JP2003087511A - 画像読み取り装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
画像読み取り装置及び該装置を備えた画像形成装置Info
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Abstract
を除電して、原稿搬送を安定化させ画像を確実に読み取
るとともに、排紙積載性能も安定化させる。静電気によ
る装置の誤動作、破壊を防止する。 【解決手段】 画像読み取り装置11は、シートSに形
成された画像を読み取る表面読み取り部123と、この
表面読み取り部123の表面読み取り点123gからシ
ートが所定の高さ以上に浮き上がるのを規制する表面白
基準部124と、シートに帯電した静電気を除電する表
面除電ブラシ140と、を備えている。
Description
た画像を読み取る画像読み取り装置と、この画像読み取
り装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
特開2000−115452号公報に開示されているよ
うに、画像が形成されたシート(以下、「原稿」と言
う)の両面に形成された文字、絵、記号等(以下、「画
像」という)を読み取る両面画像読み取り装置がある。
この両面画像読み取り装置は、曲折した搬送路の両側に
配設された2つの画像読み取り部によって、原稿の両面
を読み取るようになっている。
−115452号公報に開示された両面画像読み取り装
置は、原稿を、2つの画像読み取り部の画像読み取り面
に押さえ付けるようになっていないため、原稿に皺やカ
ールが生じると、原稿が画像読み取り面から浮き上がっ
て、画像読み取り部の画像読み取りピントが狂い、画像
を正確に読み取ることができなかった。特に、画像読み
取り部が、密着型イメージセンサ(コンタクトイメージ
センサ)である場合、被写界深度が浅いため、画像を正
確に読み取ることができなかった。
白地圧板を設けて、この白地圧板で原稿を密着型イメー
ジセンサの画像読み取り面に押さえ付けることで、原稿
の浮き上がりを防止することが考えられる。
ジセンサに押さえ付けると、原稿が密着型イメージセン
サの画像読み取り面(通常はガラス面)と白地圧板とを
擦るため、原稿に静電気が発生して帯電されることがあ
る。このため、両面画像読み取り装置で原稿の両面を読
み取るとき、原稿は、第1の画像読み取り部で擦られて
静電気が溜まり、そのまま第2の画像読み取り部に進入
することになる。
み取り装置は、原稿が、静電気によって第2の画像読み
取り部の白地圧板に張り付いて詰まったり、円滑に搬送
されなかったりして、第1の画像読み取り部によって、
原稿の一方の面に形成された画像を正確に読み取ること
ができないことがある。
り装置は、原稿が、第2の画像読み取り部に進入すると
き、第2の読み取り部の付近で静電気を放電するような
ことがあると、放電ノイズが、第2の読み取り部の密着
型イメージセンサに侵入して、密着型イメージセンサを
誤動作させたり、破損したりして、第2の読み取り部に
よって、原稿を確実に読み取ることができないこともあ
る。
装置は、原稿が第1の画像読み取り部および第2の画像
読み取り部を通過するとき、原稿がそれぞれの密着型イ
メージセンサの画像読み取り面と白地圧板とで擦られる
ことがある。このため、原稿に静電気が発生して帯電さ
れる。原稿は、その後、装置外に排出されて、順次、装
置に設けたトレイ(以下、「原稿排出トレイ」と言う)
に積載される。しかし、前述のように帯電した原稿は、
原稿排出トレイ面に対向した下面が帯電していると、原
稿排出トレイに張り付きやすく、積載不良を起こすこと
があった。また、一度積載された先行原稿の上面も帯電
していると、後続の原稿も同様に下面が帯電した状態で
排出されてくると、積載されている先行の原稿の上面に
張り付きやすく、積載不良を起こすことがあった。
板に、ポリエステルシートなどのプラスチック製の非導
電性部材(絶縁部材)を使用している。このため、原稿
に帯電した静電気は、逃げにくくなっている。さらに、
白地圧板は、帯電しやすく、原稿をより一層、帯電させ
てしまうことになる。
の省スペース化の観点から、原稿載置トレイ及び原稿排
出トレイを装置上部に設けるウィングレスレイアウトが
提案されている。このような画像両面画像読み取り装置
は、読み取り部の上流側にUターン搬送路を設けなけれ
ばならず、原稿をUターン搬送路内に擦らせて搬送する
ことになり、原稿に静電気を帯電させやすい構造になっ
ている。
高速で搬送させると、原稿が帯電しやすくなり、帯電し
た原稿が読み取り部に進入したとき、前述のように、静
電気による搬送不良の原因、画像読み取り部の誤動作の
原因、破壊の原因になるおそれがある。
原稿進入口に設けた原稿載置トレイが装置上方に位置し
て、その下に略平行に原稿排出トレイが設けられている
場合がある。しかし、装置の小型化に伴って、原稿載置
トレイと原稿排出トレイとを近づけると、前述のよう
に、帯電した原稿が排紙されたとき、原稿の上面が帯電
しているため、原稿載置トレイの下面に原稿の上面が張
り付きやすくなり、積載不良を起こしていた。
置においても、画像読み取り部に原稿が突入するとき、
原稿が帯電して、同様に発生していた。
された静電気を除電して、画像を確実に読み取ることの
できる画像読み取り装置と、この画像読み取り装置を装
置本体に備えた画像形成装置とを提供することを目的と
している。
め、本発明の画像読み取り装置は、シートに形成された
画像を読み取る画像読み取り手段と、前記画像読み取り
手段の画像読み取り位置から前記シートが所定の高さ以
上に浮き上がるのを規制する押さえ手段と、前記シート
に帯電した静電気を除電する除電手段と、を備えてい
る。
は、前記画像読み取り位置よりも上流側に位置してい
る。
は、前記画像読み取り位置よりも下流側に位置してい
る。
は、前記押さえ手段が前記シートを押さえる側と画像読
み取り手段側との少なくとも一方の側から前記シートに
帯電した静電気を除電するようになっている。
み取り装置は、両面に画像が形成されたシートの一方の
面の画像を読み取る第1の画像読み取り手段と、前記両
面に画像が形成されたシートの他方の面の画像を読み取
る第2の画像読み取り手段と、前記第1の画像読み取り
手段の画像読み取り位置から前記シートが所定の高さ以
上に浮き上がるのを規制する第1の押さえ手段と、前記
第2の画像読み取り手段の画像読み取り位置から前記シ
ートが所定の高さ以上に浮き上がるのを規制する第2の
押さえ手段と、前記シートに帯電した静電気を前記シー
トの一方の面から除電する第1の除電手段と、前記シー
トに帯電した静電気を前記シートの他方の面から除電す
る第2の除電手段と、を備えている。
電手段と前記第2の除電手段は、少なくとも一方が、前
記第1の押さえ手段と前記第2の押さえ手段との間に位
置している。
電手段と前記第2の除電手段は、少なくとも一方が、前
記第1の画像読み取り手段の画像読み取り位置と、前記
第2の画像読み取り手段の画像読み取り位置とのいずれ
の位置よりも上流側に位置している。
電手段と前記第2の除電手段は、少なくとも一方が、前
記第1の画像読み取り手段の画像読み取り位置と、前記
第2の画像読み取り手段の画像読み取り位置とのいずれ
の位置よりも下流側に位置している。
を案内する湾曲した案内パスを備え、前記案内パスの下
流側に前記押さえ手段を配設してある。
段は、前記シートを前記画像読み取り手段の画像読み取
り位置に押さえる絶縁性部材からなる押圧部材を有して
いる。
取り手段は、密着型イメージセンサである。
された前記シートの搬送路の出口に配設されたシート排
出トレイと、前記シートの搬送路の入り口に配設されて
前記シート排出トレイの上方に位置するシート載置トレ
イとを有している。
成装置は、上記いずれか1つの画像読み取り装置と、前
記画像読み取り装置によって読み取られた画像読み取り
情報に基づいて被記録材に画像を形成する画像形成手段
と、を備えている。
み取り装置と、この画像読み取り装置を装置本体に備え
た画像形成装置であるファクシミリとを図に基づいて説
明する。なお、本発明の実施形態の画像読み取り装置
は、画像形成装置の本体に装備されるようになってい
る。画像形成装置には、ファクシミリ、複写機、プリン
タ、及びこれらの複合機等がある。したがって、本発明
の実施形態の画像読み取り装置は、ファクシミリのみに
設けられるものではなく、複写機、プリンタ等にも設け
られるようになっている。
ある。図2は、ファクシミリの概略正面断面図である。
ト(以下、「原稿」という)Sを読み取って、その情報
を他のファクシミリに送信したり、他のファクシミリか
らの情報を受信して、その情報を被記録材である被記録
シートPに形成したりするようになっている。さらに、
ファクシミリ1は、原稿を読み取って、それを複写する
複写機としての機能も備えている。
読み取り装置11と、画像読み取り装置11で読み取っ
た画像や受信画像を記録紙に記録する記録部21と、ユ
ーザがファクシミリを操作するための操作部31と、送
受信やコピー動作の制御を行う不図示の制御部等によっ
て構成されている。
ラ52で感光ドラム(画像形成手段)50と転写器54
との間に送り込まれる。感光ドラム50には、他のファ
クシミリからの情報、或いは画像読み取り装置11によ
って読み取った情報がトナー像として形成されている。
転写器54は、感光ドラム50と転写器54との間に送
り込まれた被記録シートにトナー像を転写する。そし
て、定着器51が被記録シートにPを加熱加圧して、ト
ナー像を永久定着する。最後に排出ローラ対55は、被
記録シートを排紙トレイ53に排出する。
は、第1実施形態の画像読み取り装置11の断面図であ
る。図4は、図3の画像読み取り装置11の拡大図であ
る。
する。オペレータが文字、絵、記号等(以下、「画像」
という)が記載された原稿Sを原稿台(シート載置トレ
イ)111にセットする。このとき、原稿Sの先端は、
原稿ストッパ112に受け止められて、位置規制され
る。原稿Sがセットされると、原稿有無センサ113
は、原稿の先端を検知する。
り開始を指示すると、表面読み取り部123は、白基準
値を、表面読み取り部123に対向して配置された表面
白基準部124(可動白基準)を読み取って表面の白基
準値に設定する。裏面読み取り部125は、白基準値
を、裏面読み取り部125に対向して配置された裏面白
基準部126(可動白基準)を読み取って裏面の白基準
値に設定する。
パ112による原稿の受け止め規制が解除されて、ピッ
クアップローラ114が、原稿Sを画像読み取り装置1
1の内部へ送り込む。分離ローラ115と逆転ローラ1
16は、原稿Sが重なって原稿台111から送り出され
てきた場合、原稿を1枚に分離して、最上位の原稿Sを
上搬送路15に沿って搬送する。
を検知すると、ピックアップローラ114による送り込
みが解除される。分離された原稿Sは、引き抜きローラ
118と、引き抜きローラ118に向けて付勢された引
き抜きころ119は、分離された原稿SをU字形搬送路
(案内パス)16に搬送する。搬送ローラ120と、搬
送ローラ120に向けて付勢された搬送ころ121は、
原稿Sを下搬送路17に沿って搬送する。
検知すると、そこから所定量原稿が搬送されたところで
表面読み取り部123による原稿表面の画像情報の読み
取りが開始される。それより所定量遅れて裏面読み取り
部125による裏面の画像情報の読み取りが開始され
る。原稿エッジセンサ122が原稿Sの後端を検知する
と、そこから所定量搬送したところで表面読み取り部1
23による原稿表面の画像情報の読み取りを終了し、そ
れより所定量遅れて裏面読み取り部125による原稿裏
面の画像情報の読み取りを終了する。排紙ローラ127
と、排紙ローラ127に向けて付勢された排紙ころ12
8は、原稿Sを原稿排出トレイ(シート排出トレイ)1
29に排出する。
離ローラ115を通過すると、通常、分離ローラ115
は、次の原稿Sを連続的に搬送する。しかし、原稿同士
の摩擦、原稿に対する分離ローラ115の摩擦の変化等
によって、分離ローラ115は、原稿を連続的に搬送で
きない場合がある。
稿フィードセンサ117が原稿Sの後端を検知して、原
稿有無センサ113が原稿を検知しているにもかかわら
ず、所定時間経過しても次の原稿Sの先端が原稿フィー
ドセンサ117によって検知されないことになり、不図
示の制御部は、ピックアップローラ114が、原稿Sの
送り込みを再開して、次の原稿Sが搬送されるようにす
る。このようにして、画像読み取り装置11は、原稿有
無センサ113が原稿無しを検知するまで同様の読み取
り動作を繰り返す。
成について説明する。図3において、画像読み取り装置
11は、上搬送ガイドユニット12、中搬送ガイドユニ
ット13、及び下搬送ガイドユニット14で構成されて
いる。
5とU字形搬送路16の一部を構成する上搬送フレーム
130に取り付けられた、原稿ストッパ112、原稿有
無センサ113、ピックアップローラ114、分離ロー
ラ115、原稿フィードセンサ117、及び引き抜きこ
ろ119を有して、上搬送カバー131によって蓋をさ
れるようになっている。
路16の一部と下搬送路17を構成する中搬送フレーム
132に取り付けられた、逆転ローラ116、引き抜き
ローラ118、搬送ころ121、表面白基準部124、
裏面読み取り部125、及び排紙ころ128を有して、
上搬送路15とU字形搬送路16の一部を構成する中搬
送カバー133によって蓋をされるようになっている。
ーム134に取り付けられた、搬送ローラ120、原稿
エッジセンサ122、表面読み取り部123、裏面白基
準部126、及び排紙ローラ127を有して、U字形搬
送路16の一部と下搬送路17を構成する下搬送カバー
135によって蓋をされるようになっている。
ァクシミリ1に対して固定的に取り付けられ、上搬送ガ
イドユニット12と中搬送ガイドユニット13は、下搬
送ガイドユニット14に回転自在に支持されている。
(画像読み取り手段、第1の画像読み取り手段)12
3、表面白基準部(押さえ手段、第1の押さえ手段)1
24、裏面読み取り部(画像読み取り手段、第2の画像
読み取り手段)125、裏面白基準部126(押さえ手
段、第2の押さえ手段)を図4の部分拡大図に基づいて
説明する。
密着型イメージセンサに代表される汎用的な読み取りを
行う部分である。表面読み取り部123は、画像読み取
り面123aを規定するコンタクトガラス123b上に
密着された原稿Sを、光源123cから照明して、原稿
Sの表面読み取り点(画像読み取り位置)123gから
の反射光を短焦点結像レンズ123dにより光電変換素
子123eに結像し、光電変換素子123eが原稿Sの
画像情報である光信号を電気信号に変換して読み取りを
行うようになっている。
123c、短焦点結像レンズ123d、及び光電変換素
子123eは、センサ筐体123fに一体的に収納され
ている。さらに、センサ筐体123fは、画像読み取り
面123aが搬送ローラ120の原稿狭持点Aと排紙ロ
ーラ127の原稿狭持点Bとを結んだ平面と略同一にな
るよう、表面読み取り部ホルダ136によって下搬送カ
バー135に固定支持されている。
け板124aと、取り付け板124aに上流側を貼り付
けた白色のポリエステルシート製の可撓性シート材(押
圧部材)124bと、可撓性シート材124bの下流側
自由端に貼り付けた金属板124cとで構成されてい
る。表面白基準部124は、金属板124cの自重によ
って原稿Sを表面読み取り部123の画像読み取り面1
23aに付勢して、表面読み取り点123gでの原稿の
浮き上がりを押さえるようなっている。
取り部123と同様に、密着型イメージセンサに代表さ
れる汎用的な読み取りを行う部分である。裏面読み取り
部125は、画像読み取り面125aを規定するコンタ
クトガラス125b上に密着された原稿Sを読み取る裏
面読み取り点(画像読み取り位置)125gを、光源1
25cにより照明して、原稿Sからの反射光を短焦点結
像レンズ125dにより光電変換素子125eに結像
し、光電変換素子125eが原稿Sの画像情報である光
信号を電気信号に変換して読み取りを行うようになって
いる。
125c、短焦点結像レンズ125d、及び光電変換素
子125eは、センサ筐体125fに一体的に収納され
ている。さらに、センサ筐体125fは、表面読み取り
部123と同様に、画像読み取り面125aが搬送ロー
ラ120の原稿狭持点Aと排紙ローラ127の原稿狭持
点Bとを結んだ平面と略同一になるように、裏面読み取
り部ホルダ137によって中搬送フレーム132に固定
支持されている。
4と同様に、固定された取り付け板126aと、取り付
け板126aに上流側を貼り付けた白色のポリエステル
製の可撓性シート材(押圧部材)126bと、可撓性シ
ート材126bの下流側自由端に貼り付けた金属板12
6cとで構成されている。裏面白基準部126は、押圧
ばね144によって、金属板126cを介して可撓性シ
ート材126bを付勢することで、原稿Sを裏面読み取
り部125の画像読み取り面125aに付勢して、裏面
読み取り点125gでの原稿の浮きを押さえるようにな
っている。
(除電手段、第1の除電手段)140と裏面除電ブラシ
(除電手段、第2の除電手段)141を説明する。
aと金属板140bとで構成されている。金属板140
bは、表面読み取り部123に固定してある。ブラシ部
140aの先端は、画像読み取り面123aの表面より
多少下がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの表
面に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板
140bは、不図示のアースによって筐体のグランドに
接地してある。したがって、表面除電ブラシ140は、
ブラシ部140aで除電した電荷を、金属板140bを
通してグランドに逃がすようになっている。
可撓性シート材124bにより表面読み取り部123の
コンタクトガラス123bに付勢されることでコンタク
トガラス123bとの間に摩擦が発生して、原稿の表面
に静電気が溜まる。しかし、静電気は、その直後に表面
除電ブラシ140で除電される。このため、原稿は、裏
面読み取り点125gに突入しても裏面の白色の可撓性
シート材126bに張り付くこともなく円滑に搬送され
る。
aと金属板141bとで構成されている。金属板141
bは、表面除電ブラシ140と同様に、裏面読み取り部
125に固定してある。ブラシ部141aの先端は、画
像読み取り面125aより多少上がった位置にあり、原
稿に近い位置で原稿Sの裏面に帯電した電荷を除電する
ようになっている。金属板141bは、不図示のアース
によって筐体のグランドに接地してある。したがって、
裏面除電ブラシ141は、ブラシ部141aで除電した
電荷を、金属板141bを通してグランドに逃がすよう
になっている。
可撓性シート材126bにより裏面読み取り部125の
コンタクトガラス125bに付勢されることで可撓性シ
ート材126bとの間に摩擦が発生して、原稿の裏面に
静電気の電荷が溜まる。しかし、静電気は、その直後に
裏面除電ブラシ141で除電される。このため、原稿
は、裏面読み取り点125gに突入しても裏面のコンタ
クトガラス125bに張り付くこともなく円滑に搬送さ
れる。
は、原稿に帯電された静電気を表面除電ブラシ140と
裏面除電ブラシ141とで確実に除電することができ
る。このため、画像読み取り装置11は、表面読み取り
部123を通過した原稿を、可撓性シート材126bに
張り付かせたり、コンタクトガラス125bに張り付か
せたりすることがなく、原稿にジャムを起こさせること
がなくなり、原稿を確実、かつ円滑に搬送して、原稿の
画像を確実に読み取ることができる。
電された静電気を確実に除電することができることか
ら、原稿を、表面読み取り部123の画像読み取り面1
23aと裏面読み取り部125の画像読み取り面125
aとに確実に押し付けて密着させることができる。この
ため、画像読み取り装置11は、表面読み取り部123
と裏面読み取り部125とに焦点ズレを生じさせること
なく、原稿を確実に読み取ることができるようになって
いる。
帯電された静電気を確実に除電することができることか
ら、原稿から他の部材に静電気が放電されるようなこと
がない。このため、放電ノイズが表面読み取り部123
や裏面読み取り部125に侵入することがなく、表面読
み取り部123や裏面読み取り部125の誤動作や、破
損を防止することができる。
取り部123と裏面読み取り部125との上流側にU字
形搬送路16を有しているため、原稿を搬送するとき、
U字形搬送路16の搬送面に原稿を擦らせて、原稿に静
電気を帯びさせるおそれがある。しかし、画像読み取り
装置11は、表面除電ブラシ140と裏面除電ブラシ1
41とによって、静電気を除電することができるので、
表面読み取り部123と裏面読み取り部125とにおい
て、搬送不良を防止することができる。さらに、表面読
み取り部123と裏面読み取り部125との、読み取り
誤動作の発生と、損傷とを防止することができる。
1は、原稿の除電に除電ブラシを使用しているが、他の
構成のもの、例えば、導電性シート等を使用して原稿に
当接させることで除電しても同様な除電効果を得ること
ができる。
11は、表面除電ブラシ140と裏面除電ブラシ141
とによって、原稿の両面の除電を行っているが、表面除
電ブラシ140と裏面除電ブラシ141とのいずれか一
方のみ設けて、原稿の除電を行っても、上記と同様な除
電効果を得られる。
のみ設けた場合、原稿の表面が除電されるため、裏面読
み取り点125gに原稿が突入しても、原稿は、裏面の
白色の可撓性シート材126bに張り付くこともなく円
滑に搬送される。また、裏面除電ブラシ141のみ設け
た場合、原稿の裏面が除電されるため、裏面読み取り点
125gに原稿が突入しても、原稿は、裏面のコンタク
トガラス125bに張り付くこともなく円滑に搬送され
る。
ブラシ141の両方を設けた方が、搬送性能と除電効果
を高めることができることは勿論である。
1の原稿を押さえる部材である可撓性シート材124
b,126bにポリエステルシートを使用したが、他の
シート状の非導電プラスチックや、押さえ部材に剛体を
使用した場合でも、例えば、アクリルニトリル・ブタジ
ェン・スチレン三元共重合体(ABS)、ポリスチレン
(PS)、ポリカーボネート(PC)などの非導電性の
汎用樹脂を使用した場合でも、押さえ部材が原稿に擦ら
れることで、原稿が帯電するが、表面除電ブラシ140
と裏面除電ブラシ141との少なくとも一方を設けるこ
とによって、搬送性能と除電効果を高めることができ
る。
実施形態の画像読み取り装置11の表面除電ブラシ14
0と裏面除電ブラシ141は、表面読み取り部123と
裏面読み取り部125との間に設けてあるが、図5に示
すように、第2実施形態の画像読み取り装置211の表
面除電ブラシ(除電手段、第1の除電手段)142と裏
面除電ブラシ(除電手段、第2の除電手段)143は、
表面読み取り部123の上流側に設けてある。第2実施
形態の画像読み取り装置211において、第1実施形態
の画像読み取り装置11と同一の部分については、同一
の符号を付してその部分の説明は省略する。
aと金属板142bとで構成されている。金属板142
bは、表面読み取り部123に固定してある。ブラシ部
142aの先端は、画像読み取り面123aの表面より
多少下がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの表
面に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板
142bは、不図示のアースによって筐体のグランドに
接地してある。したがって、表面除電ブラシ142は、
ブラシ部142aで除電された電荷を、金属板142b
を通してグランドに逃がして、コンタクトガラス123
bへの原稿の張り付きを防止することができる。
aと金属板143bとで構成されている。金属板143
bは、表面白基準部124に固定してある。ブラシ部1
43aの先端は、画像読み取り面123aの裏面より多
少上がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの裏面
に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板1
43bは、不図示のアースによって筐体のグランドに接
地してある。したがって、裏面除電ブラシ143は、ブ
ラシ部143aで除電した電荷を、金属板143bを通
ってグランドに逃がすようになっている。
に、原稿の裏面を除電するようになっているので、原稿
は、表面読み取り点123gに突入しても表面白基準部
124に張り付くこともなく円滑に搬送される。
も、原稿に帯電された静電気を確実に除電することがで
きることから、原稿から他の部材に静電気が放電される
ようなことはない。このため、放電ノイズが表面読み取
り部123や裏面読み取り部125に侵入することがな
く、表面読み取り部123や裏面読み取り部125の誤
動作や、破損を防止することができる。
表面読み取り部123と裏面読み取り部125との上流
側にU字形搬送路16を設けているため、原稿を搬送す
るとき、U字形搬送路16の搬送面に原稿を擦らせて、
原稿に静電気を帯びさせるおそれがある。特に、近年、
U字形搬送路16のガイド板をプラスチック製にするた
め、原稿は、静電気を帯びやすくなっている。しかし、
画像読み取り装置211は、原稿が表面読み取り部12
3に進入する前に、表面除電ブラシ142と裏面除電ブ
ラシ143で、原稿に帯電された静電気を除電するた
め、帯電による弊害を確実に除去することができる。す
なわち、第2実施形態の画像読み取り装置211も、搬
送性能と除電効果を高めることができる。
211は、表面除電ブラシ142と裏面除電ブラシ14
3とによって、原稿の両面の除電を行っているが、表面
除電ブラシ142と裏面除電ブラシ143とのいずれか
一方の除電ブラシのみ設けて、原稿の除電を行っても、
上記と同様な除電効果を得られる。
ブラシ143の両方を設けた方が、搬送性能と除電効果
を高めることができることは勿論である。
6に示すように、第3実施形態の画像読み取り装置31
1の表面除電ブラシ(除電手段、第1の除電手段)14
5と裏面除電ブラシ(除電手段、第2の除電手段)14
6は、裏面読み取り部125の下流側に設けてある。第
3実施形態の画像読み取り装置311において、第1実
施形態の画像読み取り装置11と同一の部分について
は、同一の符号を付してその部分の説明は省略する。
aと金属板145bとで構成されている。金属板145
bは、裏面白基準部126に固定してある。ブラシ部1
45aの先端は、画像読み取り面125aの表面より多
少下がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの表面
に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板1
45bは、押圧ばね144を介したのち、不図示のアー
スによって筐体のグランドに接地してある。
ラシ部145aで除電した電荷を、金属板145bを通
ってグランドに逃がすようになっている。
に、原稿の表面を除電するようになっていると、原稿
は、排紙ローラ127により装置外に排出されて、原稿
排出トレイ129に排紙されても、原稿排出トレイ12
9に対向する原稿表面を主に除電されているため、原稿
は原稿排出トレイ129もしくは、既に原稿排出トレイ
129上に排紙、積載された原稿に張り付くこともなく
円滑に搬送、積載される。
146aと金属板146bとで構成されている。金属板
146bは、裏面読み取り部125に固定してある。ブ
ラシ部146aの先端は、画像読み取り面125aの裏
面より多少上がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿
Sの裏面に帯電した電荷を除電するようになっている。
金属板146bは、不図示のアースによって筐体のグラ
ンドに接地してある。
ラシ部146aで除電した電荷を、金属板146bを通
ってグランドに逃がすようになっている。
に、原稿の裏面を除電するようになっていると、原稿
は、排紙ローラ127により装置外に排出されて原稿排
出トレイ129に排紙された後に、次の原稿が排紙され
ても、次の原稿に対向する原稿裏面を主に除電されてい
るため、次の原稿は、積載された原稿に張り付くことも
なく円滑に搬送、積載される。
も、原稿に帯電された静電気を確実に除電することがで
きることから、原稿から他の部材に静電気が放電される
ようなことはない。このため、放電ノイズが裏面読み取
り部125や排紙ローラ127の金属軸に侵入すること
がなく、裏面読み取り部125や装置の基板の誤動作
や、破損を防止することができる。
表面読み取り部123と裏面読み取り部125との上流
側にU字形搬送路16を設けているため、原稿を搬送す
るとき、U字形搬送路16の搬送面に原稿を擦らせて、
原稿に静電気を帯びさせるおそれがある。特に、近年、
U字形搬送路16のガイド板をプラスチック製にするた
め、原稿は、静電気を帯びやすくなっている。しかし、
画像読み取り装置311は、原稿が原稿排出トレイ12
9上に排紙される前に、表面除電ブラシ145と裏面除
電ブラシ146で、原稿に帯電された静電気を除電する
ため、帯電による弊害を確実に除去することができる。
すなわち、第3実施形態の画像読み取り装置211も、
搬送性能と除電効果を高めることができる。
311は、原稿台111が原稿排出トレイ129の上部
でかつ小型化のために近接した構成になっているが、原
稿裏面を除電することで原稿台111の下面に原稿が張
り付くことなく良好な搬送性能を得られる。
11は、原稿の除電に除電ブラシを使用しているが、他
の構成のもの、例えば、導電性シート等を使用して原稿
に当接させることで除電しても同様な除電効果を得るこ
とができる。
311は、表面除電ブラシ145と裏面除電ブラシ14
6とによって、原稿の両面の除電を行っているが、表面
除電ブラシ145と裏面除電ブラシ146とのいずれか
一方のみ設けて、原稿の除電を行っても、上記と同様な
除電効果を得られる。
のみ設けた場合、原稿の表面が除電されるため、原稿
は、排紙ローラ127により装置外に排出されて原稿排
出トレイ129に排紙されても、原稿排出トレイ129
に対向する原稿表面を主に除電されているため、原稿は
原稿排出トレイ129もしくは、既に原稿排出トレイ1
29上に排紙、積載された原稿に張り付くこともなく円
滑に搬送、積載される。
合、原稿の裏面が除電されるため、原稿は、排紙ローラ
127により装置外に排出されて原稿排出トレイ129
に排紙された後に、次の原稿が排紙されても、次の原稿
に対向する原稿裏面を主に除電されているため、次の原
稿は、積載された原稿に張り付くこともなく円滑に搬
送、積載される。
ブラシ146の両方を設けた方が、除電効果を高めるこ
とができ積載性能、搬送性能、静電気による誤動作の低
減を図れることは勿論である。
11の原稿を押さえる部材である可撓性シート材124
b,126bにポリエステルシートを使用したが、他の
シート状の非導電プラスチックや、押さえ部材に剛体を
使用した場合でも、例えば、アクリルニトリル・ブタジ
ェン・スチレン三元共重合体(ABS)、ポリスチレン
(PS)、ポリカーボネート(PC)などの非導電性の
汎用樹脂を使用した場合でも、押さえ部材が原稿に擦ら
れることで、原稿が帯電するが、表面除電ブラシ145
と裏面除電ブラシ146との少なくとも一方を設けるこ
とによって、搬送、積載性能と除電効果を高めることが
できる。
読み取り装置11,211,311は、表面除電ブラシ
140,142,145及び裏面除電ブラシ141,1
43,146を、表面読み取り部123及び裏面読み取
り部125との位置関係において、表面読み取り部12
3と裏面読み取り部125との間の位置、表面読み取り
部123の上流側の位置、裏面読み取り部125の下流
側の位置のそれぞれの配置で原稿の表側と裏側にそれぞ
れ除電ブラシを配置する構成になっている。表面読み取
り部123の上流側の位置、表面読み取り部123と裏
面読み取り部125の間の位置、裏面読み取り部125
の下流位置の3つの位置の内、2つもしくは3つを組み
合わせでもよく、また、それぞれ除電ブラシの位置を原
稿の表側と裏側の両側の少なくとも一方に構成して組み
合わせても、搬送、積載性能を高めることができる。
原稿裏面側(押さえ手段側)に除電ブラシを設けて、裏
面読み取り部125の下流側の原稿表面側(押さえ手段
側)に除電ブラシを設けることで、表面読み取り部12
3へ原稿が進入する際の除電による搬送性能の向上、及
び裏面読み取り後の原稿の除電による排紙積載性能の向
上といった効果が得られる
電ブラシをすべて設けた方が、搬送性能と積載性能を高
めることができるのは勿論である。
1、第2、第3実施形態の画像読み取り装置11,21
1,311は、1回の読み取り動作で、原稿の両面を読
み取るようになっているが、表面読み取り部123のみ
設けて、1回の読み取り動作で、原稿の表のみを読み取
るようにしたのが、図7に示す第4実施形態の画像読み
取り装置411である。第4実施形態の画像読み取り装
置411において、第1実施形態の画像読み取り装置1
1と同一の部分については、同一の符号を付してその部
分の説明は省略する。
1は,表面除電ブラシ(除電手段)147と裏面除電ブ
ラシ(除電手段)148とを表面読み取り部123の上
流側に設けてある。
aと金属板147bとで構成されている。金属板147
bは、表面読み取り部123に固定してある。ブラシ部
147aの先端は、画像読み取り面123aの表面より
多少下がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの表
面に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板
147bは、不図示のアースによって筐体のグランドに
接地してある。したがって、表面除電ブラシ147は、
ブラシ部147aで除電された電荷を、金属板147b
を通してグランドに逃がして、コンタクトガラス123
bへの原稿の張り付きを防止することができる。
aと金属板148bとで構成されている。金属板148
bは、表面白基準部124に固定してある。ブラシ部1
48aの先端は、画像読み取り面123aの裏面より多
少上がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの裏面
に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板1
48bは、不図示のアースによって筐体のグランドに接
地してある。したがって、裏面除電ブラシ148は、ブ
ラシ部148aで除電した電荷を、金属板148bを通
ってグランドに逃がすようになっている。
に、原稿の裏面を除電するようになっていると、原稿
は、表面読み取り点123gに突入しても表面白基準部
124に張り付くこともなく円滑に搬送される。
装置411も、第1、第2、3実施形態の画像読み取り
装置11,211,311と同様に、搬送性能、積載性
能と除電効果を高めることができる。
1において、第1、第2、3実施形態の画像読み取り装
置11,211,311の表面読み取り部123を省略
して、裏面読み取り部125によって原稿の裏面のみ読
み取るようにしてもよい。この場合においても、第1、
第2、3実施形態の画像読み取り装置11,211,3
11と同様に、搬送性能、積載性能と除電効果を高める
ことができる。
11は、表面除電ブラシ147と、裏面除電ブラシ14
8とを有しているが、いずれか一方の除電ブラシのみ、
有していてもよい。この場合においても、搬送性能、積
載性能と除電効果を高めることができる。
実施形態の画像読み取り装置511も、第4実施形態の
画像読み取り装置411と同様に、表面読み取り部12
3のみ設けて、1回の読み取り動作で、原稿の表のみを
読み取るようになっている。第5実施形態の画像読み取
り装置511において、第1実施形態の画像読み取り装
置11と同一の部分については、同一の符号を付してそ
の部分の説明は省略する。この第5実施形態の画像読み
取り装置511は,表面除電ブラシ(除電手段)149
と裏面除電ブラシ(除電手段)150とを表面読み取り
部123の下流側に設けてある。
aと金属板149bとで構成されている。金属板149
bは、表面読み取り部123に固定してある。ブラシ部
149aの先端は、画像読み取り面123aの表面より
多少下がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの表
面に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板
149bは、不図示のアースによって筐体のグランドに
接地してある。したがって、表面除電ブラシ149は、
ブラシ部149aで除電された電荷を、金属板149b
を通してグランドに逃がすようになっている。
に、原稿の表面を除電するようになっていると、原稿
は、排紙ローラ127により装置外に排出されて、原稿
排出トレイ129に排紙されても、原稿排出トレイ12
9に対向する原稿表面を主に除電されているため、原稿
は原稿排出トレイ129もしくは、既に原稿排出トレイ
129上に排紙、積載された原稿に張り付くこともなく
円滑に搬送、積載される。
aと金属板150bとで構成されている。金属板150
bは、表面白基準部124に固定してある。ブラシ部1
50aの先端は、画像読み取り面123aの裏面より多
少上がった位置にあり、原稿に近い位置で原稿Sの裏面
に帯電した電荷を除電するようになっている。金属板1
50bは、不図示のアースによって筐体のグランドに接
地してある。したがって、裏面除電ブラシ150は、ブ
ラシ部150aで除電した電荷を、金属板150bを通
ってグランドに逃がすようになっている。
に、原稿の裏面を除電するようになっていると、原稿
は、排紙ローラ127により装置外に排出されて原稿排
出トレイ129に排紙された後に、次の原稿が排紙され
ても、次の原稿に対向する原稿裏面を主に除電されてい
るため、次の原稿は、積載された原稿に張り付くことも
なく円滑に搬送、積載される。
装置511も、第1乃至第4実施形態の画像読み取り装
置11,211,311,411と同様に、搬送性能、
積載性能と除電効果を高めることができる。
1において、第1、第2、3実施形態の画像読み取り装
置11,211,311の表面読み取り部123を省略
して、裏面読み取り部125によって原稿の裏面のみ読
み取るようにしてもよい。この場合においても、第1、
第2、3実施形態の画像読み取り装置11,211,3
11と同様に、搬送性能、積載性能と除電効果を高める
ことができる。
11は、表面除電ブラシ149と、裏面除電ブラシ15
0とを有しているが、いずれか一方の除電ブラシのみ、
有していてもよい。この場合においても、搬送性能、積
載性能と除電効果を高めることができる。
て、原稿を密着型イメージセンサで読み取っているが、
光電変換素子123e,125eに電荷結合素子(CC
D)を用いて、原稿面の画像をレンズで縮小して結像す
る縮小光学系で読み取ってもよい。
ージセンサでは縮小光学系に比べて被写界深度が浅いた
め、原稿を読み取るとき、密着型イメージセンサに原稿
を密着させる必要があり、縮小光学系に比べて押さえ部
材で原稿を密着型イメージセンサのガラス面に強く押し
当てている。よって、押さえ部材部での原稿の帯電がし
やすいため、本発明の除電手段がより効果がある。
電気を低減して原稿搬送性のおよび安定化を向上させる
ことができる。また、画像読み取り手段の誤動作や破壊
を防止することができる。
トレイ、例えば、原稿排出トレイへの原稿積載性の安定
化を向上させることができる。
形成装置であるファクシミリの外観斜視図である。
体概略正面断面図である。
略正面断面図である。
略正面断面図である。
略正面断面図である。
略正面断面図である。
略正面断面図である。
取り装置 16 U字形搬送路(案内パス) 21 記録部 31 操作部 50 感光ドラム(画像形成手段) 111 原稿台(シート載置トレイ) 123 表面読み取り部(画像読み取り手段、第1
の画像読み取り手段) 123a 画像読み取り面 123g 表面読み取り点(画像読み取り位置) 124 表面白基準部(押さえ手段、第1の押さえ
手段) 124b 可撓性シート材(押圧部材) 125 裏面読み取り部(画像読み取り手段、第2
の画像読み取り手段) 125a 画像読み取り面 125g 裏面読み取り点(画像読み取り位置) 126 裏面白基準部(押さえ手段、第2の押さえ
手段) 126b 可撓性シート材(押圧部材) 129 原稿排出トレイ(シート排出トレイ) 140 表面除電ブラシ(除電手段、第1の除電手
段) 140a ブラシ部 140b 金属板 141 裏面除電ブラシ(除電手段、第2の除電手
段) 141a ブラシ部 141b 金属板 142 表面除電ブラシ(除電手段、第1の除電手
段) 142a ブラシ部 142b 金属板 143 裏面除電ブラシ(除電手段、第2の除電手
段) 143a ブラシ部 143b 金属板 144 押圧ばね 145 表面除電ブラシ(除電手段、第1の除電手
段) 145a ブラシ部 145b 金属板 146 裏面除電ブラシ(除電手段、第2の除電手
段) 146a ブラシ部 146b 金属板 147 裏面除電ブラシ(除電手段) 147a ブラシ部 147b 金属板 148 裏面除電ブラシ(除電手段) 148a ブラシ部 148b 金属板 149 裏面除電ブラシ(除電手段) 149a ブラシ部 149b 金属板 150 裏面除電ブラシ(除電手段) 150a ブラシ部 150b 金属板
Claims (13)
- 【請求項1】 シートに形成された画像を読み取る画像
読み取り手段と、 前記画像読み取り手段の画像読み取り位置から前記シー
トが所定の高さ以上に浮き上がるのを規制する押さえ手
段と、 前記シートに帯電した静電気を除電する除電手段と、 を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項2】 前記除電手段は、前記画像読み取り位置
よりも上流側に位置していることを特徴とする請求項1
に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項3】 前記除電手段は、前記画像読み取り位置
よりも下流側に位置していることを特徴とする請求項1
に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項4】 前記除電手段は、前記押さえ手段が前記
シートを押さえる側と画像読み取り手段側との少なくと
も一方の側から前記シートに帯電した静電気を除電する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の画像読み取り装置。 - 【請求項5】 両面に画像が形成されたシートの一方の
面の画像を読み取る第1の画像読み取り手段と、 前記両面に画像が形成されたシートの他方の面の画像を
読み取る第2の画像読み取り手段と、 前記第1の画像読み取り手段の画像読み取り位置から前
記シートが所定の高さ以上に浮き上がるのを規制する第
1の押さえ手段と、 前記第2の画像読み取り手段の画像読み取り位置から前
記シートが所定の高さ以上に浮き上がるのを規制する第
2の押さえ手段と、 前記シートに帯電した静電気を前記シートの一方の面か
ら除電する第1の除電手段と、 前記シートに帯電した静電気を前記シートの他方の面か
ら除電する第2の除電手段と、 を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項6】 前記第1の除電手段と前記第2の除電手
段は、少なくとも一方が、前記第1の押さえ手段と前記
第2の押さえ手段との間に位置していることを特徴とす
る請求項5に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項7】 前記第1の除電手段と前記第2の除電手
段は、少なくとも一方が、前記第1の画像読み取り手段
の画像読み取り位置と、前記第2の画像読み取り手段の
画像読み取り位置とのいずれの位置よりも上流側に位置
していることを特徴とする請求項5に記載の画像読み取
り装置。 - 【請求項8】 前記第1の除電手段と前記第2の除電手
段は、少なくとも一方が、前記第1の画像読み取り手段
の画像読み取り位置と、前記第2の画像読み取り手段の
画像読み取り位置とのいずれの位置よりも下流側に位置
していることを特徴とする請求項5に記載の画像読み取
り装置。 - 【請求項9】 前記シートを案内する湾曲した案内パス
を備え、前記案内パスの下流側に前記押さえ手段を配設
したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に
記載の画像読み取り装置。 - 【請求項10】 前記押さえ手段は、前記シートを前記
画像読み取り手段の画像読み取り位置に押さえる絶縁性
部材からなる押圧部材を有していることを特徴とする請
求項1,4,5,6,9のいずれか1項に記載の画像読
み取り装置。 - 【請求項11】 前記画像読み取り手段は、密着型イメ
ージセンサであることを特徴とする請求項1,4,5,
7,8,10のいずれか1項に記載の画像読み取り装
置。 - 【請求項12】 画像が形成された前記シートの搬送路
の出口に配設されたシート排出トレイと、前記シートの
搬送路の入り口に配設されて前記シート排出トレイの上
方に位置するシート載置トレイとを有していることを特
徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像
読み取り装置。 - 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1項に記
載の画像読み取り装置と、 前記画像読み取り装置によって読み取られた画像読み取
り情報に基づいて被記録材に画像を形成する画像形成手
段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (6)
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JP2001369214A JP2003087511A (ja) | 2001-06-29 | 2001-12-03 | 画像読み取り装置及び該装置を備えた画像形成装置 |
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EP01130938A EP1220527B1 (en) | 2000-12-28 | 2001-12-27 | Duplex image reading apparatus |
KR10-2001-0085651A KR100435015B1 (ko) | 2000-12-28 | 2001-12-27 | 양면 화상 판독 장치 |
DE60143421T DE60143421D1 (de) | 2000-12-28 | 2001-12-27 | Duplex Bildlesegerät |
CNB011440759A CN1196313C (zh) | 2000-12-28 | 2001-12-28 | 双面图象阅读设备 |
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