JP2003083404A - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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JP2003083404A
JP2003083404A JP2001274464A JP2001274464A JP2003083404A JP 2003083404 A JP2003083404 A JP 2003083404A JP 2001274464 A JP2001274464 A JP 2001274464A JP 2001274464 A JP2001274464 A JP 2001274464A JP 2003083404 A JP2003083404 A JP 2003083404A
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JP
Japan
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swing arm
plate
support shaft
presser plate
holding plate
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JP2001274464A
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English (en)
Inventor
Kanji Kawasaki
官治 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • F16H7/12Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
    • F16H7/1209Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means
    • F16H7/1218Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means of the dry friction type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦板と押え板との間に発生するスティック
スリップに起因した押え板の振動を減衰させて異音を抑
制することができるオートテンショナを提供する。 【解決手段】 固定ケース1の支軸部1a先端に固定さ
れた押え板6と、支軸部1aに揺動自在に支承された揺
動アーム2の基端のボス部2aと間に、摩擦板7を介装
して、揺動アーム2の揺動を減衰させるようにしたオー
トテンショナにおいて、押え板6の外周縁に樹脂リング
を圧入した構成とする。押え板6の外周縁は振幅が最も
大きいので、この外周縁に樹脂リングを圧嵌めすると、
押え板6の振動を効果的に減衰して異音を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト駆動機構に
おけるベルトの張力を自動的に適度に維持するオートテ
ンショナに関する。 【0002】 【従来の技術】周知のように、自動車のエアコンディシ
ョナ用コンプレッサにエンジンの動力を伝達して駆動す
るベルト駆動機構等においては、自動的にベルトの張力
を適度に維持するオートテンショナが組み込まれてい
る。 【0003】図4はそのようなオートテンショナの従来
例を示す断面図であって、図示のように、支軸部1aを
有する固定ケース1と、基端のボス部2aが固定ケース
1の支軸部1aに外嵌されて揺動自在に支持された揺動
アーム2と、揺動アーム2の先端部2dに玉軸受4を介
して回転自在に装着されたテンションプーリ3と、固定
ケース1の支軸部1aの先端に固定された押え板6と揺
動アーム2のボス部2aとの間に介装されて揺動アーム
2の揺動を減衰させる摩擦板7と、揺動アーム2を一揺
動方向に付勢すると共にボス部2aを摩擦板7に押付け
る捩りコイルバネ5などの主要部品によって構成されて
いる。 【0004】かかるオートテンショナでは、捩りコイル
バネ5の捩り復元力によって揺動アーム2が一揺動方向
に付勢されているため、揺動アーム2先端のテンション
プーリ3に巻き掛けられたベルトBの張力変動に追随し
て揺動アーム2が揺動し、ベルトBの張力がほぼ一定に
保たれる。そして、捩りコイルバネ5の伸張復元力によ
ってボス部2aが摩擦板7に押付けられ、互いに圧接す
るボス部2aと摩擦板7と押え板6との摺動摩擦によっ
て揺動アーム2の揺動が減衰されるため、ベルトBの振
動等が防止される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
オートテンショナにおいては、揺動アーム2の揺動に伴
って摩擦板7が押え板6と摺動するとき、捩りコイルバ
ネ5の伸張復元力により摩擦板7に負荷されている荷
重、摩擦板7の摺動速度、摺動量などに起因して、摩擦
板7と押え板6との間で所謂スティックスリップが発生
し、押え板6が振動して異音が発生するという問題があ
った。 【0006】本発明は上記の問題に対処すべくなされた
もので、その目的とするところは、スティックスリップ
による押え板の振動を減衰させて異音を抑制することが
できるオートテンショナを提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るオートテンショナは、支軸部を有する
固定ケースと、基端のボス部が固定ケースの支軸部に外
嵌されて揺動自在に支持された揺動アームと、揺動アー
ムの先端部に回転自在に装着されたテンションプーリ
と、固定ケースの支軸部先端に固定された押え板と揺動
アームのボス部との間に介装されて揺動アームの揺動を
減衰させる摩擦板と、揺動アームを一揺動方向に付勢す
ると共にボス部を摩擦板に押付ける捩りコイルバネとを
備えたオートテンショナにおいて、上記の押え板の外周
縁に樹脂リングが圧入されていることを特徴とするもの
である。 【0008】スティックスリップに起因する押え板の振
動は、固定ケースの支軸部先端に固定された押え板の内
周縁では生じないが、押え板の内周縁から外周縁に近づ
くほど振幅が大きくなって振動が強くなる。従って、本
発明のオートテンショナのように、押え板の振幅が最も
大きい外周縁に樹脂リングが圧入されていると、スティ
ックスリップに起因する押え板の振動が該樹脂リングに
よって大幅に減衰されるため、異音が抑制されて実質的
に聞こえなくなる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。 【0010】図1は本発明の一実施形態に係るオートテ
ンショナの正面図、図2は図1におけるX−O−Y線に
沿った同オートテンショナの断面図、図3は同オートテ
ンショナに組み込まれる押え板と樹脂リングの分解斜視
図、図4は同樹脂リングを圧入した同押え板の断面図で
ある。 【0011】このオートテンショナは、固定ケース1、
揺動アーム2、テンションプーリ3、玉軸受4、捩りコ
イルバネ5、押え板6、摩擦板7、樹脂リング8、すべ
り軸受9などの主要部品で構成されている。 【0012】固定ケース1はアルミニウム合金等をダイ
カスト成形したもので、前方へ突き出す支軸部1aと、
ケース後端のバネ受部1bと、支軸部1aの後半部を取
り囲む外筒部1cと、ケース後端から側方へ伸びる取付
片1dとが一体形成されている。そして、支軸部1aの
中心線上と取付片1dの先端部には、それぞれボルト挿
通孔1e,1fが穿孔され、これらのボルト挿通孔1
e,1fから挿入されるボルト(不図示)によって、固
定ケース1がエンジンブロック等の対象物に取付固定さ
れるようになっている。 【0013】揺動アーム2もアルミニウム合金等をダイ
カスト成形したもので、この揺動アーム2の基端にはボ
ス部2aとバネ受部2bと外筒部2cが形成され、この
ボス部2aを固定ケース1の支軸部1aに外嵌すること
によって揺動アーム2が揺動自在に支持されている。そ
して、この揺動アーム2が滑らかに揺動できるように、
固定ケース1の支軸部1aと揺動アーム2の支軸部2a
との間に合成樹脂製のすべり軸受9が介装されている。 【0014】また、揺動アーム2の先端のプーリ支持部
2dには、テンションプーリ3が玉軸受4を介して回転
自在に装着され、ボルト10aとナット10bで脱落し
ないように取付けられている。このテンションプーリ3
は圧延鋼板等の金属板をプレス加工して製作されたもの
である。尚、2eは、テンションプーリ3にベルトBを
巻き掛けるときに、揺動アーム2を強制的に回動させる
治具を差し込む差込口である。 【0015】固定ケース1の支軸部1aの先端には押え
板6が固定され、この押え板6と揺動アーム2のボス部
2aとの間にはドーナツ板状の摩擦板7が介装されてい
る。この摩擦板7は、クラッチフェーシング材やブレー
キライニング材等で製作されたものである。 【0016】固定ケース1のバネ受部1bと揺動アーム
2のバネ受部2bとの間には、捩りコイルバネ5が軸線
方向に圧縮されて装着されており、この捩りコイルバネ
5の捩り復元力によって揺動アーム2が一揺動方向(図
1では半時計回り方向)に付勢されると共に、この捩り
コイルバネ5伸張復元力によって揺動アーム2のボス部
2aが摩擦板7に押付けられている。 【0017】上記の押え板6は、圧延鋼板等の金属板を
プレス加工して製作された略ドーナツ板状の押え板であ
り、図3に示すように、押え板6の内周縁に回り止め用
の凹凸6aを形成することによって、支軸部1aの先端
に回転不能に取付けられている。そして、この押え板6
には、摩擦板7の摩耗粉を集めて除去する複数の凹部6
bが周方向に間隔をあけて形成されている。 【0018】この押え板6の外周縁には、本発明の特徴
とする樹脂リング8が圧入されている。この樹脂リング
8は、摩擦板7と押え板6との間で発生するスティック
スリップに起因した押え板6の振動を減衰させるもの
で、 や 等の合成樹脂で成形されて
おり、図4に示すように鉤形(L形)の断面形状を有し
ている。そして、この樹脂リング8の内周面に締代が設
けられ、脱落しないように摩擦板7の外周縁に圧入され
ている。 【0019】上記のような構成のオートテンショナは、
従来例として示したオートテンショナと同様に、捩りコ
イルバネ5の捩り復元力によって揺動アーム2が一揺動
方向(図1では半時計回り方向)に付勢されているた
め、揺動アーム先端のテンションプーリ3に巻き掛けら
れたベルトBの張力変動に追随して揺動アーム2が揺動
し、ベルトBの張力を略一定に保つことができる。そし
て、捩りコイルバネ5の伸張復元力で圧接された摩擦板
7と押え板6の摺動摩擦によって揺動アーム2の揺動が
減衰されるため、ベルトBの振動等が防止される。 【0020】このように摩擦板7と押え板6が摺動摩擦
すると、両者間にスティックスリップが発生して押え板
6が振動することになるが、上述のオートテンショナで
は、押え板6の振幅が最も大きい外周縁に樹脂リング8
を圧入して取付けているため、押え板6の振動が樹脂リ
ング8によって大幅に減衰され、押え板6の振動による
異音が効果的に抑制される。従って、異音は実質的に聞
こえないほど小さくなる。 【0021】以上、一実施形態を挙げて本発明のオート
テンショナを説明したが、本発明はこの実施形態のみに
限定されるものではなく、例えば、テンションプーリを
固定ケースの支軸部の前方へ偏位させて揺動アームの先
端に回転自在に装着したオフセットタイプのオートテン
ショナ等にも適用し得ることは勿論である。 【0022】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のオートテンショナは、摩擦板と押え板との間に発生す
るスティックスリップに起因した押え板の振動を、押え
板の外周縁に圧嵌めした樹脂リングによって大幅に減衰
し、押え板の振動による異音を抑制して実質的に聞こえ
ないほど小さくできるといった顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係るオートテンショナの
正面図である。 【図2】図1におけるX−O−Y線に沿った同オートテ
ンショナの断面図である。 【図3】同オートテンショナに組み込まれる押え板と樹
脂リングの分解斜視図である。 【図4】同樹脂リングを圧嵌めした同押え板の断面図で
ある。 【図5】従来のオートテンショナの一例を示す断面図で
ある。 【符号の説明】 1 固定ケース 1a 支軸部 2 揺動アーム 2a ボス部 2d 揺動アームの先端部 3 テンションプーリ 4 玉軸受 5 捩りコイルバネ 6 押え板 7 摩擦板 8 樹脂リング 9 すべり軸受

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 支軸部を有する固定ケースと、基端のボ
    ス部が固定ケースの支軸部に外嵌されて揺動自在に支持
    された揺動アームと、揺動アームの先端部に回転自在に
    装着されたテンションプーリと、固定ケースの支軸部先
    端に固定された押え板と揺動アームのボス部との間に介
    装されて揺動アームの揺動を減衰させる摩擦板と、揺動
    アームを一揺動方向に付勢すると共にボス部を摩擦板に
    押付ける捩りコイルバネとを備えたオートテンショナに
    おいて、 上記の押え板の外周縁に樹脂リングが圧入されているこ
    とを特徴とするオートテンショナ。
JP2001274464A 2001-09-11 2001-09-11 オートテンショナ Pending JP2003083404A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005098272A1 (de) * 2004-03-27 2005-10-20 Schaeffler Kg Spannvorrichtung für einen zugmitteltrieb
CN108347117A (zh) * 2017-01-25 2018-07-31 珠海格力电器股份有限公司 一种电机压板以及空调器室内机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005098272A1 (de) * 2004-03-27 2005-10-20 Schaeffler Kg Spannvorrichtung für einen zugmitteltrieb
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