JP2003089688A - イミダゾリン化合物 - Google Patents

イミダゾリン化合物

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JP2003089688A
JP2003089688A JP37026398A JP37026398A JP2003089688A JP 2003089688 A JP2003089688 A JP 2003089688A JP 37026398 A JP37026398 A JP 37026398A JP 37026398 A JP37026398 A JP 37026398A JP 2003089688 A JP2003089688 A JP 2003089688A
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Tokuo Ono
大野徳雄
Junichi Endo
遠藤淳一
Masataka Miura
三浦正尊
Hideyuki Aizawa
相澤秀幸
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Original Assignee
Mitsubishi Tokyo Pharmaceuticals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】一般式(I) 【化1】 [式中、R1は置換基を有していてもよいフェニル基を
示し、R2はフェニル基又は低級シクロアルキル基を示
し、mは2又は3を表わす]で表わされるイミダゾリン
化合物又はその薬理学的に許容される塩。 【効果】この化合物はムスカリンM3受容体に極めて強
力かつ選択的な拮抗活性を有するので、ムスカリンM3
受容体が関与する疾患に対する予防又は治療剤として有
用であるだけでなく、M2受容体が関与する心臓に対す
る副作用が少ない安全な医薬品が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イミダゾリン化合物に
関し、詳しくは選択的なムスカリンM3受容体拮抗作用
を示すイミダゾリン化合物及びそれを有効成分とする医
薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ムスカリン受容体には少なくとも3種の
サブタイプがあり、M1受容体は脳に、M2受容体は心臓
に、M3受容体は平滑筋及び腺組織に存在することが知
られている。
【0003】ムスカリン受容体拮抗作用を有する医薬品
は、鎮痙作用、鎮痛作用、抗分泌作用を示すので、腸又
は膀胱等の機能障害の治療薬として使用されている。ム
スカリン受容体拮抗作用を有する医薬品としてアトロピ
ン、スコポラミン、オキシブチニン、臭化プロパンテリ
ン、イプラトロピウム、フルトロピウム、オキシトロピ
ウム等があるが、これらはムスカリン受容体のM1、M2
及びM3受容体に対してほぼ同様の親和性を有し、これ
らにおいて非選択的にアセチルコリンと拮抗するため副
作用を回避できないことが知られている。そのため選択
性の高いムスカリン受容体拮抗作用を有する医薬品、特
にM2受容体が関与する心臓に対する副作用を示さない
医薬品が望まれていた。
【0004】ムスカリンM3受容体に選択的に拮抗する
化合物として3−置換ピロリジン誘導体(特開平2−2
82360号、特表平4−505927号、特開平7−
149640号公報)、3−置換ピペリジン誘導体(特
表平4−500521号公報)、カルバメート誘導体
( WO95/06635)、イミダゾール誘導体(特
開平7−215943号公報)、ジフェニル酢酸誘導体
(特開平8−291141号公報)等が知られている
が、いずれもムスカリンM3受容体に対する選択性が十
分ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ムス
カリンM3受容体に対する選択性、とりわけムスカリン
2受容体よりもムスカリンM3受容体に対する選択性が
高く、かつ強力な拮抗作用を有する新規イミダゾリン化
合物及びそれを有効成分とする医薬組成物を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ムスカリ
ンM3受容体拮抗作用を有する化合物につき、鋭意研究
を重ねた結果、一般式(I)
【化4】 [式中、R1は置換基を有していてもよいフェニル基を
示し、R2はフェニル基又は低級シクロアルキル基を示
し、mは2又は3を表わす]で表わされるイミダゾリン
化合物又はその薬理学的に許容される塩が、ムスカリン
3受容体に選択性が高く、かつ強力な拮抗作用を有す
ることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0007】本発明において「フェニル基が有していて
もよい置換基」とはハロゲン原子で置換された低級アル
キル基、ハロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコ
キシ基が挙げられる。置換基の数は問わないが、1又は
2が好ましく、1がより好ましい。また置換部位はo−
位、m−位、p−位、2,3−位、2,4−位、2,5
−位、2,6−位、3,4−位又は3,5−位等数多く
挙げられるが、o−位、m−位又はp−位が好ましく、
o−位がより好ましい。
【0008】「ハロゲン原子で置換された低級アルキル
基」とは全ての水素原子がハロゲン原子で置換された炭
素数1から3のアルキル基であり、具体的にはトリフル
オロメチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル
基、ペンタフルオロエチル基、ペンタクロロエチル基、
ペンタブロモエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ヘ
プタクロロプロピル基、ヘプタブロモプロピル基、ヘプ
タフルオロイソプロピル基、ヘプタクロロイソプロピル
基、ヘプタブロモイソプロピル基が挙げられ、トリフル
オロメチル基、トリクロロメチル基、ペンタフルオロエ
チル基、ペンタクロロエチル基が好ましく、トリフルオ
ロメチル基がより好ましい。
【0009】「ハロゲン原子」とはフッ素、塩素、臭素
及びヨウ素が挙げられ、フッ素、塩素、臭素が好まし
く、塩素がより好ましい。
【0010】「低級アルキル基」とは炭素数1から6の
アルキル基であり、具体的には、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル
基、s-ブチル基、t-ブチル基、ペンチル基、イソペンチ
ル基、ネオペンチル基、t-ペンチル基、ヘキシル基が挙
げられ、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、s-ブチル基、t-ブチル
基が好ましく、メチル基、イソプロピル基がより好まし
い。
【0011】「低級アルコキシ基」とは炭素数1から6
のアルコキシ基であり、具体的には、メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ
基、イソブトキシ基、s-ブトキシ基、t-ブトキシ基、ペ
ンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、ネオペンチル
オキシ基、t-ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等が
挙げられ、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イ
ソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、s-ブト
キシ基、t-ブトキシ基が好ましく、メトキシ基がより好
ましい。
【0012】「低級シクロアルキル基」とは炭素数3か
ら6のシクロアルキル基であり、具体的には、シクロプ
ロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロ
ヘキシル基が挙げられ、シクロブチル基が好ましい。
【0013】「薬理学的に許容される塩」としては、塩
酸、硝酸、硫酸等の無機酸塩、酢酸、クエン酸、フマル
酸、酒石酸等の有機酸塩、メタンスルホン酸、 p−ト
ルエンスルホン酸等のスルホン酸塩及びアラニン、ロイ
シン、グルタミン酸、グルタミン等のアミノ酸塩が挙げ
られる。
【0014】なお、本発明化合物(I)は、分子中に1
以上の不斉炭素を有するので光学異性体が存在する。こ
れらの光学異性体及びその混合物はいずれも本発明に包
含される。
【0015】また、本発明化合物(I)又はその薬理学
的に許容される塩は、水和物または溶媒和物として単離
されることがあるが、これらもまた本発明に包含され
る。
【0016】本発明化合物(I)又はその薬理学的に許
容される塩は、選択的、かつ、強力なムスカリンM3
容体拮抗作用を有するので、ムスカリンM3受容体の関
与する疾患、特に、呼吸器疾患である慢性閉塞性肺疾
患、喘息、肺線維症及び鼻炎等;泌尿器疾患である尿失
禁及び頻尿等;消化器疾患である過敏性腸症候群、痙性
大腸炎及び憩室炎等;中枢性疾患である薬剤投与に起因
する悪心、嘔吐、動揺病、メニュエ−ル病等に対する予
防又は治療薬として使用することができる。
【0017】本発明化合物(I)は、文献記載の方法
(オルガニック シンセシス、コレクティブ ボリュー
ム第4巻、72ペ−ジ、1963年)に従い合成される
化合物(II)
【化5】 [式中R1、R2及びmは前述に同じであり、Xはハロゲ
ン原子を表わす。]と2−メチル−2−イミダゾリンと
の反応で得られる。具体的に説明すれば、化合物(II)
と等量又は過剰量の2−メチル−2−イミダゾリンとを
無溶媒又はアセトニトリル、アセトン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジエチレングリコール、ジメチルエ
ーテル、エタノール、メタノール、2−メチル−2−プ
ロパノール、N,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒
中、無触媒又は炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸
アルカリ塩、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム等の重
炭酸アルカリ塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
の苛性アルカリ等の無機塩基又はトリエチルアミン、ピ
リジン、4−ジメチルアミノピリジン等の有機塩基存在
下、室温から溶媒の沸点、好ましくは溶媒の沸点で攪拌
することにより化合物(I)又はその塩を得ることがで
きる。
【0018】また化合物(I)は次のようにしても得る
ことができる。まず化合物(III)
【化6】 [式中R1、R2及びmは前述に同じである。]とハロア
ルキルエステル化合物から化合物(IV)
【化7】 [式中R1、R2及びmは前述に同じであり、R3はアリ
ール基又は低級アルキル基を表わす。]を得る(ジャ−
ナル オブ オルガニック ケミストリィ 第13巻、
830又は832ペ−ジ、1948年)。その後、この
得られた化合物(IV)と2−メチル−2−イミダゾリン
とを反応させる。
【0019】すなわち、化合物(III)とハロアルキル
エステルをナトリウム、カリウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム又はアルキルリチウム等の塩基存在下、
ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン、ジグライム又は2−メ
チル−2−プロパノール等の溶媒中、室温から溶媒の沸
点で攪拌し、化合物(V)を得る。
【化8】 [式中R1、R2及びmは前述に同じであり、R4は低級
アルキル基を表わす。]
【0020】次いで、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、エーテル、ジメトキシエタン、ベンゼン又はトルエ
ン等の溶媒中、この化合物(V)又は加水分解したカル
ボン酸化合物を水素化リチウムアルミニウム、水素化ホ
ウ素リチウム又はジボラン等の水素化化合物を用いて還
元し、アルコール化合物(VI)
【化9】 [式中R1、R2及びmは前述に同じである。]を得る。
【0021】この得られた化合物(VI)をトリエチルア
ミン、ピリジン又は4−ジメチルアミノピリジン等の有
機塩基、炭酸アルカリ塩、重炭酸アルカリ塩又は苛性ア
ルカリ塩等無機塩基存在下、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、ベンゾトリフルオライド、テトラヒドロフラン、
エーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン又はジグライ
ム等の溶媒中、メタンスルホン酸クロリド、トシル酸ク
ロリド、ベンゼンスルホン酸クロリド又はトリフルオロ
メタンスルホン酸クロリド等のスルホン酸クロリド又は
無水トリフルオロメタンスルホン酸等のスルホン酸無水
物と反応させ、化合物(IV)を得ることができる。
【0022】また、中性条件下、化合物(VI)を四塩化
炭素又は四臭化炭素中トリフェニルホスフィン等リン化
合物と反応させる(オルガニック シンセシス、第54
巻、63ペ−ジ、1974年)と、化合物(II)を得る
こともできる。
【0023】本発明化合物(I)の薬理学的に許容され
る塩は、化合物(I)に塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸
塩、酢酸、クエン酸、フマル酸、酒石酸等の有機酸塩、
メタンスルホン酸、 トシル酸等のスルホン酸塩又はア
ラニン、ロイシン、グルタミン酸、グルタミン等のアミ
ノ酸を常法により作用させることにより、製造すること
ができる。
【0024】本発明化合物又はその薬理学的に許容され
る塩を臨床に使用する場合には安定剤、緩衝剤、希釈
剤、等張剤、防腐剤などの賦形剤を配合することもでき
る。投与形態としては錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤
及びシロップ剤等の経口投与、注射剤、座剤及び液剤等
の非経口投与並びに軟膏剤、クリーム剤及び貼付剤等の
局所投与などを挙げることができる。
【0025】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもので
はない。
【0026】
【実施例】(実施例1)1−[2−(ベンズヒドリルオ
キシ)エチル]−2−メチル−2−イミダゾリン 1−ベンズヒドリルオキシ−2−ブロモエタン(1.4
6g:5mmol)、2−メチル−2−イミダゾリン
(2.52g:30mmol)とアセトニトリル(30
ml)の混合物を還流下に3時間撹拌した。氷水を加
え、クロロホルムで抽出し、3回水洗し、無水炭酸カリ
ウムで乾燥した。減圧下に溶媒を濃縮し、得られた残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(溶離液:ク
ロロホルム/メタノ−ル=5/1続いてメタノ−ル)に
付し、無色油状物として表題化合物を0.30g(収率
21%)得た。
【0027】1H−NMR(CDCl3 )δppm:
1.98(3H,s),3.27−3.39(4H,
m),3.54(2H,t,J=5.49Hz),3.
67(2H,t,J=9.77Hz),5.35(1
H,s),7.25−7.33(10H,m)。
【0028】(実施例2)2−メチル−1−[3−(フ
ェニルo−トリルメトキシ)プロピル]−2−イミダゾ
リン 実施例1と同様な方法で1−ブロモ−3−(フェニルo
−トリルメトキシ)プロパン(0.44g:1.4mm
ol)と2−メチル−2−イミダゾリン(0.58g:
6.9mmol)から、淡黄色油状物質として表題化合
物を0.40g(収率90%)得た。
【0029】1H−NMR(CDCl3)dppm:1.
56−2.12(5H,m),2.24(3H,s),
3.04−3.36(4H,m),3.36−3.80
(4H,m),5.48(1H,s),7.02−7.
50(9H,m)。
【0030】(実施例3)2−メチル−1−[2−(フ
ェニルo−トリルメトキシ)エチル]−2−イミダゾリ
1−ブロモ−2−(フェニルo−トリルメトキシ)エタ
ン(0.92g:3mmol)と2−メチル−2−イミ
ダゾリン(1.51g:18mmol)とアセトニトリ
ル(20ml)の混合物を還流下に2.5時間撹拌し
た。減圧下に溶媒を濃縮し、残留物をクロロホルムで抽
出、3回水洗し、無水炭酸カリウムで乾燥した。クロロ
ホルムを減圧下留去して得られた残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ−(溶離液:クロロホルム/メタ
ノ−ル=1/1続いて1%トリエチルアミンを含むクロ
ロホルム/メタノ−ル=1/1)に付し、淡黄色油状物
として表題化合物を0.75g(収率81%)得た。
【0031】1H−NMR(CDCl3 )δppm:
1.96(3H,s),2.25(3H,s),3.2
9(2H,t,J=9.16Hz),3.35(2H,
t,J=5.49Hz),3.54(2H,t,J=
5.49Hz),3.66(2H,t,J=9.16H
z),5.51(1H,s),7.11−7.32(8
H,m),7.41−7.45(1H,m)。
【0032】(実施例4)1−[2−((2−クロロフ
ェニル)フェニルメトキシ)エチル]−2−メチル−2
−イミダゾリン 実施例1と同様な方法にて1−ブロモ−2−((2−ク
ロロフェニル)フェニルメトキシ)エタン(0.89
g:2.7mmol)と2−メチル−2−イミダゾリン
(1.15g:13.7mmol)から、淡黄色油状物
質として表題化合物を0.88g(収率98%)得た。
【0033】1H−NMR(CDCl3)dppm:1.
95(3H,s),3.12−3.43(4H,m),
3.43−3.80(4H,m),5.82(1H,
s),7.15−7.60(9H,m)。
【0034】(実施例5)2−メチル−1−[2−(フ
ェニル(2−トリフルオロメチルフェニル)メトキシ)
エチル]−2−イミダゾリン 実施例1と同様な方法にて1−ブロモ−2−(フェニル
(2−トリフルオロメチルフェニル)メトキシ)エタン
(0.46g:1.3mmol)と2−メチル−2−イ
ミダゾリン(0.54g:6.4mmol)から、淡黄
色油状物質として表題化合物を0.28g(収率60
%)得た。
【0035】1H−NMR(CDCl3)dppm:2.
01(3H,s),3.12−3.88(8H,m),
5.83(1H,s),7.10−7.80(9H,
m)。
【0036】(実施例6)1−[2−((2−メトキシ
フェニル)フェニルメトキシ)エチル]−2−メチル−
2−イミダゾリン 実施例1と同様な方法にてメタンスルホン酸 2−
((2−メトキシフェニル)フェニルメトキシ)エチル
エステル(0.27g:0.8mmol)と2−メチ
ル−2−イミダゾリン(0.34g:4mmol)か
ら、淡黄色油状物質として表題化合物を0.12g(収
率44%)得た。
【0037】1H−NMR(CDCl3)dppm:2.
08(3H,s),3.30−3.48(4H,m),
3.57(2H,dd,J=5.49,4.88H
z),3.60−3.85(2H,m),3.81(3
H,s),5.80(1H,s),6.85−7.42
(9H,m)。
【0038】(実施例7)1−[2−(シクロブチルフ
ェニルメトキシ)エチル]−2−メチル−2−イミダゾ
リン 実施例1と同様な方法にてメタンスルホン酸 2−(シ
クロブチルフェニルメトキシ)エチル エステル(0.
20g:0.7mmol)と2−メチル−2−イミダゾ
リン(0.30g:3.5mmol)から、淡黄色油状
物質として表題化合物を0.09g(収率44%)得
た。
【0039】1H−NMR(CDCl3)dppm:1.
58−2.21(9H,m),2.42−2.70(1
H,m),3.08−3.50(6H,m),3.65
(2H,t,J=9.77Hz),4.09(1H,
d,J=7.94Hz),7.10−7.44(5H,
m)。
【0040】(実施例8)1−[2−(シクロブチルo
−トルイルメトキシ)エチル]−2−メチル−2−イミ
ダゾリン 実施例1と同様な方法にてメタンスルホン酸 2−(シ
クロブチルo−トルイルメトキシ)エチル エステル
(0.14g:0.46mmol)と2−メチル−2−
イミダゾリン(0.19g:2.3mmol)から、淡
黄色油状物質として表題化合物を0.06g(収率48
%)得た。
【0041】1H−NMR(CDCl3)dppm:1.
60−2.20(9H,m),2.34(3H,s),
2.44−2.80(1H,m),3.10−3.50
(6H,s),3.55−3.78(2H,m),4.
44(1H,d,J=6.71Hz),7.10−7.
29(4H,m)。
【0042】
【化10】
【0043】
【発明の効果】1.摘出モルモット気管に対するムスカ
リンM3拮抗作用 ハートレイ系雄性モルモットの後頭部を殴打、放血して
屠殺し、結合組織などを切除しながら頚部気管を摘出し
た。その後、食道及び残った結合組織を切除し、気管軟
骨2個間隔で切断し、標本とした。この標本を37℃で
保温し95%O 2−5%CO2を通じたインドメタシン
(1μM)を含むクレブス炭酸緩衝液で満たした5ml
マグヌス槽に、静止張力1gで懸垂した後、60分間の
安定期間をおいた。カルバコールによる収縮反応を累積
法を用い、1濃度7分間隔で10-8Mより公比3で等尺
性に測定した。測定後速やかに標本を洗浄し、次の収縮
反応まで60分間の安定期間をおき、カルバコールによ
る収縮反応のEC50が安定した時点をコントロールとし
た。また被験化合物は、カルバコ−ル適用の15分前に
適用した。なお被験化合物の親和性(pA2)は、シル
ド法(Arunlakshana, O. and Schild, H. O.: Brit.
J. Pharmacol., 1959, 14, 48-58)により求めた。結果
を表1に示す。
【0044】2.摘出モルモット膀胱に対するムスカリ
ンM3拮抗作用 ハートレイ系雄性モルモットの後頭部を殴打、放血して
屠殺し、開腹した後、下腹部に見える膀胱の尖部をピン
セットで軽く摘み上げながら膀胱三角部で切断して摘出
し、栄養液中に浸した。正中に切開した後、長さ10〜
15mm、幅3〜5mmの筋縦割条片とした。その後、
粘膜組織を眼科用ハサミで剥離し、標本として用いた。
この標本を37℃で保温し95%O2−5%CO2を通じ
たクレブス炭酸緩衝液で満たした10mlマグヌス槽に
静止張力1gで懸垂した後、60分間の安定期間をおい
た。カルバコールによる収縮反応を累積法を用い、10
-8Mより公比3で等張性に測定した。測定後速やかに標
本を洗浄し、次の収縮反応まで45分間の安定期間をお
いた。カルバコールによる収縮反応のEC50が安定した
時点をコントロールとした。また被験化合物は、カルバ
コ−ル適用の15分前に適用した。なお被験化合物の親
和性(pA2)は、気管の場合と同様にして求めた。結
果を表1に示す。
【0045】3.摘出モルモット回腸縦走筋に対するム
スカリンM3拮抗作用 ハートレイ系雄性モルモットの後頭部を殴打、放血して
屠殺し、直ちに腸間膜を切除しながら回腸を摘出した。
回腸中の内容物を十分に洗浄後、その内腔に直径5〜7
mmのガラス棒を挿入し、腸管膜付着部に沿って縦走筋
のみをカミソリで切断し、綿棒を縦走筋と輪状筋の境界
部に当て、組織が乾燥しないように注意しながら縦走筋
を剥離し標本とした。この標本を37℃で保温し、95
%O2−5%CO2を通じたクレブス炭酸緩衝液で満たし
た10mlオルガンバスに静止張力1gで懸垂した後、
60分間の安定期間をおいた。カルバコールによる収縮
反応を累積法を用い、10-8Mより公比3で等張性に測
定した。測定後速やかに標本を洗浄し、次の収縮反応ま
で45分間の安定期間をおいた。カルバコールによる収
縮反応のEC50が安定した時点をコントロールとした。
また被験化合物は、カルバコ−ル適用の15分前に適用
し、被験化合物の親和性(pA2)は気管の場合と同様
にして求めた。結果を表1に示す。
【0046】4.摘出モルモット左心房に対するムスカ
リンM2拮抗作用 ハートレー系モルモットの後頭部を殴打、放血して屠殺
し、直ちに心肺を摘出した後、肺、結合組織等、心室の
順に切除し、左心房と右心房に切断し標本とした。この
標本を32℃で保温し、95%O2−5%CO2を通じた
クレブス炭酸緩衝液で満たした10mlオルガンバス
に、静止張力0.5gで懸垂した。その後、フィールド
電気刺激(4Hz, 2msec, 1.5×閾値電圧)による
収縮を測定した。60分間の安定期間をおいた後、カル
バコ−ルによる抑制反応を累積法を用い1濃度90秒間
隔で10-8Mより公比3で等尺性に測定した。測定後速
やかに標本を洗浄し、次の抑制反応まで45分間の安定
期間をおいた。なおカルバコールによる抑制反応のEC
50が安定した時点をコントロールとし、被験化合物はカ
ルバコ−ル適用の30分前に適用した。被験化合物の親
和性(pA2)は、気管の場合と同様にして求めた。結
果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】5.吸入投与によるモルモット気道収縮に
対する試験 コンゼットらの方法(Arch. Exp. Path Pharmak., 194
0, 195, 71-74)に従った。ハートレイ系雄性モルモット
(350〜504g)をウレタン(1.8g/kg, i.
p.)麻酔下で背位に固定した。頚部正中切開により気
管、左総頚動脈および左総頚静脈を露出し、気管にカニ
ューレ、血圧測定用カニューレおよび薬物投与用カニュ
ーレをそれぞれ挿入した。自発呼吸を止めるため、デカ
メトニウム(2mg/kg,i.v.)により自発呼吸
を停止させた後、人工呼吸を行い、konzett-Rossler法
により定圧負荷(10cmH2O)のもとにベンチレーショア
ウトフロー(ventilation outflow)量を気道抵抗の指
標としてbronchospasm transducerを介して測定した。
被験化合物あるいは対照群としての生理食塩水は超音波
吸入器(OMRON社)を用い1分間吸入させ、その10分後
に左剄静脈の薬物投与用カニューレを介してメサコリン
(3μg/kg)を投与し、気道収縮を誘発した。薬剤
による気道抵抗の変化は、気管カニューレを閉塞して求
められる気道完全閉塞値(100%)から収縮率(%)
を算出し、気道収縮を50%抑制する被験化合物の用量
をID50値とした。結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】表1から明らかなように、比較対照化合物
と比べた場合、化合物(I)はムスカリンM3受容体に
対して強力な拮抗作用を有している。さらに、化合物
(I)のムスカリンM2受容体に対する拮抗作用は比較
対照化合物のそれと比べると弱いため、受容体選択性に
も優れていることが明らかになった。また、表2に示し
た動物モデルにおいてもイプラトロピウムの5倍の活性
を有しているので、十分に臨床で使用可能と考えられ
る。
【0051】以上のように、本発明化合物はムスカリン
3受容体に対し強力な拮抗作用を有するので、ムスカ
リンM3受容体が関与する疾患、特に、慢性閉塞性肺疾
患、慢性気管支炎、喘息、肺繊維症及び鼻炎等の呼吸器
疾患;過敏性腸症候群、痙性大腸炎、憩室炎等の消化器
疾患;薬剤投与に起因する悪心及び嘔吐、動揺病、メニ
ュエール病等の中枢性疾患;尿失禁、頻尿等の泌尿器疾
患に対する予防又は治療剤として有用である。さらに本
発明化合物は、ムスカリンM3受容体に対し選択的に拮
抗することから、ムスカリンM2受容体拮抗作用による
心臓に対する副作用の少ない予防又は治療剤が提供され
る。
フロントページの続き (72)発明者 三浦正尊 東京都中央区日本橋本町二丁目2番6号 東京田辺製薬株式会社内 (72)発明者 相澤秀幸 東京都中央区日本橋本町二丁目2番6号 東京田辺製薬株式会社内 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 AA03 BC38 MA01 MA04 NA14 ZA02 ZA34 ZA59 ZA66 ZA81 ZC42

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1は置換基を有していてもよいフェニル基を
    示し、R2はフェニル基又は低級シクロアルキル基を示
    し、mは2又は3を表わす]で表わされるイミダゾリン
    化合物又はその薬理学的に許容される塩。
  2. 【請求項2】R1がフェニル基又はR1のフェニル基に結
    合している置換基がメチル基、塩素原子、トリフルオロ
    メチル基若しくはメトキシ基である請求項1記載の化合
    物又はその薬理学的に許容される塩。
  3. 【請求項3】R1がo−位に置換基を有しているフェニ
    ル基である請求項1又は2記載の化合物又はその薬理学
    的に許容される塩。
  4. 【請求項4】R2がフェニル基である請求項1〜4に記
    載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
  5. 【請求項5】mが2である請求項1〜5記載の化合物又
    はその薬理学的に許容される塩。
  6. 【請求項6】2−メチル−1−[2−(フェニルo−ト
    リルメトキシ)エチル]−2−イミダゾリン又はその薬
    理学的に許容される塩。
  7. 【請求項7】 一般式(I) 【化2】 [式中、R1は置換基を有していてもよいフェニル基を
    示し、R2はフェニル基又は低級シクロアルキル基を示
    し、mは2又は3を表わす]で表わされるイミダゾリン
    化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効成分とす
    る医薬組成物。
  8. 【請求項8】ムスカリンM3受容体が関与する疾患に対
    する予防又は治療剤である請求項7記載の医薬組成物
  9. 【請求項9】一般式(I) 【化3】 [式中、R1は置換基を有していてもよいフェニル基を
    示し、R2はフェニル基又は低級シクロアルキル基を示
    し、mは2又は3を表わす]で表わされるイミダゾリン
    化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効成分とす
    るムスカリンM3受容体拮抗剤。
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CN1270582A (zh) * 1997-09-18 2000-10-18 三菱东京制药株式会社 咪唑啉化合物

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