JP2003086345A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP2003086345A
JP2003086345A JP2001278835A JP2001278835A JP2003086345A JP 2003086345 A JP2003086345 A JP 2003086345A JP 2001278835 A JP2001278835 A JP 2001278835A JP 2001278835 A JP2001278835 A JP 2001278835A JP 2003086345 A JP2003086345 A JP 2003086345A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetron
power
inverter circuit
capacitor
charging
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001278835A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Fujiwara
史郎 藤原
Yoshiharu Omori
義治 大森
Masakazu Sano
正和 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来蓄電池を使用していたので、オートパワ
ーオフ機能を働かせると、充電時間が確保できず、十分
な機能を発揮することができなかった。 【解決手段】 加熱室内にマイクロ波を供給して前記食
品を加熱するマグネトロン8と、商用電源5から高周波
電源に変換し、該高周波電源を前記マグネトロン8に供
給するインバータ回路7と、該インバータ回路7の動作
を制御する制御部9と、コンデンサ11に商用電源の電
力を充電又は充電した電力を放電する充放電回路12
と、を備え、前記制御部9は、前記マグネトロン8の非
駆動時に前記充放電回路12により前記コンデンサ11
に充電させ、また前記マグネトロン8駆動時に前記充放
電回路12により前記コンデンサ11に充電した電力を
前記インバータ回路7の入力側に放電させる構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインバータ回路を
有する電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子レンジは、例えば特許第2
953172号公報に記載されている。
【0003】このものは、商用電源より供給された電力
を高周波電源に変換するインバータ回路と、該インバー
タ回路から高周波電源の供給を受けて加熱室内にマイク
ロ波を供給するマグネトロンと、蓄電池とを備えてい
る。
【0004】そして、前記蓄電池は、商用電源の電力を
蓄電するとともに、該蓄電した電力をインバータ回路の
入力側に供給して、商用電源からの電力と蓄電池からの
電力の和電力をインバータ回路で電力変換して、マグネ
トロンに供給する構成である。
【0005】かかる構成により、商用電源の許容電力以
上をマグネトロンに供給でき、大電力のマイクロ波を出
力することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓄電池
は安定した一定出力が得られるものの、その電力の充電
には時間がかかる。最近の電子レンジでは、消費電力の
節電のために、マグネトロンの非駆動状態が5分などの
一定時間経過したとき、自動的に電源をシャットダウン
する、いわゆるオートパワーオフ機能が採用されてい
る。
【0007】このオートパワーオフ機能は、電子レンジ
への電源をシャットダウンするので、蓄電池への充電が
できない。
【0008】そのため、充電に要する時間が確保でき
ず、十分な機能を発揮することができない。また、蓄電
池の充電時間を短くして急速充電可能としても良いが、
この方法では、蓄電池の電極を傷めることになり、蓄電
池の寿命を短くしてしまい、頻繁に蓄電器の交換作業が
発生してしまう。
【0009】本発明は、斯かる課題を解決するためのも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、食品を
収納する加熱室と、該加熱室内にマイクロ波を供給して
前記食品を加熱するマグネトロンと、商用電源から高周
波電源に変換し、該高周波電源を前記マグネトロンに供
給するインバータ回路と、該インバータ回路の動作を制
御する制御部と、コンデンサに商用電源の電力を充電又
は充電した電力を放電する充放電回路と、を備え、前記
制御部は、前記マグネトロンの非駆動時に前記充放電回
路により前記コンデンサに充電させ、また前記マグネト
ロン駆動時に前記充放電回路により前記コンデンサに充
電した電力を前記インバータ回路の入力側又は出力側に
放電させる構成である。
【0011】また、前記制御部及び前記インバータ回路
部と前記商用電源との間に電源スイッチを設け、前記制
御部は、前記マグネトロンの非駆動状態が連続して一定
時間を経過すると前記電源スイッチをオフする構成であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、1は本発明の電子
レンジ本体であり、2は本体1に内設し、食品を収納す
る加熱室、3は加熱室2の前面開口を開閉するドア、4
は加熱時間や加熱開始指示を行う操作部である。
【0013】図2において、5は交流商用電源、6は商
用電源からの電源ラインに設けられた電源スイッチ、7
は電源スイッチ6を介して商用電源5と接続し、商用電
源の交流電力を高周波電力に変換するインバータ回路、
8は該インバータ回路7の高周波電力を受けて前記加熱
室2内にマイクロ波を供給するマグネトロン、9は前記
電源スイッチ6とインバータ回路7との間に、直流化整
流回路10を介して接続し、前記インバータ回路7の動
作を制御する制御部である。
【0014】11は商用電源の電力を充電するコンデン
サと、12は、前記電源スイッチ6とインバータ回路7
との間に接続し、前記制御部9からの指示により前記コ
ンデンサ11に充電したり、前記コンデンサ11から充
電した電力を放電したりする充放電回路である。
【0015】13はドア3の開閉を検出し制御部9に結
果を出力するドア開閉検出スイッチであり、該ドア開閉
検出スイッチ13のオンに機械的に連動して電源スイッ
チ6をオンさせている。
【0016】なお、前記制御部9は、インバータ回路7
へ駆動開始又は停止を指示し、インバータ回路7の入力
電流をカレントトランス14で検出して前記マグネトロ
ン8の駆動状態を検出するとともに、この駆動状態に応
じてインバータ回路7の出力を制御している。また、制
御部9は、マグネトロン8の非駆動状態、即ちインバー
タ回路7に駆動停止指示を出力してから連続して一定時
間経過したとき電源スイッチ6をオフできるように、電
源スイッチ6に連携もされている。
【0017】かかる構成における制御部9の動作を図3
に基づいて説明する。
【0018】ドア2が開放された後、まずステップS1
を実行する。ステップS1では充放電回路12に指示し
て、コンデンサ11に充電指示をする。ステップS2で
は制御部9内のカウンター9aの動作を開始する。ステ
ップS3ではカウンター9aのカウント値が一定時間、
例えば5分が経過したかどうか判断する。かかるステッ
プにおいて、一定時間が経過したと判断すると、ステッ
プS4に移行して、電源スイッチ6をオフして、電子レ
ンジの電源をシャットダウンする。
【0019】またステップS3で一定時間が経過してい
ないと判断すると、ステップS5に移行する。ステップ
S5では、操作部4で加熱指示がなされたかどうか判断
する。該ステップS5で加熱開始操作がなされていない
と判断すると、ステップS6に移行する。
【0020】ステップS6では操作部4から加熱条件が
入力されたかどうか判断する。該ステップで条件が入力
されたと判断すると、ステップS7に移行し、制御部9
内に加熱条件が設定される。そしてステップS8に移行
し、カウンター9aのカウント値をリセットし、カウン
ト動作を継続する。その後、ステップS3に戻し、該ス
テップから再度実行する。
【0021】ステップS6で加熱条件が入力されていな
いと判断すると、ステップS9に移行し、ドア開閉検出
スイッチ13でドア開閉がなされたかどうか判断する。
該ステップでドア開閉がなされたと判断すると、ステッ
プS10に移行し、カウンター9aのカウント値をリセ
ットし、カウント動作を継続する。その後、ステップS
3に戻し、該ステップから再度実行する。ステップS9
でドア開閉がなされていないと判断すると、ステップS
3に戻し、該ステップから再度実行する。
【0022】前記ステップS5で、加熱開始操作がなさ
れたと判断したとき、ステップS11に移行する。ステ
ップS11ではカウンター9aの動作を停止する。ステ
ップS12ではインバータ回路7に駆動指示を行い、マ
グネトロン8に高周波電力を供給してマグネトロン8を
駆動させる。ステップS13ではカレントトランス14
で検出した入力電流値からマグネトロン8が発振を開始
し、マイクロ波を出力したかどうか検出する。
【0023】一般に、マグネトロン8は、電力を供給し
てからすぐに発振を開始してマイクロ波を出力できず、
電源を供給してから2秒から5秒後に発振を開始してマ
イクロ波を出力するよう動作する。斯かるステップで
は、マグネトロン8の発振開始時をカレントトランス1
4で検出した入力電流値より取得しようとしているので
ある。
【0024】前記ステップS13でマグネトロン8の発
振開始を検出したと判断するとステップS14に移行
し、また発振開始を検出できなければステップS14を
スキップしてステップS15に移行する。
【0025】ステップS14では充放電回路12にコン
デンサ11に充電した電力を放電するよう指示し、イン
バータ回路7の入力側に放電電力を供給させる。なお、
該ステップでは、コンデンサ11の放電が終了すると充
放電回路12がコンデンサ11の放電動作を自動的に終
了し、インバータ回路7の入力側との接続を遮断し、コ
ンデンサ11へ充電させないようにも動作する。
【0026】ステップS15ではステップS7で設定し
た加熱条件をクリアしたかどうか、即ち例えば設定した
加熱時間を経過したかどうか判断する。該ステップで終
了していないと判断すると、ステップS12に戻し、ま
た終了したと判断すると、ステップS16に移行する。
ステップS16ではマグネトロン8の動作を停止させる
とともに、ステップS17でカウンター9aのカウント
値をリセットする。その後ステップS2に戻し、次の加
熱動作まで待機する。
【0027】前述の実施態様においては、コンデンサ1
1で充電した電力をインバータ回路7の入力側に供給す
ることを説明したが本発明はこれに限らず、図4に示す
ように、充放電回路12の出力をインバータ回路7の出
力側に接続し、インバータ回路7の出力側に供給できる
ようにしても良い。
【0028】また、前述の図1及び図4の実施態様にお
いて、制御部9は、図5に示すように、商用電源を全波
整流して得た電圧(a)が、マグネトロン8の発振動作
に最低限必要な電圧emb以下となれば、(b)に示す
ように充放電回路12に指示してコンデンサ11の充電
電力を放電させ、(c)に示すようにマグネトロン8か
らのマイクロ波の発生を連続的に継続させるようにして
も良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で商用電源
の許容電力以上の電力でマグネトロンの駆動が可能とな
り、またオートパワーオフ機能を備えたものにおいて
も、十分な充電時間が確保でき、実行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジの外観図である。
【図2】本発明の電子レンジの制御回路図である。
【図3】図2中の制御部の動作フローチャートである。
【図4】第2の実施形態の電子レンジの制御回路図であ
る。
【図5】第3の実施形態の充放電回路の動作を示す電圧
波形図である。
【符号の説明】
6 電源スイッチ 7 インバータ回路 8 マグネトロン 9 制御部 11 コンデンサ 12 充放電回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 正和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3K086 AA06 BA08 FA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納する加熱室と、該加熱室内に
    マイクロ波を供給して前記食品を加熱するマグネトロン
    と、商用電源から高周波電源に変換し、該高周波電源を
    前記マグネトロンに供給するインバータ回路と、該イン
    バータ回路の動作を制御する制御部と、コンデンサに商
    用電源の電力を充電又は充電した電力を放電する充放電
    回路と、を備え、前記制御部は、前記マグネトロンの非
    駆動時に前記充放電回路により前記コンデンサに充電さ
    せ、また前記マグネトロン駆動時に前記充放電回路によ
    り前記コンデンサに充電した電力を前記インバータ回路
    の入力側又は出力側に放電させることを特徴とする電子
    レンジ。
  2. 【請求項2】 前記制御部及び前記インバータ回路部と
    前記商用電源との間に電源スイッチを設け、前記制御部
    は、前記マグネトロンの非駆動状態が連続して一定時間
    を経過すると前記電源スイッチをオフすることを特徴と
    する請求項1に記載の電子レンジ。
JP2001278835A 2001-09-13 2001-09-13 電子レンジ Pending JP2003086345A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004416A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Toshiba Corp 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226