JP2003087348A - 通信制御方法及び通信制御装置並びにadsl通信装置 - Google Patents

通信制御方法及び通信制御装置並びにadsl通信装置

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JP2003087348A
JP2003087348A JP2001279556A JP2001279556A JP2003087348A JP 2003087348 A JP2003087348 A JP 2003087348A JP 2001279556 A JP2001279556 A JP 2001279556A JP 2001279556 A JP2001279556 A JP 2001279556A JP 2003087348 A JP2003087348 A JP 2003087348A
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remote side
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JP2001279556A
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Nobuhiko Noma
伸彦 野間
Keiichi Tomita
桂一 冨田
Tatsuo Imai
達夫 今井
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1438Negotiation of transmission parameters prior to communication
    • H04L5/1446Negotiation of transmission parameters prior to communication of transmission speed

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ADSL方式で電源投入時に実行される
イニシャライズシーケンスを短縮すること。 【解決手段】 この通信制御方法は、ハンドシェイク手
順において相手機種が短縮手順を実行可能な機種である
ことが判明したら、短縮手順の実行を宣言し、MEDL
EY信号の送信前のネゴシエーションを省略し、MED
LEY信号の送受信後にリモート側から1回能力情報及
び受信結果をセンター側へ送信し、これを受けたセンタ
ー側からリモート側へ最終的な能力情報及び通信速度情
報を送信してイニシャライズシーケンスを完了させるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者回線用の銅
線ケーブルでも数Mビット/秒の高速通信を可能にする
xDSL技術を用いた通信制御装置に係り、特にハンド
シェイク手順を実行した後にイニシャライズ手順を実行
するADSL方式の通信制御装置及び通信制御方法並び
にADSL通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及を背景にして、常
時接続に使える高速アクセス回線を求めるニーズが高ま
っている。また、通信事業者のバックボーンは光ファイ
バー化が進んでおり、基幹部分ではギガビット級の超高
速回線の運用が始まっている。ところが、ユーザ宅と通
信事業者の収容局とを結んでいる加入者回線のほとんど
は電話用に敷設された銅線ケーブルである。そこで、電
話用銅線ケーブルで数Mビット/秒の高速通信を可能に
するxDSL技術の導入が考えられている。
【0003】xDSL技術の一つにADSL方式があ
る。ADSL方式は、搬送波周波数を通話で使う帯域
(4kHz以下)よりも、はるかに高い35kHz以上
にとっている。このため、電話回線を使って、電話の機
能を損なうことなく、高速のデータ通信を行えるといっ
た利点がある。
【0004】図7は加入者側の概略的なシステム構成図
である。通信事業者の収容局(以後、センタ側という)
から回線1へ信号が送出される。ユーザ宅(以後、リモ
ート側という)では、回線1から受信する信号をスプリ
ッタ2で分離し、音声帯域(4kHz以下)の信号は電
話機(POTS:Plain Old System)3へ入力し、高域
(35kHz以上)の信号はADSL通信装置4へ入力
する。ADSL通信装置4はADSLモデム5と制御部
6を備えている。制御部6は、パーソナルコンピュータ
などのデータ通信装置7との間のデータ送受信を制御す
ると共にADSLモデム5のイニシャライズ制御などを
実行する。
【0005】図8及び図9はADSLモデム5において
ITU−T勧告G.992.1に基づいて実行されるイ
ニシャライズシーケンスを示す図である。図8に示す例
では、イニシャライズシーケンスを実行する前に、IT
U−T勧告G.994.1に基づいたハンドシェイク手
順を実行してイニシャライズを実行することを申し合わ
せている。
【0006】ITU−T勧告G.992.1に基づいた
イニシャライズシーケンスでは、1回目のネゴシエーシ
ョンとしてセンター側からリモート側に対してC−RA
TES1、C−MSG1を送信して、下り回線及び上り
回線の概略的な通信速度及び付加的情報を通知する。こ
れに対しリモート側からセンター側にR−RATES
1、R−MSG1を送信して、リモート側の通信速度及
び付加的情報をセンター側に通知する。
【0007】1回目のネゴシエーションの後、センター
側及びリモート側の双方からトレーニング信号に相当す
るC−MEDLEY、R−MEDLEYを送信し、セン
ター側及びリモート側の双方において受信状況をチェッ
クしてキャリアオフの対象となる搬送波や搬送波毎の使
用ビット数等を決定する。そして、2回目のネゴシエー
ションとしてリモート側からセンター側に対してR−R
ATES、R−MSGを送信して、リモート側の能力情
報及び受信状況に対応した情報(S/N等)をセンター
側に通知する。センター側もR−MEDLEYを受信し
た結果に基づいて詳細な情報(上り下りの通信速度等)
及び能力情報を決定し、センター側の能力情報及び受信
状況に対応した詳細情報をリモート側に通知するために
リモート側に対してC−RATES、C−MSGを送信
する。
【0008】2回目のネゴシエーションの後、リモート
側では2回目のネゴシエーションでセンター側から受信
した能力情報及び上り下りの通信速度等に基づいてリモ
ート側の能力情報及び上り下りの通信速度等を決定す
る。そして、3回目のネゴシエーションとしてリモート
側からセンター側に対してR−RATES2、R−MS
G2を送信して、リモート側で決定した能力情報及び上
り下りの通信速度等をセンター側へ送信にする。センタ
ー側では、リモート側からR−RATES2、R−MS
G2を受信した後、2回目のネゴシエーションで決めた
能力情報及び上り下りの通信速度等に変更がなければ同
一内容の情報をC−RATES2、C−MSG2として
リモート側へ送信し、当該センター側で決定した能力情
報、上り下りの通信速度、付加的情報で通信を行うこと
を宣言する。
【0009】最後に、センター側では、上記3回目のネ
ゴシエーションにて宣言した能力情報、上り下りの通信
速度及び付加的情報をC−B&Gとしてリモート側へ送
信し、リモート側はセンター側から指示された能力情
報、上り下りの通信速度、付加的情報のR−B&Gをセ
ンター側に対して送信する。
【0010】以上のように、センター側とリモート側と
の間で3回のネゴシエーションを実行して、最終的に使
用するキャリアの搬送波番号、各使用搬送波へのビット
割付、使用搬送波のゲイン情報等を定めたB&Gを交換
してイニシャライズシーケンスを終了する。イニシャラ
イズシーケンスが正常終了したら、データ通信(SHO
WTIME)に入る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たADSL通信装置は、電源を投入してからデータ通信
(SHOWTIME)が開始されるまでに10秒〜数十
秒かかるが、ADSL通信装置をパーソナルコンピュー
タにUSB接続して利用する形態のように、パーソナル
コンピュータの電源を断するとADSL通信装置の電源
も断するような利用形態では、ユーザがパーソナルコン
ピュータを利用するたびに電源を投入するのでADSL
通信装置のイニシャライズシーケンスがその都度実行さ
れ、ユーザにとってイニシャライズシーケンスが長く感
じられるなどの問題がある。
【0012】そこで、本発明はADSL方式で電源投入
時に実行されるイニシャライズシーケンスを短縮でき、
ユーザに与えるストレスを軽減する通信制御装置及び通
信制御方法並びにADSL通信装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハンドシェイ
ク手順において相手機種が短縮手順を実行可能な機種で
あることが判明したら、短縮手順の実行を宣言し、ME
DLEY信号の送信前のネゴシエーションを省略し、M
EDLEY信号の送受信後にリモート側から1回能力情
報及び回線状況をセンター側へ送信し、これを受けたセ
ンター側からリモート側へ最終的な能力情報及び通信速
度情報を送信してイニシャライズシーケンスを完了させ
るようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、センター
側とリモート側との間で回線を確立し、データ通信開始
前に通信速度及び使用能力を決めるイニシャライズシー
ケンスを実行し、当該イニシャライズシーケンスにおい
て最初にリモート側からセンター側へ能力情報を送信
し、センター側が自己の能力とリモート側の能力とに基
づいて使用能力を決定し、決定した使用能力をリモート
側へ返信して能力情報のネゴシエーションを完了するこ
とを特徴とする通信制御方法である。
【0015】本発明の第2の態様は、センター側との間
で回線を確立し、データ通信開始前に通信速度及び使用
能力を決めるイニシャライズシーケンスを実行し、当該
イニシャライズシーケンスにおいて最初にリモート側の
能力情報を送信し、センター側でセンター側の能力とリ
モート側の能力とに基づいて決定した使用能力がセンタ
ー側から返信されたら能力情報のネゴシエーションを完
了し、当該返信された能力に基づいてデータ通信を行う
リモート側の通信制御装置である。
【0016】本発明の第3の態様は、リモート側との間
で回線を確立し、データ通信開始前に通信速度及び使用
能力を決めるイニシャライズシーケンスを実行し、当該
イニシャライズシーケンスにおいてリモート側から能力
情報を受信したら、センター側の能力とリモート側の能
力とに基づいて使用能力を決定し、決定した使用能力を
リモート側へ返信して能力情報のネゴシエーションを完
了し、当該決定した能力に基づいてデータ通信を行うセ
ンター側の通信制御装置である。
【0017】このような構成により、イニシャライズシ
ーケンスにおいて最初にリモート側からセンター側へ能
力情報を送信し、センター側が自己の能力とリモート側
の能力とに基づいて使用能力を決定し、決定した使用能
力をリモート側へ返信して能力情報のネゴシエーション
を完了するので、従来は3回も繰り返されていた冗長な
処理を簡素化することができイニシャライズシーケンス
に要する時間も短縮することが出来る。
【0018】本発明の第4の態様は、センター側とリモ
ート側との間で回線を確立し、ハンドシェイク手順にお
いて相手機種が独自の短縮手順を実行可能か否か判断
し、独自の短縮手順を実行可能であると確認できた場合
は、データ通信開始前に通信速度及び使用能力を決める
イニシャライズシーケンスにおいて独自の短縮手順を実
行することを特徴とする通信制御方法である。
【0019】本発明の第5の態様は、第4の態様の通信
制御方法において、ハンドシェイク手順においてリモー
ト側からセンター側に対して独自の短縮手順を実行可能
である旨の信号を送信し、センター側がリモート側に独
自の短縮手順を実行可能であることを示す信号を返信し
てきたら独自の短縮手順を実行するものである。
【0020】本発明の第6の態様は、センター側との間
で回線を確立し、ハンドシェイク手順においてセンター
側に対して独自の短縮手順を実行可能である旨の信号を
送信し、センター側が独自の短縮手順を実行可能である
ことを示す信号を返信してきたら、データ通信開始前に
通信速度及び使用能力を決めるイニシャライズシーケン
スにおいて独自の短縮手順を実行することを特徴とする
リモート側の通信制御装置である。
【0021】本発明の第7の態様は、リモート側との間
で回線を確立し、ハンドシェイク手順においてリモート
側から独自の短縮手順を実行可能である旨の信号を受信
したら、リモート側に対して独自の短縮手順を実行可能
であることを示す信号を返信し、データ通信開始前に通
信速度及び使用能力を決めるイニシャライズシーケンス
において独自の短縮手順を実行することを特徴とするセ
ンター側の通信制御装置である。
【0022】このような構成によれば、ハンドシェイク
手順において相手機種が独自の短縮手順を実行可能か否
か判断し、独自の短縮手順を実行可能であると確認でき
た場合は、データ通信開始前に通信速度及び使用能力を
決めるイニシャライズシーケンスにおいて独自の短縮手
順を実行するので、イニシャライズシーケンスに要する
時間を短縮することができる。また、イニシャライズシ
ーケンスの前に実行されるハンドシェイク手順において
相手機種が独自の短縮手順を実行可能か否か判断するの
で、相手機種が独自の短縮手順を実行できない場合には
そのまま標準のイニシャライズシーケンスに移行するこ
とができ、それまでの処理が無駄ならないという利点が
ある。
【0023】本発明の第8の態様は、センター側とリモ
ート側との間で回線を確立し、データ通信開始前に通信
速度及び使用能力を決めるイニシャライズシーケンスを
実行し、当該イニシャライズシーケンスにおいてメドレ
ー手順にて回線状況を検出した後、最初にリモート側か
らセンター側へ回線状況の検出結果を送信し、センター
側が自己の回線状況の検出結果とリモート側の回線状況
の検出結果とに基づいてセンター側で受信するための速
度情報とリモート側で受信するための速度情報とを計算
し、センター側からリモート側に対して前記各速度情報
を送信して速度情報の設定を完了する通信制御方法であ
る。
【0024】本発明の第9の態様は、センター側との間
で回線を確立し、データ通信開始前に通信速度及び使用
能力を決めるイニシャライズシーケンスを実行し、当該
イニシャライズシーケンスにおいてメドレー手順にて回
線状況を検出した後、センター側へ回線状況の検出結果
を送信し、センター側がセンター側による回線状況の検
出結果とリモート側の回線状況の検出結果とに基づいて
計算した上り回線及び下り回線の速度情報を返信してき
たら当該速度情報にてデータ通信を行うリモート側の通
信制御装置である。
【0025】本発明の第10の態様は、リモート側との
間で回線を確立し、データ通信開始前に通信速度及び使
用能力を決めるイニシャライズシーケンスを実行し、当
該イニシャライズシーケンスにおいてメドレー手順にて
回線状況を検出し、リモート側からリモート側の回線状
況の検出結果を受信したら、当該リモート側の回線状況
の検出結果と前記検出したセンター側の回線状況の検出
結果とに基づいて上り回線及び下り回線の速度情報を計
算し、計算した速度情報をリモート側へ送信して当該速
度情報にてデータ通信を行うセンター側の通信制御装置
である。
【0026】このような構成により、イニシャライズシ
ーケンスにおいてメドレー手順にて回線状況を検出した
後、最初にリモート側からセンター側へ回線状況の検出
結果を送信し、センター側がリモート側に対して計算し
た速度情報を送信して速度情報の設定を完了するので、
従来は3回も繰り返されていた冗長な処理を簡素化する
ことができイニシャライズシーケンスに要する時間も短
縮することが出来る。
【0027】本発明の第11の態様は、上記リモート側
の通信制御装置を備え、当該通信制御装置にてADSL
通信を実行することを特徴とするリモート側ADSL通
信装置である。
【0028】本発明の第12の態様は、上記センター側
の通信制御装置を備え、当該通信制御装置にてADSL
通信を実行することを特徴とするセンター側ADSL通
信装置である。
【0029】以下、本発明をADSL通信装置に適用し
た実施の形態について図面を参照して具体的に説明す
る。
【0030】図1は本実施の形態においてセンター側と
リモート側との間でやり取りされるハンドシェイク手順
及びイニシャライズシーケンスを示す図である。センタ
ー側及びリモート側には、図1に示すシーケンスを実行
可能なADSL通信装置がそれぞれ装備されている。図
1には、イニシャライズシーケンスとして独自手順とな
る短縮手順の例が示されている。
【0031】リモート側のADSL通信装置に電源が投
入されると、ADSL通信装置からセンター側のADS
L通信装置に対して接続要求を出してリモート側とセン
ター側との間に回線を確立させる。センター側のADS
L通信装置は、リモート側からの接続要求に対して常に
応答できる状態にあるものとする。
【0032】リモート側とセンター側との間に回線が確
立すると、ハンドシェイク手順が実行される。図1には
ITU−T勧告G.994.1に基づいたハンドシェイ
ク手順を実行する場合を示している。本実施の形態で
は、ハンドシェイク手順において相手機種が短縮手順を
実行可能であるか否か判断して、短縮手順が可能であれ
ば独自の短縮手順を実行する。
【0033】図2はハンドシェイク手順においてリモー
ト側で実行する短縮手順判定のフローチャートを示して
いる。リモート側は、NS(Non-Standard Informatio
n)フィールド付きのモードセレクト信号(MS)をセ
ンター側に対して送信する(S10)。
【0034】ここで、図3にモードセレクト信号(M
S)のフィールド構成を示す。同図に示すように、モー
ドセレクト信号(MS)は識別情報フィールド(Identi
fication Field)31、標準情報フィールド(Standard
Information Field)32、非標準情報フィールド(Non-S
tandard Information Field)33で構成されている。識
別情報フィールド31は、ハンドシェイク手順の全体の
性格を規定するコマンドが設定されている。図3に示す
例では、モードセレクト信号であること示すコマンドで
ある「MS」が設定されている。標準情報フィールド3
2はイニシャライズシーケンス及びデータ通信で使用す
る通信方式等の標準情報が設定される。例えば、識別情
報フィールド31に「MS」が設定され、標準情報フィ
ールド32に「G.dmt」が設定され、非標準情報フ
ィールド33が付いていなければ、イニシャライズシー
ケンス及びデータ通信はITU−T勧告G.dmtに基
づいて行うことが申し合わされることになる。非標準情
報フィールド33は、メーカが独自の情報を設定できる
フィールドである。本実施の形態では、リモート側が短
縮手順を実行可能であることを示す情報として、ベンダ
ーID、モデム機種、独自手順の有無を設定している。
なお、非標準情報フィールド33に設定する情報は短縮
手順を実行可能であることを相手に知らせることができ
れば上記情報に限定されない。
【0035】一方、センター側は、リモート側から送信
されたモードセレクト信号の非標準情報フィールド33
を解析して情報を認識できる機種である場合と認識でき
ない機種である場合とが想定される。本実施の形態で
は、非標準情報フィールド33を解析して情報を認識で
きる機種であれば、図1に示す短縮手順を実行可能であ
るものとする。
【0036】センター側が非標準情報フィールド33を
解析して情報を認識できる機種である場合は、短縮手順
を実行可能であることを示すために独自ACKをリモー
ト側に対して送信する。また、非標準情報フィールド3
3を認識できない場合は、識別情報フィールド31及び
標準情報フィールド32の情報に対応した正規ACK
(勧告にしたがったACKの意味)をリモート側へ送信
する。
【0037】リモート側では、センター側から受信した
ACKを解析して正規ACKであるか否か判断し(S1
1)、正規ACKでなければ独自ACKであるか否か判
断する(S12)。センター側が独自ACKを返してき
た場合は、図1に示す短縮手順を実行する(S13)。
【0038】また、センター側が正規ACKを返してき
た場合は、短縮手順には入らずに、所定期間無音送出し
た後(S14)、例えば、図8、図9に示した勧告に従
ったイニシャライズシーケンスを実行する(S15)。
【0039】これにより、イニシャライズシーケンスの
前に実行されるハンドシェイク手順において相手機種が
独自の短縮手順を実行可能か否か判断するので、相手機
種が独自の短縮手順を実行できない場合にはそのまま標
準のイニシャライズシーケンスに移行することができ、
それまでの処理が無駄ならないという利点がある。
【0040】次に、上記ステップS13で独自非標準通
信(独自手順)を実行した場合のイニシャライズシーケ
ンスについて図1を参照して説明する。ハンドシェイク
手順で上述した通り短縮手順に入ることをセンター側と
リモート側とで確認した場合は、センター側からPIL
OTを送信し、リモート側からQUIETを送信した
後、センター側からリバーブ信号(C−REVERB
等)を送信し、リモート側からリバーブ信号(R−RE
VERB等)を送信してシンボル合わせ(同期)を行
う。
【0041】そして、センター側からリモート側に対し
てセグエ信号(C−SEGUE1)を送信して信号が切
り替わることを通知した後、RATESシーケンスに入
ることなく、いきなりC−MEDLEYの送信を開始す
る。一方、リモート側では、R−REVERB2の送信
後、センター側に対してセグエ信号(R−SEGUE
1)を送信して信号が切り替わることを通知した後、R
ATESシーケンスに入ることなく、いきなりR−ME
DLEYの送信を開始する。
【0042】これにより、従来はMEDLEYの送受信
の前に行っていたRATES1を交換するシーケンスを
省略することができるので、イニシャライズシーケンス
を短縮できる効果がある。また、センター側において
は、C−REVERB1、C−ECT、R−ACK1、
R−ACK2を省略するのが望ましく、リモート側にお
いてはR−REVERB1、R−ECTを省略するのが
望ましい。この場合、図1に示すように、センター側の
C−REVERB2、C−REVERB3は一連の信号
となり、リモート側のR−QUIET2、R−QUIE
T3は一連の信号となる。
【0043】リモート側では、C−MEDLEYの受信
後、その受信結果を示すS/N情報とリモート側の機能
表示リストを、センター側へ送信する。図4にリモート
側の機能表示リストを示す。同図に示す機能表示リスト
は、何バイトのリードソロモン符号を付加できるかを示
すパラメータ「R」と、何バイトごとにリードソロモン
符号を付加できるかを示すパラメータ「S」と、どの程
度の深さまでインターリーブできるかを示すパラメータ
「D」とで構成されている。なお、同図にはインターリ
ーブを行わない経路であるファーストバッファと、イン
ターリーブを行う経路であるインターリーブバッファと
がある。
【0044】センター側では、リモート側から受信した
機能表示リストからパラメータの選択を行う。すなわ
ち、リモート側の能力とセンター側の能力とを比較し
て、最も高いパフォーマンスを実現できる機能(パラメ
ータ「R」「S」「D」)を選択する。そして、センタ
ー側からリモート側に対して上記センター側にて選択し
た機能にて通信することを要求する「機能要求」を送信
する。図5はセンター側からの機能要求の具体例を示し
ている。
【0045】また、センター側では、リモート側から受
信したS/N情報とリモート側から受信したR−MED
LEYの受信結果(S/N情報)とに基づいて、センタ
ー側で受信するときに設定したい最適なB&G(上りB
&G)と、リモート側で受信させるときに設定したい最
適なB&G(下りB&G)とを計算する。そして、セン
ター側からリモート側に対して下りB&Gを通知し、且
つ上りC−B&Gを要求する。なお、B&Gは、使用す
るキャリアの搬送波番号、使用搬送波毎のビット数、使
用搬送波毎のゲインから構成される。
【0046】これにより、MEDLEY信号を送受信し
た後においては、センター側がリモート側から1回だけ
MEDLEY信号の受信結果とリモート側の機能表示リ
ストとを受け取るだけで、上りB&G及び下りB&Gを
決めてリモート側へ通知してデータ通信に入るので、極
めて簡素化された手順によって能力情報の交換及び速度
情報の設定が完了するので、処理内容を簡略化できると
共にイニシャライズ手順を短縮することができる。
【0047】なお、図6にセンター側及びリモート側に
装備されるADSL通信装置のモデム部分の構成を示し
ている。ADSL通信装置のモデム部は、回線1に対し
てアナログフロントエンド(AFE)70を介して接続
される。アナログフロントエンド(AFE)70は、回
線に送出するデジタル信号をアナログ信号に変換するD
/A変換機能と、回線から入力するアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換機能とを有する。送信側
は、スーパーフレームの先頭にチェックビットを付加す
るスーパーフレームCRC付加部71、送信周波数を拡
散するスクランブル処理、誤り訂正符号を付加するフォ
ワード・エラー・コレクション処理及びインターリーブ
処理を実行するスクランブラー/FEC/インターリー
ブ部72、ビットを割り付ける搬送波の順番を制御する
トーンオーダリング処理を行うトーンオーダリング部7
3、シンボルを所定ビット単位でIQ平面上の位相情報
に変換するコンステレーションエンコーダ74、逆高速
フーリエ変換部75から構成されている。また、受信側
は、アナログフロントエンド70から出力される受信信
号を高速フーリエ変換する高速フーリエ変換部76、高
速フーリエ変換部76から搬送波毎に出力されるIQ平
面上の位相情報をビット情報に変換するコンステレーシ
ョンデコーダ77、送信側でトーンオーダリング処理し
た順番を元に戻すトーンデオーダリング部78、送信側
でしたスクランブル処理、フォワード・エラー・コレク
ション処理及びインターリーブ処理を元に戻すデスクラ
ンブラー/デFEC/デインターリーブ部79、スーパ
ーフレームの先頭に付加されているチェックビットを検
査してデータの信頼性を確認するスーパーフレームCR
Cチェック部80から構成されている。
【0048】以上の送信側及び受信側の各機能が、図示
していない制御部によって制御されて図1に示すシーケ
ンスを実行する。
【0049】なお、以上の説明では本発明をADSL通
信装置に適用した場合について例示したが、ハンドシェ
イク手順を実行した後にイニシャライズシーケンスを実
行する通信方式であれば、他のxDSL装置にも同様に
適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、A
DSL方式で電源投入時に実行されるイニシャライズシ
ーケンスを短縮でき、ユーザに与えるストレスを軽減す
る通信制御方法及び通信制御装置並びにADSL通信装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態において実行される短縮
手順によるイニシャライズシーケンスを示すシーケンス
【図2】上記一実施の形態においてリモート側で実行さ
れるハンドシェイク手順のフロー図
【図3】上記一実施の形態において使用されるモードセ
レクト信号のフィールド構成図
【図4】上記一実施の形態においてリモート側の機能表
示リストを示す図
【図5】上記一実施の形態においてセンター側からの機
能要求内容を示す図
【図6】上記一実施の形態においてADSL通信装置の
一部の機能ブロック図
【図7】リモート側における概略的なシステム構成図
【図8】ITU−T勧告G.992.1に基づくイニシ
ャライズシーケンスの前半部のシーケンス図
【図9】ITU−T勧告G.992.1に基づくイニシ
ャライズシーケンスの後半部のシーケンス図
【符号の説明】
1 回線 2 スプリッタ 3 電話機 4 ADSL通信装置 5 ADSLモデム 6 制御部 7 データ通信装置 70 アナログフロントエンド 71 スーパーフレームCRC付加部 72 スクランブラー/FEC/インターリーブ部 73 トーンオーダリング部 74 コンステレーションエンコーダ 75 逆高速フーリエ変換部 76 高速フーリエ変換部 77 コンステレーションデコーダ 78 トーンデオーダリング部 79 デスクランブラー/デFEC/デインターリーブ
部 80 スーパーフレームCRCチェック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 達夫 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 5K034 AA17 AA19 DD02 EE10 FF04 FF13 HH01 HH02 HH63 MM08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センター側とリモート側との間で回線を
    確立し、データ通信開始前に通信速度及び使用能力を決
    めるイニシャライズシーケンスを実行し、当該イニシャ
    ライズシーケンスにおいて最初にリモート側からセンタ
    ー側へ能力情報を送信し、センター側が自己の能力とリ
    モート側の能力とに基づいて使用能力を決定し、決定し
    た使用能力をリモート側へ返信して能力情報のネゴシエ
    ーションを完了することを特徴とする通信制御方法。
  2. 【請求項2】 センター側とリモート側との間で回線を
    確立し、ハンドシェイク手順において相手機種が独自の
    短縮手順を実行可能か否か判断し、独自の短縮手順を実
    行可能であると確認できた場合は、データ通信開始前に
    通信速度及び使用能力を決めるイニシャライズシーケン
    スにおいて独自の短縮手順を実行することを特徴とする
    通信制御方法。
  3. 【請求項3】 ハンドシェイク手順においてリモート側
    からセンター側に対して独自の短縮手順を実行可能であ
    る旨の信号を送信し、センター側がリモート側に独自の
    短縮手順を実行可能であることを示す信号を返信してき
    たら独自の短縮手順を実行することを特徴とする請求項
    2記載の通信制御方法。
  4. 【請求項4】 センター側とリモート側との間で回線を
    確立し、データ通信開始前に通信速度及び使用能力を決
    めるイニシャライズシーケンスを実行し、当該イニシャ
    ライズシーケンスにおいてメドレー手順にて回線状況を
    検出した後、最初にリモート側からセンター側へ回線状
    況の検出結果を送信し、センター側が自己の回線状況の
    検出結果とリモート側の回線状況の検出結果とに基づい
    てセンター側で受信するための速度情報とリモート側で
    受信するための速度情報とを計算し、センター側からリ
    モート側に対して前記各速度情報を送信して速度情報の
    設定を完了することを特徴とする通信制御方法。
  5. 【請求項5】 センター側との間で回線を確立し、デー
    タ通信開始前に通信速度及び使用能力を決めるイニシャ
    ライズシーケンスを実行し、当該イニシャライズシーケ
    ンスにおいて最初にリモート側の能力情報を送信し、セ
    ンター側でセンター側の能力とリモート側の能力とに基
    づいて決定した使用能力がセンター側から返信されたら
    能力情報のネゴシエーションを完了し、当該返信された
    能力に基づいてデータ通信を行うリモート側の通信制御
    装置。
  6. 【請求項6】 リモート側との間で回線を確立し、デー
    タ通信開始前に通信速度及び使用能力を決めるイニシャ
    ライズシーケンスを実行し、当該イニシャライズシーケ
    ンスにおいてリモート側から能力情報を受信したら、セ
    ンター側の能力とリモート側の能力とに基づいて使用能
    力を決定し、決定した使用能力をリモート側へ返信して
    能力情報のネゴシエーションを完了し、当該決定した能
    力に基づいてデータ通信を行うセンター側の通信制御装
    置。
  7. 【請求項7】 センター側との間で回線を確立し、ハン
    ドシェイク手順においてセンター側に対して独自の短縮
    手順を実行可能である旨の信号を送信し、センター側が
    独自の短縮手順を実行可能であることを示す信号を返信
    してきたら、データ通信開始前に通信速度及び使用能力
    を決めるイニシャライズシーケンスにおいて独自の短縮
    手順を実行することを特徴とするリモート側の通信制御
    装置。
  8. 【請求項8】 リモート側との間で回線を確立し、ハン
    ドシェイク手順においてリモート側から独自の短縮手順
    を実行可能である旨の信号を受信したら、リモート側に
    対して独自の短縮手順を実行可能であることを示す信号
    を返信し、データ通信開始前に通信速度及び使用能力を
    決めるイニシャライズシーケンスにおいて独自の短縮手
    順を実行することを特徴とするセンター側の通信制御装
    置。
  9. 【請求項9】 センター側との間で回線を確立し、デー
    タ通信開始前に通信速度及び使用能力を決めるイニシャ
    ライズシーケンスを実行し、当該イニシャライズシーケ
    ンスにおいてメドレー手順にて回線状況を検出した後、
    センター側へ回線状況の検出結果を送信し、センター側
    がセンター側による回線状況の検出結果とリモート側の
    回線状況の検出結果とに基づいて計算した上り回線及び
    下り回線の速度情報を返信してきたら当該速度情報にて
    データ通信を行うリモート側の通信制御装置。
  10. 【請求項10】 リモート側との間で回線を確立し、デ
    ータ通信開始前に通信速度及び使用能力を決めるイニシ
    ャライズシーケンスを実行し、当該イニシャライズシー
    ケンスにおいてメドレー手順にて回線状況を検出し、リ
    モート側からリモート側の回線状況の検出結果を受信し
    たら、当該リモート側の回線状況の検出結果と前記検出
    したセンター側の回線状況の検出結果とに基づいて上り
    回線及び下り回線の速度情報を計算し、計算した速度情
    報をリモート側へ送信して当該速度情報にてデータ通信
    を行うセンター側の通信制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項5、7、9のいずれかに記載の
    リモート側の通信制御装置を備え、当該通信制御装置に
    てADSL通信を実行することを特徴とするリモート側
    ADSL通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項6、8、10のいずれかに記載
    のセンター側の通信制御装置を備え、当該通信制御装置
    にてADSL通信を実行することを特徴とするセンター
    側ADSL通信装置。
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