JP2003090946A - 交換レンズ鏡筒のマニュアル絞り装置及び共用マニュアル絞り装置 - Google Patents

交換レンズ鏡筒のマニュアル絞り装置及び共用マニュアル絞り装置

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JP2003090946A JP2001281220A JP2001281220A JP2003090946A JP 2003090946 A JP2003090946 A JP 2003090946A JP 2001281220 A JP2001281220 A JP 2001281220A JP 2001281220 A JP2001281220 A JP 2001281220A JP 2003090946 A JP2003090946 A JP 2003090946A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】仕様の異なる複数の交換レンズにマニュアル絞
り装置を共通して装着できるとともに、いずれの交換レ
ンズに装着しても、開放絞り時に交換レンズの撮影開口
を完全に開放でき、かつ、他の交換レンズに装着する際
に、大がかりな部品の交換作業を要せず、部品の交換コ
ストを最小限に止めることができる交換レンズ鏡筒のマ
ニュアル絞り装置及び共用マニュアル絞り装置を提供す
ること。 【解決手段】 光軸O回りに回転操作される絞り設定環
3と、この絞り設定環と一体に回転するカム部材5と絞
り設定環3が開放F値にあるときの中間レバーの回動範
囲を、カム部材5のカム面5Cによる回動範囲より広げ
て絞り羽根9による絞り開口を拡大する開放F値設定部
材19を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、仕様の異なる複数の交換レンズ
に共通して装着可能なマニュアル絞り装置に関し、特
に、各交換レンズの開放絞り時において、絞り羽根が各
交換レンズの撮影開口の内側に突出しないようにして、
撮影開口を完全に開放しうるようにした交換レンズ鏡筒
のマニュアル絞り装置及び共用マニュアル絞り装置に関
する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】交換レンズに装着されるマ
ニュアル絞り装置の一例としては、交換レンズのレンズ
鏡筒に外嵌される光軸回りに回転操作される絞り設定環
と、この絞り設定環と一体に回転するマニュアルカム板
と、カメラボディ側の絞り込み部材によって光軸回りに
回転駆動され、複数の絞り羽根による絞り開口の大きさ
を開放状態から絞り込み方向に変化させる絞り開閉板
と、該絞り開閉板の回転に連動して回動する、光軸外に
回転中心を有する中間レバーと、この中間レバーの回動
範囲を、上記絞り設定環で設定された絞り値に応じて制
限する上記マニュアルカム板に形成されたカム面とを備
えるものがある。
【0003】このマニュアル絞り装置を、仕様の異なる
複数の交換レンズに共通して装着する場合、各交換レン
ズの仕様の相違に起因して、各交換レンズの絞り設定環
を開放絞り値に設定しても、各交換レンズごとの絞り径
が微妙に異なることがあり、ある交換レンズでは、開放
絞りにした際に、絞り羽根が交換レンズに設けられた撮
影開口を完全に開放するのに対し、他の交換レンズでは
絞り羽根の一部が撮影開口の内側にはみ出し、撮影開口
を全開できないことがある。
【0004】このような問題を解決するためには、上記
のマニュアルカム板を、上記のカム面とは形状の異なる
カム面が形成されたマニュアルカム板に交換し、このカ
ム面により中間レバーの回転範囲を広げて、開放絞り時
に、絞り羽根を撮影開口を全開にする位置まで回動させ
ればよい。
【0005】しかし、このようにマニュアルカム板を別
のマニュアルカム板に交換する場合は、マニュアルカム
板の交換作業が面倒であるとともに、マニュアルカム板
の交換コストが大きな負担になってしまう。
【0006】
【発明の目的】本発明は、仕様の異なる複数の交換レン
ズにマニュアル絞り装置を共通して装着できるととも
に、いずれの交換レンズに装着しても、開放絞り時に交
換レンズの撮影開口を完全に開放でき、かつ、他の交換
レンズに装着する際に、大がかりな部品の交換作業を要
せず、部品の交換コストを最小限に止めることができる
交換レンズ鏡筒のマニュアル絞り装置及び共用マニュア
ル絞り装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は、光軸回りに回転操作される絞
り設定環と、この絞り設定環と一体に回転するカム部材
と、カメラボディ側の絞り込み部材によって光軸回りに
回転駆動され、複数の絞り羽根による絞り開口の大きさ
を開放状態から絞り込み方向に変化させる絞り開閉板
と、該絞り開閉板の回転に連動して回動する、光軸外に
回転中心を有する中間レバーと、この中間レバーの回動
範囲を、上記絞り設定環で設定された絞り値に応じて制
限する上記カム部材に形成したカム面とを備えた交換レ
ンズ鏡筒において、上記カム部材に、絞り設定環が開放
F値にあるときの中間レバーの回動範囲を、カム部材の
カム面による回動範囲より絞り羽根による絞り開口を拡
大する開放F値設定部材を設けたことを特徴としてい
る。
【0008】上記カム面に、上記中間レバーに突設した
係合ピンを接触させて、上記中間レバーの回動範囲を制
限するようにすることができる。
【0009】また、上記開放F値設定部材を、上記係合
ピンに当接して、上記係合ピンを上記カム面から離間さ
せる調整カムとすることができる。
【0010】さらに、上記調整カムを、上記カム部材に
選択的に取り付けられる、径の大きさが異なる複数の円
柱状の軸部材とすることができる。
【0011】また、上記調整カムが、円柱状の軸部材
と、該軸部材に突設された、上記カム部材に取り付けら
れる偏芯ピンとを備えるものとすることができる。
【0012】また本発明は、開放径が異なる複数の交換
レンズ鏡筒に共通に用いられるマニュアル絞り装置であ
って、光軸回りに回転操作される絞り設定環と、この絞
り設定環と一体に回転するカム部材と、カメラボディ側
の絞り込み部材によって光軸回りに回転駆動され、複数
の絞り羽根による絞り開口の大きさを開放状態から絞り
込み方向に変化させる絞り開閉板と、該絞り開閉板の回
転に連動して回動する、光軸外に回転中心を有する中間
レバーと、この中間レバーの回動範囲を、上記絞り設定
環で設定された絞り値に応じて制限する上記カム部材に
形成したカム面と、上記複数の交換レンズ鏡筒の開放径
に応じ、上記カム部材に選択的に装着される、絞り設定
環が開放F値にあるときの中間レバーの回動範囲を、カ
ム部材のカム面による回動範囲より広げて絞り羽根によ
る絞り開口を拡大する開放F値設定部材とを有すること
を特徴とすることができる。
【0013】上記カム面に、上記中間レバーに突設した
係合ピンを接触させて、上記中間レバーの回動範囲を制
限するようにすることができる。
【0014】また、上記開放F値設定部材を、上記係合
ピンに当接して、上記係合ピンを上記カム面から離間さ
せる調整カムとすることができる。
【0015】さらに、上記調整カムを、上記カム部材に
選択的に取り付けられる、径の大きさが異なる複数の円
柱状の軸部材とすることができる。
【0016】また、上記調整カムが、円柱状の軸部材
と、該軸部材に突設された、上記カム部材に取り付けら
れる偏芯ピンとを備えるものとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマニュアル絞り装
置を、仕様の異なる2種類の交換レンズA、Bに装着し
た一実施形態について、添付図面を参照しながら説明す
る。
【0018】図1乃至図5は、第1仕様の交換レンズA
にマニュアル絞り装置を装着した例を示している。
【0019】レンズ鏡筒1内部の前端部にはレンズ群L
が装着されており、レンズ鏡筒1の後端部には、カメラ
ボディ(図示略)のレンズ鏡筒取付部に係合可能な係合
部1aが形成されている。
【0020】レンズ鏡筒1の外周面に形成された環状凹
部1bには、光軸O回りに回転自在な絞り設定環3が嵌
合している。絞り設定環3とレンズ鏡筒1の間には、絞
り設定環3の回転方向の位置を3段階に位置決めするク
リックストップ機構(図示略)が設けられており、この
クリックストップ機構により、絞り設定環3を開放絞り
位置(図3参照)と中間絞り位置(図4参照)と最小絞
り位置(図5参照)の3カ所に位置決めすることができ
る。
【0021】レンズ鏡筒1には、レンズ鏡筒1を径方向
に貫通するとともに、後述する係合片5aよりも周方向
の幅が広い貫通孔1cが設けられており、絞り設定環3
の内周面には凹部3aが形成されている。
【0022】レンズ鏡筒1の内部には、中心部に円形孔
が穿設された正面視環状のマニュアルカム板(カム部
材)5が光軸O回りに回転自在として嵌合されており、
マニュアルカム板5の外周部に突設された係合片5a
が、貫通孔1cを通って絞り設定環3の凹部3aに嵌合
している。
【0023】マニュアルカム板5には後述する調整カム
19のネジ部19aを螺合するためのネジ孔5bが穿設
されており、マニュアルカム板5の外周部には、後述す
る係合ピン15bが係合するカム面5cが形成されてい
る。
【0024】レンズ鏡筒1の内部には、環状の絞り開閉
カム板7(絞り開閉板)が光軸O回りに回転自在に嵌合
しており、後面には、後述する中間レバー15の係合溝
15aに係合する動力伝達ピン7aが突設されている。
【0025】絞り開閉カム板7には、光軸O方向後向き
の動力伝達片7bが突設されている。この動力伝達片7
bは、マニュアルカム板5の内周部に形成された、動力
伝達片7bより周方向の幅が広い案内溝5dに遊嵌し、
かつ、その後端部が、カメラボディ内に設けられた、シ
ャッターボタン(図示略)に連動して作動する絞り込み
部材(図示略)に連係されている。
【0026】絞り開閉カム板7には、9本のカム溝7c
が周方向に並べて穿設されており、各カム溝7cには、
9枚の絞り羽根9の後面にそれぞれ突設されたピン9a
が係合している。各絞り羽根9の前面に突設された支持
ピン9bは、レンズ鏡筒1の支持板取付面1dに固定さ
れた環状の支持板11の支持孔11aに回転自在に嵌合
している。
【0027】支持板11の中央部には、光軸Oを中心と
する円形の撮影開口11bが穿設されている。支持板1
1には3つの長孔11cが120°間隔で周方向に並べ
て穿設されており、各長孔11cに挿入した調整ネジ1
3を支持板取付面1dに穿設されたネジ孔1eに螺合す
ることにより、支持板11が支持板取付面1dに固定さ
れている。
【0028】支持板11と絞り開閉カム板7の間は、絞
り羽根9を収納するための収納空間Sとなっており、支
持板11と絞り開閉カム板7の間には、絞り開閉カム板
7を反時計方向に回転付勢する付勢バネ(図示略)が設
けられている。
【0029】レンズ鏡筒1の中間レバー取付面1fに
は、正面視略扇形をなす中間レバー15がピン17をも
って枢着されている。中間レバー15には、動力伝達ピ
ン7aと係合する係合溝15aが設けられており、後面
には、カム面5cと後述する調整カム19とに選択的に
接触する係合ピン15bが突設されている。
【0030】上述の絞り設定環3、マニュアルカム板
5、絞り開放カム板7、絞り羽根9、支持板11、中間
レバー15によりマニュアル絞り装置が構成されてい
る。
【0031】次に、上述の第1仕様の交換レンズAの作
用について説明する。
【0032】図3に示すように、シャッターボタンを押
さない状態で、絞り設定環3を開放絞り位置に移動させ
ると、付勢バネの付勢力により絞り開閉カム板7が、中
間レバー15の係合ピン15bをカム面5cに当接させ
るまで反時計方向に回動し、各絞り羽根9が撮影開口1
1bを全開にする。
【0033】この状態でシャッターボタンを押すと、カ
メラボディ内の絞り込み部材により動力伝達片7bと絞
り開閉カム板7が時計方向に回転させられ、各絞り羽根
9が撮影開口11bの内側に突出して撮影開口11bを
全閉する(図示略)。
【0034】図4に示すように、シャッターボタンを押
さない状態で、絞り設定環3を中間絞り位置に移動させ
ると、絞り径が図3に比べて小さくなり、図5に示すよ
うに絞り設定環3を最小絞り位置に移動させると、絞り
径は最小となる。図4及び図5の状態でシャッターボタ
ンを押せば、各絞り羽根9が撮影開口11bの内側に突
出して撮影開口11bを全閉する(図示略)。
【0035】次に、第2仕様の交換レンズBにマニュア
ル絞り装置を装着した例を、図6乃至図10を参照しな
がら説明する。なお、第1仕様の交換レンズAの構成部
材と機能は同じであるが仕様が異なる構成部材には、第
1仕様の構成部材の符号に「’」を付けた符号を付すに
止めて、その詳細な説明は省略する。
【0036】レンズ鏡筒1’にはレンズ群L’とマニュ
アル絞り装置が取り付けられており、交換レンズAと同
様に、絞り設定環3を回転操作することによりシャッタ
ーボタン非作動時の絞り径を変化させることができる。
【0037】この交換レンズBでは、レンズ群L’の焦
点距離がレンズ群Lと違うこと等に起因して、絞り設定
環3が中間絞り位置(図8の状態)と最小絞り位置(図
9の状態)にあるときの、シャッターボタン非作動時に
おける絞り径の大きさが、第1仕様の交換レンズAのそ
れに比べて小さく設定されている。この絞り径の設定
は、調整ネジ13と長孔11cの位置関係を調整するこ
とにより行われる。
【0038】このように絞り設定環3が中間絞り位置と
最小絞り位置にあるときの絞り径を第1仕様の交換レン
ズAに比べて小さくすると、図10に示すように、その
ままでは開放絞り時の絞り径が撮影開口11bの径より
小さくなり、絞り羽根9の一部が撮影開口11bの内側
に位置して、撮影開口11bを完全に開放できない。そ
のため、マニュアルカム板5のネジ孔5bに調整カム
(開放F値設定部材)19のネジ部19aを螺合して、
マニュアルカム板5に調整カム19を取り付けている。
この調整カム19は円柱状の部材であり、図7乃至図9
に示すように、その外周面の一部が光軸Oから見てカム
面5cの外側に位置している。
【0039】このような調整カム19をマニュアルカム
板5に取り付けることにより、図7に示すように、開放
絞り時に、付勢バネの付勢力により時計方向に回転させ
られた絞り開閉カム板7に連動して、中間レバー15
が、係合ピン15bが調整カム19に当接するまで回動
するので、絞り開閉カム板7の時計方向の回動範囲が図
10の状態に比べて大きくなる。この結果、各絞り羽根
9は収納空間S内に引き上げられ、撮影開口11bが完
全に開放される。
【0040】このような本実施形態によれば、調整カム
19をマニュアルカム板5のネジ孔5bに着脱するだけ
で、仕様の異なる複数の交換レンズA、Bに、同じマニ
ュアル絞り装置を共通して装着することができ、いずれ
の交換レンズA、Bでも、開放絞り時に撮影開口11b
を完全に開放することができる。
【0041】この際、従来のようにマニュアルカム板5
を別個のマニュアルカム板に交換する必要がなく、単に
調整カム19を着脱するだけでよいので、大がかりな部
品の交換作業を要せず、部品の交換コストを最小限に止
めることができる。
【0042】なお、上記の仕様とは異なる仕様の交換レ
ンズ(図示略)にマニュアル絞り装置を装着する場合に
は、上記の調整カム19とは径の異なる調整カム(図示
略)をネジ孔5bに螺合して、この調整カムにより開放
絞り時の絞り羽根9の引き上げ量を調整すればよい。ま
た、このように径の異なる調整カムを用いる代わりに、
ネジ部が偏芯している調整カム(図示略)を一つ用意す
れば、一つの調整カムにより、仕様の異なる複数の交換
レンズの開放絞り時の絞り羽根9の引き上げ量を調整す
ることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、仕様の異なる複数の交
換レンズにマニュアル絞り装置を共通して装着できると
ともに、いずれの交換レンズに装着しても、開放絞り時
に交換レンズの撮影開口を完全に開放でき、かつ、他の
交換レンズに装着する際に、大がかりな部品の交換作業
を要せず、部品の交換コストを最小限に止めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の交換レンズAの要部の側
方から見た模式図である。
【図2】同じく、交換レンズAの要部の分解斜視図であ
る。
【図3】同じく、交換レンズAの図1のIII-III線に沿
う開放絞り時の拡大縦断正面図である。
【図4】同じく、交換レンズAの中間絞り時の図3と同
様の拡大縦断正面図である。
【図5】同じく、交換レンズAの最小絞り時の図3と同
様の拡大縦断正面図である。
【図6】同じく、交換レンズBの要部の側方から見た模
式図である。
【図7】同じく、交換レンズBの図6のVII-VII線に沿
う開放絞り時の拡大縦断正面図である。
【図8】同じく、交換レンズBの中間絞り時の図7と同
様の拡大縦断正面図である。
【図9】同じく、交換レンズBの最小絞り時の図7と同
様の拡大縦断正面図である。
【図10】同じく、交換レンズBから調整カムを取り外
した場合の開放絞り時の図7と同様の拡大縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒 1’ レンズ鏡筒 1a 係合部 1a’ 係合部 1b 環状凹部 1b’ 環状凹部 1c 貫通孔 1c’ 貫通孔 1d 支持板取付面 1d’ 支持板取付面 1e ネジ孔 1e’ ネジ孔 1f 中間レバー取付面 1f’ 中間レバー取付面 3 絞り設定環 3a 凹部 5 マニュアルカム板(カム部材) 5a 係合片 5b ネジ孔 5c カム面 5d 案内溝 7 絞り開閉カム板(絞り開閉板) 7a 動力伝達ピン 7b 動力伝達片 7c カム溝 9 絞り羽根 9a ピン 9b 支持ピン 11 支持板 11a 支持孔 11b 撮影開口 11c 長孔 13 調整ネジ 15 中間レバー 15a 係合溝 15b 係合ピン 17 ピン 19 調整カム(開放F値設定部材) 19a ネジ部 A 交換レンズ B 交換レンズ L レンズ群 L’ レンズ群 O 光軸 S 収納空間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸回りに回転操作される絞り設定環
    と、 この絞り設定環と一体に回転するカム部材と、 カメラボディ側の絞り込み部材によって光軸回りに回転
    駆動され、複数の絞り羽根による絞り開口の大きさを開
    放状態から絞り込み方向に変化させる絞り開閉板と、 該絞り開閉板の回転に連動して回動する、光軸外に回転
    中心を有する中間レバーと、 この中間レバーの回動範囲を、上記絞り設定環で設定さ
    れた絞り値に応じて制限する上記カム部材に形成したカ
    ム面と、を備えた交換レンズ鏡筒において、 上記カム部材に、絞り設定環が開放F値にあるときの中
    間レバーの回動範囲を、カム部材のカム面による回動範
    囲より広げて絞り羽根による絞り開口を拡大する開放F
    値設定部材を設けたことを特徴とする交換レンズ鏡筒の
    マニュアル絞り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の交換レンズ鏡筒のマニュ
    アル絞り装置において、上記カム面に、上記中間レバー
    に突設した係合ピンを接触させて、上記中間レバーの回
    動範囲を制限するようにした交換レンズ鏡筒のマニュア
    ル絞り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の交換レンズ鏡筒のマニュ
    アル絞り装置において、上記開放F値設定部材が、上記
    係合ピンに当接して、上記係合ピンを上記カム面から離
    間させる調整カムである交換レンズ鏡筒のマニュアル絞
    り装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の交換レンズ鏡筒のマニュ
    アル絞り装置において、上記調整カムが、上記カム部材
    に選択的に取り付けられる、径の大きさが異なる複数の
    円柱状の軸部材である交換レンズ鏡筒のマニュアル絞り
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の交換レンズ鏡筒のマニュ
    アル絞り装置において、上記調整カムが、円柱状の軸部
    材と、該軸部材に突設された、上記カム部材に取り付け
    られる偏芯ピンとを備える交換レンズ鏡筒のマニュアル
    絞り装置。
  6. 【請求項6】 開放径が異なる複数の交換レンズ鏡筒に
    共通に用いられるマニュアル絞り装置であって、 光軸回りに回転操作される絞り設定環と、 この絞り設定環と一体に回転するカム部材と、 カメラボディ側の絞り込み部材によって光軸回りに回転
    駆動され、複数の絞り羽根による絞り開口の大きさを開
    放状態から絞り込み方向に変化させる絞り開閉板と、 該絞り開閉板の回転に連動して回動する、光軸外に回転
    中心を有する中間レバーと、 この中間レバーの回動範囲を、上記絞り設定環で設定さ
    れた絞り値に応じて制限する上記カム部材に形成したカ
    ム面と、 上記複数の交換レンズ鏡筒の開放径に応じ、上記カム部
    材に選択的に装着される、絞り設定環が開放F値にある
    ときの中間レバーの回動範囲を、カム部材のカム面によ
    る回動範囲より広げて絞り羽根による絞り開口を拡大す
    る開放F値設定部材と、を有することを特徴とする交換
    レンズ鏡筒の共用マニュアル絞り装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の交換レンズ鏡筒の共用マ
    ニュアル絞り装置において、上記カム面に、上記中間レ
    バーに突設した係合ピンを接触させて、上記中間レバー
    の回動範囲を制限するようにした交換レンズ鏡筒の共用
    マニュアル絞り装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の交換レンズ鏡筒の共用マ
    ニュアル絞り装置において、上記開放F値設定部材が、
    上記係合ピンに当接して、上記係合ピンを上記カム面か
    ら離間させる調整カムである交換レンズ鏡筒の共用マニ
    ュアル絞り装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の交換レンズ鏡筒の共用マ
    ニュアル絞り装置において、上記調整カムが、上記カム
    部材に選択的に取り付けられる、径の大きさが異なる複
    数の円柱状の軸部材である交換レンズ鏡筒の共用マニュ
    アル絞り装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の交換レンズ鏡筒の共用
    マニュアル絞り装置において、上記調整カムが、円柱状
    の軸部材と、該軸部材に突設された、上記カム部材に取
    り付けられる偏芯ピンとを備える交換レンズ鏡筒の共用
    マニュアル絞り装置。
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JP2007047284A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Canon Inc 鏡筒組立て構造体
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KR101482016B1 (ko) * 2013-07-25 2015-01-21 한국원자력연구원 방사선 검출기용 콜리메이터
CN107422446A (zh) * 2017-09-18 2017-12-01 厦门力鼎光电技术有限公司 机器视觉镜头

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