JP2003083166A - スターリングエンジンおよびスターリングエンジンの圧力差生成方法 - Google Patents

スターリングエンジンおよびスターリングエンジンの圧力差生成方法

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JP2003083166A
JP2003083166A JP2001273446A JP2001273446A JP2003083166A JP 2003083166 A JP2003083166 A JP 2003083166A JP 2001273446 A JP2001273446 A JP 2001273446A JP 2001273446 A JP2001273446 A JP 2001273446A JP 2003083166 A JP2003083166 A JP 2003083166A
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temperature side
stirling engine
side portion
housing
displacer
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Tadao Okazaki
忠雄 岡▲崎▼
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OHM Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーピストンを駆動するための機械的運動
効率が低かった。 【解決手段】 高温側部位と低温側部位とを形成したハ
ウジング14内で、当該ハウジング14に充填された気
体を上記高温側部位と低温側部位との間で移動せしめる
ディスプレーサ11を有するスターリングエンジンであ
って、ハウジング14には略円柱状の空間を形成すると
ともに、上記ディスプレーサ11は当該空間内で回転で
きる半月ロータ11bあるいは円板体11cで形成する
ことにより、同ディスプレーサ11が回転してハウジン
グ14内の気体を高温側部位と低温側部位にさらすこと
ができ、温度変化に伴う圧力変化を生じさせることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターリングエン
ジンおよびスターリングエンジンの圧力差生成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のスターリングエンジンでは、パワ
ーピストンをレシプロ駆動して構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスター
リングエンジンにおいては、パワーピストンを駆動する
ための機械的運動効率が低いという課題があった。この
ように機械的運動効率が低いと、運転を継続するのに高
い温度差が必要にならざるを得なかった。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、機械的効率を高めることが可能なスターリング
エンジンおよびスターリングエンジンの圧力差生成方法
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、高温側部位と低温側部位
とを形成したハウジング内で、当該ハウジングに充填さ
れた気体を上記高温側部位と低温側部位との間で移動せ
しめるディスプレーサを有するスターリングエンジンで
あって、上記ハウジングは、略円柱状の空間を有すると
ともに、上記ディスプレーサは、当該円柱状の空間内で
回転可能に支持されつつ回転時に当該空間内の気体を上
記高温側部位と低温側部位との間で交互に行き来させる
回転部材を有する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、略円柱状のハウジング内で、ディスプレ
ーサの回転部材が回転すると、円柱状とした空間内の気
体を高温側部位と低温側部位との間で交互に行き来さ
せ、これによってスターリングエンジンの駆動力となる
圧力変化を生成する。すなわち、ディスプレーサを回転
型とすることにより、レシプロ駆動の機械的運動効率の
低下を防止している。
【0007】回転型とすることによって高速な回転が可
能となり、それに伴う加熱と冷却を十分に行わせる必要
が生じる。その好適な一例として、請求項2にかかる発
明では、上記ディスプレーサは、一の回転軸に対して所
定の間隔を隔てて並列して配設された複数枚の回転部材
を有しており、上記ハウジングには、この複数枚の回転
部材をそれぞれ個別に収容可能な上記円柱状の空間を形
成してある。すなわち、円柱状のハウジングの空間と回
転部材を一組として複数組を配置することにより、高速
な回転でも十分に温度変化を行わせ、必要な圧力差を生
成するようにしている。
【0008】回転部材を回転させてハウジングの空間内
の気体を上記高温側部位と低温側部位との間で交互に行
き来させる手法は様々である。まず、請求項3にかかる
発明では、上記回転部材が所定の厚みを有する半月形状
として形成されており、半月形状とした回転部材におけ
る欠けた部分に気体が存在する。この回転部材は回転す
ると、欠けた部分の気体はこれに伴ってハウジング内で
回転移動し、ハウジングにおける高温側部位と低温側部
位との間で交互に行き来する。
【0009】また、請求項4にかかる発明では、上記回
転部材が空室を形成した所定の厚みの円板体として形成
され、この円板体がハウジング内で回転すると同空室の
移動とともに当該空室内の気体も概ね一体として移動
し、ハウジングにおける高温側部位と低温側部位との間
で交互に行き来する。このような空室の配置は各種の態
様で実現可能であり、その一例として、請求項5にかか
る発明では、上記空室を略等角度に均等離散配置して奇
数個備えており、均等離散配置しているので、回転板の
回転にムラが生じない。また、均等離散配置をした上で
奇数個であるのでハウジングを軸芯で分断した場合にそ
れぞれの側で空室の容積にアンバランスが生じる。そし
て、この容積のアンバランスによって圧力差を積極的に
生じさせることになる。
【0010】圧力差は高温側部位と低温側部位における
空室のアンバランスによって生じるから、アンバランス
が大きくなる態様を取ることが望ましく、その一例とし
て、請求項6にかかる発明では、上記空室が約60度の
角度範囲内となる扇形であって3個形成されている。ま
た、円板体と実質的に同様の作用をなすものの、各空室
における外周側の隔壁をなくしてもよい。すなわち、請
求項7にかかる発明では、上記回転部材が上記ハウジン
グを複数の空室に区画するように軸芯から放射方向に延
設した区画壁部材を有しており、区画壁部材とハウジン
グにおける内周側面とが空室を取り囲み、内部に充填さ
れた気体を移動させる。
【0011】ハウジングにおける高温側部位と低温側部
位の配置は各種の態様が可能であり、比較的簡易な構成
の一例として、請求項8にかかる発明では、軸芯を通過
する直径方向に円形を分断するように断熱層を形成して
あり、当該断熱層を挟んで高温側部位と低温側部位とを
形成している。この結果、円板体が一回転すると空室内
の気体は高温側部位と低温側部位をそれぞれ一度通過す
る。一方、構造を複雑化させるものの、請求項9にかか
る発明では、高温側部位と低温側部位を円周方向に沿っ
て互い違いに複数組形成しており、この結果、円板体が
一回転すると空室内の気体は高温側部位と低温側部位を
上記組数の回数だけ通過する。
【0012】高温側部位と低温側部とで熱交換を促進す
るため、請求項10にかかる発明では、上記高温側部位
と上記低温側部位にて上記空室内に突出する熱交換部材
を形成してあり、上記空室内の気体は当該熱交換部材と
の接触面積が増えるので熱交換が促進される。また、上
記円板体に溝を形成してあり、同熱交換部材と干渉しな
いようにしている。このような熱交換部材の一例とし
て、請求項11にかかる発明では、上記熱交換部材が回
転部材の軸芯を支点とする円弧状の軌跡範囲にて円弧状
に形成し、上記溝は、円環状に形成している。すなわ
ち、ハウジングからは回転部材に対して軸芯方向と平行
な方向に突出している。
【0013】この場合の具体的形態の一例として、請求
項12にかかる発明では、同熱交換部材が連続した板状
のフィンで形成され、空気抵抗を小さくしつつ熱交換を
促進する。また、請求項13かかる発明では、上記熱交
換部材と上記溝とが半径を異にして複数個形成されて、
熱交換部材の表面積が増大して熱交換が促進される。一
方、熱交換部材の他の一例として、請求項14にかかる
発明では、上記熱交換部材が、上記ハウジングの円柱内
周側面から軸芯方向に向けて突出して形成され、上記溝
は、上記回転部材における外周側面に形成されている。
すなわち、この構造ではハウジングにおける円柱内周側
面から軸芯方向に向けて突出した円板状となっている。
【0014】さらに、請求項15にかかる発明では、上
記回転部材の位相角が互いに反転する対をなすようにハ
ウジングが対構造で配設されつつ連通路で連通させてあ
り、位相角が反転しているので高圧時と低圧時とが相互
に反転する。そして、当該連通路に配置された圧力出力
部材は対構造で形成される相対圧力変化だけを出力する
ことになる。すなわち、各ハウジング内の基準の圧力に
かかわらず、位相を反転した対構造とすることで圧力変
化だけを取り出すことができる。
【0015】この圧力差はパワーピストンの駆動源とな
り、機構的に回転駆動力に変換しても良いが、他の利用
手法も可能であり、その一例として、請求項16にかか
る発明では、上記圧力出力部材が発電機構を有し、圧力
差を電力に変換して出力する。圧力差を電力に変換する
手法は様々な手法を採用可能であり、その一例として請
求項17にかかる発明では、ボイスコイルジェネレータ
で発電する。ボイスコイルジェネレータを利用するの
で、その共振周波数近辺の振動数にて機械的運動ロスを
最小限とできる。
【0016】むろん、圧力変化で機械的に回転駆動力を
得て、その回転駆動力で発電機を回転駆動する旧来の手
法も当然に利用可能である。上記ディスプレーサは、外
部から回転駆動力を供給する必要があるが、請求項18
にかかる発明では、上記ディスプレーサが電動モータで
回転駆動される。むろん、出力される圧力変化で得られ
るエネルギーを電力変換すれば電動モータを駆動するこ
とも可能である。例えば、上記発電機構で得られる電力
の一部を電動モータにフィードバックして機械的運動ロ
スを最低限としたシステムとすることもできる。
【0017】このように、ディスプレーサを回転駆動し
て気体に温度差を生じさせ、その圧力変化を利用する手
法は必ずしも実体のある装置に限られる必要はなく、そ
の方法としても機能することは容易に理解できる。すな
わち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法とし
ても有効であることに相違はない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、略円柱状
の空間内で回転部材を回転させることにより、回転時に
空間内の気体を高温側部位と低温側部位との間で交互に
行き来させるようにしたため、機械的運動ロスを極めて
低減させ、この結果、低温度差での効率的な稼働が可能
なスターリングエンジンを提供することができる。
【0019】また、請求項2にかかる発明によれば、複
数枚の回転部材とすることにより、一枚の回転部材と比
較して熱交換効率が促進され、生成する圧力差を大きく
でき、この結果、低温度差での効率的な稼働が可能とな
る。さらに、請求項3にかかる発明によれば、半月形状
の回転部材とすることにより、残りの部分の空間全体で
気体を移動させることができ、利用可能な容量を大きく
できる。これにより、出力される圧力差を大きくでき
る。
【0020】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
空室を形成した所定の厚みの円板体を利用するので、軸
芯周りのバランスを取ることができ、回転時の振動を低
減して高速回転が可能となる。さらに、請求項5にかか
る発明によれば、略等角度に奇数個の空間を均等離散配
置しているので、軸芯周りのバランスがとれ、さらにハ
ウジングを二分して高温側と低温側にしたときに容量差
を生じさせ、圧力差の有効利用が可能となる。
【0021】さらに、請求項6にかかる発明によれば、
約60度の角度範囲となる扇形を均等配置する場合に空
間の利用効率を高めることができる。さらに、請求項7
にかかる発明によれば、空室を囲む壁面の一部をハウジ
ングに担わせることにより、回転部材としては放射状に
伸びる区画壁部材だけとして構造を簡易にしつつ、軸芯
周りのバランスを取って回転時の振動を低減し、高速回
転が可能となる。さらに、請求項8にかかる発明によれ
ば、ハウジングに対して断熱層を挟んで高温側部位と低
温側部位とを形成しており、構成を簡易にすることがで
きる。
【0022】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
高温側部位と低温側部位を複数組形成しているので、一
回転中に温度変化を複数回発生させて圧力変化回数を増
やすことができ、また、気体の温度変化の相殺率を低減
させて効率を上げることが可能となる。さらに、請求項
10にかかる発明によれば、高温側部位と低温側部位に
円弧状の熱交換部材を配置し、熱交換効率を向上させる
ことができる。さらに、請求項11にかかる発明によれ
ば、円弧状の熱交換部材を軸芯方向に沿って突出し、熱
交換面積を増やすことができる。
【0023】さらに、請求項12にかかる発明によれ
ば、連続した板状のフィンで熱交換部材を形成し、空気
抵抗を低減させて熱交換効率を向上させることができ
る。さらに、請求項13にかかる発明によれば、熱交換
部材を複数個にして熱交換効率を向上させることができ
る。さらに、請求項14にかかる発明によれば、熱交換
部材がハウジングにおける円柱状の内周面から軸芯方向
に向けて突出し、熱交換面積を増やすことができる。
【0024】さらに、請求項15にかかる発明によれ
ば、位相角が反転しているハウジングを連結させること
により、相対圧力変化だけを出力することができる。こ
の場合、ハウジング内の圧力を上げておくことにより、
温度変化によって生じる圧力変化も大きくなり、高効率
の稼働を実現できる。さらに、請求項16にかかる発明
によれば、発電機構で電力を出力する。さらに、請求項
17にかかる発明によれば、ボイスコイルジェネレータ
で電力を発生し、機械的運動ロスを低減させることがで
きる。
【0025】さらに、請求項18にかかる発明によれ
ば、ディスプレーサを電動モータで回転駆動するので、
圧力差を機械的に供給するための機械的運動ロスを低減
させることができる。さらに、請求項19にかかる発明
によれば、同様の効果を奏するスターリングエンジンの
圧力差生成方法を提供できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の第一の実施形態
にかかるスターリングエンジンの要部構成を概略的に示
しており、図2は、その電気的構成を回路図により示し
ている。
【0027】図1において、ディスプレーサ本体部10
は、四つのロータリーディスプレーサ11を有してお
り、それぞれ二つずつのロータリーディスプレーサ1
1,11を同軸状に連結している。ロータリーディスプ
レーサ11を連結した軸12,12は互いに平行に軸支
され、その一端には同じ歯数の歯車13,13が固定さ
れている。両歯車13,13と噛合してこれらを同方向
に回転駆動可能なように、ディスプレーサ駆動モータ2
0と、その駆動軸21に固定された駆動歯車22が備え
られている。
【0028】ディスプレーサ本体部10は、四つのロー
タリーディスプレーサ11を収容するハウジング14を
備えている。ハウジング14は各ロータリーディスプレ
ーサ11ごとに形成され、二組のハウジング14の間に
は発電部として二つの共振型ボイスコイルジェネレータ
30が備えられている。図3は、ロータリーディスプレ
ーサ11を正面図により示しており、図4は、同ロータ
リーディスプレーサ11を図3のA−A矢視断面図によ
り示している。
【0029】ロータリーディスプレーサ11は、中央部
分に円柱状の回転コア11aを有しており、この回転コ
ア11aに形成した四つの溝11a1に対して半月状の
半月ロータ11bが固定されている。また、二つのロー
タリーディスプレーサ11は同軸状に連結されるととも
に上記半月ロータ11bと軸12との固定角度が所定位
置関係となるように、回転コア11aの軸穴11a2に
は角度固定用切り溝11a3も形成されている。
【0030】ハウジング14には、個々の上記半月ロー
タ11bが回転できるように短円柱状の空間が個別に形
成され、上部と下部はそれぞれ高温側と低温側とさせる
ための熱交換機が形成され、その中間部分は断熱層を形
成している。なお、ハウジング14に対する上記半月ロ
ータ11bの回転位置をディスプレーサ本体部10の位
相と呼ぶことにする。図5は対となるディスプレーサ本
体部10,10における位相の対応関係を示すものであ
り、駆動歯車22にてそれぞれの歯車13,13が回転
駆動され、軸12,12を介してハウジング14,14
に収容された半月ロータ11bが回転するときに、両デ
ィスプレーサ本体部10,10は180度位相が反転す
る関係となっている。
【0031】このように対となるディスプレーサ本体部
10,10は互いに反対の位相関係となり、対となるハ
ウジング14,14の間に配置されるボイスコイルジェ
ネレータ30にはそれぞれのハウジング14,14から
相反転する加圧状態と負圧状態とが供給されることにな
る。図6はボイスコイルジェネレータの概略構成を示し
ている。外形円形のカップ状をなすとともに内底面の中
央から円柱状に立設せしめた断面E型のヨーク31には
ドーナツ状の空隙31aが形成され、この空隙31aの
外周部には円環状に磁石32が配置されている。磁石3
2の極性は当該空隙31aを横切る方向に磁力線が向か
う方向としている。すなわち、ヨーク31内では中央の
凸部31bから周縁壁部31cに向かって磁力線が放射
状に横切ることになり、この空隙31a内にはコイル3
3aが収容されている。
【0032】コイル33aは空隙31aを周回するよう
に巻回されており、その内面側と外面側には円筒状の短
絡ヨーク33b1,33b2を配設してある。この短絡
ヨーク33b1,33b2はコイル33aを流れる電流
によって発生する磁力線をうち消す役目を果たし、発電
出力を高めるように作用する。コイル33aと短絡ヨー
ク33b1,33b2はともに剛性のある軽量な円形の
振動板33cに固定されており、同振動板33cは周縁
にてドーナツ状のダンパ33dを介してリング状の支持
枠33eにて弾性支持されている。
【0033】振動板33cとダンパ33dと支持枠33
eは気密的に連結され、結果として振動板33cの両面
に気密的に隔離された空間を形成する。それぞれの空間
には、対をなす上記ハウジング14,14が連結され、
上述したように対をなすディスプレーサ本体部10,1
0は位相が180度反転しているのでこの振動板33c
に対して両面から差圧を及ぼすことになる。ここで、ハ
ウジング14における高温側と低温側とで発生する気圧
差を大きなものとするために、本ディスプレーサ本体部
10には加圧気体を充填している。通常、加圧気体を充
填するとパワーピストンにおける外気との間のシール性
の確保が問題となるが、本実施例のように差圧を振動板
33cの両面に供給する構造ではパワーピストンの場合
のシール性は殆ど問題とならない。
【0034】ここで振動板33cはダンパ33dにて弾
性支持されているので固有の共振周波数が存在する。そ
して、この共振周波数は後述するように軸12,12の
回転数と一致するように設計してある。従って、同共振
周波数で軸12,12が回転するときに同振動板33c
は共振周波数で振動し、ダンパ33dにおける機械的駆
動ロスは最小限となる。ところで、本スターリングエン
ジンの電気的回路構成は図2に示すようになっている。
まず、振動板33cとともに振動して往復運動するコイ
ル33aは、磁力線の中で振動するので発電コイルとな
り、その交流出力は整流回路34aに入力されている。
この整流回路34aの出力は、一旦、出力整合回路34
bに入力され、当該出力整合回路34bの出力がボイス
コイルジェネレータ30の出力となる。ここで、出力整
合回路34bは発電出力の一部で上記ディスプレーサ駆
動モータ20を回転駆動するため、ダイオード34cを
介してモータ制御回路34dに給電しており、当該モー
タ制御回路34dが所定の回転数となるようにディスプ
レーサ駆動モータ20に給電している。
【0035】本スターリングエンジンが一旦回転運動を
開始すれば自らの発電出力でディスプレーサ駆動モータ
20を回転させて自律運転を継続するが、運転開始時に
は発電出力以外で同ディスプレーサ駆動モータ20を駆
動しなければならない。このため、起動時のための起動
電池34e1を有しており、起動押しボタン34e2を
押し下げるとダイオード34e3を介して上記モータ制
御回路34dへ起動電力を供給できるようになってい
る。また、継続運転をしているときに起動電池34e1
が消耗してしまわないように出力整合回路34bからダ
イオード34f1と抵抗34f2を介して充電電力を供
給できるようにもなっている。
【0036】このように、対をなすハウジング14,1
4に半月ロータ11b,11bを収容して軸12,12
にて互いに180度反転して回転できるようにしたディ
スプレーサ本体部10,10は、互いに加圧状態と負圧
状態を交互に発生してボイスコイルジェネレータ30に
おける振動板33cを両面から駆動し、かつ、当該反転
駆動は振動板33cの共振周波数と一致するようにして
いるため、振動板33cの機械的駆動ロスを最低限にし
て発電できる。また、その発電出力でディスプレーサ駆
動モータ20を回転駆動するようにしたため、ロータリ
ーディスプレーサ11を駆動する際の機構的リンクが途
切れているし、機械的駆動ロスの小さなディスプレーサ
駆動モータ20を使用して機械的駆動ロスを低減したた
め、結果として高効率となり、低温度差でも十分に実用
運転することが可能となった。
【0037】次に、本発明の第二の実施形態について図
7〜図9を参照して説明する。この実施形態において
は、ロータリーディスプレーサ11が、半月ロータ11
bの代わりとして、所定の厚みの円板体11cで形成さ
れている。この円板体11cには厚み方向に連通する三
つの空室11dを形成してあり、それぞれの空室11d
は略60度の範囲の扇形形状となっている。このように
円板体11cに対して略均等に同形状の空室11dを離
散配置することにより、円板体11cは軸芯周りの回転
時にバランスが取れる。これに対して、半月ロータ11
bは軸芯周りの回転時にバランスが取れていないので振
動を生じるが、円板体11cにおいては振動を生じるこ
となく高速回転が可能となる。
【0038】図8と図9はこの円板体11cをハウジン
グ14に収容した状況を示している。半月ロータ11b
を使用する場合には、図5に示すように一対のハウジン
グ14,14にて半月ロータ11bの位相角は反転して
いる。空室11dを有する円板体11cを収容する一対
のハウジング14,14においても図に示すように位相
角を反転して円板体11cを収容している。また、ロー
タリーディスプレーサ11の厚みの変更に対応して、ハ
ウジング14の内部は一つのロータリーディスプレーサ
11だけを収容する形状となっている。
【0039】ハウジング14はこのように2つである必
要はなく、図1に示すように軸12の方向にタンダムに
連結してもよいし、駆動歯車22にて連結駆動されるよ
うに別の対構造で連結しても良い。円板体11cを採用
する場合、複数の空室11dがそれぞれ高温側部位と低
温側部位に存在することになり、一部において圧力変化
を相殺する。図10はこの相殺関係を示している。図に
示す回転角度の場合、軸12の水平位置よりも下側に二
つの空室11dが位置し、上側に一つの空室11dが位
置する。断熱層を挟んで位置する低温側には、二つの空
室11dにおける一部の領域11d1が位置する。低温
側のこの二つの領域11d1は、高温側に位置する空室
11dにおける二つの領域11d1と相殺する。従っ
て、有効に圧力変化を生じさせるのは、高温側に位置す
る空室11dにおける残りの領域11d2である。
【0040】すなわち、円板体11cが三つの空室11
d内にある気体とともに回転するときに、領域11d2
の容積の気体が高温側と低温側とに交互に生じるのと同
様の圧力変化を生じさせる。図11は、上記円板体11
cにて形成する空室11dの数を五つにしたものであ
る。上述したようにハウジング14について断熱層を挟
んで高温側部位と低温側部位とを形成したときには空室
11dの一部同士で圧力変化を相殺するが、奇数個にし
ておくことによって温度変化に伴う圧力変化を有効に生
じさせることができる。
【0041】次に、図12と図13は、ハウジング14
内での高温側部位と低温側部位とで熱交換効率を向上さ
せるための変形例を示している。図において、ハウジン
グ14の内周面、すなわち短円柱状とした天井面と底面
には互いに他方側に向かって延設された熱交換部材とし
てのフィン14aが取り付けられている。すなわち、フ
ィン14aは軸芯を支点とする円弧状の軌跡範囲にて円
弧状であって連続した板状に形成されている。このフィ
ン14aはハウジング14を形成する熱伝導部材から延
設されており、高温側では外部から加熱された熱エネル
ギーを内部へと伝導し、低温側では内部の熱エネルギー
をハウジング14の外部内部へと伝導することになる。
フィン14aの枚数や厚さなどは熱交換を効果的に行え
るようにする目的で適宜変更可能である。例えば、枚数
を増やし、厚みを減らせば、基本的に、熱交換率は向上
する傾向にある。フィン14aは、半径を異にすること
により、複数枚とすることができる。
【0042】また、高温側部位と低温側部位とにおいて
だけフィン14aを形成しても良いが、空気抵抗を減ら
すために円環状に形成しても良い。この場合、フィン1
4a自体は部位に応じて部材を異にして形成する。すな
わち、高温側部位と低温側部位では伝熱部材で形成し、
断熱層の部位では断熱部材で形成する。ただし、断熱層
の部位で蓄熱させる構成とする場合は、伝熱部材を採用
しても良い。この例ではフィン14aは上記ハウジング
14の天井面と底面から延設されており、円板体11c
には対応する部位に円環状の溝11c1を形成してあ
る。この円環状の溝11c1によってフィン14aとが
干渉しないようにできる。
【0043】一方、図14と図15は、熱交換部材の取
り付け位置を変更した例を示している。同図に示すもの
は、短円柱状としたハウジング14の側面から中心方向
に向かって延設された複数のフィン14bを備えてい
る。また、これに伴って、円板体11cの側にも当該フ
ィン14bと干渉しないように外周面に対して溝11c
2が形成されている。フィン14bの厚みや枚数の変更
についても適宜可能である。
【0044】次に、本発明の第三の実施形態について図
16を参照して説明する。上述した実施形態では、ハウ
ジング14に対して一つの高温側部位と一つの低温側部
位を形成しているが、本実施形態では、二つの高温側部
位と二つの低温側部位を形成している。すなわち、ハウ
ジング14の軸芯を中心として約45度の範囲で8つの
領域に区画し、それぞれを、高温側部位14c1、断熱
層14d1、低温側部位14e1、断熱層14d2、高
温側部位14c2、断熱層14d3、低温側部位14e
2、断熱層14d4とする。なお、軸芯付近の中央部分
は断熱層とすることにより、断熱層14dは約十字形と
なり、その合間に高温側部位14c1,14c2と低温
側部位14e1,14e2が交互に配置されることにな
る。
【0045】一方、円板体11cについては、空室11
eを二つだけ形成している。各空室11eは約45度の
範囲の扇形をなし、互いに軸芯を挟んで対峙する位置に
形成してある。このように、高温側部位14c1,14
c2と低温側部位14e1,14e2を円周方向に沿っ
て互い違いに二組配置されているので、二つの空室11
e,11eは一回転する間に二回、高温と低温にさらさ
れる。従って、発生される圧力変化の周波数を上げるこ
とができる。
【0046】また、二つの空室11e,11eは同時に
高温側か低温側に位置するので、圧力変化を相殺する要
因が無くなり、効率的に圧力変化を発生させることがで
きる。また、図17はハウジング14を形成する変形例
を示しており、二つの高温側部位11c3,11c4を
連結して一体的に形成している。一般的には高温側部位
に外部から熱量を供給し、低温側部位は外気で冷却する
ことが多い。従って、図17に示すように高温側部位が
一体で構成されれば、外部から加熱する部位が一体とな
るので、構成を簡易にして実現することができる。
【0047】最後に、図18は円板体11の変形例を示
している。この変形例では、円板体11に形成する空室
11cの外周側の区画を取り除き、軸芯から径方向に放
射状に突出する3つの区画壁部材11fを備えて構成し
てある。このような構成においても、空室11cにあた
る外周側にはハウジング14の円柱状の周面が対面して
実質的に空室11cを形成する。また、かかる構成とす
ることにより、製造も容易となる。
【0048】このように、高温側部位と低温側部位とを
形成したハウジング14内で、当該ハウジング14に充
填された気体を上記高温側部位と低温側部位との間で移
動せしめるディスプレーサ11を有するスターリングエ
ンジンであって、ハウジング14には略円柱状の空間を
形成するとともに、上記ディスプレーサ11は当該空間
内で回転できる半月ロータ11bあるいは円板体11c
で形成することにより、同ディスプレーサ11が回転し
てハウジング14内の気体を高温側部位と低温側部位に
さらすことができ、温度変化に伴う圧力変化を生じさせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるスターリングエン
ジンの要部構成を概略的に示す図である。
【図2】同スターリングエンジンの回路図である。
【図3】ロータリーディスプレーサの正面図である。
【図4】ロータリーディスプレーサの断面図である。
【図5】ディスプレーサ本体部の位相差を示す図であ
る。
【図6】ボイスコイルジェネレータの断面図である。
【図7】変形例にかかる三相の円板体の正面図である。
【図8】変形例にかかるスターリングエンジンの要部構
成を概略的に示す図である。
【図9】同ディスプレーサ本体部の位相差を示す図であ
る。
【図10】円板体における空室の相殺領域と有効領域を
説明する図である。
【図11】変形例にかかる五相の円板体の正面図であ
る。
【図12】変形例にかかる熱交換部材を配置したディス
プレーサ本体部の概略断面図である。
【図13】同ディスプレーサ本体部の一部破断分解斜視
図である。
【図14】変形例にかかる熱交換部材を配置したディス
プレーサ本体部の概略断面図である。
【図15】同ディスプレーサ本体部の一部破断分解斜視
図である。
【図16】高温側部位と低温側部位の配置にかかる変形
例を示すディスプレーサ本体部の概略図である。
【図17】他の変形例にかかるディスプレーサ本体部の
概略図である。
【図18】ロータリーディスプレーサの変形例を示す図
である。
【符号の説明】
10…ディスプレーサ本体部 11…ロータリーディスプレーサ 11a…回転コア 11a1…溝 11a2…軸穴 11a3…溝 11b…半月ロータ 11c…円板体 11d,11e…空室 12…軸 13…歯車 14…ハウジング 14a,14b…フィン 14c1,14c2…高温側部位 14d1〜14d4…断熱層 14e1,14e2…低温側部位 20…ディスプレーサ駆動モータ 21…駆動軸 22…駆動歯車 30…共振型ボイスコイルジェネレータ 31…ヨーク 31a…空隙 31b…凸部 31c…周縁壁部 32…磁石 33a…コイル 33b1,33b2…短絡ヨーク 33c…振動板 33d…ダンパ 33e…支持枠 34a…整流回路 34b…出力整合回路 34c…ダイオード 34d…モータ制御回路 34e1…起動電池 34e2…起動押しボタン 34e3…ダイオード 34f1…ダイオード 34f2…抵抗

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温側部位と低温側部位とを形成したハ
    ウジング内で、当該ハウジングに充填された気体を上記
    高温側部位と低温側部位との間で移動せしめるディスプ
    レーサを有するスターリングエンジンであって、 上記ハウジングは、略円柱状の空間を有するとともに、 上記ディスプレーサは、当該円柱状の空間内で回転可能
    に支持されつつ回転時に当該空間内の気体を上記高温側
    部位と低温側部位との間で交互に行き来させる回転部材
    を有することを特徴とするスターリングエンジン。
  2. 【請求項2】 上記ディスプレーサは、一の回転軸に対
    して所定の間隔を隔てて並列して配設された複数枚の回
    転部材を有し、 上記ハウジングは、この複数枚の回転部材をそれぞれ個
    別に収容可能な上記円柱状の空間を有することを特徴と
    する上記請求項1に記載のスターリングエンジン。
  3. 【請求項3】 上記回転部材は、所定の厚みを有する半
    月形状として形成されていることを特徴とする上記請求
    項1または請求項2のいずれかに記載のスターリングエ
    ンジン。
  4. 【請求項4】 上記回転部材は、空室を形成した所定の
    厚みの円板体として形成されていることを特徴とする上
    記請求項1または請求項2のいずれかに記載のスターリ
    ングエンジン。
  5. 【請求項5】 上記空室は略等角度に均等離散配置され
    た奇数個であることを特徴とする上記請求項4に記載の
    スターリングエンジン。
  6. 【請求項6】 上記空室は、3個であるとともに約60
    度の角度範囲内となる扇形であることを特徴とする上記
    請求項5に記載のスターリングエンジン。
  7. 【請求項7】 上記回転部材は、上記ハウジングを複数
    の空室に区画するように軸芯から放射方向に延設した区
    画壁部材を有することを特徴とする上記請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載のスターリングエンジン。
  8. 【請求項8】 上記ハウジングは、軸芯を通過する直径
    方向に円形を分断する部位に断熱層を形成するととも
    に、当該断熱層を挟んで高温側部位と低温側部位とを形
    成していることを特徴とする上記請求項1〜請求項7の
    いずれかに記載のスターリングエンジン。
  9. 【請求項9】 上記高温側部位と上記低温側部位を円周
    方向に沿って互い違いに複数組形成したことを特徴とす
    る上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載のスターリ
    ングエンジン。
  10. 【請求項10】 上記高温側部位と上記低温側部位に
    は、上記空室内に突出する熱交換部材を有するととも
    に、上記円板体には、同熱交換部材と干渉しない溝を有
    することを特徴とする上記請求項1〜請求項9のいずれ
    かに記載のスターリングエンジン。
  11. 【請求項11】 上記熱交換部材は、軸芯を支点とする
    円弧状の軌跡範囲にて円弧状に形成され、上記溝は、円
    環状に形成されていることを特徴とする上記請求項10
    に記載のスターリングエンジン。
  12. 【請求項12】 上記熱交換部材は、連続した板状のフ
    ィンで形成されていることを特徴とする上記請求項11
    に記載のスターリングエンジン。
  13. 【請求項13】 上記熱交換部材と上記溝とが半径を異
    にして複数組形成されていることを特徴とする上記請求
    項11または請求項12のいずれかに記載のスターリン
    グエンジン。
  14. 【請求項14】 上記熱交換部材は、上記ハウジングの
    円柱内周側面から軸芯方向に向けて突出して形成され、
    上記溝は、上記回転部材における外周側面に形成されて
    いることを特徴とする上記請求項10に記載のスターリ
    ングエンジン。
  15. 【請求項15】 上記ハウジングは、上記回転部材の位
    相角が互いに反転する対をなすように対構造で配設され
    つつ連通路で連通され、当該連通路に圧力出力部材を配
    置されていることを特徴とする上記請求項1〜請求項1
    4のいずれかに記載のスターリングエンジン。
  16. 【請求項16】 上記圧力出力部材は、発電機構を有す
    ることを特徴とする上記請求項15に記載のスターリン
    グエンジン。
  17. 【請求項17】 上記発電機構は、ボイスコイルジェネ
    レータであることを特徴とする上記請求項16に記載の
    スターリングエンジン。
  18. 【請求項18】 上記ディスプレーサは、電動モータで
    回転駆動されることを特徴とする上記請求項1〜請求項
    17のいずれかに記載のスターリングエンジン。
  19. 【請求項19】 高温側部位と低温側部位とを形成した
    ハウジング内で、ディスプレーサを駆動して当該ハウジ
    ングに充填された気体を上記高温側部位と低温側部位と
    の間で移動せしめるスターリングエンジンの圧力差生成
    方法であって、上記ハウジングには、略円柱状の空間を
    形成し、上記ディスプレーサとしての回転部材を当該円
    柱状の空間内で回転駆動させ、回転時に当該空間内の気
    体を上記高温側部位と低温側部位との間で交互に行き来
    させることを特徴とするスターリングエンジンの圧力差
    生成方法。
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