JP2003090522A - ロータリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造 - Google Patents

ロータリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造

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    • C04B7/36Manufacture of hydraulic cements in general
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性廃棄物バーナに空気を供給するための
エネルギ消費量の低減を図ることにある。 【解決手段】 可燃性廃棄物バーナ20を互いに間隔を
おいて複数設置すると共に、可燃性廃棄物バーナ20の
端壁1Aaからの突出量L1を200〜500mmに設
定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃プラスチック等
の可燃性廃棄物をセメントクリンカ製造用のロータリー
キルンに投入するための可燃性廃棄物の投入構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物の発生量は年々増加の一途を
たどっている。その処理方法としては埋め立て処理、焼
却処理等が知られている。しかし、埋め立て場の確保が
難しくなってきていることから、焼却処理が注目を浴び
てきている。かかる産業廃棄物の中でも廃プラスチック
等の可燃性廃棄物は、焼却によって充分な熱量を発生す
るため、その燃焼によって生じる熱量を有効に利用すべ
く、各種の燃焼炉の燃料として利用されつつある。
【0003】例えば、廃プラスチック等の可燃性廃棄物
を燃料として利用する方法として、その破砕品をセメン
ト焼成設備のロータリーキルンの窯前部からロータリー
キルン内に空気流に乗せて吹き込んで燃焼させ、主燃料
として使用する微粉炭の使用量を削減する技術が以前よ
り知られている。
【0004】この種のロータリーキルンへの可燃性廃棄
物の投入構造においては、可燃性廃棄物バーナから吹き
出した可燃性廃棄物がロータリーキルン内の焼成帯にあ
るセメントクリンカ上にまとまって大量に着地すると、
可燃性廃棄物の酸化作用によって該可燃性廃棄物の周囲
のセメントクリンカが還元雰囲気に晒されることにな
る。このため、フリーライムの増加や色の変化が生じ、
セメントの品質の低下を来すことになる。この対策のた
め、ロータリーキルンのセメントクリンカ出口側(窯前
側)から原料入口側(窯尻側)に向けて、可燃性廃棄物
を空気とともに高速で吹き出して、焼結帯を超えた原料
の位置に着地させ、原料とともに焼成帯まで移動する前
に該可燃性廃棄物の燃焼を完了させようとする技術があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のロータリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造にお
いては、空気を高速で吹き出すための例えばブロワーの
電力消費量が増大してしまうという問題がある。
【0006】この発明は、上記事情を考慮し、可燃性廃
棄物バーナに空気を供給するためのエネルギ消費量の低
減を図ることのできるロータリーキルンへの可燃性廃棄
物の投入構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るロ
ータリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造は、ロータ
リーキルンの端部を回転自在に支承する窯前部の端壁か
ら上記ロータリーキルン側に突出し、該ロータリーキル
ンに向けて主燃料を吹き出す主燃料バーナと、前記端壁
から上記ロータリーキルン側に突出し、該ロータリーキ
ルンに向けて可燃性廃棄物を空気と共に吹き出す可燃性
廃棄物バーナとを備えてなるロータリーキルンへの可燃
性廃棄物の投入構造であって、上記可燃性廃棄物バーナ
を互いに間隔をおいて複数設置すると共に、該可燃性廃
棄物バーナの上記端壁からの突出量を200〜500m
mに設定したことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明に係るロータリーキルンへ
の可燃性廃棄物の投入構造は、請求項1に記載の発明に
おいて、上記各可燃性廃棄物バーナから吹き出す空気の
流速を10〜30m/sに設定したことを特徴とする請
求項1に記載のロータリーキルンへの可燃性廃棄物の投
入構造。
【0009】請求項3の発明に係るロータリーキルンへ
の可燃性廃棄物の投入構造は、請求項1または2に記載
の発明において、上記各可燃性廃棄物バーナの吹き出し
角度を、水平方向に対して上方に0〜45度の範囲に設
定したことを特徴としている。
【0010】請求項1〜3の発明では、可燃性廃棄物バ
ーナを互いに間隔をおいて複数設けているので、可燃性
廃棄物をロータリーキルン内に分散させて着地させるこ
とができる。そして、可燃性廃棄物バーナの突出量が2
00〜500mmと短くなっているので、高温のセメン
トクリンカ(約1400℃)等からの輻射熱等によっ
て、可燃性廃棄物バーナの先端部が高温になることがな
いので、例えばプラスチックのような可燃性廃棄物が該
可燃性廃棄物バーナの先端部で溶着するようなことがな
い。
【0011】このため、可燃性廃棄物を、ロータリーキ
ルン内の所定の位置に少量ずつ確実に分けて着地させる
ことができるので、該可燃性廃棄物がロータリーキルン
内の焼成帯にあるセメントクリンカ上あるいはセメント
クリンカに対応する位置に着地しても、該セメントクリ
ンカの周囲が還元雰囲気になるのを抑えることができ
る。すなわち、生成したセメントクリンカ中に未反応の
酸化カルシウムが増加(フリーライムが増加)したり、
セメントクリンカの色が変化したりするのを防止するこ
とができる。したがって、可燃性廃棄物を遠方まで飛翔
させるめに、空気を高速で吹き出す必要がないので、可
燃性廃棄物バーナに空気を供給するためのエネルギ消費
量の低減を図ることができる。
【0012】しかも、可燃性廃棄物バーナがセメントク
リンカ等からの輻射熱等を受けても、先端部が高温にな
って可燃性廃棄物が溶着しない程度の長さ、すなわち2
00〜500mmまで短くされているので、可燃性廃棄
物や空気の移動抵抗が小さくなる。したがって、この点
からも空気を供給するためのエネルギ消費量の低減を図
ることができる。
【0013】なお、可燃性廃棄物バーナの突出量を20
0mm以上としたのは、このように200mm以上にな
れば、吹き出す空気や可燃性廃棄物の方向が安定するか
らであり、また例えば窯前部の下流側から該窯前部を通
ってロータリーキルンに入る冷却空気が端壁に沿う部分
で乱気流を生じることがあるが、この乱気流によって可
燃性廃棄物の吹き出し方向が乱れないようにするためで
ある。一方、500mm以下としたのは、500mm超
になると、セメントクリンカ等から受ける熱量が多くな
って、可燃性廃棄物を吹き出す空気だけでは、可燃性廃
棄物バーナを充分に冷却しきれなくなり、該可燃性廃棄
物バーナの先端部に可燃性廃棄物が溶着する可能性が生
じることになるからである。
【0014】請求項2の発明では、各可燃性廃棄物バー
ナから吹き出す空気の流速を10〜30m/sと低速に
設定しているので、可燃性廃棄物や空気の移動抵抗を小
さくすることができ、可燃性廃棄物バーナに空気を供給
するためのエネルギ消費量の低減を図ることができる。
また、上記10〜30m/sの範囲で各可燃性廃棄物バ
ーナの空気の流速を変化させることにより、可燃性廃棄
物がロータリーキルン内に着地する位置を該ロータリー
キルンの軸方向にも変化させることができる。したがっ
て、各可燃性廃棄物バーナが互いに間隔をおいて設けら
れていることと相まって、可燃性廃棄物をより離れた位
置に着地させることができるので、可燃性廃棄物の着地
によって還元雰囲気が生じるのをより確実に抑えること
ができる。
【0015】請求項3の発明では、上記各可燃性廃棄物
バーナの吹き出し角度を、水平方向に対して上方に0〜
45度の範囲に設定しているので、例えばロータリーキ
ルンの中心に対して下方の位置に配置された可燃性廃棄
物バーナについては45度方向に向けて可燃性廃棄物を
吹き出すことにより、可燃性廃棄物の飛翔距離及び飛翔
時間を伸ばすことができる。したがって、可燃性廃棄物
バーナを複数配置することによって、可燃性廃棄物バー
ナを下方に配置しなければならないような場合でも、可
燃性廃棄物の空間燃焼を充分行うことが可能になるとと
もに、該可燃性廃棄物がロータリーキルン内に着地した
場合でも少量のものとなるため、還元雰囲気が生じるの
を抑えることができる。なお、可燃性廃棄物バーナをロ
ータリーキルンの中心に対して上方位置に配置した場合
には、吹き出し角度を例えば0度とすることにより、可
燃性廃棄物がロータリーキルン内に確実に投入されるよ
うにすることが好ましい。
【0016】また、各可燃性廃棄物バーナを水平方向に
同じレベルに配置した場合には、0〜45度の範囲で各
可燃性廃棄物バーナの吹き出し角度を変化させることに
より、可燃性廃棄物がロータリーキルン内に着地する位
置を該ロータリーキルンの軸方向にも変化させることが
できる。したがって、各可燃性廃棄物バーナが互いに間
隔をおいて設けられていることと相まって、可燃性廃棄
物をより離れた位置に着地させることができるので、可
燃性廃棄物の着地によって還元雰囲気が生じるのをより
確実に抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のロータリーキルン
への可燃性廃棄物の投入構造を示す概略構成図、図2は
図1のII−II線に沿う断面図である。
【0018】図1において、被焼成物であるセメント原
料は、ロータリーキルン1内の上流端である窯尻部側
(図中右側)から投入され、ロータリーキルン1内を矢
印Yのように、下流側である窯前部1A側(図中左側)
に移動しならが焼成され、焼成されたセメントクリンカ
(約1400℃)は、窯前部1Aの下部に接続されたク
リンカクーラー2に落ちてさらに下流側に移動しながら
二次空気Cによって冷却される。この二次空気Cは、ク
リンカクーラー2においてセメントクリンカから熱を吸
収して高温になると共に、窯前部1A内を上昇してロー
タリーキルン1内に流入し、該ロータリーキルン1内を
上流側に流れる。
【0019】ロータリーキルン1の下流側の端部を回転
自在に支承する窯前部1Aには、該ロータリーキルン1
の下流端1aに対向する端壁1Aaに、円筒形状の主燃
料バーナ10が設けられている。この主燃料バーナ10
は、微粉炭供給ライン(主燃料供給ライン)11及びロ
ータリバルブ(計量手段)12を介して主燃料である微
粉炭Tを蓄えたタンク13に接続されている。また、微
粉炭供給ライン11には、ロータリバルブ12から供給
された微粉炭Tを、一次空気とともに主燃料バーナ10
からロータリーキルン1に向けて吹き出すためのブロワ
ーB1が接続されている。ロータリバルブ12は、タン
ク13に蓄えられた微粉炭Tを計量しながら微粉炭供給
ライン11側に供給するようになっている。
【0020】また、主燃料バーナ10は、図2に示すよ
うに、窯前部1Aの端壁1Aaにおけるロータリーキル
ン1の回転中心に対応する位置に配置されており、微粉
炭Tを該ロータリーキルン1の回転中心軸に沿って吹き
出すようになっている。そして、主燃料バーナ10は、
図1に示すように、端壁1Aaからロータリーキルン1
の下流端1aに達する位置まで突出するものとなってい
る。すなわち、主燃料バーナ10が端壁1Aaから突出
する長さは、ロータリーキルン1の下流端1aと端壁1
Aaとの間の距離Lとほぼ等しい長さになっている。
【0021】一方、上記端壁1Aaには、廃プラスチッ
ク等の可燃性廃棄物Sであって細かく砕いたもの(最大
寸法で15〜20mmに砕いたもの)を補助燃料用のブ
ロワーB2から供給される補助一次空気(空気)と共に
ロータリーキルン1内に吹き込む円筒形状の可燃性廃棄
物バーナ20が設けられている。すなわち、可燃性廃棄
物バーナ20は、可燃性廃棄物供給ライン21及びロー
タリバルブ(計量手段)22を介して可燃性廃棄物Sを
蓄えたタンク23に接続されている。また、可燃性廃棄
物供給ライン21には、ロータリバルブ22から供給さ
れた可燃性廃棄物Sを、補助一次空気とともに可燃性廃
棄物バーナ20からロータリーキルン1に向けて吹き出
すためのブロワーB2が接続されている。ロータリバル
ブ22は、タンク23に蓄えられた可燃性廃棄物Sを計
量しながら可燃性廃棄物供給ライン21側に供給するよ
うになっている。また、ブロワーB2からは、10〜3
0m/sの流速の空気が可燃性廃棄物バーナ20から吹
き出すように供給されるようになっている。なお、可燃
性廃棄物バーナ20の内径は、30〜100mmに設定
されている。
【0022】また、可燃性廃棄物バーナ20は、図2に
×印で示すように、ロータリーキルン1の円形断面に対
応する範囲内にあって、主燃料バーナ10の上下左右の
各位置に互いに間隔をおいて複数配置することが好まし
い。すなわち、主燃料バーナ10の中心を通る水平線O
1および垂直線O2で4分割した場合、各1/4の扇形
領域R1、R2、R3、R4のいずれの領域に配置して
もよい。
【0023】ただし、扇形領域R3は、ロータリーキル
ン1のZ方向への回転に伴ってセメントクリンカDが滞
留する領域と一致するので、可燃性廃棄物バーナ20の
設置を避けることが好ましい。すなわち、扇形領域R3
に可燃性廃棄物バーナ20を設置した場合、該可燃性廃
棄物バーナ20から投入された可燃性廃棄物Sが短時間
でセメントクリンカ上に着地することになるからであ
る。ただし、実際にテストした結果では、各可燃性廃棄
物バーナ20から投入される可燃性廃棄物Sの量が後述
のように1.0t/h(トン/時間)以下程度であれ
ば、フリーライムが増加するなど、セメントクリンカの
品質上の問題が生じることがなかった。
【0024】また、可燃性廃棄物バーナ20は、2〜3
個設置するのがより好ましい。例えば、2個設置する場
合には、図2において、位置aと位置bに設置すること
が好ましい。すなわち、ロータリーキルン1の内径が
4.8mの場合、主燃料バーナ10の中心から上方に1
mで、垂直線O2から左に1mの位置a及び右に1mの
位置bに設置することが好ましい。また、3個設置する
場合には、上記位置a、bに加えて、主燃料バーナ10
の中心から上方に1mの位置cに設置することが好まし
い。
【0025】そして、各可燃性廃棄物バーナ20の端壁
1Aaからの突出量L1は、200〜500mmに設定
されている。この突出量L1は、上記距離Lの2/15
〜1/3に相当する。また、各可燃性廃棄物バーナ20
の吹き出し角度は、水平方向に対して上方に0〜45度
の範囲に設定されている。例えば、主燃料バーナ10の
下方の位置dに可燃性廃棄物バーナ20を設置した場合
には、吹き出し角度を45度に設定して、ロータリーキ
ルン1内に確実に投入できるようにするとともに、ロー
タリーキルン1内を遠方まで長い時間飛翔させ、これに
より可燃性廃棄物Sを空間でできるだけ燃焼させること
が好ましい。また、可燃性廃棄物バーナ20を例えば水
平線O1の位置に設置した場合には、吹き出し角度を例
えば30度程度に設定して、この場合も、可燃性廃棄物
Sの飛翔距離及び飛翔時間を伸ばすことが好ましい。さ
らに、主燃料バーナ10から最も高い位置eに可燃性廃
棄物バーナ20を設置した場合には、吹き出し角度を0
度にして、可燃性廃棄物Sがロータリーキルン1内に確
実に投入されるようにすることが好ましい。なお、上記
0〜45度の範囲は、可燃性廃棄物Sをロータリーキル
ン1内に確実に投入させることと、飛翔距離及び飛翔時
間を伸ばすこととの両者を両立させるため、0〜30度
の範囲に設定してもよい。
【0026】また、各可燃性廃棄物バーナ20には、そ
れぞれ独立に、可燃性廃棄物供給ライン21、ロータリ
バルブ22、タンク23及びブロワーB2が接続されて
いる。このため、各可燃性廃棄物バーナ20は、可燃性
廃棄物Sを吹き出す量や、吹き出す速度を、それぞれ独
立に調整することが可能となっている。ただし、各可燃
性廃棄物バーナ20から吹き出される可燃性廃棄物Sの
量は、1.0t/h以下とすることが好ましい。
【0027】次に、上記ロータリーキルン1への可燃性
廃棄物の投入構造の作用効果について説明する。まず、
セメントクリンカを製造するに当たり、主燃料用のブロ
ワーB1から供給した一次空気を、微粉炭Tと共に主燃
料バーナ10から吹き出して燃焼を行う。一方、例えば
位置a及び位置bに設けられた可燃性廃棄物バーナ20
からは、各ブロワーB2の補助一次空気によって供給さ
れた可燃性廃棄物Sを吹き出して燃焼を行う。
【0028】可燃性廃棄物Sは、主燃料バーナ10の火
炎からの輻射熱や、高温のセメントクリンカからの輻射
熱や、クリンカクーラー2においてセメントクリンカか
ら熱を吸収して高温となった二次空気Cからの熱や、そ
の他からの熱を受けて高温となり、該二次空気Cの高温
雰囲気中で燃焼を開始することになる。
【0029】そして、空中で燃焼しきれなかった可燃性
廃棄物Sがロータリーキルン1内に着地することにな
る。また、各可燃性廃棄物バーナ20は、その突出量L
1が200〜500mmと短く、高温のセメントクリン
カ等から受ける熱量が少ないので、補助一次空気による
冷却作用だけで、例えば先端部が高温になるのを防止す
ることができる。したがって、可燃性廃棄物Sがプラス
チックのようなものであっても、この可燃性廃棄物Sが
可燃性廃棄物バーナ20の先端部に溶着するのを防止す
ることができる。
【0030】このため、可燃性廃棄物Sがロータリーキ
ルン1内の所定の位置に所定の間隔をおいて着地するこ
とになる。そして、着地する可燃性廃棄物Sの量は、各
可燃性廃棄物バーナ20によって分散投入されているこ
とから少量のものとなる。したがって、可燃性廃棄物S
がロータリーキルン1内の焼成帯にあるセメントクリン
カ上や、該セメントクリンカに対応する位置に着地して
も、セメントクリンカの周囲が還元雰囲気になるのを抑
えることができる。よって、生成したセメントクリンカ
においてフリーライムが増加したり、セメントクリンカ
の色が変化したりするのを防止することができる。
【0031】したがって、可燃性廃棄物Sを遠方まで飛
翔させるめに、補助一次空気を高速で吹き出す必要がな
く、補助一次空気の流速を10〜30m/sと低速に設
定することができるので、ブロワーB2の電力消費量の
低減を図ることができる。そして、可燃性廃棄物バーナ
20が200〜500mmと短くなっているので、該可
燃性廃棄物バーナ20内を通る可燃性廃棄物Sや補助一
次空気の抵抗が小さくなる。したがって、この点からも
ブロワーB2の電力消費量の低減を図ることができる。
【0032】なお、可燃性廃棄物バーナ20の突出量L
1を200mm以上としたのは、このように200mm
以上になれば、吹き出す補助一次空気や可燃性廃棄物バ
ーナ20の方向が安定するからであり、またクリンカク
ーラー2から窯前部1Aを通りロータリーキルン1に入
る二次空気Cが端壁1Aaに沿う部分で乱気流となり、
この乱気流によって可燃性廃棄物Sの吹き出し方向が乱
れないようにするためである。一方、500mm以下と
したのは、500mm超になると、セメントクリンカや
主燃料の火炎等に近づくことになり、これらから受ける
熱量が多くなるとともに、全体の受ける熱量も多くなる
ので、補助一次空気だけでは、可燃性廃棄物バーナ20
を充分冷やしきれなくなり、特に可燃性廃棄物バーナの
先端が高温となって、該先端部にプラスチック等の可燃
性廃棄物が溶着することになるからである。
【0033】また、各可燃性廃棄物バーナ20の補助一
次空気の流速を10〜30m/sの範囲で変化させるこ
とにより、可燃性廃棄物Sがロータリーキルン1内に着
地する位置を該ロータリーキルン1の軸方向にも変化さ
せることができる。したがって、各可燃性廃棄物バーナ
20が互いに間隔をおいて設けられていることと相まっ
て、可燃性廃棄物Sをより離れた位置に着地させること
ができる。よって、可燃性廃棄物Sの着地によって還元
雰囲気が生じるのをより確実に抑えることができる。
【0034】さらに、各可燃性廃棄物バーナ20の吹き
出し角度を、水平方向に対して上方に0〜45度の範囲
に設定しているので、例えばロータリーキルン1の中心
に対して下方の位置に配置された可燃性廃棄物バーナ2
0については45度方向に向けて可燃性廃棄物Sを吹き
出すことにより、可燃性廃棄物Sの飛翔距離及び飛翔時
間を伸ばすことができる等の利点がある。したがって、
可燃性廃棄物バーナ20を複数配置することによって、
該可燃性廃棄物バーナ20を主燃料バーナ10の下方に
配置しなければならないような場合でも、可燃性廃棄物
Sが空間で燃焼する時間をできるだけ長くすることがで
きる。よって、可燃性廃棄物Sがロータリーキルン1内
にに着地した場合でも、還元雰囲気が生じるのを抑える
ことができる。
【0035】また、各可燃性廃棄物バーナ20を水平方
向の同じレベルに配置した場合には、0〜45度の範囲
で各可燃性廃棄物バーナ20の吹き出し角度を変化させ
ることにより、可燃性廃棄物Sがロータリーキルン1内
に着地する位置を該ロータリーキルン1の軸方向に変化
させることができる。したがって、各可燃性廃棄物バー
ナ20が互いに間隔をおいて設けられていることと相ま
って、可燃性廃棄物Sをロータリーキルン1内のより離
れた位置に着地させることができる。よって、可燃性廃
棄物Sの着地によって還元雰囲気が生じるのをより確実
に抑えることができる。
【0036】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。表1
は、セメントクリンカの生産能力が3000t/d(ト
ン/日)の設備を用いて実験した結果を示している。
【0037】
【表1】
【0038】表1において、生産量は、当該実験日にセ
メントクリンカを生産した量であり、t/dの単位で示
す。燃料原単位は、セメントクリンカ1kgを生産する
ために要する熱量であって、実際に使用した微粉炭Tの
量や可燃性廃棄物Sの量と、それぞれの発熱量と、上記
生産量とから計算したものであり、kcal/kgの単
位で示す。微粉炭量は、1時間当たりの微粉炭Tの使用
量であって、実際に使用した微粉炭Tの全量をその使用
した時間で割って計算したものであり、t/hの単位で
示す。可燃性廃棄物量は、1時間当たりの可燃性廃棄物
Sの使用量であって、実際に使用した可燃性廃棄物Sの
全量をその使用した時間で割って計算したものであり、
t/hの単位で示す。
【0039】(実験条件) 加熱手段 ブランク =主燃料バーナ10 一箇所投入=主燃料バーナ10+位置cの可燃性廃棄物
バーナ20 二箇所投入=主燃料バーナ10+位置a、bの各可燃性
廃棄物バーナ20 ロータリーキルン1の内径 4.8m 可燃性廃棄物バーナ20の突出量L1 300mm 可燃性廃棄物バーナ20の内径 70mm 可燃性廃棄物バーナ20の吹き出し角度 位置a、b、cにおける吹き出し角度=0度 補助一次空気の流速 位置aの可燃性廃棄物バーナ20=15m/s 位置bの可燃性廃棄物バーナ20=25m/s 位置cの可燃性廃棄物バーナ20=25m/s 可燃性廃棄物Sの粒径 15〜20mm
【0040】(実験結果及び考察)表1から、一つの可
燃性廃棄物バーナ20から、1.80t/hの可燃性廃
棄物Sを投入した場合(一箇所投入)は、ロータリーキ
ルン1内の所定の位置に大量の可燃性廃棄物Sが着地す
ることから、その周りが還元雰囲気になり、フリーライ
ムが増加したと推定することができる。一方、2つの可
燃性廃棄物バーナ20から0.92t/hと、0.91
t/hとに分けて投入した場合(二箇所投入)は、ロー
タリーキルン1内の各の位置に着地する可燃性廃棄物S
の量が少ないことから、その周りが還元雰囲気になりに
くく、よってフリーライムが増加しなかったものと推定
できる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、各可燃
性廃棄物バーナ20に対して、可燃性廃棄物供給ライン
21、ロータリバルブ22、タンク23及びブロワーB
2を個々に接続するように構成した。しかし、これらの
可燃性廃棄物供給ライン21、ロータリバルブ22、タ
ンク23及びブロワーB2については、図3に示すよう
に、1セット分だけ備えたもので構成してもよい。すな
わち、一つのタンク23に蓄えられた可燃性廃棄物S
を、一つのブロワーB2及び一本の可燃性廃棄物供給ラ
イン21を介して供給し、所定の位置で分岐して、各可
燃性廃棄物バーナ20に供給するように構成してもよ
い。
【0042】また、各可燃性廃棄物バーナ20として
は、可燃性廃棄物Sを単に吹き出すもので構成した。し
かし、可燃性廃棄物バーナ20は、可燃性廃棄物Sを補
助一次空気に乗せて吹き出す際に、旋回流を生じさせ、
これにより可燃性廃棄物Sを分散させるように構成して
もよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、可燃性廃棄物を、ロータリーキルン
内の所定の位置に少量ずつ確実に分けて着地させること
ができるので、該可燃性廃棄物がロータリーキルン内の
焼成帯にあるセメントクリンカ上あるいはセメントクリ
ンカに対応する位置に着地しても、該セメントクリンカ
の周囲が還元雰囲気になるのを抑えることができる。す
なわち、フリーライムが増加したり、セメントクリンカ
の色が変化したりするのを防止することができる。した
がって、可燃性廃棄物を遠方まで飛翔させるめに、空気
を高速で吹き出す必要がないので、可燃性廃棄物バーナ
に空気を供給するためのエネルギ消費量の低減を図るこ
とができる。
【0044】しかも、可燃性廃棄物バーナが200〜5
00mmと短くなっているので、可燃性廃棄物や空気の
移動抵抗が小さくなる。したがって、この点からも空気
を供給するためのエネルギ消費量の低減を図ることがで
きる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、各可燃性
廃棄物バーナから吹き出す空気の流速を10〜30m/
sと低速に設定しているので、可燃性廃棄物や空気の移
動抵抗を小さくすることができ、可燃性廃棄物バーナに
空気を供給するためのエネルギ消費量の低減を図ること
ができる。また、上記10〜30m/sの範囲で各可燃
性廃棄物バーナの空気の流速を変化させることにより、
可燃性廃棄物がロータリーキルン内に着地する位置を該
ロータリーキルンの軸方向にも変化させることができ
る。したがって、各可燃性廃棄物バーナが互いに間隔を
おいて設けられていることと相まって、可燃性廃棄物を
より離れた位置に着地させることができるので、可燃性
廃棄物の着地によって還元雰囲気が生じるのをより確実
に抑えることができる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、上記各可
燃性廃棄物バーナの吹き出し角度を、水平方向に対して
上方に0〜45度の範囲に設定しているので、例えばロ
ータリーキルンの中心に対して下方の位置に配置された
可燃性廃棄物バーナについては45度方向に向けて可燃
性廃棄物を吹き出すことにより、可燃性廃棄物の飛翔距
離及び飛翔時間を伸ばすことができる。したがって、可
燃性廃棄物バーナを複数配置することによって、可燃性
廃棄物バーナを下方に配置しなければならないような場
合でも、可燃性廃棄物の空間燃焼を充分行うことが可能
になるとともに、該可燃性廃棄物がロータリーキルン内
に着地した場合でも少量のものとなるため、還元雰囲気
が生じるのを抑えることができる。
【0047】また、各可燃性廃棄物バーナを水平方向に
同じレベルに配置した場合には、0〜45度の範囲で各
可燃性廃棄物バーナの吹き出し角度を変化させることに
より、可燃性廃棄物がロータリーキルン内に着地する位
置を該ロータリーキルンの軸方向にも変化させることが
できる。したがって、各可燃性廃棄物バーナが互いに間
隔をおいて設けられていることと相まって、可燃性廃棄
物をより離れた位置に着地させることができるので、可
燃性廃棄物の着地によって還元雰囲気が生じるのをより
確実に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態として示したロータリ
ーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造の概略構成図であ
る。
【図2】同ロータリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構
造の要部を示す図であって、図1のII−II線に沿う断面
図である。
【図3】同ロータリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構
造における他の例を示す要部説明図である。
【符号の説明】
1 ロータリーキルン 1A 窯前部 1Aa 端壁 10 主燃料バーナ 20 可燃性廃棄物バーナ L1 突出量 S 可燃性廃棄物 T 微粉炭(主燃料)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F27B 7/36 F27B 7/36 F27D 3/18 F27D 3/18 Fターム(参考) 3K061 KA02 KA21 3K065 AA07 AB01 AC13 BA07 EA09 EA31 4G012 KA01 KA02 4K055 AA09 MA02 4K061 AA08 BA01 BA12 DA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリーキルンの端部を回転自在に支
    承する窯前部の端壁から上記ロータリーキルン側に突出
    し、該ロータリーキルンに向けて主燃料を吹き出す主燃
    料バーナと、前記端壁から上記ロータリーキルン側に突
    出し、該ロータリーキルンに向けて可燃性廃棄物を空気
    と共に吹き出す可燃性廃棄物バーナとを備えてなるロー
    タリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造であって、 上記可燃性廃棄物バーナを互いに間隔をおいて複数設置
    すると共に、該可燃性廃棄物バーナの上記端壁からの突
    出量を200〜500mmに設定したことを特徴とする
    ロータリーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造。
  2. 【請求項2】 上記各可燃性廃棄物バーナから吹き出す
    空気の流速を10〜30m/sに設定したことを特徴と
    する請求項1に記載のロータリーキルンへの可燃性廃棄
    物の投入構造。
  3. 【請求項3】 上記各可燃性廃棄物バーナの吹き出し角
    度を、水平方向に対して上方に0〜45度の範囲に設定
    したことを特徴とする請求項1または2に記載のロータ
    リーキルンへの可燃性廃棄物の投入構造。
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