JP2003084051A - 磁界ベクトルセンサ及びセンサシステム - Google Patents

磁界ベクトルセンサ及びセンサシステム

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JP2003084051A JP2001281140A JP2001281140A JP2003084051A JP 2003084051 A JP2003084051 A JP 2003084051A JP 2001281140 A JP2001281140 A JP 2001281140A JP 2001281140 A JP2001281140 A JP 2001281140A JP 2003084051 A JP2003084051 A JP 2003084051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の3次元の磁界ベクトルセンサにおける
欠点をなくした低コストで超小型、高精度な磁界ベクト
ルセンサ及びこれを用いた小型なセンサシステムを提供
する。 【解決手段】 球状半導体2上に複数個の薄膜磁気イン
ピーダンス素子3,4,5を備えた磁界ベクトルセンサ
1として構成することで、球状半導体2上に半導体プロ
セスにより薄膜磁気インピーダンス素子3,4,5を一
括して複数個搭載させることができ、従来の個別のコイ
ル等による各センサ素子を立方体状に配置させる場合に
比べ、各軸方向の配置を半導体プロセスの精度と同等の
精度で直交配置させることが可能となり、このため、従
来方式のような製造過程における、各軸の特性の調整が
不要となり、低コストで精度の良い3次元センサを実現
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁界ベクトルセン
サ及びセンサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の急速な進歩に
より、コンピュータ中に仮想的な空間を構築させる仮想
現実(VR=バーチャルリアリティ)装置が、福祉機器
分野やアミューズメント分野、コンピュータグラフィッ
クス分野等のための必須技術として盛んに開発が行われ
ている。
【0003】このようなVR装置においては、仮想空間
と操作者のためのインタラクティブ装置としてモーショ
ンキャプチャシステムなどに代表されるような3次元位
置推定装置が必要となる。このような装置には、人体の
動作をコンピュータに認識させるため小型の3次元位置
検出センサが使用される。この場合、センサは人体に装
着するため、超小型のセンサである必要がある。
【0004】従来、このような3次元位置検出センサと
しては磁界ベクトルセンサが使われるが、その代表的な
ものに、ポヒーマス(Polhemus)社の3次元センサ(製
品名ファーストラック:FASTRAK)があり、HM
D(ヘッドマウントディスプレイ)などに使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この製品の場合、3次
元位置検出センサは、コイルを3軸に直交させるように
巻線した、発信コイルと受信コイルによるものである。
このセンサの場合、発信コイルに電流を流しこれによる
磁界を受信コイルによって検出し、3軸の各々の方向の
磁界を解析することにより、3次元空間での位置を算出
するようになっている。
【0006】また、同様の磁界ベクトルセンサとして例
えば特開平9−127218号公報等に示されるMI
(磁気インピーダンス)素子によるものもあるものの、
このMI素子の場合、センサ部は、長さ数mm程度のM
I素子100,101,102を図12に示すように、
直交するように3軸上に立体方向に配置させる。この場
合、センサ部は巻線によるものではないが、MI素子の
場合は周知のように、表皮効果を利用したものあるた
め、高周波バイアスをMI素子100,101,102
に与える必要がある。
【0007】従って、MI素子を利用した3次元センサ
の場合においても、図12のように3軸にMI素子10
0,101,102を配置させる他に、各々のMI素子
100,101,102にバイアスコイルを施す必要が
ある。
【0008】この他、従来の磁気センサとしてMR素子
(磁気抵抗効果素子)やGMR素子(巨大磁気抵抗効果
素子)などのものがあるが、これらの素子においても温
度特性が悪い等のため、バイアスコイルが必要とされ
る。また、例えばバイアスコイルが不要な場合でもセン
サとして適当なインピーダンスを得るため、そのサイズ
はどうしても大きなサイズのものになってしまう。
【0009】また、磁界ベクトルを精度良く検知するに
は各方向のセンサの配置が重要であるが、このような数
mmサイズのものを精度良く立方体的に配置させること
は、従来のような方式においては大変難しく作業も困難
である。
【0010】即ち、3軸方向の各々のセンサ部の配置を
決めるには、まず、各々の軸方向の特性を測定し、その
後、各軸方向が直交するよう調整をする必要があり、そ
のため3次元の磁界ベクトルセンサは製造も困難で高価
なものである。
【0011】特に、図12に示すようなMI素子の場合
は各素子を立方体状に配置するのに加えて、各素子のバ
イアスコイルも必要となり、さらに組立が困難なものに
なる。
【0012】また、従来における通常の2次元センサは
方位のみを検知するものであるため、例えば、人体に装
着して使用するような場合、人体の動作が停止している
場合には動いているのか、停止しているのか(人間が単
に休息状態なのか、不慮の事故の状態で動けないのか)
を検知することが困難である。例えば、鉄工所における
ような広い場所で作業者が不慮の事故に遭遇した場合、
動作が停止していることしか検知できず、単に休息して
いる状態との違いは検知できない。
【0013】また、一般的に、3次元ベクトルセンサの
場合、外部磁界は2次元に近いため、3軸の内の1軸は
この平面とは異なる方向となり、この軸方向の出力信号
が低下する。このため、3軸の場合は、外部磁界と3軸
ベクトルセンサとの配置関係により、その内の1軸は出
力が低下し、S/Nが問題となってしまう。
【0014】そこで、本発明は、このような従来の3次
元の磁界ベクトルセンサにおける欠点をなくした低コス
トで超小型、高精度な磁界ベクトルセンサ及びこれを用
いた小型なセンサシステムを提供することを目的とす
る。
【0015】また、本発明は、3軸磁界ベクトルセンサ
に関して、方向に依存することなくS/Nの劣化のない
信号出力を常に得ることができるセンサシステムを提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の磁
界ベクトルセンサは、球状半導体上に複数個の薄膜磁気
インピーダンス素子を備える。
【0017】球状半導体は、例えば、「球面ICタグ開
発へ」日経産業新聞記事、’99.6.11に記載されている
ように、微小(通常、直径1mm以下)の球状シリコン
上に電子回路を形成したICである。このICの特徴と
しては、従来のIC製造工程におけるようなクリーンル
ームが不要であり、通常の半導体プロセスで低コストの
設備でICを製造できる他、球体表面にIC回路を形成
するため従来の平面状ICよりも面積を大きくとること
ができ、小型のICを実現できることである。本発明に
おいては、このような球状半導体(球状シリコン)を応
用し、球状半導体上に半導体プロセスにより薄膜磁気イ
ンピーダンス素子を一括して複数個搭載させる構成とし
たので、従来の個別のコイル等による各センサ素子を立
方体状に配置させる場合に比べ、各軸方向の配置を半導
体プロセスの精度と同等の精度で直交配置させることが
可能となる。このため、従来方式のような製造過程にお
ける、各軸の特性の調整が不要となり、低コストで精度
の良い3次元センサを実現できる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の磁
界ベクトルセンサにおいて、前記薄膜磁気インピーダン
ス素子が、トンネル磁気抵抗効果素子である。
【0019】従って、薄膜磁気インピーダンス素子とし
てトンネル磁気抵抗効果素子を用いることにより、ポヒ
ーマス(Polhemus)社の3次元センサの場合のような巻
線コイルに依らないため、超小型の磁界ベクトルセンサ
を提供することができる。また、MI素子におけるよう
なバイアスコイルが必要ないため、コイルがなくなるば
かりでなく、バイアスコイル用の周辺回路も不要とな
り、超小型の3次元磁界ベクトルセンサを提供すること
ができる。特に、ボールセミコンダクタ社の球状半導体
によれば、直径1mm以下のものも実現可能とされてお
り、TMR素子によればこの程度のサイズでもセンサ特
性を得ることが可能とされているので、この面からも超
小型の3次元磁界ベクトルセンサを実現できる。
【0020】請求項3記載の発明のセンサシステムは、
請求項1又は2記載の磁界ベクトルセンサと、無線チッ
プとが同一の基板上に実装されている。
【0021】従って、例えばブルートゥースチップ等の
無線チップと組合せることにより、超小型でワイヤレス
の磁界ベクトルセンサを提供できる。
【0022】請求項4記載の発明のセンサシステムは、
前記薄膜磁気インピーダンス素子が互いに直交するよう
に前記球状半導体上で3軸上に各々設けられ、3次元位
置センサ又は磁気方位センサとして検知対象部位に配設
される請求項1又は2記載の磁界ベクトルセンサと、前
記磁界ベクトルセンサにおける3軸各方向の前記薄膜磁
気インピーダンス素子の検知出力に基づき前記検知対象
部位の傾きを算出する傾き算出手段と、を備える。
【0023】従って、地磁気を検出することによる方位
のみでなく、傾斜方向も検知するようにしているので、
例えば、人体を検知対象部位として当該磁界ベクトルセ
ンサを装着した場合、進行方向だけでなく傾斜方向も検
知できることから、人体の傾きをも検知することによ
り、人体が動作しているか否かをも検知するようにする
ことができる。この結果、例えば、鉄工所におけるよう
な広い場所で作業者が不慮の事故に遭遇した場合でも、
単に休息している状態との違いを判別することが可能と
なる。
【0024】請求項5記載の発明のセンサシステムは、
前記薄膜磁気インピーダンス素子が互いに直交するよう
に前記球状半導体上で3軸上に各々設けられて地磁気又
は発信磁界を検知対象とする請求項1又は2記載の磁界
ベクトルセンサと、前記磁界ベクトルセンサにおける3
軸各方向の前記薄膜磁気インピーダンス素子の検知出力
に基づき3軸方向のベクトルを検知する検知手段と、を
備える。
【0025】従って、地磁気又は発信磁界を検知対象と
する請求項1又は2記載の磁界ベクトルセンサを例えば
アクチュエータと組合せることにより、小型で精度のよ
い位置計測システムを構築することができる。
【0026】請求項6記載の発明のセンサシステムは、
互いに直交する3軸方向に複数組の磁気インピーダンス
素子を有して検知対象に配設された3軸磁界ベクトルセ
ンサと、これらの複数組の磁気インピーダンス素子の出
力信号を随時監視するセンサ出力監視手段と、このセン
サ出力監視手段により随時監視される出力信号のうちで
最大出力信号を正規信号として出力する信号処理手段
と、を備える。
【0027】従って、複数組の磁気インピーダンス素子
の出力を常に検知させるようにしたので、3軸磁界ベク
トルセンサで問題となる1平面の出力信号が弱くなるこ
とによる信号の劣化を防ぎ、常に信頼性の高い3軸磁界
ベクトルセンサを実現できる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
に基づいて説明する。本実施の形態の磁界ベクトルセン
サ1は、球状半導体2を利用したものであり、球状半導
体2上に複数の薄膜磁気インピーダンス素子としての薄
膜磁気抵抗素子3,4,5を半導体プロセスより互いに
直交するように形成することにより構成されている。
【0029】ここに、球状半導体1は、前述したように
例えば、「球面ICタグ開発へ」日経産業新聞記事、’
99.6.11に記載されているように、微小(通常、直径1
mm以下)の球状シリコン上に電子回路を形成したIC
である。このICの特徴としては、従来のIC製造工程
におけるようなクリーンルームが不要であり、通常の半
導体プロセスで低コストの設備でICを製造できる他、
球体表面にIC回路を形成するため従来の平面状ICよ
りも面積を大きくとることができ、小型のICを実現で
きることである。具体的には、直径1mm以下のものも
実現可能とされているボールセミコンダクタ社の球状半
導体が好適である。
【0030】磁界ベクトルセンサ1は、本実施の形態の
ように3次元磁界ベクトルセンサして構成する場合であ
れば、図示の如く、3個の薄膜磁気抵抗素子3,4,5
をX,Y,Z軸の3軸方向に直交するように形成すれば
よいが、薄膜磁気抵抗素子は必要に応じて必要な数だけ
設ければよい。
【0031】図1において、薄膜磁気抵抗素子3,4,
5は2端子構造のものとされている。6は引出しパター
ン、7はバンプである。
【0032】本実施の形態によれば、球状半導体(球状
シリコン)2を応用し、球状半導体2上に半導体プロセ
スにより薄膜磁気抵抗素子3,4,5,…を一括して複
数個搭載させる構成としたので、従来の個別のコイル等
による各センサ素子を立方体状に配置させる場合に比
べ、X,Y,Z各軸方向の配置を半導体プロセスの精度
と同等の精度で直交配置させることが可能となる。この
ため、従来方式のような製造過程における、各軸の特性
の調整が不要となり、低コストで精度の良い3次元の磁
気ベクトルセンサ1を実現できる。
【0033】本発明の第二の実施の形態を図2に基づい
て説明する。本実施の形態は、前述したような3次元の
磁気ベクトルセンサ1を実現する上で球状半導体2上に
形成される薄膜磁気抵抗素子3,4,5,…として4端
子構造のTMR素子を用いた構成例を示すものである。
【0034】本実施の形態のTMR素子(トンネル磁気
抵抗効果素子)11は、基本的には、図2に示すよう
に、絶縁性の基板(球状半導体2の表面に相当する)1
2上に積層させた磁界感知補助用軟磁性層13と第1の
スピン偏極層14とトンネル層15と第2のスピン偏極
層16との所定のパターンの接合構造により形成され
て、磁界感知補助用軟磁性層13,第1のスピン偏極層
14からトンネル層15を介して第2のスピン偏極層1
6にトンネル電流が流れる構造とされ、これらの各層1
3〜16の積層部分が磁気検知部17とされている。
【0035】このような構成のTMR素子11は第1の
スピン偏極層14と第2のスピン偏極層16とを電極と
して磁気検知部17に対して膜面に垂直方向に電流を流
した場合の電流の変化を微小電流計(図示せず)より検
出する検知方式を採る。この検知動作において、当該磁
気検知部17に対しては検知対象となる外部磁界が印加
される。
【0036】このようなTMR素子11によれば、交流
バイアスを必要とせず、サイズも1mm以下に形成する
ことができ、特に、ボールセミコンダクタ社の球状半導
体2によれば、直径1mm以下のものも実現可能とされ
ており、本実施の形態のTMR素子11によればこの程
度のサイズでもセンサ特性を得ることが可能とされてい
るので、この面からも超小型の3次元の磁界ベクトルセ
ンサ1を実現できる。
【0037】本発明の第三の実施の形態を図3ないし図
6に基づいて説明する。本実施の形態は、例えば図1に
示した3次元の磁界ベクトルセンサ1を3次元位置セン
サ又は磁気方位センサとして用いたセンサシステムSの
構成例を示す。
【0038】3次元の磁界ベクトルセンサ1における
X,Y,Z軸の3軸方向に各々配設された3個の薄膜磁
気抵抗素子3,4,5は各々X,Y,Z軸センス回路2
1,22,23に接続され、これらの各々X,Y,Z軸
センス回路21,22,23を通じて出力される薄膜磁
気抵抗素子3,4,5の検知出力に基づき3次元の磁界
ベクトルセンサ1の方位及び傾きをも演算処理する傾き
算出手段として機能するCPU24が設けられており、
このCPU24を通じて3次元の磁界ベクトルセンサ1
の方位及び傾きに関する情報を出力するセンサシステム
Sが構成されている。
【0039】このようなセンサシステムSを利用するこ
とにより、例えば、図4に示すような人体の動作状況を
感知する動作遠隔モニタ装置等の計測システムを構築す
ることができる。図4に示す例では、例えば、4個のセ
ンサシステムS1〜S4を人体上の適宜検知対象部位、
例えば、胴体、脚、腕等の部位に装着させるとともに、
全体の制御を受け持つウェアラブルコンピュータ25に
無線接続することにより構成されている。即ち、前述し
たような3次元の磁界ベクトルセンサ1を含む任意個数
のセンサシステムSを人体に装着し、方位とともに人体
の傾きも同時に検知できる構成とすることで、人体が動
作状態にあることを検知できるようにした計測システム
である。
【0040】ウェアラブルコンピュータ25は図5に示
すように各々のセンサシステムS1〜S4から出力され
る信号を受付ける動作状態演算部26と、この動作状態
演算部26に接続された状態モニタ装置(動作再現)2
7と、状態モニタ装置27から得られる基本動作状態に
関するデータを保存する記憶装置28と、この記憶装置
28に記憶された基本動作状態に関するデータと動作状
態演算部26により得られる緊急状態信号とを管理シス
テム(図示せず)側に対して送信出力する通信制御部2
9とにより構成されている。
【0041】ここに、動作状態演算部26の構成の一例
を図6に示す。この動作状態演算部26は、各々のセン
サシステムS1〜S4から出力される各軸毎の出力S1
X,S1Y,S1Z、S2X,S2Y,S2Z,S3
X,S3Y,S3Z、S4X,S4Y,S4Zがアンプ
30を介して入力されるA/D変換器31と、A/D変
換器31により変換されたデジタル信号を選択出力する
マルチプレクサ32と、選択信号SEL1,2,4,8
に応じてマルチプレクサ32により選択された各軸X,
Y,Z毎のデジタル信号を受付けるCPU33とにより
構成されている。
【0042】従って、本実施の形態によれば、3次元の
磁界ベクトルセンサ1により、地磁気を検出することに
よる方位のみでなく、傾斜方向も検知するようにしてい
るので、このようなセンサシステムS1〜S4を人体に
装着した場合、進行方向だけでなく傾斜方向も検知で
き、人体の傾きをも検知することにより、人体が動作し
ているか否かをも検知するようにすることができる。こ
の結果、例えば、従来の位置センサでは鉄工所における
ような広い場所で作業者が不慮の事故に遭遇した場合、
動作が停止していることしか検知できず、単に休息して
いる状態との違いは検知できなかったが、本実施の形態
の計測システムによれば、このような状態の判別も可能
となる。
【0043】なお、特に図示しないが、本実施の形態の
3次元の磁界ベクトルセンサ1或いはセンサシステムS
1〜S4を、外部磁界或いはGPS(Global Positioni
ng System)衛星から送信されるGPS信号を受信する
GPS受信機と組合せれば、位置計測システムを構築す
ることもできる。これにより、超小型で低コストな位置
計測システムを構築でき、モーションキャプチャへの応
用ばかりでなく、人体に装着が容易なシステムとして、
徘徊老人用や、緊急時の位置センサシステムを構築する
ことができる。
【0044】本発明の第四の実施の形態を図7に基づい
て説明する。本実施の形態は、例えば前述したような3
次元の磁界ベクトルセンサ1(図1、図2の何れの構成
でもよい)を球状半導体41を利用して構成されたアン
プ42を介してセンサ基板43上に実装し、このセンサ
基板43上にA/D変換器44等を実装するとともに、
無線チップ、例えばブルートゥースユニット45のチッ
プを実装することによりワイヤレスのセンサシステム4
6を構成したものである。球状半導体2,41同士の結
合等に関しては、例えば特開2000−349227公
報等に示される技術を利用すればよい。
【0045】このようなセンサシステム46は例えばウ
ェアラブルコンピュータ25等に相当し適宜箇所に配
設、設置される主センサユニット47と組合せて利用さ
れる。この主センサユニット47はスレーブ側となるブ
ルートゥースユニット45に対してマスタ側となるブル
ートゥースユニット48のチップを有しており、CPU
49側からの指令に応じてブルートゥースユニット4
5,48間で信号の授受を無線により行わせる。
【0046】従って、本実施の形態によれば、例えばブ
ルートゥースチップ等の無線チップと組合せることによ
り、超小型でワイヤレスの磁界ベクトルセンサを提供す
ることができる。
【0047】本発明の第五の実施の形態を図8ないし図
10に基づいて説明する。本実施の形態は、地磁気を検
知対象とする前述の3次元の磁界ベクトルセンサ1(図
1、図2の何れの構成でもよい)を例えばX,Y,Zの
3軸アクチュエータ51,52,53と組合せることに
より3次元位置計測システムを構築したものである。こ
の場合、地磁気のみによる位置計測でもよいが、必要に
応じて発信磁界(図示せず)を設け、この発信磁界との
距離を検知するようにしてもよい。
【0048】図示例では、磁界ベクトルセンサ1はX軸
アクチュエータ51上を対象部位として搭載されてお
り、磁界ベクトルセンサ1における3軸各方向の薄膜磁
気抵抗素子3,4,5の検知出力に基づき3軸方向のベ
クトルを検知するCPU等による検知手段(図示せず)
と組合せたセンサシステムS1として構成されている。
【0049】この場合の磁界ベクトルセンサ1が設置さ
れている箇所のXYZ座標軸上の3次元位置を図9に示
すようにf(x,y,z)とし、要求される指定の位置
をR1とする。
【0050】このような構成において、CPUにより実
行される磁界ベクトルセンサ1設置箇所の位置制御を伴
なうアクチュエータ動作制御例を図10に示すフローチ
ャートを参照して説明する。まず、一定時間内に処理す
るため、タイマをONさせることにより制御を開始する
(ステップS1)。そして、その時点で磁界ベクトルセ
ンサ1から得られるX,Y,Z軸の3軸方向の情報を持
つ信号S1を読込む(S2)。引き続き、要求される
X,Y,Z軸の3軸方向の位置情報R1を読込む(S
3)。そして、各々の軸方向成分毎に比較対比し(S
4,S5,S6)、全ての軸方向についてほぼ等しけれ
ば、タイマをOFFして(S7)、位置制御処理を終了
する。一方、各々の軸方向成分毎の比較対比において
(S4,S5,S6)、一つの軸成分でもほぼ等しくな
いものがあれば、その大小関係を比較し(S8)、その
比較結果に応じて対応する軸成分用のアクチュエータ5
1,52又は53を+1方向に駆動させ(S9)、或い
は、−1方向に駆動させ(S10)、ステップS2の処
理に戻り、ステップS2以降の処理を繰返す。タイマが
タイムアップしてOFFしていれば(S11のY)、エ
ラー処理を行う(S12)。
【0051】このように、本実施の形態によれば、地磁
気又は発信磁界を検知対象とする3次元の磁界ベクトル
センサ1を例えばアクチュエータ51,52,53と組
合せることにより、小型で精度のよい位置計測システム
を構築することができる。
【0052】本発明の第六の実施の形態を図11に基づ
いて説明する。本実施の形態では、例えば球状半導体2
上に互いに直交する3軸方向に薄膜磁気抵抗素子、例え
ば、TMR素子11x1,11x2,11y1,11y
2,11z1,11z2の2組分が配設された3軸磁界
ベクトルセンサ61と、これらのTMR素子11x1,
11x2,11y1,11y2,11z1,11z2の
出力を常時監視するセンサ出力監視手段としてのマルチ
プレクサ62と、このマルチプレクサ62により選択出
力される信号をX,Y,Z軸の各軸成分毎に検知動作す
るX,Y,Z軸センス回路63,64,65と、これら
のX,Y,Z軸センス回路63,64,65から得られ
る各軸成分毎の信号のうちでS/Nの最も大きな信号、
即ち、最大信号出力を正規信号として出力するように演
算処理を行う信号処理手段としてのCPU66とにより
センサシステム67が構成されている。
【0053】このように、本実施の形態によれば、複数
組、例えば2組のTMR素子11x1,11x2,11
y1,11y2,11z1,11z2の出力を常に検知
させるようにしたので、3軸磁界ベクトルセンサで問題
となる1平面の出力信号が弱くなることによる信号の劣
化を防ぎ、常に信頼性の高い3軸磁界ベクトルセンサを
実現することができる。
【0054】なお、本実施の形態で器は、前述の実施の
形態の場合と同様、球状半導体2を利用した磁界ベクト
ルセンサへの適用例として説明したが、球状半導体2を
用いたものに限らず、例えば、図12の場合のように立
方体を利用した磁界ベクトルセンサの場合にも適用する
ことができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明の磁界ベクトルセン
サによれば、球状半導体上に複数個の薄膜磁気インピー
ダンス素子を備えることで、球状半導体上に半導体プロ
セスにより薄膜磁気インピーダンス素子を一括して複数
個搭載させる構成としたので、従来の個別のコイル等に
よる各センサ素子を立方体状に配置させる場合に比べ、
各軸方向の配置を半導体プロセスの精度と同等の精度で
直交配置させることが可能となり、このため、従来方式
のような製造過程における、各軸の特性の調整が不要と
なり、低コストで精度の良い3次元センサを実現するこ
とができる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の磁界ベクトルセンサにおいて、薄膜磁気インピーダ
ンス素子としてトンネル磁気抵抗効果素子を用いること
により、ポヒーマス(Polhemus)社の3次元センサの場
合のような巻線コイルに依らないため、超小型の磁界ベ
クトルセンサを提供することができ、また、MI素子に
おけるようなバイアスコイルが必要ないため、コイルが
なくなるばかりでなく、バイアスコイル用の周辺回路も
不要となり、超小型の3次元磁界ベクトルセンサを提供
することができる。
【0057】請求項3記載の発明のセンサシステムによ
れば、請求項1又は2記載の磁界ベクトルセンサと、例
えばブルートゥースチップ等の無線チップとを組合せる
ことにより、超小型でワイヤレスの磁界ベクトルセンサ
を提供することができる。
【0058】請求項4記載の発明のセンサシステムよれ
ば、薄膜磁気インピーダンス素子が互いに直交するよう
に球状半導体上で3軸上に各々設けられ、3次元位置セ
ンサ又は磁気方位センサとして検知対象部位に配設され
る請求項1又は2記載の磁界ベクトルセンサと、磁界ベ
クトルセンサにおける3軸各方向の薄膜磁気インピーダ
ンス素子の検知出力に基づき検知対象部位の傾きを算出
する傾き算出手段と、を備えることで、地磁気を検出す
ることによる方位のみでなく、傾斜方向も検知するよう
にしているので、例えば、人体を検知対象部位として当
該磁界ベクトルセンサを装着した場合、進行方向だけで
なく傾斜方向も検知できることから、人体の傾きをも検
知することにより、人体が動作しているか否かをも検知
するようにすることができ、この結果、例えば、鉄工所
におけるような広い場所で作業者が不慮の事故に遭遇し
た場合でも、単に休息している状態との違いを判別する
ことが可能となる。
【0059】請求項5記載の発明のセンサシステムによ
れば、地磁気又は発信磁界を検知対象とする請求項1又
は2記載の磁界ベクトルセンサを例えばアクチュエータ
と組合せることにより、小型で精度のよい位置計測シス
テムを構築することができる。
【0060】請求項6記載の発明のセンサシステムによ
れは、互いに直交する3軸方向に複数組の磁気インピー
ダンス素子を有して検知対象に配設された3軸磁界ベク
トルセンサと、これらの複数組の磁気インピーダンス素
子の出力信号を随時監視するセンサ出力監視手段と、こ
のセンサ出力監視手段により随時監視される出力信号の
うちで最大出力信号を正規信号として出力する信号処理
手段と、を備えることで、複数組の磁気インピーダンス
素子の出力を常に検知させるようにしたので、3軸磁界
ベクトルセンサで問題となる1平面の出力信号が弱くな
ることによる信号の劣化を防ぎ、常に信頼性の高い3軸
磁界ベクトルセンサを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の磁界ベクトルセン
サを示す概略斜視図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態のTMR素子部分を
示し、(a)は概略平面図、(b)はその断面構造図で
ある。
【図3】本発明の第三の実施の形態のセンサシステムを
示すブロック図である。
【図4】センサシステムを人体に実装した例を示す概略
図である。
【図5】その検知系を示すブロック図である。
【図6】その動作状況演算部の構成例を示すブロック図
である。
【図7】本発明の第四の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
【図8】本発明の第五の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図9】その座標例を示す説明図である。
【図10】動作制御例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第六の実施の形態を示す概略ブロッ
ク図である。
【図12】従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 磁界ベクトルセンサ 2 球状半導体 3,4,5 薄膜磁気インピーダンス素子 11 トンネル磁気抵抗効果素子 24 傾き算出手段 45 無線チップ 62 センサ出力監視手段 66 信号処理手段 S センサシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 33/09 H01L 43/00 G08C 17/00 G01R 33/06 R H01L 43/00 G08C 17/00 A (72)発明者 大内 二郎 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 番地の1 東北リコー株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA04 AA37 BA29 DC08 GA52 GA79 KA01 LA19 NA01 2F073 AA01 AA33 AB02 AB11 AB14 BB01 BC02 CC03 FF16 FG01 FG04 GG04 GG05 GG08 2F076 BA01 BB01 BD02 BD15 BE05 BE18 2G017 AA03 AD55 AD60 BA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状半導体上に複数個の薄膜磁気インピ
    ーダンス素子を備える磁界ベクトルセンサ。
  2. 【請求項2】 前記薄膜磁気インピーダンス素子が、ト
    ンネル磁気抵抗効果素子である請求項1記載の磁界ベク
    トルセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の磁界ベクトルセン
    サと、無線チップとが同一の基板上に実装されているセ
    ンサシステム。
  4. 【請求項4】 前記薄膜磁気インピーダンス素子が互い
    に直交するように前記球状半導体上で3軸上に各々設け
    られ、3次元位置センサ又は磁気方位センサとして検知
    対象部位に配設される請求項1又は2記載の磁界ベクト
    ルセンサと、 前記磁界ベクトルセンサにおける3軸各方向の前記薄膜
    磁気インピーダンス素子の検知出力に基づき前記検知対
    象部位の傾きを算出する傾き算出手段と、を備えるセン
    サシステム。
  5. 【請求項5】 前記薄膜磁気インピーダンス素子が互い
    に直交するように前記球状半導体上で3軸上に各々設け
    られて地磁気又は発信磁界を検知対象とする請求項1又
    は2記載の磁界ベクトルセンサと、 前記磁界ベクトルセンサにおける3軸各方向の前記薄膜
    磁気インピーダンス素子の検知出力に基づき3軸方向の
    ベクトルを検知する検知手段と、を備えるセンサシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 互いに直交する3軸方向に複数組の磁気
    インピーダンス素子を有して検知対象に配設された3軸
    磁界ベクトルセンサと、 これらの複数組の磁気インピーダンス素子の出力信号を
    随時監視するセンサ出力監視手段と、 このセンサ出力監視手段により随時監視される出力信号
    のうちで最大出力信号を正規信号として出力する信号処
    理手段と、を備えるセンサシステム。
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