【0089】次いで、成膜面0における第1誘電体膜表
面に、紫外線硬化型樹脂(25℃における粘度5,00
0mPa・s)をスピンコートにより塗布し、紫外線を
照射することにより厚さ90μmの光透過層を得た。こ
の時の塗布条件として、ディスク状支持基体の中心孔を
閉塞する内周治具を用い、この治具上に樹脂を吐出し、
2000rpmで10秒間振り切った。
【0090】次いで、光透過層上のリードインエリア部
分に、ZnS(80モル%)−SiO2(20モル%)
ターゲットを用いてスパッタ法により厚さ15nmのハ
ーフミラーコートを形成した。
【0091】このようにして作成した2層ディスクサン
プルは、ハーフミラーコート(膜)の反射率は20〜2
5%程度あり、その他の部分は4%程度であった。又、
成膜面0の反射率は約15%、透過率は70%、吸収率
は15%、及び成膜面1の反射率は30%程度であっ
た。
【0092】
【実施例3】以下の手順で、波長選択性光透過型反射膜
を有する光記録ディスクサンプルを作成した。
【0093】グルーブを形成したディスク状支持基体
(グルーブの深さは、波長λ=405nmにおける光路
長で表わしてλ/6とし、記録トラックピッチは0.3
μmとした)の表面にAl98Pd1Cu1(原子比)から
なる反射膜をスパッタ法により100nm形成した。
【0094】次いで、反射膜表面にAl2O3ターゲット
を用いてスパッタ法により厚さ20nmの第2誘電膜を
形成した。
【0095】次いで、第2誘電体膜表面に、相変化材料
からなる合金ターゲットを用い、スパッタ法により厚さ
12nmの記録膜を形成した。記録膜の組成比(原子
比)は、Sb74Te18(Ge7In1)とした。
【0096】次いで、記録膜表面上にZnS(80モル
%)−SiO2(20モル%)ターゲットを用いてスパ
ッタ法により厚さ130nmの第1誘電体膜を形成し
た。
【0097】次いで、第1誘電体膜表面に、紫外線硬化
型樹脂(25℃における粘度5,000mPa・S)を
スピンコートにより塗布し、紫外線を照射することによ
り厚さ100μmの光透過層を得た。この時の塗布条件
として、ディスク状支持基体の中心孔を閉塞する内周治
具を用い、この治具上に樹脂を吐出し、2000rpm
で8秒間振り切った。
【0098】次いで、光透過層上にAl2O3ターゲット
を用いてスパッタ法により厚さ140nmを成膜し、次
いでその上にMgF2ターゲットを用いてスパッタ法で
厚さ40nmを成膜し、合わせて波長選択性光透過型反
射膜を形成した。
【0099】前記波長選択性光透過型反射膜の表面にお
ける、記録又は再生に使用される波長405nmにおけ
る反射率は6%程度であり、94%が透過し、光エネル
ギーが効率良く記録再生に用いられる。
【0100】又、波長650nmの光に関して反射率が
13%程度あり、表面の識別に効果的に利用できる。
【0101】
【実施例4】実施例3において、光透過層上にAl2O3
とMgF2の代わりに、TiO2ターゲットを用いるスパ
ッタ法で80nm成膜し、図5、図6に示されるような
反射・透過特性の波長選択性光透過型反射膜を成膜し
た。
【0102】この第4実施例における波長選択性光透過
型反射膜での、波長405nm光の反射率は8%程度で
あり、波長650nmでは反射率が34%程度であっ
た。
【0103】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、光
記録媒体における光透過層の厚みを精度良く確実に測定
可能とすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例に係る光記録媒体
を要部を拡大して示す断面図
【図2】同実施の形態の第2例に係る光記録媒体を要部
を拡大して示す断面図
【図3】同光記録媒体における波長選択性光透過型反射
膜の反射特性を示す線図
【図4】本発明の第2実施例に係る光記録媒体の要部を
模式的に拡大して示す断面図
【図5】同第4実施例における波長選択性光透過型反射
膜の反射特性を示す線図
【図6】同波長選択性光透過型反射膜の光透過特性を示
す線図
【符号の説明】
10、20…光記録媒体 12…支持基体 14…情報記録面 14A…リードインエリア 14B…データエリア 14C…リードアウトエリア 16…光透過層 18…ハーフミラーコート 22…波長選択性光透過型反射膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持基体上に情報記録面及びこれを覆う光
    透過層を有する構成又は、支持基体たる光透過層上に情
    報記録面を有する構成のうち一方の構成であり、前記光
    透過層を通して、レーザ光が前記情報記録面に照射され
    る光記録媒体であって、 前記情報記録面におけるデータエリアの一部及び非デー
    タエリアの一部の少なくとも一方の領域に重なる、前記
    光透過層表面の領域からの、前記レーザ光の波長におけ
    る戻り光量が前記情報記録面の領域からの戻り光量より
    も大きくなるようにしたことを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記情報記録面の領
    域、及び、前記光透過層表面の領域での、前記レーザ光
    の波長におけるそれぞれの反射率を、該光透過層表面の
    領域からの戻り光量が前記情報記録面の領域からの戻り
    光量よりも大きくなるようにしたことを特徴とする光記
    録媒体。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記光透過層表
    面の領域での、前記レーザ光の波長における戻り光量
    が、前記レーザ光の前記光記録媒体に照射される光量の
    10〜60%となるようにされたことを特徴とする光記
    録媒体。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、前記非デー
    タエリアは、リードインエリア及びリードアウトエリア
    の少なくとも一方であることを特徴とする光記録媒体。
  5. 【請求項5】支持基体上に情報記録面及びこれを覆う光
    透過層を有する構成又は、支持基体たる光透過層上に情
    報記録面を有する構成のうち一方の構成であり、前記光
    透過層を通して、レーザ光が前記情報記録面に照射され
    る光記録媒体であって、 前記レーザ光の波長において、前記情報記録面における
    一部又は全部の領域からの戻り光による信号に対し、こ
    れに重なる前記光透過層表面の領域からの戻り光による
    信号がほぼ等しくなるようにしたことを特徴とする光記
    録媒体。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記レーザ光の波長に
    おける前記光透過層表面の領域での反射率は5〜40%
    とされたことを特徴とする光記録媒体。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかにおいて、前記
    光透過層表面の領域には、ハーフミラーコートが施され
    ていることを特徴とする光記録媒体。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかにおいて、前記
    レーザ光の波長に対する、前記情報記録面の非データエ
    リアの一部又は全部の領域での反射率を、該情報記録面
    でのデータエリアにおける反射率よりも高くしたことを
    特徴とする光記録媒体。
  9. 【請求項9】請求項5又は6において、前記光透過層表
    面の領域には、波長選択性光透過型反射膜が施されてい
    ることを特徴とする光記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記波長選択性光透
    過型反射膜は、前記レーザ光の波長よりも100nm以
    上の差のある波長のレーザ光に対しては、反射率が10
    %以下となるように設定されたことを特徴とする光記録
    媒体。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記情報記録面に
    は、波長の異なる2種類のレーザ光のうちより短い波長
    のレーザ光により情報記録又は再生が可能とされ、前記
    波長選択性光透過型反射膜は、前記2種類のレーザ光の
    うち、より長い波長のレーザ光に対する反射率が、前記
    情報記録面における一部又は全部の領域からの戻り光に
    よる信号と、これに重なる前記光透過層表面の領域から
    の戻り光による信号とがほぼ等しくなるように設定さ
    れ、且つ、より短い波長のレーザ光の反射率が10%以
    下となるようにされたことを特徴とする光記録媒体。
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JP4514582B2 (ja) * 2003-11-12 2010-07-28 三菱化学メディア株式会社 光記録媒体の製造方法及び光透過性スタンパ

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