JP2003082962A - ロールスクリーン付間仕切装置 - Google Patents

ロールスクリーン付間仕切装置

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JP2003082962A
JP2003082962A JP2001275180A JP2001275180A JP2003082962A JP 2003082962 A JP2003082962 A JP 2003082962A JP 2001275180 A JP2001275180 A JP 2001275180A JP 2001275180 A JP2001275180 A JP 2001275180A JP 2003082962 A JP2003082962 A JP 2003082962A
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roll screen
screen
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roll
partition device
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JP2001275180A
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Takuji Nakamura
卓治 中村
Tatsuya Egami
達也 江上
Hiroshi Matsumoto
寛 松本
Masahiro Chiba
昌広 千葉
Yasuo Nakada
康雄 仲田
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Maki & Associates
Okamura Corp
Yokota KK
Original Assignee
Maki & Associates
Okamura Corp
Yokota KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透光部の下部を遮蔽し、上部のみを開くこと
ができるとともに、操作性及び体裁のよいロールスクリ
ーン付間仕切装置を提供する。 【解決手段】 枠体4の内側に透光部7を形成した間仕
切装置において、透光部7の下方に、巻き取り式のスク
リーン8を上方に引き出すことにより、透光部7を遮蔽
しうるようにしたロールスクリーン装置9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透光部をロールス
クリーンにより開閉しうるようにした、ロールスクリー
ン付間仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の間仕切装置には、間仕切の一部に
開口を形成して、その上部にロールスクリーン装置を設
け、そこからスクリーンを下方に引き出して、開口を遮
蔽しうるようにしたものがある。
【0003】また、間仕切の枠体内に1対のガラス板等
の透光板を互いに離間させて設けることにより透光部を
形成し、両透光板内にブラインドを配設して、ブライン
ドの各羽根の傾斜角度を変えることにより、採光量を調
節したり、ブラインドを引き上げることにより、透光部
を開閉したりしうるようにしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の手段は、
いずれも、スクリーンまたはブラインドを、上方から下
方に向かって引き下げ、かつ上方に向かって巻き上げた
り、引き上げたりするものであるので、透光部(開口を
含む)の上部のみを開いて、下部を遮蔽したいという要
求を満足することができない。
【0005】例えば、机等を間仕切の近くに配設してい
る場合、机の天板より下方の部分は遮蔽したまま、天板
の上方に相当する部分のみを開きたいという要望が多く
あり、上述のような従来のものでは、このような要望を
満足できないという問題がある。
【0006】また、上述のロールスクリーンを用いた従
来のものでは、スクリーンを下限まで引き下げる場合、
腰を屈める等の無理な姿勢を余儀なくされる。
【0007】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、透光部の下部を遮蔽し、上部のみを開
くことができるとともに、操作性及び体裁のよいロール
スクリーン付間仕切装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 枠体の内側に透光部を形成した間仕切装置におい
て、前記透光部の下方に、巻き取り式のスクリーンを上
方に引き出すことにより、前記透光部を遮蔽しうるよう
にしたロールスクリーン装置を設ける。
【0009】(2) 上記(1)項において、枠体内に、1
対の透光板を互いに離間させて設けることにより透光部
を形成し、両透光板の間にロールスクリーン装置を配設
する。
【0010】(3) 上記(1)または(2)項において、ロ
ールスクリーン装置におけるスクリーンの巻取り部を、
枠体の下枠内に設ける。
【0011】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、枠体における両側枠に、ロールスクリーン装置にお
けるスクリーンの引き出し端に止着したほぼ水平の昇降
杆の両端部を上下方向に摺動可能に案内するレール部を
形成する。
【0012】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、枠体に、スクリーンを透光部の任意の高さまで引き
上げ、かつその位置で停止可能な引き上げ手段を設け
る。
【0013】(6) 上記(4)項に従属する(5)項におい
て、引き上げ手段が、枠体における上枠に設けられた巻
取りドラムと、この巻取りドラムを回転させる回転手段
と、前記巻取りドラムに巻き取られ、かつ上枠から各側
枠を通って、端末が昇降杆の各端部に止着された2本の
索条とを備える。
【0014】(7) 上記(6)項において、回転手段内、
または回転手段と巻取りドラムとの間に、回転手段側か
らのトルクは巻取りドラムに伝達するが、巻取りドラム
側から回転手段側へのトルクの伝達は阻止するようにし
たスプリングクラッチを設ける。
【0015】(8) 上記(6)または(7)項において、上
枠内に、巻取りドラムと同期して回転するねじ棒と、こ
のねじ棒に螺合するねじ孔を有し、ねじ棒の回転によ
り、ねじ棒の軸線方向に移動させられるようした移動駒
と、ねじ棒の軸線方向に位置調節可能として上枠内に設
けられ、前記移動駒が当接することにより、移動駒の一
方向の移動を規制するストッパとを備えるスクリーンの
移動範囲規制手段を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付図面に基づいて説明する。図1は、一単位の間仕切装
置を示す。この間仕切装置は、左右方向を向く上枠(1)
と下枠(2)の両端部同士を、上下方向を向く左右1対の
側枠(3)(3)をもって連結した直方形の枠体(4)を備え
ている。
【0017】図1及び図6に示すように、枠体(4)の内
部には、透明または半透明のガラス板またはアクリル板
等からなる前後1対の透光板(5)(5)が、互いに前後に
離間するようにして、サッシ(6)により固定されてお
り、両透光板(5)(5)により、透光部(7)が形成されて
いる。
【0018】透光部(7)の下方である枠体(4)の下枠
(2)内には、巻き取り式のスクリーン(8)を上方に引き
出すことにより、透光部(7)を遮蔽しうるようにしたロ
ールスクリーン装置(9)における巻取り部(10)が設けら
れている。
【0019】図2に示すように、巻取り部(10)は、下枠
(2)に固着された支持枠(11)と、それに回転自在に枢支
されるとともに、布製等のスクリーン(8)が巻き取ら
れ、かつぜんまいばね(図示略)等により常時スクリーン
(8)の巻き取り方向に付勢された巻取り軸(12)とを備え
ている。
【0020】スクリーン(8)の左右方向の幅は、左右の
側枠(3)(3)の対向面間の距離とほぼ同一とするのが好
ましい。
【0021】(13)は、下枠(2)内に枢支され、かつスク
リーン(8)が常時両透光板(5)(5)の間隔のほぼ中央を
通って昇降するように、スクリーン(8)を案内するガイ
ドローラである。
【0022】巻取り部(10)から上方に引き出されたスク
リーン(8)の引き出し端、すなわち上端には、左右方向
を向くほぼ水平の昇降杆(14)が止着され、この昇降杆(1
4)の左右の端部は、両側枠(3)(3)の対向面のほぼ中央
に形成された上下方向を向くスリット状のレール部(3a)
に嵌合され、レール部(3a)に沿って移動するように案内
される。
【0023】昇降杆(14)は、枠体(4)に設けられた引き
上げ手段(15)により、透光部(7)内の任意の高さまで引
き上げられ、かつその位置で停止しうるようになってい
る。
【0024】図1、及び図3以降に示すように、引き上
げ手段(15)は、上枠(1)内に配設された左右1対の巻取
りドラム(16)(16)と、両巻取りドラム(16)(16)を互いに
同期して回転させる回転手段(17)と、各巻取りドラム(1
6)に巻き取られ、ガイドプーリ(18)(19)により案内され
て、上枠(1)内から左右の各側枠(3)内を通って、端末
が昇降杆(14)の各端部に止着された2本の索条(20)(20)
と、スクリーン(8)の移動範囲規制手段(21)とからなっ
ている。
【0025】左右の巻取りドラム(16)は、上枠(1)内
に、上枠(1)の長手方向を向くようにして、かつ回転手
段(17)を挟むようにして配設され、各ドラム軸(16a)
は、回転手段(17)における角軸とした出力軸(22)の左右
の端部にそれぞれ連結されている。左右の巻取りドラム
(16)の外周面は、互いに内方に向かって漸次縮径するテ
ーパ面とし、索条(20)の巻取り量が増加するのに伴っ
て、巻き径が漸次小となり、索条(20)の引張力が漸次増
大するようにしてある。一方、巻取り部(10)におけるぜ
んまいばねの付勢力は、スクリーンの引き出し量に比例
して漸次増大するので、そのぜんまいばねの付勢力の増
大傾向と、索条の引張力の増大とをバランスさせること
ができ、もって、後述する回転ハンドル等を、ほぼ一定
の力で操作できるようにしてある。
【0026】回転手段(17)は、上枠(1)内に配設された
内部機構部(23)と、上枠(1)の前面中央部に前方に向か
って突出するようにして設けられた外部機構部(24)とか
らなっている。
【0027】図4〜図8に示すように、内部機構部(23)
は、軸端が上枠(1)の前面に露呈するようにして、上枠
(1)内に前後方向を向く軸線まわりに回転可能として枢
支された第1かさ歯車(25)と、上述の出力軸(22)が遊通
する筒軸(26)の中間部外周に一体的に形成され、かつ第
1かさ歯車(25)と噛合する第2かさ歯車(27)と、筒軸(2
6)の回転力を減速して、筒軸(26)と同一軸線上に回転可
能として上枠(1)内に配設した回転円板(28)に伝達する
遊星歯車機構(29)と、回転円板(28)の回転力を、出力軸
(22)に伝達するが、出力軸(22)から回転円板(28)への回
転力の伝達は阻止するようにしたスプリングクラッチ機
構(30)とを備えている。
【0028】遊星歯車機構(29)は、筒軸(26)における第
2かさ歯車(27)より右方の端部外周に一体的に形成され
た太陽歯車(31)と、太陽歯車(31)と同心として上枠(1)
内に固着された内歯歯車(32)と、回転円板(28)の左側面
に突設された3本の軸(33)に枢支され、太陽歯車(31)と
内歯歯車(32)とに噛合する3個の遊星歯車(34)とを備え
ている。
【0029】この遊星歯車機構(29)において、太陽歯車
(31)が、第2かさ歯車(27)及び筒軸(26)と一体となって
回転させられると、それに噛合する3個の遊星歯車(34)
が、内歯歯車(32)の内面に沿って内サイクロイド運動
し、それによって、回転円板(28)が減速して回転させら
れる。
【0030】図4、図5及び図8に示すように、スプリ
ングクラッチ(30)は、回転円板(28)の右側面に突設され
た駆動側セクタピース(35)と、このセクタピース(35)の
内側において相対回転可能として嵌合されるとともに、
左端部が回転円板(28)の中央に穿設された丸孔(36)に回
転自在に嵌合され、かつ中央を出力軸(22)が相対回転不
能として貫通する筒体(37)と、駆動側セクタピース(35)
と同一円周上に位置するようにして、筒体(37)の外周の
一部に一体的に形成され、駆動側セクタピース(35)の対
向する縁との間に所要の間隙(38)(39)が形成されるよう
にした従動側セクタピース(40)と、両セクタピース(35)
(40)の外周に巻回され、かつ巻き中心に向かってほぼ直
角に折曲された両端末部(41a)(41b)が、上記間隙(38)(3
9)内に嵌合するようにしたコイルばね(41)と、コイルば
ね(41)の外径よりわずかに大きい内径とした摩擦係数の
大きい材料製の金属環(42)が嵌合され、かつその中にコ
イルばね(41)が嵌合するようにして上枠(1)内に固着さ
れた固定体(43)とからなっている。
【0031】図8に示すように、このスプリングクラッ
チ(30)において、駆動側セクタピース(35)が同図におけ
る反時計方向に回転させられると、その側端面が間隙(3
8)内にあるコイルばね(41)の端末部(41a)に当接し、さ
らに、端末部(41a)が従動側セクタピース(40)の対向端
面に当接して、コイルばね(41)は縮径させられつつ同方
向に回転させられ、さらに、従動側セクタピース(40)、
並びにそれと一体の筒体(37)及び出力軸(22)も反時計方
向に回転させられる。
【0032】駆動側セクタピース(35)が同図の時計方向
に回転させられるときは、その側端面が間隙(39)内にあ
るコイルばねの端末部(41b)に当接し、さらに、端末部
(41b)が従動側セクタピース(40)の対向端面に当接し
て、コイルばね(41)は縮径させられつつ同方向に回転さ
せられ、さらに従動側セクタピース(40)、筒体(37)及び
出力軸(22)も時計方向に回転させられる。
【0033】駆動側セクタピース(35)が停止している状
態で、スクリーン(8)の重量等により、出力軸(22)及び
筒体(37)とともに、従動側セクタピース(40)が反時計方
向に回転しようとすると、その側端が、間隙(39)内にあ
るコイルばね(41)の端末部(41b)に当接して、それをコ
イルばね(41)が拡径する方向に押動し、コイルばね(41)
の外周面が金属環(42)の内面に摩擦接触して、コイルば
ね(41)の回転が阻止される。
【0034】また、出力軸(22)と筒体(37)と従動側セク
タピース(40)とが、図8における時計方向に回転しよう
とする場合にも、間隙(39)内にあるコイルばねの端末部
(41a)が従動側セクタピース(40)により押動されて、コ
イルばね(41)が拡径させられ、金属環(42)の内面に摩擦
接触して、回転が停止させられる。したがって、出力軸
(22)側からのトルクにより、回転円板(28)が従動させら
れることはない。
【0035】図4及び図6に示すように、外部機構部(2
4)は、上枠(1)の前面中央部に固着されたギヤボックス
(44)と、その中に設けられ、かつ第1かさ歯車(25)の軸
と連結された第3かさ歯車(45)と、同じく、第3かさ歯
車(45)と噛合し、かつギヤボックス(44)の下面に露呈す
る軸の端部に、図2及び図6に示すような回転ハンドル
(H)の先端に設けた角軸(H1)が嵌合しうる角孔等のハン
ドル連結部(46a)が形成された第4かさ歯車(46)とを備
えている。
【0036】回転ハンドル(H)の先端の角軸(H1)をハン
ドル連結部(46a)に嵌合して、回転ハンドル(H)を予め
定めた方向に回転させることにより、第4かさ歯車(46)
を同方向に回転させ、そこから、第3かさ歯車(45)−第
1かさ歯車(25)−第2かさ歯車(27)−筒軸(26)−遊星歯
車機構(29)−回転円板(28)−スプリングクラッチ(30)−
出力軸(22)を順次介して、左右の巻取りドラム(16)(16)
を互いに同期して巻取り方向に回転させ、左右の索条(2
0)(20)を巻き上げて、スクリーン(8)を引き上げること
ができる。また、回転ハンドル(H)を上述と逆方向に回
転させることにより、スクリーン(8)を下降させること
ができる。
【0037】スクリーン(8)を任意の位置まで引き上げ
た状態で、回転ハンドル(H)を第4かさ歯車(46)から外
しても、スプリングクラッチ(30)が上述のように作用す
るので、スクリーン(8)が妄りに下降することはない。
【0038】なお、間仕切装置が低寸の場合は、ギヤボ
ックス(44)を上枠(1)から外し、回転ハンドル(H)を、
上枠(1)の前面に露呈する第1かさ歯車(25)の軸端に連
結して、第1かさ歯車(25)を回転させるようにしてもよ
い。また、図2に示す例では、回転ハンドル(H)を、手
動式のものとしたが、これを、例えば内蔵したモータ
(図示略)の回転力により、角軸(H1)等の結合部を正逆回
転させるようにした、モータ駆動式のものとすることも
できる。
【0039】図9及び図10に示すように、移動範囲規
制手段(21)は、上枠(1)内の左側部に設けられた支持枠
(47)と、そのほぼ中央に回転自在に枢支され、かつ右端
が左方の巻取りドラム(16)のドラム軸(16a)に連結され
た、ドラム軸(16a)と同一方向を向くねじ棒(48)と、こ
のねじ棒(48)に螺合するねじ孔(49)を有し、ねじ棒(48)
の回転により、ねじ棒(48)の軸線方向に移動させられる
ようにした移動駒(50)と、支持枠(47)の前後の下部に回
転自在に枢支され、かつ支持枠(47)より外側方へ突出し
た端部に調整つまみ(51a)(52a)が固嵌された、ねじ棒(4
8)と平行の1対の調節ねじ棒(51)(52)と、各調節ねじ棒
(51)(52)に螺合するねじ孔(53)(54)を有し、調節ねじ棒
(51)(52)の回転により、それらの軸線方向に位置調節さ
れ、かつ移動駒(50)が当接することにより、移動駒(50)
の右方または左方へのそれ以上の移動を阻止し、スクリ
ーン(8)の移動範囲を規制するようにした1対のストッ
パ(55)(56)とを備えている。
【0040】この移動範囲規制手段(21)により、1対の
ストッパ(55)(56)の位置を適正に調整することによっ
て、索条(20)やその他の部分に過大な応力が集中し、索
条(20)が切れたり、他の部分が破損したりするのを未然
に防止することができる。
【0041】なお、移動駒(50)が支持枠(47)の左右いず
れかの側壁に当接したときを原位置として、そこから一
方のストッパ(55)または(56)に当接するまでの移動駒(5
0)の移動範囲を、スクリーン(8)の昇降範囲として規制
するようにすれば、いずれか一方の調節ねじ棒(51)また
は(52)、及びストッパ(55)または(56)等を省略すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】(1) 請求項1記載の発明によると、透
光部の下部を遮蔽し、上部のみを開くことができるの
で、例えば机等を間仕切の透光部の近くに配設している
場合に、机の天板より下方の部分をスクリーンにより隠
して、天板の上方に相当する透光部の上部のみを開い
て、机上に採光を図ることができ、有意義である。
【0043】また、スクリーンの上下動を、間仕切の上
部から行なうことができるので、従来の引き下げ式のロ
ールスクリーンのように、腰を屈める等の無理な姿勢を
強いられることがなく、操作性がよい。
【0044】(2) 請求項2記載の発明によると、ロー
ルスクリーン装置を1対の透光板の間に配設したので、
ロールスクリーン装置に塵芥が進入したり、スクリーン
が汚れたりするのを防止することができ、常に美麗な外
観を保つことができる。
【0045】(3) 請求項3記載の発明によると、スク
リーンの巻取り部が、枠体の下枠内に配設され、外部に
露呈しないので、美麗な外観を呈することができる。
【0046】(4) 請求項4記載の発明によると、スク
リーンの昇降を円滑に案内することができるとともに、
昇降杆の両端部が両側枠に嵌合し、外部に露呈しないの
で体裁がよい。
【0047】(5) 請求項5記載の発明によると、スク
リーンの上端を任意の位置まで引き上げて停止させるこ
とができるので、透光面積及び採光量等を自由に選択す
ることができる。
【0048】(6) 請求項6記載の発明によると、巻取
りドラムやそれに巻かれた索条等を枠体内に設けること
ができるので、それらが外部に露呈せず、体裁がよい。
【0049】(7) 請求項7記載の発明によると、簡単
かつ小型化が可能なスプリングクラッチにより、スクリ
ーンが自重により下降するのを確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の正面図である。
【図2】同じく、図1のII−II線に沿う拡大縦断側面図
である。
【図3】同じく、図1のIII−III線に沿う横断平面図で
ある。
【図4】同じく、図1のIV−IV線に沿う拡大横断平面図
である。
【図5】同じく、回転手段の要部の拡大分解斜視図であ
る。
【図6】同じく、図4のVI−VI線に沿う縦断側面図であ
る。
【図7】同じく、図4のVII−VII線に沿う縦断側面図で
ある。
【図8】同じく、図4のVIII−VIII線に沿う縦断側面図
である。
【図9】同じく、図1のIX−IX線に沿う拡大横断平面図
である。
【図10】同じく、図9のX−X線に沿う縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
(1)上枠 (2)下枠 (3)側枠 (3a)レール部 (4)枠体 (5)透光板 (6)サッシ (7)透光部 (8)スクリーン (9)ロールスクリーン装置 (10)巻取り部 (11)支持枠 (12)巻取り軸 (13)ガイドローラ (14)昇降杆 (15)引き上げ手段 (16)巻取りドラム (16a)ドラム軸 (17)回転手段 (18)(19)ガイドプーリ (20)索条 (21)移動範囲規制手段 (22)出力軸 (23)内部機構部 (24)外部機構部 (25)第1かさ歯車 (26)筒軸 (27)第2かさ歯車 (28)回転円板 (29)遊星歯車機構 (30)スプリングクラッチ (31)太陽歯車 (32)内歯歯車 (33)軸 (34)遊星歯車 (35)駆動側セクタピース (36)丸孔 (37)筒体 (38)(39)間隙 (40)従動側セクタピース (41)コイルばね (41a)(41b)端末部 (42)金属環 (43)固定体 (44)ギヤボックス (45)第3かさ歯車 (46)第4かさ歯車 (46a)ハンドル連結部 (47)支持枠 (48)ねじ棒 (49)ねじ孔 (50)移動駒 (51)(52)調節ねじ棒 (51a)(52a)調整つまみ (53)(54)ねじ孔 (55)(56)ストッパ (H)回転ハンドル (H1)角軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 卓治 神奈川県横浜市西区北幸二丁目7番18号 株式会社岡村製作所内 (72)発明者 江上 達也 埼玉県所沢市所沢新町2553 株式会社ヨコ タ内 (72)発明者 松本 寛 埼玉県所沢市所沢新町2553 株式会社ヨコ タ内 (72)発明者 千葉 昌広 東京都渋谷区鉢山町13番4号 株式会社槇 総合計画事務所内 (72)発明者 仲田 康雄 東京都渋谷区鉢山町13番4号 株式会社槇 総合計画事務所内 Fターム(参考) 2E042 AA06 BA01 CA06 CB08 DA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の内側に透光部を形成した間仕切装
    置において、前記透光部の下方に、巻き取り式のスクリ
    ーンを上方に引き出すことにより、前記透光部を遮蔽し
    うるようにしたロールスクリーン装置を設けたことを特
    徴とするロールスクリーン付間仕切装置。
  2. 【請求項2】 枠体内に、1対の透光板を互いに離間さ
    せて設けることにより透光部を形成し、両透光板の間に
    ロールスクリーン装置を配設した請求項1記載のロール
    スクリーン付間仕切装置。
  3. 【請求項3】 ロールスクリーン装置におけるスクリー
    ンの巻取り部を、枠体の下枠内に設けた請求項1または
    2記載のロールスクリーン付間仕切装置。
  4. 【請求項4】 枠体における両側枠に、ロールスクリー
    ン装置におけるスクリーンの引き出し端に止着したほぼ
    水平の昇降杆の両端部を上下方向に摺動可能に案内する
    レール部を形成した請求項1〜3のいずれかに記載のロ
    ールスクリーン付間仕切装置。
  5. 【請求項5】 枠体に、スクリーンを透光部の任意の高
    さまで引き上げ、かつその位置で停止可能な引き上げ手
    段を設けた請求項1〜4のいずれかに記載のロールスク
    リーン付間仕切装置。
  6. 【請求項6】 引き上げ手段が、枠体における上枠に設
    けられた巻取りドラムと、この巻取りドラムを回転させ
    る回転手段と、前記巻取りドラムに巻き取られ、かつ上
    枠から各側枠を通って、端末が昇降杆の各端部に止着さ
    れた2本の索条とを備えている請求項4に従属する請求
    項5記載のロールスクリーン付間仕切装置。
  7. 【請求項7】 回転手段内、または回転手段と巻取りド
    ラムとの間に、回転手段側からのトルクは巻取りドラム
    に伝達するが、巻取りドラム側から回転手段側へのトル
    クの伝達は阻止するようにしたスプリングクラッチを設
    けた請求項6記載のロールスクリーン付間仕切装置。
  8. 【請求項8】 上枠内に、巻取りドラムと同期して回転
    するねじ棒と、このねじ棒に螺合するねじ孔を有し、ね
    じ棒の回転により、ねじ棒の軸線方向に移動させられる
    ようした移動駒と、ねじ棒の軸線方向に位置調節可能と
    して上枠内に設けられ、前記移動駒が当接することによ
    り、移動駒の一方向の移動を規制するストッパとを備え
    るスクリーンの移動範囲規制手段を設けた請求項6また
    は7記載のロールスクリーン付間仕切装置。
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