JP2003089437A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003089437A
JP2003089437A JP2001283156A JP2001283156A JP2003089437A JP 2003089437 A JP2003089437 A JP 2003089437A JP 2001283156 A JP2001283156 A JP 2001283156A JP 2001283156 A JP2001283156 A JP 2001283156A JP 2003089437 A JP2003089437 A JP 2003089437A
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image forming
forming apparatus
paper tray
tray
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Masahiro Mori
正裕 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング内に用紙トレイを有する画像形
成装置において、給紙の際に用紙トレイ周辺部で生じる
騒音を低減する。 【解決手段】 この画像形成装置では、ハウジング1
の内部に用紙収容部9が設けられており、この用紙収容
部は用紙Pを収容する用紙トレイ21と、該用紙トレイ
21の上側で対向する位置に設けられているプレート2
2とで構成されている。用紙トレイ内側の底面及び側面
の一部と、プレート22の用紙トレイ21と対向する面
には、発泡ウレタン等の吸音性を有する材料からなる吸
音部材24a、24bが貼着されている。この吸音部材
24によって、給紙時に用紙収容部9で生じた用紙間の
摩擦音や、用紙と給紙部材との接触音等の騒音を吸収し
低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像記録装置に関し、特に、用紙
を収容する空間から発生する騒音を低減することのでき
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像記録装置への給紙手段は、画像形成装置の側面部に張
り出すように、出し入れ可能な給紙カセットを設置し、
この給紙カセットから用紙を送り込むものや、画像形成
装置本体を覆うハウジングの内側に用紙トレイを収容す
るスペースを設け、ハウジング前面部から用紙トレイを
差し込み給紙を行うフロントローディングタイプ等が一
般に知られている。フロントローディングタイプは、用
紙トレイがハウジング内に収められており、装置の設置
スペースを小さくできるため多く用いられている。
【0003】上記フロントローディングタイプの画像形
成装置は、例えば実開昭62−194634号公報に記
載されている。この画像形成装置は、専用キャビネット
上に複写機が載置されており、複写機及びキャビネット
のハウジング内部に複数の用紙トレイが設けられてい
る。用紙トレイはハウジングの前面部から容易に出し入
れすることができ、それぞれの用紙トレイにサイズの異
なる用紙を収容して任意の用紙トレイから給紙を行うこ
とができる。また、用紙トレイの一部を、両面コピー時
の用紙反転のために用いることもでき、効率良く作業を
行うことができる。
【0004】しかし、上記用紙トレイとハウジングとの
間には、用紙トレイを出し入れする際にハウジング内部
の部材と接触しないように隙間が形成されており、この
隙間からハウジング内部で発生する騒音がもれてしま
う。特に、給紙時に用紙トレイ付近で生じる騒音は、こ
の隙間から外部にもれやすく問題となる。給紙時の騒音
の原因としては、用紙間の摩擦音や、用紙を送り出す給
紙部材と用紙との接触音、用紙を送り出すときのさばき
音等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような給紙時の騒
音を低減するために、実開平4−98052号公報には
次のような画像形成装置が記載されている。この画像形
成装置は、図6に示すように、画像形成装置本体上部に
原稿載置部101と、操作部102が設けられており、
画像形成装置本体は複数の板状部材及びドア部材によっ
て形成されたカバー103で覆われている。板状部材と
ドア部材との接合部及び板状部材と用紙トレイ104と
の接合部には、圧縮状態で保持されるシール部材105
が設けられており、画像形成装置から生じる騒音がカバ
ー外部にもれるのを抑えている。
【0006】しかし、上記画像形成装置では、板状部材
やシール部材の寸法が正確でないと、シール部材が良好
な圧縮状態とならず、充分な防音効果が得られない。ま
た、用紙トレイの出し入れやドア部材の開閉を繰り返し
行うことによって、シール部材が摩耗し騒音がもれやす
くなる。
【0007】また、特開平5−138987号公報に記
載の画像形成装置は、図7に示すように、ハウジング2
01内部に用紙収容部202が設けられており、該用紙
収容部202は凹部203aを有するプレート203と
用紙トレイ204によって構成されている。凹部203
aには吸音部材205が配置されている。給紙の際、用
紙収容部202内で生じた騒音は、プレート203と用
紙トレイ204との狭い空間から凹部203a、そして
再び狭い空間を通過してハウジング201の外部に到達
する。このとき凹部203aが膨張型消音装置における
膨張空間として作用するとともに、凹部203aに吸音
部材205が設けられているため、騒音を低減できる。
しかし、この画像形成装置では、凹部203aを形成す
るのに大きなスペースを必要とする。また、凹部203
aの膨張空間としての体積を充分に確保することができ
ないと、有効な防音効果が得られない。
【0008】本願発明は、上記のような事情に鑑みてな
されたものであり、その目的は、ハウジング内に用紙ト
レイを有する画像形成装置において、給紙の際に用紙ト
レイ周辺部で生じる騒音を低減することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、 ハウジング内に、用紙
を収容する用紙トレイを備え、 該用紙トレイから1枚
ずつ引き出された用紙に画像を記録する画像形成装置で
あって、 前記ハウジング内の、前記用紙トレイと対向
する位置に支持された吸音部材又は消音部材を有するこ
とを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0010】用紙トレイから紙が送り出されるとき、用
紙トレイ内部又は周辺部で、用紙間の摩擦音や、用紙と
給紙部材との接触音等の騒音が発生する。上記画像形成
装置では、この騒音がハウジングの外部に伝わる前に、
上記吸音部材によって騒音を吸収したり、あるいは消音
部材によって小さくすることができるため、給紙の際、
画像形成装置の周囲に騒音が生じにくい。
【0011】請求項2に係る発明は、 ハウジング内
に、用紙を収容する用紙トレイを備え、 該用紙トレイ
から1枚ずつ引き出された用紙に画像を記録する画像形
成装置であって、 前記用紙トレイの底部内側又は側部
内側に吸音部材又は消音部材を有することを特徴とする
画像形成装置を提供する。
【0012】上記画像形成装置では、上記吸音部材又は
消音部材を用紙トレイの内側に容易に設置することがで
き、この吸音部材又は消音部材によって、給紙の際に用
紙トレイ内部又は周辺部で生じる騒音を低減することが
できる。このため、従来の画像形成装置の構成をほとん
ど変更することなく、給紙時の騒音を抑えることができ
る。
【0013】請求項3に係る発明は、 ハウジング内
に、用紙を収容する用紙トレイを備え、 該用紙トレイ
から1枚ずつ引き出された用紙に画像を記録する画像形
成装置であって、 前記用紙トレイの底部内側であっ
て、該用紙トレイ内に収容された用紙が占める範囲以外
の部分に、着脱が可能に装着された吸音部材又は消音部
材を有することを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0014】上記吸音部材又は消音部材は、用紙トレイ
内において用紙に覆われていないため、用紙トレイ内部
又は周辺部で生じた騒音は、吸音部材又は消音部材に到
達し易く、効率良くハウジング内で音を低減することが
できる。また、吸音部材又は消音部材を容易に脱着する
ことができ、用いる用紙サイズに応じて吸音部材又は消
音部材を容易に取り換えることもできる。さらに、既存
の画像形成装置に適用することも容易に行うことができ
る。
【0015】請求項4に係る発明は、 ハウジング内
に、用紙を収容する用紙トレイを備え、 該用紙トレイ
から1枚ずつ引き出された用紙に画像を記録する画像形
成装置であって、 前記用紙トレイは、複数が上下に配
置されており、上段の用紙トレイの底部下面に、吸音部
材又は消音部材が貼着されていることを特徴とする画像
形成装置を提供する。
【0016】上記画像形成装置では、複数の用紙トレイ
にそれぞれサイズの異なる用紙を収容することができる
とともに、この用紙トレイの底部下面に、新たな部材を
設置することなく容易に吸音部材又は消音部材を取付け
ることができる。そして、給紙の際に用紙トレイ周辺か
ら騒音が発生すると、この騒音をそれぞれの用紙トレ
イ、又はそれらの上段に配置された用紙トレイに貼着さ
れた吸音部材又は消音部材によって低減することができ
る。
【0017】請求項5に係る発明は、 ハウジング内
に、用紙を収容する用紙トレイを備え、 該用紙トレイ
から1枚ずつ引き出された用紙に画像を記録する画像形
成装置であって、 前記用紙トレイは、底部又は側部が
吸音性を有する材料で形成されていることを特徴とする
画像形成装置を提供する。
【0018】上記画像形成装置では、用紙間の摩擦音、
用紙と給紙部材との接触音、又は用紙のさばき音等の騒
音が発生すると、ハウジング内を伝達する前に用紙トレ
イ自身によってすばやく吸音又は消音することができ、
効率良く画像形成装置の周囲に騒音が生じるのを抑える
ことができる。また、吸音部材又は消音部材を設けるス
ペースを不要とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願に係る発明の実施の形
態を図に基づいて説明する。図1は、請求項1又は請求
項2に係る発明の一実施形態である画像形成装置の概略
構成図である。この画像形成装置は、ハウジング1の内
部に、一様帯電後に像光を照射することにより表面に静
電電位の差による潜像が形成される円筒状の感光体ドラ
ム2を備えており、この感光体ドラム2の周囲に、感光
体ドラム2の表面を一様に帯電させる帯電装置3と、感
光体ドラム2に像光を照射して表面に潜像を形成する露
光装置4と、感光体ドラム上の潜像にトナーを選択的に
転移させてトナー像を形成する現像装置5と、感光体ド
ラム2と対向し、記録紙を挟んで感光体ドラムとの間に
転写バイアス電界を形成する転写ロール6と、トナー像
の転写後に感光体ドラム2に残留するトナーを除去する
クリーニング装置7と、感光体ドラム2の表面を除電す
る除電露光装置8とを備えている。
【0020】また、感光体ドラム2と転写ロール6との
対向部の上流側には、用紙を収容する用紙収容部9と、
感光体ドラム2と転写ロール6との対向部に用紙を送り
出す給紙ロール10と、最も下流には、用紙上に転写さ
れた未定着トナー像を加熱溶融し用紙に圧着する定着装
置11とが設けられている。
【0021】次に、上記画像形成装置が有する構成の詳
細について説明する。上記感光体ドラム2は、金属製ド
ラムの表面に有機感光材料、アモルファスセレン系感光
材料、アモルファスシリコン系感光材料等からなる感光
体層を有するものを用いることができる。
【0022】上記帯電装置3は、ステンレススチール、
アルミニウム等の導電性を有する金属のロールに高抵抗
材料のコーティングを施したものであり、感光体ドラム
2に当接され、従動回転するようになっている。そし
て、所定の電圧が印加されることにより、該ロールと感
光体ドラム2との接触部近傍における微小間隙内で継続
的な放電を生じ、感光体ドラム2の表面をほぼ一様に帯
電するものである。
【0023】上記露光装置4は、画像信号に基づいて点
滅するレーザー光を発生し、これをポリゴンミラーによ
って感光体ドラム2の主走査方向にスキャンするもので
あり、これにより感光体ドラム2の表面に静電潜像を形
成する。
【0024】上記現像装置5はブラックのトナーを収容
しており、感光体ドラム2と近接・対向し、感光体ドラ
ム上の潜像に対応してトナーを転移し、可視像を形成す
るものである。
【0025】上記転写ロール6は、導電性もしくは半導
電性のロール状部材からなり、感光体ドラム2との間に
転写用バイアス電圧を印加することによって、感光体ド
ラム上のトナー像を記録用紙に転写する。
【0026】上記定着装置11は、熱源を内蔵する加熱
ロールと、該加熱ロールに圧接される押圧ロールとの間
に、未定着トナー像を担持した記録用紙を挟みこんでト
ナー像を加熱溶融し、記録用紙に圧着するものである。
【0027】上記用紙収容部9は、用紙Pを収容する用
紙トレイ21と、該用紙トレイ21の上側で対向する位
置に設けられているプレート22とで構成されており、
用紙トレイ21はハウジング1に出し入れ可能となって
いる。この出し入れの際、用紙トレイ21と、ハウジン
グ1又は用紙トレイ21の周辺にある部材とが接触しな
いように、図2に示すように、ハウジング1と用紙トレ
イ21との間には隙間23が形成されている。
【0028】上記用紙トレイ内側の底面及び側面の一部
と、プレート22の用紙トレイ21と対向する面に、そ
れぞれ吸音部材24a、24bが貼着されており、この
吸音部材24a、24bによって、給紙時に用紙収容部
9で生じた騒音を吸収し、低減することができる。吸音
部材24a、24bは、発泡ウレタン、グラスウール、
フェルト、布、紙等、吸音性を有する材料が用いられ
る。また、このような吸音部材の他、ヘルムホルツレゾ
ネータ、有孔板、音響管等、共鳴現象を利用した消音装
置を用いることもできる。ヘルムホルツレゾネータは、
細い管の先に小さな空間を結合した構造を持ち、管から
入射した音を、共鳴現象によって内部に閉じ込め、管の
部分での粘性抵抗によって消音する消音装置である。有
孔板は、複数の孔を有する板状部材を、用紙トレイの壁
面又は底面と隙間を設けて設置することで、上記ヘルム
ホルツレゾネータが、連続して配置されたのと同様の効
果を発揮させるものである。音響管は、先端が閉鎖又は
開放された細い管の内部で音を共鳴させる消音装置であ
る。一般的な消音性能は、ヘルムホルムレゾネータや有
孔板に劣るものの、ヘルムホルツレゾネータよりも設置
空間を必要とせず、有孔板よりも低周波での消音特性が
優れるなどの特徴がある。
【0029】次に、上記画像形成装置の動作について説
明する。まず、感光体ドラム2の表面が帯電装置3でほ
ぼ一様に帯電され、次いで露光装置4から像光が照射さ
れて感光体ドラム2の表面に静電電位の差による潜像が
形成される。そして、感光体ドラム2の回転により現像
装置5からトナーが転移されてトナー像が形成され、転
写ロール6と対向する位置に搬送される。
【0030】これとタイミングを合わせて、用紙トレイ
21から給紙ロール10によって、用紙Pが引き出さ
れ、感光体ドラム2と転写ロール6とが対向する転写部
へ送り込まれる。このとき、用紙トレイ内又は用紙トレ
イ周辺部で、用紙どうしが摺擦する音や、給紙ロール1
0が用紙Pを引き出す音、又は用紙をさばく音等の騒音
が生じる。この騒音は用紙トレイ内に貼着された吸音部
材24a又は用紙トレイの上面と対向して配置されてい
る吸音部材24bによって、ハウジング1の外部に伝達
する前に吸収される。このため、ハウジング1と用紙ト
レイ21との隙間23から伝わる騒音を低減することが
できる。
【0031】感光体ドラム2と転写ロール6との間に用
紙Pが送り込まれると、転写用バイアス電圧の印加によ
って形成されている電界内で、トナー像が用紙Pに転写
される。未定着のトナー像を担持した用紙Pは定着装置
12へ搬送され、定着装置12の有する加熱ロールと押
圧ロールとの間で加熱押圧され、トナー像は用紙Pに溶
融圧着される。一方、トナー像転写後に感光体ドラム上
に残留するトナーはクリーニング装置7により除去さ
れ、感光体ドラム1の表面は除電露光装置8により電位
的に初期化され、再び帯電装置3との対向位置に移動す
る。
【0032】この画像形成装置では、吸音性を有する材
料からなる用紙トレイを用いることもできる。用紙トレ
イ自身を吸音部材とすることによって、用紙収容部で生
じた騒音を、ハウジング外部に伝達する前に速やかに吸
音することができ、吸音部材を設置するスペースも不要
となる。吸音性を有する材料は、例えば硬質ウレタンの
発泡材等、用紙トレイとして用いることができる強度
と、充分な吸音性のある材料を選択することができる。
なお、この用紙トレイは請求項5に記載の画像形成装置
で用いられる。
【0033】図3は、請求項2に記載の画像形成装置で
用いられる用紙トレイの他の実施形態である概略断面図
である。なお、この画像形成装置は、用紙トレイを除
き、図1に示す画像形成装置と同様の構成を備えるもの
である。用紙トレイ31には、該用紙トレイ31の底部
内側にのみ吸音部材32が設けられており、この吸音部
材32によって、用紙トレイ内の空間33又はその周辺
部で生じた騒音を吸収することができる。吸音部材32
は、既存の画像形成装置が有する用紙トレイにも容易に
設置し使用することが可能である。
【0034】図4は、請求項3に係る発明の一実施形態
である画像形成装置で用いられる用紙トレイの概略断面
図である。なお、この画像形成装置は、用紙トレイを除
き、図1に示す画像形成装置と同様の構成を備えるもの
である。この用紙トレイ41には、用紙Pが占める範囲
以外の部分に吸音部材42が着脱可能に設置されてい
る。この用紙トレイ41では、用いる用紙サイズに応じ
て吸音部材42を容易に取り換えることができ、用紙P
のサイズに関わらず給紙時の騒音を低減することができ
る。
【0035】図5は、請求項4に係る発明の一実施形態
である画像形成装置の概略構成図である。この画像形成
装置は、ハウジング51と、感光体ドラム52と、帯電
装置53と、露光装置54と、現像装置55と、転写ロ
ール56と、定着装置59とは、図1に示す画像形成装
置と同様のものが用いられている。
【0036】そして、感光体ドラム52と転写ロール5
6との対向部の上流側には、上下に配置された、用紙P
を収容する複数の用紙トレイ60a、60b、60c、
60dと、それぞれの用紙トレイ60から用紙Pを送り
出す給紙ロール61a、61b、61c、61dとが備
えられている。用紙トレイ60には、それぞれ異なるサ
イズの用紙Pが収容されており、画像読取装置62によ
って画像サイズが認識されると、この画像サイズに対応
する用紙が収容された用紙トレイ60から給紙が行われ
る。
【0037】上記用紙トレイの上部三段60a、60
b、60cの底部下面には、それぞれ吸音部材63a、
63b、63cが貼着されている。給紙時に用紙トレイ
内の空間64a、64b、64c、64d又はその周辺
部で騒音が発生すると、それぞれの用紙トレイ60の近
傍に設けられている吸音部材63によって音が吸収され
る。この画像形成装置では、複数の用紙トレイにサイズ
の異なる用紙を収容し、それぞれの用紙トレイ付近で発
生する騒音を効率的に低減することができる。なお、上
記吸音部材に代えて、共鳴現象を利用した消音装置を用
いることもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明に係る画
像形成装置は、給紙の際に用紙トレイ周辺部で騒音が生
じると、用紙トレイの内側又は近傍に設けられた吸音部
材又は消音部材によって、ハウジングの外部に伝わる前
に騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1又は請求項2に係る発明の一実施形態
である画像形成装置の概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の正面図である。
【図3】請求項2に記載の画像形成装置で用いられる用
紙トレイの他の例を示す概略断面図である。
【図4】請求項3に係る発明の一実施形態である画像形
成装置で用いられる用紙トレイの概略断面図である。
【図5】請求項4に係る発明の一実施形態である画像形
成装置の概略構成図である。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【図7】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1、51、201 ハウジング 2、52 感光体ドラム 3、53 帯電装置 4、54 露光装置 5、55 現像装置 6、56 転写ロール 7、57 クリーニング装置 8、58 除電露光装置 9、202 用紙収容部 10、61 給紙ロール 11、59 定着装置 22、203 プレート 62 画像読取装置 101 原稿載置部 102 操作部 103 カバー 105 シール部材 21、31、41、60、104、204 用紙トレ
イ 24、32、42、63、205 吸音部材
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 ED17 JA17 JB05 JB06 JB30 JC14 2H071 AA35 AA37 BA03 BA13 DA22 2H072 BA03 BA13 BB01 JC02 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC28 GA01 GB01 GC01 GD01 HA34 HB01 HC04 HC22 KB03 LA04 MB09 MC26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に、用紙を収容する用紙
    トレイを備え、 該用紙トレイから1枚ずつ引き出された用紙に画像を記
    録する画像形成装置であって、 前記ハウジング内の、前記用紙トレイと対向する位置に
    支持された吸音部材又は消音部材を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング内に、用紙を収容する用紙
    トレイを備え、 該用紙トレイから1枚ずつ引き出された用紙に画像を記
    録する画像形成装置であって、 前記用紙トレイの底部内側又は側部内側に吸音部材又は
    消音部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ハウジング内に、用紙を収容する用紙
    トレイを備え、 該用紙トレイから1枚ずつ引き出された用紙に画像を記
    録する画像形成装置であって、 前記用紙トレイの底部内側であって、該用紙トレイ内に
    収容された用紙が占める範囲以外の部分に、着脱が可能
    に装着された吸音部材又は消音部材を有することを特徴
    とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ハウジング内に、用紙を収容する用紙
    トレイを備え、 該用紙トレイから1枚ずつ引き出された用紙に画像を記
    録する画像形成装置であって、 前記用紙トレイは、複数が上下に配置されており、上段
    の用紙トレイの底部下面に、吸音部材又は消音部材が貼
    着されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 ハウジング内に、用紙を収容する用紙
    トレイを備え、 該用紙トレイから1枚ずつ引き出された用紙に画像を記
    録する画像形成装置であって、 前記用紙トレイは、底部又は側部が吸音性を有する材料
    で形成されていることを特徴とする画像形成装置。
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