JP2003086330A - 放電装置 - Google Patents

放電装置

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JP2003086330A
JP2003086330A JP2001274660A JP2001274660A JP2003086330A JP 2003086330 A JP2003086330 A JP 2003086330A JP 2001274660 A JP2001274660 A JP 2001274660A JP 2001274660 A JP2001274660 A JP 2001274660A JP 2003086330 A JP2003086330 A JP 2003086330A
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Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央電極と対向電極とを適正に位置決め保持
して、電界の歪に伴う不整放電を解消し、イオンやオゾ
ンを効果的に精製できる放電装置を提供する。 【解決手段】 絶縁性に富むプラスチック材で成形した
電極ホルダー29と、その前側中央に固定した中央電極
30と、中央電極30の周りを囲む対向電極31と、両
電極30・31間を絶縁遮断する誘電体部32とで放電
装置を構成する。電極ホルダー29の筒壁35の外面に
対向電極31を固定し、中央電極支持部38に中央電極
30固定する。誘電体部32は、電極ホルダー29の筒
壁35と、筒壁35の内面に固定される誘電筒体46と
からなる。以て中央電極30と誘電体部32と、対向電
極31との三者を同心円状に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイナスイオン、
プラスイオン、およびオゾンを生成するための放電装
置、なかでも尖端放電方式の放電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイナスイオンやオゾンを生成するため
の放電装置には、例えば特開平11−60209号公報
にみられる沿面放電方式と、特許第3017146号公
報にみられる尖端放電方式等が知られている。後者にお
いては、両端が開口する筒状の対向電極と、対向電極の
開口部の外側に配置した中央電極と、両電極を位置保持
する電極取付部材とで放電装置を構成している。実用新
案登録第3061585号公報には、筒状の誘電体の外
面に対向電極を、筒内面に複数の放電電極を配置した放
電装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、筒状の
対向電極と、対向電極の開口部の外側に配置した中央電
極とで構成した放電装置によれば、生成したオゾンやマ
イナスイオンを、電動ファンを用いる必要もなく対向電
極の筒軸芯に沿って送給できる。しかし、電極取付部材
に固定した片持ち梁状の腕と、腕の尖端に固定される電
極ホルダーとで、中央電極を対向電極の中心軸上に位置
保持するので、長期使用時に中央電極の尖端が対向電極
の中心軸線からずれやすい。このように対向電極の開口
縁と中央電極の尖端との距離が不均等になると、電界が
局部的に集中し不整放電(火花放電)を生じ、不整放電
を生じた部分が放電時の熱で溶けたり、誘電体が過熱さ
れて劣化するおそれがある。周辺空気を取り込んでマイ
ナスイオンを生成する場合には、空気と共に取り込まれ
た塵埃が対向電極や誘電筒に付着し、長期使用時に堆積
した塵埃塊に電界が集中して火花放電を生じることもあ
る。
【0004】生成したオゾンやマイナスイオンをオゾン
風やイオン風の自己送給作用のみで送り出す放電装置
は、集塵装置として、あるいは生成したオゾンによる食
品等の殺菌、脱色、脱臭などの用途に適用するのには問
題ないが、マイナスイオンを遠方にまで到達させる用途
には適さない。放電装置を組み込んだヘアードライヤー
においては、例えばマイナスイオンをファンで生起した
空気流と共に毛髪に吹き付けるが、自己送給作用のみで
マイナスイオンを送り出す放電装置を適用した場合、マ
イナスイオンが送給経路の途中において空気流の中に薄
く拡散しあるいは減耗するため、マイナスイオンを分布
密度が高い状態で効果的に送給できないのである。
【0005】本発明の目的は、中央電極と対向電極との
相対的な位置関係を常に適正に保持でき、従って電界が
局部的に集中して不整放電が生じるのを解消し、長期使
用時にも常に効果的にマイナスイオンやオゾン等を生成
することができる放電装置を提供することにある。本発
明の目的は、空気中に含まれる塵埃の堆積や付着に伴う
不整放電やトラッキング現象を防止できる放電装置を提
供することにある。本発明の目的は、両電極を絶縁遮断
する誘電体がオゾンや熱によって劣化するのを解消で
き、耐久性に優れた放電装置を提供することにある。本
発明の目的は、生成したイオンやオゾンを送風装置で生
起した空気流に乗せて遠くまで送ることができ、しかも
イオンが送給経路の途中において空気流の中に薄く拡散
しあるいは減耗するのを防止でき、イオンを分布密度が
高い状態で遠方まで効果的に送給できる、ヘアードライ
ヤー等の温風供給機に適用して好適な放電装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の放電装置は、図
1および図2に示すごとく、中央電極30と、中央電極
30の周りを囲む対向電極31と、中央電極30と対向
電極31との間を絶縁遮断する誘電体部32と、絶縁性
のプラスチック材で成形された電極ホルダー29とを備
えている。電極ホルダー29の一側に、中央電極支持部
38と筒壁35とを形成する。中央電極支持部38に固
定した中央電極30と、誘電体部32と、筒壁35に固
定した対向電極31とを、中央電極30を中心にして同
心円状に配置する。
【0007】誘電体部32は、図1に示すごとく、中央
電極30の前端の放電部42より前方へ大きく突出する
ように設けることができる。
【0008】誘電体部32は、中央電極30と対向電極
31との間を絶縁遮断する誘電筒体46と、対向電極3
1を支持する筒壁35とで構成する。
【0009】誘電筒体46は、雲母、ガラス、セラミッ
クス等の無機質絶縁体で筒状に形成する。誘電筒体46
は筒壁35の内面に固定する。
【0010】中央電極30と対向電極31とは、それぞ
れ電極ホルダー29の一側において給電用のリード線4
7に接続されており、中央電極30とリード線47との
接続部分が、電極ホルダー29に設けた逃げ凹部36に
収容されて、逃げ凹部36に充填したシール材48で封
止されている。
【0011】中央電極30と対向電極31との間のコロ
ナ放電で生成したイオンないしオゾンを、電極ホルダー
29の一方から他方へ向かって強制的に送給するイオン
送給手段を備えており、このイオン送給手段が、空気流
を生起する送風装置6を含んでいる。
【0012】イオン送給手段は、送風装置6と、誘電体
部32および対向電極31の外面を覆う導風筒23とか
らなり、導風筒23は前後端が開口していて、送風装置
6で生起した空気流を誘電体部32および対向電極31
の後方から前方へ向かって強制的に流動案内できる。
【0013】また、誘電体部32で囲まれる放電空間S
内に中央電極30を設け、電極ホルダー29には、図1
0に示すごとく、送風装置6で生起した空気流を放電空
間Sへ導入案内する導風通路56を形成しておくことが
できる。
【0014】導風筒23は、誘電体部32および対向電
極31の周囲を囲む第1筒部24を備えている。誘電体
部32と第1筒部24との間にオリフィス部Rを形成す
る。
【0015】導風筒23は、誘電体部32および対向電
極31の周囲を囲む第1筒部24と、第1筒部24に連
続して前方へ突出する第2筒部25とで構成する。
【0016】
【発明の作用効果】本発明の放電装置においては、絶縁
性のプラスチック材で成形した電極ホルダー29に筒壁
35と中央電極支持部38を設け、中央電極支持部38
に固定した中央電極30と、誘電体部32と、筒壁35
に固定した対向電極31の三者を、中央電極30を中心
にして同心円状に配置するので、放電装置16の構成部
品点数を最小限化しながらその構造強度を向上でき、中
央電極30と誘電体部32と対向電極31との三者の位
置関係を長期に亘って適正に位置決めできる。従って電
界が局部的に集中して不整放電が生じるのを確実に解消
できる。長期使用時にも中央電極30の位置ずれをよく
防止するので、常に効果的にマイナスイオンやオゾン等
を生成できる。また、両電極30・31および誘電体部
32を、電極ホルダー29と一体化することにより、放
電装置16を1個のユニット部品として取り扱うことが
でき、各電極30・31の電極ホルダー29に対する組
み付けが正確にしかも容易に行える。
【0017】誘電体部32が中央電極30の前端の放電
部42より前方へ大きく突出していると、放電部42の
周囲を誘電体部32で覆って、空気中に浮遊する塵埃が
放電部42に付着して堆積するのを確実に防止できる。
従って、長期にわたって放電装置16を使用する場合
に、堆積したほこりを介して電界が歪み、不整放電が生
じるのを防止でき、従来のこの種放電装置に比べて信頼
性を向上できる。
【0018】誘電体部32を誘電筒体46と筒壁35と
で構成すると、中央電極30と対向電極31との間を誘
電筒体46と筒壁35とで2重に絶縁できるので、両電
極30・31の位置関係に僅かなずれが生じて電界が歪
む場合にも、火花放電が生じるのを確実に防止してイオ
ンおよびオゾンを効果的に生成できる。誘電筒体46で
放電部42の周囲を覆って、塵埃等が放電部42に付着
して堆積するのを防止でき、例えばマイナスイオンが対
向電極31側に引き寄せられるのも確実に防止できる。
【0019】雲母、ガラス、セラミックス等の無機質絶
縁体で誘電筒体46を筒状に形成すると、耐熱性、耐オ
ゾン性に優れた誘電筒体46が得られ、長期使用時にも
誘電筒耐46の劣化を防止して、劣化に伴う絶縁破壊を
解消できる。とくに、前方に突出した誘電筒体46が無
機質絶縁体で構成されるので、万一トラッキング現象が
起きたとしても、耐熱性に優れるので、誘電体部32の
破損を防止することができる。
【0020】中央電極30とリード線47との接続部分
を電極ホルダー29の逃げ凹部36に収容し、逃げ凹部
36に充填したシール材48で接続部分を封止して絶縁
してあると、中央電極30および対向電極31のリード
線47との接続部の側で、火花放電が生じるのを防止で
きる。
【0021】生成したイオンないしオゾンが、空気流を
生起する送風装置6で一方向へ強制的に送給されるイオ
ン送給手段を備えた放電装置16によれば、イオン風や
オゾン風の自己送給作用のみで送り出す場合に比べて、
イオンないしオゾンを空気流に乗せた状態でより遠くま
で確実に送給でき、空気流と共に送給されたイオンやオ
ゾンの分布密度を向上できる。
【0022】誘電体部32および対向電極31の外面を
覆う導風筒23と送風装置6とで構成したイオン送給手
段によれば、生成したイオンないしオゾンを導風筒23
によって隔離案内できるので、イオンやオゾンが空気中
に広く拡散し、分布密度が低下するの防止できるととも
に、イオンが導風筒23の周辺の部品表面等に接触して
電気的に中和するのを確実に防止できる。イオンやオゾ
ンは導風筒23を通過する空気流に乗せた状態で、誘電
体部32および対向電極31の後方から前方へ向かって
強制的に流動させるので、開放された空気流で移送する
場合に比べて、イオンやオゾンの到達距離を大きくでき
る。例えば、放電装置をヘアードライヤーに適用するよ
うな場合には、イオンが送風経路で減耗し、あるいは毛
髪と接触できないまま無駄に放出されてしまうのを解消
して、効果的にマイナスイオンを毛髪へ吹き付けること
ができる。
【0023】図10に示すごとく電極ホルダー29に導
風通路56を形成し、送風装置6で生起した空気流を導
風通路56を介して放電空間Sへ直接に導入案内できる
ようにした放電装置によれば、放電空間Sに浮遊するイ
オンやオゾンを、空気流に乗せて放電空間Sの外へ強制
的に排出できるので、中央電極30の近傍に浮遊するイ
オンやオゾンが対向電極31あるいは中央電極30に吸
着されて中和消滅するのを確実に防止できる。また、微
少水滴等を含んだ新鮮な空気を積極的に導入できるの
で、イオン量の低下を可及的に防止できる。
【0024】誘電体部32の筒端を第1筒部24に臨ま
せて、誘電体部32と第1筒部24との間にオリフィス
部Rを形成した導風筒23によれば、オリフィス部Rを
通過する空気流の流速が他の部位より増加し、生成した
イオンやオゾンを、流速は高いが圧力は低い空気流に吸
い込んで速やかに下流側へ送給できる。とくに、誘電筒
体28の先端近傍を浮遊し対向電極31に向かおうとす
るイオンが早い流速によって押し戻されるので、対向電
極31に吸着されて中和消滅されるのを確実に防止で
き、イオンを分布密度が高い状態のままで効果的に送給
することができる。
【0025】第1筒部24に連続して前方へ突出する第
2筒部25を設けた導風筒23によれば、イオンやオゾ
ンをオリフィス部Rを通過した後も移行案内できるの
で、その分だけ空気流の到達距離が更に大きくなる。
【0026】
【実施例】図1ないし図5は本発明の放電装置をヘアー
ドライヤーに適用した実施例を示す。図2においてヘア
ードライヤーは、横長筒状の本体ケース1と、その下面
一側に設けたハンドル2とを有し、これらの内部に送風
ユニットや、制御用の電気部品等を収容してなる。本体
ケース1の前端側には、ファン6(送風装置)で生起し
た空気流を流動案内する風導体1Aが装着してある。ハ
ンドル2の前面および後面には、風量制御とヒータスイ
ッチを兼ねる電源スイッチノブ3と、イオン発生部への
通電をオン・オフするイオンスイッチノブ4が設けてあ
る。ハンドル2の内部には、先のスイッチノブ3・4で
切り換え操作されるスイッチが収容してある。想像線で
示すように、ハンドル2は本体ケース1に対して折り畳
み可能に連結してある。
【0027】本体ケース1内において送風ユニットは、
モーターケース5と、モーターケース5に組み付けられ
るモーター7およびファン6と、十文字状に組まれた絶
縁枠8に螺旋状に巻き付けられるヒーター9とを含む。
ファン6は一方向へ回転駆動されて、本体ケース1の後
端の吸込み口10から吸い込んだ空気を加圧して、前端
の風導体1Aの吹出し口11から吹き出す。後述するよ
うに、ファン6はイオン生成手段で生成したイオンを吹
出し口11からできるだけ遠くまで送り出すための送風
装置を兼ねる。
【0028】ファン6で生起した空気流と共にマイナス
イオンを毛髪に吹き付けるために、イオン生成手段が本
体ケース1内に組み込まれている。図3においてイオン
生成手段は、商用電源(100V)からの電流を半波整
流する整流回路13と、整流した後の電流をパルス電流
に変換するパルス発生回路14と、パルス電流を例えば
4kVの高電圧に昇圧するトランス15と、放電装置1
6と、トランス15と放電装置16との間に設けられる
ダイオード17などで構成してある。整流回路13とパ
ルス発生回路14とは回路基板18に実装されており、
回路基板18と昇圧用のトランス15は、ヒーター9用
の絶縁枠8を切り欠いて形成した空間に配置され、放電
装置16は風導体1Aの内部に組み込んである。
【0029】図4ないし図6において風導体1Aの内部
には、整流筒20と吹出しグリル21とが組み込んであ
り、先の放電装置16を整流筒20で支持して、ファン
6で生起した空気流のほぼ中央に放電装置16を保持し
ている。整流筒20は、断面円形の筒壁を有し、その内
部前端に放射状に設けた整流翼22と、筒壁の中央に設
けた導風筒23とを一体に形成したプラスチック成形品
からなる。吹出しグリル21を風導体1Aの内部に嵌め
込んだ後、整流筒20を風導体1Aに内嵌固定すること
により、これら三者が1個のユニット部品として取り扱
えるようになっている。整流翼22は、ファン6で生起
された旋回する空気流を直線状の空気流に整流する。
【0030】図1において導風筒23は、先すぼまりテ
ーパー状の第1筒部24と第1筒部24の前側の小径端
に連続して前方へ突出する第2筒部25とで形成してあ
り、第1筒部24の内部に放電装置16を組み込んであ
る。第2筒部25の前端は、風導体1Aの吹出し口11
の中央に位置する状態で、吹出しグリル21および吹出
し口11の開口面より外側へ突出している。符号26は
導風筒23の後ろ側の入り口、27は導風筒23の前側
の出口である。
【0031】図1において放電装置16は、電極ホルダ
ー29と、電極ホルダー29の前側中央部に固定される
中央電極30、および中央電極30の周りを囲む対向電
極31と、中央電極30と対向電極31との間の空間を
絶縁遮断する誘電体部32とで構成する。電極ホルダー
29は、多段軸状のボス部33と、ボス部33の外周に
設けた放射状の保持腕34と、リング状の対向電極31
を密着状に嵌合するための円筒状の筒壁35と、先端が
とがった棒状の中央電極30を周囲から固定支持するた
めの中央電極支持部38とを一体成形したプラスチック
成形品からなる。電極ホルダー29の成形材料として
は、導電性プラスチックではない絶縁性プラスチック材
を使用できるが、筒壁35の誘電特性を鑑みれば、誘電
特性に優れ、耐オゾン性、耐熱性を有するプラスチック
材、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン
(PE)などが好ましい。ボス部33の前側には対向電
極31を支持する筒壁35を形成し、後ろ側には逃げ凹
部36が形成してある。保持腕34を第1筒部24の内
面に設けた凹部37に嵌め込み固定することにより、電
極ホルダー29を整流筒20に位置決め固定できる。
【0032】中央電極30は放電抵抗が小さなタングス
テンで形成した放電針40と、放電針40の後端に圧入
固定した位置決めボス41とで構成してあり、放電針4
0の前端を尖らせて放電部42としている。中央電極3
0は電極ホルダー29の中心の取付孔に差し込み或いは
圧入装着(いずれも放電針40は取付孔に対して密着)
されるが、その位置決めボス41を取付穴に嵌め込むこ
とにより、放電針40が電極ホルダー29の中心軸上に
位置決めされた状態で、しっかりと固定できる。放電針
40の固定部としては、中央電極支持部38に形成され
た取付孔の中途部分とボス41で固定された放電針40
の後端部分であり、固定部前端から突出する自由端側
(放電部42側)の長さより充分長く構成している。従
って、中央電極30のぐらつき防止効果が高く、中央電
極30と誘電体32と対向電極31との三者の位置関係
を適正に位置決めできる。特に、放電針40の中途が、
誘電体部兼用の対向電極31の支持部である筒壁35と
一体成形で構成された中央電極支持部38に固定支持さ
れてあるので、従来のような組み付け時の誤差が少な
く、さらに適正な位置決めが可能である。図5において
対向電極31は、銅または鉄製の薄板を素材にして形成
したプレス金具からなり、周面の一箇所が分断されたリ
ング状の電極部43と、電極部43の後縁から後ろ向き
に延びる4個の取付脚44とを一体に備えている。電極
部43を電極ホルダー29の断面円形の筒壁35に外嵌
し、その取付脚44を電極ホルダー29の周面段部に折
り曲げて固定することにより、電極部43を中央電極3
0に対して同心円状に位置決めした状態で固定できる。
この取り付け状態において、両電極30・31の前端
は、同一平面状に位置している。詳しくは、中央電極3
0の前端の放電部42と、対向電極31の前端の放電縁
面45とが、筒壁35の前側開口面を含んで中央電極3
0の中心軸線と直交する平面上に位置している(図1参
照)。
【0033】誘電体部32は、中央電極30と対向電極
31との間で火花放電が発生しないよう絶縁遮断する誘
電筒体46と、円筒状の対向電極31を外嵌支持する円
筒状の筒壁35とで構成されている。誘電筒体46は雲
母、ガラス、セラミックスなどの高度の絶縁特性・耐熱
性を備えた無機質の絶縁(誘電)素材で円筒状に形成す
る。因みに雲母を素材とする場合には、天然雲母を粉状
にし、円筒状に成形したものを用いる。また、ガラスと
しては、耐熱性に優れた結晶化ガラス、石英ガラス、硼
珪酸ガラス等が好ましい。セラミックスを素材とする場
合には、ケイ酸塩、アルミナ、ジルコニア、ステアタイ
ト、チタン酸バリウム等を主原料とする粉末を焼成して
円筒状に形成したものを用いる。誘電筒体46としてセ
ラミックスを用いれば、電子の移動を阻止する絶縁遮断
効果に加え、ドライヤー等温風装置に適用した場合に、
遠赤外線が放射されるので、毛髪の乾燥向上効果が期待
でき、また身体の治療効果も期待できる。
【0034】誘電筒体46は、その後端を筒壁35の内
面に嵌め込み固定して電極ホルダー29と一体化されて
おり、この固定状態において対向電極31と誘電筒体4
6とは、中央電極30を中心とする同心円の関係にあ
り、誘電筒体46の前部筒端は、第1筒部24の前端寄
り部に臨んで誘電筒体46と第1筒部24との間にオリ
フィス部Rを形成している。中央電極30と対向電極3
1との間で不整放電が生じるのを防いで、効果的にマイ
ナスイオンを生成するために、誘電筒体46は中央電極
30の放電部42より前方へ大きく突出している。図1
に示すように中央電極30とトランス15および対向電
極31とトランス15とは、それぞれリード線47で接
続するが、リード線47が半田付けされた個所の間でス
パークが生じるのを防ぐために、中央電極30とリード
線47とは、ボス部33の後ろ側の逃げ凹部36内に収
容し、該凹部36に充填した絶縁性のシール材48で封
止してある。シール材としてはシリコン等の絶縁性の接
着剤を用いることができる。
【0035】上記構成の放電装置16によれば、トラン
ス15で昇圧した高電圧のうち、ダイオード17を通過
したマイナス電流のみを中央電極30に印加することに
より、中央電極30から対向電極31に向けて電子を放
出し、空気中の酸素、微少水滴、塵等をマイナスに帯電
させてマイナスイオン化できる。放電装置16で生成さ
れたマイナスイオンは、導風筒23内に導入された空気
流によって、第2筒部25を経由してその出口27から
前方へ吹き出る。このとき、導風筒23内に導入された
空気流は、通路断面積が他より小さなオリフィス部Rを
通過する時に流速が増加し圧力が低下する。そのため、
両電極30・31の周辺に浮遊するマイナスイオンやオ
ゾンは、オリフィス部Rを通過する空気流に吸引されて
速やかに第2筒部25へと送り込まれる。従って、誘電
筒体28の先端近傍に浮遊し、対向電極31に向かおう
とするイオンが対向電極31に吸着されて中和消滅する
のを防止して、分布密度が高い状態のイオン流を形成で
きる。
【0036】マイナスイオンを導風筒23内に封じ込ん
だ状態で吹出し口11まで供給できるので、マイナスイ
オンが放電装置16と吹出し口11との間の風導部を通
過する主たる空気流の中に拡散して、その分布密度が低
下するの防止できるうえ、マイナスイオンが風導部内に
組み込まれたケースや吹出しグリル21などの部品の表
面と接触して電気的に中和するのを確実に防止できる。
さらに、導風筒23の出口27は、吹出し口11の中央
に位置して、吹出し口11の開口面より前方に突出して
いるので、導風筒23の出口27から放出されたマイナ
スイオンは、吹出し口11から吹出される空気流の中心
に包まれた状態で確実に毛髪へ到達できる。吹出し口1
1の直前に整流翼22を設けて、吹出し口11から吹き
出される主たる空気の流れが旋回するのを抑止できるの
で、導風筒23から出たマイナスイオンが主たる空気流
の中に拡散するのをよく防止でき、この点でもマイナス
イオンの毛髪への到達量を向上できる。
【0037】ヘアードライヤーでは、図8に示すよう
に、必要に応じて風導体1Aの吹出し口11に先すぼま
り円筒状のノズル50を付加して使用することがある。
そのノズル50の内面には内筒51を固定してある。内
筒50の内面には、木の葉形の整流翼52(図9参照)
を設け、その中央部に前後向きの保持ボス53が一体に
形成されている。保持ボス53には通路筒54を内嵌装
着してあり、ノズル50を風導体1Aの吹出し口11に
装着した状態においては、通路筒54が導風筒23の出
口27に隣接して、導風筒23から出たマイナスイオン
をノズル50の吹出し口55の開口面の中央へ移行案内
する。このように、ノズル50側に設けた通路筒54で
マイナスイオンを吹出し口55の開口面へ移行案内する
と、マイナスイオンがノズル内部を通過する主たる空気
流の中に拡散するのを防止して、マイナスイオンを毛髪
に対して分布密度が高い状態で効果的に送給することが
できる。
【0038】図10は放電装置の別実施例を示す。そこ
では、電極ホルダー29のボス部33に、これの後端か
ら誘電筒体46で囲まれる放電空間S内へ向かって導風
通路56を形成し、ファン6で生起した空気流を導風通
路56を介して放電空間Sへ直接に導入できるようにし
た。この場合には、図10の想像線で示すように、電極
ホルダー29の後部に前すぼまりテーパー状のガイド筒
57を設けて、ファン6で生起した空気流の一部を放電
空間Sへ効率よく導入することができる。このように、
ファン6で生起した空気流は導風通路56を介して放電
空間Sへ直接導入すると、放電空間Sに浮遊するイオン
やオゾンを、空気流に乗せて放電空間Sの外へ強制的に
排出でき、放電空間Sの近傍に浮遊するイオンやオゾン
が対向電極31あるいは中央電極30に吸着されて中和
消滅するのを防止できる。
【0039】図11は中央電極30の固定構造の別の実
施例を示す。図11(a)では、中央電極30を放電針
40のみで形成し、放電針40を中央電極支持部38に
設けた装着穴に圧入し、さらに針後端を逃げ凹部36に
充填したシール材48で固めて、放電針40を電極ホル
ダー29に対して位置決めした状態の許で強固に固定で
きるようにした。ここでも、先の実施例と同様に、放電
針40の固定部の長さを、固定部前端から突出する自由
端側(放電部42側)の長さより充分長く構成している
ので、放電針40のぐらつきを確実に防止でき、中央電
極30と誘電体32と対向電極31との三者の位置関係
を適正に位置決めできる。しかも、中央電極支持部38
は、誘電体部兼用の対向電極31の支持部である筒壁3
5と一体成形で構成されてあるので、組み付け時の誤差
が少なく、さらに適正な位置決めが可能である。なお、
放電針40は、電極ホルダーに対しインサート成形され
たものであってもよい。図11(b)では、先の実施例
と同様に、中央電極30を放電針40と、放電針40の
後端に固定した位置決めボス41とで構成するが、中央
電極支持部38に設けられる通口を放電針40の直径よ
り大きく形成して、位置決めボス41を取付穴に嵌め込
むことによって、中央電極30の位置決めと固定を行う
ようにした。
【0040】図12は放電装置の別実施例を示す。そこ
では、導風筒23を直線筒で形成し、誘電筒体46の前
部を前拡がりテーパー筒状に形成して、誘電筒体46の
突端と導風筒23との間にオリフィス部Rを形成した。
このように、オリフィス部Rは導風筒23と誘電筒体4
6との間に形成してあればよく、必要があれば導風筒2
3の内面、あるいは誘電筒体46の外面に別ピースを組
み付けてオリフィス部Rを形成することができる。
【0041】上記の実施例以外に、中央電極30は針状
である必要はなく、細い筒状に形成されていてもよく、
その場合には、筒の先端縁を鋸歯状に尖らせて複数の放
電部42を形成することができる。放電部42は、その
先端を筒壁35の開口面より前方へ突出させておくこと
ができる。対向電極31は円筒状に形成する以外に、線
材をリング状に折り曲げて形成し、あるいは角筒状に形
成することができる。この場合には、筒壁35を角筒状
に形成して、対向電極31を密着状に嵌合することがで
きる。もちろん、円筒状の筒壁35に角筒状の対向電極
31を密着状に嵌合してもよい。必要があれば、対向電
極31は断面円形、あるいは断面半円形に形成してもよ
い。同様に、誘電筒体46は円筒である必要はなく、角
筒状に形成することができる。中央電極30の前端の放
電部42と、対向電極31の前端の放電縁面45とは、
必ずしも中央電極30の中心軸線と直交する平面上に位
置させる必要はない。例えば、放電部42を筒壁35の
開口面より後側に位置させることができる。
【0042】筒壁35を誘電筒体46と同じ長さに突出
させて、筒壁35のみで誘電体部32とすることもでき
る。電極ホルダー29は2個の成形体で構成でき、その
場合には両電極30・31と誘電体部32の三者を、分
割された成形体で挟持して位置決め固定できる。放電装
置は、マイナスイオン以外に、プラスイオンやオゾンを
生成するために使用でき、必要があればマイナスイオン
とプラスイオンとを交互に生成するために使用すること
ができる。本発明の放電装置は、ハンドドライヤー、ヘ
アブロッサー、足乾燥機等の温風供給機、あるいは扇風
機等にも組み込むことができ、クリーンルーム内に適用
して集塵機として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電装置の縦断面図である。
【図2】ヘアードライヤーの全体の縦断側面図である。
【図3】イオン発生手段の概略を示す説明する概念図で
ある。
【図4】ヘアードライヤーにおけるイオン発生部の縦断
面図である。
【図5】整流筒とイオン発生部との関係構造を示す分解
斜視図である。
【図6】風導体およびノズルの分解斜視図である。
【図7】図4におけるA−A線断面図である。
【図8】ノズルの使用状態を示す縦断側面図である。
【図9】ノズルの正面図である。
【図10】放電装置の別実施例を示す断面図である。
【図11】中央電極の固定構造の別実施例を示す断面図
である。
【図12】放電装置のさらに別の実施例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体ケース 6 ファン 16 放電装置 23 導風筒 24 導風筒の第1筒部 25 導風筒の第2筒部 29 電極ホルダー 30 中央電極 31 対向電極 32 誘電体部 35 電極ホルダーの筒壁 36 逃げ凹部 38 中央電極支持部 42 中央電極の放電部 45 対向電極の放電縁面 46 誘電筒体 47 リード線 48 シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/82 B03C 3/82 C01B 13/11 C01B 13/11 A H01T 19/04 H01T 19/04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央電極30と、中央電極30の周りを
    囲む対向電極31と、中央電極30と対向電極31との
    間を絶縁遮断する誘電体部32と、絶縁性のプラスチッ
    ク材で成形された電極ホルダー29とを備えており、 電極ホルダー29の一側には、中央電極支持部38と筒
    壁35とが形成されており、 中央電極支持部38に固定した中央電極30と、誘電体
    部32と、筒壁35に固定した対向電極31とが、中央
    電極30を中心にして同心円状に配置してあることを特
    徴とする放電装置。
  2. 【請求項2】 誘電体部32が、中央電極30の前端の
    放電部42より前方へ大きく突出している請求項1記載
    の放電装置。
  3. 【請求項3】 誘電体部32が、中央電極30と対向電
    極31との間を絶縁遮断する誘電筒体46と、対向電極
    31を支持する筒壁35とで構成してある請求項1また
    は2記載の放電装置。
  4. 【請求項4】 誘電筒体46が、雲母、ガラス、セラミ
    ックス等の無機質絶縁体で筒状に形成されており、 誘電筒体46が筒壁35の内面に固定されている請求項
    3記載の放電装置。
  5. 【請求項5】 中央電極30と対向電極31とが、それ
    ぞれ電極ホルダー29の一側において給電用のリード線
    47に接続されており、 中央電極30とリード線47との接続部分が、電極ホル
    ダー29に設けた逃げ凹部36に収容されて、逃げ凹部
    36に充填したシール材48で封止されている請求項
    1、2、3または4記載の放電装置。
  6. 【請求項6】 中央電極30と対向電極31との間の高
    電圧印加による放電で生成したイオンないしオゾンを、
    電極ホルダー29の一方から他方へ向かって強制的に送
    給するイオン送給手段を備えており、 イオン送給手段が、空気流を生起する送風装置6を含ん
    でいる請求項1、2、3、4または5記載の放電装置。
  7. 【請求項7】 イオン送給手段が、送風装置6と、誘電
    体部32および対向電極31の外面を覆う導風筒23と
    からなり、 導風筒23は、前後端が開口していて、送風装置6で生
    起した空気流を誘電体部32および対向電極31の後方
    から前方へ向かって強制的に流動案内できる請求項6記
    載の放電装置。
  8. 【請求項8】 誘電体部32で囲まれる放電空間S内
    に、中央電極30が設けられており、 電極ホルダー29に、送風装置6で生起した空気流を放
    電空間Sへ導入案内する導風通路56が形成してある請
    求項6記載の放電装置。
  9. 【請求項9】 導風筒23が、誘電体部32および対向
    電極31の周囲を囲む第1筒部24を備えており、 誘電体部32と第1筒部24との間にオリフィス部Rが
    形成してある請求項7記載の放電装置。
  10. 【請求項10】 導風筒23が、誘電体部32および対
    向電極31の周囲を囲む第1筒部24と、第1筒部24
    に連続して前方へ突出する第2筒部25とで構成してあ
    る請求項7または9記載の放電装置。
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