JP2003090803A - 被処理基板欠陥検査装置、これを用いた半導体製造装置、及び被処理基板欠陥検査方法 - Google Patents

被処理基板欠陥検査装置、これを用いた半導体製造装置、及び被処理基板欠陥検査方法

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JP2003090803A
JP2003090803A JP2001285527A JP2001285527A JP2003090803A JP 2003090803 A JP2003090803 A JP 2003090803A JP 2001285527 A JP2001285527 A JP 2001285527A JP 2001285527 A JP2001285527 A JP 2001285527A JP 2003090803 A JP2003090803 A JP 2003090803A
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Hirotoshi Ise
博利 伊勢
Toshiki Ono
俊樹 大野
Yasuhiro Kimura
泰広 木村
Toshio Yonemura
俊雄 米村
Masato Toyoda
正人 豊田
Toshihiko Noguchi
利彦 野口
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハ上の異物又は欠け等の欠陥がどのよう
な形状でウェハのいずれの位置にあるかについては、検
査を行うことができないという課題があった。 【解決手段】 ウェハ欠陥検査装置は、半導体製造プロ
セスにおいて、被処理基板であるウェハ1の位置決めを
行う位置決め装置に組み込まれる。真空保持台2に保持
されたウェハを、位置決めした位置から少なくとも一回
転させつつ光を照射して、その散乱光を受光する。演算
部14及び制御部15では散乱光の強度が予め規定され
た閾値以上であるとウェハに欠陥があると判定する。さ
らに、演算部及び制御部は欠陥の位置をウェハの回転角
度を示す角度情報として求める。この際、モニタ16上
に回転角度及び散乱光強度で規定される座標系(横軸を
回転角度、縦軸を散乱光強度とする座標)を表示して、
座標系に被処理基板の回転角度に応じて散乱光強度を表
示するとともに閾値を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体製造プロセ
スにおいて被処理基板の欠陥を検査するための欠陥検査
装置に係り、特に被処理基板の位置決め装置において用
いられる被処理基板欠陥検査装置、これを用いた半導体
製造装置及び被処理基板欠陥検査方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造プロセスは複数の工
程を有しており、半導体製造プロセスにおいて、被処理
基板である円形ウェハを複数の工程で処理して、半導体
装置(H半導体チップ)を製造している。半導体製造プ
ロセスにおいて、処理及び搬送過程で生じる欠陥を防止
・抑制する関係上、ウェハの位置ずれを防止する必要が
ある。このため、ウェハを高精度に位置決めする位置決
め装置が用いられている。
【0003】図8は従来の位置決め装置を示す図であ
る。図において、1は被処理基板であるウェハ、2は真
空保持台、3はシリンダ部、4はアクチュエータ、5は
位置合わせ部材、6は透過型センサ、7は制御部であ
り、位置合わせ部材5は第1の半径を有する第1の平坦
面5aと、第1の平坦面5aの周縁から予め定められた
角度で上昇するスロープ部5bと、スロープ部5bの上
端から径方向外側に延びる第2の半径を有する第2の平
坦面5cとを備えており、前述の第1の半径はウェハ1
の半径に等しい。制御部7は、半導体製造装置の制御部
(以下、本体制御部(図示せず)という)から与えられ
る制御信号に応じてアクチュエータ4及び透過型センサ
6を駆動・制御する。そして、シリンダ部3はアクチュ
エータ4によって予め規定された範囲(移動範囲)で上
下方向に駆動され、さらに、シリンダ部3はアクチュエ
ータ4によって回転駆動される。これによって、真空保
持台2は、前述の第1及び第2の平坦面5a及び5cで
規定される範囲で上下方向に移動するとともに、シリン
ダ部3を回転軸として回転することになる。ウェハ1
は、例えば円形であり、予めその周縁部に切り欠き部1
11が形成されている。この切り欠き部111は、位置
決め検出のために用いられる。
【0004】次に動作について説明する。半導体製造装
置(図示せず)には搬送用ロボット(図示せず)が付属
しており、搬送用ロボットによってウェハ1は真空保持
台2に搬送され、その主面(表面)が真空保持台2に当
接する状態で真空保持台2上に載置される。ウェハ1を
真空保持台2に載置するに当たっては、シリンダ部3
が、前述の移動範囲において最も上側の位置に駆動され
たとき、つまり、真空保持台2が最も上側の位置に位置
づけられたとき、ウェハ1は搬送用ロボットによって、
真空保持台2上に載置される。この際、ウェハ1の表面
は第2の平坦面5cよりも僅かに下側に位置する。
【0005】上述のようにして、ウェハ1を真空保持台
2に載置した後、アクチュエータ4によってシリンダ部
3が図中下方向に駆動されて、真空保持台2、つまり、
ウェハ1を降下させる。真空保持台2を降下させると、
ウェハ1の周縁はスロープ部5bに沿って降下すること
となり、真空保持台2の表面が第1の平坦面5aの位置
に達すると、ウェハ1の周縁は第1の平坦面5aの周縁
に位置づけられることになる。つまり、ウェハ1がセン
タリングされることになる。
【0006】その後、真空保持台2によってウェハ1を
真空吸着した後、アクチュエータ4によってシリンダ部
3を上方に移動させて、真空保持台2、つまり、ウェハ
1を上昇させる。その後、アクチュエータ4によってシ
リンダ部3を回転駆動して、真空保持台2、つまり、ウ
ェハ1を、シリンダ部3を回転軸として、図中、実線矢
印で示す方向に回転させる。
【0007】透過型センサ6は、投光部6a及び受光部
6bを有しており、図示のように、投光部6a及び受光
部6bはウェハ1の周辺部を挟んで互いに対向する位置
に配置されている。制御部7では、投光部6aを駆動し
て、光を照射する。前述のように、ウェハ1には切り欠
き部111が形成されているから、切り欠き部111が
透過型センサ6が配置された位置に達すると、投光部6
aからの光は、切り欠き部111を通過して受光部6b
で受光されることになる。つまり、受光部6bで投光部
6aからの光が受光されるまで、ウェハ1が回転されて
角度調整が行われることになる。言い換えると、透過型
センサ6によって切り欠き部111が検出されるまで、
制御部7はウェハ1を回転させてその角度(ウェハ1の
位置)を調整することになる。
【0008】上述のようにして、ウェハ1の角度(位
置)調整した後、搬送用ロボットでウェハ1を受け取っ
て、半導体製造装置に付属する処理部(処理室)にウェ
ハ1を搬送する。
【0009】ところで、ウェハの処理過程及び搬送過程
においては、前述のように、ウェハの位置決めを行うと
ともに、異物付着及びウェハの割れ(ウェハ端面の欠
け)等の欠陥を検査する必要がある。ウェハの欠陥を検
査するための装置(検査装置)として、例えば特開平9
−186209号公報に記載されたものが知られている
(以下、従来例1と呼ぶ)。従来例1では、ウェハ位置
決め部にマクロ検査機能を付加して、ウェハの周縁に形
成された位置決め用切欠部を検出してウェハの位置決め
を行う際、ウェハを傾斜揺動させてマクロ観察を行うよ
うにしている。さらに、特開平11−326229号公
報には、検査ステージにおいて、直接高精度位置決めを
行う際に欠陥検査を行う装置が記載されている(以下、
従来例2と呼ぶ)。つまり、従来例2では、ウェハ上の
検査領域(異物検出領域)にレーザビームを照射して、
その上方散乱光を検査テーブルの鉛直方向上部に設けら
れた検出光学系で受光して異物検出を行っている。この
際に、ウェハの中心座標を算出して、この算出中心座標
を異物検出におけるウェハ中心としている。
【0010】また、ウェハの位置決めとウェハ周縁部の
欠陥を検出するための装置として、例えば特開平5−1
60245号公報がある(以下、従来例3と呼ぶ)。こ
の従来例3には、直交座標系の座標原点をほぼ中心とし
て微小回転可能な第1回転ステージと、第1回転ステー
ジ上に設けられて直交座標系内で2次元移動可能な直動
ステージと、直動ステージ上に設けられてウェハを保持
して1回転以上回転可能な第2回転ステージとが備えら
れている。この第2回転ステージの回転中に、ウェハの
周縁部分の回転中心からの変位量の変化を表す情報を非
接触で検出する第1の検出器からの出力情報を用いて、
ウェハの周縁部分の欠陥(欠け等)を検出している。
【0011】加えて、特開平8−2264606号公報
には、ウェハの異物検査を行う際、XYステージ上のウ
ェハを位置決めする装置が記載されている(以下、従来
例4と呼ぶ)。従来例4では、位置合わせの確認を、観
察−アライメント光学系を用いて行う。さらに、この観
察−アライメント光学系を用いて、検出した異物の目視
観察を行い、形状の観察の可否決定を行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の被処理基板欠陥
検査装置は以上のように構成されているので、従来例1
〜4のいずれにおいても、ウェハの位置決めの際に、ウ
ェハの検査を行うように構成されているものの、単に、
異物の存在等を目視又は検出光学系で検出しているにす
ぎず、ウェハ上の異物又は欠け等の欠陥がどのような形
状でウェハのいずれの位置にあるかについては、検査を
行うことができない。このような検査を行うためには、
例えば欠陥の存在が確認されたウェハ毎に顕微鏡などを
用いて詳しく検査しなければならないという課題があっ
た。
【0013】このように、従来の被処理基板欠陥検査装
置では、ウェハ位置決めの際にその欠陥も精度よく検出
することが難しいという課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、被処理基板であるウェハの位置決
めの際に、ウェハの欠陥を精度よく検出することのでき
る被処理基板欠陥検査装置及び被処理基板欠陥検査方法
を得ることを目的とする。
【0015】また、この発明は、目視又は顕微鏡等によ
る検査を不要として、ウェハの異常を容易に検出するこ
とのできる被処理基板欠陥検査装置及び被処理基板欠陥
検査方法を得ることを目的とする。
【0016】さらに、この発明は、上述の被処理基板欠
陥検査装置を用いて半導体製造の生産性を向上すること
のできる半導体製造装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る被処理基
板欠陥検査装置は、半導体製造プロセスにおいて被処理
基板の位置決めを行う位置決め装置に組み込まれ、被処
理基板が位置決めされた後、該位置決めした位置から被
処理基板を少なくとも一回転させつつ被処理基板を検査
する検査手段と、被処理基板に欠陥があると欠陥の位置
を被処理基板の回転角度を示す角度情報として求める角
度情報算出手段とを有するものである。
【0018】この発明に係る被処理基板欠陥検査装置
は、検査手段が被処理基板に光を照射する照射手段と、
被処理基板で回析散乱した光を散乱光として受ける受光
手段と、散乱光の強度が予め規定された閾値以上である
と被処理基板に欠陥があると判定する判定手段とを有す
るものである。
【0019】この発明に係る被処理基板欠陥検査装置
は、検査手段がモニタ上に回転角度及び散乱光強度で規
定される座標系を表示して、該座標系に被処理基板の回
転角度に応じて散乱光強度を表示するとともに閾値を表
示するものである。
【0020】この発明に係る被処理基板欠陥検査装置
は、判定手段が、被処理基板に欠陥があるとアラーム信
号を送出するものである。
【0021】この発明に係る被処理基板欠陥検査装置
は、角度情報算出手段が被処理基板に対応付けて角度情
報を異常検出角度情報として保管する記憶装置を備える
ものである。
【0022】この発明に係る被処理基板欠陥検査装置
は、角度情報算出手段が被処理基板の外形寸法を示す基
板情報を与えられると、該基板情報に基づいて被処理基
板を示す基板図形を表示するとともに該基板図形上に角
度情報に応じて欠陥位置を表示するものである。
【0023】この発明に係る被処理基板欠陥検査装置
は、被処理基板の欠陥を撮影して異常画像を得る撮像手
段を有しており、角度情報算出手段が角度情報に対応づ
けて異常画像をモニタ上に表示するものである。
【0024】この発明に係る被処理基板欠陥検査装置
は、角度情報算出手段が被処理基板に対応付けて角度情
報及び異常画像を保管する記憶装置を備えるものであ
る。
【0025】この発明に係る半導体製造装置は、上述の
被処理基板欠陥検査装置とともに用いられ、アラーム信
号を受けるとアラームを発して半導体製造プロセスを一
旦停止する手段を有するものである。
【0026】この発明に係る半導体製造装置は、上述の
被処理基板欠陥検査装置とともに用いられ、検査手段で
被処理基板に欠陥があると判定されると、当該被処理基
板を半導体製造プロセスから外す手段を有するものであ
る。
【0027】この発明に係る被処理基板欠陥検査方法
は、半導体製造プロセスにおいて被処理基板の位置決め
を行う際、該被処理基板の欠陥を検査する被処理基板欠
陥検査方法において、被処理基板が位置決めされた後、
該位置決めした位置から被処理基板を少なくとも一回転
させつつ被処理基板を検査する検査ステップと、被処理
基板に欠陥があると、欠陥の位置を被処理基板の回転角
度を示す角度情報として求める角度情報算出ステップと
を有するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1において、図8に示す例と同一の構
成要素については、同一符号を付している。図1に示す
例では、位置合わせ部材5の外周部において、その一部
分に欠陥検査ブロック体11が位置合わせ部材5と一体
に形成されている。この欠陥検査ブロック体11には、
ウェハ1の外縁部が挿入される空洞部11aが形成され
ている。この空洞部11aにおいて、ウェハ1が挿入さ
れる開口端11bは前述した第1及び第2の平坦面5a
及び5c間の距離と同一の幅を有している。つまり、開
口端11bを規定する下壁(下端)は第1の平坦面5a
と同一の位置にあり、開口端を規定する上壁(上端)は
第2の平坦面5cと同一の位置にある。この結果、搬送
用ロボットによって真空保持台2にウェハ1を載置する
際には、図1の紙面の裏側又は表側から、空洞部11a
にウェハ1の外縁部が挿入されるようにして、ウェハ1
を真空保持台2に載置することになる。
【0029】図1において、12は光源、13は散乱光
受光部、14は演算部、15は制御部、及び16はモニ
タである。演算部14は透過型センサ6(投光部6a及
び受光部6b)、アクチュエータ4、光源12、散乱光
受光部13、制御部15、モニタ16に接続されるとと
もに、半導体製造装置の制御部(以下、本体制御部と呼
ぶ)に接続されている。演算部14は制御部15ととも
に、ウェハ1の位置決めを行うとともに、後述するよう
にして、欠陥の検査を行う。光源12は欠陥検査ブロッ
ク体11に取り付けられて空洞部11a内に臨んでい
る。ウェハ1が真空保持台2に真空保持されると、光源
12から出射された光は、ウェハ1の外周部に照射され
る。一方、図示のように、散乱光受光部13は、ウェハ
1が位置決めされた後の状態でウェハ1の外周面と対向
する位置において欠陥検査ブロック体11に取り付けら
れる。
【0030】次に動作について説明する。図8で説明し
たようにして、切り欠き部111が形成されたウェハ1
のセンタリングを行った後、切り欠き部111を検出し
て、ウェハ1の角度(位置)が調整される。この際、演
算部14は本体制御部から与えられる制御信号に応じて
アクチュエータ4及び透過型センサ6を制御することに
なる。
【0031】上述のようにして、ウェハ1の位置決めが
完了した後、つまり、ウェハ1の角度調整を行った後、
演算部14では光源12を駆動して、例えばレーザ光を
ウェハ1の外周部に照射する。このレーザ光は、ウェハ
1の外周部に照射されると、回析散乱する。この回析散
乱光は、散乱光受光部13で受光されて、演算部14に
検出信号として与えられることになる。そして、演算部
14では、検出信号(つまり、回析散乱光)に応じてウ
ェハ1の欠陥を検査することになる。
【0032】ウェハ1の欠陥を検査する際には、前述の
ようにして、ウェハ1を位置決めした後、ウェハ1を、
シリンダ部3を回転軸として少なくとも一回転させる
(前述のようにして、位置決めされたウェハの位置(位
置決め位置)は演算部14で保持されているから、演算
部14は位置決め位置に基づいてウェハ1を一回転させ
ることになる)。例えば、演算部14は、制御部15で
設定されるサンプリング単位毎でウェハ1を一回転させ
る。このサンプリング単位は、例えば、0.1度であ
り、演算部14は、ウェハ1を0.1度回転させるごと
に、前述のようにして、回析散乱光を得ることになる。
制御部15から演算部14には、予め設定された異常検
出散乱光強度が閾値として設定されている。演算部14
は、図2に示すように、この閾値と検出信号の強度(検
出散乱光の強度)とをサンプリング単位(回転角度)に
応じてモニタ16に表示する。図2に示す例では、閾値
レベルが3000であり、ウェハ1の回転角度に応じて
検出散乱光が表示される。つまり、縦軸を散乱光強度、
横軸を角度(回転角度)として検出散乱光強度が連続的
にモニタ16に閾値とともに表示される。これによっ
て、閾値以上の検出散乱光強度が一目で分かる。そし
て、閾値以上の検出散乱光強度が異常検出を示し、この
異常検出箇所に対応する横軸がウェハ1の角度情報を表
すことになる(図示の例では、異常検出箇所が3箇所あ
り、その角度情報はA、B、及びCであることが分か
る。これら異常検出箇所に対応するウェハ角度をウェハ
異常検出角度とする)。
【0033】さらに、演算部14では、サンプリング単
位毎に検出散乱光と閾値とを比較して、ウェハ1の欠陥
の有無を検査する。光源12から出射されたレーザ光が
ウェハ1で回析散乱される割合は、ウェハ1上のきず等
の欠陥に左右される。つまり、ウェハ1上の欠陥が大き
い程、散乱される割合は大きくなる。従って、ウェハ1
上の欠陥が製品として無視できる上限の散乱光強度を測
定しておく。この散乱光強度を閾値とすれば、演算部1
4では前述のようにして、0.1度毎に得られる検出散
乱光の強度と閾値とを比較する。この検出散乱光強度が
閾値以上であると、その回転角度の位置においてウェハ
1には欠陥があると認定する。そして、演算部14では
欠陥があると認定すると、異常検出信号を制御部15に
送る。これによって、制御部15では、当該ウェハ1に
欠陥があることを知り、当該ウェハ1についての処理を
中断するとともにオペレータに警報を発生する。なお、
前述の異常検出信号を本体制御部に与えて、当該ウェハ
1についての処理を中断するようにしてもよい。
【0034】上述の説明から容易に理解できるように、
演算部14、制御部15、光源12、散乱光受光部1
3、アクチュエータ4、シリンダ部3、及び真空保持台
2は、検査手段として機能し、演算部14及び制御部1
5は角度情報算出手段として機能する。
【0035】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、モニタ16に閾値を表示するとともに、ウェハ1の
角度情報に応じて検出散乱光強度を表示するようにした
から、閾値以上の検出散乱光強度が一目で分かり、さら
に、閾値以上の検出散乱光強度に対応するウェハ1の角
度情報も知ることができるという効果がある。つまり、
きず等の欠陥がウェハ1のいずれの角度位置にあるかが
一目で分かるという効果があり、この結果、オペレータ
は容易にウェハの異常判定を行うことができる。
【0036】さらに、ウェハ1にきず等の欠陥がある
と、処理を中断するとともに、オペレータに警報を発す
るようにすれば、半導体装置の製造の際、欠陥に対して
迅速な対応を行うことができ、未然に半導体製造装置の
トラブルを回避できる。その結果、半導体装置の生産性
を向上できるという効果がある。
【0037】実施の形態2.この実施の形態2による欠
陥検査装置では、図1において、制御部15に接続され
た入力装置(図示せず)からウェハ表面欠陥表示指令
(ウェハマップ表示指令)が与えられると、制御部15
が演算部14にウェハマップ表示演算を行わせる。この
際、制御部15から演算部14にウェハ1の中心点と半
径とを示すウェハ外周情報が与えられる。前述のよう
に、演算部14では、ウェハの角度情報に対応してウェ
ハ異常検出を行っており、異常が検出されたウェハ角度
情報をウェハ異常検出角度情報とする。
【0038】図3を参照して、演算部14では、ウェハ
外周情報に基づいてウェハの外形をウェハ図形21とし
てモニタ16上に表示するとともに、ウェハ異常角度情
報に応じて欠陥箇所(異常検出箇所)をウェハ図形21
の外周上にプロットする。図2に示す例では、ウェハ異
常角度情報はA、B、及びCであるから、演算部14
は、ウェハ図形21の外周上にウェハ異常角度はA、
B、及びCに応じて欠陥箇所をプロットすることにな
る。
【0039】演算部14では、これら欠陥箇所を始点と
し、ウェハ1の中心を終点とするようにして、直線成分
を描画する。この際、各直線成分の長さは、検出散乱光
強度を表すようにする。つまり、検出散乱光強度が弱い
と直線成分は短くなり、検出散乱光強度が強いと直線成
分は長くなり、欠陥の程度に応じて直線成分の長さが変
化することになる。さらに、直線成分の幅は当該欠陥に
ついて閾値以上となった角度範囲を示すことになり、欠
陥箇所がどの程度の角度範囲にわたっているかが直線成
分の幅によって表されることになる。
【0040】このようにして、演算部14では、ウェハ
図形21上に欠陥箇所を直線成分で表すウェハマップ表
示を行う。この際、欠陥の程度が直線成分の長さで表さ
れ、欠陥の範囲が直線成分の幅で表されることになる。
【0041】以上のように、実施の形態2では、モニタ
16上にウェハマップ表示を行って、ウェハ図形21上
にきず等の欠陥箇所を直線成分で表示して、直線成分の
長さで欠陥の程度を示すとともに、直線成分の幅で欠陥
の範囲を示すようにしたので、ウェハ1上の欠陥箇所を
正確に把握できるばかりでなく、欠陥の程度及び範囲を
知ることができるという効果がある。この結果、ウェハ
1の欠陥箇所(異常箇所)を正確にしかも迅速に把握で
きることになる。
【0042】実施の形態3.この実施の形態3による欠
陥検査装置では、図1において、ウェハの欠陥を検査す
る都度、例えば演算部14には、本体制御部から、当該
ウェハに関するナンバー(「ID」及び「Key N
o.」)、製造会社(Vend)、製造ライン(Lin
e)、及び処理時間(TIME)がウェハ処理情報とし
て与えられる。また、演算部14では、異常検出角度情
報(Angle)及びその際の検出散乱光強度(Lev
el)を、ウェハ処理情報と対応付けてウェハ欠陥情報
を生成する。そして、ウェハ欠陥情報を制御部15に渡
す。制御部15は、このウェハ欠陥情報をウェハ欠陥情
報ファイルとして記憶装置(図示せず)に出力して保管
する。
【0043】図4は記憶装置に保管されたウェハ欠陥情
報ファイルの一例を示す図である。このウェハ欠陥情報
ファイルでは、「ID」、「Key No.」、「Ve
nd」、及び「Line」に対応して、異常検出角度情
報(Angle)及び検出散乱光強度(Level)が
記録されており、さらに、処理時間(TIME)が付加
されている。
【0044】ところで、上述のウェハ欠陥情報ファイル
には、図4に示すように、写真名(Photo Nam
e)欄を設けるようにしてもよい。この写真名欄は、き
ず等の欠陥を撮影した欠陥画像とリンクしており、写真
名欄を指定することによって、該当する欠陥画像が記憶
装置から呼び出されて、例えば、モニタ16に表示され
る。
【0045】きず等の欠陥を撮影するには、例えば図5
に示す欠陥検査装置が用いられる。図5において、図1
に示す例と同一の構成要素については同一符号を付し、
説明を省略する。図5に示すように、散乱光受光部13
に対向する位置に、光交換素子(例えば、CCDカメ
ラ:撮像手段)31が配置される。つまり、図示の例で
は、光交換素子31が散乱光受光部13から180度の
角度離れた位置に配置されている(図5では、光交換素
子31を散乱光受光部13から180度の角度離れた位
置に配置しているが、光交換素子31の位置は散乱光受
光部13から180度離れた位置に配置する必要はな
く、光交換素子31と散乱光受光部13との位置関係が
わかっていればよい)。
【0046】いま、サンプリング単位を、0.1度とし
て、ウェハ1の欠陥検査を行うと、演算部14は、ウェ
ハ1を0.1度回転させる都度、検出散乱光を得ること
になる。そして、演算部14では、検出散乱光強度と閾
値とを比較して、検出散乱光強度≧閾値であると、当該
検出散乱光強度に対応する角度を異常検出角度情報とす
ることになる。演算部14には制御部15から、散乱光
受光部13と光交換素子31との位置関係(図示の例で
は、180度)が与えられており、当該異常検出角度情
報から、散乱光受光部13と光交換素子31との位置関
係で示される角度だけウェハ1が回転した際、光交換素
子31から与えられる画像を当該異常検出角度情報に対
応するウェハ欠陥画像とする(図6参照)。演算部14
では、異常検出角度情報とウェハ欠陥画像とのペアを制
御部15に与える。
【0047】制御部15では、ウェハ欠陥画像に写真名
を付加して、この写真名を、「ID」、「Key N
o.」、「Vend」、「Line」、及び異常検出角
度情報(Angle)に対応付けて、「Photo N
ame」欄に記録するとともに、ウェハ欠陥画像(写真
名付き)を画像ファイルとして記憶装置に記録する。こ
のようにして、ウェハ欠陥画像を記録するようにすれ
ば、写真名(PhotoName)を指定するだけで、
「ID」、「Key No.」、「Vend」、「Li
ne」、及び異常検出角度情報(Angle)に対応す
るウェハ欠陥画像を閲覧することができることになる。
【0048】なお、演算部14は、ウェハ欠陥画像をモ
ニタ16に表示するようにしてもよい。つまり、演算部
14では、異常検出角度情報を求めると、当該異常検出
角度情報から、散乱光受光部13と光交換素子31との
位置関係で示される角度だけウェハ1が回転した際、光
交換素子31から与えられる画像を当該異常検出角度情
報に対応するウェハ欠陥画像として、図6に示すよう
に、モニタ16に表示する(図6において、32はウェ
ハ端面を示し、33はウェハ欠陥(欠け)を示す)。こ
のようにすれば、オペレータはウェハの欠陥を直ちに画
像で認識することができることになる。
【0049】さらに、図4に示す例において、ID6で
示すように、オリエンテーションフラット(OF)欄に
チェックを入れるようにしてもよい。つまり、きず等の
欠陥でない場合であっても、光交換素子31から得られ
る画像にオリエンテーションフラットがあると、例え
ば、マニュアルで当該ウェハ(図示の例では、ID6の
ウェハ)にオリエンテーションフラットがある旨記入し
(チェックし)その長さ(図示の例では2mm)を記入
するようにしてもよい。
【0050】以上のように、実施の形態3によれば、ウ
ェハ処理情報とともにウェハ異常検出角度情報及びその
際の検出散乱光強度を保存しているから、後日ウェハの
欠陥を詳細に検討できるという効果がある。
【0051】さらに、ウェハ異常検出角度情報に対応さ
せてウェハの欠陥を画像(ウェハ欠陥画像)で得るよう
にしたから、オペレータ等が欠陥の状態を正確に把握で
きるという効果がある。
【0052】また、ウェハ欠陥情報ファイルを参照すれ
ば、製造会社及び製造ライン毎に異常ウェハの履歴を調
べることができるという効果もある。
【0053】実施の形態4.図7において、41は図1
又は図5で説明した欠陥検査装置であり、この欠陥検査
装置41は、半導体製造装置42に備えられている。半
導体製造装置42には、ウェハ投入カセット43及び異
常(欠陥)ウェハ保管カセット44が備えられており、
ウェハ投入カセット43に多数のウェハが蓄えられてい
る。さらに、半導体製造装置42には、搬送用ロボット
45及び処理部(処理室)46が備えられており、後述
するようにして、搬送用ロボット45によってウェハ投
入カセット43から欠陥検査装置41にウェハ1が投入
される。そして、前述したようにして、位置決め・欠陥
検査が行われた後、正常であると、当該ウェハ1は、搬
送用ロボット45によって処理室46に搬送される。な
お、搬送用ロボット45は本体制御部(図示せず)によ
って制御される。
【0054】次に動作について説明する。本体制御部の
制御下で、搬送用ロボット45はウェハ投入カセット4
3からウェハ1を欠陥検査装置41に搬送する。欠陥検
査装置41では、図1又は図6で説明したようにして、
ウェハ1の位置決め及び欠陥検査(異常検出)を行う。
そして、欠陥検査装置41は当該ウェハ1に異常がある
か否かを示す検査信号を本体制御部に送る。本体制御部
では検査信号が異常なしを示していると、搬送用ロボッ
ト45によってウェハ1を欠陥検査装置41から処理室
46に搬送する。そして、処理室46でウェハ1に対し
て所定の処理が行われて、処理済ウェハとされる。処理
が終了すると、本体制御部では搬送用ロボット45を制
御して、搬送用ロボット45によって処理済ウェハを処
理室46からウェハ投入カセット43に搬送し、処理済
ウェハをウェハ投入カセット43に再投入する。
【0055】一方、検査信号が異常ありを示している
と、本体制御部では、搬送用ロボット45によってウェ
ハ1を欠陥検査装置41から異常ウェハ保管カセット4
4に搬送して、保管する。この際、前述のようにして、
ウェハ欠陥情報ファイルが生成されることになる。
【0056】以上のように、実施の形態4によれば、欠
陥検査装置で異常ありと判定されたウェハは自動的に異
常ウェハ保管カセットに保管され、この際、ウェハ欠陥
情報ファイルを生成するようにしたので、異常ウェハが
処理室に送られることがなく、未然にトラブルを防止す
ることができるという効果がある。さらに、後日、異常
ウェハ保管カセットに保管されたウェハとウェハ欠陥情
報ファイルとを対応づけて欠陥の調査を行うことができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被処
理基板(ウェハ)を位置決めした後、位置決めした位置
から被処理基板を少なくとも一回転させつつ、被処理基
板を検査して、被処理基板に欠陥があると、欠陥の位置
を被処理基板の回転角度を示す角度情報として求めるよ
うにしたから、被処理基板の欠陥位置が角度情報として
得られ、その結果、被処理基板位置決めの際にウェハの
欠陥位置を精度よくしかも容易に検出することができる
という効果がある。これによって、半導体装置の製造の
際、欠陥に対して迅速な対応を行うことができ、半導体
装置の生産性を向上できるという効果がある。
【0058】この発明によれば、モニタ上に被処理基板
の回転角度及び散乱光強度で規定される座標系を表示し
て、この座標系に被処理基板の回転角度に応じて散乱光
強度を表示するとともに閾値を表示するようにしたか
ら、閾値以上の散乱光強度が一目で分かり、しかも、欠
陥が被処理基板のいずれの位置にあるかが一目で分かる
という効果がある。
【0059】この発明によれば、被処理基板に欠陥があ
るとアラーム信号を送出するようにしたから、オペレー
タに対して注意を喚起できるという効果がある。
【0060】この発明によれば、被処理基板に対応付け
て角度情報を異常検出角度情報として記憶装置に保管す
るようにしたから、後日、被処理基板の異常を詳細に検
討できるという効果がある。
【0061】この発明によれば、被処理基板の外形寸法
を示す基板情報に基づいて被処理基板を示す基板図形を
表示するとともに、基板図形上に角度情報に応じて欠陥
位置を表示するようにしたから、被処理基板上の欠陥位
置を精度よく把握できるという効果がある。
【0062】この発明によれば、被処理基板の欠陥を撮
影して異常画像を得て、角度情報に対応づけて異常画像
をモニタ上に表示するようにしたから、異常画像によっ
て欠陥を詳細に観察できるという効果がある。この際、
被処理基板に対応付けて角度情報及び異常画像を記憶装
置に保管するようにすれば、後日、被処理基板の異常を
詳細しかも精度よく検討できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による被処理基板欠
陥検査装置を示す構成図である。
【図2】 図1に示すモニタ上に表示される異常検出結
果の一例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による被処理基板欠
陥検査装置によってモニタ上に表示されるウェハ欠陥位
置を示す図である。
【図4】 異常検出角度情報ファイルの一例を示す図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態3による被処理基板欠
陥検査装置を示す構成図である。
【図6】 図5に示す光変換素子で撮影された画像の一
例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による半導体製造装
置を示す構成図である。
【図8】 従来の被処理基板位置決め装置を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 ウェハ、2 真空保持台、3 シリンダ部、4 ア
クチュエータ、5 位置合わせ部材、5a,5c 平坦
面、5b スロープ部、6 透過型センサ、6a 投光
部、6b 受光部、7 制御部、11 欠陥検査ブロッ
ク体、11a空洞部、11b 開口端、12 光源、1
3 散乱光受光部、14 演算部、15 制御部、16
モニタ、21 ウェハ図形、31 光交換素子(CC
Dカメラ、撮像手段)、41 欠陥検査装置、42 半
導体製造装置、43 ウェハ投入カセット、44 異常
ウェハ保管カセット、45 搬送用ロボット、46 処
理部(処理室)、111 切り欠き部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 俊樹 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 木村 泰広 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 米村 俊雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 豊田 正人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 野口 利彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA39 AA49 BB03 CC19 FF01 FF41 FF48 GG04 HH12 JJ03 JJ15 JJ26 MM04 QQ24 2G051 AA51 AB02 BA10 CA03 CB05 DA03 DA08 DA13 EA14 EB01 FA02 FA10 4M106 AA01 BA05 CA38 DB04 DJ05 DJ06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造プロセスにおいて被処理基板
    の位置決めを行う位置決め装置に組み込まれ、該被処理
    基板の欠陥を検査する被処理基板欠陥検査装置におい
    て、 前記被処理基板が位置決めされた後、該位置決めした位
    置から前記被処理基板を少なくとも一回転させつつ前記
    被処理基板を検査する検査手段と、 前記被処理基板に欠陥があると、前記欠陥の位置を前記
    被処理基板の回転角度を示す角度情報として求める角度
    情報算出手段とを有することを特徴とする被処理基板欠
    陥検査装置。
  2. 【請求項2】 検査手段は、被処理基板に光を照射する
    照射手段と、前記被処理基板で回析散乱した光を散乱光
    として受ける受光手段と、前記散乱光の強度が予め規定
    された閾値以上であると、前記被処理基板に欠陥がある
    と判定する判定手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載の被処理基板欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】 検査手段は、モニタ上に回転角度及び散
    乱光強度で規定される座標系を表示し、該座標系に被処
    理基板の回転角度に応じて前記散乱光強度と閾値とを表
    示することを特徴とする請求項2記載の被処理基板欠陥
    検査装置。
  4. 【請求項4】 判定手段は、被処理基板に欠陥がある
    と、アラーム信号を送出することを特徴とする請求項2
    記載の被処理基板欠陥検査装置。
  5. 【請求項5】 角度情報算出手段が被処理基板に対応付
    けて角度情報を異常検出角度情報として保管する記憶装
    置を備えたことを特徴とする請求項1記載の被処理基板
    欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】 角度情報算出手段は、被処理基板の外形
    寸法を示す基板情報が与えられ、該基板情報に基づいて
    前記被処理基板を示す基板図形を表示すると共に、該基
    板図形上に角度情報に応じて欠陥位置を表示することを
    特徴とする請求項1記載の被処理基板欠陥検査装置。
  7. 【請求項7】 被処理基板の欠陥を撮影して異常画像を
    得る撮像手段を有し、角度情報算出手段は、角度情報に
    対応づけて前記異常画像をモニタ上に表示することを特
    徴とする請求項1記載の被処理基板欠陥検査装置。
  8. 【請求項8】 角度情報算出手段が被処理基板に対応付
    けて角度情報及び異常画像を保管する記憶装置を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の被処理基板欠陥検査装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の被処理基板欠陥検査装置
    と共に用いられ、アラーム信号を受けると、アラームを
    発して半導体製造プロセスを一旦停止する手段を備えた
    半導体製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の被処理基板欠陥検査装
    置と共に用いられ、検査手段で被処理基板に欠陥がある
    と判定されると、当該被処理基板を半導体製造プロセス
    から外す手段を備えた半導体製造装置。
  11. 【請求項11】 半導体製造プロセスにおいて被処理基
    板の位置決めを行う際に、該被処理基板の欠陥を検査す
    る被処理基板欠陥検査方法において、 前記被処理基板が位置決めされた後、該位置決めした位
    置から前記被処理基板を少なくとも一回転させつつ前記
    被処理基板を検査する検査ステップと、 前記被処理基板に欠陥があると、前記欠陥の位置を前記
    被処理基板の回転角度を示す角度情報として求める角度
    情報算出ステップとを有することを特徴とする被処理基
    板欠陥検査方法。
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