JP2003090181A - 内倒し窓 - Google Patents

内倒し窓

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JP2003090181A
JP2003090181A JP2001284567A JP2001284567A JP2003090181A JP 2003090181 A JP2003090181 A JP 2003090181A JP 2001284567 A JP2001284567 A JP 2001284567A JP 2001284567 A JP2001284567 A JP 2001284567A JP 2003090181 A JP2003090181 A JP 2003090181A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓枠と障子の気密・水密部から洩れた雨水を
室外側に排水できると共に、下横枠材の見込み寸法を小
さくできる内倒し窓とする。 【解決手段】 窓枠4aの下横枠材11は、障子取付片
21と中間内向片22を有し、その間に雨水が流れる凹
部28を有する形状で、障子4bの下框14の取付片2
3を障子取付片21に揺動自在に連結して内倒し窓とす
る。前記下横枠材11の長手方向端部を切欠きし、その
切欠部40に排水用部材30の排水部32を挿入して取
付け、その排水部32と前記凹部28を連続し、その凹
部28に流れた雨水を排水部32で室外側に排水できる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓枠に障子を室内
側に傾倒自在に装着した内倒し窓に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平1−15824号公報に示す内倒
し窓が提案されている。この内倒し窓は、図10に示す
ように窓枠の下枠100が、障子取付壁101を有する
形状で、障子の下框102が取付片103を有する形状
で、この取付片103の凹部を障子取付壁101に室内
外側方向に揺動自在に嵌め込むことで障子が窓枠に、室
内側に傾倒自在に装着してある。前述の内倒し窓におい
ては障子を閉じ状態で窓枠と障子との間を次のようにし
て気密・水密している。窓枠の上枠、下枠100の立上
り壁104、左右縦枠に気密材105を四周連続して取
付け、障子の上框、左右縦框の外向片の室外側面と前記
下框102の取付片103の室外側面103aを気密材
105に圧接して気密・水密する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように窓枠と障
子との間を気密・水密しても、気密材取付け誤差などの
施工誤差や障子の建付け調整不良又は、強い雨が降って
いる際に障子を開放したままの場合には、下枠100の
立上り壁104と障子取付壁101との間の凹部106
に雨水が流れ込んで溜る。この雨水が障子取付壁101
を越えて室内側に流れ落ちるので、前述した従来の内倒
し窓においては、下枠100の障子取付壁101よりも
室内寄りに凹溝107を形成し、前述のように障子取付
壁101を越えた雨水を凹溝107で受け、その凹溝1
07内の雨水を室外側に排水するようにしている。
【0004】このために、下枠100が、障子取付壁1
01の室内寄りに凹溝107を有する形状であるから、
その下枠100の見込み寸法が大きくなってしまう。
【0005】本発明は、前述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、雨水が、下枠を越えて室内
側に流れ落ちることがないと共に、下枠の見込み寸法を
小さくできるようにした内倒し窓を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上横枠材
と下横枠材と左右の縦枠材を方形状に連結した窓枠と、
上框と下框と左右の縦框を方形状に連結し、パネルを装
着した障子を有し、前記下横枠材の障子取付片と、下框
の取付片を室内外側方向に揺動自在に連結することで障
子を室内側に傾倒可能とし、前記下横枠材の障子取付片
よりも室外側に、窓枠と障子との間の気密・水密部から
洩れた雨水が流れ込む凹部を有する内倒し窓であって、
前記下横枠材の長手方向端部寄りに、前記凹部を室外側
に連通する排水用部材を取付けたことを特徴とする内倒
し窓である。
【0007】第2の発明は、第1の発明において排水用
部材は、下框の取付片の長手方向一端面と当接すること
で障子を面内方向に位置決めする位置決め部を備えた内
倒し窓である。
【0008】第3の発明は、第2の発明において排水用
部材は、下框の取付片の先端部が室内外側方向に揺動自
在に嵌まり合うと共に、その取付片の室内側への傾倒を
規制する傾倒規制部を備えた内倒し窓である。
【0009】第4の発明は、第3の発明において排水用
部材は取付本体部と、この取付本体部の長手方向一端寄
りに設けた排水部を有し、その排水部は取付本体部の裏
面よりも突出し、前記取付本体部の裏面における長手方
向中間部に、障子取付片が嵌まり込む凹溝を有し、長手
方向他端部には、取付片が嵌まり込む凹部を有し、その
凹溝と凹部との境い目に段差部を有し、前記障子取付片
の長手方向端面よりも取付片の長手方向端面が面内方向
内側に位置し、前記取付本体部の裏面を下横枠材の室内
側面に取付けることで、その下横枠材の長手方向端部寄
りに形成した切欠部に排水部が挿入され、その排水部と
凹部の底部が連続し、前記凹溝に障子取付片が嵌まり込
み、前記凹部と下横枠材の室内側面との間の凹陥部を形
成し、前記取付片が凹陥部に室内側方向に回動自在に嵌
まり合うことで前記傾倒規制部とし、その取付片の長手
方向端面が段差部に当接することで前記位置決め部とし
た内倒し窓である。
【0010】
【作 用】第1の発明によれば、何らかの事由で窓枠と
障子との間の気密・水密部から洩れた雨水は、下横枠材
の凹部に流れ込み、排水用部材を通って室外側に排水さ
れる。したがって、下横枠材の障子取付片よりも室内側
に排水用の凹部を形成する必要がなく、その障子取付片
が最も室内側部とすることができるから、下横枠材の見
込み寸法を小さくできる。
【0011】第2の発明によれば、排水用部材で障子を
面内方向に位置決めできる。
【0012】第3の発明によれば、排水用部材で障子が
大きく室内側に傾倒して脱落することを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように、サッシ枠1
と、このサッシ枠1に引き違いに装着した内障子2、外
障子3と、その内障子2に取付けた換気用小窓4で換気
用小窓付き引き違いサッシを形成している。しかして、
内障子2、外障子3を閉じた状態で換気用小窓4を開放
することで室内と室外が連通し、室内を換気することが
できる。
【0014】前記サッシ枠1は上枠1aと下枠1bと左
右の縦枠1cを方形状に連結してある。前記内障子2
は、上框2aと下框2bと召合せ框2cと戸当り框2d
を方形状に連結し、その召合せ框2cの下部寄りと戸当
り框2dの下部寄りに亘って中帯2eを連結することで
上部開口部5と下部開口部6を有する框組体7を有す
る。前記框組体7の上部開口部5にガラス8が装着して
ある。前記框組体7の下部開口部6に換気用小窓4が取
付けてある。この換気用小窓4は窓枠4aに障子4bを
室内側に傾倒自在に取付けて、内倒し窓としてある。前
記外障子3は、上框3aと下框3bと召合せ框3cと戸
当り框3dを方形状に連結した框組体7にガラス8を装
着してある。前記各ガラス8は複層ガラスである。
【0015】次に、前述の換気用小窓4とした内倒し窓
について説明する。前記窓枠4aは図2と図3に示すよ
うに、上横枠材10と下横枠材11と左右の縦枠材12
を方形状に連結してある。前記障子4bは上框13と下
框14と左右の縦框15を方形状に連結し、その内部に
パネル、例えば複層ガラス16が装着してある。前記窓
枠4aの上横枠材10、下横枠材11、左右の縦枠材1
2は、前記中帯2e、下框2b、召合せ框2c、戸当り
框2dに着脱自在に取付けてあると共に、各枠材の室内
側部は各框の室内側部よりも室内側に突出し、各枠材の
室外側部と各框の室外側部は略面一である。
【0016】前記下横枠材11は図2に示すように、中
空形状の本体20と、この本体20の室内側部、例えば
室内側壁20aの上部に一体的に設けた面内方向内側に
向う障子取付片21と、本体20の室内外側方向中間
部、例えば面内方向内側の内側壁20bの室内外側方向
中間部に、一体的に設けた面内方向内側に向う中間内向
片22を備えている。前記障子取付片21の先端部(上
端部)は室内外側方向に向う断面略円孤形状である。前
記下框14は面内方向外側に向う室内側の取付片23を
備えている。
【0017】この室内側の取付片23の先端部(下端
部)は室内外側方向に向う断面略円孤形状に凹み、取付
用凹部24を形成している。前記障子取付片21の先端
部と前記室内側の取付片23の取付用凹部24を室内外
側方向に揺動自在に嵌め合せて連結することで、下横枠
材11に下框14が室内外側方向に揺動自在に連結さ
れ、障子4bが窓枠4aに室内側に傾倒自在に装着して
ある。
【0018】前記上横枠材10の室内寄り部と縦枠材1
2の室内寄り部と前記下横枠材11の中間内向片22に
気密材装着部、例えば凹条溝10a,12a,22aが
室内外側方向略同一位置として形成してある。前記各凹
条溝10a,12a,22aに気密材25が四周連続し
て室内側に向けて装着してある。
【0019】障子4bを閉じることで、上框13の室内
側外向片26、縦框12の室内側外向片27の室外側面
26a,27aと、前記下框14の室内側の取付片23
の室外側面23aが、前記気密材25にそれぞれ圧接
し、窓枠4aと障子4bとの間を気密・水密する。
【0020】下框14の室内側の取付片23の室外側面
23aと下横枠材11に装着した気密材25との圧接
部、つまり気密・水密部は、下横枠材11の障子取付片
21と取付用凹部24の嵌め合せ部、つまり障子取付部
よりも上方位置である。この気密・水密部から何らかの
原因で浸入した雨水は、下横枠材11における障子取付
片21と中間内向片22と本体20の内側壁20bとで
形成された凹部28に流れ落ちて溜る。
【0021】図4に示すように、下横枠材11の長手方
向両端部(縦枠材12との連結コーナー部)に排水用部
材30がそれぞれ取付けてある。この排水用部材30
は、前記凹部28に流れ落ちた雨水を室外側に排水す
る。前記排水用部材30は図5に示すように、取付本体
部31と排水部32を備えている。前記取付本体部31
は所定の幅(室内外側方向の寸法)と高さ(上下方向の
寸法)と長さ(左右方向の寸法)を有するブロック形状
で、その裏面31aにおける長手方向一端寄りに上向き
コ字状片33が一体的に設けてある。この上向きコ字状
片33は裏面31aよりも突出して取付本体部31の裏
面31aよりも突出した排水部32を形成している。前
記取付本体部31の長手方向中間部下方には、その裏面
31aと表面31bに貫通した取付用孔34が形成して
ある。前記取付本体部31の裏面31aにおける長手方
向中間部上方には裏面側に開口した略横向きコ字形状の
凹溝35が形成してある。この凹溝35の下内面35a
は前記上向きコ字状片33の上面33aと略面一に連続
している。前記取付本体部31の裏面31aにおける長
手方向他端寄り上方には、裏面31aと上面31cに開
口した断面略円孤形状の凹部36が形成してある。この
凹部36は取付本体部31の長さ方向他端面31dまで
連続し、その下面36aは凹溝35の下内面35aより
も下方位置で、凹部36の縦内面36bは凹溝35の縦
内面(底部)35bよりも表面31b寄りで、凹溝35
と凹部36との境い目に段差部37を有する。この段差
部37は長さ方向他端面31dに向いている。
【0022】前記上向きコ字状片33の取付本体部31
の裏面31aからの突出寸法は、下横枠材11の本体2
0における室内側壁20aから中間内向片22までの室
内外側方向の寸法よりも若干長い。この上向コ字状片3
3の突出端部の上部は切欠きされ、その切欠部33bと
取付本体部31の裏面31aとの間の寸法は前述の室内
側方向の寸法と略等しい。前記上向きコ字状片33(排
水部32)の高さは、前記下横枠材11の内側壁20b
と外側壁20cとの間の寸法と略等しい。前記凹溝35
は障子取付片21の先端部が嵌まり合う形状、大きさで
ある。
【0023】次に、前記排水用部材30の取付けについ
て図6〜図8に基づいて説明する。前記下横枠材11の
長手方向両端寄りの室内側部分に、前記排水部32(上
向きコ字状片33)が挿入する排水部挿入部が形成して
ある。例えば、図8に示すように、下横枠材11の本体
20における室内側壁20aと、内側壁20bの中間内
向片22よりも室内寄り部の長手方向両端寄りをそれぞ
れ切欠きし、その切欠部40を排水部挿入部とする。障
子取付片21の長手方向両端部も切欠きされる。この切
欠部40の長さ(面内方向の寸法)は前記上向きコ字状
片33の幅(面内方向の寸法)と同一で、高さ(上下方
向の寸法)は前記上向きコ字状片33(排水部32)の
高さと同一である。
【0024】前記縦枠材12の板状本体12bの内面1
2cと前記切欠部40とで図6に示すように排水部挿入
空間Eを形成する。つまり、縦枠材12の板状本体12
bの内面12cに設けられた内向片41における下部寄
りを下横枠材11の上下寸法に合せて切断して除去し、
縦枠材12の内面12c下部寄りを凹凸のない平坦面と
する。下横枠材11の長手方向の端面11aを縦枠材1
2の内面12cにおける平坦面に突き当て、縦枠材12
からビスを下横枠材11のビスホールに螺合して縦枠材
11の下端部に下横枠材11を突き当て連結する。これ
によって、縦枠材12の内面12cと切欠部40との間
に排水部挿入空間部Eを形成する。
【0025】下框14の室内側の取付片23は下横枠材
11の障子取付片21よりも短かく、その室内側の取付
片23の長手方向端面23bは障子取付片21の長手方
向端面21aよりも面内方向内側寄りである。つまり、
縦框15の内面の内向片の下部寄りを切断して平坦面と
し、その平坦面に下框14の長手方向端面を突き当てビ
スで連結しているので、図6に示すように室内側の取付
片23の長手方向端面23bは障子取付片21の長手方
向端面21aよりも面内方向内側寄りとなる。
【0026】窓枠4aに障子4bを装着した状態で、排
水用部材30の排水部32を前述の排水部挿入空間Eに
挿入し、取付本体部31の裏面31aを下横枠材11の
本体20の室内側壁20a(下横枠材11の室内側面)
に当接する。取付用孔34からビス38を、前述の室内
側壁20aに螺合して排水用部材30を取付ける。
【0027】前記排水用部材30の上向きコ字状片33
の面内方向一側面33cが縦枠材12の内面12cと対
向すると共に、取付本体部31の上向きコ字状片33の
面内方向一側面33cよりも突出した部分31eが縦枠
材12(板状本体12b)の室内側端面12dに当接す
る。排水部32は下横枠材11の本体20の中空部20
dに突出すると共に、下横枠材11の本体20の内側壁
20b(つまり、凹部28の底部)と連続する。このよ
うであるから、前述の凹部28内に流れ落ちた雨水は排
水部32に流れ込み、その排水部32から中空部20d
内に流れる。前記中空部20d内に流れた雨水は、図2
に示すように排水穴50を通って下框2b内に流れ落
ち、その下框2bの排水穴51から下枠1bに流れ、下
枠1bに沿って室外側に排水される。
【0028】よって、下横枠材11の障子取付片21よ
りも室内寄りに排水用の凹部を形成することがなく、そ
の障子取付片21を最も室内側部とすることができるの
で、下横枠材11の見込み寸法を小さくできる。
【0029】図9に示すように、排水用部材30の凹溝
35内に障子取付片21の上端部が嵌まり込む。排水用
部材30の凹部36と下横枠材11の本体20の室内側
壁20aとの間に上向きの凹陥部52が形成される。こ
の凹陥部52が後述するように障子4bの傾倒規制部と
なる。この凹陥部52内に下框14の室内側の取付片2
3の先端部が室内外側方向に揺動自在に嵌まり込み、障
子4bの脱落を防止する。前記室内側の取付片23の長
手方向端面23bが段差部37に当接し、障子4bが面
内方向に位置決めされる。
【0030】つまり、図9に仮想線で示すように障子4
bが室内側にある程度傾倒すると、室内側の取付片23
の一部分が凹部36の上端部(取付本体部31の上面3
1c)に当接して室内側への傾倒を阻止し、障子4bが
室内側に大きく傾倒し、室内側の取付片23の取付用凹
部24が障子取付片21の上端部から外れることを防止
するので、障子4bが窓枠4aから脱落することがな
い。
【0031】また、下框14の室内側の取付片23の長
手方向端面23bが左右の排水用部材30の段差部37
にそれぞれ当接し、下框14が左右方向に位置決めされ
るので、障子4bが面内方向に位置決めされる。この段
差部37が位置決め部である。
【0032】以上の実施の形態では換気用小窓として説
明したが、通常一般の内倒し窓でも良いことは勿論であ
る。
【0033】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、何らかの
事由で窓枠と障子との間の気密・水密部から洩れた雨水
は、下横枠材の凹部に流れ込み、排水用部材を通って室
外側に排水される。したがって、下横枠材の障子取付片
よりも室内側に排水用の凹部を形成する必要がなく、そ
の障子取付片が最も室内側部とすることができるから、
下横枠材の見込み寸法を小さくできる。
【0034】請求項2に係る発明によれば、排水用部材
で障子を面内方向に位置決めできる。
【0035】請求項3に係る発明によれば、排水用部材
で障子が大きく室内側に傾倒して脱落することを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】換気用小窓付き引き違いサッシの内観図であ
る。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】図1のB−B拡大断面図である。
【図4】換気用小窓の拡大詳細内観図である。
【図5】排水用部材を裏側から見た斜視図である。
【図6】排水用部材の取付部分を拡大した内観図であ
る。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】排水用部材の取付部分を分解した斜視図であ
る。
【図9】図7のD−D断面図である。
【図10】従来例の断面図である。
【符号の説明】
4…換気用小窓(内倒し窓)、4a…窓枠、4b…障
子、10…上横枠材、11…下横枠材、12…縦枠材、
13…上框、14…下框、15…縦框、16…複層ガラ
ス(パネル)、20…本体、20a…室内側壁、20b
…内側壁、21…障子取付片、22…中間内向片、23
…取付片、25…気密材、28…凹部、30…排水用部
材、31…取付本体部、32…排水部、33…上向きコ
字状片、35…凹溝、36…凹部、37…段差部、38
…ビス、40…切欠部、52…凹陥部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上横枠材と下横枠材と左右の縦枠材を方
    形状に連結した窓枠と、 上框と下框と左右の縦框を方形状に連結し、パネルを装
    着した障子を有し、 前記下横枠材の障子取付片と、下框の取付片を室内外側
    方向に揺動自在に連結することで障子を室内側に傾倒可
    能とし、 前記下横枠材の障子取付片よりも室外側に、窓枠と障子
    との間の気密・水密部から洩れた雨水が流れ込む凹部を
    有する内倒し窓であって、 前記下横枠材の長手方向端部寄りに、前記凹部を室外側
    に連通する排水用部材を取付けたことを特徴とする内倒
    し窓。
  2. 【請求項2】 排水用部材は、下框の取付片の長手方向
    一端面と当接することで障子を面内方向に位置決めする
    位置決め部を備えた請求項1記載の内倒し窓。
  3. 【請求項3】 排水用部材は、下框の取付片の先端部が
    室内外側方向に揺動自在に嵌まり合うと共に、その取付
    片の室内側への傾倒を規制する傾倒規制部を備えた請求
    項2記載の内倒し窓。
  4. 【請求項4】 排水用部材は取付本体部と、この取付本
    体部の長手方向一端寄りに設けた排水部を有し、 その排水部は取付本体部の裏面よりも突出し、 前記取付本体部の裏面における長手方向中間部に、障子
    取付片が嵌まり込む凹溝を有し、長手方向他端部には、
    取付片が嵌まり込む凹部を有し、その凹溝と凹部との境
    い目に段差部を有し、 前記障子取付片の長手方向端面よりも取付片の長手方向
    端面が面内方向内側に位置し、 前記取付本体部の裏面を下横枠材の室内側面に取付ける
    ことで、その下横枠材の長手方向端部寄りに形成した切
    欠部に排水部が挿入され、その排水部と凹部の底部が連
    続し、前記凹溝に障子取付片が嵌まり込み、前記凹部と
    下横枠材の室内側面との間の凹陥部を形成し、 前記取付片が凹陥部に室内側方向に回動自在に嵌まり合
    うことで前記傾倒規制部とし、その取付片の長手方向端
    面が段差部に当接することで前記位置決め部とした請求
    項3記載の内倒し窓。
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