JP2003082895A - シリンダ錠の保護装置 - Google Patents

シリンダ錠の保護装置

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JP2003082895A JP2001275575A JP2001275575A JP2003082895A JP 2003082895 A JP2003082895 A JP 2003082895A JP 2001275575 A JP2001275575 A JP 2001275575A JP 2001275575 A JP2001275575 A JP 2001275575A JP 2003082895 A JP2003082895 A JP 2003082895A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッターによるキー孔の閉塞に加えイモビラ
イザによる認証も行って車両の盗難防止を確実に図るこ
とができるシリンダ錠の保護装置を提供する。 【解決手段】キー孔10を外側から開閉するシャッター
2と、シャッター2を覆うとともにキー孔10を外部か
ら臨ませる開口部21が形成されたカバー3と、シャッ
ター2を閉状態でロックするロック手段4とを備え、シ
ャッター2をロック手段4にて閉状態でロックすること
によりシリンダ錠を保護し得るシリンダ錠の保護装置に
おいて、イグニッションキーIKに内蔵されたトランス
ポンダ24と認証のための無線通信を行い、イグニッシ
ョンキーがその車両特有のものであるか判別し、車両の
盗難を防止するイモビライザ23のアンテナ7aがカバ
ー3の開口部21周縁に配設されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車、四輪車、
船舶、ATV、スノーモービル等に装備されるシリンダ
錠の破壊等を防止し得るシリンダ錠の保護装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、第三者によるはさみやドライバ等
のキー孔への差し込みで二輪車等のシリンダ錠が破壊さ
れるのを防止するために、例えば特開平11−4413
2号公報で開示されたものが提案されている。かかる保
護装置は、シリンダ錠の頭部上面においてロック位置
(セット位置)とアンロック位置(リセット位置)との
間を移動してロータ上面のキー孔を開閉し得るシャッタ
ーと、該シャッターをロック位置に保持することにより
キー孔を閉塞して施錠するマグネット錠と、つまみ部に
設けられた磁石の磁気によってマグネット錠を解錠する
イグニッションキーとを具備して構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシリンダ錠の保護装置においては、キー孔を閉塞し
てシリンダ錠の保護を図り得るものの、車両の盗難防止
のための一手段でしかなく、別途の盗難防止手段との併
用が望ましい。即ち、シャッターを破壊しても別途の盗
難防止手段によって盗難できないとすれば、防犯効果は
更に向上し、盗難防止を確実に図ることができるのであ
る。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、シャッターによるキー孔の閉塞に加えイモビ
ライザによる認証も行って車両の盗難防止を確実に図る
ことができるシリンダ錠の保護装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シリンダ錠のキー孔の上方に設けられ、該キー孔を外側
から開閉するシャッターと、前記シャッターを覆うとと
もに前記キー孔を外部から臨ませる開口部が形成された
カバーと、前記シャッターを閉状態でロックするロック
手段とを備え、前記シャッターをロック手段にて閉状態
でロックすることによりシリンダ錠を保護し得るシリン
ダ錠の保護装置において、イグニッションキーに内蔵さ
れたトランスポンダと認証のための無線通信を行い、イ
グニッションキーがその車両特有のものであるか判別
し、車両の盗難を防止するイモビライザのアンテナが前
記カバーの開口部周縁に配設されたことを特徴とする。
【0006】かかる構成によれば、シャッターを外側か
ら移動させてキー孔を閉塞しつつ、その状態でロック手
段にてロックすることにより、キー孔を保護するととも
に、ロックを解錠してシャッターを移動させることによ
り開放したキー孔にイグニッションキーを差し込むと、
該イグニッションキーに内蔵されたトランスポンダとカ
バーの開口部周縁に配設されたアンテナとの無線通信が
行われ、認証によってその車両固有のイグニッションキ
ーであるか否かが判別される。
【0007】請求項2記載の発明は、前記イモビライザ
が、前記カバーに取り付けられたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、前記イモビライザ
と前記アンテナとが一体的に形成されていることを特徴
とする。
【0009】請求項4記載の発明は、前記開口部周縁に
前記キー孔を囲む円環状の基板を設け、該基板の上面に
前記アンテナを配設したことを特徴とする。請求項5記
載の発明は、前記基板の下方における前記カバー上に磁
性体を配設したことを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、前記基板の下面に
磁性体を配設したことを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、前記基板に発光手
段を備えるとともに、該発光手段を覆いつつ少なくとも
前記キー孔側に光を透過する照明ケースを前記開口部周
縁に設けたことを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、前記基板の上面に
発光手段を配設するとともに、当該基板の下面に前記ア
ンテナを配設したことを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、前記照明ケース内
に透明樹脂を充填し、前記基板、発光手段及びアンテナ
をモールドしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
るシリンダ錠の保護装置は、二輪車におけるシリンダボ
ディに配設されたロータのキー孔を外側から開閉してシ
リンダ錠の保護を図るとともに、開放したキー孔にイグ
ニッションキーが差し込まれると、該イグニッションキ
ーに内蔵されたトランスポンダとの間で認証のための無
線通信を行い、車両の盗難防止を図るものである。
【0015】かかるシリンダ錠の保護装置は、図1及び
図2に示すように、シャッター2と、該シャッター2を
覆うカバー3と、シャッター2を閉状態にてロックする
ロック手段4と、アンテナ7a、LED7b及びフェラ
イト7cが固定された基板7と、該基板7を内在する照
明ケース5と、二輪車のシリンダボディ8に固定された
ケース6とから主に構成されている。尚、図1中符号9
はシリンダボディ8に設けられたロータ、符号10はロ
ータ9内に形成されたキー孔10を示している。
【0016】シャッター2は、キー孔10の上方に設け
られ、該キー孔10を外側から開閉するものであり、図
3に示すように、キー孔10を遮蔽し得る大きさに形成
された遮蔽部2aと、ケース6から上方に突出形成され
た回転軸11に嵌合し得る軸用孔2bと、長孔2cとか
ら主に構成されており、外周の一部には第1の切欠き2
d及び第2の切欠き2eが所定間隔離間して形成されて
いる。
【0017】上記回転軸11には、シャッター2を上下
から挟持しつつ2枚の回転板材(手動用連動板材12及
び遠隔用連動板材13)が嵌合されており、これら回転
板材も夫々独立して回転軸11を中心に回動自在とされ
ている。即ち、手動操作でシャッター2を回動させるに
は、手動用連動板材12をマグネットキーMKにて回動
させ、当該手動用連動板材12に形成された凸部12a
(図4参照)が長孔2c内を移動することによりシャッ
ター2を連動させる一方、遠隔操作でシャッター2を回
動させるには、遠隔用連動板材13をモータ14の駆動
により回動させ、当該遠隔用連動板材13に形成された
凸部13a(図1参照)が長孔2c内を移動することに
よりシャッター2を連動させてキー孔10の開閉を行う
のである。
【0018】上記モータ14は、リモコン15(本実施
形態においては、図1に示すように、イグニッションキ
ーIKの把持部16に連結されている)からの電波で遠
隔操作されるものであり、該リモコン15の押しボタン
15aを押すと、シャッター2がキー孔10を閉塞する
方向に回動すべく遠隔用連動板材13を回動させるとと
もに、押しボタン15bを押すと、シャッター2がキー
孔10を開放する方向に回動すべく遠隔用連動板材13
を回動させる。
【0019】尚、図1中符号14aはモータ14の出力
軸、符号14bは出力軸14a先端に固定され、当該出
力軸14aとともに回転して遠隔用連動板材13を回動
させる操作部材14bを示しており、リモコン15から
の信号を受信すると出力軸14a及び操作部材14bが
1回転し、所定位置で停止するよう構成されている。そ
して、操作部材14bが1回転する間に遠隔用連動板材
13が押圧されて回動し、シャッター2を連動させるの
である。
【0020】図4に示すように、手動用連動板材12の
下面には、回転軸11を嵌合する軸用穴12b、及び長
孔2c内に嵌合される凸部12aが形成されており、上
面には、マグネットキーMKを嵌合し得る形状3cが造
り込まれている。また、軸用穴12bの底面には、ロッ
ク手段4を構成する4つのマグネット17(コイルスプ
リング18により上方へ付勢されている)をそれぞれ嵌
合し得るマグネット用穴12dが形成されている。
【0021】このマグネット17がマグネット用穴12
dに嵌合することにより、閉状態のシャッター2をロッ
クすることができる。即ち、マグネット用穴12d内に
マグネット17が嵌合すると、該マグネット17により
手動用連動板材12が係止され、それと連動するシャッ
ター2の回動が規制されてロック状態とされるのであ
る。
【0022】かかるロックを解除するには、マグネット
キーMK(ロック解除部材)により行われる。即ち、図
5に示すように、マグネットキーMKには、マグネット
17の磁力と反発する磁力(同極同士が向かい合うよう
に配設)を有するマグネットMが配設されており、マグ
ネットキーMKを形状12cに合致させつつ手動用連動
板材12に当接させると、マグネットMの磁力でマグネ
ット17がコイルスプリング18の付勢力に抗して下方
に移動し、係止が解かれるのである。
【0023】従って、上記シャッター2の開閉動作は、
マグネットキーMKによる手動操作と、リモコン15に
より駆動されるモータ14の遠隔操作との両方で行うこ
とができ、当該シャッター2がキー孔10を閉塞する閉
状態では、図6に示すような状態とされ、キー孔10を
開放する開状態では、図7に示すような状態とされる。
【0024】ここで、両図中符号19は、各状態でシャ
ッター2と係止されてその動作を規制する係止手段を示
しており、該係止手段19はシャッター2の第1の切欠
き2d及び第2の切欠き2eのそれぞれに係止可能な係
止部材19aと、この係止部材19aをシャッター2側
に付勢するスプリング19bとから構成されている。
尚、シャッター2が開状態から閉状態へ回動すると、ス
トッパ20に当接して更なる回動が規制されるよう構成
されている。
【0025】カバー3は、非磁性材料(例えばアルミダ
イカスト等)から成り、ケース6の上面から嵌め込まれ
てシャッター2を覆うとともに、組み付けられた状態で
キー孔10を外部から臨ませる開口部21が形成された
ものである。また、カバー3上面の右上隅には、マグネ
ットキーMKを挿通可能なマグネットキー孔22が形成
されており、当該マグネットキーMKによるシャッター
2の手動操作を可能にしている。
【0026】カバー3の開口部21周縁には、図9で示
すような照明ケース5が配設されている。かかる照明ケ
ース5は、アクリル樹脂等の樹脂成形品から成り、略中
央に全周に亘ってセレーションが形成されつつキー孔1
0側に傾斜したテーパ部5aを有するとともに、キー孔
10を囲むべく円環状に形成された基板7を内在したも
のである。そして、少なくともテーパ部5aを光透過と
し、照明ケース5内に配設されたLED7b(以下に詳
述する)の光がキー孔10側に達して照明し得るよう構
成されている。
【0027】基板7は、図10に示すように、その上面
にコイルから成るアンテナ7aを有するとともに下面に
発光手段としてのLED7b及び磁性体としてのフェラ
イト7cを有したものである。そして、基板7上面側に
は後述するイモビライザ23(図11参照)への配線
が、下面側にはLED7bを電源と導通させるための配
線がそれぞれ形成されている。ここで、フェライト7c
は、基板7の下面に配設されているが、カバー3上面か
ら基板7下面まで(カバー3上面に配設するのを含む)
であれば、いずれの位置に配設してもよい。
【0028】尚、LED7bに代えて他の発光手段(電
球等)としてもよく、フェライト7cに代えて他の磁性
体としてもよい。また、LED7bは、同図の如く基板
7に対して同心円状に4つ対称的に配設する他、任意の
配設箇所(例えば非対称的な配設)及び個数(1〜3個
又は5個以上)としてもよい。
【0029】更に、アンテナ7a、LED7b及びフェ
ライト7cが配設された基板7を照明ケース5内に組み
込んだ状態で、当該照明ケース5内部に透明樹脂が充填
されており、これら基板7とその配設部材とをモールド
している。これにより、照明ケース5内へ雨水や異物が
浸入するのを防止することができるとともに、断線等を
防止することができる
【0030】イモビライザ23のアンテナ7aは、図1
1に示すように、イグニッションキーIKの把持部16
に内蔵されたトランスポンダ24と認証のための無線通
信を行うためのもので、イモビライザ23を構成する無
線部25と接続されている。かかるイモビライザ23
は、トランスポンダ24から送信される情報を基に、イ
グニッションキーIKがその車両固有のものであるかど
うか判別し、車両の盗難を防止するための装置であり、
CPU(Central processing Unit)28と、電源部2
9と、EEPROM(Electrically Erasable and Prog
rammable Read Only Memory)30と、通信インターフ
ェイス27と、無線部25とから主に構成されている。
【0031】CPU28は、中央演算装置であって、イ
モビライザ23の動作を制御するものである。電源部2
9は、イモビライザ23が動作するための直流電源であ
るVDD31をバッテリ32から作り出すものであり、
このバッテリ32は、シリンダボディ8内に設けられた
イグニッションスイッチ33を介して電源部29に接続
されている。尚、イグニッションスイッチ33は、イグ
ニッションキーIKをキー孔10に挿入して運転位置に
回転セットしたときにオンとなるスイッチである。
【0032】EEPROM30は、CPU28に接続さ
れた記憶手段であり、不揮発性のものから成るが、これ
に代えてEPROM(Erasable and Programmable Read
Only Memory)、OTP(One Time Programmable Read
Only Memory)、フラッシュEEPROM、その他電源
バックアップ機能付きの不揮発性メモリ等とすることが
できる。
【0033】通信インターフェイス27は、上記CPU
28と車両のエンジン始動や停止を制御するためのエン
ジン制御ユニット26とが通信する際に仲介するための
もので、両者間の信号レベルや信号形式を整合させるも
のである。ここで、CPU28とエンジン制御ユニット
26との間の通信は、シリアル信号(例えばRS−23
2C準拠の信号)を使用しているため、当該エンジン制
御ユニット26に送る情報を複雑にし、外部から解読し
難くしている。尚、CPU28と通信インターフェイス
27とはバスにより接続されている。
【0034】無線部25は、CPU28から送られてく
る情報を変調するものであり、変調された無線信号は、
アンテナ7aからトランスポンダ24のアンテナ34
(図12参照)に送られる。また、無線部25は、トラ
ンスポンダ24から送信された無線信号を、アンテナ7
aで受信して復調し、復調した情報をCPU28に送る
よう構成されている。無線部25とVDD31との間に
は無線部電源スイッチ35が設けられており、無線部2
5の電源がCPU28からの指示によりオン/オフ可能
とされている。
【0035】トランスポンダ24は、イモビライザ23
のアンテナ7aから送信される無線信号に基づいて動作
し、その無線信号に対して回答となる信号をイモビライ
ザ23側に送信するものである。また、トランスポンダ
24は、イモビライザ23側から送られる無線信号を受
信したり、トランスポンダ24側で生成した情報を送信
するためのアンテナ34と、無線信号を変復調するため
の無線部35と、トランスポンダ24の制御を行う認証
キー生成IC36と、イグニッションキーIK固有の情
報を格納する不揮発性の記憶手段であるEEPROM3
7と、2次電池に相当するコンデンサ38とから主に構
成されている。
【0036】次に、上記構成のシリンダ錠の保護装置に
おける動作を説明する。運転者がイグニッションキーI
Kを用いてエンジンを始動しようとする場合、閉位置に
あるシャッター2を、マグネットキーMKによる手動操
作又はリモコン15による遠隔操作にて開位置まで回動
させる。すると、LED7bが発光し、キー孔10が照
明されるので、当該キー孔10にイグニッションキーI
Kを挿入し易くなっている。
【0037】その後、運転者がキー孔10にイグニッシ
ョンキーIKを差し込んで運転位置(オン位置)まで回
すと、イグニッションスイッチ33がオンして、電源部
29にバッテリ32が接続されるとともに、VDD31
が電源部29から出力され、イモビライザ23が動作を
開始する。イモビライザ23が動作開始すると、始動時
間データの生成等各種初期設定が行われ、その後、当該
始動時間データに基づいてCPU28が乱数データを発
生させ、続いて無線部25からトランスポンダ24に送
信するための送信データが生成される。
【0038】かかる送信データは無線部25からアンテ
ナ7aを介してトランスポンダ24のアンテナ34に無
線送信され、無線部35にて復調される。該無線部35
では、送信データに基づいて認証キーを生成する。かか
る認証キーは、EEPROM37に記憶されているイグ
ニッションキーIK固有の情報である暗号キーを用いて
乱数データを暗号化したものである。
【0039】そして、生成された認証キーは、トランス
ポンダ24の無線部35及びアンテナ34を介してイモ
ビライザ23側に送信され、CPU28にてイモビライ
ザ23側が別途生成した認証コードとの一致が確認され
る。この認証コードは、EEPROM30に記憶されて
いるイグニッションキーIK固有の情報である暗号キー
を用いて、乱数データを暗号化したものである。
【0040】認証コードと認証キーとが一致した場合
は、通信インターフェイス27を介してCPU28から
エンジン制御ユニット2にエンジンの始動を許可する信
号を送信する。この信号をエンジン制御ユニット2が受
信することにより、エンジン始動制御が行われ、エンジ
ンが始動する。その後、無線部電源スイッチ35がオフ
とされ、無線部25が停止することにより、一連の認証
作業が終了する。
【0041】一方、エンジンを停止させて運転者が車両
を離れる際には、イグニッションキーIKをキー孔10
から引き抜き、開位置にあるシャッター2を、マグネッ
トキーMKによる手動操作又はリモコン15による遠隔
操作にて閉位置まで回動させ、キー孔10を閉塞する。
【0042】本実施形態によれば、シャッター2によっ
てキー孔10を閉塞することができ、シリンダ錠の破壊
を防止することができるのに加え、イモビライザ23に
よってキー孔10に差し込まれたイグニッションキーI
Kが車両固有のものであるか否かが判別されるので、車
両盗難を確実に防止することができる。特に、イモビラ
イザ23における無線部25と接続されたアンテナ7a
が、カバー3の開口部21周縁(即ち、照明ケース5
内)に設けられているので、該アンテナ7aとトランス
ポンダ24との無線通信を安定して行わせることができ
る。
【0043】また、基板7の上面にアンテナ7aが形成
され、下面にフェライト7cが形成されているので、ア
ンテナ7aの下方に十分なクリアランスがなくてもフェ
ライト7cがアンテナ7aの電波を有効に補助すること
ができ、従って、保護装置全体の薄型化を図ることがで
きる。そして、基板7の下面におけるフェライト7cの
内側には、LED7bが配設されており、その光が照明
ケース5を介してキー孔10を照明し得る構成としてい
るので、キー孔10をむら無く照明することができ、イ
グニッションキーIKのキー孔10に対する抜き差しを
容易にすることができる。
【0044】尚、アンテナ7a及びLED7bは、いず
れもキー孔10近傍に配設する必要があるが、基板7を
介して両者を一体として照明ケース5内に収容している
ので、アンテナ7aによるイモビライザ23とトランス
ポンダ24との通信、及びキー孔10の照明とを有効に
両立させ、且つ小型化を維持することができる。言い換
えれば、LED7bの配線とアンテナ7aの配線とを同
じ基板にて行うことができるので、製造コストを低く抑
えることができる。
【0045】更に、本実施形態においては、基板7の上
面にアンテナ7aを配設するとともに下面にLED7b
を配設しているが、これら配設箇所を表裏逆(即ち、基
板7の上面にLED7bを配設するとともに下面にアン
テナ7aを配設)としてもよい。
【0046】以上、本実施形態について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えばシャッタ
ー2が手動操作或いは遠隔操作のどちらか一方のみで回
動するものであってもよく、特に手動操作のみとした場
合、モータ14遠隔用連動板材13及びリモコン15等
が不要となるため、低コストにてシリンダ錠の保護装置
を提供することができる。勿論、この場合であっても、
カバー3の開口部21に少なくともイモビライザ23の
アンテナ7aを具備する必要がある。尚、シャッターが
直線状に摺動してキー孔を開閉するものに本発明を適用
してもよく、シャッター機構をメインスイッチに直接取
り付けたもの、或いはブラケットを介して取り付けたも
のに適用してもよい。
【0047】また、イモビライザ23は、車両のいずれ
の箇所に配設されていてもよいが、例えばカバー3に設
けるようにすれば、イモビライザ23とアンテナ7aと
を結ぶ配線を短くすることができる。即ち、通常はイモ
ビライザ23をエンジン制御ユニット26近傍に配設す
るが、こうした構成ではイモビライザ23とアンテナ7
aとを結ぶ配線が長くなり、この間における断線や短絡
(特に、盗難を目的とした第三者による故意の断線及び
短絡が問題となる)が生じやすくなってしまうのに対
し、イモビライザ23をカバー3内或いはカバー3近傍
に取り付ければ、配線が短くなって故意による断線や短
絡等が回避できるのである。更に、イモビライザ23を
アンテナ7aと一体化してカバー3に設けるようにすれ
ば、イモビライザ23とアンテナ7aとを結ぶ配線を最
短とすることができ、故意による断線や短絡等を一層回
避できる。
【0048】また、本実施形態は二輪車のシリンダ錠に
適用されているが、例えば船舶、ATV又はスノーモー
ビル等におけるシリンダ錠に本発明を適用してもよい。
この場合であっても、シャッターを覆うカバーの開口部
に少なくともイモビライザのアンテナを具備する必要が
あるが、上記実施形態の如く、円環状の基板を介してL
ED等の発光手段又はフェライト等の磁性体を配設する
のが好ましい。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シャッターが
キー孔を閉塞可能とされているので、シリンダ錠の保護
を図ることができ、これに加え、開放された状態のキー
孔にイグニッションキーを差し込むと、該イグニッショ
ンキーに内蔵されたトランスポンダとカバーの開口部周
縁に配設されたアンテナとの無線通信が行われ、認証に
よってその車両固有のイグニッションキーであるか否か
が判別されるので、車両の盗難防止を確実に図ることが
できる。
【0050】請求項2の発明によれば、イモビライザが
カバーに取り付けられているので、当該イモビライザと
アンテナとを結ぶ配線を短くすることができるととも
に、その配線をアンテナと同じカバー内に配設すること
ができるので、第三者による配線に対するいたずら(故
意による断線や短絡等)を防止でき、車両の盗難防止を
更に確実に図ることができる。
【0051】請求項3の発明によれば、イモビライザと
アンテナとが一体化されているので、当該イモビライザ
とアンテナとを結ぶ配線が最短になるとともに、その配
線をアンテナと同じカバー内に配設することができ、第
三者によるいたずらをより一層防止することができる。
【0052】請求項4の発明によれば、開口部周縁に前
記キー孔を囲む円環状の基板を設け、該基板の上面に前
記アンテナを配設したので、アンテナのカバーに対する
組み付けを容易に行うことができる。
【0053】請求項5の発明によれば、基板の下方にお
ける前記カバー上に磁性体を配設したので、磁性体がア
ンテナの電波を有効に補助することができる。
【0054】請求項6の発明によれば、基板の下面に磁
性体を配設したので、アンテナ下方に十分なクリアラン
スがなくても磁性体がアンテナの電波を有効に補助する
ことができ、従って、保護装置全体の薄型化を図ること
ができる。
【0055】請求項7又は請求項8の発明によれば、キ
ー孔を照明する発光手段を基板に設けたので、アンテナ
によるイモビライザとトランスポンダとの通信、及びキ
ー孔の照明とを両立させることができる。即ち、発光手
段はキー孔にイグニッションキーを差し込み易くすべく
当該キー孔周囲に設置されて照明する必要があると同時
に、アンテナもトランスポンダとの無線通信を円滑とす
べくキー孔近傍に設置する必要があるので、これらアン
テナ及び発光手段を一つの基板に設けることにより両者
の配設を可能にすることができるのである。
【0056】請求項9の発明によれば、照明ケース内に
透明樹脂を充填し、基板、発光手段及びアンテナをモー
ルドしたので、これら照明ケース内へ雨水や異物が浸入
するのを防止することができるとともに、断線等を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
を示す断面図(図2におけるI−I線断面図)
【図2】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
を示す上面図
【図3】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
におけるシャッターを示す模式図
【図4】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
における手動用連動板材を示す模式図
【図5】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
におけるロック手段を示す断面模式図
【図6】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
における閉状態のシャッターを示す模式図
【図7】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
における開状態のシャッターを示す模式図
【図8】(a)本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保
護装置におけるカバーを示す上面図(b)(a)におけ
るb―b線断面図
【図9】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
における照明カバーを示す上面図及び下面図
【図10】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置における基板を示す上面図、断面図及び下面図
【図11】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるイモビライザの構成を示すブロック線図
【図12】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるトランスポンダの構成を示すブロック線図
【符号の説明】
1…シリンダ錠の保護装置 2…シャッター 3…カバー 4…ロック手段 5…照明ケース 6…ケース 7…基板 7a…アンテナ 7b…LED(発光手段) 7c…フェライト(磁性体) 8…シリンダボディ 9…ロータ 10…キー孔 11…回転軸 12…手動用連動板材 13…遠隔用連動板材 14…モータ 15…リモコン 16…把持部 17…マグネット 18…コイルスプリング 19…係止手段 20…ストッパ 21…開口部 22…マグネットキー孔 23…イモビライザ 24…トランスポンダ 25…無線部 26…エンジン制御ユニット 27…通信インターフェイス 28…CPU 29…電源部 30…EEPROM 31…VDD 32…バッテリ 33…イグニッションスイッチ 34…アンテナ 35…無線部 36…認証キー生成IC 37…EEPROM 38…コンデンサ IK…イグニッションキー MK…マグネットキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E05B 49/00 E05B 49/00 K Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB27 BB65 BB66 CC20 CC30 DD06 EE11 FF22 FF24 FF27 FF36 HH00 HH01 HH02 HH07 JJ05 KK01 KK03 LL00 MM03 PP02 PP03 PP15 RR12 RR34 SS03 SS09 TT03 TT04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ錠のキー孔の上方に設けられ、該
    キー孔を外側から開閉するシャッターと、 前記シャッターを覆うとともに前記キー孔を外部から臨
    ませる開口部が形成されたカバーと、 前記シャッターを閉状態でロックするロック手段と、を
    備え、前記シャッターをロック手段にて閉状態でロック
    することによりシリンダ錠を保護し得るシリンダ錠の保
    護装置において、 イグニッションキーに内蔵されたトランスポンダと認証
    のための無線通信を行い、イグニッションキーがその車
    両特有のものであるか判別し、車両の盗難を防止するイ
    モビライザのアンテナが前記カバーの開口部周縁に配設
    されたことを特徴とするシリンダ錠の保護装置。
  2. 【請求項2】前記イモビライザは、前記カバーに取り付
    けられたことを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠の
    保護装置。
  3. 【請求項3】前記イモビライザと前記アンテナとが一体
    的に形成されていることを特徴とする請求項2記載のシ
    リンダ錠の保護装置。
  4. 【請求項4】前記開口部周縁に前記キー孔を囲む円環状
    の基板を設け、該基板の上面に前記アンテナを配設した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに
    記載のシリンダ錠の保護装置。
  5. 【請求項5】前記基板の下方における前記カバー上に磁
    性体を配設したことを特徴とする請求項4記載のシリン
    ダ錠の保護装置。
  6. 【請求項6】前記基板の下面に磁性体を配設したことを
    特徴とする請求項4記載のシリンダ錠の保護装置。
  7. 【請求項7】前記基板に発光手段を備えるとともに、該
    発光手段を覆いつつ少なくとも前記キー孔側に光を透過
    する照明ケースを前記開口部周縁に設けたことを特徴と
    する請求項4〜請求項6のいずれか1つに記載のシリン
    ダ錠の保護装置。
  8. 【請求項8】前記基板の上面に発光手段を配設するとと
    もに、当該基板の下面に前記アンテナを配設したことを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の
    シリンダ錠の保護装置。
  9. 【請求項9】前記照明ケース内に透明樹脂を充填し、前
    記基板、発光手段及びアンテナをモールドしたことを特
    徴とする請求項7又は請求項8記載のシリンダ錠の保護
    装置。
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