JP2003081795A - 歯磨組成物 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ジルコニウムがZrO2としてSiO2に
対し1.5〜3.5質量%の範囲で結合し、900℃で
1時間焼成した場合のX線回折角2θ=21〜23°
(d=4.07〜4.09)と2θ=35〜37°(d
=2.48〜2.50)に回折ピークを有し、かつ5質
量%スラリーのpHが8.8〜10.5である合成無定
形ケイ酸塩を研磨剤として含有すると共に、キシリトー
ル、マンニトール、ガラクチトール、イノシトールから
選ばれる1種又は2種以上の糖アルコールを含有してな
ることを特徴とする歯磨組成物。 【発明】 本発明の歯磨組成物は、歯の再石灰化効果が
高いものである。
対し1.5〜3.5質量%の範囲で結合し、900℃で
1時間焼成した場合のX線回折角2θ=21〜23°
(d=4.07〜4.09)と2θ=35〜37°(d
=2.48〜2.50)に回折ピークを有し、かつ5質
量%スラリーのpHが8.8〜10.5である合成無定
形ケイ酸塩を研磨剤として含有すると共に、キシリトー
ル、マンニトール、ガラクチトール、イノシトールから
選ばれる1種又は2種以上の糖アルコールを含有してな
ることを特徴とする歯磨組成物。 【発明】 本発明の歯磨組成物は、歯の再石灰化効果が
高いものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再石灰化効果が高
く、優れた抗う蝕効果を与える歯磨組成物に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
糖アルコールとしては、キシリトールがう蝕予防効果を
示すことが報告されており、キシリトールを配合した口
腔用製剤(特開昭51−106741号公報)が提案さ
れている。 【0003】また、通常の使用回数でも十分にう蝕予防
効果を高める技術として、糖アルコールを含む製剤のp
Hを8以上とし、歯の再石灰化を促進し、更に塩素イオ
ンの存在下においてその効果を高める技術(特開平11
−12143号公報)が提案されている。 【0004】しかしながら、前述のような技術では、う
蝕予防効果を高めることは可能であるが、pH8以上と
した場合、経時により製剤が変色を起こすなどの安定性
や、製品の使用感として重要な香味タイプが限定される
など、一般向け口腔用製品として問題があった。 【0005】一方、歯磨組成物の主要成分として使用さ
れる研磨剤としては、微粉末ケイ酸、炭酸カルシウム、
第2リン酸カルシウム、水酸化アルミニウム等がある
が、近年、フッ素配合歯磨が主流になりつつあり、上記
研磨剤のうちフッ素との相容性に最も優れた微粉末ケイ
酸が研磨剤の主流となっており、これを配合した種々の
歯磨剤の開発が重要となっている。 【0006】しかしながら、微粉末ケイ酸は4.5〜
5.0のモース硬度を有するため、研磨力が高すぎる欠
点を有する。 【0007】この欠点をカバーするため、歯牙を損傷さ
せない適度な研磨性を有する研磨剤としてジルコニウム
結合ケイ酸塩が提案されている(特公昭62−3472
1号公報、特公平4−35402号公報)。しかしなが
ら、この研磨剤及び従来から提案されている糖アルコー
ルを配合した歯磨剤を調製しても、高い抗う蝕予防効果
は得られず、前述のような製剤化上の制約を有する技術
が必要であるという欠点があった。 【0008】これらのことから、汎用性の高い原料を使
用し、製剤化上の制約の少ない、抗う蝕予防効果の高い
歯磨組成物が強く望まれている。 【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、製剤化上の制約が少なく、歯の再石灰化効果が高
く、抗う蝕効果の高い歯磨組成物を提供することを目的
とする。 【0010】 【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、(A)ジルコニウムがZrO2としてSiO2に対し
1.5〜3.5質量%の範囲で結合し、900℃で1時
間焼成した場合のX線回折角2θ=21〜23°(d=
4.07〜4.09)と2θ=35〜37°(d=2.
48〜2.50)に回折ピークを有し、かつ5質量%ス
ラリーのpHが8.8〜10.5である合成無定形ケイ
酸塩及び(B)キシリトール、マンニトール、ガラクチ
トール、イノシトールから選ばれる1種又は2種以上の
糖アルコールを含有する歯磨組成物が、歯の再石灰化を
促進し、抗う蝕効果を著しく高めることを見出し、本発
明をなすに至ったものである。 【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の歯磨組成物は、ジルコニウムがZrO2として
SiO2に対し1.5〜3.5%(質量百分率、以下同
じ)の範囲で結合し、900℃で1時間焼成した場合の
X線回折角2θ=21〜23°(d=4.07〜4.0
9)と2θ=35〜37°(d=2.48〜2.50)
に回折ピークを有し、かつ5%スラリーのpHが8.8
〜10.5である合成無定形ケイ酸塩を研磨剤として含
有するものである。 【0012】この場合、5%スラリーのpHが8.8よ
り低いもの、10.5より高いものは、香味への悪影響
が発現し、使用感が低下する。 【0013】上記ケイ酸塩としては、その一次平均粒子
径が0.01〜0.5μm、凝集粒子径が1.5〜30
μmのものが好ましく使用される。また、そのBET比
表面積は5〜800m2/gであるものが好ましい。 【0014】上記ケイ酸塩を製造する方法は、特に限定
されるものではないが、例えば、反応槽に予め水溶性ア
ルカリ金属ケイ酸塩を仕込んでおき、これに水溶性ジル
コニウム塩及び鉱酸を添加し、得られたウェットケーキ
を数倍量の水に分散させ洗浄する際に、このスラリーp
Hを調整するという方法を採用することができる。 【0015】本研磨剤の歯磨への配合量は必ずしも制限
されないが、通常、組成物全体の1〜50%(質量%、
以下同様)、好ましくは5〜40%である。 【0016】更に、本発明の歯磨組成物は、キシリトー
ル、マンニトール、ガラクチトール、イノシトールから
選ばれる1種又は2種以上の糖アルコールを含むもので
あるが、特にキシリトール、マンニトールの使用が好ま
しく、更にはキシリトールがその中でも最も好ましい。
その配合量は組成物全体の1〜60%、特に3〜20%
が好ましい。1%より少ないと満足のいく再石灰化効果
が発揮できない場合があり、60%を超えると、歯磨の
使用感、味が悪くなる場合がある。 【0017】本発明の歯磨組成物は、上記ケイ酸塩及び
糖アルコールに加えて、研磨剤、粘稠剤、粘結剤、界面
活性剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、色素、香料等を配
合でき、これら成分と水とを混合し、製造できる。 【0018】研磨剤としては、上記ケイ酸塩に加えて以
下の1種類以上のものと組み合わせて使用することが可
能である。即ち、かかる研磨剤として、シリカゲル、沈
降性シリカ、火成性シリカ、アルミノシリケート、ジル
コノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシ
ウム2水和物、第2リン酸カルシウム無水和物、ピロリ
ン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、2酸
化チタン、結晶性ジルコニウムシリケート、ポリメチル
メタアクリレート、不溶性メタリン酸カルシウム、軽質
炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジル
コニウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタ
イト、フルオロアパタイト、カルシウム欠損アパタイ
ト、第4リン酸カルシウム、第8リン酸カルシウム、合
成樹脂系研磨剤などが挙げられる。 【0019】粘稠剤としては、グリセリン、ソルビッ
ト、プロピレングリコール、分子量200〜6000の
ポリエチレングリコール、エチレングリコール、還元で
んぷん糖化物等の多価アルコール等の1種又は2種以上
が使用できる。 【0020】粘結剤としては、キサンタンガム、アルギ
ン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン
酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カラギーナン、カーボポール、グアガム、ゼ
ラチン、アビセル、モンモリロナイト、カオリン、ベン
トナイト等の無機粘結剤等が挙げられる。 【0021】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤等が挙げ
られ、具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、N−ラウロ
イルタウリンナトリウム、N−アシルサルコシネート、
α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルグル
タメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシ
ルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールア
マイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト、プルロニック、ラウリン酸デカグリセリル等が挙げ
られる。 【0022】甘味剤としては、サッカリンナトリウム、
アスパラテーム、ステビオサイド、ステビアエキス、パ
ラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジル
ジヒドロカルコン、ペリラルチン等、防腐剤としては、
ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン類、パラ
オキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げ
られる。 【0023】各種有効成分としては、フッ化ナトリウ
ム、フッ化カリウム、フッ化第1錫、フッ化ストロンチ
ウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、正
リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化
合物、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒ
ノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチーム、グリ
チルリチン酸及びその塩類、塩化ナトリウム、トラネキ
サム酸、イプシロンアミノカプロン酸、酢酸dl−トコ
フェロール、ジヒドロコレステロール、α−ビサボロー
ル、イソプロピルメチルフェノール、クロルヘキシジン
塩類、トリクロサン、ビオゾール、塩化セチルピリジニ
ウム、アズレン、グリチルレチン、グリチルレチン酸、
銅クロロフィリンナトリウム、クロロフィル、グリセロ
ホスフェートなどのキレート性リン酸化合物、グルコン
酸銅等の銅化合物、塩化ストロンチウム、ベルベリン、
ヒドロキサム酸及びその誘導体、トリポリリン酸ナトリ
ウム、ゼオライト、メトキシエチレン、無水マレイン酸
共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレス
テリン、塩化ベンゼトニウム、塩化ナトリウム、ジヒド
ロコレステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸
亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキス、カミツレ、チ
ョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の抽出物
などが挙げられる。 【0024】香料としては、ペパーミント油、スペアミ
ント油、アニス油、ユーカリ油、ウインターグリーン
油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモ
ン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアン
ダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ロー
ズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ
油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナ
ム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャス
ミン油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミ
ント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天
然香料、及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カッ
ト、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉
末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、
アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミ
ックアルデヒド、オイゲノール、3−1−メントキシプ
ロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リ
ナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルア
セテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミ
ド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴ
ン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチル
アセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサン
プロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチ
ルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクト
ン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコ
ール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノー
ル、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラー
ル、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチ
オアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレー
バー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナ
ップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレ
ーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルー
ツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー
等の調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料
素材を使用することができ、実施例の香料に限定されな
い。 【0025】また、配合量も特に限定されないが、上記
の香料素材は、製剤組成中に0.000001〜1%使
用するのが好ましい。また、上記香料素材を使用した賦
香用香料としては、製剤組成中に0.1〜2%使用する
のが好ましい。 【0026】着色剤としては青色1号、黄色4号、緑色
3号等が例示される。なお、これら成分の配合量は、本
発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができ
る。 【0027】 【発明の効果】本発明の歯磨組成物は、歯の再石灰化効
果が高いものである。 【0028】 【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記の例において%は質量百分率
を示す。 【0029】[実施例1〜3、比較例1〜3]表1に示
す研磨剤を用いて、表2に示す各組成の歯磨組成物を調
製し、下記の実験方法により、再石灰化効果を測定し
た。 実験方法:150mgのハイドロキシアパタイトパウダ
ーをCa:0.85mM,PO4:6.62mM含んだ
人工唾液200mlに加え、37℃恒温水槽中で撹拌を
行う。次いで試験歯磨を蒸留水で5倍希釈した上澄み5
mlを加え、この時点から30分、1時間、3時間後の
溶液中のCa濃度を原子吸光光度法により測定し、Ca
の減少量を再石灰化によるCaの消費量とした。その結
果を表3に示す。 【0030】 【表1】 注:研磨剤A〜Cは、900℃で1時間焼成した場合の
X線回折角2θ=21〜23°(d=4.07〜4.0
9)と2θ=35〜37°(d=2.48〜2.50)
に回折ピークを有するものであった。研磨剤D〜Fは、
回折ピークを有さないものであった。 【0031】 【表2】 【0032】 【表3】【0033】表3の結果から、本発明による実施例1〜
3の歯磨組成物が歯の再石灰化に有効であることが確認
された。 【0034】[実施例4] 研磨剤A 15.0% キシリトール 9.0 フッ化ナトリウム 0.21 プロピレングリコール 3.0 カラギーナン 0.8 アルギン酸ナトリウム 0.5 グリセリン 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.02 香料 0.8精製水 残 計 100.0% 【0035】[実施例5] 研磨剤B 12.0% キシリトール 5.0 フッ化ナトリウム 0.21 プロピレングリコール 2.5 カラギーナン 0.6 キサンタンガム 0.6 グリセリン 25.0 二酸化チタン 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.9 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.9精製水 残 計 100.0% 【0036】[実施例6] 研磨剤C 12.0% キシリトール 5.0 フッ化ナトリウム 0.21 プロピレングリコール 3.0 ポリアクリル酸ナトリウム 0.6 キサンタンガム 0.6 ソルビット 25.0 二酸化チタン 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0精製水 残 計 100.0% 【0037】[実施例7] 研磨剤A 9.0% キシリトール 2.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 ポリアクリル酸ナトリウム 0.8 キサンタンガム 0.4 グリセリン 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.08 香料 0.8精製水 残 計 100.0% 【0038】[実施例8] 研磨剤C 10.0% キシリトール 5.0 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 ポリアクリル酸ナトリウム 0.8 キサンタンガム 0.4 ソルビット 32.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.1 サッカリンナトリウム 0.12 香料 1.2精製水 残 計 100.0% 【0039】[実施例9] 研磨剤C 15.0% マンニトール 5.0 フッ化ナトリウム 0.2 ポリエチレングリコール 5.0 アルギン酸ナトリウム 0.9 キサンタンガム 0.5 ソルビット 25.0 二酸化チタン 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0精製水 残 計 100.0% 【0040】[実施例10] 研磨剤A 20.0% ガラクチトール 3.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 ポリアクリル酸ナトリウム 0.8 カラギーナン 0.4 グリセリン 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.08 香料 0.8精製水 残 計 100.0% 【0041】[実施例11] 研磨剤C 20.0% イノシトール 5.0 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 カラギーナン 0.4 カルボキシメチル セルロースナトリウム 1.0 ソルビット 35.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.1 サッカリンナトリウム 0.12 香料 1.2精製水 残 計 100.0%
く、優れた抗う蝕効果を与える歯磨組成物に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
糖アルコールとしては、キシリトールがう蝕予防効果を
示すことが報告されており、キシリトールを配合した口
腔用製剤(特開昭51−106741号公報)が提案さ
れている。 【0003】また、通常の使用回数でも十分にう蝕予防
効果を高める技術として、糖アルコールを含む製剤のp
Hを8以上とし、歯の再石灰化を促進し、更に塩素イオ
ンの存在下においてその効果を高める技術(特開平11
−12143号公報)が提案されている。 【0004】しかしながら、前述のような技術では、う
蝕予防効果を高めることは可能であるが、pH8以上と
した場合、経時により製剤が変色を起こすなどの安定性
や、製品の使用感として重要な香味タイプが限定される
など、一般向け口腔用製品として問題があった。 【0005】一方、歯磨組成物の主要成分として使用さ
れる研磨剤としては、微粉末ケイ酸、炭酸カルシウム、
第2リン酸カルシウム、水酸化アルミニウム等がある
が、近年、フッ素配合歯磨が主流になりつつあり、上記
研磨剤のうちフッ素との相容性に最も優れた微粉末ケイ
酸が研磨剤の主流となっており、これを配合した種々の
歯磨剤の開発が重要となっている。 【0006】しかしながら、微粉末ケイ酸は4.5〜
5.0のモース硬度を有するため、研磨力が高すぎる欠
点を有する。 【0007】この欠点をカバーするため、歯牙を損傷さ
せない適度な研磨性を有する研磨剤としてジルコニウム
結合ケイ酸塩が提案されている(特公昭62−3472
1号公報、特公平4−35402号公報)。しかしなが
ら、この研磨剤及び従来から提案されている糖アルコー
ルを配合した歯磨剤を調製しても、高い抗う蝕予防効果
は得られず、前述のような製剤化上の制約を有する技術
が必要であるという欠点があった。 【0008】これらのことから、汎用性の高い原料を使
用し、製剤化上の制約の少ない、抗う蝕予防効果の高い
歯磨組成物が強く望まれている。 【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、製剤化上の制約が少なく、歯の再石灰化効果が高
く、抗う蝕効果の高い歯磨組成物を提供することを目的
とする。 【0010】 【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、(A)ジルコニウムがZrO2としてSiO2に対し
1.5〜3.5質量%の範囲で結合し、900℃で1時
間焼成した場合のX線回折角2θ=21〜23°(d=
4.07〜4.09)と2θ=35〜37°(d=2.
48〜2.50)に回折ピークを有し、かつ5質量%ス
ラリーのpHが8.8〜10.5である合成無定形ケイ
酸塩及び(B)キシリトール、マンニトール、ガラクチ
トール、イノシトールから選ばれる1種又は2種以上の
糖アルコールを含有する歯磨組成物が、歯の再石灰化を
促進し、抗う蝕効果を著しく高めることを見出し、本発
明をなすに至ったものである。 【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の歯磨組成物は、ジルコニウムがZrO2として
SiO2に対し1.5〜3.5%(質量百分率、以下同
じ)の範囲で結合し、900℃で1時間焼成した場合の
X線回折角2θ=21〜23°(d=4.07〜4.0
9)と2θ=35〜37°(d=2.48〜2.50)
に回折ピークを有し、かつ5%スラリーのpHが8.8
〜10.5である合成無定形ケイ酸塩を研磨剤として含
有するものである。 【0012】この場合、5%スラリーのpHが8.8よ
り低いもの、10.5より高いものは、香味への悪影響
が発現し、使用感が低下する。 【0013】上記ケイ酸塩としては、その一次平均粒子
径が0.01〜0.5μm、凝集粒子径が1.5〜30
μmのものが好ましく使用される。また、そのBET比
表面積は5〜800m2/gであるものが好ましい。 【0014】上記ケイ酸塩を製造する方法は、特に限定
されるものではないが、例えば、反応槽に予め水溶性ア
ルカリ金属ケイ酸塩を仕込んでおき、これに水溶性ジル
コニウム塩及び鉱酸を添加し、得られたウェットケーキ
を数倍量の水に分散させ洗浄する際に、このスラリーp
Hを調整するという方法を採用することができる。 【0015】本研磨剤の歯磨への配合量は必ずしも制限
されないが、通常、組成物全体の1〜50%(質量%、
以下同様)、好ましくは5〜40%である。 【0016】更に、本発明の歯磨組成物は、キシリトー
ル、マンニトール、ガラクチトール、イノシトールから
選ばれる1種又は2種以上の糖アルコールを含むもので
あるが、特にキシリトール、マンニトールの使用が好ま
しく、更にはキシリトールがその中でも最も好ましい。
その配合量は組成物全体の1〜60%、特に3〜20%
が好ましい。1%より少ないと満足のいく再石灰化効果
が発揮できない場合があり、60%を超えると、歯磨の
使用感、味が悪くなる場合がある。 【0017】本発明の歯磨組成物は、上記ケイ酸塩及び
糖アルコールに加えて、研磨剤、粘稠剤、粘結剤、界面
活性剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、色素、香料等を配
合でき、これら成分と水とを混合し、製造できる。 【0018】研磨剤としては、上記ケイ酸塩に加えて以
下の1種類以上のものと組み合わせて使用することが可
能である。即ち、かかる研磨剤として、シリカゲル、沈
降性シリカ、火成性シリカ、アルミノシリケート、ジル
コノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシ
ウム2水和物、第2リン酸カルシウム無水和物、ピロリ
ン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、2酸
化チタン、結晶性ジルコニウムシリケート、ポリメチル
メタアクリレート、不溶性メタリン酸カルシウム、軽質
炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジル
コニウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタ
イト、フルオロアパタイト、カルシウム欠損アパタイ
ト、第4リン酸カルシウム、第8リン酸カルシウム、合
成樹脂系研磨剤などが挙げられる。 【0019】粘稠剤としては、グリセリン、ソルビッ
ト、プロピレングリコール、分子量200〜6000の
ポリエチレングリコール、エチレングリコール、還元で
んぷん糖化物等の多価アルコール等の1種又は2種以上
が使用できる。 【0020】粘結剤としては、キサンタンガム、アルギ
ン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン
酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カラギーナン、カーボポール、グアガム、ゼ
ラチン、アビセル、モンモリロナイト、カオリン、ベン
トナイト等の無機粘結剤等が挙げられる。 【0021】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤等が挙げ
られ、具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、N−ラウロ
イルタウリンナトリウム、N−アシルサルコシネート、
α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルグル
タメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシ
ルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールア
マイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト、プルロニック、ラウリン酸デカグリセリル等が挙げ
られる。 【0022】甘味剤としては、サッカリンナトリウム、
アスパラテーム、ステビオサイド、ステビアエキス、パ
ラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジル
ジヒドロカルコン、ペリラルチン等、防腐剤としては、
ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン類、パラ
オキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げ
られる。 【0023】各種有効成分としては、フッ化ナトリウ
ム、フッ化カリウム、フッ化第1錫、フッ化ストロンチ
ウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、正
リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化
合物、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒ
ノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチーム、グリ
チルリチン酸及びその塩類、塩化ナトリウム、トラネキ
サム酸、イプシロンアミノカプロン酸、酢酸dl−トコ
フェロール、ジヒドロコレステロール、α−ビサボロー
ル、イソプロピルメチルフェノール、クロルヘキシジン
塩類、トリクロサン、ビオゾール、塩化セチルピリジニ
ウム、アズレン、グリチルレチン、グリチルレチン酸、
銅クロロフィリンナトリウム、クロロフィル、グリセロ
ホスフェートなどのキレート性リン酸化合物、グルコン
酸銅等の銅化合物、塩化ストロンチウム、ベルベリン、
ヒドロキサム酸及びその誘導体、トリポリリン酸ナトリ
ウム、ゼオライト、メトキシエチレン、無水マレイン酸
共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレス
テリン、塩化ベンゼトニウム、塩化ナトリウム、ジヒド
ロコレステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸
亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキス、カミツレ、チ
ョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の抽出物
などが挙げられる。 【0024】香料としては、ペパーミント油、スペアミ
ント油、アニス油、ユーカリ油、ウインターグリーン
油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモ
ン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアン
ダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ロー
ズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ
油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナ
ム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャス
ミン油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミ
ント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天
然香料、及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カッ
ト、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉
末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、
アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミ
ックアルデヒド、オイゲノール、3−1−メントキシプ
ロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リ
ナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルア
セテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミ
ド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴ
ン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチル
アセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサン
プロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチ
ルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクト
ン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコ
ール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノー
ル、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラー
ル、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチ
オアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレー
バー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナ
ップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレ
ーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルー
ツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー
等の調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料
素材を使用することができ、実施例の香料に限定されな
い。 【0025】また、配合量も特に限定されないが、上記
の香料素材は、製剤組成中に0.000001〜1%使
用するのが好ましい。また、上記香料素材を使用した賦
香用香料としては、製剤組成中に0.1〜2%使用する
のが好ましい。 【0026】着色剤としては青色1号、黄色4号、緑色
3号等が例示される。なお、これら成分の配合量は、本
発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができ
る。 【0027】 【発明の効果】本発明の歯磨組成物は、歯の再石灰化効
果が高いものである。 【0028】 【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記の例において%は質量百分率
を示す。 【0029】[実施例1〜3、比較例1〜3]表1に示
す研磨剤を用いて、表2に示す各組成の歯磨組成物を調
製し、下記の実験方法により、再石灰化効果を測定し
た。 実験方法:150mgのハイドロキシアパタイトパウダ
ーをCa:0.85mM,PO4:6.62mM含んだ
人工唾液200mlに加え、37℃恒温水槽中で撹拌を
行う。次いで試験歯磨を蒸留水で5倍希釈した上澄み5
mlを加え、この時点から30分、1時間、3時間後の
溶液中のCa濃度を原子吸光光度法により測定し、Ca
の減少量を再石灰化によるCaの消費量とした。その結
果を表3に示す。 【0030】 【表1】 注:研磨剤A〜Cは、900℃で1時間焼成した場合の
X線回折角2θ=21〜23°(d=4.07〜4.0
9)と2θ=35〜37°(d=2.48〜2.50)
に回折ピークを有するものであった。研磨剤D〜Fは、
回折ピークを有さないものであった。 【0031】 【表2】 【0032】 【表3】【0033】表3の結果から、本発明による実施例1〜
3の歯磨組成物が歯の再石灰化に有効であることが確認
された。 【0034】[実施例4] 研磨剤A 15.0% キシリトール 9.0 フッ化ナトリウム 0.21 プロピレングリコール 3.0 カラギーナン 0.8 アルギン酸ナトリウム 0.5 グリセリン 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.02 香料 0.8精製水 残 計 100.0% 【0035】[実施例5] 研磨剤B 12.0% キシリトール 5.0 フッ化ナトリウム 0.21 プロピレングリコール 2.5 カラギーナン 0.6 キサンタンガム 0.6 グリセリン 25.0 二酸化チタン 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.9 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.9精製水 残 計 100.0% 【0036】[実施例6] 研磨剤C 12.0% キシリトール 5.0 フッ化ナトリウム 0.21 プロピレングリコール 3.0 ポリアクリル酸ナトリウム 0.6 キサンタンガム 0.6 ソルビット 25.0 二酸化チタン 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0精製水 残 計 100.0% 【0037】[実施例7] 研磨剤A 9.0% キシリトール 2.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 ポリアクリル酸ナトリウム 0.8 キサンタンガム 0.4 グリセリン 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.08 香料 0.8精製水 残 計 100.0% 【0038】[実施例8] 研磨剤C 10.0% キシリトール 5.0 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 ポリアクリル酸ナトリウム 0.8 キサンタンガム 0.4 ソルビット 32.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.1 サッカリンナトリウム 0.12 香料 1.2精製水 残 計 100.0% 【0039】[実施例9] 研磨剤C 15.0% マンニトール 5.0 フッ化ナトリウム 0.2 ポリエチレングリコール 5.0 アルギン酸ナトリウム 0.9 キサンタンガム 0.5 ソルビット 25.0 二酸化チタン 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0精製水 残 計 100.0% 【0040】[実施例10] 研磨剤A 20.0% ガラクチトール 3.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 ポリアクリル酸ナトリウム 0.8 カラギーナン 0.4 グリセリン 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.08 香料 0.8精製水 残 計 100.0% 【0041】[実施例11] 研磨剤C 20.0% イノシトール 5.0 プロピレングリコール 3.0 二酸化チタン 0.6 カラギーナン 0.4 カルボキシメチル セルロースナトリウム 1.0 ソルビット 35.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.1 サッカリンナトリウム 0.12 香料 1.2精製水 残 計 100.0%
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 荒井 将人
東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ
ン株式会社内
(72)発明者 菊池 康夫
東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ
ン株式会社内
Fターム(参考) 4C083 AB242 AB371 AB372 AB472
AC122 AC131 AC132 AC782
AC862 AD042 AD092 AD272
AD302 AD352 CC41 EE32
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ジルコニウムがZrO2としてSiO2に
対し1.5〜3.5質量%の範囲で結合し、900℃で
1時間焼成した場合のX線回折角2θ=21〜23°
(d=4.07〜4.09)と2θ=35〜37°(d
=2.48〜2.50)に回折ピークを有し、かつ5質
量%スラリーのpHが8.8〜10.5である合成無定
形ケイ酸塩を研磨剤として含有すると共に、キシリトー
ル、マンニトール、ガラクチトール、イノシトールから
選ばれる1種又は2種以上の糖アルコールを含有してな
ることを特徴とする歯磨組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281294A JP2003081795A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 歯磨組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281294A JP2003081795A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 歯磨組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003081795A true JP2003081795A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19105144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001281294A Pending JP2003081795A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 歯磨組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003081795A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130039866A1 (en) * | 2010-07-08 | 2013-02-14 | Obshchestvo S Ogranichennoj Otvetstvennostyu "WDS" | Composition for the prophylaxis of candidiasis |
-
2001
- 2001-09-17 JP JP2001281294A patent/JP2003081795A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130039866A1 (en) * | 2010-07-08 | 2013-02-14 | Obshchestvo S Ogranichennoj Otvetstvennostyu "WDS" | Composition for the prophylaxis of candidiasis |
EP2545899A4 (en) * | 2010-07-08 | 2015-11-04 | Obshchestvo S Ogranichennoj Otvetstvennost Yu Wds | COMPOSITIONS TO THE PROPHYLAXIS OF CANDIDOSIS |
US9597276B2 (en) | 2010-07-08 | 2017-03-21 | Obshchestvo S Ogranichennoj Otvetstvennost'yu “Wds” | Composition for the prophylaxis of candidiasis |
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