JP7215702B1 - 磁界ベクトルセンサ - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、磁界ベクトルセンサとは、ピンポイントの測定位置における磁界(Hx、Hy、Hz)は各軸のHx、Hy、Hzと同じ感度、同じ精度で測定することを可能とするセンサである。
角錐台形の台座の傾斜角度54.7度としている理由は、シリコン基板を化学エッチングすると結晶の方位に沿って溶けて54.7度となるためである。シリコン基板を使用すると簡単に台座を製作することができるが、傾斜角度は54.7度に固定されるという欠点を伴う。
Hx=(1/2cosθ)(Hx1-Hx2)、
Hy=(1/2cosθ)(Hy1-Hy2)、
Hz=(1/4sinθ){(Hx1+Hx2)―(Hy1+Hy2)}、
として求めている。
磁気ベクトルセンサとしての条件は、ピンポイントで磁界ベクトル(Hx、Hy、 Hz)が測定できることと各軸の測定値の感度および精度がほぼ同じ(σx=σy=σz)であることが必要である。その意味では、これらの不均一性が、本磁界ベクトルセンサは、Hz軸とHx,Hy軸の測定精度とが大幅に違っており、磁界ベクトルセンサとは言えない。この点が本磁界ベクトルセンサの最大の欠点である。
ここで、GMR素子は検出磁界方向と素子長手方向(出力電圧方向)が直交しているために、素子を四角錐体の4つの斜面に4回対称かつ鏡像反対称に配置して、出力電極とグランド電極の配線の対称的配置の確保に努めている。Hx、Hy、Hzを算出する計算式は、センサ素子を4回対称かつ鏡像反対称に配置に対応した数式としている。
特に、GSRセンサはこれらの磁界検出素子のなかで磁界検出能が高いので代表的事例として以下に説明する。
GSRセンサについては、特許文献3(本発明者による)に詳細に記載されおり、本発明において引用する。
ここで、パルス周波数は、パルス電流の「立下り時間」Δtの2倍をその周期としてその逆数をパルス周波数として便宜上定義している。すなわち、f=1/2Δtである。
センサを構成するGSR素子について、図1により説明する。GSR素子1は、長さが0.4mm~3mm、幅0.2mm~0.4mmの基板11上に、磁界検出用に直径5~30μmのアモルファスの磁性ワイヤ12を基板11に形成した溝に配置し、その周りに検出コイル(以下、コイルという。)13を形成する。磁性ワイヤ12は、両端にワイヤ端子14を設けて接続配線(ワイヤ電極用)16を介してワイヤ電極(ワイヤ通電用の電極)15に接続する。コイル13は、両端にコイル端子17を設けて接続配線(コイル電極用)19を介してコイル電極(コイル通電用の電極)18に接続する。なお、ワイヤ端子14または/およびコイル端子17を省略して、磁性ワイヤ12の両端または/およびにコイルの両端に電極を形成してもよい。
電子回路2(図2)は、GSR素子22の磁性ワイヤ12に0.5~4GHzの周波数からなるパルス電流を流すパルス発振器21、入力側回路23、出力側回路(サンプルホールド回路)24、寄生容量25、電子スイッチ26、コンデンサ27、増幅器28からなり、コイル電圧として出力する。入力側回路23と出力側回路24の間にバッファー回路を設けてもよい。
錐台(wikipedia)によると錐台とは、錐台(すいだい、英: Frustum)は、錐体から、頂点を共有し相似に縮小した錐体を取り除いた立体図形である。
しかし、本発明の変則八面錐台とは、「変則」の意味は「錐台」の上面は正四角形状で下面は八角形状(正八角形状ではない。)の異なる形状からなって不規則であること、また「錐台」の側面である傾斜面は交互に長方形状が4面と三角形状が4面と異なる形状からなって不規則であること、そして長方形状の傾斜面の4面と三角形状の傾斜面の4面との合計が「八面」であることから「変則八面錐台」と定義する。
前提として、GSR素子およびGMR素子について、X軸磁界、Y軸磁界およびZ軸磁界の向きと素子の向きで+/-が決まる。GSR素子では、磁界の向きを出力電圧(信号電圧)の+と定義する。GMR素子では、磁界の向きの左ひねりの向きを出力電圧(信号電圧)の+と定義する。
ここで、GMR素子は検出磁界方向と素子長手方向(出力電圧方向)が直交しているために、素子を四角錐台の4つの斜面に4回対称かつ鏡像反対称に配置して、出力電極とグランド電極の配線の対称的配置の確保に努めている。
台形斜面の傾斜角度θが、35.2度の時、Hx、Hy、Hzの測定誤差σx、σy、σzがすべて同じ、つまりσx=σy=σz=0.86σとなる。しかも各軸の測定誤差が使用したセンサの測定誤差σよりも改善する。実用的にはσzがσx(=σy)に比べて、25%程度の差を許容できるとすると、傾斜角度θは20度から45度程度となる。水平面方向の磁界精度を重視する場合には、35.2度から20度程度へと少し小さくし、垂直方向の磁界の精度を重視する場合は、35.2度から45度へと少し大きくすることができる。
台座の高さは、素子の長さのsinθ倍である。つまり、θが35.2度の場合、sin35.2°=0.58倍であるから、高さは0.24mm~1.8mmである。傾斜角度θ=45度の場合、最大の高さは2.1mmである。
配線は、各素子の4つの電極と基板表面上の16個の素子電極とを導線で接続する。センサ基板上の16個のASIC用電極とASIC側の素子電極とをハンダ接合する。さらに、ASIC側の外部接続電極とセンサ基板表面側の外部接続電極とをハンダ接合する。
これにより素子で検知した外部磁界をASICで信号処理して、磁界ベクトル(Hx、Hy、Hz)を求め、それをセンサ基板裏面側の外部接続電極から取り出すことができる(図7~図9)。
なお、本発明の微小空間内で所定の位置の磁界ベクトルの測定を可能ならしめる磁界ベクトルセンサにおいては、微小空間は一様磁界として、すなわちHx1=Hx2、Hy1=Hy2を前提としている。厳密に言えば、一様の程度はHx1とHx2の両者およびHy1とHy2の両者の違いが1%以下と考え、両者の平均値が、両素子のほぼ中央の磁界であると見なしている。
GSRセンサと素子台座と演算処理装置とを備える磁界ベクトルセンサにおいて、
前記GSRセンサは、GSR素子と電子回路とからなり、
前記GSR素子は、基板上に導電性を有する磁界検出用磁性ワイヤ(以下、磁性ワイヤという。)と、前記磁性ワイヤに巻回した周回コイルで形成される検出用コイルと、磁性ワイヤ通電用のワイヤ電極2個およびコイル電圧検出用のコイル電極2個からなる4個の電極とを備え、かつ、検出磁界方向と素子長手方向とは前記磁性ワイヤ方向で一致しており、
前記電子回路は、パルス発信器と信号処理回路とからなり、
前記パルス発信器は、前記磁性ワイヤに0.5~4GHzの周波数のパルス電流を流し、
前記信号処理回路は、前記磁性ワイヤに前記パルス電流を流した時に生じる前記検出用コイルに発生するコイル電圧を検知し、その電圧を外部磁界Hに比例した出力信号に変換し、
前記素子台座は、少なくとも4面の傾斜面を4回対称に有する台座であって、
前記傾斜面のうち4面は傾斜角度θが20~45度よりなり、
4個の前記GSR素子が前記4面の傾斜面に前記GSR素子の前記磁性ワイヤの方向を傾斜方向に向け、かつ4回対称で鏡像対称に貼り付けられており、
前記4個のGSR素子は4個の前記電子回路に接続され、前記信号処理回路は前記パルス電流を流した時に生じる前記コイル電圧を検知し、前記コイル電圧を磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2に変換して前記演算処理装置に入力し、
前記演算処理装置は、前記磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2を用いて、
Hx=(1/2cosθ)(Hx1-Hx2)、
Hy=(1/2cosθ)(Hy1-Hy2)、
Hz=(1/4sinθ)(Hx1+Hx2+Hy1+Hy2)、
を算出し、
上記式で算出された磁界Hx、Hy、Hzでもって各軸のピンポイントの測定位置における磁界ベクトル(Hx、Hy、Hz)を、各軸の磁界Hx、Hy、Hzを同じ感度、同じ精度で測定することを特徴とする。
台座の傾斜角度θが20~45度とすることにより、磁界ベクトルセンサのHx、Hy、Hzの測定精度が同じとなることを見出したのである。
また、検出磁界方向と素子長手方向が異なることから、4個の素子の配置が鏡像対称とすることにより、演算処理装置にて各軸の磁界Hx、Hy、Hzを求める計算式は、上記の式となる。
すなわち、GSR素子の特徴を生かした磁界ベクトルセンサを考案したものである。
on-ASICタイプのGSRセンサと素子台座と演算処理装置とを備える磁界ベクトルセンサにおいて、
前記on-ASICタイプのGSRセンサは、GSR素子と特定用途集積回路(以下、ASICという。)を備え、かつ前記GSR素子と前記ASICとは、前記GSR素子は前記ASICの表面上に設置されるとともに両者はスルーホールを介して連結されており、
前記GSR素子は、基板上に導電性を有する磁界検出用磁性ワイヤ(以下、磁性ワイヤという。)と、前記磁性ワイヤに巻回した周回コイルで形成される検出用コイルと、磁性ワイヤ通電用のワイヤ電極2個およびコイル電圧検出用のコイル電極2個からなる4個の電極とを備え、かつ、検出磁界方向と素子長手方向とは前記磁性ワイヤ方向で一致しており、
前記ASICは、パルス発信器と信号処理回路とを備え、
前記パルス発信器は、前記磁性ワイヤに0.5~4GHzの周波数のパルス電流を流し、
前記信号処理回路は、前記GSR素子に前記パルス電流を流した時に生じる前記検出用コイルに発生するコイル電圧を検知し、その電圧を外部磁界Hに比例した出力信号に変換し、
前記素子台座は、少なくとも4面の傾斜面を4回対称に有する台座であって、
前記傾斜面のうち4面は傾斜角度θが20~45度よりなり、
4個の前記on-ASICタイプのGSRセンサが前記4面の傾斜面に前記GSR素子の磁性ワイヤの方向を傾斜方向に向け、かつ4回対称で鏡像対称に貼り付けられており、
前記4個のon-ASICタイプのGSRセンサは、前記磁性ワイヤに前記パルス電流を流した時に生じる前記コイル電圧を検知し、前記コイル電圧を磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2に変換して、前記演算処理装置に入力し、
前記演算処理装置は、前記磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2を用いて、
Hx=(1/2cosθ)(Hx1-Hx2)、
Hy=(1/2cosθ)(Hy1-Hy2)、
Hz=(1/4sinθ)(Hx1+Hx2+Hy1+Hy2)、
を算出し、
上記式で算出された磁界Hx、Hy、Hzでもって各軸のピンポイントの測定位置における磁界ベクトル(Hx、Hy、Hz)を、各軸の磁界Hx、Hy、Hzを同じ感度、同じ精度で測定することを特徴とする。
ここでGSR素子とは、周波数0.5GHz~4GHzで駆動し、コイルピッチが10μm以下であることを特徴とする素子と定義する。なお、MI素子も検出磁界方向と素子長手方向(出力電圧方向)とが一致する素子であることから、GSR素子を使用する場合に比べて検出感度は低下するが、本発明の技術思想(検出磁界方向と素子長手方向(出力電圧方向)とが一致する素子で台座に4回ミラー反対称に取り付け、台座の傾斜角度が20度から40度で、磁界ベクトルとピンポイントに同じ感度で同じ精度で測定できる)に含まれるものである。
以下、発明の詳細について説明する。
GSR素子は、図1および上記の説明より、基板上に導電性を有する磁界検出用磁性ワイヤ(以下、磁性ワイヤという。)と、磁性ワイヤに巻回した周回コイルで形成される検出用コイルと、磁性ワイヤ通電用のワイヤ電極2個およびコイル電圧検出用のコイル電極2個からなる4個の電極とから構成されており、検出磁界方向と出力電圧方向とは同じワイヤ方向で一致している。
なお、磁性ワイヤの両端および検出コイルの両端に端子を設け、これらの端子と電極との間を接続配線により接続してもよい。
以上の構成からなるGSRセンサ素子は、その構成が同じMIセンサ素子およびFGセンサ素子なども範疇に含むものである。
電子回路2Aは、図5に示すように、パルス発信器~信号処理回路~演算処理装置からなるASICの電子回路図である。
電子回路2A(図5)は、GSRセンサの電子回路2を採用した集積回路(以下、ASICという。)で、パルス電流を流す1個のパルス発振器221、4個のGSR素子(22X1、22X2、22Y1、22Y2)、4個の信号処理回路222と4個の信号を切り替える切替スイッチ223、次いでADコンバータ224、演算処理回路225およびデータ通信回路226から構成されている。
Hx=(1/2cosθ)(Hx1-Hx2)、
Hy=(1/2cosθ)(Hy1-Hy2)、
Hz=(1/4sinθ)(Hx1+Hx2+Hy1+Hy2)、
により磁界ベクトル(Hx、Hy、Hz)を算出する。
Z軸方向の磁界Hzは、磁界検出素子が4回対称かつ鏡像対象に貼り付けられていることからHx1、Hx2、Hy1およびHy2の4個の磁気測定値の和となる。
1個のパルス発信器221と1個の信号処理回路222とに対応する1個のGSR素子からなる1個のASIC、すなわちGSR素子22X1に対応するASIC A-x1、GSR素子22X2に対応するASIC A-x2、GSR素子22Y1に対応するASIC A-y1、GSR素子22Y2に対応するASIC A-y2の4個のASICとする。
4個のASICのそれぞれの磁性ワイヤに0.5~4GHzの周波数のパルス電流を流し、信号処理回路222はGSR素子にパルス電流を流した時に生じる磁性コイルに発生するコイル電圧を検知し、その電圧を外部磁界Hに比例した出力信号に変換して、Hx1、Hx2、Hy1およびHy2の4個の磁気測定値を求める。
台座とは、磁界を検出するためにGSR素子35またはGSRセンサを貼り付ける台をいい、その種類は四角錐台3A、変形四角錐台3B、八角錐台3Cおよび変則八面錐台3Dの4種類があり、いずれの台座もその傾斜面の4面にGSR素子またはGSRセンサが鏡像対称に貼り付けられる。台座の傾斜面の特徴は以下のとおりである。
なお、GSR素子のサイズ35と長方形斜面34Cのサイズは、必ずしも同一である必要はない。
4回対称性を確保するために、台座30の加工誤差は、10μm以下とした上で、台座斜面に4回対称に素子35を設置するための基軸線マーク36を台座斜面の上下端部の位置誤差±1μmで刻印し、その基軸線マーク36とGSR素子35の磁性ワイヤ351とを顕微鏡を使って誤差±1μmで一致させる。
図4を用いて、磁界ベクトルセンサの組み立て4を説明する。
磁界ベクトルセンサの基板であるセンサ基板40の上に、ASIC40Aとそれを内挿した台座30と素子35とからなる素子台座40Gを載置して組み立てる。
図4は、さらに組み立て後の配線構造も示している。
センサ基板40の表面の素子電極41、素子電極41と素子35の電極を接続する連結配線42、素子電極41とASIC用電極の電極を接続する連結配線43、センサ基板40の表面側から裏面側に貫通するスルーホール44およびセンサ基板40の裏面にはスルーホール44から裏面配線45を介して裏面出力電極46に接続されている。
変則八面錐台については、図10にGSR素子35の電極とセンサ基板40の電極41との配線を示し、図11にセンサ基板40の表面の電極配置および配線を示している。
なお、ASIC40Aの表面の電極配置図は図8と同じである。
これにより素子35で検知した外部磁界をASIC40Aで信号処理して、磁界ベクトル(Hx,Hy、Hz)を求め、それをセンサ基板40の裏面側の外部接続電極46から取り出すことができる。
ASIC40A内での信号処理は、4個の素子35の磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2を計測し、その値を使って、Hx=(1/2cosθ)(Hx1-Hx2)、Hy=(1/2cosθ)(Hy1-Hy2)、Hz=(1/4sinθ)(Hx1+Hx2+Hy1+Hy2)を算出して、測定位置における磁界ベクトル(Hx、Hy、Hz)を求める。台座の斜面の傾斜角度を35.2度にした場合、各軸の検出感度と微小磁界検出能(=磁界センサのσノイズ)が同じとなる。
測定範囲は、台座の面積×台座の高さである。その測定空間の平均値を計測していると考えられる。
GSR素子を単体で4面の傾斜面に設置して、コイル電圧をASICまで配線した場合、例えば図7または図10における接続配線42の場合には、コイル電圧が低下したり、外部ノイズを感じたりする場合がある。このような場合、GSR素子を特定用途集積回路(ASIC)の上に直接形成したon―ASICタイプのGSRセンサを使用して、それを4面の傾斜面に貼り付けて、GSR素子で検知したコイル電圧をASICにおいて信号処理を行って磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2に変換して出力する。
図12に構造を簡単に説明し、一例としてこのGSRセンサを貼り付けた変則八面錐台の構造を図13および図14を用いて説明する。
GSRセンサ7は、ASIC70の表面上に長手方向に溝72を有する絶縁性レジスト層71を形成し、その溝72に検出コイル74が巻回されている磁性ワイヤ73が整列されている。磁性ワイヤ73および検出コイル74はそれぞれ電極(733、741)を有しており、各電極は絶縁性レジスト層71内に形成されたスルーホールを介して直接ASICと接続される。
これにより、素子の電極とASICの電極との素子の外部配線からスルーホールを介した内部配線になるとともに両電極間の配線距離が短縮されて上記の問題の解消が可能となる。
長方形斜面803の4個にはそれぞれGSRセンサ81が貼り付けられている。ここではGSRセンサ81としてASIC811、絶縁性レジスト812、磁性ワイヤ813および磁性ワイヤ用電極と検出コイル用電極が図示されている。
本発明の実施例1について、図1~9により説明する。
GSR素子(以下、素子という。)1は、図1に示す構成にてサイズは長さが3mm、幅が0.2mmである。磁性ワイヤ13は、ガラス被覆付きの直径10μm、長さ2.5mmのCoFe系のアモルファス合金からなり、両端にワイヤ端子14が形成され、接続配線16を介してワイヤ電極15に接続されている。コイル13は、両端にコイル端子17を設けて接続配線19を介してコイル電極18に接続されている。
信号処理回路222はGSR素子にパルス電流を流した時に生じる磁性コイルに発生するコイル電圧を検知し、その電圧を外部磁界Hに比例した出力信号に変換して、Hx1、Hx2、Hy1およびHy2の4個の磁気測定値を求める。
台座30Aは、四角錐台で、その台形斜面の傾斜角度37の傾斜角度θは35.2度にして、台座30Aの上面31Aの四角形の一辺は台形斜面33Aの幅と同じにして素子35の幅相当(0.2mm)とする。台形斜面33Aの長さは3.2mmで、素子35の長さ(3mm)にほぼ相当とする。台座30の高さは1.8mmである。
素子台座3Aの底辺321Aの長さ7.6mmは、ASIC40Aの幅2mmよりも十分大きいので、底面32Aの中央部を中空部38として、そこにASIC40Aが挿入できるようにして、素子台座3AおよびASIC40Aの両者をセンサ基板40上に設置した。
先ず、図7は素子台座3Aの素子35の電極とセンサ基板40の素子電極41を接続する配線図4Aを示す。
各素子35の4つの電極は、接続配線42を介してセンサ基板40の表面の16個の素子電極41と接続されている。
ASIC40Aの素子電極51とASIC40Aの出力電極52が配置されている。
センサ基板40の素子電極61(図6の素子電極41に相当)は接続配線64を介してASIC40A用電極62と接続されている。センサ基板40の出力電極63が形成されている。
ここで、センサ基板40側の16個のASIC用電極62とASIC40A側の素子電極51とをハンダ接合した。さらに、ASIC40A側の外部接続電極(出力電極52)とセンサ基板40の表面側の外部接続電極(出力電極63)とをハンダ接合した。
測定範囲は、台座30の面積×台座の高さである。その測定空間の平均値を計測していると考えられる。
磁界センサの検出能は、0.2nTである。
実施例2は、図11および図12に示すように、変則八面錐体の素子台座8の長方形斜面803に4個のon―ASICタイプのGSRセンサ81(図12に示す。)を設置したものである。
ASICからの出力は接続用基板にワイヤボンディング接合した上で、接続用基板の電極と台座の電極とは半田接合で連結され、台座に埋め込まれた配線を使って、ASIC外部の演算処理装置に転送され、そこで磁界センサHx、Hy、Hzを計算し、それを外部の制御装置部に転送することを特徴とする磁界ベクトルセンサである。
11:基板、12:磁性ワイヤ、13:コイル、14:ワイヤ端子、15:ワイヤ電極、16:接続配線(ワイヤ電極用)、17:コイル端子、18:コイル電極、19:接続配線(コイル電極用)
2:電子回路(GSRセンサの電子回路)
21:パルス発振器、22:電子スイッチ、23:GSR素子、24:電子スイッチ、25:コンデンサ、26:出力側回路(サンプルホールド回路)、27:コンデンサ、28:増幅器
2A:電子回路(磁界ベクトルセンサの電子回路)
221:パルス発振器、(22X1、22X2、22Y1、22Y2):GSR素子、222:信号処理回路、223:切替スイッチ、224:ADコンバータ、225:演算処理装置、226:データ通信回路
2B:電子回路(磁界ベクトルセンサの電子回路)
A-x1:GSR素子22X1のASIC、A-x2:GSR素子22X2のASIC、A-y1:GSR素子22Y1のASIC、A-y2:GSR素子22Y2のASIC、
221:パルス発振器、(22X1、22X2、22Y1、22Y2):GSR素子、222:信号処理回路、223:切替スイッチ、224:ADコンバータ、225:演算処理装置、226:データ通信回路
3A:素子台座3A(四角錐台)
30A:台座、31A:上面、32A:下面(底面)、321A:底辺、33A:台形斜面、34:稜線、35:GSR素子 351:磁性ワイヤ、36:基軸線マーク、37:傾斜角度、38:中空部(中空)
3B:素子台座3B(八角錐台)
30B:台座、31B:上面、32B:下面(底面)、321B:底辺、33B:台形斜面、34:稜線、35:GSR素子 351:磁性ワイヤ、36:基軸線マーク、37:傾斜角度、38:中空部(中空)
3C:素子台座3C(変則八面錐台)
30C:台座、31C:上面、32C:下面(底面)、321C:底辺、33C:三角形斜面、34C:長方形斜面、35:GSR素子 351:磁性ワイヤ、36:基軸線マーク、37:傾斜角度、38:中空部(中空)
4:磁界ベクトルセンサ(組み立て)
40:センサ基板、40A:ASIC、40G:素子台座(台座30とGSR素子からなる)、41:素子電極(センサ基板40の表面の素子電極)、42:接続配線(素子35の電極と素子電極41との配線)、43:接続配線(素子電極41とASIC用電極との配線)、44:スルーホール、45:接続配線(センサ基板40の裏面の配線)46:出力電極(センサ基板40の裏面の出力電極)
4A:センサ基板の電極配置
40:センサ基板、41:素子電極(センサ基板40の表面の素子電極)、42:接続配線(素子35の電極と素子電極41との配線)
5:ASICの電極配置
51:ASICの素子電極、52:ASICの出力電極
6:センサ基板の表面の配線図
61:素子電極(素子電極41)、62:ASIC用電極、63:出力電極、64:接続配線(素子電極61とASIC用電極62との配線)
7:on-ASICタイプのGSRセンサ
70:ASIC、71:絶縁性レジスト層、72:溝、73:磁性ワイヤ、731:磁性ワイヤ用端子、732:ワイヤ電極接続部、733:ワイヤ電極、74:検出コイル、741:コイル電極
8:素子台座(GSRセンサを貼り付けた変則八面錐体)
80:台座、801:上面、802:下面(底面)、803:長方形斜面、804:三角形斜面、805:基準線マーク、806:傾斜角度θ、81:on-ASICタイプのGSRセンサ、811:ASIC、812:絶縁性レジスト層、813:磁性ワイヤ
Claims (5)
- GSRセンサと素子台座と演算処理装置とを備える磁界ベクトルセンサにおいて、
前記GSRセンサは、GSR素子と電子回路とからなり、
前記GSR素子は、基板上に導電性を有する磁界検出用磁性ワイヤ(以下、磁性ワイヤという。)と、前記磁性ワイヤに巻回した周回コイルで形成される検出用コイルと、磁性ワイヤ通電用のワイヤ電極2個およびコイル電圧検出用のコイル電極2個からなる4個の電極とを備え、かつ、検出磁界方向と素子長手方向とは前記磁性ワイヤ方向で一致しており、
前記電子回路は、パルス発信器と信号処理回路とからなり、
前記パルス発信器は、前記磁性ワイヤに0.5~4GHzの周波数のパルス電流を流し、
前記信号処理回路は、前記磁性ワイヤに前記パルス電流を流した時に生じる前記検出用コイルに発生するコイル電圧を検知し、その電圧を外部磁界Hに比例した出力信号に変換し、
前記素子台座は、少なくとも4面の傾斜面を4回対称に有する台座であって、
前記傾斜面のうち4面は傾斜角度θが20~45度よりなり、
4個の前記GSR素子が前記4面の傾斜面に前記GSR素子の前記磁性ワイヤの方向を傾斜方向に向け、かつ4回対称で鏡像対称に貼り付けられており、
前記4個のGSR素子は4個の前記電子回路に接続され、前記信号処理回路は前記パルス電流を流した時に生じる前記コイル電圧を検知し、前記コイル電圧を磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2に変換して前記演算処理装置に入力し、
前記演算処理装置は、前記磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2を用いて、
Hx=(1/2cosθ)(Hx1-Hx2)、
Hy=(1/2cosθ)(Hy1-Hy2)、
Hz=(1/4sinθ)(Hx1+Hx2+Hy1+Hy2)、
を算出し、
上記式で算出された磁界Hx、Hy、Hzでもって各軸のピンポイントの測定位置における磁界ベクトル(Hx、Hy、Hz)を、各軸の磁界Hx、Hy、Hzを同じ感度、同じ精度で測定することを特徴とする磁界ベクトルセンサ。
- on-ASICタイプのGSRセンサと素子台座と演算処理装置とを備える磁界ベクトルセンサにおいて、
前記on-ASICタイプのGSRセンサは、GSR素子と特定用途集積回路(以下、ASICという。)を備え、かつ前記GSR素子と前記ASICとは、前記GSR素子は前記ASICの表面上に設置されるとともに両者はスルーホールを介して連結されており、
前記GSR素子は、基板上に導電性を有する磁界検出用磁性ワイヤ(以下、磁性ワイヤという。)と、前記磁性ワイヤに巻回した周回コイルで形成される検出用コイルと、磁性ワイヤ通電用のワイヤ電極2個およびコイル電圧検出用のコイル電極2個からなる4個の電極とを備え、かつ、検出磁界方向と素子長手方向とは前記磁性ワイヤ方向で一致しており、
前記ASICは、パルス発信器と信号処理回路とを備え、
前記パルス発信器は、前記磁性ワイヤに0.5~4GHzの周波数のパルス電流を流し、
前記信号処理回路は、前記GSR素子に前記パルス電流を流した時に生じる前記検出用コイルに発生するコイル電圧を検知し、その電圧を外部磁界Hに比例した出力信号に変換し、
前記素子台座は、少なくとも4面の傾斜面を4回対称に有する台座であって、
前記傾斜面のうち4面は傾斜角度θが20~45度よりなり、
4個の前記on-ASICタイプのGSRセンサが前記4面の傾斜面に前記GSR素子の磁性ワイヤの方向を傾斜方向に向け、かつ4回対称で鏡像対称に貼り付けられており、
前記4個のon-ASICタイプのGSRセンサは、前記磁性ワイヤに前記パルス電流を流した時に生じる前記コイル電圧を検知し、前記コイル電圧を磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2に変換して、前記演算処理装置に入力し、
前記演算処理装置は、前記磁気測定値Hx1、Hx2、Hy1、Hy2を用いて、
Hx=(1/2cosθ)(Hx1-Hx2)、
Hy=(1/2cosθ)(Hy1-Hy2)、
Hz=(1/4sinθ)(Hx1+Hx2+Hy1+Hy2)、
を算出し、
上記式で算出された磁界Hx、Hy、Hzでもって各軸のピンポイントの測定位置における磁界ベクトル(Hx、Hy、Hz)を、各軸の磁界Hx、Hy、Hzを同じ感度、同じ精度で測定することを特徴とする磁界ベクトルセンサ。
- 前記台座は、四角錐台の形状からなる、請求項1または請求項2に記載の磁界ベクトルセンサ。
- 前記台座は、八角錐台の形状からなる、請求項1または請求項2に記載の磁界ベクトルセンサ。
- 前記台座は、上下面が正四角形状の上面と八角形状の下面よりなり、側面が交互に長方形状の傾斜面と三角形状の傾斜面よりなる変則八面錐台の形状からなる、請求項1または請求項2に記載の磁界ベクトルセンサ。
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