JP2003091227A - おはじき - Google Patents

おはじき

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JP2003091227A
JP2003091227A JP2001285689A JP2001285689A JP2003091227A JP 2003091227 A JP2003091227 A JP 2003091227A JP 2001285689 A JP2001285689 A JP 2001285689A JP 2001285689 A JP2001285689 A JP 2001285689A JP 2003091227 A JP2003091227 A JP 2003091227A
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ohajiki
present
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hajiki
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JP2001285689A
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Akira Nagahashi
明 永橋
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SEIBUNSHIYA KK
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SEIBUNSHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】整然と並べ易く、且つ、まとまりを作って容易
に移動させることができ、使い易いおはじきを提供す
る。 【解決手段】相互に連結可能なおはじき1であって、周
囲に、半径方向に突出する複数の凸部2が等間隔で設け
られ、これら凸部2の間に、連結される他のおはじき1
の凸部2と重合される受部3が、その上面が該凸部2の
下面と同一レベルとなるように形成されるとともに、凸
部2と受部3とにこれら両部を相互に連結する連結手段
が設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おはじきに関し、
算数における数の合成・分解や図形、或いは量の学習に
も好適なおはじきに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、小学校低学年児童が数の学習、
特に数の合成・分解といった四則演算の基本を学習する
際には、まず、具体物を用意して、その具体物を実際に
見たり触ったりして数えることから始める。次に、具体
物を任意数集めて、まとまりを作って合成したり、その
まとまりをばらばらに分解してみるという方法が通常採
用されている。
【0003】係る計数の対象となる具体物としては、お
はじきが一般的に用いられている。そして、従来から使
用されているおはじき5は、図9(a)に示すように、
一つ一つ分離独立したものである。また、このおはじき
5は一定の厚さで偏平に形成されているのが通常であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のおはじきでは、一つ一つばらばらなので、整然と並べ
るのが難しく(図9(b),(c)参照)、また、任意
数のおはじきを集めてまとまりを構成しても、このまと
まりを崩すことなく移動させることも困難である。この
ため、数のまとまりとしての認識を持たせることが難し
いといった欠点があった。
【0005】また、従来のおはじきを机の上等に載置す
る際、机の上面とおはじきとの間に空隙が生じないの
で、おはじきを指で摘まんで持ち上げ難いという欠点が
あった。
【0006】さらに、おはじきは、小さな部材であっ
て、机の上から脱落させたり、紛失したりするような事
態が起こり易い。
【0007】本発明はこうした問題点を解決するために
なされたもので、整然と並べ易く、且つ、まとまりを作
って容易に移動させることができ、使い易いおはじきを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、相互に連結可能なおはじきであって、周
囲に、半径方向に突出する複数の凸部が等間隔で設けら
れ、これら凸部の間に、連結される他のおはじきの凸部
と重合される受部が、その上面が該凸部の下面と同一レ
ベルとなるように形成されるとともに、凸部と受部とに
これら両部を相互に連結する連結手段が設けられたこと
を特徴とする。
【0009】この発明によれば、凸部の下面と受部の上
面とが同一レベルとなるように、凸部と受部とを相互に
連結することができる。また、凸部の下方に空隙が生じ
るので、机上等に載置したおはじきを容易に指で摘まむ
ことができる。
【0010】本発明は、上記の構成のおはじきにおい
て、前記凸部が90度間隔で設けられたことを特徴とす
る。
【0011】この発明によれば、他のおはじきと放射状
に90度間隔で連結することができるので、複数のおは
じきを行と列に整然と並べることができる。
【0012】本発明は、前記おはじきに磁石が取り付け
られたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、金属板等におはじきを
磁着させながら並べたり移動させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。
【0015】図1は、本実施の形態に係るおはじき1の
(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は側面図であ
る。
【0016】本実施の形態に係るおはじき1は、おはじ
き本体10と凸部2と受部3とから主要部が構成されて
いる。以下、順次上記の各構成部分について説明する。
【0017】おはじき本体10は、おはじき1の中心部
をなし、下部に磁石4が取り付けられている。このおは
じき本体10の周囲には、半径方向に突出して凸部2が
設けられている。
【0018】この凸部2は、おはじき本体10の周囲に
半円状に突出しており、90度間隔で4個の凸部2が設
けられている。また、凸部2には、下方向に突出する係
合突起21が形成されている。
【0019】受部3は、凸部2と交互になるように、お
はじき本体10の周囲に半円状に突出して設けられてい
る。つまり、4個の受部3が凸部2と互いに45度ずれ
るように90度間隔で設けられている。また、受部3に
は、凸部2の係合突起21と係合する係合穴31が形成
され、凸部2の係合突起21とこの係合穴31とを連結
手段として凸部2と受部3とを相互に連結するようにな
されている。なお、凸部2と受け部3とを連結する手段
は上記したものに限られるものではなく、例えば、凸部
2と受部3に磁石を取り付けて互いに磁着できるように
しても良い。
【0020】また、凸部2の下面と受部3の上面とは、
同一レベルになるようになされており、1つのおはじき
1の凸部2の係合突起21を他のおはじき1の受部3の
係合穴31とを係合させた場合に、これらのおはじき1
の上面と下面とが同一平面上に存するように図られてい
る。
【0021】なお、凸部2は、上記した4個に限られる
ものではなく、3個以下であっても良く(図2(a),
(b)参照)、或いは5個以上(図2(c)参照)であ
っても良い。図2(a)に示すおはじき1では、凸部2
がおはじき本体10の周囲に180度間隔で設けられて
おり、図2(b)に示すおはじき1では、120度間
隔,図2(c)に示すおはじき1では、72度間隔で設
けられている。ただし、90度間隔で設ける場合が、複
数のおはじきを行と列に整然と並べることができ、例え
ば10のまとまりを整然と作って補数や繰り上がりの学
習等において特に効果的な学習ができるので好適であ
る。
【0022】次に上記構成のおはじき1の使用方法につ
いて、数の合成や分解の学習に使用する場合を例にとっ
て、図3乃至図8を参照しながら説明する。
【0023】本実施の形態に係るおはじき1を連結する
場合、まず1つのおはじき1の凸部2と他のおはじき1
の受部3とを合わせ、1つのおはじき1の係合突起21
を他のおはじき1の係合穴31に嵌め込む。この作業を
連鎖的に行なうことにより、おはじき1を次々に連結す
ることができる。
【0024】例えば、図3(a)に5つのまとまりを作
る例を示している。また、図3(b),(c)には、1
0のまとまりを作る例について、2列に連結する場合
(b)と、1列に連結する場合(c)を示している。お
はじき1の係合突起21と係合穴31同士を互いに係合
していくだけで連結し、並べることができるので、整然
と並べることができ、また、数のまとまりとして認識し
易く、深い理解を得ることができる。
【0025】図4には、図3のように規則的に並べるだ
けでなく、様々な状態に並べる例を示している。(a)
は、5つのまとまり、(b)は、10のまとまり、
(c)は15のまとまりを示している。自分の好きな形
に工夫次第で並べることができるので、小学校低学年児
童にとって、楽しみながら数の学習を進めることができ
る。また、上記したおはじき1のまとまりは、このまと
まりのまま移動させることも容易である。
【0026】図5(a)には、おはじき1を連結させな
いで並べる例を示している。この場合であっても、1つ
のおはじき1と他のおはじき1の隣り合う凸部2同士を
互いに突き合わせるように並べられるので、整然と並べ
ることができる。なお、図5(b)には(a)と同数の
おはじき1を同じ形態に連結して並べた例を示している
が、連結させるとさらに整然と並べることができる。
【0027】図6には、10のかたまりを認識させる例
を示している。この場合、10のかたまりとして移動さ
せることもできるので、10のかたまりが2個で20に
なるといった考え方を理解させるのに効果的である。
【0028】図7には、掛け算の基本の理解に役立つ例
を示している。例えば、おはじき1を2つ連結させて2
のかたまりをいくつか作り、2のかたまりの個数を数え
て、2のかたまりが3個で合計6個になるといった考え
方を理解させるのに効果的である。
【0029】以上、本発明の一実施の形態に係るおはじ
き1の使用方法について、数の合成や分解の学習に使用
する場合を例にとって説明したが、かかる使用形態に限
られるものではない。例えば、図形や量の学習等の算数
の幅広い分野においても、本発明に係るおはじき1は好
適に使用でき、また、玩具としても使用することができ
ることは勿論である。
【0030】なお、本実施の形態に係るおはじき1は、
凸部2とおはじき1を載置する机等の面との間に段差が
生じるので、図8に示すように、おはじき1を指で容易
に摘まむことができて使い易い。また、おはじきを並べ
る作業は、例えば磁着性を有する金属製のトレーやプレ
ートの上で行なうと、磁石4がトレー等に磁着するの
で、おはじき1がずれ難く作業性が向上する。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明のおはじ
きは、周囲に、半径方向に突出する複数の凸部を等間隔
で設け、これら凸部の間に、連結される他のおはじきの
凸部と重合される受部を、その上面が該凸部の下面と同
一レベルとなるように形成するとともに、凸部と受部と
にこれら両部を相互に連結する連結手段を設けたので、
凸部の下面と受部の上面とが同一レベルとなるように、
凸部と受部とを相互に連結することができる。したがっ
て、隣り合うおはじきを連結し、複数個のおはじきのま
とまりを作ることができ、数のまとまりの認識が容易
で、算数における数の合成・分解や図形、或いは量の学
習に好適な学習ができる。また、凸部の下方に空隙が生
じるので、机上等に載置したおはじきを容易に指で摘ま
むことができる。
【0032】また、上記の構成のおはじきにおいて、凸
部を90度間隔で設けた場合は、他のおはじきと放射状
に90度間隔で連結することができるので、複数のおは
じきを行と列に整然と並べることができる。したがっ
て、例えば10のまとまりを整然と作ることができ、補
数や繰り上がりの学習等において特に効果的な学習がで
きる。
【0033】また、おはじきに磁石を取り付けた場合
は、金属板等におはじきを磁着させながら並べたり移動
させることができる。したがって、おはじきを脱落した
り、紛失したりすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるおはじきを示し、
(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は側面図であ
る。
【図2】本実施の形態におけるおはじきの他の形状を示
す図である。
【図3】本実施の形態におけるおはじきの使用状態を示
す図である。
【図4】本実施の形態におけるおはじきの使用状態を示
す図である。
【図5】本実施の形態におけるおはじきの使用状態を示
す図である。
【図6】本実施の形態におけるおはじきの使用状態を示
す図である。
【図7】本実施の形態におけるおはじきの使用状態を示
す図である。
【図8】本実施の形態におけるおはじきの使用状態を示
す図である。
【図9】従来のおはじきを示す図である。
【符号の説明】
1 おはじき 2 凸部 3 受部 4 磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に連結可能なおはじきであって、 周囲に、半径方向に突出する複数の凸部が等間隔で設け
    られ、これら凸部の間に、連結される他のおはじきの凸
    部と重合される受部が、その上面が該凸部の下面と同一
    レベルとなるように形成されるとともに、凸部と受部と
    にこれら両部を相互に連結する連結手段が設けられたこ
    とを特徴とするおはじき。
  2. 【請求項2】 前記凸部が90度間隔で設けられたこと
    を特徴とする請求項1に記載のおはじき。
  3. 【請求項3】 前記おはじきに磁石が取り付けられたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のおはじき。
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Citations (6)

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