JP2003090664A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
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- F25D2317/068—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
- F25D2317/0683—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans the fans not of the axial type
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チルド室への冷気の流れを良くし、チルド室
の冷却向上を図る。 【解決手段】 冷蔵室６の下部にチルド室７を設け、冷
蔵室６への冷気は天井側の冷気通路19を介して供給し、
チルド室７への冷気は冷蔵室７背後の冷気戻し通路17を
介して供給するようにしてなる冷蔵庫において、冷蔵室
６側の冷気通路19と連通する送風口13ａを備えた仕切体
13の前方上部の連通部の横幅とチルド室７側の冷気通路
16の横幅の比を１対１にして送風口13ａから送出された
冷気を上下に等配分することによりチルド室７への冷気
の流れが良くなり、チルド室７の冷却向上を図ることが
できる。
の冷却向上を図る。 【解決手段】 冷蔵室６の下部にチルド室７を設け、冷
蔵室６への冷気は天井側の冷気通路19を介して供給し、
チルド室７への冷気は冷蔵室７背後の冷気戻し通路17を
介して供給するようにしてなる冷蔵庫において、冷蔵室
６側の冷気通路19と連通する送風口13ａを備えた仕切体
13の前方上部の連通部の横幅とチルド室７側の冷気通路
16の横幅の比を１対１にして送風口13ａから送出された
冷気を上下に等配分することによりチルド室７への冷気
の流れが良くなり、チルド室７の冷却向上を図ることが
できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷気強制循環方式の
冷蔵庫に係わり、詳しくは、チルド室への冷気の流れを
より良くするための構造に関するものである。
冷蔵庫に係わり、詳しくは、チルド室への冷気の流れを
より良くするための構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫には例えば図４に示すように外箱
２と内箱３間に断熱材４を充填してなる断熱箱体１の内
部に冷蔵室６を区画形成し、同冷蔵室６の下部に魚類等
鮮度保持を必要とする食品の保存に適したチルド室７を
設けたものがある。このチルド室７は、例えば、上面が
冷蔵室６の棚板としても利用できる合成樹脂製のチルド
カバー８と、同チルドカバー８の内側に、引き出し可能
に収容された合成樹脂製のチルドケース９と、前記チル
ドカバー８の前面開口部に開閉自在に設けられた蓋体10
とで構成されている。
２と内箱３間に断熱材４を充填してなる断熱箱体１の内
部に冷蔵室６を区画形成し、同冷蔵室６の下部に魚類等
鮮度保持を必要とする食品の保存に適したチルド室７を
設けたものがある。このチルド室７は、例えば、上面が
冷蔵室６の棚板としても利用できる合成樹脂製のチルド
カバー８と、同チルドカバー８の内側に、引き出し可能
に収容された合成樹脂製のチルドケース９と、前記チル
ドカバー８の前面開口部に開閉自在に設けられた蓋体10
とで構成されている。
【０００３】冷蔵室６の後方上部には同冷蔵室６および
チルド室７向けの冷気を生成する冷却器11があり、同冷
却器11の前方に上下を開口し正面に複数の冷気吸込口12
ａ、12ｂ、12ｃ、12ｄを有する前面カバー12を設けて冷
却器11を具えた冷気生成室13を形成するとともに冷蔵室
６およびチルド室７の冷気を冷気生成室13の下部（冷却
器11の下部）に戻す冷気戻し通路14を形成している。
チルド室７向けの冷気を生成する冷却器11があり、同冷
却器11の前方に上下を開口し正面に複数の冷気吸込口12
ａ、12ｂ、12ｃ、12ｄを有する前面カバー12を設けて冷
却器11を具えた冷気生成室13を形成するとともに冷蔵室
６およびチルド室７の冷気を冷気生成室13の下部（冷却
器11の下部）に戻す冷気戻し通路14を形成している。
【０００４】また、内箱３の天井には、少なくとも前方
左右方向に冷気吹出口15を有し前記天井との間に冷気生
成室13と連通する冷気通路16を形成するようにした天井
カバー17を被せるとともに、この天井カバー17の取付け
により形成される冷気通路16の入口側（冷却器11の上部
前方の左右方向）に冷気強制循環用のクロスフローファ
ン18を設けることにより、冷蔵室６に満遍なく冷気を供
給するようにしたものがある。
左右方向に冷気吹出口15を有し前記天井との間に冷気生
成室13と連通する冷気通路16を形成するようにした天井
カバー17を被せるとともに、この天井カバー17の取付け
により形成される冷気通路16の入口側（冷却器11の上部
前方の左右方向）に冷気強制循環用のクロスフローファ
ン18を設けることにより、冷蔵室６に満遍なく冷気を供
給するようにしたものがある。
【０００５】チルド室７の中心設定温度は冷蔵室６より
も数度低い−１℃に設定している関係上、図示されてな
い専用の温度制御ダンパを介して、図５に示すようなチ
ルド室７後方上部左右の冷気吹出口16ａ、16ｂからチル
ド室７に冷気が供給されるようになっており、前面カバ
ー12の背後には上部の冷気生成室13と前記冷気吹出口16
ａ、16ｂを結ぶ左右二つの冷気通路16ｃ、16ｄが形成さ
れている。
も数度低い−１℃に設定している関係上、図示されてな
い専用の温度制御ダンパを介して、図５に示すようなチ
ルド室７後方上部左右の冷気吹出口16ａ、16ｂからチル
ド室７に冷気が供給されるようになっており、前面カバ
ー12の背後には上部の冷気生成室13と前記冷気吹出口16
ａ、16ｂを結ぶ左右二つの冷気通路16ｃ、16ｄが形成さ
れている。
【０００６】チルド室７を冷却する冷気は同チルド室７
後方左右の冷気吹出口16ａ、16ｂから前方に流れ、チル
ドケース９とその前方の蓋体30との間を通り、戻りの冷
気は冷蔵室６下部前方の冷気も合流してチルドケース９
周辺（底面側も含む）の隙間を通り、チルド室７後方の
前面カバー12に形成された冷気吸込口12ｄに吸い込ま
れ、前面カバー12の背後に設けられた冷気戻し通路14を
介して冷却器11の下部に戻すようになっている。
後方左右の冷気吹出口16ａ、16ｂから前方に流れ、チル
ドケース９とその前方の蓋体30との間を通り、戻りの冷
気は冷蔵室６下部前方の冷気も合流してチルドケース９
周辺（底面側も含む）の隙間を通り、チルド室７後方の
前面カバー12に形成された冷気吸込口12ｄに吸い込ま
れ、前面カバー12の背後に設けられた冷気戻し通路14を
介して冷却器11の下部に戻すようになっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷蔵庫においては、冷蔵室６に冷気を送る上部の冷気通
路16に比して、チルド室７に冷気を送る冷気通路16ｃ、
16ｄは細くて、且つ、冷気吹出口16ａ、16ｂまでの距離
も長いため冷気の流れが悪く、チルド室７が十分に冷却
されない恐れがある。したがって、本発明においては、
チルド室への冷気の流れをより良くした冷蔵庫を提供す
ることを目的としている。
冷蔵庫においては、冷蔵室６に冷気を送る上部の冷気通
路16に比して、チルド室７に冷気を送る冷気通路16ｃ、
16ｄは細くて、且つ、冷気吹出口16ａ、16ｂまでの距離
も長いため冷気の流れが悪く、チルド室７が十分に冷却
されない恐れがある。したがって、本発明においては、
チルド室への冷気の流れをより良くした冷蔵庫を提供す
ることを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、外箱と内箱間に断熱
材を充填してなる断熱箱体の前記内箱内の上部に断熱仕
切体によって区画形成された冷蔵室を設け、同冷蔵室の
後方上部に冷却器と、同冷却器の上部に位置し同冷却器
で生成された冷気を前記冷蔵室および同冷蔵室の下部に
設けられたチルド室に強制循環させる送風機とを備え、
前記送風機に対応した送風口を有する仕切体で仕切られ
た冷気生成室を設け、前記送風口から送出された冷気を
前記冷蔵室後方の前面カバーおよび天井カバーの取付け
により形成される二系統の冷気通路に配分し、前記天井
カバーに設けられた冷気吹出口から前記冷蔵室に供給す
る一方、前記前面カバーの下部に設けられた冷気吹出口
から前記チルド室に供給し、前記冷蔵室およびチルド室
内の冷気を前記前面カバーに設けられたそれぞれの冷気
吸込口から前記前面カバーの背後に設けられた冷気戻し
通路に通し、前記冷却器の下部に戻すものとし、前記送
風口の出口側と前記チルド室間に設ける冷気通路を略逆
Ｌ字状に形成するとともに、前記冷蔵室側と前記チルド
室側の冷気通路の大きさをほぼ同等にしてなる構成とす
る。
決するためになされたものであり、外箱と内箱間に断熱
材を充填してなる断熱箱体の前記内箱内の上部に断熱仕
切体によって区画形成された冷蔵室を設け、同冷蔵室の
後方上部に冷却器と、同冷却器の上部に位置し同冷却器
で生成された冷気を前記冷蔵室および同冷蔵室の下部に
設けられたチルド室に強制循環させる送風機とを備え、
前記送風機に対応した送風口を有する仕切体で仕切られ
た冷気生成室を設け、前記送風口から送出された冷気を
前記冷蔵室後方の前面カバーおよび天井カバーの取付け
により形成される二系統の冷気通路に配分し、前記天井
カバーに設けられた冷気吹出口から前記冷蔵室に供給す
る一方、前記前面カバーの下部に設けられた冷気吹出口
から前記チルド室に供給し、前記冷蔵室およびチルド室
内の冷気を前記前面カバーに設けられたそれぞれの冷気
吸込口から前記前面カバーの背後に設けられた冷気戻し
通路に通し、前記冷却器の下部に戻すものとし、前記送
風口の出口側と前記チルド室間に設ける冷気通路を略逆
Ｌ字状に形成するとともに、前記冷蔵室側と前記チルド
室側の冷気通路の大きさをほぼ同等にしてなる構成とす
る。
【０００９】また、前記送風機を前記前面カバーの取付
けにより形成される逆Ｌ字状の冷気通路の上部中央に配
設した構成とする。
けにより形成される逆Ｌ字状の冷気通路の上部中央に配
設した構成とする。
【００１０】また、前記冷蔵室側の冷気通路と連通する
前記送風口前方上部の連通部の横幅と前記チルド室側の
冷気通路の横幅の比を１対１にして前記送風口から送出
された冷気を上下に等配分するようにしてなる構成とす
る。
前記送風口前方上部の連通部の横幅と前記チルド室側の
冷気通路の横幅の比を１対１にして前記送風口から送出
された冷気を上下に等配分するようにしてなる構成とす
る。
【００１１】また、前記送風機のファンがプロペラファ
ンからなる構成とする。
ンからなる構成とする。
【００１２】また、前記送風機のファンの上部を背面側
に傾斜させて設けてなる構成とする。
に傾斜させて設けてなる構成とする。
【００１３】また、前記チルド室側の冷気通路を前記送
風機のファンの回転方向側に設けてなる構成とする。
風機のファンの回転方向側に設けてなる構成とする。
【００１４】また、前記送風口を前記仕切体の最上部に
設けてなる構成とする。
設けてなる構成とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
〜図３に基づいて説明する。図１はチルド室を備えた冷
蔵室の内部構成を側面から、図２は同冷蔵室の内部を前
面からそれぞれ示したもので、図において、１は鋼板製
の外箱２と、合成樹脂製の内箱３と、断熱材４とからな
る断熱箱体である。この断熱箱体１の内部、つまり、内
箱３の内部には断熱仕切体５によって区画形成された冷
蔵室６があり、この冷蔵室６の下部にはチルド室７が設
けられている。
〜図３に基づいて説明する。図１はチルド室を備えた冷
蔵室の内部構成を側面から、図２は同冷蔵室の内部を前
面からそれぞれ示したもので、図において、１は鋼板製
の外箱２と、合成樹脂製の内箱３と、断熱材４とからな
る断熱箱体である。この断熱箱体１の内部、つまり、内
箱３の内部には断熱仕切体５によって区画形成された冷
蔵室６があり、この冷蔵室６の下部にはチルド室７が設
けられている。
【００１６】チルド室７は、前後両面が開放され上面が
棚板兼用の合成樹脂製のチルドカバー８と、このチルド
カバー８の内側に、引き出し可能に設けられ背面上部が
開放された合成樹脂製のチルドケース９と、チルドカバ
ー８の前方開口部に開閉自在に設けられた蓋体10とで構
成されている。
棚板兼用の合成樹脂製のチルドカバー８と、このチルド
カバー８の内側に、引き出し可能に設けられ背面上部が
開放された合成樹脂製のチルドケース９と、チルドカバ
ー８の前方開口部に開閉自在に設けられた蓋体10とで構
成されている。
【００１７】冷蔵室６の後方上部には冷却器11と、同冷
却器11で生成された冷気を冷蔵室６とチルド室７とに強
制循環させる送風機12とを備え、仕切体13で仕切られた
冷気生成室14が設けられている。なお、送風機12は図示
されてないモータとプロペラファン（12）で構成され、
仕切体13にはプロペラファン（12）に対応した送風口13
ａが設けられている。送風口13ａは仕切体13の最上部に
位置し、プロペラファン（12) はその上部を背面側に傾
斜させた状態にして冷却器11からの冷気の流れが滑らか
になるようにしている。
却器11で生成された冷気を冷蔵室６とチルド室７とに強
制循環させる送風機12とを備え、仕切体13で仕切られた
冷気生成室14が設けられている。なお、送風機12は図示
されてないモータとプロペラファン（12）で構成され、
仕切体13にはプロペラファン（12）に対応した送風口13
ａが設けられている。送風口13ａは仕切体13の最上部に
位置し、プロペラファン（12) はその上部を背面側に傾
斜させた状態にして冷却器11からの冷気の流れが滑らか
になるようにしている。
【００１８】15は冷蔵室６の後部に設けられた前面カバ
ーで、正面には冷蔵室６に対応した複数の冷気吸込口15
ａ、15ｂ、15ｃと、チルド室７に対応した冷気吸込口15
ｄおよび冷気吹出口15ｅが設けられており、所定位置に
取付けることにより背面側に送風口13ａと冷気吹出口15
ｅを結ぶ冷気通路16と、冷気吸込口15ａ、15ｂ、15ｃお
よび15ｄに吸い込まれた冷気を冷却器11の下部に戻す冷
気戻し通路17が形成されている。尚、前記チルド室７側
の冷気通路16を前記送風機12のファンの回転方向（時計
方向）側、即ち正面視右側に設けた構成となっている。
ーで、正面には冷蔵室６に対応した複数の冷気吸込口15
ａ、15ｂ、15ｃと、チルド室７に対応した冷気吸込口15
ｄおよび冷気吹出口15ｅが設けられており、所定位置に
取付けることにより背面側に送風口13ａと冷気吹出口15
ｅを結ぶ冷気通路16と、冷気吸込口15ａ、15ｂ、15ｃお
よび15ｄに吸い込まれた冷気を冷却器11の下部に戻す冷
気戻し通路17が形成されている。尚、前記チルド室７側
の冷気通路16を前記送風機12のファンの回転方向（時計
方向）側、即ち正面視右側に設けた構成となっている。
【００１９】また、内箱３の天井には、少なくとも前方
左右方向に冷気吹出口18ａを有し内箱３の天井との間に
送風口13ａの出口上部と連通する冷気通路19を形成する
ようにした天井カバー18が被せられている。
左右方向に冷気吹出口18ａを有し内箱３の天井との間に
送風口13ａの出口上部と連通する冷気通路19を形成する
ようにした天井カバー18が被せられている。
【００２０】尚、前記送風機12は前面カバー15の取付け
により形成される図２に破線で示すような逆Ｌ字状の冷
気通路16の上部中央に配設した構成としてもよい。
により形成される図２に破線で示すような逆Ｌ字状の冷
気通路16の上部中央に配設した構成としてもよい。
【００２１】図３は仕切体13の上部を立体的に示したも
ので、図１に示すような冷蔵室６側の冷気通路19と連通
する送風口13ａ前方上部の連通部の横幅Ａとチルド室７
側の冷気通路16の横幅Ｂの比を通路の通風抵抗などを考
慮して１対１とし、送風口13ａから送出された冷気の一
方を、実線矢印ａに示すように前記冷気通路19へ、他方
の冷気を破線矢印ｂに示すように前記冷気通路16に等配
分するように構成されている。
ので、図１に示すような冷蔵室６側の冷気通路19と連通
する送風口13ａ前方上部の連通部の横幅Ａとチルド室７
側の冷気通路16の横幅Ｂの比を通路の通風抵抗などを考
慮して１対１とし、送風口13ａから送出された冷気の一
方を、実線矢印ａに示すように前記冷気通路19へ、他方
の冷気を破線矢印ｂに示すように前記冷気通路16に等配
分するように構成されている。
【００２２】上記構成により、送風口13ａから送出され
た冷気は前面カバー15および天井カバー18の取付けによ
り形成される二系統の冷気通路16、19に配分され、天井
カバー18に設けられた冷気吹出口18ａから冷蔵室６に供
給される一方、前面カバー15の下部に設けられた冷気吹
出口15ｅからチルド室７に供給され、冷蔵室６およびチ
ルド室７内の冷気は前面カバー15に設けられた冷気吸込
口15ａ、15ｂ、15ｃおよび15ｄから前面カバー15の背後
に設けられた冷気戻し通路17を通り、冷却器11の下部に
戻ることになるが、本発明では送風口13ａの出口側とチ
ルド室７間に設ける冷気通路16を図２に示すような略逆
Ｌ字状に形成して冷気戻し通路17から離すとともに、冷
蔵室６側の冷気通路19とチルド室７側の冷気通路16の大
きさ（ＡとＢ）をほぼ同等にしているのでチルド室７へ
の冷気の流れが良く、チルド室７を所定の温度に冷却す
ることができる。
た冷気は前面カバー15および天井カバー18の取付けによ
り形成される二系統の冷気通路16、19に配分され、天井
カバー18に設けられた冷気吹出口18ａから冷蔵室６に供
給される一方、前面カバー15の下部に設けられた冷気吹
出口15ｅからチルド室７に供給され、冷蔵室６およびチ
ルド室７内の冷気は前面カバー15に設けられた冷気吸込
口15ａ、15ｂ、15ｃおよび15ｄから前面カバー15の背後
に設けられた冷気戻し通路17を通り、冷却器11の下部に
戻ることになるが、本発明では送風口13ａの出口側とチ
ルド室７間に設ける冷気通路16を図２に示すような略逆
Ｌ字状に形成して冷気戻し通路17から離すとともに、冷
蔵室６側の冷気通路19とチルド室７側の冷気通路16の大
きさ（ＡとＢ）をほぼ同等にしているのでチルド室７へ
の冷気の流れが良く、チルド室７を所定の温度に冷却す
ることができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したような冷蔵庫であれば、チ
ルド室への冷気の流れが良く、チルド室の冷却性能の向
上が図れ、消費電力の削減にも寄与するものとなる。
ルド室への冷気の流れが良く、チルド室の冷却性能の向
上が図れ、消費電力の削減にも寄与するものとなる。
【図１】本発明の実施の形態を示す冷蔵庫の要部側断面
図である。
図である。
【図２】本発明の実施の形態を示す冷蔵庫の要部斜視図
である。
である。
【図３】本発明の実施の形態を示す仕切体の要部斜視図
である。
である。
【図４】従来の冷蔵庫の要部構成を示す側断面図であ
る。
る。
【図５】従来の冷蔵庫の要部構成を示す斜視図である。
１ 断熱箱体
５ 断熱仕切体
６ 冷蔵室
７ チルド室
11 冷却器
13 仕切体
13ａ 送風口
14 冷気生成室
15 前面カバー
15ａ、15ｂ、15ｃ、15ｄ 冷気吸込口
15ｅ 冷気吹出口
16 冷気通路
17 冷気戻し通路
18 天井カバー
18ａ 冷気吹出口
19 冷気通路
20 扉
Claims (7)
- 【請求項１】 外箱と内箱間に断熱材を充填してなる断
熱箱体の前記内箱内の上部に断熱仕切体によって区画形
成された冷蔵室を設け、同冷蔵室の後方上部に冷却器
と、同冷却器の上部に位置し同冷却器で生成された冷気
を前記冷蔵室および同冷蔵室の下部に設けられたチルド
室に強制循環させる送風機とを備え、前記送風機に対応
した送風口を有する仕切体で仕切られた冷気生成室を設
け、前記送風口から送出された冷気を前記冷蔵室後方の
前面カバーおよび天井カバーの取付けにより形成される
二系統の冷気通路に配分し、前記天井カバーに設けられ
た冷気吹出口から前記冷蔵室に供給する一方、前記前面
カバーの下部に設けられた冷気吹出口から前記チルド室
に供給し、前記冷蔵室およびチルド室内の冷気を前記前
面カバーに設けられたそれぞれの冷気吸込口から前記前
面カバーの背後に設けられた冷気戻し通路に通し、前記
冷却器の下部に戻すものとし、前記送風口の出口側と前
記チルド室間に設ける冷気通路を略逆Ｌ字状に形成する
とともに、前記冷蔵室側と前記チルド室側の冷気通路の
大きさをほぼ同等にしてなることを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 前記送風機を前記前面カバーの取付けに
より形成される逆Ｌ字状の冷気通路の上部中央に配設し
てなる請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 前記冷蔵室側の冷気通路と連通する前記
送風口前方上部の連通部の横幅と前記チルド室側の冷気
通路の横幅の比を１対１にして前記送風口から送出され
た冷気を上下に等配分するようにしてなる請求項１記載
の冷蔵庫。 - 【請求項４】 前記送風機のファンがプロペラファンか
らなる請求項１または２記載の冷蔵庫。 - 【請求項５】 前記送風機のファンの上部を背面側に傾
斜させて設けてなる請求項１、２、または４記載の冷蔵
庫。 - 【請求項６】 前記チルド室側の冷気通路を前記送風機
のファンの回転方向側に設けてなる請求項１記載の冷蔵
庫。 - 【請求項７】 前記送風口を前記仕切体の最上部に設け
てなる請求項１記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001286169A JP2003090664A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001286169A JP2003090664A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003090664A true JP2003090664A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19109200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001286169A Pending JP2003090664A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003090664A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012032015A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
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-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001286169A patent/JP2003090664A/ja active Pending
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| JP7236317B2 (ja) | 2019-04-24 | 2023-03-09 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
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