JP2003084957A - 画像出力装置、サービス提供方法 - Google Patents

画像出力装置、サービス提供方法

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JP2003084957A
JP2003084957A JP2001275791A JP2001275791A JP2003084957A JP 2003084957 A JP2003084957 A JP 2003084957A JP 2001275791 A JP2001275791 A JP 2001275791A JP 2001275791 A JP2001275791 A JP 2001275791A JP 2003084957 A JP2003084957 A JP 2003084957A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置そのものを含めた資源の有効利用を実現
する画像出力装置を提供する。 【解決手段】 入力デバイスから入力される装置使用情
報、装置内部の各機能部間、各機能部と制御部、各機能
部とアプリケーションソフトウェアとの間で交わされる
内部通信情報を、それぞれ対応したソフトウェアモジュ
ールで取得してハンドリングすることにより、ハードウ
ェアに関する情報をソフトウェア内部のモジュール間通
信によって上位の制御ソフトウェアに通知することによ
り、これらの装置使用情報、内部通信情報情報を制御ソ
フトウェアによって一元管理することができる。従っ
て、この情報を基に装置を管理することで、装置そのも
のを含めた資源の有効利用を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】顧客が、装置の機能・性能
を、適切、かつ最大限に使用することができ、装置を使
用できない期間を可能な限り短縮し、変化していく顧客
の要求に可能な限り対応することができ、ひいては資源
の有効利用を促すことが期待できる画像出力装置、及び
この装置によるサービス提供方法を実現する。
【0002】
【従来の技術】顧客自身が装置使用状況を把握し、それ
に対して最適な装置を選定することは、一般的にかなり
困難であり、手間のかかることである。自身の使用量の
見積もりが低すぎた場合、装置に対し過負荷となる場合
が生じると予想され、顧客が快適に使用できないばかり
でなく、甚だしい場合には装置の寿命を縮めることにな
りかねない。一方、顧客が自身の使用量を高く見積もり
過ぎた場合、これは、顧客にとって必要以上の投資・出
費とも考えられ、場合によっては製造・販売者への不信
感へ発展してしまうことも考えられる。これは、装置に
ついて考えると、その機能を十分に使用されずに償却し
てしまうことを意味しており、貴重な資源の浪費につな
がる。顧客に装置を勧める立場からすると、装置の性能
・機能は十分把握していても、顧客の使用状況をこと前
に把握しておくことは難しい。ところが、一旦装置を購
入・リースすると、装置を変更することは難しく、余分
な手間と支出を要求することになる。
【0003】また、装置の動作不良に関しては、これを
顧客が見知して初めてサービスマンの要請等が行われ、
原因調査、修理・交換等の処置がなされるのが一般的で
あった。この場合、動作不良が認識され、次に使用可能
となるまでに時間を要し、その間顧客は装置を利用する
ことができなくなってしまう。特に、動作不良が明確な
現象として発現せず、次第に不具合の程度が増すような
場合には、より長い期間、顧客は満足なサービスの提供
を受けることができないことになる。また、動作不良の
発見が早ければ修理や部品交換で対処可能な場合でも、
無理に使用を続けることにより、装置を交換しなければ
完全な機能・性能を発揮しない状態になってしまう場合
すらある。
【0004】さらに、装置に必要な消耗品についても、
装置自体に装填されている分に関しては、消耗品の欠如
・不足を警告することは広く行われているが、顧客が保
管してる消耗品の残量については何ら関知されないのが
一般的である。この場合も、消耗品を完全に使い切って
から補充を行うとすると、そのタイミングによっては、
顧客が装置を使用できない期間が発生してしまう。
【0005】近年、開発、設計、生産技術の向上に伴
い、装置の耐久性は著しく向上している。また、装置の
開発サイクルは早くなる一方であり、最新型の機器を導
入していてもわずかな期間で陳腐化してしまい、装置の
入れ替えに伴い廃棄物の発生が問題となる。
【0006】また、近年では、地球規模での環境問題が
深刻化しており、機器製造会社も製造した機器が老朽化
した際の処分まで考慮する必要がある。また、完全に売
却した商品であっても、それらが不法投棄され、放置さ
れている場合など、社会的な企業責任として製造者に回
収を求められる場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような状況に鑑
み、本発明においては、顧客の装置選択の自由度を高
め、顧客が装置を使用できなくなる期間を可能な限り短
縮し、適切な装置の選択と中古装置・リサイクル装置の
積極的利用を促すことにより、装置そのものを含めた資
源の有効利用を実現することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、入力デバイスから入力される
装置使用情報、装置内部の各機能部間、各機能部と制御
部、各機能部とアプリケーションソフトウェアとの間で
交わされる内部通信情報を、それぞれ対応したソフトウ
ェアモジュールで取得してハンドリングすることによ
り、ハードウェアに関する情報をソフトウェア内部のモ
ジュール間通信によって上位の制御ソフトウェアに通知
し、これらの装置使用情報、内部通信情報情報を該制御
ソフトウェアによって一元管理することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、入力デバイスから
入力される装置使用情報、装置内部の各機能部間、各機
能部と制御部、各機能部とアプリケーションソフトウェ
アとの間で交わされる内部通信情報を、それぞれ対応し
たソフトウェアモジュール取得してハンドリングするこ
とにより、ハードウェアに関する情報をソフトウェア内
部のモジュール間通信によって上位の制御ソフトウェア
に通知し、これらの装置使用情報、内部通信情報を該制
御ソフトウェアによって一元管理する画像出力装置であ
って、外部との通信手段を介して接続された外部の制御
装置に情報を通知し、該外部の制御装置で該情報を記録
することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像出力装置を顧客に提供し、該顧客の利用状況
を示す装置使用情報、内部通信情報を取得し、これらの
情報により顧客に要求すべき代価を算出することを特徴
とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、装置使用情報、内部通信情報を解析した結
果、顧客の使用状況に対し、提供中の装置の性能が十分
でないと判断できる場合、あるいは提供中の装置の性能
が高すぎると判断できる場合、現在の利用状況から最適
と判断できる装置に変更するよう、顧客に対して提案す
ることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、装置使用情報、内部通信情報を解
析した結果、装置の一部、あるいは全体の動作におい
て、故障の前兆と判断できるデータの変動が認められた
場合、予想される障害の程度に応じて、修理、部品交
換、あるいは装置交換を行い、顧客が装置を使用できな
い時間を最小にすることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項3から5の
何れか一項に記載の発明において、予め顧客が保持する
消耗品の数量を把握し、装置使用情報を集計し、顧客が
保有する消耗品がなくなる前に、顧客に対して消耗品の
追加を提案、あるいは必要な消耗品を配送し、顧客が装
置を使用できない時間を最小にすることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項3から6の
何れか一項に記載の発明において、顧客が使用する装置
に、実際のサービス提供毎に顧客が必要とする管理デー
タの入力を要求する利用者制限手段を設け、これらの管
理データの集計結果を顧客に提供することを特徴とす
る。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項3から7の
何れか一項に記載の発明において、顧客が必要とするサ
ービスを提供する際、実際にサービスを提供する装置と
して、リサイクルされた装置、あるいは中古の装置を用
いる場合に、顧客に要求するサービス提供の代価を減
額、あるいは割引することによって、顧客の授受するサ
ービスに対するコストを低減すると共に、装置作製に必
要な資源の有効利用を可能とすることを特徴とする。
【0016】本発明においては、装置そのものを売却/
購入するのではなく、装置が提供するサービスに対し代
価を請求/支払するシステムを考案し、開示している。
従って、装置は売却・購入形式を取らないため、顧客は
必要に応じて適切な装置を導入することができる。当初
の見込みよりも実使用状況が上回る場合には、装置の変
更を比較的容易に行うことができる。また、装置を提供
する側からすれば、顧客の使用状況をモニターすること
により、より顧客の使用状況に適した装置を提案するこ
とができ、顧客との継続的な信頼関係を築くことも可能
となる。
【0017】装置内部の詳細な内部情報を適宜モニター
することにより、装置の動作不良の前兆を捉え、動作不
良が生じる前に適切な処置を講じることが可能となる。
あるいは、動作不良となっても迅速に対応することが可
能となり、顧客が装置を使用できない期間を短くするこ
とが可能となる。
【0018】また、予め顧客が保持している消耗品の数
量を把握しておけば、装置の使用状況から、各消耗品の
残量を予測し、完全に無くなる前に補充を行うことが可
能となり、顧客が装置を使用できない期間を短くするこ
とが可能となる。
【0019】特に、要求する性能が見合えば、リサイク
ル機器あるいは中古機機の使用を選択することによっ
て、サービス代価のコストを低減できる。この場合、装
置製造・提供会社側も、資源の有効利用を実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の画像出力装置、サービス提供方法に係る実施の形
態を詳細に説明する。図1〜図11を参照すると本発明
の画像出力装置、サービス提供方法に係る実施の形態が
示されている。
【0021】本発明で用いられる装置は、操作部の各種
キー、タッチパネル等の入力デバイスから発せられる信
号・メッセージ等の情報を制御するモジュールに、本
来、該情報を受け取るべきアプリケーション・プログラ
ム等のモジュールへ情報を伝える手段に加え、該情報の
伝達と同時にモニタ・モジュールにも同等の情報を伝え
る手段を具備することにより、操作部から入力された情
報をモニタすることが可能となる。また、入力デバイス
からの情報に加え、装置内部の各機能部間、あるいは各
機能部と制御部、さらには各機能部とアプリケーション
との間で交わされる情報を取得する機構を有することに
より、装置内部の伝達情報をモニタすることによって、
装置に具備されている入力デバイスからの情報、及び、
装置内部で伝達される各種情報を装置内部に保存、ある
いは、装置外部とのインターフェースを介して接続され
た外部システムに保存することができる。
【0022】さらに、前述の操作手順記録機能において
記録される信号・メッセージ等の情報を、該情報に対応
した表示形式に変換する機能を具備することによって、
視認性のよい形式で表現することが可能となる。
【0023】図1を参照しながら画像出力装置の構成を
説明する。図1に示された制御部10による画像出力装
置本体の制御は、CPU11を中心として、ROM12
に記憶されている制御プログラムやデータに基づいて行
われる。また、RAM13は処理の中間結果などを蓄え
るために使用される。
【0024】CPU11には、以下に述べる様な各種機
器が接続されている。通信インターフェースユニット2
1は、通信コントロール装置200との通信を行う部分
であり、アドレス設定スイッチ22により画像出力装置
固有のアドレスを設定できるようになっている。通信許
可スイッチ23は、通信コントロール装置200との通
信の許可/禁止を設定する。操作部30は、キーボード
等からなり、外部からの入力により画像出力装置を操作
することができる。光学系制御ユニット41は、露光ラ
ンプの駆動制御を行う。高圧電源ユニット42は、帯電
チャージャ、分離チャージャ、転写チャージャ、転写前
チャージャ(PTC)、現像バイアスに電力を供給す
る。モータ制御部ユニット43はメインモータのコント
ロールを行う。ヒータ制御ユニット44は、定着ヒータ
の駆動制御を行う。センサ感度制御ユニット45は、P
センサの受光ゲイン、PセンサLEDの発光電圧、AD
Sセンサの受光ゲイン等を可変するために用いる。A/
Dコンバータ46は、ランプ電圧、Pセンサ発光電圧、
Pセンサ受光電圧、電位センサ出力、ADSセンサ出
力、ランプ光量センサ出力、ドラム電流センサ出力、定
着サーミスタ電圧を入力するために用いる。
【0025】画像出力装置の光学系制御ユニット、高圧
電源ユニット、モータ制御ユニット、ヒータ制御ユニッ
ト、センサ感度制御ユニット、A/D制御ユニット等の
ハードウェアは、それぞれ対応する制御ソフトウェアモ
ジュール、光学系制御モジュール53、高圧電源制御モ
ジュール54、駆動系(モータ)制御モジュール55、
加熱系(ヒータ)制御モジュール56、センサ感度制御
モジュール57、A/Dコンバータ制御モジュール58
等に対し、状態情報(たとえば、通信ステータス、キー
入力、表示状態、ランプ光量、各種チャージャ状態、現
像バイアス状態、搬送モータ状態、定着ヒータ状態、ヒ
ータ温度、センサ感度情報、A/Dコンバータによる制
御情報等)を通知し、該モジュールによってリソース制
御モジュール50に通知される。ここには通信関連制御
モジュール52、操作部制御モジュール51からも通信
状態、及び操作部の表示、キー操作情報等が通知され、
ソフトウェアのみならず、ハードウェアに関する情報も
一括で管理することが可能となる。
【0026】このようにハードウェアモジュールに対応
するソフトウェアモジュールが存在し、これらソフトウ
ェアモジュールが上位の制御ソフトウェアに対して各種
装置状態やパラメータ設定状況等を制御ソフトウェア内
部のモジュール間通信(メッセージ)として通知するこ
とが特徴である。これにより、該装置においては、装置
内部の様々なハードウェアの状態等をソフトウェア内部
の通信として一括して管理することが容易となる。
【0027】図3、図4、及び図5に本発明の装置概要
を示す。装置の制御部はOSや各種デバイスドライバか
ら構成される基部上に実装される。このOS上に外部シ
ステムとのインターフェースを構築し、これを介して外
部システムとの通信を実現する(図3、5)。
【0028】装置の各機能部からの情報は、それぞれ対
応したソフトウェアモジュールによってハンドリングさ
れ、装置各部の情報はソフトウェア情報/ハードウェア
情報に関わらず、全てソフトウェアモジュール間の通信
メッセージ(情報)として扱うことができる。
【0029】データ取得及び検証モジュールは装置内部
の制御ソフトウェアで交わされる各種情報(通信メッセ
ージ)、例えば、制御ソフトウェア内部の関数コール、
プロセス間通信、ハードウェア制御コマンド、及びハー
ドウェアからの状態通知情報、等を逐次取得する。この
データ取得及び検証モジュールは、装置の動作に応じた
参照データを選択し、この参照データと実際に装置内部
で交わされる情報とを逐次比較検証することによって、
各取得情報に対する判定を行う。
【0030】外部システム上には本装置に対応したイン
ターフェースが構築されており、これらを介してデータ
の交換等を実現する。これは、開発の段階では、例えば
取得ログの表示プログラムや、取得ログデータの保存を
行うことができる。
【0031】図5は外部とのインターフェースを有しな
い例である。この場合、装置自体に取得ログの表示プロ
グラムや警告レベル毎の情報表示プログラムを保持し、
ログデータを格納する。この場合、内部に保持されたデ
ータは、ICカードに保持され、このICカードを媒体
としてデータを外部システムにて保存・利用することが
可能となる。もちろん、ICカードの代わりにその他の
メモリカード、フレキシブル・ディスク、その他の外部
システムで利用可能な記憶媒体とそれに対応する装置を
利用することができる。
【0032】ここで、図3、及び図5に示した装置構成
において、装置内部のデータ取得及び検証モジュールを
設ける構成を例示したが、もちろん、外部システムに保
持しても構わない。
【0033】図4は、図3、及び図5における、“下位
モジュール(関数)群”の構成を示したものである。
【0034】図2は本装置の操作パネルコントローラ部
の構成図である。顧客が行った操作パネルからの入力は
システムキーモニタを経由して、入力を要求しているア
プリケーション、あるいはエンジンやその他のシステム
サービス等に通知される。
【0035】図6に実施例に関する装置概要を示す。本
実施例では、装置側のモジュール、アプリケーションは
C言語によって記述されており、外部システムとしては
パーソナルコンピュータを用い、外部システムの記述言
語はC及びC++を用いた。これらは他のプログラミン
グ言語、あるいはアセンブラ言語等を用いてもかまわな
い。装置と外部システムとの通信にはイーサネット(登
録商標)を利用した。これは、装置内部にイーサネット
・インターフェースを具備している、いわゆるネットワ
ーク・プリンタの機能を含む装置がターゲットであった
ためである。また実装の状況に応じて、RS−232
C、IEEE488/IEEE488. 2(GP−I
B)等を利用することも可能である。
【0036】各装置側の操作パネルから、操作パネルコ
ントローラ、システムモニタ/マネージャを経由して各
アプリケーションプログラムに送られるキー押下情報
(図2)を、外部システムとのインターフェースを介し
て外部システムに伝送する機能を有する。これにより、
操作パネルから入力された一連の手続きを外部システム
に記録することができる。ここで、操作パネルはキー、
タッチパネル、表示装置、LED等のインジケータ、ブ
ザー等全てを含む。操作パネルコントローラはこれら操
作パネルの制御を行い、上記操作パネルのデバイスドラ
イバとして機能する。システムモニタ/マネージャは装
置内制御部の全体のリソース管理を行い、本実施例では
システムモニタ/マネージャのキー操作情報に関する処
理機能に、外部システムとのインターフェース部と情報
の受け渡しを行う機能を追加することで、キー押下情報
の記録・通信機能を実現した。もちろん、システムの構
成によっては、操作パネルコントローラに相当する部分
に同様の機能を追加することにより、操作/描画情報の
記録機能を実現することができる。あるいは、アプリケ
ーションプログラム自体に同様の機能を追加することに
より、同様な記録機能を実現することができる。
【0037】ここで、操作手順記録機能によって記録さ
れる信号・メッセージの保存形式について説明する。初
めにレコードの構造について詳述する。 [データ長]:4バイト u _short (2バイト)をア
スキー変換 [タイムスタンプ]:16バイト long×2(8バイ
ト)をアスキー変換 [情報識別子]:3バイト u _char×3(3バイト) [データ]:不定長 [ターミネータ]:“0”
【0038】データフィールドの構造 データフィールドの構造は譲歩の種類によって異なる。
例えば、制御システムからの情報については、(アプリ
ケーションID);(データ1、データ2、・・・、デ
ータn)といった構成になる。
【0039】また、データフォーマットで用いるデリミ
タは以下の通りである。 レコードデリミタ: “0”1単位のデータのデリミタ フィールドデリミタ: “:”レコード内の各フィール
ドのデリミタ セグメントデリミタ: “;”データフィールドの各部
分のデリミタ エレメントデリミタ: “,”最終的なデータの各要素
のデリミタ
【0040】ユーザが操作した情報はシステムからの情
報として通知される。このとき、ユーザが押下したキー
にはユニークな識別番号(キーコード)が割り当てられ
ており、そのキーコードのテーブルを参照することによ
り、どの画面のどのボタンを押下したかが判る仕組みと
なっている。この情報は前述のレコード構造でいうと
[情報識別子]にシステム情報を示す識別子が入り、
[データ]フィールドでは、アプリケーションID、キ
ーコード、であることを示すシステム情報識別子、キー
コード、キー押下状態、キーの有効/無効の5つの情報
が通知される。この情報は例えば、次のようなデータと
なる(データ長、タイムスタンプは省略)。 [データ長]:[タイムスタンプ]:000:01;0
10,00030009,1,1 操作手順記録機能によって記録されるデータはこのよう
になる。このままでは開発者にしか意味が判らないの
で、そこで、 アプリケーションID:01 キーコード:00030009 キー押下状態:1 キー有効/無効:1 をわかり易く示す必要がある。
【0041】ここで、キーコードは、ウィンドウIDと
アイテムIDとからなり、アイテムとは、ボタン以外に
メッセージや網かけ表示などユーザ操作しないものにも
割り当てられているが、ユーザが操作すべきアイテム
(ボタン等)しかキーコードを返さない。図10に、ウ
ィンドウIDの定義を、図11にアイテムIDの定義を
示す。
【0042】ここまでは、キー押下情報の取得と表示に
ついて述べたが、これはその他の内部情報についても同
様な機能が必要となる。データは[情報識別子]によっ
て判定され、具体的な処理ルーチンへと渡される。その
ルーチン内部でもデータタイプによって識別され、さら
に詳細なルーチンへ移行することになる。これらの機能
を実現するのが図3に示されたコード変換モジュールで
ある。
【0043】顧客や評価担当者が操作パネルからのキー
入力を手動で行うような実際の使用状況においては、顧
客は自分の操作を確実に記憶している保証はないし、各
種のテストを実施した場合においても、より複雑な操作
を行った場合では、評価担当者が操作ミスを犯す場合も
あり得る。したがって、このような状況においては、予
期しない結果が得られた場合、果たして操作ミスなの
か、アプリケーション・プログラム等の不具合なのか判
断することが難しい場合が発生しうる。特に、膨大な量
のテストを多種多様の機種に応じて実施する場合、テス
トに要する時間を短縮するために評価者は可能な限りの
早さで操作を行うことが多く、操作ミスが発生する可能
性も高くなってしまう。
【0044】本実施例においては、顧客や評価担当者が
手動によって操作パネルからキー入力を施す場合に、そ
の一連の操作手順を、記録機能を用いて記録することに
より、予期しない結果が得られた場合に、操作ミスか、
あるいはアプリケーション等の不具合かを区別すること
が可能となる。
【0045】また、本実施例においては、キーの押下情
報の記録のみならず、各アプリケーションの、操作パネ
ルに対する表示情報(命令)を取得することを可能とし
ており、表示完了前に操作を行ってしまうような操作ミ
スを検出することも可能であり、所定操作を行った場合
の不具合とそのような操作ミスとを区別することが可能
である。
【0046】本実施例では、顧客が操作パネルを利用し
た操作情報がシステムモニタ/マネージャーを介して各
アプリケーションに通知されるところを、システムモニ
タ/マネージャー内部に同操作情報をログ保持機構に通
知する機構を追加し、操作情報をログにとる機能を実現
している。
【0047】また、装置内部の各種システムにも同様
に、発生した伝達情報を本来通知すべきアプリケーショ
ンやシステム、サービスの他に、同時にログ保持機構に
も通知する機能を付加している。伝達情報としては、制
御ソフトウェアの各プロセス間通信、各種ハードウェア
への制御コマンド、及び、ハードウェアからの状態通知
等がある。
【0048】これにより、本装置は操作パネルからの操
作情報とともに、装置内部の各種サービス、サブシステ
ムからのイベント情報を取得することができる。
【0049】また、これらの各種情報の発生時刻を付加
する機能を有している。これによって、装置内のOSや
システムの動作状態によって、若干のタイムラグが発生
して、イベント発生の情報伝達順序が入れ替わった場合
でも、取得時刻情報順にデータの並べ替えを行うことに
よりより正確なログ情報を取得することが可能となる。
【0050】本発明で用いられる装置では、これらの操
作パネルにおけるキー操作情報、制御ソフトウェア内部
におけるプロセス間通信情報、各種ハードウェアへの制
御コマンド、ハードウェアからの状態通知情報を逐次取
得して、特定のイベントをトリガーとする、一連の動作
におけるこれら各種情報の動きを記述した参照データと
照合する。この時、参照データファイルに同時に記載さ
れている許容範囲に対し、警告フラグを付加するか否か
を決定する。この許容範囲は対象となる情報の重要性
や、タイミングの許容範囲から定められ、主として開発
者によって設定される。また、許容範囲を多段に設定す
ることにより、警告レベルを複数設けて動作の検証を実
施している。さらに、市場で使用されるにつれ、各部の
微調整が必要となり、これに従ってタイミングや各パラ
メータの許容範囲にもずれが生じるため、調整時には調
整量に応じた許容範囲データの変更を行う必要がある。
その際、特殊な一部のパラメータを除き、実際に動作さ
せて正常に動作していることを確認した後、その動作自
体を参照データとして登録することにより、調整後のズ
レをある程度吸収することができる。
【0051】通常、顧客のパネル操作によって、装置の
動作が決定される。例えば、複写機能を使用する場合、
複写枚数や変倍率等の設定を行った後、スタートキーを
押下することで一連の動作が開始する。本実施例では、
複写機能については、スタートキー押下時点の設定によ
り、使用する参照データを決定する。顧客が一連の複写
機能を用いた操作の合間に割り込みキーによる別の作業
を要求した場合、割り込み処理が終了するまでは割り込
み処理開始時に決定される参照データを用いることにな
る。
【0052】また、装置内部において致命的な不具合、
あるいは予め設定されたレベルのエラーが発生した時点
で、内部のログ保持機構へのデータ書き込みを停止す
る。これにより、このような不具合が発生した際の、実
際の操作手順、不具合発生までの内部状態の変移、等の
情報を失うことなく保持することが可能となる。
【0053】また、実際に市場に提供された製品におい
て不具合が発生した場合でも、正確な操作手順と内部状
態に関する情報を得ることが可能となり、市場における
不具合発生に対して、迅速な対応が可能となる。従来、
不具合発生時の操作情報は、顧客から事情を徴収してさ
えも、正確な情報が得にくいのが実状であったが、本発
明で用いられる装置では、不具合発生時の正確な情報が
得られる。このログデータとして取得した操作情報、及
び装置内部の詳細な状態情報は装置内部に保持するとと
もに、外部システムとのインターフェース部を介して、
外部の制御システムと接続されている。
【0054】本実施例では外部制御装置として、Fre
eBSDをOSとして搭載したパーソナルコンピュータ
を用いた。これはもちろん、他のOSを搭載したパーソ
ナルコンピュータでも構わないし、ワークステーション
等でも構わない。このように外部の制御装置と接続され
た場合、装置内部で取得した、装置内部の詳細な状態情
報や、操作パネルを用いた顧客の操作情報を、外部装置
内に保存することが可能となる。
【0055】これによって、装置内の詳細な情報と操作
パネルを介した顧客の操作を関連づけることが可能な一
連のデータを取得し、不具合等が発生した場合に、原因
を究明するための情報の一つとして、内部の動作が期待
したとおりであったかを内部情報のシーケンスという形
で取得し、所定動作を逸脱している場合には、それがい
かなる情報に起因するかを明確にすることが可能とな
る。
【0056】図7に別の装置概要を示す。本装置概要
は、例えば、複写機能のみを持つ複写機等、つまり、外
部との通信機能を有さない装置のサービスを提供する場
合に有効なものである。本装置の場合、特に外部とのイ
ンターフェース部を備えず、操作パネルから入力された
操作手順を記録する手段を内部に有している。他の機構
については、前述の装置構成例と同様である。
【0057】取得された操作手順等の内部情報は内部メ
モリに格納され、必要に応じてサービス担当者等が容易
にチェックすることが可能となる。
【0058】図8に示すように、取得したログは所定の
操作により装置本体の操作パネルに具備された表示デバ
イスに表示させることができる。本実施例では表示デバ
イスは操作パネルに具備されているが、もちろん個別に
実装されていても構わない。また、本装置構成例では、
外部システムとの通信機能部を備えていないが、もちろ
ん、外部システムとの通信機能を有する装置において、
外部システムと内部の両方に、上記の、操作手順等の内
部情報記録機能を持ってもかまわない。
【0059】図9は、装置内部に取得した内部情報のロ
グデータを直接読みだす場合を示している。この場合、
装置内部に取得する内部状態ログデータは、ログ取得用
に完全に分離されたメモリ内に保持される。この装置構
成例では、このデータ読み出し用メモリデバイスとし
て、ICカードのメモリを利用したが、これ以外にも、
スマートメディア、フレキシブル・ディスク等を利用し
ても良い。その目的は、装置が取得しておいた内部情報
を得ることである。これにより、外部との通信手段を有
さない装置からでも顧客の操作と内部の詳細な状態情報
を得ることが可能となる。
【0060】このような構成を持つ装置を用いたサービ
ス提供システムの構成例を次に示す。 [実施形態例]本発明の実施形態例を示す。基本的な形
態として、サービス提供者は顧客の要求に応じた装置を
顧客に貸与する。このとき、装置の大きさ、重量、機能
によって、設置・設定料金が設定されており、これが顧
客に要求される。装置からは、装置内部の通信機能を用
いて顧客の使用状況が定期的にサービス提供者の顧客情
報管理装置に通知される。サービス提供者は、集計した
装置使用状況データからサービス代価を算出し、この金
額を顧客に請求する。
【0061】基本的に装置の使用代金の請求は一ヶ月単
位で行い、月額基本料金と、この料金で使用可能とされ
ている回数を超えた分に対する従量料金が請求される。
このとき、月額基本料金、及び、従量分に関する単価は
機能毎に設定されており、従量分については単価と使用
回数により追加料金を決定する。このとき、月額基本料
金、従量分単価の設定は、使用する装置の機種、装置の
減価償却度、契約された使用期間、契約時のオプション
等によって決定される。
【0062】例えば、顧客が装置としてコピー・プリン
タ機能を有する装置を使用する場合、一枚のコピーに対
しては、スキャナ機能使用回数とプロッタ機能使用回数
が、それぞれ1回ずつカウントアップされる。また、プ
リンタ機能にて1枚印刷した場合には、プロッタ機能使
用回数が1回カウントアップされる。これらがカウント
アップされる際、使用した用紙情報も取得されて付加さ
れ、使用した用紙に従って課金される。
【0063】契約時のオプションとしては、長期契約割
引、装置使用状況適正判定サービス、消耗品在庫管理オ
プション、消耗品デリバリーオプション、利用者制限オ
プション、利用者制限管理代行オプション、中古装置使
用割引、リサイクル装置使用割引、サービスマン巡回オ
プション等を設定する。
【0064】長期契約オプション:一年以上の期間継続
して使用する場合に適用。使用する装置・機能毎に割引
率を設定。 装置使用状況適正判定サービス:現在の契約で使用して
いる装置に対し、実際の顧客の使用状況を解析し、現在
使用している装置が適切か否かを判定する。不適切と判
定した場合には、適切な装置・契約を提案する。 消耗品在庫管理オプション:顧客の使用開始時の在庫を
登録し、使用状況の統計から在庫量を算出し、近々不足
すると予測される消耗品に関して顧客に通知する。 消耗品デリバリーオプション:顧客が消耗品在庫管理オ
プションを設定した場合、適宜、配達による消耗品在庫
の補充を行う。 利用者制限オプション:顧客の要求に応じて、利用者制
限を設定する。 利用者制限管理代行オプション:顧客が利用者制限オプ
ションを設定した場合、設定項目と顧客の要求に応じた
集計結果を定期的に顧客に通知する。 中古装置使用割引:顧客の要求に応じた機能・性能を提
供するに当たり、きちんと整備された中古装置を使用す
ることで使用料金を割引する。 リサイクル装置使用割引:顧客の要求に応じた機能・性
能を提供するに当たり、リサイクル装置を使用すること
で、その装置のリサイクル率に応じて設定された割引率
で、使用料金を割引する。 サービスマン巡回オプション:顧客の要求する装置が通
信機能を有しない場合、あるいは、顧客が通信機能によ
る使用量通知を希望しない場合等、サービスマンの定期
巡回による使用状況データの取得を行う。
【0065】なお、上述した実施形態は、本発明の好適
な実施の形態である。但し、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
形実施が可能である。
【0066】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
画像出力装置は、装置内部の詳細な状態情報と、顧客が
操作パネルを介して操作した手順の情報を同時に取得す
ると共に、装置内部のハードウェアに関する情報を制御
ソフトウェア内部におけるモジュール(関数)間通信
(メッセージ)として捉えることが可能となり、ソフト
ウェアとハードウェアに関する情報を一括して管理する
ことが可能となる。
【0067】また、本発明のサービス提供方法は、顧客
は装置本体に対する代価ではなく、装置が提供したサー
ビスに対し代価を支払うため、実際の使用状況に応じた
装置(機種)の変更が比較的容易となる。従って、装置
の性能・機能不足による不自由を被ることなく、あるい
は必要以上の性能・機能に費用を費やすことなく、必要
に応じたサービスを受けることが可能となる。また、顧
客の詳細な使用状態に応じた課金を行うことが可能にな
る。また、装置そのものを売却しないので、当然、装置
の回収は確実に行われ、不法投棄等の問題もなく、有効
な資源の回収・活用が可能となる。
【0068】また、装置内部の詳細な状態情報と、顧客
が操作パネルを介して操作した手順の情報、ソフトウェ
アとハードウェアに関する情報を、直接の通信機能を使
用しない場合であっても、ICカードやその他のメモリ
デバイス、フレキシブル・ディスク等の媒体を経由して
取得し、顧客の詳細な使用状態に応じた課金を行うこと
が可能となる。
【0069】また、装置導入前に顧客が見積もった使用
量に対して、著しく使用量が多い、あるいは著しく使用
量が少ない場合、または、予定していなかった機能が必
要となった、あるいは予定していた機能が不要であった
場合など、より適した装置に比較的容易に変更すること
が可能となる。
【0070】また、装置内部の詳細な状態情報と、顧客
が操作パネルを介して操作した手順の情報、ソフトウェ
アとハードウェアに関する情報を、装置内部、あるいは
外部に設けられた診断モジュールによって解析し、動作
不良、あるいは動作不良の前兆と判断された場合に、迅
速に、修理・部品交換等の対処を施すことで、顧客が装
置を利用できない期間を短縮すると共に、装置に関して
も、致命的な故障を事前に防止し、より長期に使用可能
常置を維持することが可能となった。
【0071】また、正常動作不能と判断した場合に即時
に顧客の使用者にその旨を通知するため、顧客の使用者
が無駄な操作や処置を行って、装置の状態を悪化させる
ことなくサービス担当者の出動を促すことができ、ま
た、サービス担当者も発生した故障に関して予備知識を
持って出動できるためるため、効率的な装置管理・保守
を行うことが可能となる。
【0072】また、顧客が保有する消耗品の在庫を把握
し、これと顧客の装置使用状態とを照らし合わせること
で、顧客が使用する装置の在庫管理を代行し、在庫が無
くなる前に補充を促すことにより、顧客が装置を利用で
きない期間を短縮することが可能となる。
【0073】また、顧客の要求に応じて利用者制限・管
理を代行し、新たなサービスの提供が可能となる。
【0074】また、中古及びリサイクル装置を使用し、
新製品と比較して低コストでサービスを提供することに
より、中古・リサイクル装置の積極的な使用を促すこと
が可能となった。
【0075】また、装置製造・提供会社側も、資源の有
効利用を実現すると共に、より耐久性の高い装置の開
発、部品の交換・再生等による装置の長寿命化技術の開
発、再生が容易な部品の開発、リサイクル率の高い装置
の開発、等に注力することができるため、資源の有効利
用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の構成を表すブロック図
である。
【図2】操作パネルコントローラ部の構成を示す図であ
る。
【図3】装置の概略構成を示す図である。
【図4】下位モジュール群の構成を示す図である。
【図5】装置の概略構成を示す図である。
【図6】装置の概略構成を示す図である。
【図7】装置の概略構成を示す図である。
【図8】装置の概略構成を示す図である。
【図9】装置の概略構成を示す図である。
【図10】定義されたウィンドウIDを示す図である。
【図11】定義された基本ウィンドウのアイテムIDを
示す図である。
【符号の説明】 11 CPU 12 ROM 13 RAM 21 通信インターフェースユニット 22 アドレス設定スイッチ 23 通信許可スイッチ 41 光学系制御ユニット 42 電圧電源ユニット 43 モータ制御ユニット 44 ヒータ制御ユニット 45 センサ感度制御ユニット 46 A/D制御ユニット 50 リソース制御モジュール 51 操作部制御モジュール 52 通信関連制御モジュール 53 光学系制御モジュール 54 高圧電源制御モジュール 55 駆動系制御モジュール 56 加熱系制御モジュール 57 センサ感度制御モジュール 58 A/Dコンバータ制御モジュール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力デバイスから入力される装置使用情
    報、装置内部の各機能部間、各機能部と制御部、各機能
    部とアプリケーションソフトウェアとの間で交わされる
    内部通信情報を、それぞれ対応したソフトウェアモジュ
    ールで取得してハンドリングすることにより、ハードウ
    ェアに関する情報をソフトウェア内部のモジュール間通
    信によって上位の制御ソフトウェアに通知し、これらの
    装置使用情報、内部通信情報情報を該制御ソフトウェア
    によって一元管理することを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 入力デバイスから入力される装置使用情
    報、装置内部の各機能部間、各機能部と制御部、各機能
    部とアプリケーションソフトウェアとの間で交わされる
    内部通信情報を、それぞれ対応したソフトウェアモジュ
    ールで取得してハンドリングすることにより、ハードウ
    ェアに関する情報をソフトウェア内部のモジュール間通
    信によって上位の制御ソフトウェアに通知し、これらの
    装置使用情報、内部通信情報を該制御ソフトウェアによ
    って一元管理する画像出力装置であって、 外部との通信手段を介して接続された外部の制御装置に
    前記情報を通知し、該外部の制御装置で該情報を記録す
    ることを特徴とする画像出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の前記画像出力装
    置を顧客に提供し、該顧客の利用状況を示す前記装置使
    用情報、内部通信情報を取得し、これらの情報により顧
    客に要求すべき代価を算出することを特徴とするサービ
    ス提供方法。
  4. 【請求項4】 前記装置使用情報、内部通信情報を解析
    した結果、顧客の使用状況に対し、提供中の装置の性能
    が十分でないと判断できる場合、あるいは提供中の装置
    の性能が高すぎると判断できる場合、現在の利用状況か
    ら最適と判断できる装置に変更するよう、顧客に対して
    提案することを特徴とする請求項3記載のサービス提供
    方法。
  5. 【請求項5】 前記装置使用情報、内部通信情報を解析
    した結果、装置の一部、あるいは全体の動作において、
    故障の前兆と判断できるデータの変動が認められた場
    合、予想される障害の程度に応じて、修理、部品交換、
    あるいは装置交換を行い、前記顧客が装置を使用できな
    い時間を最小にすることを特徴とする請求項3または4
    記載のサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 予め前記顧客が保持する消耗品の数量を
    把握し、前記装置使用情報を集計し、顧客が保有する前
    記消耗品がなくなる前に、前記顧客に対して消耗品の追
    加を提案、あるいは必要な消耗品を配送し、前記顧客が
    装置を使用できない時間を最小にすることを特徴とする
    請求項3から5の何れか一項に記載のサービス提供方
    法。
  7. 【請求項7】 顧客が使用する装置に、実際のサービス
    提供毎に顧客が必要とする管理データの入力を要求する
    利用者制限手段を設け、これらの管理データの集計結果
    を顧客に提供することを特徴とする請求項3から6の何
    れか一項に記載のサービス提供方法。
  8. 【請求項8】 顧客が必要とするサービスを提供する
    際、実際にサービスを提供する装置として、リサイクル
    された装置、あるいは中古の装置を用いる場合に、顧客
    に要求するサービス提供の代価を減額、あるいは割引す
    ることによって、顧客の授受するサービスに対するコス
    トを低減すると共に、装置作製に必要な資源の有効利用
    を可能とすることを特徴とする請求項3から7の何れか
    一項に記載のサービス提供方法。
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