JP2003089617A - 複合化粉体とその製造方法並びにその複合化粉体を含有する化粧料 - Google Patents

複合化粉体とその製造方法並びにその複合化粉体を含有する化粧料

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JP2003089617A
JP2003089617A JP2001285634A JP2001285634A JP2003089617A JP 2003089617 A JP2003089617 A JP 2003089617A JP 2001285634 A JP2001285634 A JP 2001285634A JP 2001285634 A JP2001285634 A JP 2001285634A JP 2003089617 A JP2003089617 A JP 2003089617A
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Takumi Tanaka
巧 田中
Yoshinori Shigezaki
義則 茂崎
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Daito Kasei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水酸化鉄または酸化鉄本来の着色性発色性を
有し、かつ分散性が良く、使用感に優れる複合化粉体を
提供し、併せて簡便な方法で、かつ低コストでその複合
化粉体を製造する製造方法を提供し、さらにこの複合化
粉体を含有する化粧料を提供する。 【解決手段】 膨潤性スメクタイトを水中で膨潤させて
おき、その中で水酸化鉄を析出させて複合化したのちス
プレードライヤーで噴霧乾燥させて水酸化鉄を含有する
複合化粉体を製造し、さらにこの複合化粉体を焼成して
酸化鉄を含有する複合化粉体を製造する。また、このよ
うにして得られた複合化粉体を化粧料に配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨潤性スメクタイ
トと水酸化鉄または酸化鉄とを複合させて成る複合化粉
体とその製造方法並びにその複合化粉体を含有する化粧
料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】着色料として用いられる水酸化鉄または
酸化鉄は分散性が良くないことが一般的に知られてお
り、その分散性を良くするために各粒の表面処理が施さ
れているが、その形状が針状であるために完全に良い分
散性が得られないという問題点や、使用感が良くないと
いう問題点がある。
【0003】このような問題点を解決するために、特開
平7−216256号公報や特開平6−47273号公
報に開示されるように、水酸化鉄または酸化鉄を例えば
シリカのような無機多孔質物質で内包させた球状粉体が
提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水酸化
鉄または酸化鉄を内包させた球状粉体は、その分散性や
使用感が良いものの、製造方法の難易度が高くコスト高
になるという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、水酸化鉄または酸化鉄本来の着色
性、発色性を示し、使用感が良く、分散性に優れた複合
化粉体を提供し、併せて簡便な方法でかつ低コストでそ
の複合粉体を製造する方法を提供し、さらに前記複合化
粉体を含有する化粧料を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、本発明者らは鋭意研究した結果、
膨潤性スメクタイトと水酸化鉄または酸化鉄とを複合化
することにより得られる粉体は、着色性、発色性が共に
良く、分散性に優れ、使用感が良く、また製造方法は膨
潤性スメクタイトを水に膨潤中に、水酸化鉄を析出さ
せ、一気にスプレードライヤーにて噴霧乾燥させ製造す
るため、プロセスが簡単であることを見出し、本発明を
完成させるに至った。また、スプレードライヤーにて噴
霧乾燥させるため、できあがった複合化粉体の形状は球
状であり、より使用感が良くなるものを提供することが
できる。さらに、これを焼成することにより、膨潤性ス
メクタイトと酸化鉄との複合体を得ることもできる。ま
た、本発明の複合化粉体を配合した化粧料は発色性に優
れるだけでなく、使用感にも優れることを見出し後記第
5発明の完成に至った。
【0007】すなわち、第1発明による複合化粉体は、
膨潤性スメクタイトと水酸化鉄または酸化鉄とを複合化
させたことを特徴とするものである。
【0008】本発明の複合化粉体によれば、例えば化粧
料、インキ、プラスチック、繊維、ゴム、トナー等の組
織物に含有させることができるが、特に化粧料として配
合された場合に、水酸化鉄あるいは酸化鉄本来の着色
性、発色性を示し、かつ優れた分散性、使用感のよさを
発揮することができる。
【0009】本発明において複合化粉体の粒子径が0.
01〜50μmであり、かつ粒子形状が球状であること
が好ましい(第2発明)。このような複合化粉体によれ
ば、化粧料として配合された際に、さらに優れた使用感
および発色性を示すという効果を奏する。
【0010】また、前記第1発明および第2発明の水酸
化鉄と膨潤性スメクタイトとを複合させた複合化粉体を
製造するために、第3発明による複合化粉体の製造方法
は、膨潤性スメクタイトを水中にて膨潤させておき、そ
の中で水酸化鉄を析出させ、複合化させた後、スプレー
ドライヤーにて噴霧乾燥させることを特徴とするもので
ある。
【0011】第3発明による製造方法によれば、膨潤性
スメクタイトを水に膨潤中に、水酸化鉄を析出させ、ス
プレードライヤーにて噴霧乾燥させるため、極めて簡便
な製造プロセスによって製造することができ低コストで
ある。また、スプレードライヤーにて噴霧乾燥させるこ
とから、できあがった複合化粉体の粒子形状は球状をし
ており、したがって使用感のよい複合化粉体を提供する
ことができる。ここで水酸化鉄の析出量は特に制限され
るものではないが、着色性の良さ、発色性の良さを考慮
に入れると複合化粉体の含有量に対し10〜30wt%
が好ましい。
【0012】次に、第4発明による複合化粉体の製造方
法は、前記第3発明による製造方法にて得られた複合化
粉体を焼成して、複合化している水酸化鉄を酸化鉄にす
ることを特徴とするものである。
【0013】本発明においては、第3発明により得られ
る水酸化鉄と膨潤性スメクタイトとを複合させた複合化
粉体を焼成することにより、水酸化鉄を酸化鉄に変化さ
せることができ、赤色の複合化粉体が得られる。
【0014】また、第5発明による化粧料は、前記第1
発明または第2発明に記載の複合化粉体を含有して成る
ことを特徴とするものである。本発明の化粧料によれ
ば、水酸化鉄または酸化鉄の着色力、発色力を示し、分
散性が良く、使用感に優れた化粧料を得ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明による複合化粉体と
その製造方法並びにその複合化粉体を含有する化粧料の
具体的な実施の形態について説明する。
【0016】本実施形態による酸化鉄あるいは水酸化鉄
を含有する複合化粉体に複合化される膨潤性スメクタイ
トとしては例えば、モンモリロナイト、バイデライト、
ヘクトライト、サポナイト、ノントロナイト、膨潤性フ
ッ素系雲母等が挙げられる。
【0017】また、本実施形態による複合化粉体の製造
方法の第1例として、イオン交換水に2〜3wt%とな
るように膨潤性スメクタイトを添加し攪拌して、均一に
なるように充分に膨潤させ、この溶液に規定量の硫酸鉄
溶液を徐々に添加しよく攪拌し、この混合溶液に5wt
%の水酸化ナトリウム溶液を徐々に添加し、pHが3付
近になったとき添加を終了するという方法が採られる。
なおこの方法を用いた際、pHが3を越えるまで水酸化
ナトリウム溶液を添加すると、できあがりの複合化粉体
の発色性が良くないため好ましくない。
【0018】また、複合化粉体の製造方法の第2例とし
て、イオン交換水に2〜3wt%となるように膨潤性ス
メクタイトを均一に膨潤させた状態にし、その中に約2
5wt%となるように硫化鉄7水和物を溶解させた溶液
を規定量添加しよく攪拌し、この混合溶液中に酸素を吹
き込みながら、5wt%の水酸化ナトリウム水溶液をp
Hが4くらいになるまで攪拌中に添加するという方法が
採られる。
【0019】これらの方法を用いて得られる、複合化さ
れた膨潤性スメクタイトをスプレードライヤーにて一気
に噴霧乾燥させる。このようにして得られた複合化粉体
は黄色く着色している。その後、乾燥減量が1wt%以
下になるまで充分に乾燥させると、水に膨潤してゲル状
となることはない。さらにこのようにして得られた黄色
複合化粉体を700℃以上の温度にて焼成すると粒子形
状が球状のままで赤色の複合化粉体となる。
【0020】また、本実施形態による複合化粉体は、例
えばシリコン処理、金属石鹸処理、シランカップリング
処理、パーフルオロアルキルリン酸エステル処理、ラウ
ロイルリジン処理などの表面処理を必要に応じて施して
もかまわない。
【0021】本実施形態の複合化粉体を含有する化粧料
としては、メークアップ化粧料、スキンケア化粧料、ヘ
アケア化粧料等が挙げられ、剤型は、油性固形状、油性
液状、固形状、クリーム状、ペースト状、乳化状、ロー
ション状、粉末状、粉末固形状等が挙げられる。効果が
より発現する点では、メークアップ化粧料が最も好まし
く、このメークアップ化粧料としては、口紅、アイ製
品、ファンデーション、ほほ紅、美爪料、白粉等が挙げ
られる。
【0022】化粧料中における本実施形態の複合化粉体
の配合料は、その化粧料の特質に応じて任意に選択され
るものであるが、官能上の特性および効果の発現におい
て0.001〜80wt%とするのが好ましい。
【0023】また、本実施形態の化粧料には通常の化粧
料に用いられる成分を必要に応じて適宜配合することが
できる。
【0024】油分としては、例えばオリーブ油、ひまし
油、ホホバ油、ミンク油等の油脂類、ミツロウ、ラノリ
ン、キャンデリラロウ類、流動パラフィン、スクワラ
ン、ワセリン、パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス等の炭化水素、ステアリン酸、オレイン酸
等の脂肪酸、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコール等の高級アルコール、ミリスチン酸イソ
プロピル、トリオクタン酸グリセリル、トリイソステア
リン酸ジグリセリル等のエステル類、ラノリン脂肪酸イ
ソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン等のシリコーン油、パーフルオロデカン、パーフルオ
ロオクタン等のフッ素系油等を挙げることができる。
【0025】粉体としては、例えばタルク、カオリン、
セリサイト、マイカ、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸
アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、無水ケ
イ酸等の無機体質顔料、酸化亜鉛等の無機白色顔料、ベ
ンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、コンジョ
ウ、カーボンブラック等の無機着色顔料、雲母チタン、
酸化鉄雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等のパール剤、
有機顔料、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ポリエ
チレンパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン等
の有機粉体が挙げられる。なお、これら粉体は、フッ素
系化合物、シリコーン系油剤、金属石鹸、ロウ、油脂、
炭化水素等を用いて表面処理を施したものであってもよ
い。その他、有機溶剤、樹脂、可塑剤、紫外線吸収剤、
防腐剤、界面活性剤、保湿剤、香料、水、アルコール、
増粘剤等が挙げられる。
【0026】
【実施例】次に、本実施形態による膨潤性スメクタイト
と水酸化鉄または酸化鉄を複合化させた複合化粉体およ
び、これを含有する化粧料の具体的製造例、比較例につ
いて説明するが、本発明はこれらによって何ら限定され
るものではない。
【0027】(製造実施例1)ヘクトライト(ラポルテ
社製ラポナイト)60重量部をイオン交換水3000重
量部に膨潤させ、約30分間攪拌する。この膨潤溶液に
市販の硫酸第一鉄7水和物26.1重量部をイオン交換
水100重量部に溶解した溶液を攪拌しながら徐々に
(約30分間で)添加する。この溶液を酸素を吹き込み
ながら約2時間攪拌した後、60℃に加熱し、5wt%
に希釈した水酸化ナトリウム水溶液を攪拌中に徐々に添
加し、溶液のpHを約4にする。その後、約2時間攪拌
熟成させる。この溶液を、二流体スプレーノズルを備え
たスプレードライヤーに供給する。このときスプレード
ライヤーの熱風温度を200℃とし、二流体ノズルのス
プレー圧を4kgf/cmとした。このようにして得
られた複合化粉体は黄色を呈し、平均粒子径が約8μm
で、走査型電子顕微鏡観察によると粒子は球状であっ
た。また、水酸化鉄分定量すると23wt%であった。
【0028】(製造実施例2)製造実施例1に使用した
ヘクトライト60重量部を3000重量部のイオン交換
水に入れ、約30分間攪拌し膨潤溶解させる。この膨潤
溶液に市販の41wt%硫酸第二水溶液を88.3重量
部そのまま徐々に攪拌中に、添加した後約2時間攪拌す
る。その後、5wt%に希釈した水酸化ナトリウム水溶
液を全体のpHが3になるまで徐々に添加した後、約6
時間90℃にて攪拌熟成させる。この溶液を製造実施例
1と同様の方法にてスプレードライヤーで一気に噴霧乾
燥させ、複合化粉体を得た。この複合化粉体は黄色を呈
し、平均粒子径が約9μmで走査型電子顕微鏡観察によ
ると粒子は球状であった。また、水酸化鉄分定量すると
23wt%であった。
【0029】(製造実施例3、4)製造実施例1および
2で得られた黄色球状複合化粉体を750℃にて、大気
雰囲気下で約6時間焼成する。得られた粉体は赤色を呈
し、平均粒子径はそれぞれ焼成前と同様であり、また形
状についても走査型電子顕微鏡観察によると球状であっ
た。
【0030】(実施例1)製造実施例1と製造実施例3
で調製した黄色複合化粉体と赤色複合化粉体にメチルハ
イドロジエンポリシロキサン(信越化学工業(株)製:
KF−99P)を2wt%表面処理し、以下の配合にて
パウダーファンデーションを調製した。ここで使用され
た顔料はすべて同様にメチルハイドロジエンポリシロキ
サンで2wt%表面処理したものを使用した。 表面処理セリサイト 35.0 表面処理タルク 25.0 表面処理マイカ 20.0 表面処理酸化チタン 10.0 表面処理黄色複合化粉体(製造実施例1) 6.0 表面処理赤色複合化粉体(製造実施例3) 3.2 表面処理黒色酸化鉄 0.8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 100.0 このパウダーファンデーションをパウダーベースとして
88%含み、バインダーベースを12%として、これら
をヘンシェルミキサーにて混合した。なお、バインダー
ベースの配合は次のとおりである。 ジメチルポリシロキサン(6CS) 30.0 ジメチルポリシロキサン(10000CS) 25.0 精製ラノリン 9.0 エステル油 36.0 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 100.0
【0031】(実施例2)製造実施例2と4の黄色複合
化粉体と赤色複合化粉体を用いる以外は実施例1と同様
の方法にてパウダーファンデーションを調製した。
【0032】(実施例3)実施例1で使用した表面処理
複合化粉体を使用して、以下の配合にてW/Oリキッド
ファンデーションを調製した。 表面処理タルク 3.0 表面処理セリサイト 2.0 表面処理酸化チタン 15.0 表面処理赤色複合化粉体(製造実施例3) 0.2 表面処理黄色複合化粉体(製造実施例1) 2.5 表面処理黒色酸化鉄 0.8 ジメチルポリシロキサン(6CS) 7.4 ジメチルシクロヘキサン−メチル(ポリオキシエチレン) ジメチルシロキサン共重合体 1.8 ジメチルポリシロキサン(100CS) 8.0 ジメチルポリシロキサン(10000CS) 4.0 メチルフェニルポリシロキサン 10.0 エタノール 10.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 精製水 33.3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 100.0
【0033】(実施例4)製造実施例2と4の黄色複合
化粉体と赤色複合化粉体を用いる以外は、実施例3と同
様の方法にてW/Oリキッドファンデーションを調製し
た。
【0034】(比較例1)実施例1の表面処理黄色複合
化粉体と、表面処理赤色複合化粉体の代わりに、表面処
理黄色酸化鉄と表面処理赤色酸化鉄を使用し、その他は
同様の配合にてパウダーファンデーションを調製した。
【0035】(比較例2)実施例3の表面処理黄色複合
化粉体と表面処理赤色複合化粉体の代わりに、表面処理
黄色酸化鉄と表面処理赤色酸化鉄を使用し、その他は同
様の配合にてW/Oリキッドファンデーションを調製し
た。
【0036】これら実施例1〜4および比較例1〜2の
各化粧料について、分散性、使用感についての結果を表
1にまとめた。
【表1】 なお、分散性については目視にて判断し、使用感につい
ては10人のパネラーの評価に基づき下の3段階の評価
を与えた。 ◎:よい、△:あまりよくない、×:よくない
【0037】表1の結果より、実施例1、2のパウダー
ファンデーションでは分散状態、使用感ともに優れてい
るが、比較例1のパウダーファンデーションでは、分散
性はあまりよくなく、使用感がよくないという結果が得
られた。一方、実施例3,4のW/Oリキッドファンデ
ーションでも同様に分散状態、使用感ともによく、比較
例2のW/Oリキッドファンデーションでは、分散性が
あまりよくなく、使用感がよくないという結果が得られ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB232 AB242 AB432 AB441 AB442 AC102 AC122 AC352 AD152 AD162 AD512 BB25 CC12 DD17 DD23 DD28 DD32 EE06 EE07 FF01 FF05 4G073 BA36 BA75 BD15 BD21 CA06 CM14 CN06 FB29 FB50 FE04 UB31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨潤性スメクタイトと水酸化鉄または酸
    化鉄とを複合化させたことを特徴とする複合化粉体。
  2. 【請求項2】 粒子径が0.01〜50μmであり、か
    つ粒子形状が球状であることを特徴とする請求項1に記
    載の複合化粉体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の複合化粉体を
    製造する方法であって、膨潤性スメクタイトを水中にて
    膨潤させておき、その中で水酸化鉄を析出させ、複合化
    させた後、スプレードライヤーにて噴霧乾燥させること
    を特徴とする複合化粉体の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の製造方法にて得られた
    複合化粉体を焼成して、複合化している水酸化鉄を酸化
    鉄にすることを特徴とする複合化粉体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の複合化粉体を
    含有して成ることを特徴とする化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014148486A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Daito Kasei Kogyo Kk 球状複合粉体およびその製造方法並びに化粧料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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