JP2003083995A - サンプルラックの搬送装置および、その装置に使用するサンプルラックの位置検出手段 - Google Patents

サンプルラックの搬送装置および、その装置に使用するサンプルラックの位置検出手段

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JP2003083995A
JP2003083995A JP2001276273A JP2001276273A JP2003083995A JP 2003083995 A JP2003083995 A JP 2003083995A JP 2001276273 A JP2001276273 A JP 2001276273A JP 2001276273 A JP2001276273 A JP 2001276273A JP 2003083995 A JP2003083995 A JP 2003083995A
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sample rack
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Hiroyuki Kaneko
浩之 金子
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のサンプルを有するラックを常に正確に
サンプル分注位置に位置決めするサンプルラックの搬送
装置およびこの正確な位置決めを保障するサンプルラッ
クの搬送装置に使用するサンプルラックの位置検出手段
を提供する。 【解決手段】 複数のサンプルを有するラック1をサン
プル分注位置Pvまで搬送する搬送レーン10,20を備えた
サンプルラックの搬送装置108において、ラック1に係
合してサンプル分注位置Pvにてラック1の前後の動き
を規制する送りストッパ30と、レーンの側壁13,23に向
かって移動可能な押圧プレート41,51とからなる可動式
ストッパ40,50とを設けてラック1を位置決めすると共
に、分注位置Pvにラック歩進検知センサS1(a)および
ラック追越し検知センサS1(b)からなるラック位置検知
センサS1を配し、これらセンサS1(a),S1(b)からの
ON/OFF信号の組合せにより、レーン10,20上のラ
ック1の停止位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサンプルを
有するラックをサンプル分注位置まで搬送する搬送レー
ンを備えたサンプルラックの搬送装置およびその装置に
使用するサンプルラックの位置検出手段に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】血液や細菌または化学物質などを例えば
チューブなどの容器に予め分配し、サンプルとして収納
可能なサンプルラックは既知であり、1つのサンプルラ
ック上に複数のサンプルを配置してこのラックからサン
プルを直接分注する自動分析装置も既知である。このた
め、従来から、複数のサンプルを有するラックをサンプ
ル分注位置まで搬送するサンプルラックの搬送装置とし
て様々なものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使い捨
て可能なディスポータブルノズルチップ等を用いて微量
な液体を吸入および排出する分注系など、サンプル吸引
時の圧力差が分注精度に影響を与える系においては、サ
ンプルノズルの吸引位置が好適なサンプル分注位置に対
してばらついてしまうと、分注精度に僅かながらも影響
を与えることが分かっており、特に、サンプルの微量分
注を達成しようとした場合には、位置ズレの影響が非常
に大きなものとなる。
【0004】ところが、こうした分析装置などに採用さ
れている従来の搬送装置にあっては、サンプルラックに
配したサンプルから直接分注使用とする場合、搬送レー
ン上のサンプルラックをサンプル分注位置に正確に位置
決めしないと、サンプルラックのずれによってノズルの
吸引位置が好適なサンプル分注位置に対してずれてしま
うため、サンプルノズルの吸引位置がサンプル分注位置
に対して一定しないという不都合があった。
【0005】本願請求項1〜3に記載の発明の解決すべ
き課題は、上述した問題点を解消するためになされたも
のであって、複数のサンプルを有するラックを常に正確
にサンプル分注位置に位置決めすることにより、サンプ
ルの分注精度をさらに精密なものとするためのサンプル
ラックの搬送装置を提供することにあり、また本願請求
項4および5に記載の発明の解決すべき課題は、この正
確な位置決めを保障するサンプルラックの搬送装置に使
用するサンプルラックの位置検出手段を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、第1発明に係
る、サンプルラックの搬送装置は、複数のサンプルを有
するラックをサンプル分注位置まで搬送する搬送レーン
を備えたサンプルラックの搬送装置において、前記搬送
レーンに、前記サンプル分注位置にて、前記サンプルラ
ックにおいてその進行方向に対して垂直な方向の動きを
規制する位置決め手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0007】第2発明に係る、サンプルラックの搬送装
置は、上記第1発明において、前記位置決め手段は、前
記搬送レーン上で、前記サンプルラックに係合して該サ
ンプルラックの進行方向の動きを規制する送りストッパ
と、前記サンプルラックの左側面および右側面の少なく
とも一方から押圧して該サンプルラックを挟み込む可動
式ストッパとからなるものであることを特徴とするもの
である。
【0008】第3発明に係る、サンプルラックの搬送装
置は、上記第2発明において、前記送りストッパは、前
記サンプルラックのサンプル位置がサンプル分注位置に
一致するまで前記サンプルラックと一体にピッチ送りさ
れるものであることを特徴とするものである。
【0009】第4発明に係る、サンプルラックの搬送装
置に使用するサンプルラックの位置検出手段は、複数の
サンプルを有するラックをサンプル分注位置まで搬送す
る搬送レーンを備えたサンプルラックの搬送装置におい
て、前記サンプルラックの有無を検知する複数の位置検
知センサを搬送レーン上の2箇所に隣接して配し、前記
サンプルラックの通過に応じて発せられたこれら位置検
知センサからのON/OFF信号の組合せにより、搬送
レーン上のサンプルラックの停止位置を検出することを
特徴とするものである。
【0010】第5発明に係る、サンプルラックの位置検
出手段は、上記第4発明において、前記位置検出手段
は、サンプル分注位置またはその直前のサンプル分注準
備位置を検出するものであることを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明に係
る、サンプルラックの搬送装置を採用した主に免疫分析
に用いられる自動分析装置100の全体構成を示す上面
図である。また図2(a)〜(c)はそれぞれ、本実施
形態に使用されるサンプルラック1を前方から示す正面
図、そのラックを側面から示す側面図およびその上方か
ら示す上面図である。
【0012】図1において符号101は免疫反応テーブ
ル、符号102は検出反応テーブル、符号103は攪拌
機構を備える洗浄部分、符号104は基質液を格納する
格納部、符号105,106はそれぞれ試薬格納部、符
号107はサンプルラック1を収納するラック収納部
(サンプラー部)、符号108はラック収納部107に
収納されたサンプルラック1を順次にサンプルノズルに
よりサンプルを分注する位置(以下、サンプル分注位置
という)まで搬送する本発明に係るサンプルラックの搬
送装置である。
【0013】サンプルラック搬送装置108は、通常の
分析試験に用いられる通常搬送レーン10と、緊急に分
析試験を行うために用いられる緊急搬送レーン20とか
らなり、その突き当たり位置には、使用済みラックを一
時的に待機させる使用済みラック待機部109が設けら
れている。使用済みラック待機部109は、使用済みラ
ック1を2つの搬送レーン10,20と逆向きに搬送す
るラック搬出レーン70を介してラック収納部107に
隣接する使用済みラック収納部110に返送される。
【0014】また符号111はサンプルラック搬送装置
108により供給されたラック1から検液を採取し、必
要な反応容器(キュベット)に分注するためのサンプル
分注移送部分(分注ノズル)である。符号112は試薬
格納部105,106に配置された試薬ボトルから試薬
を採取する試薬分注移送部分(試薬分注ノズル)、11
3,114はそれぞれ反応容器を各テーブルに適宜移送
するための移送部分である。符号115はピペットチッ
プ供給ユニットであり、符号115aはピペットチップ
供給位置を示す。また符号116は反応容器(キュベッ
ト)供給ユニットであり、符号116aは反応容器供給
位置を示す。
【0015】サンプルラック1は、図2に示す如く、そ
の上面にサンプル容器(チューブ)Cを収納する収納穴
1hをラック1の前後方向に5箇所備えるものであり、
サンプルラック1とチューブCとの関係を明らかにする
ため、サンプルラック1の最前列に配した収納穴1hの
みにチューブCを収納した状態を示してある。
【0016】図3,4はそれぞれ、本発明の一実施形態
であるサンプルラック搬送装置108を示す上面図およ
び側面図である。
【0017】サンプルラックの搬送装置108は、図3
に示す如く、サンプルラック1の送り方向(矢印d)が
同一方向になるように2つの搬送レーン10,20を並
列配置したものである。なお、以下の説明では、サンプ
ルラック1の送り方向dに沿った方向を進行方向(以
下、単に前後方向という)と規定し、また、送り方向d
と直交する方向Wを進行方向に対して垂直な方向(以
下、単に左右方向という)と規定する。
【0018】まず搬送レーン10(20)は、自動分析
装置に内蔵された図示せぬコントローラCPUによって
モータ駆動制御される搬送ベルト11(21)を有し、
その左右方向の端部に形成された側壁12,13(2
2,23)をガイドにしてサンプルラックを搬送するも
のであり、側壁12,13(22,23)は、サンプル
ラック1がスムーズに移動できるよう、サンプルラック
1の左右幅(ラック成形上の公差を含む)を十分に考慮
して、サンプルラック1の左右幅W1(図2参照)より
も大きな間隔W10(W20)に配置されている。なお、本
実施形態の搬送ベルト11,21は2つの搬送レーン1
0,20に共通な一体ものとしても、個々の搬送レーン
10(20)に対応して独立駆動してもよい。
【0019】搬送レーン10(20)における搬送ベル
ト11(21)の下方には、図4に示す如く、上記コン
トローラCPUによって、サンプルラック1における前
後の動きを規制することができる送りストッパ30が設
けられている。ストッパ30は、搬送ベルト11(2
1)上に出し入れ可能な爪部31と、この爪部31を搬
送ベルト11(21)の送り方向dに沿ってピッチ送り
可能な駆動部32とを有する。
【0020】駆動部32は、搬送ベルト11(21)に
沿って延在するガイド32Gと共にタイミングベルト3
2Bに一体に固定するものであり、このタイミングベル
ト32Bをステップモータ(図示せず)などで駆動制御
される回転プーリ32Pによって送り制御し、爪部31
をサンプルラック1の前端部に係合させることにより、
搬送ベルト11(21)によって送られてきたサンプル
ラック1を係止する。
【0021】また搬送レーン10(20)には、図3,
4に示す如く、上記コントローラCPUによって、サン
プルノズルt(図5参照)によりサンプルを分注する位
置(以下、サンプル分注位置という)Pvにサンプルラ
ック1における左右の動きを規制する可動式ストッパ4
0,50が設けられている。
【0022】可動式ストッパ40(50)は、搬送レー
ン10(20)に設けた2つの側壁12,13(22,
23)のうちの一方の側壁13(23)と、この側壁1
3(23)に向かって移動可能な平板状の押圧部材(以
下、押圧プレートという)41(51)とからなり、こ
の押圧プレート41(51)が、図3の破線に示す如
く、サンプルラック1の左側面(右側面)からサンプル
ラック1を側壁13(23)に押圧して、サンプルラッ
ク1を押圧プレート41(51)および側壁13(2
3)間に挟み込むものである。
【0023】図5(a)〜(f)は、送りストッパ30
および可動式ストッパ40,50の作用を、搬送レーン
10を用いて説明するための模式図である。ここで、図
5(a)〜(f)を参照して送りストッパ30および可
動式ストッパ40の作用を説明する。
【0024】まずサンプルラック1は、図5(a)に示
す如く、搬送ベルト11によってサンプル分注位置Pv
に搬送されたのち、図5(b)に示す如く、送りストッ
パ30(爪部31)によってサンプル分注位置Pvにて
停止する。次に、このサンプル分注位置Pvにて、押圧
プレート41が、図5(c)に示す如く、サンプルラッ
ク1の左側面からサンプルラック1を側壁13に押圧し
て、サンプルラック1を押圧プレート41および側壁1
3間に挟み込む。これにより、サンプルラック1は、サ
ンプル分注位置Pvにて、その前後および左右の動きが
規制された位置決め状態となる。
【0025】このとき、可動式ストッパ40による挟み
込みは、サンプルラック1に配した個々のサンプルが存
在する位置(以下、サンプル位置という)X(=X1)
が図5(c)に示す如くサンプル分注位置Pvと一致す
るのに同期して行われ、図5(d)に示す如く、搬送レ
ーン10に位置決めされたサンプルラック1からサンプ
ルノズルtによる分注を行う。
【0026】分注が終了すると、図5(e)に示す如
く、サンプルノズルtをサンプルから引き上げた後、押
圧プレート41をサンプルラック1の左側面から外し
て、サンプルラック1を押圧プレート41および側壁1
3間での挟み込みから解放する。
【0027】そして、図5(f)に示す如く、搬送ベル
ト11と送りストッパ30(爪部31)とによって、サ
ンプルラック1を次のサンプル位置X(=X2)がサン
プル分注位置Pvと一致するまでピッチ送りした後、図
5(a)から動作を繰り返して、サンプルラック1に配
した個々のサンプルを分注する。なお、運搬レーン20
においても、送りストッパ30および可動式ストッパ5
0が同様に動作して分注を行う。
【0028】つまり本実施形態は、搬送レーン10,2
0にそれぞれ、サンプル分注位置Pvにて、複数のサン
プルを有するサンプルラック1における前後および左右
の動きを規制する送りストッパ30および可動式ストッ
パ40,50からなる位置決め手段を設けたことによ
り、例えば、搬送レーン10の側壁12,13(22,
23)とサンプルラック1との寸法誤差に起因してガタ
が生じても、サンプルラックのサンプル位置Xを常に正
確にサンプル分注位置Pvに位置決めできる。このた
め、サンプルノズルtは、サンプルラック1の個々のサ
ンプルを常に好適な位置から分注することができる。
【0029】従って本実施形態によれば、分注毎にサン
プルノズルtとサンプルとの位置関係の違いにより分注
精度に与える影響を取り除くことができるから、従来の
サンプルラック搬送装置に比べて、サンプルの分注精度
をさらに精密なものとすることができる。またサンプル
分注位置に精密に停止することができるため、近年求め
られているサンプル容器の小型化傾向にも対応可能とな
るという利点が得られる。
【0030】また上記実施形態において、可動式ストッ
パ40,50による挟み込みは、サンプル位置Xがサン
プル分注位置Pvと一致するのに同期して行われる。こ
の場合、サンプルラック1をそのままサンプル分注位置
Pvまで移動させることができるから、サンプルノズル
tをサンプルラック1のサンプル位置Xに移動させてサ
ンプル分注位置Pvに一致させる必要がない。従って本
実施形態によれば、サンプルノズルtの位置が固定され
た既存の自動分析装置に流用できるため、汎用性に優れ
るという利点が得られる。
【0031】また上記実施形態の場合、サンプルラック
1における左右の動きを1つの押圧プレート41(5
1)だけで規制できるため、構造の簡素化による低コス
ト化が図れ、しかも、可動式ストッパ40,50の制御
も容易になるという利点が得られる。なお、押圧プレー
ト41(51)の内側部分(サンプルラック1との接触
面)にゴム等の弾性部材を取り付けてもよい。この場
合、前記弾性部材によってサンプルラック1を挟み込む
際の衝撃を緩和させることができる。
【0032】さらに送りストッパ30は、サンプルラッ
ク1のサンプル位置Xがサンプル分注位置Pvに一致す
るまでサンプルラック1と一体にピッチ送りされるもの
であるから、サンプルラック1ごとサンプル分注位置P
vまで移動させる際に、その移動量がサンプルラック1
のサンプル位置間隔のように微少である場合でも確実に
サンプルラック1の位置決めを達成することができる。
【0033】なお、可動式ストッパ40(50)は、搬
送レーン10(20)に設けた他方の側壁12(22)
と、この側壁12(22)に向かって移動可能な押圧プ
レートとからなるものであっても勿論よい。また可動式
ストッパ40(50)は、側壁13(23)の代わり
に、押圧プレート41(51)に向かって移動可能な押
圧プレートを採用して押圧プレート41(51)と共に
サンプルラック1の左側面および右側面の両方からサン
プルラック1を挟み込んでもよい。
【0034】ところで本実施形態において、可動式スト
ッパ40,50は、後述するストッパ同期機構60によ
って互いに協働するものである。図6,7はそれぞれ、
ストッパ同期装置60に取り付けられた押圧プレート4
1,51の上面図およびその縦断面図であり、また図8
(a),(b)はそれぞれ、ストッパ同期装置60の動
作を説明するために同装置を上方から示したシステム図
である。
【0035】ストッパ同期装置60は、図6および図7
に示す如く、2つの押圧プレート41,51をベース6
1上にて支持し、ベース61の下部に取り付けた1つの
モータ62と一体に回転するディスク63によって、2
つの押圧プレート41,51をそれぞれ搬送レーン1
0,20の左右方向に同期移動させるものである。
【0036】モータ62は、図7に示す如く、例えば入
力パルスに応じて回転数を制御可能なステッピングモー
タである。モータ62の回転軸62sには、回転ディス
ク63が取り付けられており、この回転ディスク63上
には、モータ回転軸62sを介して対称な位置に2つの
作用ヘッド64,65が取り付けられている。これによ
り、2つの作用ヘッド64,65は、回転ディスク63
と共にモータ回転軸62s周りをモータ回転軸62sと
一体に回転する。なお、符号66は、回転ディスク63
を固定するブレーキ装置であり、このブレーキ装置66
によって、回転ディスク63をベース61に固定するこ
とによって作用ヘッド64,65の位置決めを行う。
【0037】押圧プレート41,51はそれぞれ、図7
に示す如く、搬送レーン10,20の側壁13,23に
指向する中間部材42,52を有し、これら中間部材4
2,52の先端付近にはそれぞれ、上述の作用ヘッド6
4,65と接触する作用プレート43,53が設けられ
ている。また押圧プレート41,51はそれぞれ、図8
に示す如く、ばね等の弾性部材E1,E2を介してベース
61に取り付けられ、搬送レーン10,20の側壁1
3,23に向かう付勢力f1,f2を常時受けている。
【0038】ここで、図8を参照してストッパ同期機構
60の作用を説明する。なお、図8では、説明を容易に
するため、押圧プレート41,51が等しい長さで整列
しているが、図6に示す如く、押圧プレート41,51
をずらす場合は、作用プレート43(53)を中間部材
42(52)から押圧プレート41(51)の長手方向
にずらして取り付ければよい。
【0039】サンプルラック1を搬送するなどの通常時
においては、作用ヘッド64,65の位置が図8(a)
に示す如くの位置になるようにモータ62を介して回転
ディスク63を制御する。このとき、作用ヘッド64,
65はそれぞれ、作用プレート43,53を介して押圧
プレート41,51を弾性部材E1,E2の付勢力f1,
f2に抗して搬送レーン10,20の側壁13,23か
ら遠くなる向きに押し開く。これにより、2つの可動式
ストッパ40,50は、互いに協働してサンプルラック
1の挟み込みを解除して、サンプルラック1の搬送を可
能にする。
【0040】次にサンプルラック1における左右の動き
を規制する時には、作用ヘッド64,65の位置が図8
(b)に示す如くの位置になるようにモータ62を介し
て回転ディスク63を制御する。このとき、作用ヘッド
64,65はそれぞれ、作用プレート43,53への押
圧を解放するため、押圧プレート41,51を弾性部材
E1,E2の付勢力f1,f2によって搬送レーン10,2
0の側壁13,23の向きに引き戻す。これにより、2
つの可動式ストッパ40,50は、互いに協働してサン
プルラック1の左側面または右側面からサンプルラック
1を側壁13,14に押圧して、サンプルラック1を押
圧プレート41(51)および側壁13(14)間に挟
み込んで、サンプルラック1における左右の動きを規制
できる。
【0041】つまり、2つの搬送レーン10,20を並
列配置し、これら搬送レーン10,20のそれぞれに配
した可動式ストッパ30,40をストッパ同期機構60
等によって互いに協働させた場合、2つの可動式ストッ
パ30,40の構成要素およびその制御部分を共通化で
きるため、搬送装置の小型化が図れると共に可動式スト
ッパ30,40の同期制御が容易になるという利点が得
られる。
【0042】特に本実施形態では、ベース61上に弾支
された押圧プレート41,51を1つのモータ62に取
り付けた回転ディスク63によって機械的に協働させる
ようにしたから、2つの可動式ストッパ40,50を簡
単な構造で同期制御することができ、しかも、その制御
も1つのモータ62の回転を制御すればよいから、2つ
の可動式ストッパ40,50を個々に制御して協働させ
る必要がない分、可動式ストッパ30,40の同期制御
もさらに容易である。
【0043】なお、本実施形態では、押圧プレート4
1,51はそれぞれ、図8に示す如く、搬送レーン1
0,20の側壁13,23に指向する突起部44,54
を有し、これらの突起部44,54がそれぞれ、ベース
61に設けた接触面61sに接触することにより、押圧
プレート41,51における左右の動きを一定の範囲に
規制している。
【0044】この場合、押圧プレート41,51がサン
プルラック1を押圧プレート41(51)および側壁1
3(14)間に挟み込んだ状態で停止することがないた
め、搬送レール10(20)上でのサンプルラック1の
詰まりを防止することができる。
【0045】ところで、本実施形態の搬送装置108
は、搬送されたサンプルラック1を送りストッパ30に
よってサンプル分注準備位置Poで一時的に停止させた
のち、送りストッパ30をピッチ送りすると共に搬送ベ
ルト11(21)を間欠駆動することによって、サンプ
ルラック1に配した個々のサンプル位置Xをサンプル分
注位置Pvに一致させて分注を行うものである。
【0046】このため、搬送レーン10または搬送レー
ン20上の少なくともいずれか一方には、サンプルラッ
ク1の位置検出手段として、図3および図4に示す如
く、サンプルラック1の停止位置を検出するラック位置
検知センサS1,S2がそれぞれ、サンプル分注位置Pv
とサンプル分注準備位置Poとの2か所に設けられてい
る。
【0047】このうち、サンプル分注位置Pvに配した
位置検知センサS1は、搬送レーン10(20)に沿っ
て隣接したラック歩進検知センサS1(a)とラック追越し
検知センサS1(b)との2つのセンサからなり、これらセ
ンサS1(a)およびセンサS1(b)は、サンプルラック1の
通過をサンプルラック1の有無でコントローラCPUに
出力されるON/OFF信号で検知するものである。サ
ンプル分注準備位置Poに配した位置検知センサS2も同
様に、サンプルラック1の位置をサンプルラック1の有
無でコントローラCPUに出力されるON/OFF信号
で検知するものである。
【0048】ここで、ラック位置検知センサS1,S2の
作用をサンプルラック1の搬送方法と共に説明する。な
お、以下の説明において、ラック歩進検知センサS1(a)
は、サンプルラック1が通過しない状態ではOFF状態
であるとし、ラック追越し検知センサS1(b)は、サンプ
ルラック1が通過しない状態ではON状態であるとす
る。また位置検知センサS2は、サンプルラック1が通
過しない状態ではOFF状態であるとする。
【0049】サンプラー部107のサンプルラック1
は、図示せぬモータによって駆動制御された搬送ベルト
11(21)により搬送され、送りストッパ30によっ
て、サンプル分注準備位置Poにて停止する。このと
き、位置検知センサS2がOFFからONに切り換わる
ため、サンプルラック1がサンプル分注準備位置Poに
停止したことが確認できる。これにより、モータによる
搬送ベルト11(21)の駆動を停止する。
【0050】次に送りストッパ30をサンプル分注位置
Pvに向かってピッチ送りすると共に搬送ベルト11
(21)を間欠駆動し、ラック歩進検知センサS1(a)
ON、ラック追越し検知センサS1(b)がOFFされたこ
とを確認すると、サンプルラック1がサンプル分注位置
Pvに到達したとして送りストッパ30と搬送ベルト1
1(21)とによるサンプルラック1のピッチ送りを完
了する。このとき、サンプル分注位置Pvに到達したサ
ンプルラック1は、個々のサンプルの分注が終了して搬
出動作が開始されるまで、送りストッパ30および可動
式ストッパ40(50)に位置決めされた状態でサンプ
ル分注位置Pvに待機する。
【0051】分注終了後は、送りストッパ30を収納し
てサンプル分注準備位置Poまで戻すと共に、図1に示
す如く、使用済みラック1を搬送ベルト11(21)に
よって使用済みラック待機部109まで搬送する。使用
済みラック待機部109に搬送された使用済みラック1
は、ラック搬出レーン70を経て使用済みラック収納部
110に戻される。
【0052】本実施形態の如く、位置検知センサS1を
ラック歩進検知センサS1(a)とラック追越し検知センサ
S1(b)との2つのセンサで構成した場合、これらラック
歩進検知センサS1(a)およびラック追越し検知センサS
1(b)からのON/OFF信号の組合せにより、サンプル
ラック1の停止位置を簡単かつ確実に検出することがで
きるため、サンプルラック1をサンプル分注位置Pvに
対して高い精度で位置決めすることができる。なお、位
置検知センサS1は、2つの検知センサで構成されるも
のに限らず、2つ以上の検知センサからなるものであっ
てもよい。
【0053】またサンプル分注準備位置Poに配した位
置検知センサS2も同様に、搬送レーンに沿って隣接し
たラック歩進検知センサとラック追越し検知センサとの
2つのセンサで構成してもよい。この場合も、サンプル
ラック1の停止位置を確実に検出することができるた
め、サンプルラック1をサンプル分注準備位置Poに対
して高い精度で位置決めすることができる。なお、位置
検知センサS2も同様に、2つの検知センサで構成され
るものに限らず、2つ以上の検知センサからなるもので
あってもよい。
【0054】上述したところは、本発明の好適な実施形
態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲にお
いて、様々な変更を加えることができる。例えば、サン
プルラック1は図2の形態に限定されるものではなく、
サンプルラック1に配置されるチューブCも、図2の形
態に限定されるものではない。
【0055】さらに搬送レーンに対しても、2つに限る
ことなく、単体の搬送レーンを備える搬送装置や3つ以
上の搬送レーンを備える搬送装置であってもよく、ラッ
ク1の搬送手段にいたっては、搬送ベルトに限らず、搬
送ローラなどであってもよい。
【0056】加えてコントローラCPUは、使用者が入
力した分注条件に応じて送りストッパ30および可動ス
トッパ40,50の動作速度やタイミングなどを指令し
たり、3つの位置センサS1(a),S1(b),S2のON/
OFF信号から停止位置を検知できるものであれば、デ
スクトップ型パソコンあるいはノート型パソコンなどを
外付けして使用してもよい。
【0057】また本発明である搬送装置および位置検出
手段は、例えば、化学物質のガン原性(変異原性)を評
価する安全性試験の1つで細菌を用いる変異原性試験
(エームス試験)や、無菌的な操作を必要とする生物試
験、さらには化学分析を行う検体の前処理に好適に利用
され、少なくとも被検サンプルと微生物含有液体とを分
注する自動分析装置に採用してもよく、特に、定量性が
求められる微量分析やDNA等の遺伝子診断関連におい
ては効果的な分注が期待できる。また採用する装置も、
自動分析装置に限らず、分析を行わない液体試料の分注
装置であってもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明のサンプルラックの搬送装置は、
搬送レーンにそれぞれ、サンプル分注位置にて、複数の
サンプルを有するラックにおいてその進行方向に対して
垂直な方向の動きを規制する送りストッパおよび可動式
ストッパからなる位置決め手段を設けたことにより、サ
ンプルラックのサンプル位置を常に正確にサンプル分注
位置に位置決めできる。このため、サンプルノズルは、
サンプルラックの個々のサンプルを常に一定の位置から
分注することができる。
【0059】従って本発明装置によれば、分注毎にサン
プルノズルとサンプルとの位置関係の違いにより分注精
度に与える影響を取り除くことができるから、サンプル
の分注精度をさらに精密なものとすることができる。
【0060】また本発明であるサンプルラックの搬送装
置に使用するサンプルラックの位置検出手段は、前記ラ
ックの有無を検知する2つの位置検知センサを搬送レー
ン上の2箇所に隣接して配し、ラックの通過に応じて発
せられたこれら位置検知センサからのON/OFF信号
の組合せにより、搬送レーン上のラックの停止位置を検
出するから、ラックの停止位置を簡単かつ確実に検出す
ることができるため、ラックをサンプル分注位置に対し
て高い精度で位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、サンプルラックの搬送装置を採
用した主に免疫分析に用いられる自動分析装置の全体構
成を示す上面図である。
【図2】(a)〜(c)はそれぞれ、本実施形態に使用
されるサンプルラック1を前方から示す正面図、そのラ
ックを側面から示す側面図およびその上方から示す上面
図である。
【図3】本発明の一実施形態であるサンプルラック搬送
装置を示す上面図である。
【図4】同実施形態のサンプルラック搬送装置を示す上
面図側面図である。
【図5】(a)〜(f)は、送りストッパおよび可動式
ストッパの作用を説明するための模式図である。
【図6】ストッパ同期装置に取り付けられた押圧プレー
トの上面図である。
【図7】ストッパ同期装置に取り付けられた押圧プレー
トの縦断面図である。
【図8】(a),(b)はそれぞれ、ストッパ同期装置
の動作を説明するために同装置を上方から示したシステ
ム図である。
【符号の説明】
1 サンプルラック 10 通常搬送レーン 11 搬送ベルト 12,13 側壁 20 緊急搬送レーン 21 搬送ベルト 22,23 側壁 30 送りストッパ 31 爪部 32 駆動部 32B タイミングベルト 32G ガイド 32P 回転プーリ 40 可動式ストッパ 41 押圧プレート 42 中間部材 43 作用プレート 44 突起部 50 可動式ストッパ 51 押圧プレート 52 中間部材 53 作用プレート 54 突起部 60 ストッパ同期機構 61 ベース 62 モータ 62s モータ回転軸 63 回転ディスク 64,65 作用ヘッド C チューブ E1,E2 弾性部材 S1 ラック位置検知センサ S1(a) ラック歩進検知センサ S1(b) ラック追越し検知センサ S2 ラック位置検知センサ t サンプルノズル CPU コントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサンプルを有するラックをサンプ
    ル分注位置まで搬送する搬送レーンを備えたサンプルラ
    ックの搬送装置において、 前記搬送レーンに、前記サンプル分注位置にて、前記サ
    ンプルラックにおいてその進行方向に対して垂直な方向
    の動きを規制する位置決め手段を設けたことを特徴とす
    るサンプルラックの搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記搬送レーン上
    で、前記サンプルラックに係合して該サンプルラックの
    進行方向の動きを規制する送りストッパと、前記サンプ
    ルラックの左側面および右側面の少なくとも一方から押
    圧して該サンプルラックを挟み込む可動式ストッパとか
    らなるものである請求項1に記載のサンプルラックの搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記送りストッパは、前記サンプルラッ
    クのサンプル位置がサンプル分注位置に一致するまで前
    記サンプルラックと一体にピッチ送りされるものである
    請求項1または2に記載のサンプルラックの搬送装置。
  4. 【請求項4】 複数のサンプルを有するラックをサンプ
    ル分注位置まで搬送する搬送レーンを備えたサンプルラ
    ックの搬送装置において、 前記サンプルラックの有無を検知する複数の位置検知セ
    ンサを搬送レーン上の2箇所に隣接して配し、前記サン
    プルラックの通過に応じて発せられたこれら位置検知セ
    ンサからのON/OFF信号の組合せにより、搬送レー
    ン上のサンプルラックの停止位置を検出することを特徴
    とする、サンプルラックの搬送装置に使用するサンプル
    ラックの位置検出手段。
  5. 【請求項5】 前記位置検出手段は、サンプル分注位置
    またはその直前のサンプル分注準備位置を検出するもの
    である請求項4に記載のサンプルラックの位置検出手
    段。
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