JP2003083317A - スプリングワッシャー付き角度座金 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、狭い場所や屈曲部等でボルト等に
ナットを、締め付け工具類で容易に操作できない個所が
ある場合に、これらの問題点を解決できるスプリングワ
ッシャー付き角度座金を提供する。 【解決手段】 本発明は、スプリングワッシャー（１）
に角度座金〔上部〕（２）と角度座金〔下部〕（３）を
接続し一体化したので、複数の角度のあるボルト等に、
スプリングワッシャー（１）の部分が適応して容易に締
め付け作業ができる。従って、上記個所に角度の付いた
ボルト等を使用し、スプリングワッシャー付き角度座金
を用いて、締め付けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、座金に任意の角度
を設けて、スプリングワッシャーで接続した、スプリン
グワッシャー付き角度座金に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来には、スプリングワッシャー付き等
の座金があります。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、狭い場所や
屈曲部等、でボルト等にナットを、締め付け工具類で、
容易に操作できない個所がある場合に、無理な状態で締
め付けることで、ネジ山等の破壊を招いていた、更に、
完全に締め付けられていない状態で、作業を完了せざる
を得なかった場合もある。従って、本発明は上記問題点
を解決することの出来る、スプリングワッシャー付き角
度座金を提供することを目的とする。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、スプリングワッシャー（１）に、角度座金〔上部〕
（２）と、角度座金〔下部〕（３）を接続して一体化す
ることで、狭い場所や屈曲部等に、複数の角度の付いた
ボルト等や、又は、曲げたボルト類を用いることで、図
１のスプリングワッシャー（１）が図２〜図３に示すよ
うに、角度座金（２）と（３）を装備したことにより、
複数のボルト類の形状に適応するので、ボルト等ナット
類を締め付ける作業が、容易にできることを特徴とす
る、スプリングワッシャー付き角度座金。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。 （イ） 使用するボルト等の複数の形状に適応するよ
うに、スプリングワッシャー（１）に任意の角度を付け
た、角度座金〔上部〕（２）と角度座金〔下部〕（３）
を設け接続して一体化した。 （ロ） 狭い場所や屈曲部等などで、締め付け工具類
を用いて、作業するのに困難な場合でも、角度の付いた
ボルト等を使用して、容易に施工性の粗悪化を克服でき
る。 （ハ） スプリングワッシャー（１）の（４）の部分
の伸縮幅を小さくし、（５）の部分の伸縮幅を大きくす
ることで、角度のあるボルト等を、ナットで締め付けた
後（４）の部分と（５）の部分の圧縮力で、締め付けバ
ランスを取るようにした、スプリングワッシャー付き角
度座金を提供する。 本発明は、以上のような構造で使用例としては、図２〜
図３に示すような複数の形状をした、任意の角度付きボ
ルト等に、自由自在に適応する特徴を備えている。更
に、施工上困難な狭い場所や屈曲部等や、又は、ボルト
等やナットを締め付け作業する上で、工具類を操作する
際に、問題点のある場所等でも極めて利便性に優れ、尚
且つ、施工性の粗悪化の低下防止や、作業能率の向上に
貢献できる。又、相乗効果としてボルト等とナットの緩
みも防止する。 【０００６】 【発明の効果】本発明は、建築物や機械その他の工作物
等に、ボルト等を用いる締め付け作業に適する。従っ
て、構造上や施工上の理由により、設計変更等を余儀な
くされていた接合部分の、問題点を容易に解決できるス
プリングワッシャー付き角度座金である。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の斜視図である。 【図２】本発明の複数のボルト等に適応した形状の第１
の側面図である。 【図３】本発明の複数のボルト等に適応した形状の第２
の側面図である。 【符号の説明】 １ スプリングワッシャー ２ 角度座金〔上部〕 ３ 角度座金〔下部〕 ４ 伸縮幅を小さくする側 ５ 伸縮幅を大きくする側 Ａ ボルト類 Ｂ 座金 Ｃ 締め付けられる部材 Ｄ ナット

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 ボルト類を狭い場所や屈曲部等で、ボル
   ト等にナットを締め付け工具類で、容易に操作ができな
   い個所に、角度を付けたボルト等で、簡単に締め付け作
   業を達成するために、スプリングワッシャー（１）に角
   度座金（２）と（３）を接続して、一体化したことを特
   徴とするスプリングワッシャー付き角度座金。